JPH11112775A - ファクシミリ装置及び通信ネットワークシステム - Google Patents
ファクシミリ装置及び通信ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JPH11112775A JPH11112775A JP27588397A JP27588397A JPH11112775A JP H11112775 A JPH11112775 A JP H11112775A JP 27588397 A JP27588397 A JP 27588397A JP 27588397 A JP27588397 A JP 27588397A JP H11112775 A JPH11112775 A JP H11112775A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- facsimile
- communication
- facsimile machine
- personal computer
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Abstract
装置を提供すること、及び通信回線を効率良く使用する
ことが可能な通信ネットワークシステムを提供するこ
と。 【解決手段】パソコン4は、通信ネットワークに接続さ
れる第1ファクシミリ装置1又は第2ファクシミリ装置
2を介して画データを送信する際、第1ファクシミリ装
置1及び第2ファクシミリ装置2の通信機能をSNMP
プロトコルによって得られる。このため、送信画データ
の原稿サイズ、解像度、通信回線の種別(アナログ、デ
ジタル)等に基づいて、画データを送信するファクシミ
リ装置を自動的に選択することができる。従って、通信
ネットワークにファクシミリ装置が増設された場合であ
っても、このSNMPプロトコルを実行させることによ
り、増設されたファクシミリ装置の通信機能を素早く得
ることができる。
Description
ea Network)等に接続されるファクシミリ装置と、ファ
クシミリ装置及び通信端末装置等から構成される通信ネ
ットワークシステムとに関するものである。
やファクシミリ装置をLAN等の通信ネットワークを用
いて相互に接続し、パソコンからのデータをファクシミ
リ装置を介して送受信する構成が提案されている。この
ように構成すれば、公衆回線網を介してファクシミリ伝
送制御手順に従ってパソコンからのデータを確実に送受
信することができる。
ワークに複数の公衆回線網がファクシミリ装置を介して
接続されている場合、それぞれの通信回線状況(例えば
使用中、未使用)は、パソコンから把握することは困難
である。また、ユーザの意に基づいて、通信を確実に行
わせるためには、通信ネットワークに接続されるファク
シミリ装置の通信機能(読み取り可能原稿幅、記録紙サ
イズ、解像度、通信回線の種別(アナログ、デジタル)
等)をユーザが把握していなければならない。すなわ
ち、ユーザは、ファクシミリ装置の通信機能に適合させ
て、送信画データをパソコン等からファクシミリ装置に
対して送信しなければならない。
シミリ装置が接続されている場合、ユーザは複数のファ
クシミリ装置の中から、送信画データに応じて、適合す
るファクシミリ装置を選択しなければならない。加え
て、選択したファクシミリ装置が他の処理のために、使
用することができない場合は、改めて別のファクシミリ
装置を選択し、そのファクシミリ装置の通信機能に適合
した設定を行わなければならなかった。
る問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、通信機能を通知することが可能なファクシミリ装置
を提供すること、及び通信回線を効率良く使用すること
が可能な通信ネットワークシステムを提供することにあ
る。
めに、請求項1に記載の発明では、通信端末装置を有す
る通信ネットワークに接続されるファクシミリ装置にお
いて、通信端末装置からの要求に対して、自身の通信機
能を通信端末装置に通知する通知手段を備えた。
載のファクシミリ装置において、通信端末装置からの画
データを送信できない場合、自装置から他のファクシミ
リ装置に送信要求を示す旨の信号を送出する制御手段を
備えた。
ークに接続される複数のファクシミリ装置と、それらの
ファクシミリ装置の通信機能を収集する収集手段を備え
るとともに、収集手段の結果に基づいて、画データを送
信するためのファクシミリ装置を自動的に選択する通信
端末装置とを備えた。
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「通知手段」は通信プロトコル制御部23に相
当し、「収集手段」は通信プロトコル制御部26に相当
し、「制御手段」はMPU11,ROM12及びRAM
13に相当し、「通信端末装置」はパソコン4に相当す
る。
実施形態を図面を用いて説明する。なお、この第1の実
施形態は、請求項1に記載の発明を具体化したものであ
る。
ークは、第1ファクシミリ装置1、第2ファクシミリ装
置2、ファイルサーバ3、複数のパソコン4、スキャナ
5、複数のプリンタ6の各装置及び各装置1〜6間を接
続する同軸ケーブル7から構成されている。
リ装置2、ファイルサーバ3、複数のパソコン4、スキ
ャナ5、複数のプリンタ6は、同軸ケーブル7に接続す
るインターフェースを内蔵している。同軸ケーブル7に
はトランシーバ33が接続され、インターフェースとト
ランシーバ33との間はトランシーバケーブル35にて
接続されている。
1は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部1
