JP4417309B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置される遊技機の一つとしてパチンコ機が挙げられる。このパチンコ機には、パチンコ球(遊技球)が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤が本体ユニットに配設され、その遊技盤の前面がガラス板を保持したガラス枠により被覆される構成となっている。遊技盤面には、レールにより規制された遊技領域が形成され、この遊技領域には複数の釘、風車、始動入賞口、アタッカ、図柄可変表示装置、等が設けられた構成となっている。これら始動入賞口、アタッカ及び払出入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とし、入賞によりパチンコ球を獲得することができる。パチンコ球には一定の価値が与えられ、遊技を行って獲得したパチンコ球を種々の景品に交換することができる。
このようなパチンコ機では、パチンコ球を遊技領域に向けて打ち出す発射装置と、発射装置にパチンコ球を供給する供給装置とが設けられている。発射装置には、パチンコ球を叩いて遊技領域に向けて打ち出すノックアームが設けられている。ノックアームの打出先端部は、パチンコ球を叩くときにパチンコ球に接触するため、パチンコ球に付着した汚れが、打出先端部に付着することがある。このため、ノックアームは、前面扉を開放したときに清掃することができるように、露呈されている。
また、特許文献1では、供給される遊技球を受け入れるガイド部と、ガイド部内で回転可能な回転アーム(本発明のノックアーム)とを備え、遊技球を回転アームの回転によってガイド部から遊技盤上に向けて発射するとともに、回転アームによる発射動作後にガイド部に残留する遊技球を回転アームの回転により除去させる遊技機の球発射装置が提案されている。
特開平8−215380号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機の球発射装置においても、遊技機に取り付けた場合には、前枠を開放するだけで回転アームが露呈してしまうため、回転アームの遊技球を打ち出す打出先端部が改造され易いという問題があった。回転アームの打出先端部が改造されると、パチンコ球の打ち出し力や打ち出されたパチンコ球のスピン量が変化し、それにより不正にパチンコ球を獲得される(ゴト行為)ことがあり、問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ノックアームがあからさまに露呈されることを防止することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、打ち出し前の基準位置と待機させた遊技球を叩いて遊技領域に向けて打ち出す打出位置との間で変位可能な打出先端部を有するノックアームと、前記ノックアームを変位させるための駆動装置と、前記遊技球を前記打出位置に待機させるように供給する供給装置と、を備えた遊技機において、前記基準位置に位置する前記ノックアームを外部から接触不能に遮蔽するとともに、前記ノックアームの変位軌跡上に前記打出先端部を露呈する露呈開口が形成された遮蔽部材と、前記駆動装置とは別個に設けられ、操作可能な操作部を有し、前記ノックアームを変位させる変位可能な操作部材と、を備え、前記操作部を操作することで、前記ノックアームの前記打出先端部を前記露呈開口から露呈することを特徴とする。なお、前記ノックアームの変位及び前記操作部材の変位としては、回動や移動等が挙げられる。また、前記露呈開口を、前記供給装置から前記遊技球を前記打出位置に待機させるように供給するための供給開口と共通化するようにしてもよい。さらに、前記操作部材は、前記操作部の他に、前記ノックアームに当接して変位させる変位部を備える変位自在なリンク機構であって、前記操作部の変位に応じて前記変位部が前記打出先端部を前記露呈開口から露呈させるまで前記ノックアームを変位させるものである。
また、前記操作部材は、前記ノックアームを変位させた位置で保持するアーム保持部を備えることが好ましい。さらに、前記ノックアームを変位させた位置で前記操作部材の変位を保持する保持部材を備えることが好ましい。
