JP4348798B2 - ゲーム機用平板状遊技子発射装置 - Google Patents

ゲーム機用平板状遊技子発射装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
発明は、メダル(本発明では、円板状コインもメダルと称す)、多角形、星形等の平板状遊技子を発射する平板状遊技子の発射装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
メダルの如き平板状遊技子を空中に発射させるものとして、本出願人が出願した特開平11−146977号の発明があった。
【0003】
前記出願の発明では、1対の相互に逆方向に回転するローラにメダルを連結的に送込み、発射するものと、メダルの円形中心に、メダルの平面に対して直角方向に加撃し、加撃方向にメダルの一部が引係るスピン付与部材を配置し、メダルにスピンを与えながら発射するものとがあった。
【0004】
【解決しようとする課題】
前者の発明では、引金の引金操作で、その都度、メダルを発射できるようになっていないため、銃、拳銃の如き銃砲類の発射を模擬することができない。
【0005】
また後者の発明では、引金の引金操作で、その都度、メダルを発射できるようになっているが、メダルにスピンを与えないで、その加撃方向に向って正確にメダルを発射することができない。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】
発明は、このような不具合を解消したゲーム機用平板状遊技子発射装置の改良に係り、請求項1記載の発明は、引金の操作により平板状遊技子を加撃して空中に該平板状遊技子を発射するゲーム機用平板状遊技発射装置であって、平板状遊技子を装入する遊技子装入口を有し、遊技子装入口から装入された複数の平板状遊技子をその面に沿い直列状態で送る遊技子収納部と、遊技子収納部の前記遊技子装入口と反対の端部に設けられ、かつ遊技子収納部内で送られてくる平板状遊技子をその送り方向に対して起立するように受け止める受け面を有する遊技子受止め具と、前記引金の操作に連動して、前記遊技子受止め寄りの平板状遊技子に作用し、それを揺動して起立させ前記受け面に当接させるとともに、前記遊技子収納部内にある次位平板状遊技子を係止する揺動係止部と、前記引金の操作に連動して、前記受け面に当接して起立している前記平板状遊技子の端面を加撃して前記受け面に沿って発射する加撃片とを備えることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載の発明は、前記したように構成されているため、引金を引く毎に、平板状遊技子を1枚ずつ、遊技子受止め具の受け面に沿って空中に発射することができ、通常の銃のように銃身に沿って弾を発射するものとは、異なった発射感覚を持つことができる。そして、各平板状遊技子は、遊技子受止め具の受け面上に一旦受け止められて揺動係止部材により受け面に保持された状態で、加撃片により加撃されて遊技子の面方向に打ち出されるので、受け面に沿った方向に安定してかつ軽快に打ち出される。また、遊技子は、その加撃の直前まで受止め具の受け面上に揺動係止部材により保持されるので、加撃は安定した状態でなされる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置において、前記揺動係止部材は、前記加撃片による加撃の後、遊技子収納部内の前記次位平板状遊技子の係止を解除して、該次位平板状遊技子の前記受け面への誘導を許すように構成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載のように発明では、揺動係止部材は、加撃片による加撃の後、遊技子収納部内の次位平板状遊技子の係止を解除して、該次位平板状遊技子の受け面への誘導を許すようになっているから、遊技子収納部内の遊技子は、遊技子の発射の障害にならない位置に保持され続け、遊技子の発射後、遊技子収納部内の次位の遊技子は、遊技子受止め具の受け面へ向かって起立できる位置に円滑に移動される。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置において、揺動係止部材は揺動軸により枢着され、該揺動係止部材には、前記揺動軸を中心とする略円弧状面が形成されるとともに、揺動係止部材の先端部は、前記受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に当接しうる位置にあることを特徴とする
【0011】
