JP2002185691A - ファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ通信システム

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JP2002185691A
JP2002185691A JP2000385479A JP2000385479A JP2002185691A JP 2002185691 A JP2002185691 A JP 2002185691A JP 2000385479 A JP2000385479 A JP 2000385479A JP 2000385479 A JP2000385479 A JP 2000385479A JP 2002185691 A JP2002185691 A JP 2002185691A
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Nobuyuki Mukai
信幸 向井
Hiroyuki Sato
浩之 佐藤
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆回線網に接続された各種のファクシミリ
装置あるいは通信ネットワークに接続されたファクシミ
リ端末との間で経済的なファクシミリ通信を行うことの
できるファクシミリ通信システムを実現する。 【解決手段】 ゲートウェイ装置205は、公衆回線網
201とインターネット網203の間に配置されてお
り、それ自体がG3ファクシミリモデム部255、G3
ファクシミリ伝送手順制御部257、リアルタイム伝送
手順制御部258、メール型伝送手順制御部259を備
えており、公衆回線網201に接続されたファクシミリ
装置202とインターネット網203に接続された第1
のインターネットファクシミリ端末2041あるいは第
Mのインターネットファクシミリ端末204Mとの間の
画像データや制御データの交換を行うことができる。ま
た、ファクシミリサーバ装置262を備えており、ファ
クシミリ装置202が相手先に再送する情報を格納して
ゲートウェイ装置205側がこの再送を代わって行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリで文字
や画像を通信するファクシミリ通信システムに係わり、
特にインターネットを使用して文字や画像を通信するの
に好適なファクシミリ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を通じて文字や画像情報(以下
単に画像情報と略称する。)の通信を行う装置としてフ
ァクシミリ装置がオフィスや家庭で広く使用されてい
る。
【0003】図11はこのようなファクシミリ装置間に
おけるファクシミリ通信システムの概要を表わしたもの
である。第1および第2のファクシミリ装置1011
1012は公衆回線網(PSTN:Public Switched Tel
ephone Network)102に接続されており、これらの間
で画像情報を送受信することができる。
【0004】一般に、ファクシミリ装置101は送信側
が画像情報を送信すると、受信側でこれを同時に、すな
わちリアルタイムに受信することができるという特徴を
有している。もちろん、送信された画像情報を一度蓄積
して、パスワードを入力した者だけにその内容をプリン
トアウトさせるといった機能を備えたファクシミリ装置
も存在する。
【0005】コンピュータの普及により、コンピュータ
を電話回線に接続する機会も増加している。そこで、フ
ァクシミリ装置から送信された画像情報を電話回線の接
続先のコンピュータに蓄積し、これをプリンタでプリン
トアウトするといった形式のファクシミリ通信システム
も利用されるようになっている。このシステムでは、コ
ンピュータ側から画像情報を既存のファクシミリ装置に
送信して、リアルタイムにこれを出力させることも可能
である。
【0006】図12は、図11に示したようなファクシ
ミリ装置とコンピュータを用いたファクシミリ通信シス
テムの概要を示したものである。この図で図11と同一
部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適宜
省略する。パーソナルコンピュータ104はモデム(変
復調装置)105を介して公衆回線網102に接続され
ている。パーソナルコンピュータ104には画像情報の
読み取りを行うイメージスキャナ106と画像情報のプ
リントアウトを行うプリンタ107が接続されている。
【0007】このファクシミリ通信システムでファクシ
ミリ装置101から送られてきた画像情報はモデム10
5によって復調され、パーソナルコンピュータ104内
に格納される。この画像情報は、プリンタ107を用い
てプリントアウトされる。また、送信する画像情報はイ
メージスキャナ106で読み取られ、モデム105によ
り変調されて公衆回線網102に送出される。そして、
宛先のファクシミリ装置101ではこれを記録して出力
することになる。なお、モデム105の他にターミナル
アダプタやルータがパーソナルコンピュータ104等の
情報処理装置に接続されることもある。
【0008】ところで近時、インターネットを代表とす
る通信手段の発展により、電話回線以外の通信手段を一
部または全部使用した通信技術が各種開発されている。
このような通信技術の代表的なものとして電子メールを
使用した通信技術が存在する。この通信技術では、電子
メールにテキスト情報やイメージ情報を添付書類として
付加して伝送することができる。したがって、コンピュ
ータ等の情報処理装置同士が通信手段を介してこのよう
な情報を伝送することができる。
【0009】図13は電子メールを使用した画像情報の
通信システムの概要を表わしたものである。この図13
で図12と同一部分には同一の符号を付しており、これ
らの説明を適宜省略する。この通信システムでは、たと
えば第1のパーソナルコンピュータ1041は第1のイ
メージスキャナ1061で読み取った画像情報を電子メ
ールに添付して、公衆回線網102を介して第2のパー
ソナルコンピュータ1042に送出する。第2のパーソ
ナルコンピュータ1042側では第2のプリンタ1072
でこれをプリントアウトする。第2のパーソナルコンピ
ュータ1042側が画像情報を送信するときにはこの逆
の処理を行えばよい。
【0010】この図13に示した通信システムでは、画
像情報が送信先に到着しても、プリントアウトを指示す
るというアクションを経なければその情報が用紙にプリ
ントアウトされることはない。この点が従来の図11お
よび図12に示したファクシミリ通信システムと異な
る。すなわち、情報のプリントアウトにリアルタイム性
がない。
【0011】ところで、図11〜図13に示したファク
シミリ通信システムあるいは通信システムでは、いずれ
