JPH11205570A - 通信ネットワークシステム - Google Patents

通信ネットワークシステム

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JPH11205570A
JPH11205570A JP10001302A JP130298A JPH11205570A JP H11205570 A JPH11205570 A JP H11205570A JP 10001302 A JP10001302 A JP 10001302A JP 130298 A JP130298 A JP 130298A JP H11205570 A JPH11205570 A JP H11205570A
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JP10001302A
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Masakazu Ishibashi
正和 石橋
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少なくともファクシミリ装置が記憶している共
通項目のデータを通信端末装置から更新することが可能
な通信ネットワークシステムを提供すること。 【解決手段】ファクシミリ装置1のRAMに共通項目及
びユーザ毎項目のデータを記憶させる。パソコン2から
の所定のコマンドに基づいて、ファクシミリ装置1から
パソコン2に共通項目及びユーザ毎項目のデータをパソ
コン2に送出する。その結果、パソコン2の画面上に
は、共通項目及びユーザ毎項目の内容が表示される。パ
ソコン2のキーボードから共通項目及びユーザ毎項目の
データを更新した後、そのデータをファクシミリ装置1
に送出する。ファクシミリ装置1は、パソコン2からの
共通項目及びユーザ毎項目のデータをRAMに記憶す
る。その結果、共通項目及びユーザ毎項目のデータが更
新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、通信端末装置等から構成される通信ネットワークシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のパソコン等の端末やファク
シミリ装置をLAN等の通信ネットワークを用いて相互
に接続し、パソコンからのデータをファクシミリ装置を
介して送受信する構成が提案されている。このような構
成によれば、ファクシミリ装置に接続される公衆回線網
を介してファクシミリ伝送制御手順にてデータを確実に
送受信することができる。このため、ファクシミリ装置
を介したパソコンからのファクシミリ通信が普及しつつ
ある。
【0003】ところで、ファクシミリ装置を設置した場
合に、必ず設定しなければならない共通項目がある。具
体的には、発信元FAX番号、通信回線の種類(プッシ
ュ回線又はパルス回線)、モニタレポート、ポーズ時
間、呼出ベル回数、DM拒否等である。一方、使用者の
好みに応じて設定するユーザ毎項目がある。具体的に
は、発信元名称、通信管理記録採取、親展受信記憶期
間、読取サイズ、画質、濃度、ECMモード、リダイヤ
ル回数、リダイヤル間隔等である。これらの項目は、通
信ネットワークにファクシミリ装置を接続させた場合で
あっても、同様に設定する項目でもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通信ネット
ワークに接続されるファクシミリ装置においては、前記
共通項目やユーザ毎項目を、通信ネットワークに接続さ
れる各パソコンからも設定することができる通信ネット
ワークシステムの登場が望まれていた。
【0005】本発明は、このような市場の要求に答える
ためになされたものであって、その目的は、少なくとも
ファクシミリ装置が記憶している共通項目のデータを通
信端末装置から更新することが可能な通信ネットワーク
システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、少なくとも共通項目
のデータを記憶する記憶手段を備えたファクシミリ装置
と、入力手段及び表示手段を備えた通信端末装置とを有
する通信ネットワークシステムにおいて、前記ファクシ
ミリ装置は、通信端末装置の入力手段からの指示に基づ
き、記憶手段に記憶している共通項目のデータを、通信
端末装置に送出するファクシミリ制御手段を備え、前記
通信端末装置は、ファクシミリ装置から送出されてきた
共通項目のデータを表示手段に表示する通信端末制御手
段を備えた。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の通信ネットワークシステムにおいて、記憶手段は、