請求項3に記載の発明では、揺動係止部材先端部に、遊技子受止め具の受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に弾性的に当接しうる弾性部材を設けることで、発射位置にある遊技子を弾性的に保持し、加撃機構による加撃力を減殺せずに遊技子を発射することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置において、前記揺動係止部材の前記先端部に隣接して、前記受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に弾性的に当接しうる弾性部材が設けられたことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、揺動係止部材先端部に、遊技子受止め具の受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に弾性的に当接しうる弾性部材を設けることで、発射位置にある遊技子を弾性的に保持し、加撃機構による加撃力を減殺せずに遊技子を発射することができる。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置と、該平板状遊技子発射装置から発射された平板状遊技子を受ける目標ポットと、目標ポットへの平板状遊技子の投入の検出に応じて、平板状遊技子を払い出す払い出し装置とを備えるゲーム機である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図61に示される本発明の一実施形態について説明する。
【0029】
メダル1を遊技子とするメダルゲーム機0では、図1に図示されるように、基台2の外周部に4本の柱3が立設され、該柱3の上端に天井4が張設され、基台2と柱3と天井4とで囲まれた開口部分の下部に基台2の外周面と略平行して水平に桁5が架設され、前記柱3,天井4,桁5で囲まれた開口部に透明扉6が嵌込まれており、図示されない施錠装置を解錠すれば、透明扉6が片開きで開放されるようになっている。
【0030】
また、上下の桁5と基台2と左右の柱3とで囲まれた部分には、左右2個所にメダル発射装置20が配設され、これら基台2,柱3および桁5で囲まれた開口部に透明板7が張設されており、プレイヤーおよび観客は、透明扉6,透明板7を通してメダルゲーム機0内の状態を目視できるようになっている。
【0031】
さらに、メダルゲーム機0の内部のプレー空間内において、左右のメダル発射装置20の間に位置するメダルゲーム機0の中心寄り個所には、液晶表示装置8が配設されるとともに、その透明板7寄りに、外方に向い下方へ傾斜したメダル払出しシュート9が配設され、該メダル払出しシュート9の上部にメダル払出し口10が設けられ、該メダル払出しシュート9の下端は、基台2の外壁部に設けられたメダル払出し皿11に連通しており、メダル発射装置20から発射されたメダル1が後記目標ポット12の投入に成功すると、メダル払出し口10からメダル払出しシュート9へメダル1が排出されて、メダル1はメダル払出しシュート9を転落ちてメダル払出し皿11に払出されるようになっている。
【0032】
さらにまた、液晶表示装置8の内側には、図示されないターンテーブルが配設され、該ターンテーブルに目標ポット12,オブジェ13およびキャラクタを模したジャックポット払出し装置14が設けられ、該ターンテーブルと共に一方向へ旋回されており、プレー中、大当りが出現した場合には、該ターンテーブルが停止して、ジャックポット払出し装置14から大量のメダル1が所要のメダル払出しシュート9に向って放出されるようになっている。
【0033】
そして、天井4の下面には照明装置15が設定され、また透明板7よりも外側の基台2の上部にジョイスティック装置16が設けられており、メダル発射装置20から発射されたメダル1が目標ポット12に入って射撃が成功すると、液晶表示装置8の画面が展開して、テレビゲームのプレーが開始される。そして、ジョイスティック装置16の操作で画面上の敵を攻撃し、その攻撃が成功すると、持点が加算され、一定水準以上に持点が増加した時に、ジャックポット払出し装置14から大量のメダル1がメダル払出しシュート9に払出されるようになっている。
【0034】
また、メダル発射装置20の設置個所に対応した透明板7に開口が形成され、該開口には、図17ないし図22に図示されるような開口部カバー手段たるゲートカバー17(右半部のみ図示)が配設され、該ゲートカバー17は左右略対称に2分割されており、左方のゲートカバー17の上下当接部には、筒状のインサート(図示されず)が一体に結合され、右方のゲートカバー17のこれに対応した部分には、リング状突片17aが一体に形成され、左方のゲートカバー17の筒状インサートの前方に右方のリング状突片17aが重ねられ、該リング状突片17aに外方から図示されないネジが貫通されてその先端が筒状インサートに螺着され、左右の2分割部片は相互に一体に結合されるようになっている。
【0035】
