JPS61279270A - パチンコ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、遊技者が他のパチンコ機に移って遊技する場
合や、パチンコ遊技を途中で巾計する場合等に、球供給
皿から球供給装置までの通路内に在る球をパチンコａ前
面下方の受皿に抜き出すようにしたパチンコ機の球技機
構に関するものである。

（従来の技術） 従来の球技機構は、バチ７２機の前面パネルに設けた球
供給皿の底部の傾斜下端に流下ボロを開設し、この入口
からパチンコ機前面子゛方の受皿に連通ずる球状流路を
設け、遊技者の操作により開閉する球抜弁を１記入口に
設けて成る。したがって、従来の球技機構は遊技者が球
抜弁を開くと２球供給冊内の球を流下入口から球抜流路
内を流ドさせて受皿に抜き出すことができる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが前面パネルの裏側には球供給皿から球供給′Ａ
置まで球を導くための球供給路が設けられており３従来
の球技機構は上記球供給路内の球を抜き出すことができ
なかった。

このため、遊技者は所謂台移動したり打止めになった場
合、球供給路内の球を無駄に発射したり、そのまま残し
ておかなければならず、何れにしても不利益を被ってい
た。

また、古いパチンコ機を新しいパチンコ機に入れ換える
所謂断金入換を行うと、開店する前に係員が試験的に打
球を発射して各パチンコ機の状態を検査する。この試打
ちにおいて、球技機構により球供給皿内の球を全て抜き
出すことができないので、係員は、パチンコ機が正常で
あることが判明した後であっても球供給皿内に球が残っ
ている場合にはこの球を全て発射しなければならなかっ
た。また球供給皿に多量の球が残った場合には球抜き機
構により球供給皿内の球を抜き出した後、球供給路内に
残った球を取り出すため、前面パネルを開放して球供給
装置の球供給部材を手で動かしながら球を一個宛取り出
したり、或は前面ガラス枠を開放してからガイドレール
上に指を置いて打球を遮り、ファール球として受皿に排
出させなければならなかった。このため従来の試打ちに
おいては５球抜きに多大な労力と時間を費やさなければ
ならなかった。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、前面パネルの裏
側に設けた球供給路内において最先の球が停止する球待
機位置からパチンコ機前面下方の受皿に連通ずる球技流
下路を設け、この球技流下路と上記球供給路との連通部
分に遊技者の外部操作により作動する作動部材を配設し
、この作動部材を常には球抜流下路内への球の流入を阻
止する方向に付勢したものである。

〈作用〉 本発明は上記した構成により、付勢に抗して作動部材を
動かすと、球供給路内の球が球抜流下路内に流入する。

したがって、球供給皿内の球だけでなくパネルの裏側の
球供給路内の球も全て残らず受皿に抜き出すことができ
る。

〈実施例〉 以下本発明を実施例の図面にもとづいて説明すパチンコ
機１は、第１図で示すように１機枠２に額縁状の前面枠
３を開閉可億に蝶着し、該前面枠３の窓部３′を裏側か
ら塞ぐようにして遊技盤４を取付け、遊技＠４の表面に
は渦巻状のガイドレール５を止着して遊技部６を形成し
、遊技盤４の下方に設けた遊技盤載置台４′の表面右側
くは傾斜上端をガイドレール５の下端に臨ませて発射レ
ール７を取付けである。そして、第２図で示すように、
ガイドレール５の下端と発射レール７の上端との間の７
ア一ル球受口８から下方にファール球種９を設け、前面
開放状受口１０を有し、パチンコ４ｉ１１前面下方部分
の受皿１１に接続している連絡樋１２に上記７ア一ル球
樋９を接続する。したがって１発射レール７の傾斜下端
に形成した発射位置１３から打球発射装置１４の発射杆
１５により弾発した打球Ａがファール球となりガイドレ
ール５とを下降すると、このファール球Ａは、ファール
球受口８からファール球種９内を流下し、連絡樋１２を
介してパチンコＪａ、１前面の受＠１１に排出される。

また、パチンコａｌは、第１図で示したように、前面枠
３の窓部３′の前面側に開閉可能なガラス枠１６と前面
パネル１７とを上下に設け、前面パネル１７の表面に球
供給皿１８を取付けである。

