JP2004260551A - 通信装置およびファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定のユーザについて特定の情報等を送信できるようにした通信装置およびファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【解決手段】相手端末から受信した信号の内容に応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となるという効果を得る。
【選択図】 図2
【解決手段】相手端末から受信した信号の内容に応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となるという効果を得る。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポーリング送信機能を備えた通信装置、および、ポーリング送信機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ装置等の通信装置には、発信元から内容を指示され、その指示された内容を発信元へ送信する、いわゆるポーリング送信機能が搭載されている(特許文献1参照)。この通信装置を使用すると、様々な人々にいろいろな情報を提供することができるので非常に便利である。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−151955号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のポーリング送信機能では、どの発信元に対しても同じ情報を提供していた。例えば、一般のお客様(無料)には概要の情報を提供し、有料会員のお客様には、詳細の情報を提供するといったサービスや、全員に共通に提供する情報の他に、ある特定の人にはちょっとしたメッセージを付け加えて送信するようなことができなかった。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、特定のユーザについて特定の情報等を送信できるようにした通信装置およびファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポーリング送信機能を備えた通信装置において、複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、ポーリング送信要求時、相手端末の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信するようにしたものである。また、前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号である。
【0007】
また、ポーリング送信機能を備えたファクシミリ装置において、複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、着信時、相手端末よりポーリング送信要求が指令されると、相手端の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信するようにしたものである。
【0008】
また、前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号である。
【0009】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のCIG信号である。
【0010】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のPWD信号である。
【0011】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のNSC信号である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
【0014】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0015】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0016】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0017】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0018】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0019】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0020】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0021】
さて、本実施例では、相手端末よりポーリング送信要求された場合、相手端末より受信する信号SEPおよび信号PWDの内容に応じて、送信する文書ファイルを設定している。このような信号SEPおよび信号PWDの内容と、送信する文書ファイルのファイル番号との関係は、図2に示すようなポーリング送信ファイル管理テーブル(パラメータメモリ3に保存)に登録される。
【0022】
ここで、ファイル番号は、画像蓄積装置9にあらかじめ蓄積された文書ファイルのファイル番号をあらわす。
【0023】
この場合、例えば、信号SEPの値が「0001」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0001」の文書ファイルの画情報を送信する。
【0024】
また、信号SEPの値が「0001」であり、信号PWDを受信していてその値が「1234」の場合は、ファイル番号「F0002」の文書ファイルの画情報を送信する。
【0025】
また、信号SEPの値が「0002」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0010」を送信する。
【0026】
また、信号SEPの値が「0002」であり、信号PWDの値が「9876」の場合には、ファイル番号「F0010」の文書とファイル番号「F0011」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0027】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0020」を送信する。
【0028】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「1111」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0021」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0029】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「2222」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0022」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0030】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「3333」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0023」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0031】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「4444」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0024」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0032】
このように、相手端末から受信した信号SEPと信号PWDの内容の組合せに応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となる。
【0033】
また、信号SEPの値で送信する文書の1つの指定し、信号PWDの値で組み合わせて送信する文書を指定するようにしているので、ユーザ別に異なる文書を送信することができる。例えば、あらかじめユーザが情報の取得を所望する分野を登録しておけば、他のユーザにも送信される一般的な情報の他に、その登録された分野の情報が追加されて送信されることとなり、非常に便利である。
【0034】
また、本実施例の機能は、いわゆる受信ボックス機能においてボックス番号を指定する情報との組合せにも適用することができる。
【0035】
図3は、着信検出時の処理の一例を示している。
【0036】
まず、着信検出すると、着信応答し(処理101)、所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順(ITU−T勧告T.30に準拠した伝送手順)を実行し(処理102)、相手端末がポーリング送信要求をしたかどうかを調べる(判断103)。
【0037】
判断103の結果がYESになるときには、処理102で受信している信号SEPと信号PWD(受信しない場合がある;前述)の値を取得し(処理104)、まず、信号SEPと信号PWDの値に基づいて、所定の認証処理を行う(処理105)。
【0038】
この認証処理で、ユーザ認証が「OK」と判断された場合には(判断106の結果がYES)、信号SEPと信号PWDの値に基づいて、上述したポーリング送信ファイル管理テーブルを検索して、送信する文書のファイル番号を取得する(処理107)。なお、ユーザを制限しないフリーポーリングモードが設定されていて、信号PWDを受信しない場合には、ユーザ認証は「OK」と判断される。
【0039】
そして、所定のポーリング伝送前手順を行い(処理108)、処理107で取得した番号の文書の画情報を送信する(処理109)。そして、この送信処理を終了すると、回線を復旧して(処理110)、このときの動作を終了する。
【0040】
また、ユーザ認証が「OK」とならずに、判断106の結果がNOになる場合には、処理110へ移行し、その時点で、回線を復旧する。
【0041】
また、相手端末よりポーリング送信が要求されなかった場合で、判断103の結果がNOになるときには、通常の受信処理を行い(処理111)、この受信処理が終了すると処理110へ移行し、回線を復旧して、このときの動作を終了する。
【0042】
なお、上述した実施例では、信号SEPと信号PWDの値の組合せにより、送信する文書ファイルを選択するようにしているが、ITU−T勧告T.30に規定されている信号CIGの値(電話番号)や、信号NSCの値(端末識別名)に関連して、送信する文書ファイルを登録するようにすることもできる。
【0043】
また、網との間で発信者番号通知サービスを契約している場合には、着信時に、網より所定の手順に従って発信者番号が通知されてくるので、その発信者番号に対応して、送信する文書ファイルを登録するようにすることもできる。
【0044】
また、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置に本発明を適用した場合について説明したが、それ以外のポーリング送信機能を備えた通信装置について、本発明を同様に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相手端末から受信した信号の内容に応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】ポーリング送信ファイル管理テーブルの一例を示した概略図。
【図3】着信検出時の処理の一例を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポーリング送信機能を備えた通信装置、および、ポーリング送信機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ファクシミリ装置等の通信装置には、発信元から内容を指示され、その指示された内容を発信元へ送信する、いわゆるポーリング送信機能が搭載されている(特許文献1参照)。この通信装置を使用すると、様々な人々にいろいろな情報を提供することができるので非常に便利である。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−151955号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のポーリング送信機能では、どの発信元に対しても同じ情報を提供していた。例えば、一般のお客様(無料)には概要の情報を提供し、有料会員のお客様には、詳細の情報を提供するといったサービスや、全員に共通に提供する情報の他に、ある特定の人にはちょっとしたメッセージを付け加えて送信するようなことができなかった。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、特定のユーザについて特定の情報等を送信できるようにした通信装置およびファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ポーリング送信機能を備えた通信装置において、複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、ポーリング送信要求時、相手端末の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信するようにしたものである。また、前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号である。
【0007】
また、ポーリング送信機能を備えたファクシミリ装置において、複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、着信時、相手端末よりポーリング送信要求が指令されると、相手端の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信するようにしたものである。
【0008】
また、前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号である。
【0009】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のCIG信号である。
【0010】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のPWD信号である。
【0011】
また、前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のNSC信号である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置を示している。
【0014】
同図において、システム制御部1は、このグループ3ファクシミリ装置の各部の制御処理、および、所定のグループ3ファクシミリ伝送制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記憶するとともに、システム制御部1のワークエリアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時刻情報を出力するためのものである。
【0015】
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部7は、このグループ3ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0016】
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
【0017】
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モデム、V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデムなど)を備えている。
【0018】
網制御装置11は、このグループ3ファクシミリ装置をアナログ公衆網PSTNに接続するためのものであり、自動発着信機能を備えている。
【0019】
これらの、システム制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、内部バス12に接続されており、これらの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内部バス12を介して行われている。
【0020】
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
【0021】
さて、本実施例では、相手端末よりポーリング送信要求された場合、相手端末より受信する信号SEPおよび信号PWDの内容に応じて、送信する文書ファイルを設定している。このような信号SEPおよび信号PWDの内容と、送信する文書ファイルのファイル番号との関係は、図2に示すようなポーリング送信ファイル管理テーブル(パラメータメモリ3に保存)に登録される。
【0022】
ここで、ファイル番号は、画像蓄積装置9にあらかじめ蓄積された文書ファイルのファイル番号をあらわす。
【0023】
この場合、例えば、信号SEPの値が「0001」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0001」の文書ファイルの画情報を送信する。
【0024】
また、信号SEPの値が「0001」であり、信号PWDを受信していてその値が「1234」の場合は、ファイル番号「F0002」の文書ファイルの画情報を送信する。
【0025】
また、信号SEPの値が「0002」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0010」を送信する。
【0026】
また、信号SEPの値が「0002」であり、信号PWDの値が「9876」の場合には、ファイル番号「F0010」の文書とファイル番号「F0011」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0027】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDを受信しなかった場合は、信号PWDの内容が「なし」なので、ファイル番号「F0020」を送信する。
【0028】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「1111」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0021」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0029】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「2222」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0022」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0030】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「3333」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0023」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0031】
また、信号SEPの値が「0003」であり、信号PWDの値が「4444」の場合には、ファイル番号「F0020」の文書とファイル番号「F0024」の文書を連結し、1つの文書として送信する。
【0032】
このように、相手端末から受信した信号SEPと信号PWDの内容の組合せに応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となる。
【0033】
また、信号SEPの値で送信する文書の1つの指定し、信号PWDの値で組み合わせて送信する文書を指定するようにしているので、ユーザ別に異なる文書を送信することができる。例えば、あらかじめユーザが情報の取得を所望する分野を登録しておけば、他のユーザにも送信される一般的な情報の他に、その登録された分野の情報が追加されて送信されることとなり、非常に便利である。
【0034】
また、本実施例の機能は、いわゆる受信ボックス機能においてボックス番号を指定する情報との組合せにも適用することができる。
【0035】
図3は、着信検出時の処理の一例を示している。
【0036】
まず、着信検出すると、着信応答し(処理101)、所定のグループ3ファクシミリ伝送前手順(ITU−T勧告T.30に準拠した伝送手順)を実行し(処理102)、相手端末がポーリング送信要求をしたかどうかを調べる(判断103)。
【0037】
判断103の結果がYESになるときには、処理102で受信している信号SEPと信号PWD(受信しない場合がある;前述)の値を取得し(処理104)、まず、信号SEPと信号PWDの値に基づいて、所定の認証処理を行う(処理105)。
【0038】
この認証処理で、ユーザ認証が「OK」と判断された場合には(判断106の結果がYES)、信号SEPと信号PWDの値に基づいて、上述したポーリング送信ファイル管理テーブルを検索して、送信する文書のファイル番号を取得する(処理107)。なお、ユーザを制限しないフリーポーリングモードが設定されていて、信号PWDを受信しない場合には、ユーザ認証は「OK」と判断される。
【0039】
そして、所定のポーリング伝送前手順を行い(処理108)、処理107で取得した番号の文書の画情報を送信する(処理109)。そして、この送信処理を終了すると、回線を復旧して(処理110)、このときの動作を終了する。
【0040】
また、ユーザ認証が「OK」とならずに、判断106の結果がNOになる場合には、処理110へ移行し、その時点で、回線を復旧する。
【0041】
また、相手端末よりポーリング送信が要求されなかった場合で、判断103の結果がNOになるときには、通常の受信処理を行い(処理111)、この受信処理が終了すると処理110へ移行し、回線を復旧して、このときの動作を終了する。
【0042】
なお、上述した実施例では、信号SEPと信号PWDの値の組合せにより、送信する文書ファイルを選択するようにしているが、ITU−T勧告T.30に規定されている信号CIGの値(電話番号)や、信号NSCの値(端末識別名)に関連して、送信する文書ファイルを登録するようにすることもできる。
【0043】
また、網との間で発信者番号通知サービスを契約している場合には、着信時に、網より所定の手順に従って発信者番号が通知されてくるので、その発信者番号に対応して、送信する文書ファイルを登録するようにすることもできる。
【0044】
また、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ装置に本発明を適用した場合について説明したが、それ以外のポーリング送信機能を備えた通信装置について、本発明を同様に適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、相手端末から受信した信号の内容に応じて、送信する文書ファイルを選択するとともに、複数の文書ファイルを組み合わせて送信するように設定しているので、例えば、料金を支払ってサービスに登録している登録ユーザと、それ以外の非登録ユーザについて、別々の文書ファイルを配信することができ、ユーザ種別に応じた配信サービスが可能となるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】ポーリング送信ファイル管理テーブルの一例を示した概略図。
【図3】着信検出時の処理の一例を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 システム制御部
2 システムメモリ
3 パラメータメモリ
Claims (7)
- ポーリング送信機能を備えた通信装置において、
複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、
相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、
ポーリング送信要求時、相手端末の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信することを特徴とする通信装置。 - 前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号であることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- ポーリング送信機能を備えたファクシミリ装置において、
複数の文書を保存管理する文書蓄積管理手段と、
相手端末の端末識別情報に関連して、当該相手端末へ送信する1つ以上の文書の文書識別情報を保存したポーリング送信ファイル管理テーブル記憶手段を備え、
着信時、相手端末よりポーリング送信要求が指令されると、相手端の端末識別情報に対応して上記ポーリング送信ファイル管理テーブルから文書識別情報を読み出し、その文書識別情報に対応した文書を上記文書蓄積管理手段より読み出して、相手端末へ送信することを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記端末識別情報は、網より通知される発信者番号であることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
- 前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のCIG信号であることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
- 前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のPWD信号であることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
- 前記端末識別情報は、伝送前手順により相手端末より通知されるITU−T勧告T.30のNSC信号であることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003049044A JP2004260551A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 通信装置およびファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003049044A JP2004260551A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 通信装置およびファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004260551A true JP2004260551A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33114844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003049044A Pending JP2004260551A (ja) | 2003-02-26 | 2003-02-26 | 通信装置およびファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004260551A (ja) |
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2003
- 2003-02-26 JP JP2003049044A patent/JP2004260551A/ja active Pending
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