の場合でも送信側と受信側が電話回線102のみを介し
て通信を行っている。したがって、遠隔地あるいは国際
間での通信を行おうとすると、通信料金が嵩むという問
題がある。そこで、インターネット網を一部または全部
に使用して通信料金を低減することが提案されている。
【0012】図14は、従来提案されたインターネット
網を使用したファクシミリ通信システムの概要を表わし
たものである。特開平11−298708号公報に開示
されたこのファクシミリ通信システムは、第1および第
2のインターネットファクシミリ装置1111、1112
がそれぞれ公衆回線網102およびインターネット網1
12に接続されている。第1のインターネットファクシ
ミリ装置1111と第2のインターネットファクシミリ
装置1112は実質的に同一の回路構成となっているの
で、ここでは第1のインターネットファクシミリ装置1
111についてその構成を具体的に示している。
【0013】第1のインターネットファクシミリ装置1
111は、CPU(中央処理装置)121を備えてお
り、データバス等のバス122を介して各種の回路装置
と接続されている。このうちROM123はこのインタ
ーネットファクシミリ装置1111の各種制御を実現す
るためのプログラムを格納したリード・オンリ・メモリ
であり、RAM124は作業用のメモリであって、ラン
ダム・アクセス・メモリで構成されている。操作部12
5は図示しないキーボードやディスプレイを備えてお
り、これを通じて装置の操作が行われる。イメージスキ
ャナ126およびプリンタ127は、図12等に示した
イメージスキャナ106およびプリンタ107と実質的
に同一である。ファクシミリモデム128は、回線の接
続や切断の制御を行うNCU(Network Control Unit)
129を介して公衆回線網102と接続されている。イ
ーサネット(登録商標)インタフェース131はインタ
ーネット網112と接続されており、ディジタル信号を
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Intern
et Protocol)のパケットに交換したりその逆の処理を
行う。
【0014】この提案のファクシミリ通信システムで
は、ファクシミリ通信について幾つかのモードを規定し
ている。大きく分けるとG3ファクシミリモードと、イ
ンターネットファクシミリモードである。G3ファクシ
ミリモードは、ITU−T(International Telecommun
ication Union:国際電気通信連合)勧告によるG3
(Group 3)方式で、公衆回線網102を使用し
て画像情報を伝送するモードである。
【0015】インターネットファクシミリモードにおけ
るシンプルモードでは、イメージスキャナ126で読み
取った画像情報をTIFF(Taged Image File Forma
t)形式で画像ファイルとして電子メールの添付ファイ
ルに変換する。そして、RAM124から読み出した送
信先である第2のインターネットファクシミリ装置11
2のインターネットアドレスをセットし、電子メール
の送信のためのプロトコルとしてのSMTP(Simple M
ail Transfer Protocol)を使用して送信を行うように
なっている。第2のインターネットファクシミリ装置1
112は、この電子メールを受信すると添付ファイルを
検出しこれが画像情報であるかどうかを判別する。画像
情報であればこれについて所定の変換処理を行った後に
プリンタ(第1のインターネットファクシミリ装置11
1のプリンタ127に相当)に送ってプリントアウト
を実行する。
【0016】一方、インターネットファクシミリモード
におけるフルモードでは、画像情報を同じくTIFF形
式で画像ファイルとして電子メールに添付して送信を行
い、受信側がこれを処理したことを受信側から送信側に
知らせるモードである。
【0017】最後に、インターネットファクシミリモー
ドにおけるリアルタイムモードとは、画像情報をTCP
(transmission control protocol:ネットワークのト
ランスポート層の通信プロトコル)パケットにして送信
を行うモードである。このモードでは、送信側が受信側
の装置の能力をチェックし、これに応じた画像データを
TCPパケットで送信する。受信側の第2のインターネ
ットファクシミリ装置1112は、このTCPパケット
を受信すると画像情報をプリントアウトする。また、所
定の応答信号を送信側に送信して送信側の送信処理を終
了させる。
【0018】この図14に示したファクシミリ通信シス
テムでは、第1のインターネットファクシミリ装置11
1等のインターネットファクシミリ装置111自体が
公衆回線網102およびインターネット網112に接続
して各種の通信形態を採れるようにしている。したがっ
て、従来のファクシミリ装置よりも各種の送信先にファ
クシミリによって画像情報を送信することが可能であ
る。しかしながら、このような送信先の自由度を高くす
るためにこの提案ではインターネットファクシミリ装置
111自体にファクシミリモデム128、NCU129
およびイーサネットインタフェース131を備えること
にしており、装置のコストアップの原因となっていた。
【0019】また、この提案のインターネットファクシ
ミリ装置111は、公衆回線網102およびインターネ
ット網112に直接接続する形態を採っている。このた
め、これらのネットワークの利用経費や設備投資費用が
必要となり、システム構築の費用が増大するといった問
題があった。
【0020】図15は、ファクシミリ通信システムにつ
いての他の提案を示したものである。特開平2000−
4345に開示されたこの提案では、ITU−T(Inte
rnational Telecommunication Union:国際電気通信連
合)勧告によるG3(Group 3)タイプの第1お
よび第2のファクシミリ装置1411、1412が公衆回
線網102に接続されている。公衆回線網102は第1
および第2のリアルタイムインターネットゲートウェイ
装置1431、1432を介してインターネット網112
に接続されている。
【0021】この提案のファクシミリ通信システムで
は、いずれのファクシミリ装置141 1、1412も公衆
回線網102と接続されている。したがって、インター
ネット網112を経由する箇所で遠隔地ほど通信料金を
節約することができる。また、第1および第2のリアル
タイムインターネットゲートウェイ装置1431、14
2を配置しているので、ファクシミリ装置1411、1
412には図14に示したようなイーサネットインタフ
ェース131を備える必要がない。すなわち、従来から
存在するファクシミリ装置1411、1412をそのまま
使用することで、経済的な通信を行うことが可能にな