4、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ
18、コーデック19、モデム20、NCU21、デー
タ変換部22、通信プロトコル制御部23及びネットワ
ークインターフェース24から構成されるとともに、各
部11〜24がバス25を介してそれぞれ接続されてい
る。
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。また、RO
M12には、SNMPプロトコルに対応するデーモン・
プロセスが常駐する。RAM13は、ファクシミリ装置
1の送受信に関する各種情報を一時的に記憶する。
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タを記録紙上に記録する。
テンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登
録、短縮番号から発信するするための短縮キー16b、
原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー1
6c等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる
表示部17は、第1ファクシミリ装置1の動作状態等の
各種情報の表示を行う。
14で読み取られた画データ及びスキャナ5で読み取ら
れた画データを一時的に記憶する。コーデック19は、
読取部14及びスキャナ5にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画
データを復号(デコード)する。
ミリ伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27te
r,V.29等に従った送受信データの変調及び復調を
行う。NCU21は、通信回線L1の閉結及び開放を行
うとともに、相手先のFAX番号に対応したダイヤル信
号の送出及び着信を検出する機能等を備えている。
て受信したMH、MR、MMR方式等の画データを、L
AN上における複数のパソコン4にとって、扱い易い形
式にするために、TIFF、BMP、GIF、JPE
G、PCX、DCX等に従ったデータ形式に変換する。
また、データ変換部22は、パソコン4から送出される
前記TIFF等の送信画データを、MH、MR、MMR
方式等の画データに変換する。
クインターフェース24を介してLAN上の装置との間
の通信を制御するためのものである。これを便宜上、O
SI(Open Systems Interconnection:開放型システム
間相互接続)参照モデルを用いて以下に説明する。すな
わち、OSI参照モデルにおけるセッション層(第5
層)以上では、SMTP(Simple Mail Transfer Proto
col:メール送信プロトコル)、POP(Post Office P
rotocol:メール受信プロトコル)、FTP(File Tran
sfer Protocol:ファイル転送プロトコル)、TELN
ET(遠隔コンピュータ操作)等によって通信を制御す
る。
CP(Transmission Control Protocol:伝送制御プロ
トコル)及びUDP(User Datagram Protocol)によっ
て通信を制御する。同じく、ネットワーク層(第3層)
及びデータリンク層(第2層)の一部はIP(Internet
Protocol:ネットワーク間プロトコル)によって通信
を制御する。ちなみに、前記以外のデータリンク層(第
2層)及び物理層(第1層)には、例えばIEEE80
2.3(イーサネット)等がある。なお、第2ファクシ
ミリ装置2も、第1ファクシミリ装置1と同様な構成で
あって、通信回線L2を有している。
フェース24はネットワークコントローラ31、シリア
ルインターフェースアダプタ32及びトランシーバ33
(イーサネット規格)から構成されている。なお、ネッ
トワークインターフェース20としては、例えば、ネッ
トワークコントローラ31、シリアルインターフェース
アダプタ32及びトランシーバ33を1つのLSIとし
て構成したものや、ネットワークコントローラ31及び
シリアルインターフェースアダプタ32を1つのLSI
として構成したもの等がある。
ントローラ31は、データを例えば第1ファクシミリ装
置1から同軸ケーブル7上へ適正に送出するために、C
SMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with C
ollision Detection)方式に従って通信ネットワークの
アクセス制御を行う機能を有している。シリアルインタ
ーフェース33は、第1ファクシミリ装置1から同軸ケ
ーブル7上へ送出されるデータをパラレルデータからシ
リアルデータに変換する。また、シリアルインターフェ
ース33は、同軸ケーブル7上に伝送されるシリアルデ
ータをパラレルデータに変換して第1ファクシミリ装置
1へ出力する。トランシーバ33は、第1ファクシミリ
装置1を同軸ケーブル7と接続する。
おけるネットワークコントローラ31及びシリアルイン
ターフェースアダプタ32は、第1ファクシミリ装置1
内に一体的に組み込まれている。第1ファクシミリ装置
1の側部には、D−Subコネクタ34が設けられてい
る。トランシーバ33はトランシーバケーブル35(イ
ーサネット規格)の一端に接続され、そのトランシーバ
ケーブル35の他端にはD−Subコネクタ36が接続
されている。そして、トランシーバ33を例えばタップ
37により同軸ケーブル7の途中に接続するとともに、
D−Subコネクタ36を第1ファクシミリ装置1のD
−Subコネクタ34に接続することにより、第1ファ