第３図で示す球供給皿１８の実施例は、プラスチック製
の浅い皿状体であり、前後幅が広い左側から前後幅が次
第に狭くなる右側に向けて底部１９が僅かに下り傾斜し
、この底部１９の傾斜下端に球技流下入口２０を開設す
るとともに、該球技流下入口２０には第１球抜操作部２
１を操作すると開閉する球抜弁２２を設けである。゛そ
して珠供給皿１８の下方部には第４図で示すように、球
技流下口２０から流下した球を誘導する誘導路２３２３
を設け、該誘導路２３の出口２４を前面パネル１７の裏
面に開設し、前面パネル１７を閉じたときに誘導路２３
の出口２４が前記連絡橋１２の受口ｌＯに連通ずるよう
にする。また、球供給＠１８の底部１９の傾斜下端の横
の前面バネル１７には、−列に整列した球供給皿１８内
の球を前面パネル１７裏側に通過させる球通過孔２５を
開設する。

一方、前面パネル１７の裏側には、第４図で示すように
、供給ベース枠２６と球供給ケース２７とを上下に設け
、供給ベース枠２６内には前面パネル１７の球通過孔２
５を閉塞して打止状態にする公知の打止シャッター機構
（図示せず）を設け、球供給ケース２７の内部には本発
明に係る球抜き機構と球供給機構とを設ける。

図面で示す球供給ケース２７の実施例は、プラスチック
製の前面開放状箱体であり、−側に設けた支軸２８を中
心に開閉可能且つ着脱可能であり、常には供給ベース枠
２６の係止部２９に係止して閉じている。そしてこの球
供給ケース２７内には、該球供給ケース２７を閉じたと
きに前記球通過孔２５に連通ずる球供給路３０を形成し
、該球供給路３０の傾斜下端の出口に臨ませて球供給機
構の球送り部材３１を設ける。

球供給路３０は、第６図で示すように、入口３０′から
僅かに下り傾斜しながら横方向に延在し、傾斜下端の部
分は最先の球と二番目の球と三番Ｕの球との中心が一直
線上に並ぶことを阻ローするために円弧状に成形すると
ともに底部３２を天井部３３よりも短くしである。した
がって１球供給皿１８から導入した球の圧力を球供給路
３０の傾斜下端部分で減少させることができる。

また、図面で示す球送り部材３１の実施例は。

上部先端に球体止部３４を、下部先端には球を１個赦せ
る球ａｉ部３５を有する略コ字状の部材であり、球供給
ケース２７に開設した供給口３６の上縁に軸３７により
揺動可能に支承され、常には自重或はウェイト３８の付
勢により球載置部３５がストッパ３９に８！！ｔするま
で先端を下降し、最先の球が待機する球球待機位置に球
体止部３４を臨ませた状態で静止する。なお、この状態
において、球体止部３４が軸３７よりも低く、しかも球
と接する球体止部３７の先端面が球４装置部３５の基端
に向かって傾斜するようにしであるので１球供給路３０
内の球の流下圧にかかわらず球送り部材３１が軽く揺動
し得る。

球待機位置には球抜き機構の一部を構成する作動部材４
０を配置し、この作動部材４０により最先の球を支持す
るとともに、球球待機位置から斜め下方に延設した球技
流下路４１内に球が流入することを阻止する。

第５図及び第６図で示す作動部材４０の実施例は、一端
を球供給ケース２７に軸若し、他端に係合ビン４２を宥
する腕片４３の側面途中から横方向に突設した棚板状で
あり、腕片４３の揺動により球供給路３０の底部３２の
先端との間隔が変化するようにしである。そして、本実
施例では遊技者の外部操作により上記腕片４３を揺動し
得るように、一端を球供給ケース２７に軸着した回動レ
バ４４の他端の長孔４５に前記腕片４３の係合ビン４２
を遊嵌し、球供給皿１８の前面に設けた押釦状の第２球
抜操作部４６から伝達部材４７を延設して前面パネル１
７を貫通させ、該伝達部材４７の先端に形成した下向き
押圧部４７′を上記回動レバ４４の押圧面４８上に臨ま
せる。また、Ｌ記回動レバ４４の軸着基端部から延設し
た突片４４′の先端にスプリング４９の一端を接続し。

