JPH07275461A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

Info

Publication number
JPH07275461A
JPH07275461A JP6077451A JP7745194A JPH07275461A JP H07275461 A JPH07275461 A JP H07275461A JP 6077451 A JP6077451 A JP 6077451A JP 7745194 A JP7745194 A JP 7745194A JP H07275461 A JPH07275461 A JP H07275461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker
ball
cover
pachinko machine
loudspeaker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6077451A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Atsushi Saito
篤 斉藤
Kazutoshi Funabashi
和利 船橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP6077451A priority Critical patent/JPH07275461A/ja
Publication of JPH07275461A publication Critical patent/JPH07275461A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機に関し、スピーカーの組付けや交
換が、簡単に、しかも素早くできるようにする。 【構成】 基板200の収納部204にスピーカー30
0を収納した後、このスピーカー300をカバー400
で覆って固定するので、スピーカー300を組付ける場
合にはカバー400の取り付けのみを行えばよく、交換
する場合にはカバー400を取り外しと取り付けのみを
行えばよい。このため、従来のようにスピーカー300
の他にセット部材の本体や保護蓋板等と同時に取り外し
と取り付けを行う必要がなく、カバー400の取り外し
と取り付けのみを行えばよい。したがって、スピーカー
300の組付けや交換を、簡単に、しかも素早く行うこ
とができる。また、スピーカー300は収納部204と
カバー400で覆われているので、パチンコ球が当たっ
てスピーカー300が損傷を受けることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパチンコ機に関し、特に
スピーカーをパチンコ機本体に組付けたり、交換し易く
するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機には、遊技状態を遊技者に伝
える効果音や、パチンコ機自体に異常が発生した場合に
管理者に報知する報知音を発生するスピーカーが内蔵さ
れている。このスピーカーをパチンコ機本体に組付けた
り、あるいは交換する場合には、パチンコ機の裏面から
行うよりも、前面から行うほうが簡単である。また、よ
りパチンコ機の前面側にスピーカーを設けるほうが、遊
技者はスピーカーから出る音を聞きやすい。ところで、
スピーカーをパチンコ機の前面に設ける場合には、賞品
球払出口から払い出されるパチンコ球(以下、「賞品
球」と呼ぶ。)や、パチンコ機の前面にあるガラス扉を
開けた際に遊技盤面からこぼれるパチンコ球(以下、
「こぼれ球」と呼ぶ。)、あるいは打ち損じたパチンコ
球(以下、「ファール球」と呼ぶ。)等の戻し路と干渉
しない位置に設定する必要がある。
【0003】上記の条件を満たすようなパチンコ機の構
造は、実公平5−29748号公報に開示されている。
この構造によるスピーカーの組付けや交換では、まず、
賞品球等のパチンコ球を発射装置に導く上皿を備えた前
板を開けた後、発射レール等を備えた基板にセット部材
をビス等で固定する。このセット部材は横長の平板を本
体とし、本体の一部に設けられたスピーカーの収納部に
スピーカーを収納し、このスピーカーを保護する保護蓋
板とともに固定する。この構造によれば、パチンコ機の
前板を開けた場合であっても、賞品球やファール球等は
上記本体で受けられるため、パチンコ機からこぼれるこ
となく下皿等の球受皿に導かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、スピーカーをパチンコ機に組付けたり、あるいは交
換する場合には、スピーカーの他にセット部材の本体や
保護蓋板と同時に取り外しと取り付けを行う必要があ
る。特に、取り付けの場合では、スピーカーを収納した
セット部材と保護蓋板の両方を同時に位置決めするとと
もに、ビス等で固定しなければならないために難しい。
したがって、スピーカーの組付けや交換に相当の時間を
要していた。本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、スピーカーの組付けや交換が簡単に、しかも
