JPH1188640A - ファクシミリ装置、通信端末装置及び通信ネットワークシステム - Google Patents

ファクシミリ装置、通信端末装置及び通信ネットワークシステム

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JPH1188640A
JPH1188640A JP9237325A JP23732597A JPH1188640A JP H1188640 A JPH1188640 A JP H1188640A JP 9237325 A JP9237325 A JP 9237325A JP 23732597 A JP23732597 A JP 23732597A JP H1188640 A JPH1188640 A JP H1188640A
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Masakazu Ishibashi
正和 石橋
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信ネットワークに接続される記録装置の機能
を有効に活用することが可能なファクシミリ装置、通信
端末装置及び通信ネットワークシステムを提供するこ
と。 【解決手段】ファクシミリ装置1の電源ONに伴って、
SNMPプロトコルが起動される。そして、通信ネット
ワークに接続されている第1プリンタ4〜第3プリンタ
6の記録機能(記録紙サイズ及び解像度)がファクシミ
リ装置1に対して報告が行われる。そして、その報告結
果の内容がRAMに記憶される。また、ファクシミリ装
置1が有している記録部の記録機能もRAMに記憶され
る。このため、ファクシミリ装置1は、受信時にRAM
を参照するのみで、最高の記録機能を送信先(受信側)
にDIS信号で知らせることができる。従って、通信ネ
ットワークに接続される第1プリンタ4〜第3プリンタ
6及び記録部の記録機能を有効に活用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Ar
ea Network)等の通信ネットワークに接続することが可
能なファクシミリ装置、通信端末装置及びこれらから構
成される通信ネットワークシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のパソコン等の端末やファク
シミリ装置をLAN等の通信ネットワークを用いて相互
に接続し、パソコンからのデータをファクシミリ装置を
介して送受信する構成が提案されている。このような構
成によれば、ファクシミリ装置に接続される公衆回線網
を介してファクシミリ伝送制御手順にてデータを確実に
送受信することができる。
【0003】ファクシミリ装置が通信動作を行う場合、
まず通信相手との間において、ファクシミリ伝送制御手
順が行われる。すなわち、送信側のファクシミリ装置
は、自身の記録機能等を通信相手(受信側)に通知する
とともに、受信側のファクシミリ装置は自身の記録機能
等を通信相手(送信側)に通知する。その結果、記録機
能等が反映された画データが、送信側から受信側に対し
て送出される。そして、受信側では、受信した画データ
をファクシミリ装置が有するプリンタで記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ファクシミ
リ伝送制御手順においては、両ファクシミリ装置の記録
機能の内、低い解像度が選択される。このため、送信側
の解像度が高く、受信側の解像度が低い解像度の場合、
受信側の解像度にあわせて、送信側が低い解像度の画デ
ータを送信する。その結果、受信側では低解像度で記録
される。換言すれば、ファクシミリ装置の記録機能に依
存して解像度が決定されていた。
【0005】このため、仮に通信ネットワークに高解像
度のプリンタが接続されていても、その記録機能をファ
クシミリ伝送制御手順にまで反映されていなかった。換
言すれば、通信ネットワークに高解像度のプリンタが接
続されていても、その機能が有効に活用されていなかっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものであって、その目的
は、通信ネットワークに接続される記録装置の機能を有
効に活用することが可能なファクシミリ装置、通信端末
装置及び通信ネットワークシステムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、通信ネットワークに
接続可能なファクシミリ装置において、通信ネットワー
クに接続される記録装置の管理情報を収集し、送信先と
の間のファクシミリ伝送制御手順にて収集した情報を送
信先に通知する制御手段を備えた。
【0008】請求項2に記載の発明では、通信ネットワ
ークに接続可能な通信端末装置において、通信ネットワ
ークに接続されるファクシミリ装置が有する記録部の管
理情報を設定するための設定手段を備えた。
【0009】請求項3に記載の発明では、ファクシミリ
装置と通信端末装置と記録装置とを接続した通信ネット
ワークシステムにおいて、ファクシミリ装置は記録装置
の管理情報を収集する機能を備え、通信端末装置はファ
クシミリ装置における記録部の管理情報を設定する機能
を備えた。