該スプリング４９により棚板状作動部材４０を北方に付
勢する。なお１作動部材４０は、回動レバ４４の当接片
５０が供給ケース２７の突起状ストッパ５１に当接する
ので、常には所定の位置で静止する。

一ヒ記した構成から成る球供給機構と球抜き機構とを備
えた球供給ケース２７を前面パネル１７の裏面に取付け
て閉じると：球技流下路４１の出口４１′が前記した誘
導路２３の出口２４と合わさる。したがって、前面パネ
ル１７の自由端を前面枠３偏に押圧して閉じると１球技
流下路４１の出口４１’が遊技盤４側の受口１０に連通
ずる。

次に上記した構成からなる球供給機構及び球抜き機構の
作動について説明する。

遊技者が球供給皿１８に多数の球を投入すると、−列に
整列した球が球通過孔２５を通って前面パネル１７ｉ側
の球供給路３０内に流入する。

そして、球供給路３０内の最先の球は、第６図で示すよ
うに１作動部材４０１−の球待機位置で球送り部材３１
の球体止部３４に当接して停止する。

この時、二番目の球は最先の球と球供給路３０の底部３
２の先端とに支持され、作動部材４０に接触しないで停
止する。また三番目の球は、最先の球と二番目の球との
中心を結ぶ直線上から外れた位置で停止する。したがっ
て、球供給路３０内の球の流下圧が分散され、最先の球
に強い流下圧が掛ることを防止することができ、球送り
部材３１が僅かな力で確実に作動する。

この状態で遊技者がパチンコ機ｌ前面の発射操作部５２
を操作することにより打球発射装置１４を始動すると１
発射杆１５が第７図実線で示す第１状態から一点鎖線で
示す第２状態に後退し５発射杆１５に設けた連動レバ５
３が揺動杆５４を次第に回動する。Ｗ動杆５４が回動す
ると、前進する上端押圧部５４′が球送り部材３１の下
端を押圧するので、球送り部材３１が第８図で示すよう
に、球体止部３４を上昇する方向に回動する０球送り部
材３１が回動すると、最先の球が球送り部材３１に向け
て少し前進するので、二番目の球が作動部材４０上に落
下する。なお、作動部材４０上に二番目の球が落下して
も。

球供給路３０の底部３２の先端と作動部材４０との間隔
りが球の直径よりも狭いので、二番目の球が球技流下路
４１内に流入することがない、そして発射杆１５が第７
図二点鎖線で示す第３状態まで回動すると、球送り部材
３１が第９図で示すように腕片４３の軸着基端部の阻止
部５５に当接するまで回動する。したがって、最先の球
がａａＺ部３５　、ｈに落下し、該球は供給口３６の上
縁に係止して球威置部３５」−で止まる。

発射杆１５が充分に後退すると、該発射杆１５は発射ス
プリング（図示せず）の付勢により勢いよく戻り回動す
る０発射杆１５が戻り回動すると、連動レバ５３が揺動
杆５４から外れるので、球送り部材３１が自由に回動で
きる状態になる０球送り部材３１が自由に回動可能にな
ると、この球送り部材３１は球の自重により球儀置部３
５を下降する方向に戻り回動する。したがって球儀置部
３５上の球は、供給口３６の［−縁から外れ、球ａ置部
３５上面の傾斜により転動し、供給口３６を通って発射
レール７、Ｉｌ：に落下する。そして発射レール７上に
落下した球は、発射レール７の傾斜により転勤し、発射
位２１１３で停止する。なお、球送り部材３１が戻り回
動すると球体止部３４が下降するので、二番目の球はこ
の球体しト部３４に当接して作動部材４０上の球球待機
位置で停止する。

上記したように発射杆１５が往復回動すると、球送り部
材３１が上記した動作を縁り返すので、発射位１１３に
は球が一個宛確実に供給される。

なお、球送り部材３１が発射レール７上に球を供給する
頃には、先に発射位２１１３に供給された球が発射杆１
５の弾発部によって弾発され、既にガイドレール５上を
上昇しているので、発射された球と供給された球とが発
射レール７上で衝突することがない。