使用者毎に設定されたユーザ毎項目のデータを記憶す
る。請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の通信
ネットワークシステムにおいて、ファクシミリ制御手段
は、通信端末装置の入力手段からの指示に基づき、記憶
手段に記憶しているデータのうち、少なくとも共通項目
のデータを、記録部で記録紙に記録する。
【0008】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「記憶手段」はRAM13に相当し、同じく
「入力手段」は操作部34に相当し、同じく「表示手
段」は表示部35に相当し、同じく「通信端末装置」は
パソコン2に相当し、同じく「ファクシミリ制御手段」
はMPU11,ROM12及びRAM13に相当し、同
じく「通信端末制御手段」はMPU31,ROM32及
びRAM33に相当する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態について図面を用いて説明する。図1に示すよう
に、通信ネットワーク(LAN)は、電話回線Lに接続
されたファクシミリ装置(FAX)1、複数のパソコン
(PC)2、スキャナ3、プリンタ4の各装置及び各装
置1〜4間を接続する複数のハブ(HUB)5、複数の
トランシーバ6、同軸ケーブル7、AUIケーブル8及
びツイストペアケーブル9から構成されている。
【0010】ファクシミリ装置1、パソコン2、スキャ
ナ3及びプリンタ4は、ツイストペアケーブル9を介し
てハブ5に接続されている。ハブ5は、AUIケーブル
8を介してトランシーバ6に接続されている。トランシ
ーバ6は、同軸ケーブル7を介して他のトランシーバ6
と接続されている。ファクシミリ装置1、パソコン2、
スキャナ3及びプリンタ4は、ツイストペアケーブル9
に接続するためのインターフェースを内蔵している。ハ
ブ5は、ツイストペアケーブル9とAUIケーブル8と
を接続するために設けられるとともに、通信ネットワー
クの接続において集線装置として機能する。トランシー
バ6は、AUIケーブル8と同軸ケーブル7とを接続す
るために設けられている。
【0011】図2に示すように、ファクシミリ装置1
は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部1
4、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ
18、コーデック19、モデム20、NCU21、デー
タ変換部22、通信プロトコル制御部23及びネットワ
ークインターフェース24から構成されるとともに、各
部11〜23がバス25を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0012】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1の送受信に関する各種情報を一
時的に記憶する。また、RAM13は、図3に示すよう
に、発信元FAX番号、通信回線の種類、モニタレポー
ト、ポーズ時間、呼出ベル回数、DM拒否等からなるフ
ァクシミリ装置1の共通項目を記憶する。加えて、図4
に示すように発信元名称、通信管理記録採取、親展受信
記憶期間、読取サイズ、画質、濃度、ECMモード、リ
ダイヤル回数、リダイヤル間隔等からなる各パソコン2
の使用者により設定されるユーザ毎項目を記憶する。
【0013】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タを記録紙上に記録する。
【0014】操作部16は、電話番号を入力するための
テンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登
録、短縮番号から発信するするための短縮キー16b、
原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー1
6c等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる
表示部17は、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種
情報の表示を行う。
【0015】画像メモリ18は、受信画データ、読取部
14で読み取られた画データ及びスキャナ3で読み取ら
れた画データを一時的に記憶する。コーデック19は、
読取部14及びスキャナ3にて読み取られた画データを
送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0016】モデム20は、T.30に従ったファクシ
ミリ伝送制御手順及びV.17,V.27ter,V.