クシミリ装置1と同軸ケーブル7との間でネットワーク
インターフェース24を介したデータの伝送が可能とな
る。なお、第2ファクシミリ装置2も同様な構成を有し
ている。
されてくる各種データを蓄積するとともに、パソコン4
からの命令に従って指定された各種データを他の装置
(例えば第1ファクシミリ装置1、第2ファクシミリ装
置2及びプリンタ6等)に転送する機能を有している。
信プロトコル制御部23及びネットワークインターフェ
ース24と同様な通信プロトコル制御部26及びネット
ワークインターフェース27を内蔵している。また、パ
ソコン4は、SNMP(Simple Network Management Pr
otocol:簡易ネットワーク管理プロトコル)によってネ
ットワークに接続されているエージェント(例えば第1
ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置2等)の
もつ管理情報のデータベース(MIB:Management Inf
ormation Base)にアクセスし、情報を集める。
って、スキャナ5の原稿載置板上に載置された原稿を読
み取る。プリンタ6は、パソコン4からの命令に従っ
て、パソコン4及びファイルサーバ3から転送されてく
る各種データを記録紙に記録する。
ェント(第1ファクシミリ装置1又は第2ファクシミリ
装置2)との間において、SNMPプロトコルによって
行われるやりとりとを、図5に示す説明図を用いて説明
する。
えば第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置
2の通信機能等)を要求するための「GET REQU
EST」コマンドが発行されると、エージェントは「G
ET RESPONSE」コマンドによって、その要求
に対応する管理情報をマネージャに対して応答する。
次に位置する管理情報を要求するための「GET NE
XT」コマンドが発行されると、エージェントは、前記
「GET REQUEST」コマンドと同様に「GET
RESPONSE」コマンドによって、その要求に対
応する管理情報をマネージャに対して応答する。
QUEST」コマンド及び「GETNEXT」コマンド
に対するエージェントからの「GET RESPONS
E」コマンドによる応答が、要求する管理情報とは異な
る応答であった場合は、これ以上管理情報のデータがな
いことをマネージャは知る。
て、「SET」コマンドを用いてエージェントが有する
管理情報を変更することができる。さらに、エージェン
トは、マネージャに対して、「TRAP」コマンドを用
いて自身の状態を通知することもできる。
システムにおいて、パソコン4から送出する画データを
第1ファクシミリ装置1又は第2ファクシミリ装置2に
接続された通信回線L1又はL2を介して送信する場合
の動作について図6に示すフローチャートを用いて説明
する。なお、この動作は、パソコン4に搭載されている
プログラムと、第1ファクシミリ装置1または第2ファ
クシミリ装置2のROM12に記憶されるプログラムと
に基づいて、パソコン4のMPU(図示略)と、第1フ
ァクシミリ装置1または第2ファクシミリ装置2のMP
U11とにより実行される。
上に表示される項目(例えば、送信先のFAX番号、送
信ファイル名、原稿サイズ、解像度、通信回線の種別
(アナログ、デジタル)等)に対して、キーボードから
データ入力が行われ、画面上の「送信ボタン」(図示
略)がマウス等でクリックされる。
1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置2に対
してSNMPプロトコルを実行させるためのアプリケー
ションが起動される。
クシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置2に対して、
順次「GET REQUEST」コマンド及び「GET
NEXT」コマンドが発行される。
び第2ファクシミリ装置2に常駐しているデーモン・プ
ロセスから「GET RESPONSE」コマンドによ
って、第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装
置2の通信機能(例えば読み取り可能原稿幅、記録紙サ
イズ、解像度、通信回線の種別等)が順次パソコン4に
対して通知される。
れた第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置
2の通信機能がパソコン4に記憶される。S6において
は、第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装置
2の通信機能が、前記S1において入力された条件を満
足しているか否かが判断される。具体的には、前記S4
において得られた第1ファクシミリ装置1及び第2ファ
クシミリ装置2の通信機能(記録紙サイズ、解像度、通
信回線の種別等)が、それぞれS1においてユーザによ
り入力された原稿サイズ、解像度、通信回線の種別を満
足しているか否かが判断される。ここで、送信側のパソ
コン4における原稿サイズとは、受信側の第1ファクシ
ミリ装置1等における記録紙サイズのことである。
置(第1ファクシミリ装置1または第2ファクシミリ装
置2)が条件を満足している場合はS7に移行する。一
方、すべてのファクシミリ装置が条件を満足していない
場合はS9に移行する。
が入力した要求条件を満足するファクシミリ装置が、少
なくとも1台ある場合は、パソコン4の画面上にその旨
が表示される。具体的には、第1ファクシミリ装置1及
び第2ファクシミリ装置2の両方が条件に満足している
場合であれば、例えば「第1ファクシミリ装置1…O
K」、「第2ファクシミリ装置2…OK」とパソコン4
