JP3580230B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3580230B2 JP3580230B2 JP2000242684A JP2000242684A JP3580230B2 JP 3580230 B2 JP3580230 B2 JP 3580230B2 JP 2000242684 A JP2000242684 A JP 2000242684A JP 2000242684 A JP2000242684 A JP 2000242684A JP 3580230 B2 JP3580230 B2 JP 3580230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- polling
- received
- server
- polling request
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置に関し、より詳しくはポーリング要求があったときに特徴を有するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ通信においては、相手先に記憶されている原稿の画データを取り出す手段として、ポーリング機能がある。すなわち、送信側からの操作に基づいて、相手先に記憶されている原稿の画データを送信側で受信する機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このポーリング機能は、ファクシミリ機能を備えた装置間のみでしか行うことができなかった。具体的に言えば、送信側からのポーリング要求に基づいて、送信側に送信するためのデータが、ポーリング要求されたファクシミリ装置の画像メモリに予め記憶されていなければならない。
【0004】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、ポーリング機能を有効に活用することが可能なファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、ポーリング要求を受信した場合には、そのポーリング要求に応じたデータをサーバから受信して、受信したデータをポーリング要求した相手先に送信する制御手段を備え、前記制御手段は、受信したデータをポーリング要求した相手先に送信する際に、受信したデータがHTML文書である場合には受信したデータをポーリング要求した相手先の能力に合わせて画データに変換して相手先に送信し、受信したデータがプログラムデータ又は音声データである場合には受信したデータをポーリング要求した相手先にバイナリファイル転送する。
【0006】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のファクシミリ装置において、制御手段は、ポーリング要求を受信した場合、該ポーリング要求と共に受信したNSC信号に格納されてくるURL又はFTPパスに基づいてWWWサーバ又はFTPサーバに対してデータの要求を行い、該WWWサーバ又はFTPサーバから要求したデータを受信する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るファクシミリ装置を具体化した一実施形態について図面を用いて説明する。
【0009】
図1に示すように、ファクシミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画像メモリ80、コーデック90、モデム100、NCU110、通信プロトコル制御部120及びデータ変換部130から構成されるとともに、各部10〜130がバス140を介してそれぞれ接続されている。
【0010】
MPU10は、ファクシミリ装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、ファクシミリ装置1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM30は、ファクシミリ装置1に関する各種情報を記憶する。
【0011】
読取部40は、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメージデータを出力する。
記録部50は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画データや、コピー動作において読取部40にて読み取られた原稿の画データを、記録紙上に記録する。
【0012】
操作部60は、FAXモード又はコピーモードに設定するためのFAX/コピーキー61、短縮番号の登録又は短縮番号から発信するための短縮キー62、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定するためのワンタッチキー63、電話番号又はコピー部数等を入力するためのテンキー(*,#キーを含む)64、原稿の読み取り動作を開始させるためのスタートキー65等の各種操作キーを備えている。LCD等よりなる表示部70は、ファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示を行う。
【0013】
画像メモリ80は、受信画データや読取部40で読み取られた画データを一時的に記憶する。コーデック90は、読取部40にて読み取られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化(エンコード)する。また、コーデック90は、受信画データを復号(デコード)する。
【0014】
モデム100は、ITU−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等に従った送受信データの変調及び復調を行う。また、モデム100は、ITU−T勧告T.434に従ったバイナリファイル転送(BFT)の機能を備えている。NCU110は、電話回線Lとの接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を検出するための機能を備えている。
【0015】
通信プロトコル制御部120は、公衆回線網やインターネット等を介して外部のファクシミリ装置やWWWサーバ、FTPサーバとの間の通信を制御する通信プロトコルを備えている。具体的には、例えばHTTP(Webサーバとクライアントの間でHTML文書を送受信するための通信プロトコル)、FTP(ファイル転送プロトコル)等を備えている。
【0016】
データ変換部130は、WWWサーバから受信したHTML文書を画データに変換する。また、FTPサーバから受信したファイルのデータを画データに変換する。
【0017】
次に、ファクシミリ装置1に対してポーリング要求があったときの動作について、図2に示すフローチャートを用いて説明する。なお、この動作は、ROM20に記憶されたプログラムに基づき、MPU10の制御により実行される。