29のいずれか(以下、V.17等)に従った送受信デ
ータの変調及び復調を行う。NCU21は、電話回線L
の閉結及び開放を行うとともに、相手先のFAX番号に
対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出する機能等
を備えている。
【0017】データ変換部22は、電話回線Lを介して
受信したMH、MR、MMR方式等の画データを、LA
N上における複数のパソコン2にとって、扱い易い形式
にするために、TIFF、BMP、GIF、JPEG、
PCX、DCX等に従ったデータ形式に変換する。
【0018】通信プロトコル制御部23は、ネットワー
クインターフェース24を介してLAN上の他の装置と
の間の通信を制御するためのものである。これを便宜
上、OSI(Open Systems Interconnection:開放型シ
ステム間相互接続)参照モデルを用いて以下に説明す
る。すなわち、OSI参照モデルにおけるセッション層
(第5層)以上では、SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol:メール送信プロトコル)、POP(Post Of
fice Protocol:メール受信プロトコル)、FTP(Fil
e Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル)、T
ELNET(遠隔コンピュータ操作)等によって通信を
制御する。
【0019】同じく、トランスポート層(第4層)はT
CP(Transmission Control Protocol:伝送制御プロ
トコル)及びUDP(User Datagram Protocol)によっ
て通信を制御する。同じく、ネットワーク層(第3層)
及びデータリンク層(第2層)の一部はIP(Internet
Protocol:ネットワーク間プロトコル)によって通信
を制御する。ちなみに、前記以外のデータリンク層(第
2層)、物理層(第1層)には、例えばIEEE80
2.3(イーサネット)等がある。
【0020】図5に示すように、ネットワークインター
フェース24はネットワークコントローラ26、シリア
ルインターフェースアダプタ27及びトランシーバ28
から構成され、そのネットワークインターフェース24
にはハブ5が接続されている。なお、ネットワークイン
ターフェース24としては、例えば、ネットワークコン
トローラ26、シリアルインターフェースアダプタ27
及びトランシーバ28を1つのLSIとして構成したも
のや、ネットワークコントローラ26及びシリアルイン
ターフェースアダプタ27を1つのLSIとして構成し
たもの等がある。
【0021】10BaseTに対応したネットワークコ
ントローラ26は、データをファクシミリ装置1からツ
イストペアケーブル9上へ適正に送出するために、CS
MA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Col
lision Detection)方式に従って通信ネットワークのア
クセス制御を行う機能を有している。シリアルインター
フェースアダプタ27は、ファクシミリ装置1からツイ
ストペアケーブル9上へ送出されるデータをパラレルデ
ータからシリアルデータに変換するとともに、ツイスト
ペアケーブル9上に伝送されるシリアルデータをパラレ
ルデータに変換してファクシミリ装置1へ出力する。上
記ネットワークインターフェース24におけるネットワ
ークコントローラ26及びシリアルインターフェースア
ダプタ27は、ファクシミリ装置1内に一体的に組み込
まれている。
【0022】図6に示すように、パソコン2は、MPU
31、ROM32、RAM33、操作部34、表示部3
5、記憶部36、通信プロトコル制御部37及びネット
ワークインターフェース38から構成されるとともに、
各部31〜37がバス39を介してそれぞれ接続されて
いる。
【0023】MPU31は、パソコン2を構成する各部
を制御する。ROM32は、パソコン2を制御するため
の基本的なプログラムを記憶する。RAM13は、パソ
コン2に関する各種情報を一時的に記憶する。
【0024】操作部34は、キーボード34aとマウス
34bとを備えている。LCD等よりなる表示部35
は、キーボード34a等から入力される文字等を表示す
る。ハードディスク等よりなる記憶部36は、プログラ
ムや各種データ等を記憶する。通信プロトコル制御部3
7及びネットワークインターフェース38は、前記ファ
クシミリ装置1におけるネットワークコントローラ26
及びシリアルインターフェースアダプタ27と同様であ
る。
【0025】図1に示すスキャナ3は、パソコン2から
の指令に従って、原稿載置板上に載置された原稿を読み
取る。プリンタ4は、パソコン2からの指令に従って、