の画面上に表示される。また、第1ファクシミリ装置1
が条件を満足し、第2ファクシミリ装置2が条件を満足
していない場合は、例えば「第1ファクシミリ装置1…
OK」、「第2ファクシミリ装置2…NG」とパソコン
4の画面上に表示される。
るファクシミリ装置が、パソコン4により選択される。
この選択において、第1ファクシミリ装置1及び第2フ
ァクシミリ装置2の両方が条件を満足する場合において
は、第1ファクシミリ装置1が優先的に選択される。そ
して、パソコン4から選択されたファクシミリ装置に対
して送信要求を示す信号、FAX番号及び送信ファイル
名が送出される。また、パソコン4からファイルサーバ
3に対して送信画データが転送される。すると、選択さ
れたファクシミリ装置から、前記S1において入力され
たFAX番号に対して発呼が行われる。そして、前記S
1において入力された送信ファイル名に基づいて、ファ
イルサーバ3から送信画データが読み出される。続い
て、読み出された画データが選択されたファクシミリ装
置を介して送信される。
満足していない旨の表示が、パソコン4の画面上に表示
される。具体的には、第1ファクシミリ装置1及び第2
ファクシミリ装置2の両方が条件に満足していない場合
であるため、例えば「第1ファクシミリ装置1…N
G」、「第2ファクシミリ装置2…NG」とパソコン4
の画面上に表示される。
れば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・SNMPプロトコルにより、パソコン4からの要求に
より、第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミリ装
置2の通信機能が通知される。このため、パソコン4か
らの要求により、パソコン4のユーザは、常に最新の通
信機能を把握することができる。また、通信ネットワー
クに複数のファクシミリ装置が接続された場合にあって
は、送信画データの原稿サイズ、解像度、通信回線の種
別等に基づいて、画データを送信するファクシミリ装置
を自動的に選択させることもできる。従って、パソコン
4のユーザが、送信画データの内容に応じて、ファクシ
ミリ装置を選択する必要はない。
装置が新たに増設された場合であっても、パソコン4の
ユーザからの要求により、増設されたファクシミリ装置
の通信機能を素早く得ることができる。よって、パソコ
ン4のユーザは、通信ネットワークに増設されたファク
シミリ装置の通信機能を簡便に知ることができる。
は、請求項3に記載の発明を具体化したものである。な
お、以下の各実施形態において、第1の実施形態と同一
の構成部材については同一の符号を付して説明を省略す
る。
ァクシミリ装置の通信機能に応じて、送信時に通信ネッ
トワークに接続されるファクシミリ装置を選択するとき
の動作について、図7に示すフローチャートを用いて説
明する。なお、前記第1の実施形態におけるS2〜S5
の処理が予め実行され、パソコン4(クライアント)
は、通信ネットワークに接続されたファクシミリ装置の
通信機能を既に得ているものとする。
表示される項目(例えば、送信先のFAX番号、送信フ
ァイル名、原稿サイズ、解像度、通信回線の種別(アナ
ログ、デジタル)等)に対して、キーボードからデータ
入力が行われ、画面上の「送信ボタン」(図示略)がマ
ウス等でクリックされる。
力されたFAX番号が、自身のパソコン4に登録されて
いるFAX番号であるか否かが判断される。登録されて
いないFAX番号の場合は、S13に移行する。一方、
登録されているFAX番号の場合はS14に移行する。
力されたFAX番号が登録されていない番号である旨の
表示が、送信元のパソコン4の画面上に表示され、この
処理が終了される。
より得らているLANに接続されたファクシミリ装置の
通信機能と、図8に示すようにパソコン4に登録されて
いるFAX番号に対応する通信機能(記録紙サイズ、解
像度、通信速度等)とが比較される。ここで、通信機能
表T1は、送信先のFAX番号に対応した相手先のファ
クシミリ装置における通信機能を示す表である。
合するファクシミリ装置が、LANに接続されているフ
ァクシミリ装置の中から選択される。具体的には、第1
ファクシミリ装置1または第2ファクシミリ装置2のう
ちのどちらかが選択される。このとき、ファクシミリ通
信機能の全項目が適合しない場合は、ファクシミリ通信
機能の項目のうち、読み取り可能原稿幅、記録紙サイ
ズ、解像度、通信回線の種別の順に優先されて決定され
る。すなわち、パソコン4から選択されたファクシミリ
装置に転送する画データの幅(原稿幅)が、第1ファク
シミリ装置1または第2ファクシミリ装置2の読み取り
可能原稿幅よりも大きい場合は、送信原稿が読みとれな
い。一方、パソコン4から選択されたファクシミリ装置
に転送する画データの幅(原稿幅)が、第1ファクシミ
リ装置1または第2ファクシミリ装置2の読み取り可能
原稿幅よりも小さい場合は、受信側の記録紙の左右に余
白等が発生する。従って、読み取り原稿幅を記録紙サイ
ズ、解像度、通信回線の種別よりも優先させているので
ある。
イズ(副走査方向のサイズ)より受信側の記録紙サイズ
が大きい場合は、受信側の記録紙に余白が生じる。この
ため、受信側の記録紙が無駄になる。一方、送信側の原
稿サイズより受信側の記録紙サイズが小さい場合は、送
信画データが縮小されて記録紙に記録される。このた
め、受信側において、送信画データが見ずらくなるおそ
れが発生する。従って、記録紙サイズを解像度、通信回
線の種別よりも優先させているのである。
おいては、解像度を優先する。すなわち、通信回線L1
とL2との通信速度が異なる場合、具体的には、例えば
通信回線L1がスーパーG3機能(最高通信速度33.