素早くできるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願の請求項1に記載
された発明においては、スピーカーと、前記スピーカー
を収納する収納部を備えた基板と、前記スピーカーを覆
うとともに、ファール球を誘導する誘導部を備えたカバ
ーとを有し、前記スピーカーを前記収納部に収納し、前
記カバーで前記スピーカーを固定する。
【0006】また、本出願の請求項2に記載された発明
においては、請求項1に記載された発明であって、前記
カバーには賞品球やこぼれ球を受ける球受部を有する。
【0007】さらに、本出願の請求項3に記載された発
明においては、請求項1又は請求項2に記載された発明
であって、前記基板には、賞品球球やこぼれ球、あるい
はファール球を、球受皿へ誘導する誘導片を有する。
【0008】そして、本出願の請求項4に記載された発
明においては、請求項1,2又は3に記載された発明で
あって、前記収納部には、前記スピーカーから発生する
磁気を遮蔽するシールド部材を設ける。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、基板の収納部にスピ
ーカーを収納し、このスピーカーをカバーで覆って固定
する。このため、スピーカーを組付ける場合にはカバー
の取り付けだけを行えばよく、交換する場合にはカバー
の取り外しと取り付けだけを行えばよい。したがって、
スピーカーの組付けや交換が素早く行える。また、スピ
ーカーは収納部とカバーで覆われているので、パチンコ
球が当たってスピーカーが損傷を受けることがない。
【0010】また、請求項2の発明によれば、賞品球や
こぼれ球をカバーに設けられた球受片が受ける。このた
め、落下する賞品球やこぼれ球の衝撃を球受片が吸収す
るので、カバーの下方に設けられた部材の破損を防止す
る。
【0011】さらに、請求項3の発明によれば、基板に
設けられた誘導片が、賞品球やこぼれ球、あるいはファ
ール球を球受皿へ誘導する。このため、賞品球やこぼれ
球、あるいはファール球は、誘導片によって確実に球受
皿へ誘導される。
【0012】そして、請求項4の発明によれば、基板の
収納部に設けられたシールド部材によって、スピーカー
から発生する磁気が遮蔽される。このため、スピーカー
が収納された収納部に沿ってパチンコ球が落下しても、
パチンコ球は磁化されない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はパチンコ機100の外観を示す正面図で
ある。図1において、木枠102の前枠部122には窓
枠120が取り付けられている。この窓枠120には金
枠118が設けられており、金枠118にはガラスが嵌
め込まれている。また、窓枠120の下方に金枠118
と隣接して前板106が設けられている。この前板10
6には、賞品球払出口の一つである上皿口116を有す
る上皿114が取り付けられている。なお、前板106
の裏面には、パチンコ球を球発射装置へ一個ずつ送る球
送り機構が設けられている。
【0014】木枠102の前枠部122において、その
中央下部にはパチンコ球の他の払出し口である下皿口1
10を有する下皿112が取り付けられており、右下部
には球発射装置を起動させてパチンコ球を遊技盤面10
4に発射させるためのハンドル108が回動可能に軸支
されている。こうして、上皿114を通じて上記球送り
機構によって球発射装置に送られた後、発射レール12
6を通じて遊技盤面104内に発射されたパチンコ球
は、入賞口(図示せず)に入賞するか、あるいはアウト
口128に入る。なお、下皿112は球受皿の一つであ
る。また、遊技盤面104上の所定位置には、パチンコ
球が入賞口に入賞した場合に遊技者の目を楽しませた
り、入賞の別を表示したり、パチンコ機100において
発生する特別の利益を表示したり、不正や異常を表示し
たり、パチンコ球切れが発生した場合にパチンコ機の管
理者に知らせる等のように、一定の状況において点灯
(あるいは点滅)するための表示器124が設けられて
いる。
【0015】次に、遊技状態を遊技者に伝える効果音
や、パチンコ機100自体に異常が発生した場合に管理
者に報知する報知音を発生するスピーカー300の組付
けや交換について、図2乃至図4を参照しつつ説明す
る。図2は、図1に示す前板106を外した状態におけ
るパチンコ機100の外観を示す正面図である。図3
は、スピーカー300の組付けを示す斜視図である。図
4は、カバー400の裏面を示す斜視図である。なお、
遊技者から見るパチンコ機100を「前面」とし、この
前面とは反対の面を「裏面」とする。スピーカー300
やカバー400についても同様である。
【0016】まず、前板106を外した状態におけるパ
チンコ機100の外観について説明する。図2におい
て、上皿口116の下方にカバー400が基板200に
固定されている。このカバー400の右方には、パチン
コ球を発射させるための発射レール130が基板200
上に設けられている。なお、基板200とカバー400
は、いずれもプラスチックで形成した部材である。
【0017】次に、上記の基板200の構造と、スピー