また、前記供給装置は、前記遊技球を前記打出位置に待機させるように供給する位置で、且つ前記操作部材の操作を不能とする位置に着脱可能に設けられ、前記操作部材は、前記供給装置が取り付けられているときには操作不能となり、前記供給装置が取り外されたときに操作可能となることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、打ち出し前の基準位置と待機させた遊技球を叩いて遊技領域に向けて打ち出す打出位置との間で変位可能な打出先端部を有するノックアームと、ノックアームを変位させるための駆動装置と、遊技球を打出位置に待機させるように供給する供給装置と、基準位置に位置するノックアームを外部から接触不能に遮蔽するとともに、ノックアームの変位軌跡上に打出先端部を露呈する露呈開口が形成された遮蔽部材と、駆動装置とは別個に設けられ、操作可能な操作部を有し、ノックアームを変位させる変位可能な操作部材と、を備え、操作部を操作することで、ノックアームの打出先端部を露呈開口から露呈するから、打ち出し前は基準位置に位置するノックアームは、露呈開口から露呈していないため、ノックアーム、特に打出先端部に対する不正行為を確実に防止することができ、さらには、ノックアームを清掃する場合には、操作部材によりノックアームを露呈位置まで変位させて、露呈開口からノックアームを露呈させることにより、行うことができる。
また、操作部材は、ノックアームを変位させた位置で保持するアーム保持部を備えたから、操作部材を変位させるだけで、ノックアームを打出先端部が露呈開口から露呈する位置で保持し続けることができる。
さらに、ノックアームを変位させた位置で操作部材の変位を保持する保持部材を備えたから、ノックアーム清掃時に、操作部材を持ち続ける必要がなく、清掃時の手間を軽減することができる。
また、供給装置は、遊技球を打出位置に待機させるように供給する位置で、且つ操作部材の操作を不能とする位置に着脱可能に設けられ、操作部材は、供給装置が取り付けられているときには操作不能となり、供給装置が取り外されたときに操作可能となるから、ノックアームを露呈開口から露呈させるために変位部材を変位させるためには、供給装置を取り外す必要があるため、ノックアームに対する不正行為の手間を増やすことができ、さらには、遊技場の管理者が誤って操作部材を操作するという誤操作を防止することができる。また、供給装置を取り付けておくことにより、遊技機を遊技機製造メーカーから遊技場に運搬するとき等に、振動により操作部材が変位することがない。
図1及び図2に示すように、遊技機の1実施例であるパチンコ機(遊技機)2は、本体枠3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に取り付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6を含む供給皿ユニット7が設けられている。供給皿ユニット7は、ベース板(遮蔽部材)8に、供給皿6と、球発射装置18(図4参照)によるパチンコ球(遊技球)9の打ち出し強さを調節する回動自在な操作ハンドル10と、が設けられている。操作ハンドル10は、パチンコ機2の遊技利益の増減に影響を与える制御を行う主制御部40(図4参照)に接続されており、回動量に応じた回動量信号を主制御部40に出力する。
遊技盤4のパチンコ球9が打ち出される遊技領域4aの略中央には、始動入賞口12へパチンコ球9を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置11が設けられている。図柄可変表示装置11の周りには、始動入賞口12、通常入賞口13、アタッカ14、アウト口15が設けられており、アタッカ14は、遊技盤4に一体的に組み付けられている。また、遊技盤4の略中央には、センター役物16が一体的に組み付けられており、センター役物16に形成された開口16aを介して、図柄可変表示装置11を視認することができる。