6kbps)に接続され、通信回線L2がG3機能(最
高通信速度14.4kbps)に接続されている場合で
ある。従って、通信回線の種別とは、換言すれば通信速
度を示すことになる。
くなるが、通信速度を優先して解像度を低下させると、
受信側においては画質の劣化が大きくなることは明らか
である。このため、解像度は通信速度よりも優先させて
いるのである。従って、FAX番号に対応する通信機能
は、読み取り可能原稿幅、記録紙サイズ、解像度、通信
回線の種別の順に優先される。そして、その結果に基づ
いて、通信ネットワークに接続される第1ファクシミリ
装置1または第2ファクシミリ装置2から適合したもの
が選択されるように構成されている。
求を示す信号、FAX番号及び送信ファイル名が、前記
S15において選択されたファクシミリ装置に対して送
出される。また、パソコン4から送信画データがファイ
ルサーバ3に対して転送される。
リ装置から、前記S1において入力されたFAX番号に
対して発呼が行われる。S18においては、前記S1に
おいて入力された送信ファイル名に基づいて、ファイル
サーバ3から送信画データが読み出される。そして、読
み出された画データが、選択されたファクシミリ装置を
介して送信される。
れば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・パソコン4に登録されたFAX番号に対して送信する
場合は、送信先のファクシミリ装置における通信機能
と、送信画データの情報(原稿サイズ、解像度、通信回
線の種別等)とが比較され、適合するファクシミリ装置
が自動的に選択される。このとき、読み取り原稿可能
幅、記録紙サイズ、解像度、通信速度(通信回線の種
別)の順に優先される。このため、受信側の記録紙に余
白が生じたり、受信側の記録紙が無駄になったりするこ
とはない。また、受信側において、送信画データが縮小
されて記録紙に記録されることがなく、送信画データが
見ずらくなることはない。従って、送信先の通信機能に
基づいて、画データを確実に受信側へ送信することがで
きる。
は、請求項2に記載の発明を具体化したものである。第
1ファクシミリ装置1と第2ファクシミリ装置2との通
信機能が、パソコン4から設定された条件(原稿サイ
ズ、解像度、通信回線の種別(アナログ、デジタル)
等)と同等であって、且つ第1ファクシミリ装置1と第
2ファクシミリ装置2とが同等な通信機能を有している
場合において、第1ファクシミリ装置1又は第2ファク
シミリ装置2から画データを送信するときの動作につい
て、図9に示すフローチャートを用いて説明する。
表示される項目(例えば、送信先のFAX番号、送信フ
ァイル名、原稿サイズ、解像度、通信回線の種別等)に
対して、キーボードからデータ入力が行われ、画面上の
「送信ボタン」(図示略)がマウス等でクリックされ
る。
1ファクシミリ装置1に対して送信要求を示す信号、F
AX番号及び送信ファイル名が送出される。また、パソ
コン4からファイルサーバ3に対して送信画データが転
送される。
1が使用中か否かが判断される。第1ファクシミリ装置
1が使用中の場合はS24に移行する。一方、第1ファ
クシミリ装置1が使用中でない場合はS28に移行す
る。
1が第2ファクシミリ装置2に対して送信要求を示す信
号を送出する。すなわち、第1ファクシミリ装置1は、
現在使用中であるため、パソコン4からの送信要求をす
ぐには受け入れることができない。このため、第1ファ
クシミリ装置1は、第2ファクシミリ装置2に送信要求
を示す信号を送出しているのである。
2が使用中か否かが判断される。第2ファクシミリ装置
2が使用中の場合はS26に移行する。一方、第2ファ
クシミリ装置2が使用中でない場合はS28に移行す
る。
続されている第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシ
ミリ装置2の両方とも、現在他の処理のために使用中で
あるため、使用中である旨の信号が、送信要求を送出し
たパソコン4に送出される。
ソコン4の画面上に、第1ファクシミリ装置1及び第2
ファクシミリ装置2が使用中である旨のメッセージが表
示される。
リ装置1が使用中でない場合、及び前記S25において
第2ファクシミリ装置2が使用中でない場合は、S28
に移行して、前記S22においてパソコン4から転送さ
れた送信画データが、前記S21において入力された送
信ファイル名に基づいて、ファイルサーバ3から読み出
される。
力されたFAX番号に対して発呼が行われる。S30に
おいては、送信先に対して画データが送信される。以
上、詳述したように第3の実施形態によれば、次のよう
な作用、効果を得ることができる。
シミリ装置2との通信機能が、パソコン4から設定され
た条件(原稿サイズ、解像度、通信回線の種別等)と同
等であって、且つ第1ファクシミリ装置1及び第2ファ
クシミリ装置2とが同等な通信機能の場合、パソコン4
から送信要求を示す信号を第1ファクシミリ装置1に対
して送出するとともに、送信画データをファイルサーバ
3に対して転送したとき、第1ファクシミリ装置1が使
用中の場合、換言すれば現在他の処理を実行しており、
送信要求されても、その要求に応答することができない
場合は、第1ファクシミリ装置1が第2ファクシミリ装
置2に対して送信要求を転送する。
能な場合は、ファイルサーバ3から読み出された送信画
データが、第2ファクシミリ装置2を介して送信され
る。このため、送信可能な他のファクシミリ装置が見い
だされるまでは、ファクシミリ装置間において、通信ネ
ットワークを介して送信要求を示す信号のみのやりとり
が行われる。すなわち、送信画データは、送信するファ
クシミリ装置が決定するまで、ファイルサーバ3に記憶
されているのみであって、送信要求を示す信号のよう
に、あるファクシミリ装置から他のファクシミリ装置へ
転送されることはない。このため、通信ネットワーク上
には、送信要求を示す信号のみが転送されることにな
る。従って、通信ネットワーク上のトラフィックを極力
少なくすることができる。
中の場合は、第1ファクシミリ装置1から第2ファクシ
ミリ装置2へ送信要求を示す信号が転送される。このた
め、通信ネットワークに接続される第1ファクシミリ装
置1及び第2ファクシミリ装置2を有効に使用すること
ができる通信ネットワークシステムとなる。従って、通
信ネットワークシステムに接続されるファクシミリ装置
に接続される通信回線を効率良く利用することができ
る。
は、請求項1に記載の発明を具体化したものである。先
ず、クライアント(例えば第1ファクシミリ装置1、第
2ファクシミリ装置2及びパソコン4)とファイルサー
バ3との間で行われる電子メールについて説明する。
TPは、TCP/IPのアプリケーション・プロトコル
の1つで、テキスト形式の電子メールを送信するための
プロトコルである。このSMTPによれば、電子メール
を確実に能率的に伝送することができる。
10に示すように、先ずクライアント(第1ファクシミ
リ装置1、第2ファクシミリ装置2またはパソコン4)
とファイルサーバ3との間が接続される。そして、クラ