発射した打球が遊技部６内の入賞具５６・・・に入宣し
、予定数の賞球が球供給皿１８に排出されると、打１［
シャッタが作動して球通過孔２５を塞ぎ、遊技を続行で
きない打止状態となる。この場合、遊技者が球供給皿１
８の第１球抜操作部２１を操作することにより球技２２
弁を動かして球核流下入口２０を開放すると１球供給皿
１８内の球が誘導路２３内を流下し、連絡橋１２を介し
て受皿１１に排出される。

また、遊技者が球供給皿１８の第２球抜操作部４６を操
作すると、第１０図で示すように、伝達部材４７の抑圧
部４７′が回動レバ４４の抑圧部４８を押圧するので、
回動レバ４４がスプリング４９の付勢に抗して回動する
。回動レバ４４が回動すると、長孔４５に遊嵌した保合
ビン４２が下降するので、腕片４３が第１０図矢印方向
に回動する。腕片４３が回動すると、棚板状作動部材４
０が腕片４３と共に回動して球抜流下路４１側に下り傾
斜するとともに規制片４１゛′に当接するまで下降する
ので、底部３２の先端との間隔が球の直径よりも拡大さ
れる。したがって、二番目の珪が上記間隔から球技流下
路４１内に流入し、この後圧番目以降球供給路３０内の
球が順次球技泣下路４１内に流入し、最後に作動部材４
０にで停止していた最先の球が球技流下路４１内に流入
する。

この様にして球供給路３０から球技流下路４１内に流入
した球は、出口４１′を通って遊技９１４側の受口１０
に入り、連絡橋１２を介して受皿１１に排出される。な
お、図面で示すように、回動レバ４４を保護するため、
球技流下路４１と回動レバ４４との間に保護板５７を取
付けることが望ましい。

上記した様に打止シャッタが作動して球通過孔２５を塞
ぎ、遊技を続行できない打止状態になった場合には、第
１球抜操作部２１を操作することにより球供給器１８内
の球を、第２球抜操作部４６を操作することにより球供
給路３０内の球を夫々受皿１１に抜き出すことができる
。したがって、パチンコ機１内には遊技者の球は１つも
残らない。

なお、球通過孔２５が開いた状態の時は、第２球抜操作
部４６を操作するだけで、球供給器１８内の球と球供給
路３０内の球とを受皿ｌｌに抜き出すことができる。

上記実施例は腕片４３の側面に設けた作動部材４０を回
動レバ４４を介して円弧線１を回動するようにしたもの
であるが、作動部材４０を＠動するには第２球抜操作部
４６の伝達部材４７を直接腕片４３に作用させてもよい
、また作動部材４０は、球供給路３０と球技流下路４１
との連通部分に配設され、常には球供給路３０内の球が
球技流下路４１内に流人することを阻止し、遊技者の外
部操作により球供給路３０内の球を球技流下路４１内に
流入させることができれば、上記した回動式に限らない
０例えば、第２実施例のようにスライド式にしてもよい
。

第１１図乃至第１３図で丞す第２実施例は、球供給ケー
ス２７内に設けた球供給路３０と球技流下路４１との連
通部分に作動部材４０’をスライド可能に配設したもの
である。この作動部材４０’は、第１２図で示すように
、横長板状の球技レバ５８の先端に形成されている。そ
して、この球技レバ５８をスライドさせるため、球供給
ケース２７内に横長なガイド枠５９を設け、該ガイド枠
５９内にスライド部材６０をスライド可能に嵌め込むと
ともに、該スライド部材６０を付勢するスプリング６１
を組み込み、スライド部材６０に突設したリング状の係
合部６２に上記球技レバ５８の連結ピン６３を係合する
。また、スライド部材６０から延設したスライドレバ６
４を前面パネルエフの貫通孔（図示ぜず）内を通して球
供給器１８の前面に臨ませ、第２球抜操作部とする。し
たがって、この作動部材４０’は、第１１図で示すよう
に、常にはスプリング６１の付勢により前進して球技流
下路４１の」二端縁に当接し１球供給路３０と球技流下
路４１とを遮断する。

