JP2002057832A - ファクスサ−バ - Google Patents

ファクスサ−バ

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JP2002057832A
JP2002057832A JP2000242577A JP2000242577A JP2002057832A JP 2002057832 A JP2002057832 A JP 2002057832A JP 2000242577 A JP2000242577 A JP 2000242577A JP 2000242577 A JP2000242577 A JP 2000242577A JP 2002057832 A JP2002057832 A JP 2002057832A
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Masafumi Eguchi
政史 江口
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントデ−タ処理装置が、通信ネット
ワ−ク上の共有フォルダに配信された画デ−タの見落し
を防止できるファクスサ−バを提供すること。 【解決手段】 FAXサ−バ(ネットワ−クスキャナ)
1で、G3FAX6やインタ−ネットファクス(I−F
AX)で受信した画デ−タや、自機で読み取り形成した
画デ−タを、LAN5に接続されている配信先端末装置
が共有するフォルダに配信する。この共有フォルダは、
例えばファイルサ−バ2に設定する。FAXサ−バ1か
らファイルサ−バ2に設定されている共有フォルダに画
デ−タを配信した場合には、FAXサ−バ1はクライア
ントPC4に対して配信通知Mを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワ−ク
上に設定された共有フォルダに配信された画デ−タを、
クライアントデ−タ処理装置が見落とすことなく有効に
利用できるように構成されたファクスサ−バに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近の通信技術やコンピュ−タ技術の進
展に伴い、画像読取装置(スキャナ)の用途が拡大して
きている。その一例として、ユ−ザ構内通信網(Loc
alArea Network、以下、LANと略記す
る。)のような通信ネットワ−クに、スキャナと配信先
端末装置とを接続し、スキャナで形成された画デ−タを
前記配信先端末装置に配信するネットワ−クスキャナが
知られている。
【0003】前記画デ−タを配信するスキャナとして、
例えばファクスサ−バ(以下、本明細書および図面では
FAXサ−バと略記する。)のような通信端末装置が使
用される。この場合には、当該FAXサ−バはネットワ
−クスキャナとして作用する。また、配信先端末装置と
しては、クライアントパ−ソナルコンピュ−タ(以下、
クライアントPCと略記する。)のようなクライアント
デ−タ処理装置、ファイルサ−バや、ネットワ−ク上で
動作するプリンタ等の通信端末装置が通信ネットワ−ク
に接続されている。
【0004】ネットワ−クスキャナとして作用するFA
Xサ−バで原稿を読み取り、形成された画デ−タを、通
信ネットワ−クに接続された通信端末装置で共有するフ
ォルダ、例えばファイルサ−バに設定されているフォル
ダに配信する場合がある。また、公衆回線に接続された
G3FAX(グル−プ3ファクシミリ伝送手順で画デ−
タの送受信を行なうファクシミリ装置)から受信した画
デ−タや、インタ−ネットファクス(以下、I−FAX
と略記する。)で受信した、電子メ−ルに添付された画
デ−タを前記共有フォルダに配信する場合もある。
【0005】クライアントデ−タ装置やネットワ−ク上
で動作するプリンタ等の各通信端末装置は、前記ファイ
ルサ−バに設定されている共有フォルダのパスを入力し
て、FAXサ−バから配信された画デ−タにアクセス
し、当該画デ−タを自機に取り込むことができる。この
ように、通信ネットワ−クに接続された特定の通信端末
装置に設定した共有フォルダに画デ−タを格納すること
により、他の通信端末装置では必要に応じて画デ−タを
自機に取り込めるので、メモリ資源を節約できるという
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、通信ネッ
トワ−クに接続された特定の通信端末装置に設定した共
有フォルダへ、FAXサ−バから画デ−タを配信したと
きに、クライアントデ−タ処理装置にはこの配信処理が
通知されていない。このため、クライアントデ−タ処理
装置は、前記共有フォルダに配信された画デ−タを見落
としてしまい、画デ−タを有効に利用できないことがあ
るという問題があった。
【0007】本発明は上記のような問題に鑑み、クライ
アントデ−タ処理装置が、通信ネットワ−ク上に設定さ
れた共有フォルダに配信された画デ−タの見落としを防
止できるファクスサ−バの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、請
求項1に係る発明において、ファクスサ−バを、通信ネ
ットワ−クとの接続手段と、画デ−タの受信手段と、受
信した画デ−タを通信ネットワ−クに接続されたいずれ
の配信先端末装置に配信するかを決定する手段と、前記
決定された配信先端末装置に通信ネットワ−ク上の共有
フォルダが設定されているときには、当該配信先端末装
置に画デ−タを配信すると共に、通信ネットワ−クに接
続されたクライアントデ−タ処理装置に配信通知を送信
する手段を有する構成とすることによって達成される。
【0009】また、請求項2に係る発明は、ファクスサ
−バを、通信ネットワ−クとの接続手段と、原稿を読み
取り画デ−タを形成する手段と、前記形成された画デ−
タを通信ネットワ−クに接続されたいずれの配信先端末
装置に配信するかを決定する手段と、前記決定された配
信先端末装置に通信ネットワ−ク上の共有フォルダが設
定されているときには、当該配信先端末装置に画デ−タ
を配信すると共に、通信ネットワ−クに接続されたクラ
イアントデ−タ処理装置に配信通知を送信する手段を有
することを特徴としている。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載のファクスサ−バにおいて、前記配
信通知は、電子メ−ルまたはトラップであることを特徴
としている。
【0011】上記請求項1に係る発明の特徴によれば、
ファクスサ−バで受信した画デ−タを、通信ネットワ−
ク上の共有フォルダが設定された配信先端末装置に配信
するときには、クライアントデ−タ処理装置に配信通知
を送信している。このため、クライアントデ−タ処理装
置は前記共有フォルダに配信された画デ−タを見落とす
ことなく、有効に利用できる。
【0012】また、請求項2に係る発明においては、フ
ァクスサ−バで読み取り形成された画デ−タを、通信ネ
ットワ−ク上の共有フォルダが設定された配信先端末装
置に配信するときには、クライアントデ−タ処理装置に
配信通知を送信している。このため、クライアントデ−
タ処理装置は前記共有フォルダに配信された画デ−タを
見落とすことなく、有効に利用できる。
【0013】さらに、請求項3に係る発明においては、
電子メ−ルやトラップで配信通知を送信しているので、
クライアントデ−タ処理装置は必要なときにいつでも当
該情報にアクセスすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るネットワ−ク
スキャナの実施の形態について図により説明する。図1
は、本発明のFAXサ−バが使用される通信ネットワ−
クの一形態を示す概略のブロック図である。図1におい
て、LAN5には、ネットワ−クスキャナとして作用す
るFAXサ−バ1、画デ−タの配信先端末装置であるフ
ァイルサ−バ2、ネットワ−ク上で動作するプリンタ
3、クライアントPC4が接続されている。
【0015】また、FAXサ−バ1は公衆回線7を介し
てG3FAX6と接続されており、画デ−タを相互に送
受信する。更に、FAXサ−バ1はインタ−ネット9を
介してI−FAX8と接続されており、電子メ−ルに添
付された画デ−タを相互に送受信する。なお、FAXサ
−バ1は、読取部において原稿を読み取り画デ−タを形
成する。このように、FAXサ−バ1には、G3FAX
6から受信する画デ−タ、I−FAX8から受信する画
デ−タ、読み取り原稿で形成される画デ−タ、の三種の
画デ−タが画像メモリに収納される。
【0016】LAN5に接続された各配信先端末装置に
は、画デ−タを入力するフォルダのパスが設定されてい
る。FAXサ−バ1の画像メモリに収納されている画デ
−タを、ファイルサ−バ2に配信するものとする。この
場合には、FAXサ−バ1から出力された画デ−タは、
LAN5を介してDaの経路でファイルサ−バ2の規定
されたフォルダに入力される。また、プリンタ3、クラ
イアントPC4が配信先の場合にも、LAN5を介して
Db、Dcの経路でそれぞれの規定されたフォルダに画
デ−タが入力される。
【0017】図1において、前記のようにLAN5に接
続された特定の配信先端末装置に共有フォルダを設定し
てFAXサ−バ1から画デ−タを配信し、他の配信先端
末装置のメモリ資源の節約を図る構成とすることができ
る。例えばファイルサ−バ2に共有フォルダを設定する
ものとする。
【0018】この場合には、前記ファイルサ−バ2に設
定された共有フォルダに、FAXサ−バ1からDaの経
路で画デ−タを配信する。プリンタ3には、Tbの経路
で当該画デ−タがファイルサ−バ2の共有フォルダから
転送される。また、クライアントPC4にも、Tcの経
路で当該画デ−タがファイルサ−バ2の共有フォルダか
ら転送される。
【0019】本発明においては、このようにファイルサ
−バ2に設定された共有フォルダに画デ−タを配信した
ときには、配信通知を受けるように予め登録されている
クライアントPCに対してMの経路で配信通知を送信す
る。この配信通知は、通信ネットワ−クの形態により種
々のものが選択できる。
【0020】例えば、通信ネットワ−クに接続されてい
る各通信端末装置間でユ−ザ間の独自の通信手順を使用
することができる。また、インタ−ネットに接続されて
いる場合には、電子メ−ルを使用する。更に、TCP/
IPをベ−スにしたネットワ−クでは、SNMP(Si
mple Network ManagementPr
otocol)トラップを使用する。
【0021】上記いずれの形態で配信通知するかを、ク
ライアントPCからFAXサ−バ1に指定する。このよ
うに、電子メ−ルやSNMPトラップで配信通知を送信
しておけば、クライアントPCは必要なときにいつでも
当該情報にアクセスすることができる。
【0022】図2は、本発明に適用されるFAXサ−バ
に設ける制御装置20の一例を示す概略のブロック図で
ある。図2において、21は各種信号やデ−タを処理す
るための超小型処理装置(以下、MPUと略記する)、
22はFAXサ−バの各種動作に必要なデ−タやプログ
ラム格納されるROM、23は管理デ−タ等が格納され
るRAMである。
【0023】24は受信した画デ−タを記録紙に出力す
るプリンタ、25は原稿を読み取り、白黒2値のイメ−
ジデ−タである画デ−タを出力する読取部、26はキ−
ボ−ドやマウス等からなる操作部である。FAXサ−バ
は、ネットワ−クインタ−フェイス(I/F)27を介
してLAN5に接続される。FAXサ−バは、サ−ビス
総合デジタル網(ISDN)のインタ−フェイス(I/
F)28、デジタル回線終端装置(DSU)29を介し
てISDNに接続される。また、回線制御部(NCU)
30を介してPSTNに接続される。
【0024】31はPSTNを介して相手先のファクシ
ミリ装置との間で送受信される画デ−タを変調.復調す
るモデムであり、モデム31とNCU30とはアナログ
信号線31aで接続される。
【0025】符号・復号部32は、画デ−タを符号化
し、復号化する。図形文字発生部33は、文字コ−ドデ
−タをイメ−ジデ−タに変換する。34は陰極線管(C
RT)や液晶表示器(LCD)を用いた表示部、35は
画デ−タに日時を記入するために用いる時計部、36は
通信管理記録と画デ−タを記憶するハ−ドディスク(H
D)、37は内部バスである。なお、記憶容量をそれほ
ど必要としない場合には、ハ−ドディスク(HD)を使
用することに代えて画像メモリを用いる構成とすること
ができる。
【0026】図3は、本発明の処理手順を示すフロ−チ
ャ−トである。次にこのフロ−チャ−トについて説明す
る。
【0027】(1)ステップS1で、通信ネットワ−ク
に接続された配信先端末装置に対するFAXサ−バの画
デ−タ配信(ネットワ−クスキャナ)のプログラムを開
始し、ステップS2の処理でG3FAXまたはI−FA
Xから画デ−タを受信する。あるいはFAXサ−バで原
稿の画像を読み取る。
【0028】(2)次に、ステップS3の処理で、ル−
ティング処理(配信先決定)を行なう。次にステップS
4の処理で配信先はいずれの通信端末装置であるかを判
定する。配信先がプリンタと判定された場合には、ステ
ップS5の処理で画デ−タをプリンタに配信する。プリ
ンタは配信された画デ−タを適宜印刷する。続いてステ
ップS6の処理で、所定のクライアントPCに画デ−タ
をプリンタに配信して印刷したことを電子メ−ル、トラ
ップ等により通知をして、ステップS10で処理プログ
ラムを終了する。
【0029】(3)ステップS4の処理で、配信先がフ
ァイルサ−バと判定された場合には、ステップS7の処
理で画デ−タをファイルサ−バに設定された共有フォル
ダに配信する。続いてステップS8の処理で、所定のク
ライアントPCに電子メ−ル、トラップ等により配信通
知をして、ステップS10で処理プログラムを終了す
る。
【0030】(4)ステップS4の処理で、配信先がク
ライアントPCと判定された場合には、ステップS7の
処理で画デ−タをクライアントPCに配信する。この場
合には当該クライアントPCへの配信通知は不要である
ので、ステップS10で処理プログラムを終了する。
【0031】図1において、通信ネットワ−ク上で共有
されるフォルダを、LAN5に接続されるFAXサ−バ
1以外の他のFAXサ−バに設定しても良い。この場合
の他のFAXサ−バは、FAXサ−バ1から画デ−タを
配信される配信先端末装置として作用する。このよう
に、通信ネットワ−ク上で共有されるフォルダは、任意
の通信端末装置に設定することができる。
【0032】また、通信ネットワ−クに接続され、前記
共有フォルダへの画デ−タ配信を通知するよう登録され
るクライアントデ−タ処理装置は、クライアントPCの
他に、ワ−クステ−ション等の通信端末装置とすること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に係る発明
によれば、ファクスサ−バで受信した画デ−タを、通信
ネットワ−ク上の共有フォルダが設定された配信先端末
装置に配信するときには、クライアントデ−タ処理装置
に配信通知を送信している。このため、クライアントデ
−タ処理装置は前記共有フォルダに配信された画デ−タ
を見落とすことなく、有効に利用できる。
【0034】また、請求項2に係る発明においては、フ
ァクスサ−バで読み取り形成された画デ−タを、通信ネ
ットワ−ク上の共有フォルダが設定された配信先端末装
置に配信するときには、クライアントデ−タ処理装置に
配信通知を送信している。このため、クライアントデ−
タ処理装置は前記共有フォルダに配信された画デ−タを
見落とすことなく、有効に利用できる。
【0035】さらに、請求項3に係る発明においては、
電子メ−ルやトラップで配信通知を送信しているので、
クライアントデ−タ処理装置は必要なときにいつでも当
該情報にアクセスすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るFAXサ−バを通信
ネットワ−クに接続する例を示すブロック図である。
【図2】FAXサ−バの制御装置を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【符号の説明】
1 FAXサ−バ(ネットワ−クスキャナ) 2 ファイルサ−バ 3 プリンタ 4 クライアントパ−ソナルコンピュ−タ(PC) 5 ユ−ザ構内通信網(LAN) 6 G3FAX 7 公衆回線 8 インタ−ネットファクス(I−FAX) 9 インタ−ネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA13 AA35 AB02 AB11 AB17 AB22 AB23 AB38 AB40 AC02 AC04 AC22 AC28 AC34 AC58 AE02 AE08 AF01 AF02 AF14 BC01 BC06 5C075 AB90 BB06 CA14 CA15 CD09 CF04 CF05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワ−クとの接続手段と、画デ
    −タの受信手段と、受信した画デ−タを通信ネットワ−
    クに接続されたいずれの配信先端末装置に配信するかを
    決定する手段と、前記決定された配信先端末装置に通信
    ネットワ−ク上の共有フォルダが設定されているときに
    は、当該配信先端末装置に画デ−タを配信すると共に、
    通信ネットワ−クに接続されたクライアントデ−タ処理
    装置に配信通知を送信する手段を有することを特徴とす
    るファクスサ−バ。
  2. 【請求項2】 通信ネットワ−クとの接続手段と、原稿
    を読み取り画デ−タを形成する手段と、前記形成された
    画デ−タを通信ネットワ−クに接続されたいずれの配信
    先端末装置に配信するかを決定する手段と、前記決定さ
    れた配信先端末装置に通信ネットワ−ク上の共有フォル
    ダが設定されているときには、当該配信先端末装置に画
    デ−タを配信すると共に、通信ネットワ−クに接続され
    たクライアントデ−タ処理装置に配信通知を送信する手
    段を有することを特徴とするファクスサ−バ。
  3. 【請求項3】 前記配信通知は、電子メ−ルまたはトラ
    ップであることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のファクスサ−バ。
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