イアントは、例えばPAP(Password Authentication
Protocol)に従って、ユーザIDとパスワードとをファ
イルサーバ3から「ACK」(Acknowledge;肯定応
答)または「NAK」(Negative Acknowledge;否定応
答)を受信するまで送信し続ける。「NAK」を受信す
ると、プロトコルで設定されている回数リトライし、そ
のすべてが「NAK」であれば接続を一旦開放した後、
再接続する。「ACK」を受信すると、ファイルサーバ
3へのログインが完了する。
11に示すように、SMTPにより電子メールを送信す
る。すなわち、まず、クライアントはファイルサーバ3
に対してSMTPの接続要求をする。ファイルサーバ3
は接続可能であれば、応答コード「220」(ファイル
サーバ3の準備完了)をクライアントへ返す。さらに、
クライアントが「HELO」コマンドで自分自身のIP
アドレスを送信し、ファイルサーバ3がクライアントの
IPアドレスを認識できれば、応答コード「250」
(リクエストされたコマンドを正常に終了)とファイル
サーバ3のIPアドレスとを返す。この後、クライアン
トがメールの送信を行い、送信が完了すると、「QUI
T」コマンドを送信する。これに応じて、ファイルサー
バ3が応答コード「221」(コネクションのクローズ
(QUITに対する応答))を返すと、SMTPが終了
する。電子メールの送信完了後、クライアントは、ファ
イルサーバ3からログオフして、接続断する。
MTPは電子メールを送信するためのプロトコルである
が、POPはファイルサーバ3から電子メールを読み出
すためのプロトコルである。POPの基本的な通信手順
は、大きく3つのフェーズに分けることができる。最初
はファイルサーバ3に接続してユーザの確認を行うフェ
ーズ、次にメールボックスの読み出しを行うフェーズ、
最後にメールボックスの状態を更新するフェーズであ
る。ここで、メールボックスの状態とは、メールの受信
数や各メールの読み出し状態(既読/未読)等の情報で
ある。
信ネットワークに接続される第1ファクシミリ装置1の
通信機能を、電子メールによって通知させる場合のパソ
コン4、ファイルサーバ3及び第1ファクシミリ装置1
の動作について、図12に示すフローチャートを用いて
説明する。
ァクシミリ装置1に対して、通信機能を電子メールで返
信させる旨の電子メールが送信される。具体的には、パ
ソコン4からファイルサーバ3のメールボックス、すな
わち第1ファクシミリ装置1のメールボックスに通信機
能を電子メールで返信させる旨の電子メールが送信され
る。
1は、ファイルサーバ3における自身宛のメールボック
スに電子メールが到着するのが待たれる。なお、電子メ
ールの到着の検出を頻繁に実行させるためには、第1フ
ァクシミリ装置1におけるメールの到着に関する設定
を、例えば数分程度に設定する必要がある。
内容が、第1ファクシミリ装置1が有する通信機能の通
知を要求するメールであるか否かが判断される。通信機
能の通知を要求する電子メールである場合はS44に移
行する。一方、通信機能の通知を要求する電子メールで
ない場合は、この処理を終了する。
きたパソコン4に対して、第1ファクシミリ装置1の通
信機能を電子メールで返信する。すなわち、例えばパソ
コン4(PC No.2)から第1ファクシミリ装置1
が有する通信機能の通知を要求する電子メールが送信さ
れた場合には、図13に示すように、「To(宛
先)」、「From(差出人)」が入れ替えられるとと
もに、「Subject(標題)」の欄には、例えば
「Setting FAX No.1」が書き込まれ
る。そして、本文には、第1ファクシミリ装置1の通信
機能として、読み取り可能原稿幅、記録紙サイズ、解像
度、通信回線の種別(アナログ、デジタル)等の各種情
報を書き込み、電子メールを送信してきたパソコン4に
対して返信する。その結果、パソコン4のユーザは、第
1ファクシミリ装置1からの返信メールに基づいて、第
1ファクシミリ装置1が有する通信機能を知ることがで
きる。
表示される項目(例えば、送信先のFAX番号、送信フ
ァイル名、原稿サイズ、解像度、通信回線の種別等)に
対して、キーボードからデータ入力が行われ、画面上の
「送信ボタン」(図示略)がマウス等でクリックされ
る。
1の通信機能に応じた送信画データがパソコン4からフ
ァイルサーバ3に対して転送される。また、パソコン4
から第1ファクシミリ装置1に対して、送信要求を示す
信号、FAX番号及び送信ファイル名が送出される。
1から、前記S41において入力されたFAX番号に対
して発呼が行われる。S48においては、前記S41に
おいて入力された送信ファイル名に基づいて、ファイル
サーバ3から送信画データが読み出される。そして、読
み出された画データが、選択された第1ファクシミリ装
置1を介して送信される。
クシミリ装置1と同様な構成である。このため、パソコ
ン4から第2ファクシミリ装置2に対して通信機能を要
求する旨の電子メールを送信しても、前記第1ファクシ
ミリ装置1と同様に第2ファクシミリ装置2の通信機能
を電子メールにて返信させることができる。
れば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・パソコン4から第1ファクシミリ装置1に対して通信
機能を返信させる旨の電子メールを送信すると、第1フ
ァクシミリ装置1は返信メールにて通信機能を通知す
る。このため、パソコン4から電子メールを送信したユ
ーザは、第1ファクシミリ装置1の通信機能を知ること
ができる。
ワークに接続されているすべてのファクシミリ装置に対
して、通信機能を返信させる旨の電子メールを送信すれ
ば、すべてのファクシミリ装置の通信機能を得ることが
できる。このため、この通信機能に基づいて、通信ネッ
トワークに接続されるファクシミリ装置の中から、所望
に合致したファクシミリ装置を選択することができる。
そして、選択したファクシミリ装置を介して、パソコン
4からの画データを相手先に送信することができる。
子メールの機能を利用して、通信ネットワークに接続さ
れているファクシミリ装置の通信機能を収集することが
できる。このため、通信ネットワークに接続されている
ファクシミリ装置の通信機能を収集するための特別なプ
ロトコルを開発する必要はない。
して具体化することも可能である。 ・図6に示すフローチャートを実行させた後、図7に示
すフローチャートを実行させるとともに、図9に示すフ
ローチャート実行させるように構成しても良い。この場
合、図7及び図9に示すデータ入力の処理(S11及び
S21)は、省略するものとする。
において、第1ファクシミリ装置1及び第2ファクシミ
リ装置2の両方が条件を満足する場合は、ユーザの所望
によって任意に選択することができるように構成しても
良い。
5において、適合するファクシミリ装置が通信ネットワ
ークに接続されていない場合、送信元のパソコン4に対
して、適合するファクシミリ装置が通信ネットワークに
接続されていない旨を表示するようにしても良い。
3の処理の後、通信機能表T1をパソコン4に作成する
処理を設けても良い。このように構成すれば、パソコン