各入賞口12,13内には、各入賞口12,13に入ったパチンコ球9を検知する入賞球検知センサが設けられている。遊技者は、供給皿6にパチンコ球9を投入してパチンコ球9を、供給皿6内に設けられた誘導路を介して球供給装置17(図4参照)へと導く。球供給装置17に導かれたパチンコ球9は、球供給装置17により球発射装置18へと供給される。そして、遊技者が、回動式の操作ハンドル10を回動すると、主制御部40(図4参照)に回動量に応じた回動量信号が入力され、主制御部40は、入力された回動量信号に応じて球発射装置18の駆動を制御し、操作ハンドル10の回動量に応じた打ち出し強さでパチンコ球9を、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けて打ち出される。打ち出されたパチンコ球9は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口12,13のいずれかまたはアタッカ14に入るか、あるいはアウト口15から回収される。
アタッカ14の奥には大入賞口21が設けられており、大入賞口21内には、大入賞口21に入ったパチンコ球9を検知する大入賞球検知センサが設けられている。アタッカ14は大入賞口21を開放する開放位置と大入賞口21を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
供給皿ユニット7には、球供給装置17(図4参照)と、球発射装置18(図4参照)と、球供給装置17及び球発射装置18を露呈及び遮蔽するための回動カバー25と、が設けられており、回動カバー25は、供給皿6の左方であってベース板8に前後方向に向けて開閉自在に取り付けられている。回動カバー25には、灰皿25aが形成されており、遊技における演出用の演出ボタン26が取り付けられている。図1は、回動カバー25閉じ状態の斜視図であり、図2は、回動カバー25開放状態の斜視図である。回動カバー25は、前面扉5が閉じている状態では、開放不能になるようにされており、回動カバー25を開放する場合には、前面扉5の施錠を開放キーにより解除し、前面扉5を開放した後に行う。なお、図2においては、簡略的に、前面扉5を閉じた状態で回動カバー25を開放した状態を示している。
図3に示すように、ベース板(遮蔽部材)8には、球供給装置17及び球発射装置18のメンテナンスを行うためのメンテナンス開口(露呈開口)28(図3中の拡大図におけるハッチングエリア部分)が形成され、このメンテナンス開口28は、回動カバー25を閉じたときに遮蔽される。メンテナンス開口28からは、球供給装置17と球発射装置18の一部とが視認可能となっており、球供給装置17及び球発射装置18のメンテナンスを行う場合には、回動カバー25を開放して行う。
図4及び図5に示すように、球供給装置17は、供給皿6に投入され、供給皿6内に設けられた誘導路を介して導かれたパチンコ球9を球発射装置18の球送出部34へと1球ずつ送出して供給(パチンコ球9を打出位置に待機させるように供給)するものであり、メンテナンス開口28から視認可能な位置に設けられている。球供給装置17には、導入開口17aと送出開口17bとが形成されており、供給皿6の誘導路を導かれたパチンコ球9は、導入開口17aから球供給装置17内に入り、送出開口17bから球発射装置18の球送出部34に向けて送り出される。球供給装置17は、ベース板8の取付部に着脱自在に取り付けられている。球供給装置17は、後述する左右方向に移動自在なメンテナンスレバー37の左方に取り付けられており、球供給装置17がベース板8の取付部に取り付けられた状態では、メンテナンスレバー37の左方向への移動が規制される。
球発射装置18は、板状のベース31、モータ(駆動装置)32、ノックアーム33、球送出部34、球ガイド部35、アーム基準位置決め部36を備えて構成されている。ノックアーム33の前方には、メンテナンスレバー(操作部材)37が左右方向に移動自在に設けられている。球発射装置18は、球送出部34の一部及び球ガイド部35がメンテナンス開口28から視認可能となるように、本体枠3内部に取り付けられている。なお、図4(A)は、メンテナンスレバー37が基準位置に位置するときの斜視図、図4(B)は、メンテナンスレバー37の移動によりノックアーム33を打出位置まで回動させるメンテナンス位置に位置するときの斜視図、図5(A)は、メンテナンスレバー37が基準位置に位置するときの正面図、図5(B)は、メンテナンスレバー37の移動によりノックアーム33を打出位置まで回動させる露呈位置に位置するときの正面図である。
