JP2000092121A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP2000092121A
JP2000092121A JP25624698A JP25624698A JP2000092121A JP 2000092121 A JP2000092121 A JP 2000092121A JP 25624698 A JP25624698 A JP 25624698A JP 25624698 A JP25624698 A JP 25624698A JP 2000092121 A JP2000092121 A JP 2000092121A
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Atsunori Kato
篤典 加藤
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1装置から送信される通信データを第2装
置に確実に受信させることができるネットワークシステ
ムを提供すること。 【解決手段】 スキャナデータの送信先であるクライア
ントPCのIPアドレスが接続確認メモリに記憶されて
いる場合(S35)、即ち、スキャナデータの送信先で
あるクライアントPCが通信可能である場合にスキャナ
データを送信するので、スキャナデータをその送信先の
クライアントPCに確実に受信させることができるので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続されているパーソナルコンピュータ(以下「ク
ライアントPC」と称す)に、通信データを送信するネ
ットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ機能やプリンタ機
能、スキャナ機能などの複数の機能を1台に備えるとと
もに、パーソナルコンピュータなどのホスト装置と接続
可能に構成された多機能周辺装置(MFD(Multi Func
tion Device))が開発されている。この多機能周辺装
置には、通常、モデム、プリンタ、スキャナなどが設け
られている。例えば、このMFDのスキャナを用いる
と、原稿表面の文字や図形をスキャナデータとして読み
取ることができる。
【0003】このMFDを、パーソナルコンピュータ
(以下「サーバPC」と称す)と接続し、更に、そのサ
ーバPCにローカルエリアネットワーク(LAN)を介
して複数のパーソナルコンピュータ(以下「クライアン
トPC」と称す)を接続することにより、MFD、サー
バPC、複数のクライアントPCにより、一つのネット
ワークシステムを構成することができるものがある。
【0004】このようにMFDを用いてネットワークシ
ステムを構成すれば、スキャナにより読み取られたスキ
ャナデータとそのスキャナデータの送信先(即ち、LA
Nを介して接続されているクライアントPCのIPアド
レス)とをMFDからサーバPCへ送信し、更に、その
サーバPCから送信先のクライアントPCへスキャナデ
ータを送信することができる。即ち、このネットワーク
システムにより、MFDのスキャナによって読み取られ
たスキャナデータを、所望のクライアントPCへ送信す
ることができるのである。なお、スキャナデータは、一
般に大容量であるので、一旦、クライアントPCへ送信
されると、MFD及びサーバーPCの空きメモリ領域を
確保するために、MFD及びサーバーPCから消去され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
スキャナデータのクライアントPCへの送信は、送信先
のクライアントPCが通信可能であることを前提として
行っている。よって、送信先のクライアントPCが立ち
上がっていない場合など、クライアントPCが通信不能
である場合には、クライアントPCは、MFD及びサー
バPCから送信されたスキャナデータを受信することが
できない。前記した通り、一旦、MFD及びサーバPC
から送信されたスキャナデータは、空きメモリ領域の確
保のために消去されてしまうので、かかる場合、クライ
アントPCはスキャナデータを受信することができない
という問題点があった。
【0006】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、第1装置から送信される通信デー
タを第2装置に確実に受信させることができるネットワ
ークシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載のネットワークシステムは、ネットワー
クを介して送信される通信データの送信先のアドレスで
ある第1アドレスを指定する指定手段を有する第1装置
と、その第1装置に前記ネットワークを介して接続さ
れ、前記通信データを受信する受信手段を有する第2装
置とを備えており、更に、指定手段により指定された第
1アドレスの示す第2装置が通信可能であるか否かを判
断する判断手段と、その判断手段により通信可能である
と判断された場合に、前記指定手段により指定された第
1アドレスへ、前記通信データを送信する送信手段とを
備えている。
【0008】この請求項1記載のネットワークシステム
によれば、ネットワークを介して送信される通信データ
の送信先のアドレスである第1アドレスは、第1装置の
指定手段によって指定される。判断手段によって、指定
手段により指定された第1アドレスの示す第2装置が通
信可能であるか否かが判断され、通信可能であると判断
されると、送信手段によって、その第1アドレスへ通信
データが送信される。第1アドレスへ送信された通信デ
ータは、第1アドレスの示す第2装置であって、第1装
置にネットワークを介して接続されている第2装置の受
信手段によって受信される。
【0009】請求項2記載のネットワークシステムは、
請求項1記載のネットワークシステムにおいて、前記判
断手段により前記第1アドレスの示す第2装置が通信不
能であると判断された場合に、その第1アドレスの示す
第2装置が通信可能になったか否かを検出する検出手段
を備えており、前記送信手段は、その検出手段により前
記第1アドレスの示す第2装置が通信可能になったこと
が検出された場合に、その第1アドレスの示す第2装置
へ前記通信データを送信するものである。
【0010】この請求項2記載のネットワークシステム
によれば、請求項1記載のネットワークシステムと同様
に作用する上、判断手段により第1アドレスの示す第2
装置が通信不能であると判断されると、その第1アドレ
スの示す第2装置が通信可能になったか否かが検出手段
により検出される。第1アドレスの示す第2装置が通信
可能になったことが検出手段により検出された場合に
は、送信手段によって、その第1アドレスの示す第2装
置へ通信データが送信される。
【0011】請求項3記載のネットワークシステムは、
請求項1記載のネットワークシステムにおいて、前記通
信データを記憶するデータ記憶手段と、複数の前記第1
アドレスに対応つけて、メッセージ等の通知先である第
2アドレスをそれぞれ記憶するアドレス記憶手段と、前
記判断手段により前記第1アドレスの示す第2装置が通
信不能であると判断された場合に、その第1アドレスに
対応つけて前記アドレス記憶手段に記憶されている第2
アドレスへ、通信データを記憶する前記データ記憶手段
のアドレスを通知する通知手段とを備えている。
【0012】この請求項3記載のネットワークシステム
によれば、請求項1記載のネットワークシステムと同様
に作用する上、判断手段により第1アドレスの示す第2
装置が通信不能であると判断されると、通知手段によっ
て、その第1アドレスに対応つけてアドレス記憶手段に
記憶されている第2アドレスへ、通信データを記憶する
データ記憶手段のアドレスが通知される。
【0013】請求項4記載のネットワークシステムは、
請求項1記載のネットワークシステムにおいて、前記通
信データを記憶するデータ記憶手段と、複数の前記第1
アドレスに対応つけて、メッセージ等の通知先である第
2アドレスをそれぞれ記憶するアドレス記憶手段と、前
記判断手段により前記第1アドレスの示す第2装置が通
信不能であると判断された場合に、その第1アドレスに
対応つけて前記アドレス記憶手段に記憶されている第2
アドレスへ、前記データ記憶手段に通信データが記憶さ
れていることを示すメッセージを通知する通知手段とを
備えている。
【0014】この請求項4記載のネットワークシステム
によれば、請求項1記載のネットワークシステムと同様
に作用する上、判断手段によって第1アドレスの示す第
2装置が通信不能であると判断されると、通知手段によ
って、その第1アドレスに対応つけてアドレス記憶手段
に記憶されている第2アドレスへ、データ記憶手段に通
信データが記憶されていることを示すメッセージが通知
される。
【0015】請求項5記載のネットワークシステムは、
請求項1から4のいずれかに記載のネットワークシステ
ムにおいて、前記第1装置は、原稿表面の文字や図形を
スキャナデータとして読み取る読取手段を備えており、
前記通信データは、その読取手段により読み取られたス
キャナデータで構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、図1から図9までの添付図面を参照して説明す
る。本実施例のネットワークスキャナシステム100
は、多機能周辺装置(MFD(Multi Function Devic
e))1に1台のパーソナルコンピュータ(以下「サー
バPC」と称す)50が接続され、更に、そのサーバP
C50に3台のパーソナルコンピュータ(以下「クライ
アントPC」と称す)81,82,83が接続されて構
成されている。MFD1は、コピー機能やファクシミリ
機能、スキャナ機能などの複数の機能を1台に備えた装
置である。
【0017】図1に、ネットワークスキャナシステム1
00のブロック図を示す。図1に示すように、MFD1
にはケーブル34が接続されており、MFD1は、この
ケーブル34を介してサーバPC50と接続されてい
る。なお、MFD1とサーバPC50との接続は、必ず
しもケーブル34に限られるものではなく、赤外線など
の光信号により接続することも可能である。
【0018】一方、サーバPC50にはローカルエリア
ネットワーク(LAN)70が接続されており、サーバ
PC50は、このLAN70を介して3台のクライアン
トPC81,82,83と接続されている。LAN70