4に登録されていないFAX番号の場合、通信機能表T
1に登録を行うことができる。従って、再度この処理を
実行させれば、適合するファクシミリ装置が選択されて
画データを送信することができる。
信ネットワークに接続されるファクシミリ装置がn台、
すなわち第1ファクシミリ装置1〜第nファクシミリ装
置nの場合は、第1ファクシミリ装置1〜第n−1ファ
クシミリ装置n−1のRAM13には、転送先を示す情
報として、第2ファクシミリ装置2〜第nファクシミリ
装置nを示す転送内容のみを記憶していれば良い。この
ように構成すれば、通信ネットワークに接続されるすべ
てのファクシミリ装置に対して、順次自動的に送信指示
を与えることができる。また、第nファクシミリ装置n
が使用中の場合、送信要求を送出したパソコン4の画面
上にメッセージが表示されるため、通信ネットワークの
すべてのファクシミリ装置が使用中であることが分か
る。
において、使用中である旨の信号は、送信要求をしてき
たパソコン4に対して送信する電子メールであっても良
い。・前記各実施形態では、ファクシミリ伝送制御手順
としてITU−T勧告T.30について述べたが、同勧
告T.30AnnexFによるファクシミリ通信、いわ
ゆるスーパーG3に適用しても良い。また、デジタル回
線でファクシミリ通信を行うG4に適用しても良い。
らの送信画データをファイルサーバ3に転送するととも
に、選択したファクシミリ装置に対して送信要求を示す
信号を送出し、ファイルサーバ3から選択したファクシ
ミリ装置に送信画データを転送する構成に代えて、パソ
コン4から直接選択したファクシミリ装置に送信画デー
タを転送するように構成しても良い。このように構成す
れば、ファイルサーバ3を通信ネットワークから省略す
ることができるとともに、送信要求を示す信号を省略す
ることができる。
あった場合に、通信ネットワークに接続されているファ
クシミリ装置の通信機能を電子メールで返信する構成に
代えて、所定時間毎に各ファクシミリ装置から電子メー
ルで、各パソコン4に通知するように構成しても良い。
このように構成すれば、パソコン4から電子メールで通
信機能を要求する電子メールを送信する必要がなくなる
ため、通信ネットワークのトラフィックを低減させるこ
とができる。
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 ・請求項3に記載の通信ネットワークシステムにおい
て、送信画データをデータ蓄積装置に転送するととも
に、送信要求を示す信号を送出する通信端末装置と、前
記送信要求を示す旨の信号を受け取ったファクシミリ装
置が使用中であって送信できない場合、他のファクシミ
リ装置に送信を要求する旨の信号を送出するファクシミ
リ装置とを備えた通信ネットワークシステム。
の実施形態におけるファイルサーバ3に相当する。この
ように構成すれば、送信要求する旨の信号のみが、通信
ネットワークを介して、他のファクシミリ装置に送出さ
れる。このため、通信ネットワーク上のトラフィックを
低減させることができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、ファクシミリ装置は、自身の通信機能を通信
端末装置に通知できる。従って、通信端末装置のユーザ
は、常に最新の通信機能を把握することができる。
に記載の発明の効果に加えて、ファクシミリ装置が使用
中の場合は、そのファクシミリ装置から他のファクシミ
リ装置へ送信要求を示す信号が転送される。従って、通
信ネットワークに接続されるファクシミリ装置を有効に
使用することができる。
ァクシミリ装置の通信機能に基づいて、通信端末装置
は、複数のファクシミリ装置から画データを送信するた
めのファクシミリ装置を自動的に選択することができ
る。このため、通信ネットワークに接続されるファクシ
ミリ装置を有効に使用することができる通信ネットワー
クシステムとなる。従って、通信ネットワークシステム
に接続されるファクシミリ装置の通信回線を効率良く利
用することができる。
ロック図。
の説明図。
装置及びパソコンの動作を示すフローチャート。
装置及びパソコンの動作を示すフローチャート。
めの説明図。
装置及びパソコンの動作を示すフローチャート。
図。
を示す説明図。
る場合の動作を示すフローチャート。
図。
2…ファクシミリ装置としての第2ファクシミリ装置、
4…通信端末装置としてのパソコン、11…制御手段と
してのMPU、12…制御手段としてのROM、13…
制御手段としてのRAM、23…通知手段としての通信
プロトコル制御部。
Claims (3)
- 【請求項1】 通信端末装置を有する通信ネットワーク
に接続されるファクシミリ装置において、通信端末装置
からの要求に対して、自身の通信機能を通信端末装置に
通知する通知手段を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
いて、通信端末装置からの画データを送信できない場
合、自装置から他のファクシミリ装置に送信要求を示す
旨の信号を送出する制御手段を備えたファクシミリ装
置。 - 【請求項3】 通信ネットワークに接続される複数のフ
ァクシミリ装置と、それらのファクシミリ装置の通信機
能を収集する収集手段を備えるとともに、収集手段の結
果に基づいて、画データを送信するためのファクシミリ
装置を自動的に選択する通信端末装置とを備えた通信ネ
ットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27588397A JP3656375B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 通信ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27588397A JP3656375B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 通信ネットワークシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112775A true JPH11112775A (ja) | 1999-04-23 |
JP3656375B2 JP3656375B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=17561773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27588397A Expired - Lifetime JP3656375B2 (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 通信ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3656375B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003081443A1 (fr) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Dispositif de formation d'images comportant une fonction de service web |