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この提案の
ファクシミリ通信システムでは、従来から存在するファ
クシミリ装置1411、1412の間のみでのファクシミ
リ通信を規定している。したがって、図14で説明した
ようなインターネットあるいは通信ネットワークを使用
した各種のファクシミリ通信を行うことができないとい
う問題がある。
【0023】そこで本発明の目的は、公衆回線網に接続
された各種のファクシミリ装置あるいは通信ネットワー
クに接続されたファクシミリ端末との間で経済的なファ
クシミリ通信を行うことのできるファクシミリ通信シス
テムを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)公衆回線網と、(ロ)この公衆回線網に接続
されたファクシミリ装置と、(ハ)パケット通信を行う
通信ネットワークと、(ニ)この通信ネットワークに接
続されたファクシミリ端末と、(ホ)公衆回線網および
通信ネットワークの間に配置され両者の間でファクシミ
リ通信が行われるとき通信用の制御データおよび画像デ
ータの交換を行うゲートウェイ装置とをファクシミリ通
信システムに具備させる。
【0025】すなわち請求項1記載の発明では、公衆回
線網と、パケット通信を行う通信ネットワークとの間に
両者の間でファクシミリ通信が行われるとき通信用の制
御データおよび画像データの交換を行うゲートウェイ装
置を配置した。これにより、公衆回線網に接続されたフ
ァクシミリ装置あるいは通信ネットワークに接続された
ファクシミリ端末が相手の通信網に接続された装置との
間の通信を可能とする各種の回路装置を備える必要が無
くなるので、個々のファクシミリ装置あるいはファクシ
ミリ端末のコストダウンや小型化および信頼性の向上を
図ることができる。
【0026】請求項2記載の発明では、(イ)公衆回線
網と、(ロ)この公衆回線網に接続されたファクシミリ
装置と、(ハ)インターネット網と、(ニ)このインタ
ーネット網に接続されたファクシミリ端末と、(ホ)公
衆回線網およびインターネット網の間に配置され両者の
間でファクシミリ通信が行われるとき通信用の制御デー
タおよび画像データの交換を行うゲートウェイ装置とを
ファクシミリ通信システムに具備させる。
【0027】すなわち請求項2記載の発明では、公衆回
線網と、インターネット網との間に両者の間でファクシ
ミリ通信が行われるとき通信用の制御データおよび画像
データの交換を行うゲートウェイ装置を配置した。これ
により、公衆回線網に接続されたファクシミリ装置ある
いはインターネット網に接続されたファクシミリ端末が
相手の通信網に接続された装置との間の通信を可能とす
る各種の回路装置を備える必要が無くなるので、個々の
ファクシミリ装置あるいはファクシミリ端末のコストダ
ウンや小型化および信頼性の向上を図ることができる。
【0028】請求項3記載の発明では、(イ)公衆回線
網と、(ロ)この公衆回線網に接続されたファクシミリ
装置と、(ハ)パケット通信を行う通信ネットワーク
と、(ニ)この通信ネットワークに接続されたファクシ
ミリ端末と、(ホ)公衆回線網および通信ネットワーク
の間に配置され、ファクシミリ装置の中の送信元となる
ファクシミリ装置から送信すべき画像情報を受信して一
時的に格納する画像情報格納手段と、この送信元となる
ファクシミリ装置と対応する送信先のファクシミリ装置
あるいはファクシミリ端末に対して画像情報格納手段に
格納された画像情報を代行して送信する代行送信手段
と、送信先がファクシミリ端末であるとき送信元から送
られてきた通信用の制御データおよび画像データを送信
先のファクシミリ端末に合わせて変換を行う変換手段と
をファクシミリ通信システムに具備させる。
【0029】すなわち請求項3記載の発明では、公衆回
線網とパケット通信を行う通信ネットワークとの間に両
者の間でファクシミリ通信が行われるとき通信用の制御
データおよび画像データの変換を行うゲートウェイ装置
を配置した。このゲートウェイ装置は送信元となるファ
クシミリ装置から送信すべき画像情報を受信して一時的
に格納する画像情報格納手段と、送信元となるファクシ
ミリ装置と対応する送信先のファクシミリ装置あるいは
ファクシミリ端末に対して画像情報格納手段に格納され
た画像情報を代行して送信する代行送信手段を備えてい
る。したがって、送信元のファクシミリ装置の代わりに
画像情報を受信してこれを送信先に送出する機能を実現
することができる。この機能は、特に送信元が送信先と
回線を接続することができないような場合に有効であ
る。このような場合、状況によっては送信元が幾度も送
信先に回線を接続する処理を繰り返すことになり、公衆
回線網に対する負荷が大きくなるが、ゲートウェイ装置
が代わりに送信先に送信を行うことでこのような問題を
解消することができる。
【0030】請求項4記載の発明では、(イ)公衆回線
網と、(ロ)この公衆回線網に接続されたファクシミリ
装置と、(ハ)インターネット網と、(ニ)このインタ
ーネット網に接続されたファクシミリ端末と、(ホ)公
衆回線網およびインターネット網の間に配置され、ファ
クシミリ装置の中の送信元となるファクシミリ装置から
送信すべき画像情報を受信して一時的に格納する画像情
報格納手段と、この送信元となるファクシミリ装置と対
応する送信先のファクシミリ装置あるいはファクシミリ
端末に対して画像情報格納手段に格納された画像情報を
代行して送信する代行送信手段と、送信先がファクシミ
リ端末であるとき送信元から送られてきた通信用の制御
データおよび画像データを送信先のファクシミリ端末に
合わせて変換を行う変換手段とをファクシミリ通信シス
テムに具備させる。
【0031】すなわち請求項4記載の発明では、公衆回
線網と、インターネット網との間に両者の間でファクシ
ミリ通信が行われるとき通信用の制御データおよび画像
データの変換を行うゲートウェイ装置を配置した。この
ゲートウェイ装置は送信元となるファクシミリ装置から
送信すべき画像情報を受信して一時的に格納する画像情
報格納手段と、送信元となるファクシミリ装置と対応す
る送信先のファクシミリ装置あるいはファクシミリ端末
に対して画像情報格納手段に格納された画像情報を代行
して送信する代行送信手段を備えている。したがって、
送信元のファクシミリ装置の代わりに画像情報を受信し
てこれを送信先に送出する機能を実現することができ
る。この機能は、特に送信元が送信先と回線を接続する
ことができないような場合に有効である。このような場
合、状況によっては送信元が幾度も送信先に回線を接続
する処理を繰り返すことになり、公衆回線網に対する負
荷が大きくなるが、ゲートウェイ装置が代わりに送信先
に送信を行うことでこのような問題を解消することがで
きる。
【0032】請求項5記載の発明では、請求項3または
請求項4記載のファクシミリ通信システムで、画像情報