の伝送方式には有線通信方式と無線通信方式とがあり、
有線通信方式の伝送媒体としては、より対線(ツイスト
ペアケーブル)、同軸ケーブル、または、光ファイバケ
ーブルなどが用いられる。なお、サーバPC50には、
必ずしも、3台のクライアントPC81,82,83が
接続される必要はなく、1台以上のクライアントPCが
接続されれば良い。
【0019】図2は、ネットワークスキャナシステム1
00を構成するMFD1の電気的構成を示したブロック
図である。MFD1には、CPU11、ROM12、E
EPROM13、RAM14、画像メモリ15、音声メ
モリ16、PC用インターフェイス33、音声LSI1
7、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下「N
CU」と称す)19、モデム20、バッファ21、スキ
ャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ2
5、操作パネル、LCD5及びアンプ27が設けられ、
これらはバスライン30を介して互いに接続されてい
る。
【0020】NCU19は回線制御を行うためのもので
あり、MFD1はこのNCU19を介して電話回線31
に接続されている。NCU19は、交換機29から送信
される呼出信号または発呼側装置(発信者)の電話番号
(発信者番号)を示す信号などの各種信号を受信すると
共に、操作パネル上のキー操作に応じた発信時のダイヤ
ル信号を交換機29へ送信したり、更には通話時におけ
るアナログ音声信号の送受信を行うものである。
【0021】CPU11は、NCU19を介して送受信
される各種信号に従って、バスライン30により接続さ
れた各部を制御してファクシミリ動作や電話動作、即
ち、データ通信を実行するものである。ROM12は、
このMFD1で実行される制御プログラムなどを格納し
た書換不能なメモリであり、図6のフローチャートに示
すプログラムは、このROM12内に格納されている。
EEPROM13は、書換可能な不揮発性のメモリであ
り、このEEPROM13へ記憶されたデータは、MF
D1の電源オフ後も保持される。RAM14は、MFD
1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶する
ためのメモリである。
【0022】画像メモリ15は、通信履歴、画像デー
タ、スキャナデータ及び印刷のためのビットイメージを
記憶するためのメモリであり、安価な大容量メモリであ
るダイナミックRAM(DRAM)により構成されてい
る。MFDが電話回線31,32を介して接続されてい
る他のファクシミリ装置から受信した画像データは、一
旦画像メモリ15に記憶され、プリンタ25によって記
録紙に印刷された後に、この画像メモリ15から消去さ
れる。また、後述するスキャナ22によって原稿表面の
文字や図形はスキャナデータとして読み取られるが、こ
の読み取られたスキャナデータも画像メモリ15に記憶
される。画像メモリ15に記憶されたスキャナデータ
は、MFD1に接続されたサーバPC50に送信される
ことにより、この画像メモリ15から消去される。
【0023】音声メモリ16は、相手側装置へ送出され
る応答メッセージや、相手側装置から送られてきた入来
メッセージを記憶するためのメモリである。画像メモリ
15と同様に、安価な大容量メモリであるダイナミック
RAM(DRAM)により構成されている。音声メモリ
16に記憶された入来メッセージは、操作パネルを介し
て消去操作がなされることにより、或いは、電話回線に
接続された他の装置から送られる消去コマンドを受信す
ることによって、消去される。
【0024】音声LSI17は、NCU19によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
る音声認識処理と、MFD1の内部で生成されたデジタ
ル音声信号をアナログ音声信号に変換して、NCU19
やスピーカ28(アンプ27)へ出力する音声合成処理
とを行うためのものである。
【0025】PC用インターフェイス33は、例えば、
セントロニクス規格に準拠したパラレルインターフェイ
スである。MFD1は、そのインターフェイス33に接
続されたケーブル34によってサーバPC50と接続さ
れており、ケーブル34を介してサーバPC50と通信
データ(スキャナデータを含む)の送信や各種コマンド
などの送受信を行っている。
【0026】モデム20は、画情報及び通信データを変
調及び復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信
号を送受信するためのものであり、バッファ21は、相
手側装置との間で送受信される符号化された画情報を含
むデータを一時的に記憶するためのものである。スキャ
ナ22は、原稿挿入口6に挿入された原稿表面の文字や
図形をスキャナデータとして読み取るためのものであ
る。符号化部23は、スキャナ22により読み取られた
スキャナデータの符号化を行うものである。復号化部2
4は、バッファ21または画像メモリ15に記憶された
スキャナデータなどの画情報を読み出して、これを復号
化するものであり、復号化されたデータは、プリンタ2
5により記録紙に印刷される。