ファクシミリ装置1及びパソコン2から送出されてくる
各種データを記録紙に記録する。
【0026】以上のように構成された通信ネットワーク
(LAN)において、パソコン2からファクシミリ装置
1のRAM13に記憶されている共通項目及びユーザ毎
項目を、パソコン2から更新するときのパソコン2側の
動作について、図7に示す説明図と図8に示すフローチ
ャートとを用いて説明する。なお、使用者による動作以
外は、パソコン2を構成する記憶部36内に記憶された
プログラムに基づいて、MPU31により実行される。
【0027】S1においては、パソコン2の使用者によ
り、共通項目及びユーザ毎項目を参照するためのプログ
ラムが起動される。S2においては、パソコン2のキー
ボード34a或いはマウス34bから所定のコマンドが
ファクシミリ装置1に対して送出される。
【0028】S3においては、RAM13に記憶されて
いる共通項目及び前記S1においてコマンドを発行した
自装置(パソコン2)のユーザ毎項目のデータが、ファ
クシミリ装置1からパソコン2に送出されてくるのが待
たれる。
【0029】S4においては、共通項目及び自装置(パ
ソコン2)のユーザ毎項目が、パソコン2の表示部35
の画面上に表示される。S5においては、パソコン2の
使用者により、共通項目及びユーザ毎項目のデータが更
新される。
【0030】S6においては、更新されたデータを含む
すべての共通項目及びユーザ毎項目のデータがファクシ
ミリ装置1に対して送出される。次に、通信ネットワー
ク(LAN)において、パソコン2からファクシミリ装
置1のRAM13に記憶されている共通項目及びユーザ
毎項目を、パソコン2から更新するときのファクシミリ
装置1側の動作について、図7に示す説明図と図9に示
すフローチャートとを用いて説明する。なお、使用者に
よる動作以外は、ROM12内に記憶されたプログラム
に基づいて、MPU11により実行される。
【0031】S11においては、パソコン2から所定の
コマンドが送出されてくるのが待たれる。S12におい
ては、パソコン2からの所定のコマンドが送出されてく
ると、その所定コマンドが解析される。そして、そのコ
マンドに対応するプログラムが起動される。
【0032】S13においては、RAM13に記憶され
ている共通項目及びS11において送出されてきたパソ
コン2に該当するユーザ毎項目のデータが、パソコン2
に対して送出される。
【0033】S14においては、パソコン2から共通項
目及びユーザ毎項目のデータが送出されてくるのが待た
れる。S15においては、パソコン2から送出されてき
た共通項目及びユーザ毎項目のデータが更新されている
か否かが判断される。データが更新されている場合はS
16に移行する。一方、データが更新されていない場合
は、この処理を終了する。
【0034】S16においては、パソコン2から送出さ
れてきた共通項目及びユーザ毎項目のデータがRAM1
3に記憶され、共通項目及びユーザ毎項目のデータが更
新される。
【0035】次に、通信ネットワーク(LAN)におい
て、パソコン2からファクシミリ装置1のRAM13に
記憶されている共通項目及びユーザ毎項目のデータを、
パソコン2から指示により、記録部15で記録紙に記録
させるときのパソコン2側の動作について、図10に示
す説明図と図11に示すフローチャートとを用いて説明
する。なお、使用者による動作以外は、パソコン2を構
成する記憶部36内に記憶されたプログラムに基づい
て、MPU31により実行される。
【0036】S21においては、パソコン2の使用者に
より、共通項目及びユーザ毎項目のデータをファクシミ
リ装置1の記録部15で記録紙に記録させるためのプロ
グラムが起動される。
【0037】S22においては、パソコン2のキーボー
ド34a或いはマウス34bから所定のコマンドがファ
クシミリ装置1に対して送出される。次に、通信ネット
ワーク(LAN)において、パソコン2からファクシミ
リ装置1のRAM13に記憶されている共通項目及びユ
ーザ毎項目のデータを、パソコン2から指示により、記
録部15で記録紙に記録させるときのファクシミリ装置
1側の動作について、図10に示す説明図と図12に示
すフローチャートとを用いて説明する。なお、使用者に
よる動作以外は、ROM12内に記憶されたプログラム
に基づいて、MPU11により実行される。
【0038】S31においては、パソコン2から所定の
コマンドが送出されてくるのが待たれる。S32におい
ては、パソコン2からの所定のコマンドが送出されてく
ると、その所定コマンドが解析される。そして、そのコ
マンドに対応するプログラムが起動される。
【0039】S33においては、ファクシミリ装置1の
RAM13に記憶されている共通項目及びユーザ毎項目
のデータが記録部15で記録紙に記録される。以上、詳