そして、図2に図示されるように、ゲートカバー17にメダル発射装置20の空隙閉塞部材76が僅かな間隙を存してゲートカバー17に対し上下・左右に回転できる位置にて、メダル発射装置20の台座21がメダルゲーム機0の基台2上の周辺頂板18に図示されないボルト等で一体に取付けられている。
【0036】
しかして、図9に図示されるように、台座21の平面形状は、正方形の4隅が丸く形成された形状に形成され、該台座21の中心孔22に、支柱25の下端軸26が装入され、図2および図3に図示されるように、該下端軸26のネジ部にナット27が螺着されるとともに、図9および図10に図示されるように、台座21の凹部21aに嵌着されたガイド溝部材23のガイド溝23aに支柱25のガイドピン28(図12参照)が嵌合されており、支柱25は台座21の中心孔22を中心に、左右1対のメダル発射装置20の中間部に向う方向には16°、その外側方向に8°(図9参照)旋回できるようになっている。
【0037】
また、図30ないし図39および図60,61に図示されるように、メダル発射装置20の銃身部30は、銃床31と、銃底32と、メダルガイド33と、蓋34と、メダル装入部材35(図31参照)とよりなり、図2,図3および図30に図示されるように、銃底32の両側起立片32aは支柱25の上部に、ピン36を介して上下に5°ずつ計10°傾動しうるように枢支されている。
【0038】
さらに、前記銃床31の側面形状は、図30に図示されるように普通の銃の銃床に近い形状に形成されるとともに、図32および図62に図示されるように、上部31aが右方(図61では左方)へ直角に折曲され、前記銃底32の中央には、図33に図示されるように、正規の寸法のメダル1の直径よりも僅かに狭い巾の長孔32bが形成され、図31および図32に図示されるように、該銃底32の両側にメダル1の直径と同一の間隙を存して左右1対のメダルガイド33が付設され、該メダルガイド33の厚さはメダル1の厚さより僅かに厚く設定され、該メダルガイド33の上方に図36に図示の蓋34が、図31に図示されるように一体に取付けられており、正規の寸法のメダル1のみが、メダル収納部37のメダル装入口37aからこれら銃底32(図33,図34参照),メダルガイド33(図35参照)および蓋34(図36参照)で構成されるメダル収納部37内に装入されて該メダル収納部37を通過できるようになっている。
【0039】
そして、図3および図31に図示されるように、前記メダル収納部37のメダル装入口37aでは、メダルガイド33の手前部の上方に蓋34(2点鎖線図示),メダル装入部材35(破線図示)が順次重ねられ、これらメダル装入部材35,メダルガイド33,銃床31の上部31aとにメダル装入部材35のネジ孔35aで図示される各孔が形成され、該孔35等にネジ(図示されない)が挿入螺着されており、該ネジを外せば、メダル装入部材35,蓋34を取外すことができ、メダル収納部37に詰ったメダル1を容易に取出すことができるようになっている。
【0040】
さらにまた、図40ないし図46および図60に図示されるような受止め金具取付け部材38が、メダルガイド33の先端に接し、銃底32上に一体に取付けられ、図47ないし図52および図60に図示のメダル受止め金具39が前記受止め金具取付け部材38に一体に取付けられ、図5に図示されるように、該受止め金具取付け部材38の凹部38aとメダル受止め金具39の凹部39aとにメダルセンサー発光部40とメダルセンサー受光部41とがそれぞれ装着されており、後記揺動係止部材44によりメダル1が起立された場合に、メダルセンサー発光部40からの光がメダル1にて遮断されて、メダルセンサー受光部41によりメダル1の起立が検出されるようになっている。
【0041】
また、図5および図61に図示されるように、銃床31の上部31aの低い側の右側(図61では左側)にブラケット42が一体に装着され、該ブラケット42の鉛直部42aの枢支孔42bを貫通するピン43を介して揺動係止部材44の基部44cが揺動自在に枢着され、該揺動係止部材44の先端部44aの内側面に押え板バネ45が一体に装着され、図55に図示されるように、該押え板バネ45の当接部45aは揺動係止部材44の先端部44aより僅かに当接方向に突出されており、図7に図示されるように、揺動係止部材44がピン43を中心に起立してメダル1がメダル受止め金具39と揺動係止部材44とに挟持される際に、押え板バネ45がメダル1に弾性的に圧接され、後記加撃片48の加撃の際にメダル1が円滑に加撃方向へ移動できるようになっている。
【0042】
、図61に図示されるように、ブラケット42から銃床31の鉛直部31h寄りに位置して、銃床31の低い側の下面に加撃片枢支ブラケット46が一体に装着され、該加撃片枢支ブラケッ さらにト46の鉛直部46aの枢支孔46bにピン49が嵌着され、加撃片48がピン49に揺動自在に枢着されている。
【0043】