【0027】操作パネルは、操作者がこのMFD1の設
定等を行う場合に各種の操作を行うためのものであり、
LCD5は、操作パネル上のキー操作に伴う操作状態や
操作手順などを表示するためのものである。アンプ27
は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動し
て、呼出音や音声を出力するためのものである。
【0028】このように構成されたMFD1は、NCU
19を介して、電話回線31に接続されている。この電
話回線31は、MFD1側の交換機29に接続され、こ
の交換機29は、電話回線32を介して、他の交換機に
接続されている。なお、他の交換機は、更に、電話回線
を介して相手側装置に接続されている。
【0029】図3は、ネットワークスキャナシステム1
00を構成するサーバPC50の電気的構成を示したブ
ロック図である。サーバPC50には、CPU51、R
OM52、RAM53、インターフェイス54,60、
ゲートアレイ56、ハードディスク装置(以下「HD」
と称す)57、フロッピィディスクドライブ(以下「F
DD」と称す)58および時計回路59が設けられてい
る。このうちCPU51、ROM52、RAM53、イ
ンターフェイス54,60、時計回路59およびゲート
アレイ56は、アドレスバス、データバス、及び、制御
信号線などにより、相互に接続されている。
【0030】CPU51は、ROM52に記憶されるプ
ログラムや、HD57に記憶されているオペレーティン
グシステム(OS)及び各種のアプリケーションプログ
ラム、更には、フロッピィディスクによりFDD58を
介して供給されるプログラムに基づいて動作する演算装
置であり、各種の情報処理を行うものである。時計回路
59は時刻の計時を行うためのものであり、時計回路5
9により計時された時刻はCPU51によって読み出さ
れ、各処理に使用される。ROM52は、CPU51を
動作させる基本プログラムの他、各種のデータを記憶す
る書き換え不能なメモリである。図7および図8のフロ
ーチャートに示すプログラムは、このROM52内に格
納されている。
【0031】RAM53は、各種のデータを記憶する書
き換え可能なメモリであり、接続確認メモリ53aと、
ロードエリア53bと、メッセージメモリ53cとを備
えている。
【0032】接続確認メモリ53aは、サーバPC50
にLAN70を介して接続されているクライアントPC
81,82,83の内、通信可能なクライアントPCを
記憶するためのメモリである。この接続確認メモリ53
aには、クライアントPC81,82,83の内、接続
のあったクライアントPCのIPアドレスが書き込まれ
る。詳細には、クライアントPCの電源が立ち上がる
と、その電源の立ち上がったクライアントPCにおいて
CONNECTコマンドが実行される。このコマンドは
かかるクライアントPCとサーバPC50とを通信可能
にするためのコマンドであり、このコマンドに基づく信
号がクライアントPCからサーバPC50に送信され
る。このため、CONNECTコマンドに基づく信号が
受信されると、その信号の送信元であるクライアントP
CのIPアドレスが接続確認メモリ53aへ書き込まれ
る。
【0033】MFD1から受信したスキャナデータは、
この接続確認メモリ53aの内容に基づいて、そのスキ
ャナデータの送信先であるクライアントPCへ送信され
る。具体的には、スキャナデータの送信先であるクライ
アントPCを示すIPアドレスが接続確認メモリ53a
に記憶されていれば、スキャナデータの送信先のクライ
アントPCが通信可能であるので、そのクライアントP
Cへ、MFD1から受信したスキャナデータが送信され
る。よって、スキャナデータの送信先であるクライアン
トPCが通信可能である場合にスキャナデータを送信す
るので、スキャナデータをその送信先のクライアントP
Cに確実に受信させることができる。
【0034】ロードエリア53bは、HD57により供
給された各種のプログラム、或いは、フロッピーディス
クによりFDD58を介して供給された各種のプログラ
ムをロードするためのエリアである。このロードエリア
53bにロードされたプログラムは、CPU51により
実行される。
【0035】メッセージメモリ53cは、MFD1から
受信したスキャナデータの送信先であるクライアントP
Cが通信不能である場合に、そのクライアントPCのメ
ールアドレスへ通知されるメッセージ(電子メール)を
記憶するためのメモリである。このメッセージメモリ5
3cには、スキャナデータメモリ57eにスキャナデー
タが記憶されていることを示すメッセージ、本実施例で
は、「スキャナデータがスキャナデータメモリに記憶さ
れています」というメッセージが記憶されている。前記
した通り、MFD1から受信したスキャナデータの送信
先であるクライアントPCが通信不能である場合に、そ
のクライアントPCのメールアドレスへ、このメッセー
ジメモリ53cの内容が通知される。よって、スキャナ
データの送信先であるクライアントPCが通信不能であ
っても、そのクライアントPCの使用者へ、そのクライ
アントPC宛のスキャナデータが後述するメールアドレ
スメモリ57fに記憶されていることを通知することが
できるのである。