カー300やカバー400等の組付けについて説明す
る。まず、基板200の構造について説明する。図3に
おいて、基板200は、図1に示す木枠102の下部に
設けられ、パチンコ機100の裏面から遊技盤140を
嵌め込むことができるように形成されている。この基板
200の上方中央部には、こぼれ球やファール球を図1
に示す下皿112に誘導するための誘導片206,21
0が設けられている。
【0018】また、上皿口116の下方にスピーカー3
00を収納するための収納部204が形成されている。
同様に、この収納部204の下方には、上皿口116か
ら払い出された賞品球を下皿口110に誘導する誘導片
220が形成されている。なお、下皿口110は基板2
00の中央下部に設けられており、誘導片220は下皿
口110にパチンコ球を誘導すべく右下方へ傾斜して設
けられている。ここで、上記収納部204は円筒状に形
成されており、その大きさはスピーカー300における
コーン部302の最大径(先端部)と同じである。ま
た、収納部204の左右側には、カバー400をネジ5
00で固定するための螺合柱202が設けられている。
【0019】さらに、収納部204の右方であって、か
つ上記誘導片206,210の下方には、落下するこぼ
れ球やファール球の衝撃を吸収するとともに、下皿口1
10へ誘導するための誘導片222,224が形成され
ている。なお、誘導片222は誘導片224よりも下方
に設けられており、誘導片222は右下方へ傾斜し、誘
導片224は左下方へ傾斜するように設けられている。
【0020】そして、発射レール130の下方にはカバ
ー400の位置決め用の嵌合柱226が形成されている
とともに、発射レール130から外れたパチンコ球やこ
ぼれ球を誘導する誘導片228が形成されている。この
うち、誘導片228は、下皿口110にパチンコ球を誘
導すべく左下方へ傾斜して設けられている。
【0021】次に、スピーカー300の組付けについて
説明する。円筒状をなす収納部204の内側の基板20
0には、接続ケーブル310を通すための通し孔208
が設けられている。この接続ケーブル310は、パチン
コ機100内に設けられた制御装置とスピーカー300
の間を電気的に接続するためのケーブルである。スピー
カー300の組付け(取り付け)では、まず、接続ケー
ブル310を通し孔208に通しながら、スピーカー3
00を収納部204に収納する。次に、パチンコ機10
0の前面からスピーカー300を覆うようにして、カバ
ー400を基板200にネジ500を用いて固定する。
この際、図4に示すように、カバー400の裏面に設け
られた嵌合部402を嵌合柱226に、嵌合部406を
螺合柱202に嵌め合わせてネジ500で固定する。最
後に、パチンコ機100の裏面で接続ケーブル310を
上記制御装置と電気的に接続する。
【0022】一方、スピーカー300の交換では、ま
ず、上記制御装置に接続されていた接続ケーブル310
を外す。次に、上記の組付けとは逆にネジ500を外
し、スピーカー300を覆っていたカバー400を取り
外す。そして、スピーカー300を収納部204から取
り出すとともに、通し孔208を通る接続ケーブル31
0も取り出す。こうして、スピーカー300の取り外し
が終わる。その後、パチンコ機100に取り付けるべく
新しいスピーカー300について、上述したような手順
でスピーカー300の組付け(取り付け)を行う。
【0023】したがって、基板200の収納部204に
スピーカー300を収納した後、このスピーカー300
をカバー400で覆って固定するので、スピーカー30
0を組付ける場合にはカバー400の取り付け(すなわ
ち、固定)のみを行えばよく、交換する場合にはカバー
400の取り外しと取り付けを行えばよい。このため、
従来のようにスピーカー300の他にセット部材の本体
や保護蓋板等と同時に取り外しと取り付けを行う必要が
なく、カバー400の取り外しと取り付けを行えばよ
い。したがって、スピーカー300の組付けや交換を、
簡単に、しかも素早く行うことができる。また、スピー
カー300は収納部204とカバー400で覆われてい
るので、パチンコ球が当たってスピーカー300が損傷
を受けることがない。さらに、収納部204はコーン部
302の最大径と同じ大きさの円筒状に形成したので、
スピーカー300が収納部204内でがたつくこともな
い。
【0024】なお、図4に示すように、カバー400に
は、ファール球を下皿口110に誘導する誘導片40
4、賞品球やこぼれ球を受ける球受片410、スピーカ
ー300のコーン部302から発生する音を透過させる
透過口408が設けられている。このうち、球受片41
0はパチンコ機100の裏面に向かって下るように傾斜
して設けられており、落下する賞品球やこぼれ球の衝撃
を吸収する。このため、カバー400の下方に設けられ
た部材(図3の場合では、誘導片220)の破損を防止
することができる。
【0025】ここで、図3に戻って、スピーカー300
の組付けにおいて、スピーカー300を収納部204に
収納する前に、円筒状のシールド部材250を収納部2
04の内側に嵌め込んでおけば、スピーカー300から
発生する磁気を遮蔽することができる。したがって、ス
ピーカー300が収納された収納部204に沿って賞品
球等のパチンコ球が落下しても、そのパチンコ球は磁化
されない。同様に、予めシールド部材250を収納部2
04の外側に嵌め込み、かつ、アース接続すれば、賞品
球等のパチンコ球の磁化を防止するとともに、パチンコ
球に帯電した電荷を除去することもできる。
【0026】上記のシールド部材250には、例えば純
鉄(電磁軟鉄),ケイ素鋼板(Si−Fe合金),鉄−コバ
ルト合金(Co−Fe合金),鉄−ニッケル合金(パーマロ
イ,Ni−Fe合金),鉄−アルミニウム合金(Al−Fe合
金),フェライトなどの高透磁性を示す部材が最適であ
る。
【0027】次に、スピーカー300を組付けた後にお
ける賞品球等のパチンコ球の流れについて、図5を参照
しつつ説明する。図5はパチンコ機100の外観を示す
一部正面図である。図5において、上皿口116から払
い出された賞品球は、収納部204に沿って誘導片22
0又は誘導片222に落下する。このとき、一部の賞品
球は、球受片410で受け止められた後、誘導片220
に落下する。誘導片220に落下した賞品球は誘導片2
20に沿って、すなわち矢印Aに示す経路で下皿口11
0に誘導される。同様に、誘導片222に落下した賞品
球は誘導片222に沿って、すなわち矢印Bに示す経路
で下皿口110に誘導される。
【0028】また、こぼれ球は、球受片410で受け止
められた後に誘導片220に落下するか、カバー400
の誘導片404に落下した後に誘導片224と誘導片2
22に沿って落下するか、あるいは誘導片228に落下
した後、それぞれの経路で下皿口110に誘導される。
さらに、ファール球は、上記誘導片404に落下した後
に、順に誘導片224と誘導片222に沿って落下し、
下皿口110に誘導される。
【0029】したがって、誘導片222,224や誘導
片404、あるいは球受片410が落下する賞品球やこ
ぼれ球等の衝撃を吸収するので、基板200の下方に設
けられた部材(上記の場合では、誘導片220,228
や下皿口110)の破損を防止することができる。ま
た、基板200に設けられた誘導片220,222,2
24,228,404によって、賞品球やこぼれ球、あ
るいはファール球は確実に下皿口110(すなわち、球
受皿としての下皿112)へ誘導される。このため、賞
品球やこぼれ球、あるいはファール球がパチンコ機10
0からこぼれるのを最小限に抑えることができる。
【0030】以上ではパチンコ機の一実施例について説
明したが、このパチンコ機におけるその他の部分の構
造、形状、大きさ、材質、個数、配置および動作条件等
についても、本実施例に限定されるものでない。例え
ば、カバー400に設けられた球受片410の幅を拡げ
る場合は、図6に示すように、透過口408の上方に誘
導片412を設ける。この誘導片412は、スピーカー
300の外周に沿った形状をなしており、図3に示すコ
ーン部302にパチンコ球が侵入するのを防止する。幅
を拡げた球受片410と誘導片412によって、上皿口
116から勢いよく飛び出した賞品球や、遊技盤面10
4に設けられた役物装置や釘等によって跳ねたこぼれ球
等も受けることができ、より確実に下皿口110に誘導
することができる。
【0031】また、図7に示すように、スピーカー30
0にコネクタ306を設け、パチンコ機100内に設け
られた制御装置とスピーカー300を接続する接続ケー
ブル310にもコネクタ308を設ける。この構成によ
り、図3に示すスピーカー300の組付けや交換では、
コネクタ306とコネクタ308の接続のみで、電気的
な接続も完了する。すなわち、スピーカー300を取り
付ける際に、予め収納部204の通し孔208に通され
た接続ケーブル310のコネクタ308と、スピーカー
300のコネクタ306を接続する。逆に、スピーカー
300を取り外す際には、コネクタ306とコネクタ3
08を外す。したがって、パチンコ機100の前面から
のみでスピーカー300の組付けや交換を行うことがで
きるので、スピーカー300の組付けや交換が簡単に、
しかも素早く行うことができる。
【0032】さらに、上記のコネクタ306,308に
よる接続に代えて、図8に示すように、スピーカー30
0のマグネット304に接続端子322を備えた接続基
板320を設け、収納部204の通し孔208に上記接
続端子322と嵌合して電気的な接続を行う接続ボック
ス230を設ける。この構成により、図3に示すスピー
カー300の組付けや交換では、スピーカー300を収
納部204に収納するか、あるいは取り出すのみで電気
的に接続又は解除が行える。すなわち、スピーカー30
0を取り付ける際に、スピーカー300を収納部204
に収納すると同時に接続端子322が接続ボックス23
0に嵌合して、電気的な接続も完了する。逆に、スピー
カー300を収納部204から取り出すだけで、電気的
な接続も解除される。したがって、上記のコネクタの接
続作業がなくなるので、スピーカー300の組付けや交
換がより簡単に、しかも素早く行うことができる。な
お、スピーカー300のマグネット304に接続ボック