さらにまた、銃床31の手前側の銃把31bに隣接した鉛直部31hに、引金50がピン51を介して前後に揺動自在に枢着され、該引金50には、引金駆動突起50aと、ピン51を中心とする円弧面に沿って形成されたラチェット歯50bと、スプリング取付け部50cとが形成されており、該スプリング取付け部50cと銃床31のスプリング取付け部31cとに引張コイルスプリング52が張設されており、該引張コイルスプリング52の引張バネ力により図5において引金50が反時計方向へ揺動するように付勢されている。
【0044】
しかも、引金50のラチェット歯50bに隣接して銃床31の鉛直部31hにラチェット爪53がピン54を介して枢支され、図6および図7においてラチェット爪53がラチェット歯50bに係止するように、銃床31のスプリング取付け部31dとラチェット爪53とに引張コイルスプリング55が張設されており、このラチェット歯50bとラチェット爪53とで、引金50の引金節度機構が構成されるようになっている。
【0045】
また、メダル加撃機構47は、加撃片48と、該加撃片48の連結軸48aに枢着された連結部材56と、揺動部材57と、該揺動部材57にピン60を介して枢着された係脱片58と、加撃引張スプリング59とよりなり、前記揺動部材57は、銃床31の上部31aの下面に固着されたブラケット61の鉛直部61aの枢支孔61bと銃床31の鉛直部31hの枢支孔31kとに嵌着された軸62を介して揺動自在に枢支されるとともに、連結部材56の基端部にピン63を介して枢着されており、図5において揺動部材57が反時計方向へ揺動されると、連結部材56は加撃引張スプリング59のバネ力に逆らって手前側に向い引かれ、加撃片48は下方へ揺動されるようになっている。
【0046】
さらに、揺動部材57と係脱片58とに圧縮コイルスプリング64が介装され、係脱片58は図5において、揺動部材57に対し時計方向には揺動しうるが反時計方向には揺動できないように、揺動部材57の切欠部57aの上面に係合されている。
【0047】
さらにまた、連結部材56の先端のピン65は、揺動係止部材44の基部長孔44bに嵌合されており、連結部材56が後方へ引かれると、揺動係止部材44は上方へ揺動されるようになっている。
【0048】
次に、図57ないし図59に図示される調整カム67、ガイド片69および調整ブラケット70を含む、加撃引張スプリング59の初期バネ変形量調整機構66について説明する。
【0049】
初期バネ変形量調整機構66は、図61に図示されるように、調整カム67と、スプリング係止軸68と、ガイド片69と、調整ブラケット70とよりなり、調整カム67の左方(図61では右方)にガイド片69および調整ブラケット70が重ねられ、調整カム67の偏心孔67aと、ガイド片69の長孔69aとは、銃床31の軸71(図30参照)に嵌合され、前記スプリング係止軸68は、銃床31のガイド長孔31e(図30,図61参照)に摺動自在に嵌合されるとともに、ガイド片69の長孔69aに嵌合され、かつ加撃引張スプリング59の一端に係止され、前記調整カム67と一体のステイ軸72,73に、調整ブラケット70の孔70aおよび切欠き70bが嵌合され、前記加撃引張スプリング59の他端は連結部材56のスプリング受軸74に係止され、しかもスプリング係止軸68は調整カム67のラッチ67bの凹部に係合されており、調整ブラケット70の6角孔70cに、図示されないドライバーの如き工具の先端6角部を嵌合し、該工具をいずれかの方向に廻すと、調整カム67は偏心孔67aおよび軸71を中心として偏心回転し、軸71とスプリング係止軸68との間の距離が変化し、加撃引張スプリング59の初期長さが調整されるようになっている。
【0050】
また、引金50が引かれた状態における揺動部材57の左右両側方に位置して、引金動作検出センサー75(図5ないし図8参照)が配置されており、引金50が引かれて、ラチェット爪53が引金50のラチェット歯50bの2つ目を越えたときに、揺動係止部材44の上方揺動に伴ないメダル1が立上げられ、メダルセンサー受光部41が動作して、メダル1が立上げられた状態が検出され、さらに引金50が引かれて、ラチェット爪53が引金50のラチェット歯50bの4つ目を越えたときに、揺動部材57が左右の引金動作検出センサー75の間に位置して引金動作検出センサー75が動作し、引金50の引金操作が行なわれたことが検出され、両検出が行なわれた場合に、コンピュータによりメダル1が発射されたと、判断されるようになっている。
【0051】
そして、メダルゲーム機0のプレー空間を構成する密閉手段の1部材たる透明板7と、基台2と桁5とに嵌込まれたゲートカバー17の開口部と、メダル発射装置20の銃身部30との空隙を塞ぐ空隙閉塞手段たる空隙閉塞部材76について説明する。
【0052】