US6873428B1 (en) | 1999-08-02 | 2005-03-29 | Minolta Co., Ltd. | Data communication apparatus |
JP2009137165A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム |
US7576879B2 (en) | 2002-08-28 | 2009-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of connecting terminal device to printer |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27588397A patent/JP3656375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6873428B1 (en) | 1999-08-02 | 2005-03-29 | Minolta Co., Ltd. | Data communication apparatus |
WO2003081443A1 (fr) * | 2002-03-25 | 2003-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Dispositif de formation d'images comportant une fonction de service web |
US7743162B2 (en) | 2002-03-25 | 2010-06-22 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, with connection request mediation, having web service functions |
US8549162B2 (en) | 2002-03-25 | 2013-10-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having web service functions |
US7576879B2 (en) | 2002-08-28 | 2009-08-18 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of connecting terminal device to printer |
JP2009137165A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3656375B2 (ja) | 2005-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3706717B2 (ja) | 通信装置 | |
US6411393B1 (en) | Apparatus and method of automatically delivering E-mail stored in mail server to arbitrary facsimile apparatus | |
US7199906B1 (en) | Internet facsimile gateway device | |
US6961137B1 (en) | Network facsimile communication control method | |
JP2001184278A (ja) | 通信装置及びメール通信方法 | |
US6906829B1 (en) | Apparatus and method of performing a facsimile transmission through local area network | |
JP3656375B2 (ja) | 通信ネットワークシステム | |
JPH11177614A (ja) | ネットワーク対応通信装置 | |
JP4103837B2 (ja) | ファイルサーバ、画像処理装置及び画像処理システム | |
JP2004247841A (ja) | 画像通信装置 | |
JPH11187188A (ja) | ネットワークファクシミリ装置の制御方法 | |
JP3581532B2 (ja) | 通信装置 | |
EP1494450B1 (en) | Communication terminal for providing broadcast communication and means, method and recording medium therefore | |
JPH1032700A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH1188640A (ja) | ファクシミリ装置、通信端末装置及び通信ネットワークシステム | |
JP3933825B2 (ja) | 通信ネットワークシステム | |
JP3478246B2 (ja) | 画像通信装置 | |
JP3804604B2 (ja) | ファクシミリサーバ装置 | |
JPH11150645A (ja) | ファクシミリ通信システムの制御方法 | |
JP2000307794A (ja) | ネットワークファクシミリ装置及びネットワークファクシミリシステム | |
JP2000165587A (ja) | ネットワークファクシミリ装置 | |
JPH11122450A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH1141401A (ja) | 電子メール機能付通信端末装置 | |
JP2002320067A (ja) | ファクシミリサーバ装置 | |
JPH1042058A (ja) | 通信方法及び通信端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040709 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080318 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090318 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100318 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110318 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120318 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130318 Year of fee payment: 8 |