ス230を設け、収納部204の通し孔208に接続端
子322を備えた接続基板320を設ける構成として
も、上記と同様な効果が得られる。
【0033】そして、基板200とカバー400はいず
れもプラスチックで形成したが、フェノール樹脂や繊維
強化プラスチック(fiber reinforced plastics )等の
合成樹脂、アルミニウム等の金属材、あるいは木材で形
成してもよい。これらの部材によっても、上記の実施例
と同様の効果を得ることができる。それから、収納部2
04はスピーカー300のコーン部302の最大径と同
じ大きさで形成したが、これより小さな径であってもカ
バー400によって固定されるため、スピーカー300
が収納部204内でがたつくことはない。逆に、コーン
部302の最大径より大きな径で形成しても、スピーカ
ー300の周囲にスポンジ等の補強材を用いれば、同様
に収納部204内でがたつくことはない。また、収納部
204は円筒状に形成したが、三角筒、四角筒、五角筒
等のように多角筒状に形成してもよい。多角筒状に形成
した場合でも、スピーカー300はカバー400によっ
て固定されるため、スピーカー300が収納部204内
でがたつくことはない。したがって、スピーカー300
のコーン部302の最大径の大きさや収納部204の形
状にかかわらず、カバー400や補強材によって収納部
204にスピーカー300を確実に固定することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明で
は、基板の収納部にスピーカーを収納し、このスピーカ
ーをカバーで覆って固定するように構成したので、スピ
ーカーの組付けや交換を行う場合には、カバーの取り外
しと取り付けを行えばよい。したがって、スピーカーの
組付けや交換を簡単に、しかも素早く行うことができ
る。また、スピーカーは収納部とカバーで覆われている
ので、パチンコ球が当たってスピーカーが損傷を受ける
ことがない。
【0035】また、請求項2の発明では、賞品球やこぼ
れ球をカバーに設けられた球受片が受けるように構成し
たので、賞品球等の衝撃を球受片が吸収する。したがっ
て、カバーの下方に設けられた部材の破損を、確実に防
止することができる。
【0036】さらに、請求項3の発明では、基板に設け
られた誘導片が、賞品球やこぼれ球、あるいはファール
球を球受皿へ誘導するように構成したので、賞品球等を
確実に球受皿へ誘導することができる。
【0037】そして、請求項4の発明では、シールド部
材を基板の収納部に設ける構成としたので、スピーカー
から発生する磁気が遮蔽される。したがって、スピーカ
ーが収納された収納部に沿ってパチンコ球が落下して
も、そのパチンコ球は磁化されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の外観を示す正面図である。
【図2】前板を外した状態におけるパチンコ機の外観を
示す正面図である。
【図3】スピーカーの組付けを示す第1の斜視図であ
る。
【図4】カバーの裏面を示す斜視図である。
【図5】パチンコ機の外観を示す一部正面図である。
【図6】他のカバーの裏面を示す斜視図である。
【図7】スピーカーの組付けを示す第2の斜視図であ
る。
【図8】スピーカーの組付けを示す第3の斜視図であ
る。
【符号の説明】
100 パチンコ機 112 球受皿(下皿) 200 基板 204 収納部 250 シールド部材 300 スピーカー 400 カバー 412 球受片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカーと、 前記スピーカーを収納する収納部を備えた基板と、 前記スピーカーを覆うとともに、ファール球を誘導する
    誘導部を備えたカバーとを有し、 前記スピーカーを前記収納部に収納し、前記カバーで前
    記スピーカーを固定するように構成したことを特徴とす
    るパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記カバーには、賞品球やこぼれ球を受
    ける球受部を有することを特徴とする請求項1記載のパ
    チンコ機。
  3. 【請求項3】 前記基板には、賞品球やこぼれ球、ある
    いはファール球を、球受皿へ誘導する誘導片を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のパチンコ
    機。
  4. 【請求項4】 前記収納部には、前記スピーカーから発
    生する磁気を遮蔽するシールド部材を設けたことを特徴
    とする請求項1,2又は3記載のパチンコ機。