図2に図示されるように、空隙閉塞部材76は、台座21の下端軸26の中心を通る銃身部30の左右揺動中心線と、銃身部30を上下に揺動枢支するピン36の中心線との交点を中心とした略半球面状に形成されるとともに、該空隙閉塞部材76は銃身部30の外面を覆う銃カバー77と一体に形成され、かつ空隙閉塞部材76と銃カバー77とは、図23ないし図29に図示されるように、前記銃床31の鉛直部31hに沿う平面を境に左右に2分割され(図23ないし図29は空隙閉塞部材76および銃カバー77の右半部のみ図示されている)、銃カバー77には、図23および図24に図示されるように、銃把の下部と、銃カバー77の上部とにネジ孔77a,77bが形成され、銃床31にも、図30に図示されるように、該銃カバー77の孔77a,77bに対応した個所にネジ孔31f,31gが形成されており、これらネジ孔77a,31f,ネジ孔77b,31gにそれぞれ図示されないネジが挿通され、このネジの先端に図示されないナットが螺着されることによって、空隙閉塞部材76,銃カバー77を銃身部30の銃床31に着脱自在に一体に取付けることができるようになっている。
【0053】
また、左方の空隙閉塞部材76には、図2に図示されるように、調整ブラケット70の6角孔70cに対応した個所にて工具挿入孔76aが形成されており、空隙閉塞部材76,銃カバー77を左右に分解しなくとも、工具の先端を空隙閉塞部材76の工具挿入孔76aに差込み、さらに調整ブラケット70の6角孔70cに嵌合することができるようになっている。
【0054】
図1ないし図61に図示の実施形態は、前記したように構成されているので、プレーヤは、図示されないメダル販売機でメダルを購入して、メダル発射装置20のメダル装入部材35から、メダル収納部37内にメダル1を装入すると、前方に向って下方へ傾斜しているメダル収納部37によって、該メダル収納部37内のメダル1は下方へ移動し、銃身部30の先端のメダル受止め金具39に当接して係止される。そしてメダル収納部37内にメダル1を次々と装入すると、メダル収納部37内に複数枚のメダル1が直列状に並んだ状態で収納される。
【0055】
この状態で、引金50を引き始めると、図6に図示されるように、引金50は時計方向へ傾動し、引金50の引金駆動突起50aが係脱片58に当接し、時計方向への引金50の引き操作に対応して、揺動部材57が反時計方向へ傾動され、加撃引張スプリング59のバネ力に打勝って手前側に移動する連結部材56により、揺動係止部材44が時計方向の上方へ傾動されるとともに、加撃片48は時計方向の下方へ傾動される。
【0056】
そして、図7に図示されるように、引金50が極限に近づく迄引かれた時には、引金50の引金駆動突起50aは係脱片58から外れる直前となるとともに、ラチェット爪53が引金50のラチェット歯50bの7番目の歯に係合して外れる直前となり、揺動係止部材44は起立してその先端当接部44aおよび押え板バネ45でもってメダル1をメダル受止め金具39の受け面39bに押付けた状態となる。
【0057】
さらに、引金50を引くと、図8に図示されるように、その引金駆動突起50aは係脱片58から外れるとともに、ラチェット爪53はラチェット歯50bから外れ、加撃引張スプリング59のバネ力によって連結部材56が下方へ引戻され、加撃片48は急激に反時計方向の上方へ傾動し、揺動係止部材44の先端当接部44aおよび押え板バネ45とメダル受止め金具39とで挟持されていたメダル1の下端に加撃片48の加撃部48bが激突し、メダル1はメダル受止め金具39の受け面39bに沿って上方へ弾き飛ばされる。それと同時に、メダル収納部37内に残ったメダル1の内、最下方のメダル1が自重でメダル収納部37内を下降してメダル受止め金具39に隣接し、加撃片48の加撃部48bに当接する。
【0058】
そして、引金50の引きを解除すると、引張コイルスプリング52のバネ力によって、引金50はピン51を中心に反時計方向へ付勢され、引金50のラチェット歯50bはラチェット爪53の背面(図5では右側)に当接し、ラチェット爪53は引張コイルスプリング55のバネ力に打勝って時計方向へ揺動して引金50のラチェット歯50bを乗越えて、図5に図示の状態に復帰することができる。
【0059】
引金50を引く毎に、前述した動作を繰返して、メダル1を1枚ずつ、メダル受止め金具39の受け面39bに沿って空中に発射することができ、通常の銃のように銃身に沿って弾を発射するものとは、異なった発射感覚を持つことができる。
【0060】
また、揺動係止部材44の先端当接部44aに設けられた押え板バネ45により、メダル1はメダル受止め金具39の受け面39bに弾性的に挟持され、メダル受止め金具39および押え板バネ45はいずれも低摩擦の金属であるため、メダル1は安定してかつ軽快に発射される。
【0061】