述したように本実施形態によれば、次のような作用、効
果を得ることができる。
【0040】・ファクシミリ装置1の共通項目及びユー
ザ毎項目のデータをパソコン2から更新することができ
る。このため、ファクシミリ装置1まで出向いて設定デ
ータを、ファクシミリ装置1の操作部16から更新する
必要はない。
【0041】・各パソコン2の使用者の好みに応じて、
ユーザ毎項目をRAM13に設定することができる。こ
のため、図4に示すように、ユーザ毎項目の発信元情報
に、使用者名を直接書き込むことができる。その結果、
すべての受信画データの記録紙に発信者名を受信側のフ
ァクシミリ装置で記録させることができる。従って、受
信された所定の記録紙が、受信された他の記録紙に紛れ
込んだ場合であっても、所定の記録紙を素早く探し出す
ことができる。
【0042】・パソコン2からファクシミリ装置1の共
通項目及びユーザ毎項目を記録部15で記録紙に記録さ
せることができる。このため、共通項目及びユーザ毎項
目のデータを記録紙に記録させ、その内容を確認するこ
とができる。
【0043】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・前記本実施形態に加えて、ファクシミリ装置1の操作
部16からの入力により、共通項目及びユーザ毎項目を
設定するように構成しても良い。
【0044】・共通項目を更新するためのパスワードを
設定して、特定の管理者のみ、共通項目を更新すること
ができるように構成しても良い。このように構成すれ
ば、他の使用者によって共通項目が更新されることを防
止することができる。
【0045】・RAM13には、共通項目のデータを記
憶させるとともに、ユーザ毎項目のデータを一時的に記
憶するユーザ毎項目領域(図示略)を設ける。また、ユ
ーザ毎項目のデータを各パソコン2の記憶部36に記憶
させ、パソコン2からファクシミリ装置1に画データを
送出するとき、ユーザ毎項目のデータもファクシミリ装
置1に送出させるように構成しても良い。このように構
成すれば、共通項目のデータをRAM13に、ユーザ毎
項目のデータを各パソコン2に記憶させることができ
る。このため、通信ネットワークにパソコン2が追加さ
れた場合であっても、RAM13の所定領域に追加され
たパソコン2のユーザ毎項目を設定する必要がない。従
って、追加されたパソコン2に対して迅速に対応するこ
とができる。
【0046】・パソコン2からの指示に基づいて、ファ
クシミリ装置1のRAM13に記憶されている共通項目
及びユーザ毎項目のデータを、通信ネットワークに接続
されているプリンタ4にて記録紙に記録させるように構
成しても良い。
【0047】・パソコン2からの指示に基づき、共通項
目のみ、或いはユーザ毎項目のみをファクシミリ装置1
の記録部15にて記録紙に記録させるように構成しても
良い。
【0048】・ハブ5、トランシーバ6、同軸ケーブル
7、AUIケーブル8及びツイストペアケーブル9から
構成されるネットワークに代えて、ハブ5、トランシー
バ6、AUIケーブル8、フレームリレー、ATM(As
ynchronous Transfer Mode)、FDDI(Fiber Distri
buted Data Interface)、10BaseT用ケーブル
(ツイストペアケーブル)、10Base5用ケーブル
(通称イエローケーブル)、10Base2(通称Thin
ケーブル)等を組み合わせたネットワークで構成しても
良い。
【0049】・通信ネットワークに複数のファクシミリ
装置1が接続されている場合にも、前記本実施形態を適
用しても良い。さらに、上記実施形態より把握される請
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。
【0050】〔1〕共通項目及びユーザ毎項目のデータ
を記憶する記憶手段を備えたファクシミリ装置と、入力
手段及び表示手段を備えた通信端末装置とを有する通信
ネットワークシステムにおいて、前記記憶手段は、回線
に関する共通項目と、使用者の好みに応じて設定するユ
ーザ毎項目との記憶領域を備え、前記ファクシミリ装置
は、通信端末装置の入力手段からの指示に基づき、記憶
手段に記憶している共通項目のデータを、通信端末装置
に送出するファクシミリ制御手段を備え、前記通信端末
装置は、ファクシミリ装置から送出されてきた共通項目
のデータを表示手段に表示する通信端末制御手段を備え
た通信ネットワークシステム。
【0051】このように構成すれば、ファクシミリ装置
の共通項目及びユーザ毎項目のデータを通信端末装置か
ら更新することができる。 〔2〕請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の通信
ネットワークシステムにおいて、ユーザ毎項目を記憶す