この状態で遊技者が球供給器１８に球を投入すると、こ
れらの球は球通過孔２５から球供給路３０内を流下し、
最先の球が作動部材４０’上に載り、球送り部材３１の
球体止部３４に当接して停止トする。なお作動部材４０
’の先端面を傾斜させるとともに、該傾斜面に対応させ
て球技流下路４１の上端縁の球技流下路４１側を傾斜さ
せであるので、作動部材４０′との球の自重が球技流下
路４１の１一端縁に掛り、薄い作動部材４０’に無理な
荷重がかからない、このため作動部材４０’は、常に所
定の位置で停止上する。

そして、遊技者が発射操作部５２を操作して打球発射装
置１４を始動すると、発射杆１５に取付けた連動レバ５
３が球送り部材３１を揺動するので、作動部材４０′上
で待機していた最先の球を供給口３６から発射レール７
の発射位ｉ１３に一個宛供給することができる。なお、
球技流下路４１の上端縁の供給口３６側を供給口３６に
向けて下り傾斜させであるので、球送り部材３１が揺動
して球体止部３４が上昇したときに作動部材４０′上の
球が球［２１部３５上に円滑に落下する。

遊技者が遊技を中止したり台移動する場合には球供給器
１８の前面に配設した第２球抜操作部としてのスライド
レバ九６４をスプリング６１のＭｌｊに抗して移動する
。スライドレバ６４を移動すると１球技レバ５８が後退
し、先端の作動部材４０′が第１３図で示すように球供
給路３０と球技流下路４１との連通部分から外れ、球供
給路３０と球技流下路４１とを連通させる。したがって
１作動部材４０′上の球球待機位置で停止していた最先
の球が球技流下路４１内に流入し、その後球供給路３０
内の球が順次球技流下路４１内に流入する。そして、球
技流下路４１内に流入したこれらの球は、出口４１′か
ら遊技ｇ１４側の受口ｌＯに入り、連絡橋１２を介して
パチンコ機ｌ前面下方の受皿ｌｌに排出される。

この様に球供給＠１８１００スライドレバ６４を移動す
ると、球供給路３０内の球を１つ残らず受＠１１に抜き
出すことができる。また、球供給路３０内の球が球技流
下路４１内に流入している途中でスライドレバ６４を戻
すと１作動部材４０’がスプリング６１の付勢により前
進して球供給路３０と球技流下路４１とを遮断し１球抜
きを途中で中＋１−させることができる。このため、遊
技中に球供給皿１８内の球が溢れそうになったときなど
においては１球供給［１１１８内の球を所望量がけ受［
［１１１に流下させることができる。なお、作動部材４
０′を薄くするとともに先端を前記した様に傾斜させて
おくと、勢いよく流下している球の流れに作動部材４０
’が侵入し易い、また、球技レバ５８の摺動面、或は球
技レバ５８をステイト可能に支持する球供給ケース２７
の摺動面に金属板を添設すると、球技レバ５８の摺動抵
抗を減少させることができ、動きが軽くなる。

また１本発明において作動部材４０　、４０　’を動か
す手段は、上記の様な手動式に限定されるものではない
０例えば第１４図で示すように、回動レバ４４に電磁ソ
レノイド６５のブテンジャを接続するとともに、該電磁
ソレノイド６５のスイッチ６６をパチンコ機１の前面に
設けてもよい、この様にすると、遊技者がスイッチを操
作した時に電磁ソレノイド６５が励磁して回動レバ４４
を回動し、球供給路３０内の球を全てパチンコｉｌｌ前
面Ｆ方の受皿１１に抜き出すことができる。

なお、第１４図で示すように球技流下路４１の出口４１
’等に球の通過を検出する球検出器６７を設け、該球検
出器６７が球を検出しなくなってから所定時間（例えば
１０秒）経過後にと記電磁ソレノイド６５を消磁するよ
うにしてもよい、この様にすると、押釦等のスイッチを
一回操作するだけで電磁ソレノイド６５が励磁して球抜
きが開始され、球が全部抜けた後に！磁ソレノイド６５
が自動的に消磁して球抜きを終了させることができる。