【0010】なお、以下に述べる発明の実施の形態にお
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「記録装置」は第1プリンタ4〜第3プリンタ
6に相当し、同じく「通信端末装置」はパソコン2に相
当し、同じく「制御手段」はMPU11,ROM12及
びRAM13に相当し、同じく「設定手段」はパソコン
2に相当する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を具体化した一実
施形態を図面を用いて説明する。図1に示すように、通
信ネットワーク(LAN)は、ファクシミリ装置1、複
数のパソコン2、スキャナ3、第1プリンタ4、第2プ
リンタ5、第3プリンタ6の各装置及び各装置1〜6間
を接続する同軸ケーブル7から構成されている。
【0012】ファクシミリ装置1、パソコン2、スキャ
ナ3、第1プリンタ4、第2プリンタ5及び第3プリン
タ6は、同軸ケーブル7に接続するインターフェースを
内蔵している。同軸ケーブル7にはトランシーバ33が
接続され、インターフェースとトランシーバ33との間
はトランシーバケーブル35にて接続されている。
【0013】図2に示すように、ファクシミリ装置1
は、MPU11、ROM12、RAM13、読取部1
4、記録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ
18、コーデック19、モデム20、NCU21、デー
タ変換部22、通信プロトコル制御部23及びネットワ
ークインターフェース24から構成されるとともに、各
部11〜24がバス25を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0014】MPU11は、ファクシミリ装置1を構成
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。また、RO
M12には、SNMPプロトコルに対応するデーモン・
プロセスが常駐する。
【0015】RAM13は、ファクシミリ装置1の送受
信に関する各種情報を一時的に記憶する。また、RAM
13は、後述するファクシミリ装置1からのSNMPプ
ロトコルによって得られる第1プリンタ4〜第3プリン
タ6に関する記録機能の管理情報を記憶する。さらに、
RAM13は、後述するパソコン2からのSNMPプロ
トコルによって設定されるファクシミリ装置1が有する
記録部15の記録機能の管理情報を記憶する。
【0016】読取部14は、原稿上の画像データを読み
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タを記録紙上に記録する。
【0017】操作部16は、電話番号を入力するための
テンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登
録、短縮番号から発信するするための短縮キー16b、
原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー1
6c等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる
表示部17は、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種
情報の表示を行う。
【0018】画像メモリ18は、受信画データ、読取部
14で読み取られた画データ及びスキャナ3で読み取ら
れた画データを一時的に記憶する。コーデック19は、
読取部14及びスキャナ3にて読み取られた画データを
送信のためにMH、MR、MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック19は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0019】モデム20は、T.30に従ったファクシ
ミリ伝送制御手順及びV.17,V.27ter,V.
29のいずれか(以下、V.17等)に従った送受信デ
ータの変調及び復調を行う。NCU21は、PSTN回
線Lの閉結及び開放を行うとともに、相手先のFAX番
号に対応したダイヤルパルスの送出及び着信を検出する
機能等を備えている。
【0020】データ変換部22は、電話回線Lを介して
受信したMH、MR、MMR方式等の画データを、LA
N上における複数のパソコン2にとって、扱い易い形式
にするために、TIFF、BMP、GIF、JPEG、
PCX、DCX等に従ったデータ形式に変換する。
【0021】通信プロトコル制御部23は、ネットワー
クインターフェース24を介してLAN上の他の装置と
の間の通信を制御するためのものである。これを便宜
上、OSI(Open Systems Interconnection:開放型シ
ステム間相互接続)参照モデルを用いて以下に説明す
る。すなわち、OSI参照モデルにおけるセッション層
(第5層)以上では、SMTP(Simple Mail Transfer
Protocol:メール送信プロトコル)、POP(Post Of
fice Protocol:メール受信プロトコル)、FTP(Fil
e Transfer Protocol:ファイル転送プロトコル)、T