モータ(駆動装置)32は、ベース31に取り付けられており、モータ32のモータシャフト32aには、ノックアーム33の一端が取り付けられている。これにより、モータ32が駆動され、モータシャフト32aが回動すると、ノックアーム33の一端を軸にして他端側が回動する。モータ32は、パチンコ機2の主制御を行う主制御部40に接続されており、主制御部40によって駆動が制御される。詳しくは、主制御部40は、操作ハンドル10から任意に入力される回動量信号に応じて、モータ32の駆動を制御し、操作ハンドル10の回動量に応じた打ち出し強さでノックアーム33を回動させ、パチンコ球9を遊技盤4の遊技領域4aに向けて打ち出させる。
ノックアーム33は、球供給装置17から供給されたパチンコ球9を遊技領域に向けて打ち出すものであり、略L字状のアーム部33aと、アーム部33aの先端部に取り付けられた打出槌(打出先端部)33bとからなる。ノックアーム33は、打ち出し前の基準位置(図4(A)及び図5(A)参照)と、パチンコ球9を叩いて遊技領域4aに向けて打ち出す打出位置(図4(B)及び図5(B)参照)との間で回動可能に設けられている。アーム部33aの一端には、回動中心となる軸孔が形成され、この軸孔にはモータ32のモータシャフト32aが圧入され、モータシャフト32aにはナットが締め付けられている。
球送出部34は、球供給装置17から供給されるパチンコ球9を、ノックアーム33の回動軌跡上に送り出すものであり、断面が略L字状に形成され、ベース31に取り付けられている。球送出部34には、球供給装置17から供給されるパチンコ球9を、ノックアーム33の回動軌跡上で且つ打出位置に送り出した後に待機させるための切欠き34aと三角形状のガイドリブ34bと球規制部34cとが形成されている。切欠き34aは、球供給装置17の送出開口17bに連通されており、球供給装置17から切欠き34aに向けてパチンコ球9が供給される。切欠き34aに向けて供給されたパチンコ球9は、ガイドリブ34bによりノックアーム33の回動軌跡上に案内され、切欠き34a内の打出位置で待機する。球規制部34cは、球ガイド部35の右側面との隙間が、パチンコ球9の径よりも僅かに小さくなるように形成されている。これにより、球供給装置17から供給されるパチンコ球9が下方に落下することがない。
球ガイド部35は、球送出部34の切欠き34aに供給されたパチンコ球9をガイドするものであり、断面が略コ字状の板金により形成され、ベース31の球送出部34の左方に取り付けられている。球ガイド部35は、右側面と球送出部34の切欠き34aよりも上側部との隙間がパチンコ球9の径よりも僅かに大きくなるように配置されている。これにより、球供給装置17から供給されるパチンコ球9は、球送出部34と球ガイド部35との間に位置することとなる。
アーム基準位置決め部36は、ノックアーム33の基準位置(図4(A)及び図5(A)参照)の位置決めを行うものであり、左側面に開口が形成された箱状に形成され、該開口にゴム製の位置決め当接部36aが嵌合されている。ノックアーム33を図5におけるA方向に回動し、ノックアーム33が位置決め当接部36aに当接した位置がノックアーム33の基準位置となる。位置決め当接部36aにゴム製のものを用いることにより、ノックアーム33が位置決め当接部36aに当接したときの衝撃及び反発力を抑え、素早くノックアーム33を基準位置に位置させることができる。
メンテナンスレバー(操作部材)37は、手動で操作することでノックアーム33を時計方向に回動させるものであり、供給皿ユニット7内部(裏面)に配設された保持部材38に、左右方向に移動自在に取り付けられ、供給皿ユニット7を本体枠3に取り付けたときに、ノックアーム33の前方に配置される。メンテナンスレバー37は、板状に形成されている。図4及び図6に示すように、メンテナンスレバー37の左側端部の前面には、操作者がメンテナンスレバー37を左右に移動させるときの摘みとなる凸状の摘み部(操作部)37aが形成されている。メンテナンスレバー37の略中心部には、保持部材38の軸ボス38aを挿通させるために、軸ボス38aよりも僅かに径の大きい長孔状の挿通孔37bが形成されている。軸ボス38aは、左右方向に離れた位置に2個形成され、挿通孔37bは2個の軸ボス38aのピッチよりも左右方向に長い長孔状に形成されているため、挿通孔37bに2個の軸ボス38aを挿通させると、メンテナンスレバー37は、上下方向が位置決めされ、左右方向にのみ移動自在となる。