格納手段は、送信元となるファクシミリ装置が送信先の
ファクシミリ装置に対して着呼できず再送を行う状態と
なったとき送信元となるファクシミリ装置から送信すべ
き画像情報を受信して格納することを特徴としている。
【0033】すなわち請求項5記載の発明では、再送が
行われる1つの例を挙げている。この例とは、送信元と
なるファクシミリ装置が送信先のファクシミリ装置に対
して着呼できず再度着呼を試みる場合である。このよう
な場合、従来では送信元がそのたびに送信先にデータの
送出を試みるために、度重なる再送処理が発生すると、
ネットワークに過度の負担を生じさせるおそれがある。
本発明では、送信先のファクシミリ装置に対して着呼で
きず再送を行う状態となったとき、ゲートウェイ装置が
送信元となるファクシミリ装置から画像情報を受信し
て、それ以後の処理を代行するので、ネットワークの負
担を軽減することができる。
【0034】請求項6記載の発明では、請求項3または
請求項4記載のファクシミリ通信システムで、画像情報
格納手段は、送信元となるファクシミリ装置が送信先の
ファクシミリ装置と通信を開始した後、送信先に対して
再送を行う状態となったとき送信元となるファクシミリ
装置から再送すべき画像情報を受信して格納することを
特徴としている。
【0035】すなわち請求項6記載の発明では、再送が
行われる他の例を挙げている。この例とは、送信元とな
るファクシミリ装置が送信先のファクシミリ装置と通信
を開始した後、送信先に対して再送を行う状態となった
ときである。このような場合も度重なる再送処理が発生
すると、ネットワークに過度の負担を生じさせるおそれ
がある。本発明では、このような場合にゲートウェイ装
置が送信元となるファクシミリ装置から再送を行う画像
情報を受信して、それ以後の処理を代行するので、ネッ
トワークの負担を軽減することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
【0037】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0038】図1は本発明の一実施例におけるファクシ
ミリ通信システムの構成の概要を表わしたものである。
このファクシミリ通信システムは、公衆回線網201に
第1〜第Nのファクシミリ装置2021〜202Nを接続
している。また、インターネット網203には第1〜第
Mのインターネットファクシミリ端末2041〜204M
を接続している。公衆回線網201とインターネット網
203の間にはインターネットファクシミリゲートウェ
イ装置(以下、ゲートウェイ装置と略称する。)205
が接続されている。ゲートウェイ装置205はその処理
能力に応じた個数で各所に適宜の数だけ配置される。
【0039】本実施例の第1〜第Nのファクシミリ装置
2021〜202Nは、公衆回線網201に接続されてI
TU−TのT.30の手順によるファクシミリ制御デー
タや画像情報の送受信が可能なG3ファクシミリ端末で
ある。もちろん、ITU−TV.34勧告に準拠したフ
ァクシミリモデムを搭載したスーパG3ファクシミリや
G2等のファクシミリ装置も公衆回線網201に接続し
てファクシミリ通信を行うことができる。
【0040】またゲートウェイ装置205は、送信側フ
ァクシミリ端末と受信側ファクシミリ端末との伝送手順
(T.30手順、T.38手順、T.37手順)に対応
して、G3ファクシミリ装置に対する転送に関するIT
U−Tによる手順(T.30)、リアルタイム型ファク
シミリ転送に関するITU−Tによる手順(T.38)
ならびにメール型ファクシミリ転送に関するITU−T
による手順(T.37)等のファクシミリデータの伝送
手順の変換を行う機能を備えている装置である。インタ
ーネット網203はIP(Internet Protocol)パケッ
トによるデータの送受信を行う網である。第1〜第Mの
インターネットファクシミリ端末204 1〜204Mは、
インターネット網203に接続され、ITU−Tによる
手順(T.37)に対応してファクシミリ画像情報をT
IFF形式に変換し、電子メールに添付してインターネ
ット網203に送り出すとともに、このような画像情報
の受信を行うようになっている。
【0041】ところで本実施例のファクシミリ通信シス
テムにおける通信態様は次のようなものとなる。 (1)ファクシミリ装置202を送信端末とし、インタ
ーネットファクシミリ端末204を受信端末とするファ
クシミリ通信。 (2)インターネットファクシミリ端末204を送信端
末とし、ファクシミリ装置202を受信端末とするファ
クシミリ通信。 (3)ファクシミリ装置202同士が公衆回線網201
のみあるいはインターネット網203を中間部分で使用
するファクシミリ通信。 (4)インターネットファクシミリ端末204同士がイ
ンターネット網203を使用するファクシミリ通信。
【0042】以上のうち(1)および(2)はゲートウ
ェイ装置205を必ず使用しなければならない。(3)
および(4)についてはゲートウェイ装置205を使用
する必要はない。これらの各通信態様の詳細を説明する
前に本実施例のゲートウェイ装置205の構成を具体的
に説明する。
【0043】図2は、本実施例のゲートウェイ装置を中
心にファクシミリ通信システムを示したものである。ゲ
ートウェイ装置205は、CPU251を搭載してい
る。CPU251はデータバス等のバス252によって
装置内の各部と接続されている。このうちメモリ部25
3はこのゲートウェイ装置205の制御を行うためのプ
ログラムを格納する不揮発性メモリ領域とデータの一時
的な保管を行うための一次バッファ用メモリ領域(共に
図示せず)を備えている。一次バッファ用メモリ領域に
は、相手先のファクシミリ装置202の電話番号や相手
先のインターネットファクシミリ端末204のIPアド
レスが記憶されている他、相手先のこれらファクシミリ
装置202あるいはインターネットファクシミリ端末2
04の通信プロトコル等のデータが格納されている。
【0044】ハイウェイインタフェース(HWINF)
部254は、公衆回線網201と高速でデータを入出力
するインタフェース回路である。このハイウェイインタ
フェース部254は、公衆回線網201と接続されて、
該当するタイムスロットのドロップおよびインサートな
らびに位相調整等の処理を行う。G3ファクシミリモデ
ム部255は、14.4Kビット/秒のファクシミリモ
デムあるいはITU−T国際規格V.34に準拠した3
3.6Kbpsモデム(スーパG3ファクシミリ)とし
てのモデムを備えている。G3ファクシミリ伝送手順制
御部257は、G3ファクシミリについてのITU−T
のT.30の伝送制御手順等の所定のファクシミリ伝送
手順を実行する。また、このG3ファクシミリモデム部
255は、このような高速モデム機能(V.17、V.
34、V.29、V.27ter)を備える他、低速モ
デム機能(V.21モデム)としての機能も備えてい
る。
【0045】リアルタイム伝送手順制御部258は、I
TU−TのT.38に示すリアルタイム伝送手順を実行
するための制御部である。メール型伝送手順制御部25
9は、ITU−TのT.37に示すメール型伝送手順を
実行するための制御部である。LAN(ローカルエリア
ネットワーク)インタフェース部261は、TCP/I
PまたはUDP/IPパケットの生成および解析を行う
ことができ、イーサネットでインターネット網112に
接続が可能である。ファクシミリサーバ装置262は、
送受信するファクシミリデータを一時的に格納する記憶
装置である。ファクシミリデータの蓄積は、相手先が話
中等でファクシミリデータを送信できないような場合に
特に有効である。
【0046】各通信態様別の処理を次に具体的に説明す
る。
【0047】(a)G3タイプのファクシミリ装置20
2を送信端末とし、T.38対応のインターネットファ
クシミリ端末204を受信端末とするファクシミリ通信
の場合(以下、第1の通信態様という。)をまず説明す
る。一例として第1のファクシミリ装置2021から
T.38対応の第1のインターネットファクシミリ端末
2041にファクシミリデータを送信するものとする。
【0048】図3は、第1の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、第1のファクシミ
リ装置2021等のファクシミリ装置202からT.3
8対応のインターネットファクシミリ端末204に宛て
たファクシミリデータが受信されるかどうかを定期的に
監視している(ステップS301)。そして、この例で
第1のファクシミリ装置2021から第1のインターネ
ットファクシミリ端末2041に宛てたファクシミリデ
ータを受信すると(Y)、ITU−TのT.30のファ
クシミリ伝送手順をリアルタイム型のT.38に示すフ
ァクシミリ伝送手順に変換し、インターネット網203
に送出するためにIPパケットにデータを変換する(ス
テップS302)。この際、IPパケットには相手先の
IPアドレスを付加する。
【0049】このようにして作成されたIPパケット
は、LANインタフェース部261からインターネット
網203に送出される(ステップS303)。この結
果、第1の通信態様の場合、従来のファクシミリ通信の
ように第1のファクシミリ装置2021から第1のイン
ターネットファクシミリ端末2041に対して即時性の
あるファクシミリ通信が可能になる。
【0050】なお、この第1の通信態様でCPU251
が第1のファクシミリ装置2021から第1のインター
ネットファクシミリ端末2041にファクシミリデータ
を送信する際に両端末間でプロトコル変換が必要である
と判断することがある。このような場合には、公衆回線
網201から受信されたデータをリアルタイム伝送手順
制御部258でT.30からT.38に変換する。ま
た、LANインタフェース部261では、TCP/IP
またはUDP/IPパケットを生成して、これをインタ
ーネット網203に送出することになる。
【0051】(b)T.38対応のインターネットファ
クシミリ端末204を送信端末とし、G3タイプのファ
クシミリ装置202を受信端末とするファクシミリ通信
の場合(以下、第2の通信態様という。)を次に説明す
る。一例としてT.38対応の第1のインターネットフ
ァクシミリ端末2041から第1のファクシミリ装置2
021にファクシミリデータを送信するものとする。
【0052】図4は、第2の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、T.38対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204から第1のファク
シミリ装置2021等のファクシミリ装置202に宛て
たファクシミリデータが受信されるかどうかを定期的に
監視している(ステップS321)。そして、この例で
第1のインターネットファクシミリ端末2041から第
1のファクシミリ装置2021に宛てたファクシミリデ
ータを受信すると(Y)、そのT.38のファクシミリ
伝送手順のデータを解読する(ステップS322)。そ
して、解読された手順をG3ファクシミリ装置である第
1のファクシミリ装置2021が受信することのできる
T.30のファクシミリ伝送手順に変換する(ステップ
S323)。そしてこれをハイウェイインタフェース部
254から相手先の電話番号に宛てて公衆回線網201
に送出する(ステップS324)。これによって第1の
インターネットファクシミリ端末2041から第1のフ
ァクシミリ装置2021へのリアルタイムな画像情報の
送信が可能になる。
【0053】この第2の通信態様では、インターネット
網203から受信されたIPパケットをLANインタフ
ェース部261から受信して、T.38のファクシミリ
伝送手順でG3タイプの第1のファクシミリ装置202
1の受信可能な制御データと画像データに変換してい
る。そして、G3ファクシミリモデム部255を介して
ハイウェイインタフェース部254で該当するタイムス
ロットにデータを挿入し、公衆回線網201に送出する
ことになる。
【0054】(c)G3タイプのファクシミリ装置20
2を送信端末とし、T.37対応のインターネットファ
クシミリ端末204を受信端末とするファクシミリ通信
の場合(以下、第3の通信態様という。)を次に説明す
る。一例として第1のファクシミリ装置2021から
T.37対応の第Mのインターネットファクシミリ端末
204Mにファクシミリデータを送信するものとする。
【0055】図5は、第3の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、第1のファクシミ
リ装置2021等のファクシミリ装置202からT.3
7対応のインターネットファクシミリ端末204に宛て
たファクシミリデータが受信されるかどうかを定期的に
監視している(ステップS341)。そして、この例で
G3タイプの第1のファクシミリ装置2021から第M
のインターネットファクシミリ端末204Mに宛てたフ
ァクシミリデータを受信すると(Y)、これらの装置2
021、204Mの間で呼が確立されるのを待機する(ス
テップS342)。呼が確立されると(Y)、ゲートウ
ェイ装置205は第1のファクシミリ装置2021から
ファクシミリデータをT.30の手順で受信してそのフ
ァクシミリサーバ装置262に蓄積する(ステップS3
43)。
【0056】ゲートウェイ装置205はこの蓄積された
ファクシミリデータをT.37の定義に従ってTIFF
形式で画像ファイルに変換する(ステップS344)。
そして、電子メールにこのTIFF形式の画像ファイル
を添付して、SMTP(Simple Mail Trasnfer Protoco
l)等の電子メールの手順に従って第Mのインターネッ
トファクシミリ端末204Mに向けてインターネット網
203に送信する(ステップS345)。
【0057】この第3の通信態様では、第1のファクシ
ミリ装置2021からファクシミリデータを受信するた
めに、G3ファクシミリ伝送手順制御部257はT.3
0の制御信号を受信した後、画像データを受信しこれを
ファクシミリサーバ装置262内に調整するようにして
いる。蓄積されたデータは前記したようにTIFFファ
イルに変換され、電子メールに添付して送信される。
【0058】(d)T.38対応のインターネットファ
クシミリ端末204を送信端末とし、G3タイプのファ
クシミリ装置202を受信端末とするファクシミリ通信
の場合(以下、第4の通信態様という。)を次に説明す
る。一例としてT.37対応の第Mのインターネットフ
ァクシミリ端末204Mから第1のファクシミリ装置2
021へファクシミリデータを送信するものとする。
【0059】図6は、第4の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、T.37対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204から第1のファク
シミリ装置2021等のファクシミリ装置202に宛て
たファクシミリデータが受信されるかどうかを定期的に
監視している(ステップS361)。そして、この例で
第Mのインターネットファクシミリ端末204Mから第
1のファクシミリ装置2021に宛てたTIFF形式の
画像ファイルを添付した電子メールを受信すると
(Y)、これをファクシミリサーバ装置262に格納す
る(ステップS362)。この蓄積されたデータにおけ
るTIFF形式の画像ファイル(TIFFファイル)
は、受信側の第1のファクシミリ装置2021が記録可
能な走査線ごとの画像情報としてのファクシミリ用画像
データに変換される(ステップS363)。そして、宛
先端末に発呼処理を行い(ステップS364)、G3フ
ァクシミリ装置である第1のファクシミリ装置2021
が受信することのできるT.30のファクシミリ伝送手
順に従って、制御信号および画像データを公衆回線網2
01に送出する(ステップS365)。なお、話中等の
ように宛先端末に画像データの送信ができなかった場合
には、特に図示していないが従来のファクシミリ通信と
同様に再送処理を行えばよい。
【0060】(e)T.38対応のインターネットファ
クシミリ端末204を送信端末とし、T.37対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204を受信端末とする
ファクシミリ通信の場合(以下、第5の通信態様とい
う。)を次に説明する。一例としてT.38対応の第1
のインターネットファクシミリ端末2041からT.3
7対応の第Mのインターネットファクシミリ端末204
Mへファクシミリデータを送信するものとする。
【0061】図7は、第5の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、T.38対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204からT.37対応
のインターネットファクシミリ端末204に宛てたファ
クシミリデータが受信されるかどうかを定期的に監視し
ている(ステップS381)。そして、この例で第1の
インターネットファクシミリ端末2041から第Mのイ
ンターネットファクシミリ端末204Mに宛てたファク
シミリ通信が開始されるときには(Y)、T.38対応
の第1のインターネットファクシミリ端末2041から
まずファクシミリデータをゲートウェイ装置205内の
CPU251に転送させる(ステップS382)。転送
されてきたファクシミリデータはファクシミリサーバ装
置262に蓄積される(ステップS383)。
【0062】ゲートウェイ装置205はこの蓄積された
ファクシミリデータにおける画像データをT.37対応
の第Mのインターネットファクシミリ端末204Mに転
送するためにTIFF形式の画像ファイルに変換する
(ステップS384)。そして、電子メールにこのTI
FF形式の画像ファイルを添付して、SMTP等の電子
メールの手順に従って第Mのインターネットファクシミ
リ端末204Mに向けてインターネット網203に送信
する(ステップS385)。
【0063】この第5の通信態様では、LANインタフ
ェース部261で第1のインターネットファクシミリ端
末2041からのIPパケット(ファクシミリデータ)
を、T.38伝送手順制御部としてのリアルタイム伝送
手順制御部258で受信しファクシミリサーバ装置26
2内に蓄積する。蓄積されたファクシミリデータは、
T.37伝送手順制御部としてのメール型伝送手順制御
部259でTIFFファイルに変換される。そしてT.
37に示す定義に従って、LANインタフェース部26
1からインターネット網203を介して第Mのインター
ネットファクシミリ端末204Mに送信されることにな
る。
【0064】(f)T.37対応のインターネットファ
クシミリ端末204を送信端末とし、T.38対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204を受信端末とする
ファクシミリ通信の場合(以下、第6の通信態様とい
う。)を次に説明する。一例としてT.37対応の第M
のインターネットファクシミリ端末204MからT.3
8対応の第1のインターネットファクシミリ端末204
1へファクシミリデータを送信するものとする。
【0065】図8は、第6の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の制御の流れを表わしたものである。ゲートウ
ェイ装置205内のCPU251は、T.37対応のイ
ンターネットファクシミリ端末204からT.38対応
のインターネットファクシミリ端末204に宛てた電子
メールが受信されるかどうかを定期的に監視している
(ステップS401)。そして、この例で第Mのインタ
ーネットファクシミリ端末204Mから第1のインター
ネットファクシミリ端末2041へ宛てたTIFFファ
イルを添付した電子メールが送られてきたら(Y)、こ
れを受信し(ステップS402)、ファクシミリサーバ
装置262に蓄積させる(ステップS403)。
【0066】ゲートウェイ装置205はこの蓄積された
電子メールに添付されたTIFFファイルを、G3タイ
プのファクシミリ装置が転送できるファクシミリの画像
データに変換し(ステップS404)、宛先へ発呼処理
を行った後(ステップS405)、T.38で定義され
たファクシミリの画像データでT.38対応の第1のイ
ンターネットファクシミリ端末2041へインターネッ
ト網203を介して送出する(ステップS406)。
【0067】この第6の通信態様では、LANインタフ
ェース部261が受信したIPパケットを、T.37伝
送手順制御部としてのメール型伝送手順制御部259で
一度受信して、ファクシミリサーバ装置262内に蓄積
する。ファクシミリサーバ装置262から読み出され、
G3タイプのファクシミリ装置202で読み取れるよう
に変換されたファクシミリデータは、T.38伝送手順
制御部としてのリアルタイム伝送手順制御部258で、
T.38に示す手順に従って、受信側のT.38対応の
第1のインターネットファクシミリ端末2041に送信
される。
【0068】(g)ファクシミリ装置202を送信端末
とし、同じくファクシミリ装置202を受信端末とする
ファクシミリ通信の場合(以下、第7の通信態様とい
う。)を最後に説明する。一例としてG3タイプの第1
のファクシミリ装置2021から同じくG3タイプの第
Nのファクシミリ装置202Nへファクシミリデータを
送信するものとする。
【0069】図9および図10は、第7の通信態様にお
けるゲートウェイ装置の制御の流れを表わしたものであ
る。ゲートウェイ装置205内のCPU251は、第1
のファクシミリ装置2021等のファクシミリ装置20
2同士のファクシミリ通信が行われることを判別すると
(図9ステップS421:Y)、ファクシミリデータの
全部の送信が終了するまでに、送信側の装置としての第
1のファクシミリ装置2021が何らかの理由でファク
シミリデータの再送を行う事態が発生するかどうかを監
視する(ステップS422、S423)。再送が行われ
ることなくファクシミリデータの全部の送信が終了する
ことになれば(ステップS423:Y)、ゲートウェイ
装置205がデータの処理に直接関与しない(エン
ド)。
【0070】一方、ファクシミリデータの送信が終了す
るまでに、再送を行う事態が発生する場合がある。たと
えば第Nのファクシミリ装置202Nが使用中で回線を
接続することができないような場合である。このような
場合には(ステップS422:Y)、第1のファクシミ
リ装置2021から第Nのファクシミリ装置202Nへの
再送開始処理を停止させる(ステップS424)。通信
が開始した後に何らかの事情で再送を行わなければなら
なくなったときも同様であり、この場合には送信元の行
う再送のための処理が停止される。そしてこれらに代わ
って第1のファクシミリ装置2021からゲートウェイ
装置205へT.30の手順でファクシミリデータを送
信させる(ステップS425)。ゲートウェイ装置20
5はこの受信したファクシミリデータをファクシミリサ
ーバ装置262に蓄積する(ステップS426)。
【0071】ゲートウェイ装置205は再送すべきファ
クシミリデータの蓄積が終了すると送信先の第Nのファ
クシミリ装置202Nへ発呼する(図10ステップS4
27)。この結果として呼が接続されたら(ステップS
428:Y)、蓄積したファクシミリデータとしての画
像データを送信先のファクシミリ装置のプロトコルに合
わせて変換する(ステップS429)。この例ではG3
タイプのファクシミリ装置2021、202Nの間の通信
であるが、他のタイプのファクシミリ装置に送信する場
合にはそれに対応したプロトコルの変換を行うことにな
る。必要なプロトコル変換処理が終了したら送信先のフ
ァクシミリ装置(この場合には第Nのファクシミリ装置
202N)へ画像データの送信を行う(ステップS43
0)。
【0072】なお、送信先のファクシミリ装置202に
対する呼接続時には、接続先のファクシミリ装置がどの
ような解像度で画像を記録するか、プリントアウトする
用紙サイズがどのようなものであるか、あるいは通信プ
ロトコルの変換が必要であるかといった能力情報を送信
元が取得して必要な変換処理を行う必要がある。このよ
うな判断はCPU251が行うことになる。
【0073】ステップS428で第Nのファクシミリ装
置202Nへの呼の接続が行えなかった場合には
(N)、所定の時間t1が経過するのを待って(ステッ
プS431:Y)、ゲートウェイ装置205は第Nのフ
ァクシミリ装置202Nへの呼の接続を試みることにな
る(ステップS427)。再送回数の上限を設けること
はここでは示していないが、この点は従来のファクシミ
リ送信と同様に各種の変形が可能である。
【0074】以上のような処理によって、送信側である
第1のファクシミリ装置2021は再送処理から開放さ
れ次の送信先にファクシミリデータを送信する処理を開
始することができる。また、第1のファクシミリ装置2
021が公衆回線網201によって比較的遠隔の第Nの
ファクシミリ装置202Nに再送を試みるような場合に
は、その回数が増えるほど公衆回線網201に対する負
荷が増大する。しかしながら、たとえば第Nのファクシ
ミリ装置202Nにネットワーク上で比較的近いゲート
ウェイ装置205が再送の仲介を行ったとすると、この
ようなネットワークの負荷を大幅に軽減することができ
る。本実施例では説明を簡略化するためにゲートウェイ
装置205が1つであるものとして説明したが、地理的
に分散して複数存在する場合には再送処理を行うゲート
ウェイ装置205をこの観点で選択するようにすること
は有益である。また、場合によってはゲートウェイ装置
205間で、一度蓄積したファクシミリデータを転送
し、ネットワーク上で比較的近い装置から送信先のファ
クシミリ装置202に送信を行うようにすることもでき
る。
【0075】なお、以上説明した実施例では電子メール
にTIFF形式のファイルを添付することにしたが、他
の形式の画像ファイルを添付するようになっていてもよ
いことは当然である。もちろんこの場合にはそのような
画像ファイルの形式にゲートウェイ装置205等の装置
が対応できることが必要である。
【0076】更に実施例では公衆回線網201とインタ
ーネット網203の間にゲートウェイ装置205が配置
されている場合を説明した。本発明はこれに限るもので
はない。すなわち、インターネット網203以外の通信
ネットワークであって公衆回線網201とプロトコルや
データの内容の異なる網との間に本発明のゲートウェイ
装置205を同様に配置することが可能である。
【0077】また実施例ではゲートウェイ装置205内
のファクシミリサーバ装置に再送に必要なデータを格納
したが、同報通信を行うような場合にもファクシミリサ
ーバ装置を活用してもよいことは当然である。これによ
り、ネットワークの負荷を同様に軽減することができ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように請求項1、請求項
3、請求項5および請求項6記載の発明によれば、公衆
回線網と、パケット通信を行う通信ネットワークとの間
に、ファクシミリ通信におけるプロトコルや画像情報の
変換等の仲介を行うゲートウェイ装置を配置した。この
ため、個々のファクシミリ装置あるいはファクシミリ端
末に変換処理を行う回路装置を設ける必要が無く、その
分のコストダウンを計ることができる。また、これらの
装置の構成を簡略化することができるので、装置の信頼
性を向上させることができる。更に、新たなファクシミ
リ装置あるいはファクシミリ端末が登場した場合にもゲ
ートウェイ装置側の対応でこれらの装置間のファクシミ
リ通信が可能となり、互換性に優れたシステムを構成す
ることができる。
【0079】また、請求項2、請求項4、請求項5およ
び請求項6記載の発明によれば、公衆回線網とインター
ネット網との間に、ファクシミリ通信におけるプロトコ
ルや画像情報の変換等の仲介を行うゲートウェイ装置を
配置した。このため、個々のファクシミリ装置あるいは
ファクシミリ端末に変換処理を行う回路装置を設ける必
要が無く、その分のコストダウンを計ることができる。
また、これらの装置の構成を簡略化することができるの
で、装置の信頼性を向上させることができる。更に、新
たなファクシミリ装置あるいはファクシミリ端末が登場
した場合にもゲートウェイ装置側の対応でこれらの装置
間のファクシミリ通信が可能となり、互換性に優れたシ
ステムを構成することができる。
【0080】更に請求項3および請求項4記載の発明に
よれば、ゲートウェイ装置に送信元となるファクシミリ
装置から送信すべき画像情報を受信して一時的に格納す
る画像情報格納手段と送信元となるファクシミリ装置と
対応する送信先のファクシミリ装置あるいはファクシミ
リ端末に対して画像情報格納手段に格納された画像情報
を代行して送信する代行送信手段を備えさせたので、再
送処理あるいは同報通信を行うときに送信元から送信先
までの全経路の回線をそのたびに接続する必要が無く、
ネットワークに対する負荷を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるファクシミリ通信シ
ステムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例のゲートウェイ装置を中心にファクシ
ミリ通信システムを示した説明図である。
【図3】本実施例で第1の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図4】本実施例で第2の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図5】本実施例で第3の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図6】本実施例で第4の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図7】本実施例で第5の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図8】本実施例で第6の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の制御の流れを表わした流れ図である。
【図9】本実施例で第7の通信態様におけるゲートウェ
イ装置の前半部分の制御を示した流れ図である。
【図10】本実施例で第7の通信態様におけるゲートウ
ェイ装置の後半部分の制御を示した流れ図である。
【図11】従来のファクシミリ装置間におけるファクシ
ミリ通信システムの概要を表わしたシステム構成図であ
る。
【図12】図11に示したようなファクシミリ装置とコ
ンピュータを用いた従来のファクシミリ通信システムの
概要を示したシステム構成図である。
【図13】従来の電子メールを使用した画像情報の通信
システムの概要を表わしたシステム構成図である。
【図14】従来提案されたインターネット網を使用した
ファクシミリ通信システムの概要を表わしたシステム構
成図である。
【図15】ファクシミリ通信システムについての従来の
他の提案を示したシステム構成図である。
【符号の説明】
201 公衆回線網 202 ファクシミリ装置 203 インターネット網 2041 第1のインターネットファクシミリ端末
(T.38対応) 204M 第Mのインターネットファクシミリ端末
(T.37対応) 251 CPU 254 ハイウェイインタフェース(HWINF)部 255 G3ファクシミリモデム部 257 G3ファクシミリ伝送手順制御部 258 リアルタイム伝送手順制御部 259 メール型伝送手順制御部 261 LAN(ローカルエリアネットワーク)インタ
フェース部 262 ファクシミリサーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA22 AA27 AA29 AA30 AB42 AC28 AC29 AF01 BA01 BC04 BD00 5C075 AA90 AB90 CA90 CD07 CD21 CE02 CE13 FF90 GG09 5K030 HD03 HD05 JT05 KA03 LD11 5K051 BB03 JJ14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線網と、 この公衆回線網に接続されたファクシミリ装置と、 パケット通信を行う通信ネットワークと、 この通信ネットワークに接続されたファクシミリ端末
    と、 前記公衆回線網および通信ネットワークの間に配置され
    両者の間でファクシミリ通信が行われるとき通信用の制
    御データおよび画像データの交換を行うゲートウェイ装
    置とを具備することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  2. 【請求項2】 公衆回線網と、 この公衆回線網に接続されたファクシミリ装置と、 インターネット網と、 このインターネット網に接続されたファクシミリ端末
    と、 前記公衆回線網およびインターネット網の間に配置され
    両者の間でファクシミリ通信が行われるとき通信用の制
    御データおよび画像データの交換を行うゲートウェイ装
    置とを具備することを特徴とするファクシミリ通信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 公衆回線網と、 この公衆回線網に接続されたファクシミリ装置と、 パケット通信を行う通信ネットワークと、 この通信ネットワークに接続されたファクシミリ端末
    と、 前記公衆回線網および通信ネットワークの間に配置さ
    れ、前記ファクシミリ装置の中の送信元となるファクシ
    ミリ装置から送信すべき画像情報を受信して一時的に格
    納する画像情報格納手段と、この送信元となるファクシ
    ミリ装置と対応する送信先のファクシミリ装置あるいは
    ファクシミリ端末に対して前記画像情報格納手段に格納
    された画像情報を代行して送信する代行送信手段と、送
    信先がファクシミリ端末であるとき送信元から送られて
    きた通信用の制御データおよび画像データを送信先のフ
    ァクシミリ端末に合わせて変換を行う変換手段とを具備
    することを特徴とするファクシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 公衆回線網と、 この公衆回線網に接続されたファクシミリ装置と、 インターネット網と、 このインターネット網に接続されたファクシミリ端末
    と、 前記公衆回線網およびインターネット網の間に配置さ
    れ、前記ファクシミリ装置の中の送信元となるファクシ
    ミリ装置から送信すべき画像情報を受信して一時的に格
    納する画像情報格納手段と、この送信元となるファクシ
    ミリ装置と対応する送信先のファクシミリ装置あるいは
    ファクシミリ端末に対して前記画像情報格納手段に格納
    された画像情報を代行して送信する代行送信手段と、送
    信先がファクシミリ端末であるとき送信元から送られて
    きた通信用の制御データおよび画像データを送信先のフ
    ァクシミリ端末に合わせて変換を行う変換手段とを具備
    することを特徴とするファクシミリ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記画像情報格納手段は、前記送信元と
    なるファクシミリ装置が送信先のファクシミリ装置に対
    して着呼できず再送を行う状態となったとき送信元とな
    るファクシミリ装置から送信すべき画像情報を受信して
    格納することを特徴とする請求項3または請求項4記載
    のファクシミリ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記画像情報格納手段は、前記送信元と
    なるファクシミリ装置が送信先のファクシミリ装置と通
    信を開始した後、送信先に対して再送を行う状態となっ
    たとき送信元となるファクシミリ装置から再送すべき画
    像情報を受信して格納することを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4記載のファクシミリ通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030033948A (ko) * 2001-10-22 2003-05-01 캐논 가부시끼가이샤 통신 장치 및 그 제어 방법, 팩시밀리 장치, 통신 방법 및프로그램
JP5316546B2 (ja) * 2009-01-09 2013-10-16 日本電気株式会社 ゲートウェイ装置と方法及びプログラム

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