【0018】
ステップS1においては、外部のファクシミリ装置から電話回線Lを介してNSC信号、CIG信号、DTC信号が受信される。ここで、NSC信号には、URL又はFTPパスが格納されてくる。また、CIG信号には、外部のファクシミリ装置のFAX番号が格納されてくる。さらに、DTC信号には、外部のファクシミリ装置の能力として解像度、記録紙サイズ等を示す情報が格納されてくるとともに、ファクシミリ装置1に対してポーリング要求を示す情報が格納されてくる。
【0019】
ステップS2においては、NCU110により、電話回線Lが一旦開放される。
ステップS3においては、NSC信号中に格納されてきたURL又はFTPパスに基づいて、WWWサーバ又はFTPサーバに対して、データの要求が行われる。
【0020】
ステップS4においては、前記ステップS3において要求したデータがWWWサーバ又はFTPサーバから受信される。
ステップS5においては、前記ステップS4において受信したデータの拡張子に基づいて、所定のデータか否かが判断される。具体的には、HTML文書であるか否かが判断される。ここで、HTML文書以外のデータとしては、プログラムデータや音声データ等が挙げられる。そして、所定のデータである場合は、ステップS6に移行する。一方、所定のデータでない場合は、ステップS8に移行する。
【0021】
ステップS6においては、前記ステップS1におけるDTC信号に基づいて、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置の能力に合わせて、HTML文書がデータ変換部130で画データに変換される。具体的には、DTC信号で示されたポーリング要求した外部のファクシミリ装置の解像度、記録紙サイズ等に基づいて、HTML文書がデータ変換部130で画データに変換される。
【0022】
ステップS7においては、NCU110により電話回線Lが接続された後、前記ステップS1におけるCIG信号に格納されてきた外部のファクシミリ装置のFAX番号に対して発呼が行われて、画データが送信される。
【0023】
ステップS8においては、NCU110により電話回線Lが接続された後、前記ステップS1におけるCIG信号に格納されてきた外部のファクシミリ装置のFAX番号に対して発呼が行われる。そして、データが外部のファクシミリ装置にバイナリファイル転送(BFT)で送信される。
【0024】
以上、詳述したように本実施形態によれば、次のような作用、効果を得ることができる。
(1)ファクシミリ装置1は、外部のファクシミリ装置からポーリング要求があった場合は、NSC信号に格納されてくるURL又はFTPパスに基づいて、WWWサーバ又はFTPサーバに対してデータの要求が行われる。そして、ファクシミリ装置1は、WWWサーバ又はFTPサーバから要求したデータを受信して、受信したデータをポーリング要求があった外部のファクシミリ装置に送信している。このため、ポーリング要求されるデータは、ファクシミリ装置1の画像メモリ80に記憶しておく必要はない。つまり、WWWサーバやFTPサーバに記憶されたデータであっても、ポーリング要求に基づいて、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置に送信することができる。従って、ポーリング機能を有効に活用することができる。
【0025】
(2)加えて、WWWサーバ又はFTPサーバからのデータが所定のデータである場合は、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置の能力に合わせてデータ変換部130で画データに変換している。このため、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置は、要求した画データを確実に受信することができる。従って、ポーリング要求されたデータがファクシミリ装置1以外に記憶されている場合であっても、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置は、画データを受信することができる。従って、ポーリング機能を有効に活用することができる。
【0026】
(3)併せて、WWWサーバ又はFTPサーバからのデータが所定のデータでない場合は、所定のデータが外部のファクシミリ装置にバイナリファイル転送で送信される。このため、WWWサーバ又はFTPサーバからのデータ形式に拘わりなく、所定のデータをポーリング要求された外部のファクシミリ装置に送信することができる。従って、ポーリング機能を有効に活用することができる。
【0027】
(4)ポーリング機能を用いて各種サービスを提供する場合には、WWWサーバ又はFTPサーバにデータを記憶させておくことができる。換言すれば、各種サービスに対応する大量のデータをファクシミリ装置1の画像メモリ80に記憶させておく必要はない。このため、画像メモリ80がポーリング機能のサービスのための画データで占有されることはない。従って、画像メモリ80がポーリング機能のサービスのために占有されて、ポーリング機能以外の機能、例えばコピー機能や通常の送受信機能に弊害が発生するおそれはない。
【0028】
(5)ポーリング要求があった場合は、電話回線Lを一旦開放している。これは、インターネットの回線状況に応じて、WWWサーバ又はFTPサーバからのデータが遅延することを考慮したためである。その結果、遅延に基づくタイムアウトで電話回線Lが切断されることはない。
【0029】
なお、前記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・前記実施形態では、ファクシミリ装置1とWWWサーバ又はFTPサーバとがインターネットを介して接続された構成であったが、これに代えて、ファクシミリ装置1とWWWサーバ又はFTPサーバとがLANを介して接続された構成に良い。このように構成すれば、ファクシミリ装置1からWWWサーバ又はFTPサーバへのアクセスが向上されて、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置に素早くデータを送信することができる。しかも、このように構成すれば、WWWサーバ又はFTPサーバからのデータが素早く転送されてくるため、電話回線Lを切断することなく、ポーリング要求した外部のファクシミリ装置にデータを送信することができる。
【0030】
・図2に示すステップS5においては、プロトコルに基づいて、所定のデータであるか否かを判断する構成にしても良い。すなわち、WWWサーバに対しては、HTTPプロトコルを、FTPサーバに対してはFTPプロトコルを用いるため、これらのプロトコルに基づいて、所定のデータであるか否かを判断する構成にしても良い。
【0031】