ELNET(遠隔コンピュータ操作)等によって通信を
制御する。また、SNMP(Simple NetworkManagement
Protocol:簡易ネットワーク管理プロトコル)によっ
てネットワークに接続されているエージェント(例えば
第1プリンタ4〜第3プリンタ6等)のもつ管理情報の
データベース(MIB:Management Information Bas
e)にアクセスし、情報を集める。そして、マネージャ
(例えばファクシミリ装置1等)は、各エージェントか
ら集めた情報により各エージェント(例えば第1プリン
タ4〜第3プリンタ6)の状態を管理する。
【0022】同じく、トランスポート層(第4層)はT
CP(Transmission Control Protocol:伝送制御プロ
トコル)及びUDP(User Datagram Protocol)によっ
て通信を制御する。同じく、ネットワーク層(第3層)
及びデータリンク層(第2層)の一部はIP(Internet
Protocol:ネットワーク間プロトコル)によって通信
を制御する。ちなみに、前記以外のデータリンク層(第
2層)、物理層(第1層)には、例えばIEEE80
2.3(イーサネット)等がある。
【0023】そして、ファクシミリ装置1(マネージ
ャ)は、SNMPプロトコルに従って、第1プリンタ4
〜第3プリンタ6(エージェント)から集めた情報に基
づいて、第1プリンタ4〜第3プリンタ6の状態を管理
する。そのため、第1プリンタ4〜第3プリンタ6に
は、SNMPプロトコルに対応するデーモン・プロセス
が常駐する。
【0024】図3に示すように、パソコン2は、前記通
信プロトコル制御部23及びネットワークインターフェ
ース24と同様な通信プロトコル制御部26及びネット
ワークインターフェース27を内蔵している。そして、
パソコン2(マネージャ)は、SNMPプロトコルに従
って、ファクシミリ装置1(エージェント)から集めた
情報に基づいて、ファクシミリ装置1の状態を管理す
る。
【0025】図4に示すように、ネットワークインター
フェース24はネットワークコントローラ31及びシリ
アルインターフェースアダプタ32にから構成され、そ
のネットワークインターフェース24には前記トランシ
ーバ33(イーサネット規格)が接続されている。な
お、ネットワークインターフェース20としては、例え
ば、ネットワークコントローラ31、シリアルインター
フェースアダプタ32及びトランシーバ33を1つのL
SIとして構成したものや、ネットワークコントローラ
31及びシリアルインターフェースアダプタ32を1つ
のLSIとして構成したもの等がある。
【0026】10Base5に対応したネットワークコ
ントローラ31は、データをファクシミリ装置1から同
軸ケーブル7上へ適正に送出するために、CSMA/C
D(Carrier Sense Multiple Access with Collision D
etection)方式に従って通信ネットワークのアクセス制
御を行う機能を有している。シリアルインターフェース
33は、ファクシミリ装置1から同軸ケーブル7上へ送
出されるデータをパラレルデータからシリアルデータに
変換するとともに、同軸ケーブル7上に伝送されるシリ
アルデータをパラレルデータに変換してファクシミリ装
置1へ出力する。トランシーバ33は、ファクシミリ装
置1を同軸ケーブル7と接続する。
【0027】上記ネットワークインターフェース24に
おけるネットワークコントローラ31及びシリアルイン
ターフェースアダプタ32は、ファクシミリ装置1内に
一体的に組み込まれている。ファクシミリ装置1の側部
には、D−Subコネクタ34が設けられている。トラ
ンシーバ33はトランシーバケーブル35(イーサネッ
ト規格)の一端に接続され、そのトランシーバケーブル
35の他端にはD−Subコネクタ36が接続されてい
る。そして、トランシーバ33を例えばタップ37によ
り同軸ケーブル7の途中に接続するとともに、D−Su
bコネクタ36をファクシミリ装置1のD−Subコネ
クタ34に接続することにより、ファクシミリ装置1と
同軸ケーブル7との間でネットワークインターフェース
24を介したデータの伝送が可能となる。なお、パソコ
ン2も同様な接続構成である。
【0028】スキャナ3は、パソコン2からの命令に従
って、原稿載置板上に載置された原稿を読み取る。第1
プリンタ4〜第3プリンタ6は、パソコン2からの命令
に従って、ファクシミリ装置1及びパソコン2から転送
されてくる各種データを記録紙に記録する。
【0029】次に、マネージャ(ファクシミリ装置1)
とエージェント(第1プリンタ4〜第3プリンタ6)と
の間、及びマネージャ(パソコン2)とエージェント
(ファクシミリ装置1)との間において、SNMPプロ
トコルによって行われるやりとりを図5に示す説明図を
用いて説明する。
【0030】まず、マネージャから指定の管理情報を要
求する「GET REQUEST」コマンドが発行され
ると、エージェントは「GET RESPONSE」コ
マンドによって、その要求に対応する管理情報をマネー
ジャに対して応答する。
【0031】続いて、マネージャから指定の管理情報の
次に位置する管理情報を要求する「GET NEXT」
コマンドが発行されると、エージェントは、前記「GE
TREQUEST」コマンドと同様に「GET RES
PONSE」コマンドによって、その要求に対応する管
理情報をマネージャに対して応答する。
【0032】そして、マネージャからの「GET RE
QUEST」コマンド及び「GETNEXT」コマンド
に対するエージェントからの「GET RESPONS
E」コマンドによる応答が、要求する管理情報とは異な
る応答であった場合は、これ以上管理情報のデータがな
いことをマネージャは知る。
【0033】また、マネージャはエージェントに対し
て、「SET」コマンドを用いてエージェントが有する
管理情報を変更することができる。さらに、エージェン
トは、マネージャに対して、「TRAP」コマンドを用
いて自身の状態を通知することもできる。
【0034】以上のように構成されたファクシミリ装置
1において、電源ON時の動作について、図6に示すフ
ローチャートを用いて説明する。なお、ファクシミリ装
置1の電源ON時には、既に他の装置が起動しているも
のとして、以下に説明する。なお、S2以降の動作はR
OM12内に記憶されたプログラムに基づいて、MPU
11により実行される。
【0035】S1においては、使用者によって、ファク
シミリ装置1の電源が入れられる。S2においては、電
源ONに伴って、SNMPプロトコルを含む各種プロト
コルが起動される。
【0036】S3においては、マネージャ(ファクシミ
リ装置1)からネットワークのエージェント(第1プリ
ンタ4〜第3プリンタ6)に対して、順次「GET R
EQUEST」コマンド及び「GET NEXT」コマ
ンドが発行される。
【0037】S4においては、各エージェントに常駐し
ているデーモン・プロセスから「GET RESPON
SE」コマンドによって、管理情報(MIB)が報告さ
れる。すなわち、第1プリンタ4〜第3プリンタ6にお
ける記録機能(記録紙サイズ及び解像度)が順次報告さ
れる。
【0038】S5においては、「GET RESPON
SE」コマンドによって報告された第1プリンタ4〜第
3プリンタ6における記録機能がRAM13に記憶され
る。以上のような処理が行われると、図7に示すような
第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録紙サイズ及び解
像度がRAM13に記憶される。すなわち、図7は第1
プリンタ4〜第3プリンタ6に対する記録紙サイズ及び
解像度を示す記録機能表T1である。
【0039】そして、ファクシミリ装置1で受信する場
合、送信先の相手との間で行われるファクシミリ伝送制
御手順において、図8に示すファクシミリ装置1が有す
る記録部15の記録機能(記録機能表T2)と、RAM
13に記憶された第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記
録機能(記録機能表T1)とが参照される。すなわち、
ファクシミリ装置1が有する記録部15の記録機能及び
第1プリンタ4〜第3プリンタ6の有する記録機能の中
から、最高の記録機能(記録紙サイズ及び解像度)が選
択され、送信先(受信側)との間でやりとりが行われ
る。
【0040】次に、ファクシミリ装置1の解像度を、パ
ソコン2の操作によって変更する場合の動作、換言すれ
ばRAM13に記憶されている記録機能表T2(図8参
照)の解像度を変更する場合の動作について、図9に示
すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作
は、ファクシミリ装置1のROM12に記憶されたプロ
グラムと、パソコン2に搭載されたプログラムとにより
実行される。
【0041】S11においては、マネージャ(パソコン
2)からのキー入力に基づいて、ファクシミリ装置1が
有する記録部15の解像度を設定するモードに設定され
る。S12においては、記録部15の解像度を設定する
ためのメッセージ(例えば、解像度をいくつに設定しま
すか?)がマネージャ(パソコン2)の画面上に表示さ
れる。
【0042】S13においては、前記S12におけるメ
ッセージに従って、使用者によって所望の解像度がマネ
ージャ(パソコン2)から入力される。S14において
は、前記S12で入力した解像度が、「SET」コマン
ドによってエージェント(ファクシミリ装置1)のRA
M13に管理情報(MIB)として記憶される。
【0043】その結果、ファクシミリ装置1で受信する
場合、ファクシミリ伝送制御手順(DIS信号(Digita
l Identification Signal:デジタル識別信号))にお
いて、図7に示すファクシミリ装置1が有する記録部1
5の記録機能(記録機能表T2)が、RAM13に記憶
された第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録機能表T
1よりも優先される。すなわち、パソコン2からの操作
によって解像度が変更設定されたため、この変更設定さ
れた解像度を記録機能表T1よりも優先させる。このた
め、パソコン2から設定変更した解像度が、DIS信号
中に納められて送出される。
【0044】次に、ファクシミリ装置1が受信側となる
場合、すなわち受信側から送信側に送出されるDIS信
号に記録機能(記録紙サイズ及び解像度)を設定すると
きの動作について、図10に示すフローチャートを用い
て説明する。なお、この動作はROM12内に記憶され
たプログラムに基づいて、MPU11により実行され
る。
【0045】S21においては、送信側から送出される
CNG信号(Calling Tone:コーリング・トーン信号)
がNCU21にて検出されるのが待たれる。S22にお
いては、前記S21において、CNG信号が検出された
後、CED信号が送信側に対して送出される。
【0046】S23においては、RAM13に記憶され
た第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録機能(記録紙
サイズ及び解像度)と、記録部15の記録機能とが参照
され、最高の記録機能が選択される。
【0047】S24においては、前記S23において、
選択された記録機能の情報がDIS信号中に納められて
送信側に対して送出される。S25においては、DIS
信号以降のファクシミリ伝送制御手順が実行された後、
受信が開始される。
【0048】なお、通常、ファクシミリ装置1の電源O
Nの後、新しいプリンタが通信ネットワーク上に増設さ
れることは、想定しにくい。このため、ファクシミリ装
置1の電源ON時に、RAM13に記憶されている第1
プリンタ4〜第3プリンタ6及び記録部15の記録機能
を参照する構成としている。
【0049】次に、ポーリング機能を用いて、被呼側か
ら情報を取り出す場合、すなわち発呼側から被呼側に送
出されるDTC信号(Digital Transmit Command:デジ
タル送信命令信号)に記録機能(記録紙サイズ及び解像
度)を設定するときの動作について、図11に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、この動作はROM
12内に記憶されたプログラムに基づいて、MPU11
により実行される。
【0050】S31においては、ファクシミリ装置1
(発呼側)から被呼側に対してCNG信号が送出され
る。S32においては、被呼側から送出されてくるCE
D信号(Called Station Identification:被呼端末識
別信号)及びDIS信号が受信される。
【0051】S33においては、RAM13に記憶され
た第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録機能(記録紙
サイズ及び解像度)と、記録部15の記録機能とが参照
され、最高の記録機能が選択される。
【0052】S34においては、前記S33において、
選択された記録機能の情報がDTC信号中に納められて
被呼側に送出される。S35においては、DTC信号以
降のファクシミリ伝送制御手順が実行された後、受信が
開始される。
【0053】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・ファクシミリ装置1の電源ONに伴って、SNMPプ
ロトコルが起動される。そして、通信ネットワークに接
続されている第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録紙
サイズ及び解像度が、ファクシミリ装置1に対して報告
される。そして、その報告結果の内容がRAM13に記
憶される。また、ファクシミリ装置1が有している記録
部15の記録機能もRAM13に記憶される。このた
め、ファクシミリ装置1は、受信時にRAM13を参照
するのみで、最高の記録機能を通信相手(送信側)にD
IS信号で知らせることができる。従って、通信ネット
ワークに接続される第1プリンタ4〜第3プリンタ6及
び記録部15の記録機能を有効に活用することができ
る。
【0054】・ファクシミリ装置の電源ONに伴って、
通信ネットワークに接続される記録装置の管理情報が収
集される。このため、通信ネットワークに記録装置が増
設された場合であっても、その増設されたプリンタを素
早く有効に活用することができる。
【0055】・パソコン2から解像度の設定変更があっ
た場合は、パソコン2から変更された解像度が、第1プ
リンタ4〜第3プリンタ6の記録機能を示す記録機能表
T1よりも優先される。そして、この解像度でファクシ
ミリ伝送制御手順が実行される。このため、パソコン2
からポーリング機能を用いる場合、各自の好みに応じた
解像度を設定することができる。
【0056】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・第1プリンタ4〜第3プリンタ6の最高記録機能が、
ファクシミリ伝送制御手順で規定されている機能を超え
ている場合には、NSS信号(非標準機能設定信号)及
びNSF信号(非標準機能識別信号)中に記録機能を示
す情報を納めて通信しても良い。なお、この場合には、
送信先(受信側)においても、送信側と同様にNSS信
号及びNSF信号の取り扱いが対応している必要があ
る。
【0057】・本実施形態では、ファクシミリ伝送制御
手順としてITU−T勧告T.30について述べたが、
同勧告T.30AnnexFによるファクシミリ通信、
いわゆるスーパーG3に適用しても良い。また、デジタ
ル回線でファクシミリ通信を行うG4に適用しても良
い。