メンテナンスレバー37の右側端部の後面には、ノックアーム33のアーム部33aの右側面33c(図6(B)参照)に当接してノックアーム33を保持しながら時計方向に回動させる当接ボス(アーム保持部)37cが形成されている。メンテナンスレバー37の右側端部の前面には、メンテナンスレバー37の移動に応じて保持部材38の第1保持リブ38b及び第2保持リブ38c(図6参照)に当接する凸状の当接突起37dが形成されている。メンテナンスレバー37は、基準位置に位置するときに摘み部37aがメンテナンス開口28から操作可能に露呈するように、保持部材38に取り付けられている。なお、遊技を行う際には、メンテナンスレバー37を基準位置に位置させる。
図4及び図6に示すように、保持部材38は、メンテナンスレバー37を移動自在に保持するものであり、供給皿ユニット7内部に配設されている。保持部材38は、後面側(図6における上面側)に開口が形成された箱状に形成され、メンテナンスレバー37の挿通孔37bに挿通させる2個の軸ボス38aと、当接突起37dと当接してメンテナンスレバー37を基準位置(図4(A)及び図6(A)参照)に係止させてその移動を規制する第1保持リブ38bと、当接突起37dと当接してメンテナンスレバー37をメンテナンス位置(図4(B)及び図6(B)参照)に係止させてその移動を規制する第2保持リブ38cとが形成されている。当接突起37dと第1保持リブ38b及び第2保持リブ38cとは、前後方向(図6における上下方向)においてオーバーラップするようにされており、多少の振動ではメンテナンスレバー37が移動することがなく、操作者が一定以上の力を加えたときにのみメンテナンスレバー37の右側端部が変形して、メンテナンスレバー37が移動可能となるようになっている。上記した当接突起37dと第1保持リブ38b及び第2保持リブ38cとの前後方向(図6における上下方向)のオーバーラップする量は、当接突起37d、第1保持リブ38b及び第2保持リブ38cの形状や、操作者がどの程度の力を加えたときにメンテナンスレバー37が移動するようにするか等に応じて適宜変更されるものである。
上記のように構成されたパチンコ機2の作用について説明する。遊技者が、パチンコ機2で遊技を行う場合には、ノックアーム33の打出槌33bによりパチンコ球9を叩いて、パチンコ球9を遊技盤4の遊技領域4aに向けて打ち出させるため、打出槌33bのパチンコ球9に接触する部分が汚れたり、打出槌33bの先端部が変形してくる。そのため、打出槌33bを清掃したり、打出槌33bの先端部の形状を調整する必要がある。遊技場の管理者が打出槌33bを清掃する等のメンテナンスを行う場合には、先ず、図2及び図3に示すように、前面扉5を開放した後に回動カバー25を開放する。次に、球供給装置17を取り外し、メンテナンスレバー37の左方向への移動を可能にする。そして、図4及び図5に示すように、メンテナンスレバー37の摘み部37aを把持してスライド操作することで、メンテナンスレバー37を、基準位置(図4(A)及び図5(A)参照)からメンテナンス位置(図4(B)及び図5(B)参照)まで移動させる。これにより、当接ボス37cがノックアーム33のアーム部33aの右側面33cに当接して、ノックアーム33を強制的に回動させるため、ノックアーム33の打出槌33bは、メンテナンス開口28から露呈する。そして、遊技場の管理者は、打出槌33bを清掃する等のメンテナンスを行う。このとき、メンテナンスレバー37は、保持部材38の第2保持リブ38cと当接突起37dとの係止により、メンテナンス位置に保持される(図6(B)参照)。
このように、ノックアーム33の打出槌33bは、メンテナンスレバー37が基準位置に位置するときには、メンテナンス開口28から露呈していないため、打出槌33bに対する不正行為を確実に防止することができる。
また、遊技場の管理者が打出槌33bを清掃する等のメンテナンスを行う場合には、球供給装置17を取り外し、メンテナンスレバー37を基準位置からメンテナンス位置まで移動させることにより、打出槌33bがメンテナンス開口28から露呈するため、球供給装置17を取り外し、メンテナンスレバー37を基準位置からメンテナンス位置まで移動させるだけで、容易に打ち槌33bのメンテナンスを行うことができる。