さらに、上記実施形態等より把握される請求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
〔1〕制御手段は、ポーリング要求があった後、一旦回線を開放するファクシミリ装置。このように構成すれば、遅延に基づくタイムアウトで回線が切断されることはない。
【0032】
〔2〕ポーリング要求を行う第1ファクシミリ装置と、そのポーリング要求に応答する第2ファクシミリ装置と、第2ファクシミリ装置からの要求に応答するサーバとから構成される通信ネットワークシステムにおいて、第2ファクシミリ装置は、第1ファクシミリ装置からのポーリング要求に基づいて、ポーリング要求されたデータをサーバから受信して、その受信したデータを第1ファクシミリ装置に送信する通信ネットワークシステム。このように構成すれば、ポーリング機能を有効に活用することが可能な通信ネットワークシステムを提供することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
各請求項に記載の発明によれば、ポーリング機能を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成を示すブロック図。
【図2】ポーリング要求があったときの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段を構成するROM、30…制御手段を構成するRAM、130…データ変換部。
Claims (2)
- ポーリング要求を受信した場合には、そのポーリング要求に応じたデータをサーバから受信して、受信したデータをポーリング要求した相手先に送信する制御手段を備え、前記制御手段は、受信したデータをポーリング要求した相手先に送信する際に、受信したデータがHTML文書である場合には受信したデータをポーリング要求した相手先の能力に合わせて画データに変換して相手先に送信し、受信したデータがプログラムデータ又は音声データである場合には受信したデータをポーリング要求した相手先にバイナリファイル転送するファクシミリ装置。
- 請求項1に記載のファクシミリ装置において、制御手段は、ポーリング要求を受信した場合、該ポーリング要求と共に受信したNSC信号に格納されてくるURL又はFTPパスに基づいてWWWサーバ又はFTPサーバに対してデータの要求を行い、該WWWサーバ又はFTPサーバから要求したデータを受信するファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242684A JP3580230B2 (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000242684A JP3580230B2 (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002057867A JP2002057867A (ja) | 2002-02-22 |
JP3580230B2 true JP3580230B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=18733673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000242684A Expired - Fee Related JP3580230B2 (ja) | 2000-08-10 | 2000-08-10 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3580230B2 (ja) |
-
2000
- 2000-08-10 JP JP2000242684A patent/JP3580230B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002057867A (ja) | 2002-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3580230B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP4437875B2 (ja) | 画像転送装置 | |
JP3561385B2 (ja) | ファクシミリ装置の伝送方法 | |
JPS63104572A (ja) | フアクシミリ装置 | |
JP3871638B2 (ja) | 通信装置 | |
JPH1188640A (ja) | ファクシミリ装置、通信端末装置及び通信ネットワークシステム | |
JP3565179B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP2004032085A (ja) | 文書管理システム | |
JP3563977B2 (ja) | リアルタイムインターネットゲートウェイファクシミリ装置の制御方法 | |
JP3562090B2 (ja) | ファクシミリ通信方法及びファクシミリ装置 | |
JP2003069782A (ja) | データ通信装置及びプログラム | |
JP3885706B2 (ja) | カラー画像通信装置 | |
KR100223001B1 (ko) | 교신시간 단축방법 | |
JP3601468B2 (ja) | 画像読取装置 | |
JP3124885B2 (ja) | ファクシミリ | |
JP2002305606A (ja) | ファクシミリ装置及びファクシミリ通信方法 | |
JPH03261266A (ja) | ファクシミリ装置の転送制御方式 | |
JP2000101814A (ja) | ファクシミリ通信システム | |
JPS60111576A (ja) | フアクシミリ電送方式 | |
JP2000069263A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2004260551A (ja) | 通信装置およびファクシミリ装置 | |
JPH10190776A (ja) | 通信端末装置 | |
JP2004048254A (ja) | インターネットファクシミリ装置 | |
JP2004328089A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2002320044A (ja) | 通信端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100730 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110730 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120730 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |