JP4493898B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関し、ガイドレールの途中で失速した戻り球、或いは遊技領域からの戻り球の発射レール上への戻りを阻止するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の弾球遊技機では、発射レール上の遊技球を発射手段により発射し、ガイドレールを経て遊技盤の遊技領域へと誘導すると共に、遊技球の発射ミス等によりガイドレールの途中で遊技球が失速した場合、或いは一旦遊技領域に入った遊技球が跳ね返ってガイドレール側に戻った場合に、その戻り球を発射レールとガイドレールとの間の戻り球回収口から戻り球回収通路を経て下皿へと回収するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ガイドレールからの戻り球の多くは、通常、発射レールの終端下側の戻り球当接部に衝突した後、発射レールとガイドレールとの間の戻り球回収口に入るので、その戻り球が戻り球回収口を越えて発射レール上に戻ることはない。
【0004】
しかし、ガイドレールの上部側で遊技球が失速した場合、或いはガイドレールの始端側近傍で戻り球とその後続の発射球とが衝突した場合等であって、戻り球の戻り方向への慣性力が大きい場合には、戻り球がガイドレールから戻り球回収口を越えて発射レール側へと戻ることがある。
【0005】
そして、戻り球が一旦発射レール上に戻れば、発射レール上で戻り球と後続の発射球とが衝突を繰り返して発射レール上に複数個の遊技球が溜まるため、続けて複数回の発射ミスが連続的に発生することになる。従って、ガイドレールの途中で遊技球が失速する発射ミスが発生した場合には、その戻り球の発射レール上への戻りを阻止しない限り、後続の遊技球を確実に発射できなくなる。
【0006】
本発明は、このような従来の課題に鑑み、ガイドレール側から発射レール側への戻り球の戻りを阻止できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、発射レール14と、該発射レール14上の遊技球を発射する発射手段12と、該発射手段12により前記発射レール14上から発射された遊技球を遊技盤8 の遊技領域15に案内するガイドレール17とを備えた弾球遊技機において、前記遊技盤8 を下側から受ける固定板9 上に設けられ且つ前記遊技盤8 の下部が裏側から当接する当接板24と、前記発射レール14の終端側上方に設けられ且つ前記ガイドレール17からの戻り球の前記発射レール14上への戻りを阻止する戻り球阻止手段35を備え、前記当接板24を前記ガイドレール17側に延ばしたその前面側に、前記戻り球阻止手段35前記発射レール14の長手方向に摺動自在に装着して、適宜位置に調整可能としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
【0009】
図1〜図7は本発明の第1の実施形態を例示し、図1〜図3において、1 は弾球遊技機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この外枠2 に開閉自在に枢支された前枠3 とを備えている。前枠3 には窓孔4 が形成され、この窓孔4 に対応してガラス扉5 及び前面板6 が上下に装着されると共に、窓孔4 に対応して前枠3 の裏側に遊技盤装着枠7 が設けられている。
【0010】
遊技盤装着枠7 は、遊技盤8 が裏側から嵌合する門形枠部(図示省略)と、この門形枠部内の遊技盤8 を下側から受ける固定板9 とを備え、この遊技盤装着枠7 に遊技盤8 が裏側から着脱自在に装着されている。また前枠3 の下部には、中央部に下皿10が装着され、この下皿10の左右に灰皿11と発射手段12とが夫々装着されている。
【0011】
前面板6 は、ガラス扉5 の下側で前枠3 の窓孔4 内に開閉自在に配置され、この前面板6 の前側に上皿13が、裏側に球送り手段14a が夫々装着されている。球送り手段14は、発射手段12の発射動作に連動して、上皿13内の遊技球を1個づつ発射レール14上に供給するようになっている。
【0012】
遊技盤8 には、遊技領域15を取り囲む内レール16と、発射手段12により発射された遊技球を遊技領域15へと案内するガイドレール17とが環状に設けられると共に、遊技領域15内に入賞手段18、変動図柄表示手段19等が、内レール16の下側近傍で発射レール14の終端側上方に戻り球阻止手段35が夫々配置されている。
【0013】
遊技盤8 の下部中央部にアウト口20が設けられている。アウト口20は、内レール16上のアウト球を遊技盤8 の裏側に排出するためのもので、遊技盤8 に装着されたアウト口具21により構成されている。
【0014】
固定板9 は合成樹脂製であって、この固定板9 の上部に、遊技盤8 を受ける遊技盤受け部22が左右方向に略水平に設けられ、また遊技盤受け部22上の左右両側に、遊技盤8 の下部が裏側から当接する一対の当接板23,24 が設けられている。一方の当接板23には、球払い出し手段(図示省略)から払い出された遊技球を上皿13へと案内する球案内口25と、ガイドレール17の始端側を受けるレール受け部26とが設けられている。
【0015】
固定板9 の前側には、ガイドレール17の始端側と左右方向の反対側に発射レール14が装着され、この発射レール14とガイドレール17との間に、ガイドレール17からの戻り球を回収する戻り球回収口27と、この戻り球回収口27に入った戻り球を前枠3 の裏側を経て下皿10へと案内する戻り球回収通路28とが夫々設けられている。なお、固定板9 には、球案内口25の下側にスピーカ29a が取り付けられている。
【0016】
発射手段12は、前枠3 の裏側の発射支持板29に枢軸30を介して回動自在に枢支された打撃槌31と、発射支持板29に固定され且つカム機構32を介して打撃槌31を駆動する発射モータ33と、前枠3 の前側に配置された操作ハンドル34とを備え、遊技者が操作ハンドル34を把持して操作したときに、発射モータ33の駆動により、打撃槌31が発射レール14上の発射位置A の遊技球を打撃して、1個づつガイドレール17側に発射させるようになっている。
【0017】
発射レール14は、レール支持板36を介して固定板9 の前側に装着され、発射位置A 側よりもガイドレール17側の終端側が高くなるように傾斜状に配置されている。そして、発射レール14の終端側には、その下側に戻り球当接部38が設けられている。戻り球当接部38は、ガイドレール17側からの戻り球を当接させて戻り球回収口27側へと案内するためのもので、略鉛直方向の平坦面により構成されている。なお、発射レール14の発射位置A 側には、発射レール14上に遊技球を位置決めするストッパー37が固定板9 に設けられている。
【0018】
ガイドレール17の始端側は、発射レール14からの遊技球を受け取って誘導すると共に、ガイドレール17側からの戻り球を発射レール14の下側で戻り球当接部38に当接させるように、発射レール14の傾斜方向の延長線よりも下側に配置されている。戻り球回収口27は、発射レール14の終端部とガイドレール17の始端部との間で両者よりも若干下側に配置されている。
【0019】
戻り球阻止手段35は、ガイドレール17からの戻り球の発射手段12上への戻りを阻止するためのもので、発射レール14の終端側上方でアウト口具21の下側近傍において遊技盤8 の前面に装着され、ガラス扉5 の下枠部5a及び/又は前面板6 で前側から覆われている。なお、戻り球阻止手段35は、遊技盤8 に前側から圧入により着脱自在に固定する圧入・固定式のものが採用されている。
【0020】
この戻り球阻止手段35は、図4〜図7に示すように合成樹脂製であって、遊技盤8 の前面に当接する本体部55と、本体部55の前周縁側の枠部39と、本体部55のガイドレール17側端部の戻り球阻止壁40と、本体部55の前側で戻り球阻止壁40の背後の補強部41と、本体部55から後方に突出する突出部42と、この突出部42の先端側に設けられた複数個の圧入爪43と、本体部55から後方に突出する複数個の位置決め突起44とを備え、夫々が一体に成型されている。
【0021】
戻り球阻止壁40は、ガイドレール17側からの戻り球が当接して、その戻り球を戻り球回収口27へと案内するためのもので、発射レール14の終端に対して発射レール14の長手方向の略同一位置、又はその終端よりもガイドレール17側に若干突出する位置に配置されている。そして、戻り球阻止壁40は、発射レール14の長手方向に対して略垂直な主阻止壁45と、この主阻止壁45の上端からガイドレール17と反対側に向かって斜め上側に屈曲する傾斜阻止壁46とが設けられている。
【0022】
戻り球阻止壁40の下端と発射レール14の終端部の上面との間隔は、発射レール14からガイドレール17側への遊技球の通過を許容し、ガイドレール17側からの戻り球の発射レール14上への戻りを阻止し得る程度の間隔である。因みに、この間隔は、遊技球の直径(約11mm)よりも大で、15mm以下程度が適当である。なお、戻り球阻止壁40の上端は、戻り球が傾斜阻止壁46を乗り越えないように内レール16に近接している。
【0023】
本体部55には、所定間隔をおいて4個の位置決め突起44が設けられ、この位置決め突起44を遊技盤8 側の位置決め凹部47に嵌合させて本体部55が位置決めされている。なお、位置決め突起44は複数個あり、その少なくとも1個、例えば2個が戻り球阻止壁40の近傍で主阻止壁45の上下両端側に配置され、その他が戻り球阻止壁40から離れた位置に配置されている。
【0024】
補強部41は、戻り球阻止壁40の上下方向の略中央部に設けられ、戻り球阻止壁40と反対側で連続する正面視コの字状に形成されている。突出部42は、遊技盤8 の装着孔48に嵌合する部分であって、本体部55及び補強部41と一体で且つ後端側で連続する側面視コの字状に形成されており、この突出部42の後端側の上下両側から前側へと屈曲する一対の圧入爪43が一体に設けられている。
【0025】
圧入爪43は、着脱時に内外方向に弾性変形可能であって、突出部42を遊技盤8 の装着孔48に嵌合させて圧入したときに、その装着孔48の内周側の段部49に裏側から圧接して係合するようになっている。圧入爪43は、その先端側に逆方向に傾斜する圧入用案内面43a と抜き取り用案内面43b とを有する。なお、図5に仮想線で示すように、装着孔48の内周に段部49がない場合には、圧入爪43を装着孔48の内周面に圧接させても良い。
【0026】
上記構成の弾球遊技機において、上皿13に遊技球を入れた状態で発射手段12の操作ハンドル34を廻すと、発射モータ33の駆動により打撃槌31が作動して、この打撃槌31が上皿13から発射レール14上に供給される遊技球を打撃槌31で打撃し、その遊技球をガイドレール17側へと発射する。
【0027】
打撃槌31により打撃された遊技球は、通常、発射レール14からガイドレール17へと案内され、このガイドレール17を経て遊技盤8 の遊技領域15の上部側に達した後、遊技盤8 に沿って障害釘等に当たりながら下方に落下する。そして、遊技球は、その落下中に入賞手段18等に入賞するか、又は下部のアウト口20から遊技盤8 の裏側に回収されて行く。
【0028】
打撃不足等によってガイドレール17の途中で失速した遊技球は、戻り球となってガイドレール17に沿って下方に戻る。そして、この戻り球の多くは、ガイドレール17の始端側の先端から戻り球回収口27に落下して入るか、又はガイドレール17の始端側から発射レール14側へと飛んで、発射レール14の下側の戻り球当接部38に衝突した後、この戻り球当接部38で反射して戻り球回収口27へと入り、戻り球回収通路28を経て下皿10へと案内されて行く。
【0029】
戻り球の戻り方向の慣性力が大きい場合、又は戻り球と後続の発射球とがガイドレール17の始端側で衝突した場合には、戻り球が戻り球回収口27を越えて発射レール14の終端部上へと飛ぶことがある。しかし、仮に発射レール14側に飛ぶ戻り球があっても、発射レール14の終端の上側に戻り球阻止手段35があるため、戻り球はその戻り球阻止壁40に衝突して反射し、戻り球回収口27へと落下する。このため戻り球が発射レール14上に戻るようなことはなく、その戻り球を戻り球回収口27から確実に回収できる。
【0030】
また戻り球阻止壁40は、前記発射レール14の長手方向に対して略垂直であるため、この戻り球阻止壁40によって戻り球が発射レール14上に案内されるようなこともない。しかも、戻り球阻止壁40は、発射レール14の終端に対して発射レール14の長手方向の略同一位置か、又は発射レール14の終端よりもガイドレール17側に突出しているため、発射レール14と戻り球阻止壁40との間隔を、発射レール14上の遊技球がガイドレール17側に通過し得るに充分な程度にしておけば、その間から戻り球が発射レール14上に戻るようなこともない。
【0031】
戻り球阻止手段35を遊技盤8 に装着する場合には、その突出部42を遊技盤8 の前側で装着孔48に合わせて押圧すれば、一対の圧入爪43が内側に弾性変形する。そして、位置決め突起44を遊技盤8 側の位置決め凹部47に嵌合させると、圧入爪43の先端が装着孔48の段部49に裏側から係合するので、これによって戻り球阻止手段35を遊技盤8 に容易に装着できる。
【0032】
また戻り球阻止手段35に複数個の位置決め突起44があり、この位置決め突起44を遊技盤8 側の位置決め凹部47に嵌合させることによって、戻り球阻止手段35を遊技盤8 の所定位置に容易且つ確実に位置決めできる。しかも、戻り球阻止手段35には、その戻り球阻止壁40側に2個の位置決め突起44があるため、戻り球の発射レール14側への戻りを阻止する上で重要な戻り球阻止壁40側の位置を確実に位置決めできる。
【0033】
戻り球阻止手段35は、ガラス扉5 の下枠部5a及び/又は前面板6 により前側から覆われているため、遊技盤8 の下部側にあるにも拘わらず、この戻り球阻止手段35が正面側に露出することもなく、遊技盤8 の見栄えを損なうことはない。
【0034】
図8は本発明の第2の実施形態を例示し、戻り球阻止手段35を枢軸50により垂下状態で揺動自在に枢支して、戻り球阻止手段35を可動式にしたものである。戻り球阻止手段35は、第1の実施形態と同様に戻り球阻止壁40を有すると共に、上部から後方に突出する枢軸50が回動自在に設けられ、下部に重錘51が設けられている。
【0035】
枢軸50は、圧入その他の方法で遊技盤8 に着脱自在に固定されている。戻り球阻止手段35は、遊技盤8 の前側で枢軸50廻りに回動自在に支持され、重錘51等の重量により、戻り球阻止壁40の主阻止壁45が発射レール14に対して略垂直になるように保持されている。
【0036】
この場合にも、ガイドレール17側からの戻り球を戻り球阻止手段35により阻止でき、発射レール14上に戻り球が戻ることはない。また戻り球阻止手段35が枢軸50廻りに回動自在であるため、戻り球が衝突した場合には、戻り球阻止手段35が枢軸50廻りに僅かに回動することにより、その衝撃を吸収し緩和できる。また枢軸50を遊技盤8 に圧入等で固定するようにしているため、戻り球阻止手段35を容易に装着できる。
【0037】
図9は本発明の第3の実施形態を例示し、圧入式、ネジ式その他で遊技盤8 に装着された戻り球阻止手段35に、鉛直方向の戻り球阻止壁40を設けると共に、この戻り球阻止壁40の下端側から、発射レール14と略平行に発射位置A 側に延びる下部壁52を設けたものである。
【0038】
この場合にも、第1の実施形態と同様の戻り球の阻止効果を得ることができる。なお、戻り球阻止壁40は、発射レール14の終端に対して発射レール14の長手方向の略同一位置に配置するか、又は発射レール14の終端よりもガイドレール17側に突出して設けても良い。
【0039】
図10は本発明の第4の実施形態を例示し、合成樹脂製の遊技盤装着枠7 、取り分けその下部側の固定板9 に戻り球阻止手段35を設けたものである。この実施形態では、戻り球阻止手段35は、遊技盤8 の下部側が当接する当接板24をガイドレール17側に延ばし、この当接板24の前面側に圧入式、ネジ止め式、その他の固定方式で着脱自在に固定されている。
【0040】
このように戻り球阻止手段35は、遊技盤装着枠7 の固定板9 等に設けても良い。なお、戻り球阻止手段35は、当接板24に一体に設けても良いし、当接板24に対して発射レール14の長手方向に摺動自在に装着して、適宜位置に調整できるようにしても良い。
【0041】
図11は本発明の第5の実施形態を例示し、発射レール14を固定板9 に支持するレール支持板36に戻り球阻止手段35を取り付けたものである。レール支持板36には、固定板9 の遊技盤受け部22よりも上方に突出する板部53が一体に設けられ、その板部54に戻り球阻止手段35が設けられている。
【0042】
戻り球阻止手段35は、遊技盤8 、遊技盤装着枠7 の他、レール支持板36に設けても良い。この場合には、発射レール14と戻り球阻止手段35との間隔の管理等を容易且つ正確にできる利点がある。
【0043】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、戻り球阻止手段35は、戻り球阻止壁40を備えたものであれば良く、実施形態の構造に限定されるものではない。また戻り球阻止手段35は、圧入による固定式の他、枢軸50廻りに回動する可動式、又は位置調整可能な可動式でも良い。
【0044】
戻り球阻止手段35は、遊技盤8 等に圧入方式で装着する場合、本体部55から後方に突出する圧入爪43を設けても良いし、本体部55が遊技盤8 の装着孔48に嵌合する構造とし、この本体部55の外周に複数個の圧入爪43を設けても良い。その他、本体部55に圧入ピンを設け、その圧入ピンを遊技盤8 等の圧入孔に圧入するように構成しても良い。従って、戻り球阻止手段35は、圧入式であればどのような構造を採用しても良い。
【0045】
更に戻り球阻止手段35は、遊技盤8 、遊技盤装着枠7 、固定板9 等に取り付けられる他の部材に設けても良い。また本発明は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボール機、雀球機、その他の各種の弾球遊技機においても実施可能であることは言うまでもない。
【0046】
以上のように、本実施形態の弾球遊技機は、発射レール14と、該発射レール14上の遊技球を発射する発射手段12と、該発射手段12により前記発射レール14上から発射された遊技球を遊技盤8 の遊技領域15に案内するガイドレール17とを備え、前記発射レール14の終端側上方に、前記ガイドレール17からの戻り球の前記発射レール14上への戻りを阻止する戻り球阻止手段35を設けているので、ガイドレール17側から発射レール14側への戻り球の戻りを阻止できる。
【0047】
また、前記戻り球阻止手段35は、前記ガイドレール17側からの戻り球を当接させて前記発射レール14と前記ガイドレール17との間の戻り球回収口27へと案内する戻り球阻止壁40を備えているので、発射レール14上への戻り球の戻りを阻止できると共に、その戻り球を戻り球回収口27から速やかに回収できる。
【0048】
前記戻り球阻止壁40は、前記発射レール14の長手方向に対して略垂直としてもよい。
【0049】
前記戻り球阻止壁40は、前記発射レール14の終端に対して該発射レール14の長手方向の略同一位置又は該発射レール14の終端よりも前記ガイドレール17側に突出させてもよい。
【0050】
前記戻り球阻止手段35は、固定式としてもよい。
【0051】
前記戻り球阻止手段35は、遊技機本体1 に装着された前記遊技盤8 に着脱自在に圧入された圧入式としてもよい。
【0052】
前記戻り球阻止手段35は、可動式としてもよい。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、発射レール14と、該発射レール14上の遊技球を発射する発射手段12と、該発射手段12により発射レール14上から発射された遊技球を遊技盤8 の遊技領域15に案内するガイドレール17とを備えた弾球遊技機において、遊技盤8 を下側から受ける固定板9 上に設けられ且つ遊技盤8 の下部が裏側から当接する当接板24と、発射レール14の終端側上方に設けられ且つガイドレール17からの戻り球の発射レール14上への戻りを阻止する戻り球阻止手段35を備え、当接板24をガイドレール17側に延ばしたその前面側に、戻り球阻止手段35発射レール14の長手方向に摺動自在に装着して、適宜位置に調整可能としているので、ガイドレール17側から発射レール14側への戻り球の戻りを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の要部の一部破断正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の側面断面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す戻り球阻止手段の正面図である。
【図5】図4のX−X線断面である。
【図6】図4のY−Y線断面である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す戻り球阻止手段の一部破断斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す弾球遊技機の要部の正面図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す弾球遊技機の要部の正面図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す弾球遊技機の要部の正面図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す弾球遊技機の要部の正面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機本体
8 遊技盤
12 発射手段
14 発射レール
15 遊技領域
17 ガイドレール
27 戻り球回収口
35 戻り球阻止手段
40 戻り球阻止口

Claims (1)

  1. 発射レール(14)と、該発射レール(14)上の遊技球を発射する発射手段(12)と、該発射手段(12)により前記発射レール(14)上から発射された遊技球を遊技盤(8) の遊技領域(15)に案内するガイドレール(17)とを備えた弾球遊技機において、前記遊技盤(8) を下側から受ける固定板(9) 上に設けられ且つ前記遊技盤(8) の下部が裏側から当接する当接板(24)と、前記発射レール(14)の終端側上方に設けられ且つ前記ガイドレール(17)からの戻り球の前記発射レール(14)上への戻りを阻止する戻り球阻止手段(35)を備え、前記当接板(24)を前記ガイドレール(17)側に延ばしたその前面側に、前記戻り球阻止手段(35)前記発射レール(14)の長手方向に摺動自在に装着して、適宜位置に調整可能としたことを特徴とする弾球遊技機。
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Citations (8)

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