さらに、加撃片48の加撃部48bは、メダル受止め金具39と揺動係止部材44とで挟持されたメダル1の中心を通るようにメダル1の下端に衝突するため、メダル1の重心を中心とした回転運動や、メダル1の直径を中心としたスピン運動を起さずに、メダル1はメダル受止め金具39の受け面39bに沿って空中を飛行することができる。
【0062】
さらにまた、引金50を引き始めると、ラチェット爪53が引金50のラチェット歯50aに停止するので、途中で引金50の引き動作を中断しても、その引き状況を保持できるので、再び引金50を引けばメダル1を発射できる。
【0063】
そして、引金50を引いて、図7に図示するように、揺動係止部材44を時計方向の上方へ傾動した場合、揺動係止部材44の弯曲面44d(図55参照)が揺動係止部材44の基部44cの中心を中心とする円弧面に近い形状に形成されているため、揺動係止部材44でもって上方へ起立するメダル1に続くメダル収納部37内の次のメダル1は揺動係止部材44の弯曲面44dで制止されてその位置を維持できるので、該次位のメダル1は、加撃片48の加撃部48bによる加撃を全く受けずメダル収納部37内に保持された状態を持つことができる。
【0064】
また、銃床32の左右巾方向が水平に保持されている結果、メダル受止め金具39の受け面39aの左右巾方向も水平に保持されているため、メダル発射装置20により発射されたメダル1は、左右に傾くことなく、メダル受止め金具39の上下方向に沿って安定して飛ぶことができる。
【0065】
さらに、メダルゲーム機0が設置されているゲームセンター内でコインと引換えに払出されるメダル1をメダルゲーム機0の遊技子とすることができるので、特別な形状・寸法の遊技子を用いる必要がなくなる。
【0066】
さらにまた、メダル収納部37では、銃床32にメダルガイド33,蓋34およびメダル装入部材35が順次重ねられて、図示されないネジでもって着脱自在に装着されるようになっているため、曲ったメダル1や大径の偽メダルをメダル収納部37内に装入して、これらが詰った場合には、前記ネジを外せば、メダル収納部37は簡単に分解され、これらメダル1や偽メダルの取出しが容易に行なわれうる。
【0067】
そして、メダル発射装置20の銃身部30の銃床31は、1枚の鋼板を所定の形状に打抜き加工した後、その上部31aを直角に折曲した構造となっているので、構造が簡単である。しかも、銃床31の銃把31bは銃カバー77で被覆されているため、普通の銃把を握ったと同じような握り感覚を得ることができるとともに、外観が実物の銃の銃把に似ている。
【0068】
また、空隙閉塞部材76はメダル発射装置20の旋回および傾動中心を中心とする球面に形成されているため、メダル発射装置20をどの方向に向けてもゲートカバー17の開口縁に対し一定の間隔を保持できるため、メダル発射装置20の旋回および傾動が円滑に遂行されうるとともに、ゲートカバー17および空隙閉塞部材76が摩耗することがなく、耐久性が高い。
【0069】
さらに、ゲートカバー17および銃カバー77は左右2分割方式であるため、組立、分解が容易となる。
【0070】
前記図1ないし図61に図示の実施形態では、加撃片48はメダル1の中心に向って加撃するようになっているが、メダル1の中心から偏心して加撃するようにしてもよく、このように構成すれば、メダル1の中心を中心としてメダル1をその平坦面に沿って回転させながら発射することができる。
【0071】
また、前記図示の実施形態では、メダル受止め金具39にメダル1を押付ける弾性部材は押え板バネ45であったが、これを軟質ゴム、軟質合成樹脂製の如き非金属弾性体でよい。
【0072】
さらに、前記実施形態では、メダル収納部37は、その巾方向が左右水平方向に指向していたが、図62に図示されるように、メダル収納部37の巾方向を鉛直面に指向させてもよく、この場合には、メダル収納部37の排出口37bの近くに、メダル係止部材80を出没自在に枢着すれば、メダル収納部37の長手方向に対し略直角に向い鉛直面に沿ってメダル1を発射することができる。
【0073】
さらにまた、前記実施形態においては、メダル収納部37は先方に向い下方へ傾斜したが、図65ないし図66に図示するように上方へ傾斜さてもよく、この実施形態では、メダル収納部37の装入口37aにメダル収納部37の長手方向に沿って揺動可能な左右1対のメダル押出し移動部材81と、メダル収納部37のメダル通路に向い弾性的に出没可能な左右1対のメダル支持部材82とを設け、メダル収納部37の排出口37bにメダル歩進部材83とメダル保持部材84とを配設し、メダル押出し移動部材81によりメダル1を1枚分移動された排出口37b寄りのメダル1を発射個所に歩進させることができるように、メダル収納部37の長手方向に沿って揺動可能に左右1対のメダル歩進部材83を枢着し、メダル1の発射個所にて、左右1対のメダル保持部材84を設ければよく、該実施形態では、先端部が上方へ傾斜したメダル収納部37でも、手前側から先端に向ってメダル1を移動させることができる。
【0074】
図65ないし図66に図示した前記実施形態では、メダル収納部37の巾方向が水平であったが、メダル収納部37の巾方向を鉛直に向けてもよく、この実施形態では、図60の実施形態と同様にメダル収納部37の長手方向に対し略直角に発射させるように構成すればよい。
【0075】
そして、メダル1は円形であったが、図63および図64に図示するように星形、歯車形あるいは多角形(図示されず)に平板状遊技子を形成してもよい。
【0076】
また、図1ないし図61に図示の実施形態の初期バネ変形量調整機構66では、円形の偏心調整カム67を用いたが、図67に図示するように、ガイド片90に鋸歯状のガイド溝90aを形成し、該ガイド溝90aのラッチ90bにラチェット爪92を係合させるようにし、前記ガイド片90に突起90cを設けてもよく、該実施形態では、引張コイルスプリング55の初期バネ変形量を調整するには、ラチェット爪92をガイド溝90aの歯から外し、突起90cを握ってガイド片90の位置を変えるようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願発明のメダル発射装置を備えたメダルゲーム機全体の斜視図である。
【図2】メダル発射装置の左側面図である。
【図3】空隙閉塞部材および銃カバーを外した状態の左側面図である。
【図4】台座および支柱を外した状態の左側面図である。
【図5】台座および支柱を外し、引金を引かない状態の右側面図である。
【図6】台座および支柱を外し、引金を引き始めた状態の右側面図である。
【図7】台座および支柱を外し、引金を極限近く迄引いた状態の右側面図である。
【図8】台座および支柱を外し、引金を極限迄引いた状態の右側面図である。
【図9】台座およびガイド溝部材の平面図である。
【図10】図9のX−X線に沿って截断した横断面図である。
【図11】支柱の連結部材の平面図である。
【図12】図11のXII矢視図である。
【図13】図11のXIII 矢視図である。
【図14】左側支柱の左側面図である。
【図15】左側支柱の平面図である。
【図16】図14のXVI矢視図である。
【図17】右半部ゲートカバーの正面図である。
【図18】右半部ゲートカバーの裏面図である。
【図19】右半部ゲートカバーの右側面図である。
【図20】右半部ゲートカバーの左側面図である。
【図21】右半部ゲートカバーの平面図である。
【図22】右半部ゲートカバーの底面図である。
【図23】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの右側面図である。
【図24】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの左側面図である。
【図25】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの正面図である。
【図26】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの裏面図である。
【図27】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの平面図である。
【図28】右半部空隙閉塞部材および銃カバーの底面図である。
【図29】図24のXXIX−XXIX矢視図である。
【図30】銃身部の左側面図である。
【図31】図30の平面図である。
【図32】図30のX矢視図である。
【図33】銃底の平面図である。
【図34】図32のY矢視図である。
【図35】メダルガイドの平面図である。
【図36】蓋の平面図である。
【図37】メダル装入部材の平面図である。
【図38】メダル装入部材の正面図である。
【図39】メダル装入部材の縦断側面図である。
【図40】受止め金具取付け部材の左側面図である。
【図41】受止め金具取付け部材の平面図である。
【図42】受止め金具取付け部材の裏面図である。
【図43】図40のZ矢視図である。
【図44】図40のV矢視図である。
【図45】図41のV−V線に沿って截断した横断面図である。
【図46】図42のW−W線に沿って截断した横断面図である。
【図47】メダル受止め金具の左側面図である。
【図48】メダル受止め金具の平面図である。
【図49】図48のS−S線に沿って截断した横断面図である。
【図50】メダル受止め金具の正面図である。
【図51】メダル受止め金具の裏面図である。
【図52】図51のT矢視図である。
【図53】加撃片の右側面図である。
【図54】加撃片の平面図である。
【図55】揺動係止部材の右側面図である。
【図56】揺動係止部材の平面図である。
【図57】スプリング係止軸の側面図である。
【図58】ガイド片の側面図である。
【図59】調整ブラケットの側面図である。
【図60】メダル発射装置の上半部分解斜視図である。
【図61】メダル発射装置の下半部分解斜視図である。
【図62】他の実施形態の縦断右側面図である。
【図63】他の実施形態の平板状遊技子の平面図である。
【図64】他の実施形態の他の平板状遊技子の平面図である。
【図65】さらに他の実施形態の平面図である。
【図66】図63のP−P線に沿って裁断した縦断側面図である。
【図67】さらに他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
0…メダルゲーム機、1…メダル、2…基台、3…柱、4…天井、5…桁、6…透明扉、7…透明板、8…液晶表示装置、9…メダル払出しシュート、10…メダル払出し口、11…メダル払出し皿、12…目標ポット、13…オブジェ、14…ジャックポット払出し装置、15…照明装置、16…ジョイスティック装置、17…ゲートカバー、18…周辺頂板、20…メダル発射装置、21台座、22…中心孔、23…ガイド溝部材、24…取付け孔、25…支柱、26…下端軸、27…ナット、28…ガイドピン、30…銃身部、31…銃床、32…銃底、33…メダルガイド、34…蓋、35…メダル装入部材、36…ピン、37…メダル収納部、38…受止め金具取付け部材、 39…メダル受止め金具、40…メダルセンサー発光部、41…メダルセンサー受光部、42…ブラケット、43…ピン、44…揺動係止部材、45…押え板バネ、46…加撃片枢支ブラケット、47…メダル加撃機構、48…加撃片、49…ピン、50…引金、51…ピン、52…引張コイルスプリング、53…ラチェット爪、54…ピン、55…引張コイルスプリング、56…連結部材、57…揺動部材、58…係脱片、59…加撃引張スプリング、60…ピン、61…ブラケット、62…軸、63…ピン、64…圧縮コイルスプリング、65…ピン、66…初期バネ変形量調整機構、67…調整カム、68…スプリング係止軸、69…ガイド片、70…調整ブラケット、71…軸、72,73…ステイ軸、74…スプリング受軸、75…引金動作検出センサー、76…空隙閉塞部材、77…銃カバー、80…メダル係止部材、81…メダル押出し移動部材、82…メダル支持部材、83…メダル歩進部材、84…メダル保持部材、90…ガイド片90、91…ラチェット爪。

Claims (5)

  1. 引金の操作により平板状遊技子を加撃して空中に該平板状遊技子を発射するゲーム機用平板状遊技発射装置であって、
    平板状遊技子を装入する遊技子装入口を有し、遊技子装入口から装入された複数の平板状遊技子をその面に沿い直列状態で送る遊技子収納部と、
    遊技子収納部の前記遊技子装入口と反対の端部に設けられ、かつ遊技子収納部内で送られてくる平板状遊技子をその送り方向に対して起立するように受け止める受け面を有する遊技子受止め具と、
    前記引金の操作に連動して、前記遊技子受止め寄りの平板状遊技子に作用し、それを揺動して起立させ前記受け面に当接させるとともに、前記遊技子収納部内にある次位平板状遊技子を係止する揺動係止部と、
    前記引金の操作に連動して、前記受け面に当接して起立している前記平板状遊技子の端面を加撃して前記受け面に沿って発射する加撃片と、
    を備えることを特徴とするゲーム機用平板状遊技子発射装置。
  2. 前記揺動係止部は、前記加撃片による加撃後、遊技子収納部内の前記次位平板状遊技子の係止を解除して、該次位平板状遊技子前記受け誘導を許すように構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置。
  3. 揺動係止部揺動軸により枢着され、該揺動係止部材には、前記揺動軸を中心とする略円弧状面が形成されるとともに、揺動係止部の先端部は、前記受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に当接しうる位置にある
    ことを特徴とする請求項2記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置。
  4. 前記揺動係止部前記端部に隣接して、前記受け面に当接して起立状態にある平板状遊技子の面に弾性的に当接しうる弾性部材が設けられた
    ことを特徴とする請求項3記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置。
  5. 前記請求項1ないし4のいずれかに記載のゲーム機用平板状遊技子発射装置と、該平板状遊技子発射装置から発射された平板状遊技子を受ける目標ポットと、目標ポットへの平板状遊技子の投入の検出に応じて、平板状遊技子を払い出す払い出し装置とを備えるゲーム機。
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