【0058】・CNG信号を受信してから図6に示すS
NMPプロトコルを起動させ、通信ネットワークに接続
されている第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録機能
及びファクシミリ装置1の記録部15の記録機能を得る
ように構成しても良い。このように構成すれば、ファク
シミリ装置1の電源ONの後、通信ネットワーク上に増
設されたプリンタや記録部15の記録機能に設定変更が
あった場合であっても、これらの記録機能を参照するこ
とができる。
【0059】・パソコン2からの操作によって、ファク
シミリ装置1が有する記録部15の解像度を設定変更す
る構成を、パソコン2からの操作によって、第1プリン
タ4〜第3プリンタ6の解像度を設定変更する構成に適
用させても良い。
【0060】・SNMPプロトコルに代えて、各プリン
タから記録紙サイズ、解像度を得ることができる専用の
プロトコルに変更しても良い。 ・ファクシミリ装置1が有する操作部16のテンキー1
6aから解像度を変更するように構成しても良い。
【0061】・第1プリンタ4〜第3プリンタ6の記録
紙カセットが変更された場合にも、前記図6に示すフロ
ーチャートの処理を実行するように構成しても良い。ま
た、所定時間毎にこの処理を実行するように構成しても
良い。
【0062】さらに、上記実施形態より把握される請求
項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共
に記載する。 ・請求項1に記載のファクシミリ装置において、ファク
シミリ装置の電源ON時、通信ネットワークに接続され
る記録装置の管理情報を収集し、送信先との間のファク
シミリ伝送制御手順において、収集した情報を送信先に
通知する制御手段を備えたファクシミリ装置。
【0063】このように構成すれば、ファクシミリ装置
の電源ONに伴い、記録装置の管理情報が収集され、そ
の情報に基づいてファクシミリ伝送制御手順が実行され
る。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項3に
記載の発明によれば、通信ネットワークに接続される記
録装置の機能を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のLANの構成を示すブロック図。
【図2】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図3】パソコンの内部構成を示すブロック図。
【図4】ネットワークインターフェースの構成を示すブ
ロック図。
【図5】SNMPプロトコルのコマンドを説明するため
の説明図。
【図6】電源ON時のファクシミリ装置における動作を
示すフローチャート。
【図7】各プリンタの記録機能表T1を示す説明図。
【図8】ファクシミリ装置が有する記録部の記録機能表
T2を示す説明図。
【図9】記録機能表T2における解像度を設定変更する
時の動作を示すフローチャート。
【図10】DIS信号に記録機能を設定するときの動作
を示すフローチャート。
【図11】DTC信号に記録機能を設定するときの動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、2…通信端末装置及び設定手段
としてのパソコン、4〜6…記録装置としてのプリン
タ、11…制御手段としてのMPU、12…制御手段と
してのROM、13…制御手段としてのRAM、15…
記録部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続可能なファクシ
    ミリ装置において、通信ネットワークに接続される記録
    装置の管理情報を収集し、送信先との間のファクシミリ
    伝送制御手順にて収集した情報を送信先に通知する制御
    手段を備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークに接続可能な通信端末
    装置において、通信ネットワークに接続されるファクシ
    ミリ装置が有する記録部の管理情報を設定するための設
    定手段を備えた通信端末装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置と通信端末装置と記録
    装置とを接続した通信ネットワークシステムにおいて、
    ファクシミリ装置は記録装置の管理情報を収集する機能
    を備え、通信端末装置はファクシミリ装置における記録
    部の管理情報を設定する機能を備えた通信ネットワーク
    システム。
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Cited By (3)

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US10160096B2 (en) 2014-10-31 2018-12-25 Jtekt Corporation Grinding wheel and method for manufacturing grinding wheel

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