メンテナンスレバー37は、移動した位置で保持部材38により移動規制(保持)されるから、ノックアーム33清掃時に、メンテナンスレバー37を持ち続ける必要がなく、清掃時の手間を軽減することができる。
さらに、球供給装置17を、メンテナンスレバー37を左方向に移動させる操作を規制する位置に着脱自在に設け、メンテナンスレバー37は、球供給装置17が取り付けられているときには移動不能となり、球供給装置17が取り外されたときに移動可能となるようにしたから、ノックアーム33をメンテナンス開口28から露呈させるためにメンテナンスレバー37を移動させるためには、球供給装置17を取り外す必要があるため、ノックアーム33の打出槌33bに対する不正行為の手間を増やすことができ、さらには、遊技場の管理者が誤ってメンテナンスレバー37を操作するという誤操作を防止することができる。
また、メンテナンスレバー37に、摘みとなる摘み部37aを設けたから、メンテナンスレバー37を容易に移動させることができる。
なお、上記実施形態では、メンテナンスレバー37を左右方向に移動させることにより、ノックアーム33を回動させたが、これに限定されることなく、例えば、メンテナンスレバー37を回動可能に設け、メンテナンスレバー37の回動によりノックアーム33を回動させるようにしてもよい。
本発明を実施したパチンコ機の外観を示す斜視図である。 回動カバーが開放された状態のパチンコ機の斜視図である。 回動カバーが開放された状態のパチンコ機の下側部分の正面図である。 球供給装置と球発射装置とメンテナンスレバーと保持部材とを示す斜視図である。 球発射装置とメンテナンスレバーとを示す正面図である。 メンテナンスレバーと保持部材とを示す上側面断面図である。
符号の説明
2 パチンコ機(遊技機)
3 本体枠
4 遊技盤
4a 遊技領域
7 供給皿ユニット
8 ベース板(遮蔽部材)
9 パチンコ球(遊技球)
17 球供給装置
18 球発射装置
28 メンテナンス開口(露呈開口)
32 モータ(駆動装置)
33 ノックアーム
33a アーム部
33b 打出槌(打出先端部)
37 メンテナンスレバー(操作部材)
37a 摘み部(操作部)
37c 当接ボス(アーム保持部)
38 保持部材

Claims (4)

  1. 打ち出し前の基準位置と待機させた遊技球を叩いて遊技領域に向けて打ち出す打出位置との間で変位可能な打出先端部を有するノックアームと、前記ノックアームを変位させるための駆動装置と、前記遊技球を前記打出位置に待機させるように供給する供給装置と、を備えた遊技機において、
    前記基準位置に位置する前記ノックアームを外部から接触不能に遮蔽するとともに、前記ノックアームの変位軌跡上に前記打出先端部を露呈する露呈開口が形成された遮蔽部材と、
    前記駆動装置とは別個に設けられ、操作可能な操作部を有し、前記ノックアームを変位させる変位可能な操作部材と、を備え、
    前記操作部を操作することで、前記ノックアームの前記打出先端部を前記露呈開口から露呈させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作部材は、前記ノックアームを変位させた位置で保持するアーム保持部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記ノックアームを変位させた位置で前記操作部材の変位を保持する保持部材を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記供給装置は、前記遊技球を前記打出位置に待機させるように供給する位置で、且つ前記操作部材の操作を不能とする位置に着脱可能に設けられ、
    前記操作部材は、前記供給装置が取り付けられているときには操作不能となり、前記供給装置が取り外されたときに操作可能となることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の遊技機。
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