また、第１５図で示すように、パチンコ店の管理室内の
操作盤にパチンコ機ｌ毎のスイッチ６８・・・を設け、
これらスイッチ６８・・・を各パチンコ機ｌの上記電磁
ソレノイド６５等の電気的駆動源に接続してもよい、こ
のようにすると、管理室内のスイッチ６８を操作するこ
とにより所望のパチンコＩａｌ或は店内の全てのパチン
コ機ｌ・・・の球抜きを電気的ＷＩＡ動源の駆動により
行うことができる。したがって、新しいパチンコａｌｌ
・・・に入換えたときの試打ちが終了した時点で店内の
全てのパチンコ機ｌ・・・の球抜きを一斉に行うことが
でき、開店準備時間を大幅に短縮することができる。

また、パチンコ機ｌが所定数の賞球を排出し終えた時に
管理室からの指令により当該パチンコ機１の電気的駆動
源を作動すると１球供給路３０内の球が受＠１１に排出
されるので、遊技を継続することができず、打止状態と
なる。したがって、打止シャッタ竿従来の打上機構を設
けなくてもよい。

なお、作動部材４０を電気的に駆動する駆動源は電磁ツ
レ／イド６５に限らない、また前記したスライド式作動
部材４０’に電気的駆動源を接続してもよい。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、付勢に抗して作動
部材を作動するだけで球供給国内の球は勿論のことパネ
ルの裏側の球供給路内の球も全てパチンコ機前面下方の
受皿に抜き出すことができる。

したがって、遊技者は台交換したり遊技を終Ｔする場合
に球供給路内の球を１つ残らず全て取り出すことができ
、従来の様に無駄に球を発射する必要がなく、不利益を
被らない。

また、古いパチンコ機を新しいパチンコ機に入れ換える
所謂断金入換を行い、開店する前に係員が試験的に打球
を発射して各パチンコ機の状態を検査する試打ちにおい
て、球供給皿及び球供給路内に在る球をパチンコ機前面
下方の受皿に簡単に抜き出すことができる。したがって
、開店前の準備時間を大幅に短縮することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はパチン
コ機のガラス枠と前面パネルを開放した状態における斜
視図、第２図は７ア一ル球樋の斜視図、打愛３図は球供
給皿の斜視図、第４図は球供給ケースを開放した状態に
おける前面パネルの裏側から見た斜視図、ｔＪＳＳ図は
球供給機構及び球技機構の主要構成部品の分解斜視図、
第６図は通常状態における球供給機構及び球技機構の正
面図、第７図は発射杆の正面図、第８図及び第９図は球
供給Ｊａａの動作を示す正面図、第１０図は球供給路内
の球を抜いている状態における球技機構の正面図、第１
１図は第２実施例の正面図。 第１２図は第２実施例の球技レバ及びガイド枠等主要部
品の分解斜視図、第１３図は球供給路内の球を抜いてい
る状態における第２実施例の正面図、第１４図は電磁ソ
レノイドにより作動部材を駆動するようにした実施例の
釧視図、第１５図は管理室から各パチンコ機の球技を行
えるようにした実施例のブロック線図である。 ｌはパチンコ機、３は前面枠、４は遊技盤、７は発射レ
ール、１０は受口、１１は受皿、１２は連絡樋、１３は
発射位置、１５は発射杆、１７は前面パネル、１Ｂは球
供給皿、１９は底部、２５は球通過孔、２６は供給ベー
ス枠。 ２７は球供給ケース、３０は球供給路、３１は球送り部
材、３４球係止部、３５球載置部、３６は供給口、４０
　、４０　’は作動部材、４１は球技流下路、４２は係
合ビン、４４は回動レバ、４６は球技操作部、４９はス
プリング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前面枠に設けた前面パネルの表面に球供給皿を有し、前
   面パネルの裏側に設けた球供給路により球供給皿内の球
   を球供給機構に導き、球供給路が導いた最先の球を球供
   給機構の球送り部材により発射レールの発射位置に一個
   宛供給するパチンコ機において、上記最先の球が停止す
   る球待機位置からパチンコ機前面下方の受皿に連通する
   球抜流下路を設け、この球抜流下路と上記球供給路との
   連通部分に遊技者の外部操作により作動する作動部材を
   配設し、上記作動部材を、常には球抜流下路内への球の
   流入を阻止する方向に付勢し、この付勢に抗して作動部
   材を動かした時に球供給路内の球が球抜流下路内を流下
   して受皿に排出されるようにしたことを特徴とするパチ
   ンコ機の球抜機構。