る記憶部を備えた通信端末装置を有する通信ネットワー
クシステム。
【0052】このように構成すれば、共通項目をファク
シミリ装置の記憶手段に、ユーザ項目を通信端末装置の
記憶部に記憶させることができる。このため、通信ネッ
トワークに接続される通信端末装置が、増加してもファ
クシミリ装置の記憶手段が、ユーザ毎項目によって肥大
化することを抑制することができる。
【0053】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、少なくともファクシミリ装置が記憶している
共通項目のデータを通信端末装置から更新することがで
きる。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、使用者の好みに応じて、ファク
シミリ装置のユーザ毎項目を設定することができる。請
求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の効果に
加えて、少なくとも共通項目のデータを記録紙に記録さ
せ、その内容を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のLANの構成を示すブロック図。
【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図3】共通項目のデータを示す説明図。
【図4】ユーザ毎項目のデータを示す説明図。
【図5】ネットワークインターフェースの構成を示すブ
ロック図。
【図6】パソコンの構成を示すブロック図。
【図7】共通項目及びユーザ毎項目をパソコンから更新
するときのパソコンとファクシミリ装置との動作を示す
説明図。
【図8】共通項目及びユーザ毎項目をパソコンから更新
するときのパソコン側の動作を示すフローチャート。
【図9】共通項目及びユーザ毎項目をパソコンから更新
するときのファクシミリ装置側の動作を示すフローチャ
ート。
【図10】共通項目及びユーザ毎項目のデータをパソコ
ンから指示により、記録部で記録させるときのパソコン
とファクシミリ装置との動作を示す説明図。
【図11】共通項目及びユーザ毎項目のデータをパソコ
ンから指示により、記録部で記録させるときのパソコン
側の動作を示すフローチャート。
【図12】共通項目及びユーザ毎項目のデータをパソコ
ンから指示により、記録部で記録させるときのファクシ
ミリ装置側の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、2…通信端末装置としてのパソ
コン、11…ファクシミリ制御手段を構成するMPU、
12…ファクシミリ制御手段を構成するROM、13…
ファクシミリ制御手段及び記憶手段を構成するRAM、
15…記録部、31…通信端末制御手段を構成するMP
U、32…通信端末制御手段を構成するROM、33…
通信端末制御手段を構成するRAM、34…入力手段と
しての操作部、35…表示手段としての表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも共通項目のデータを記憶する
    記憶手段を備えたファクシミリ装置と、入力手段及び表
    示手段を備えた通信端末装置とを有する通信ネットワー
    クシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、通信端
    末装置の入力手段からの指示に基づき、記憶手段に記憶
    している共通項目のデータを、通信端末装置に送出する
    ファクシミリ制御手段を備え、前記通信端末装置は、フ
    ァクシミリ装置から送出されてきた共通項目のデータを
    表示手段に表示する通信端末制御手段を備えた通信ネッ
    トワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信ネットワークシス
    テムにおいて、記憶手段は、使用者毎に設定されたユー
    ザ毎項目のデータを記憶する通信ネットワークシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信ネットワークシス
    テムにおいて、ファクシミリ制御手段は、通信端末装置
    の入力手段からの指示に基づき、記憶手段に記憶してい
    るデータのうち、少なくとも共通項目のデータを、記録
    部で記録紙に記録する通信ネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266839A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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