JP6077451A 1994-04-15 1994-04-15 パチンコ機 Withdrawn JPH07275461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6077451A JPH07275461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6077451A JPH07275461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07275461A true JPH07275461A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13634388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6077451A Withdrawn JPH07275461A (ja) 1994-04-15 1994-04-15 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07275461A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10127863A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ機
JPH10328382A (ja) * 1997-05-30 1998-12-15 Okumura Yuki Kk パチンコ遊技機
JP2003010419A (ja) * 2002-06-27 2003-01-14 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2006000165A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Heiwa Corp 遊技機
JP2007054442A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2014100164A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Olympia:Kk 遊技機
JP2014100161A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Olympia:Kk 遊技機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10127863A (ja) * 1996-10-29 1998-05-19 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ機
JPH10328382A (ja) * 1997-05-30 1998-12-15 Okumura Yuki Kk パチンコ遊技機
JP2003010419A (ja) * 2002-06-27 2003-01-14 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP4493898B2 (ja) * 2002-06-27 2010-06-30 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP2006000165A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Heiwa Corp 遊技機
JP2007054442A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2014100164A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Olympia:Kk 遊技機
JP2014100161A (ja) * 2012-11-16 2014-06-05 Olympia:Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07275461A (ja) パチンコ機
JP2007181475A (ja) 遊技機
JP2011092257A (ja) 遊技機
JP2000197752A (ja) 弾球遊技機
JPH11333110A (ja) 遊技機
JP4032330B2 (ja) パチンコ機
JP2573914B2 (ja) パチンコ機
JP2002035342A (ja) 遊技機
JP2003230745A (ja) 遊技機
JP3683783B2 (ja) 遊技機配線装置
JP4069351B2 (ja) 遊技機
JP4317924B2 (ja) 弾球遊技機
JP4253750B2 (ja) パチンコ遊技機における上球皿
JP2775681B2 (ja) パチンコ機の制御ボックス
JP4300376B2 (ja) パチンコ遊技機における上球皿
JPH11333107A (ja) 遊技機
JP2759643B2 (ja) 遊技機
JP2008264580A (ja) 遊技機
JP2995468B1 (ja) 弾球遊技機
JP3068560B2 (ja) パチンコ機における電気部材若しくは回路装置の取付け配線処理装置
JP2015006408A (ja) 遊技機
JP2012236085A (ja) 遊技機
JP2014158760A (ja) 遊技機
JP3104680U (ja) 遊技機の球払出装置
JPH067515A (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050929