【0036】ゲートアレイ56は、CPU51とHD5
7およびFDD58との間のインターフェイスとして機
能するものである。インターフェイス54は、例えば、
セントロニクス規格に準拠したパラレルインターフェイ
スであり、サーバPC50は、このインターフェイス5
4に接続されたケーブル34を介して、MFD1と接続
され、MFD1との間でデータの送受信が可能にされて
いる。
【0037】インターフェイス60には、LAN70が
接続されている。MFD1は、そのインターフェイス6
0に接続されたLAN70を介して、クライアントPC
81,82,83と接続されている。サーバPC50が
MFD1から受信したスキャナデータは、LAN70を
介して、送信先のクライアントPCへ送信される。
【0038】HD57は、PC50のオペレーティング
システム(OS)や各種のアプリケーションプログラム
を記憶する書き換え可能な大容量の記憶媒体である。こ
の大容量の記憶媒体であるHD57には、ログマネージ
ャプログラム57aと、ソケットプログラム57bと、
SMTPサーバプログラム57cと、POPサーバプロ
グラム57dと、スキャナデータメモリ57eと、メー
ルアドレスメモリ57fと、ネットワークスキャナデー
タベース57gと、が設けられている。
【0039】ログマネージャプログラム57aは、サー
バPC50とそのサーバPC50に接続された他の装置
との通信履歴を管理するためのプログラムである。具体
的には、ログマネージャプログラム57aは、サーバP
C50とMFD1との間の通信履歴と、サーバPC50
と各クライアントPC81,82,83との間の通信履
歴とを管理するためのプログラムである。このログマネ
ージャプログラム57aによって、サーバPC50から
受信されクライアントPCへ送信されるスキャナデータ
の通信履歴は管理され、更に、その通信履歴が後述する
ネットワークスキャナデータベース57gへ登録され
る。
【0040】ソケットプログラム57bは、アプリケー
ションプログラムとOSの間のインターフェイスであ
る。ネットワークを介してスキャナデータ等の各種通信
データの送受信をするためのプログラム(ネットワーク
プログラム)をアプリケーションプログラムによって全
て構築すると、非常に複雑で膨大なプログラムになって
しまう。しかし、ネットワークを介して通信データを送
受信するための各種設定(例えば、通信データを送受信
するためのタイミングなど)は、このソケットプログラ
ム57bによって実行することができる。よって、ソケ
ットプログラム57bをサーバPC50に搭載(インス
トール)すれば、ネットワークプログラムをアプリケー
ションプログラムによって簡単に構築することができる
のである。このソケットプログラム57bは、サーバP
C50の電源立上げに伴い、前記したロードエリア53
bへロードされる。なお、図7のスキャナデータ受信処
理および図9のスキャナデータ送信処理のプログラム
は、前記したネットワークプログラムに含まれる。
【0041】SMTPサーバプログラム57cは、SM
TP(Simple Mail Transfer Protocol)というプロト
コルに従ってサーバPC50を制御するためのプログラ
ムであり、電子メールを送信する際に使用される。MF
D1から受信したスキャナデータをクライアントPCへ
送信する場合、その送信先のクライアントPCが通信不
能であれば、スキャナデータをクライアントPC送信す
ることができない。このため、前記したメッセージメモ
リ53cの内容、即ち、「スキャナデータがスキャナデ
ータメモリに記憶されています」というメッセージ(電
子メール)が、スキャナデータの送信先のクライアント
PCに対応するメールアドレスへ送信される。送信され
たメッセージは、SMTPサーバプログラムを搭載した
装置、即ち、本実施例では、サーバPC50に記憶され
る。
【0042】POPサーバプログラム57dは、POP
(Post Office Protocol)というプロトコルに従ってサ
ーバPC50を制御するためのプログラムであり、クラ
イアントPCから電子メール(メッセージ)を閲覧する
場合に、操作を簡略化したり、電子メールのセキュリテ
ィーを管理するプログラムである。
【0043】スキャナデータメモリ57eは、MFD1
から受信したスキャナデータを記憶するためのメモリで
ある。このスキャナデータメモリ57eに記憶されたス
キャナデータは、MFD1のスキャナ22によって読み
取られたデータであり、このスキャナデータの送信先の
クライアントPCが通信可能であれば、その送信先のク
ライアントPCへ送信される。
【0044】メールアドレスメモリ57fは、予め、ク
ライアントPC81,82,83のIPアドレスと、ク
ライアントPC81,82,83のメールアドレスとを
互いに対応つけて記憶するためのメモリである。図4
に、そのメールアドレスメモリ57fの構成を模式的に
示す。
【0045】図4に示すように、メールアドレスメモリ
57fには、IPアドレスエリア577aと、メールア
ドレスエリア577bとが設けられている。IPアドレ
スエリア577aは、クライアントPC81,82,8
3のIPアドレスを記憶するためのエリアである。一
方、メールアドレスエリア577bは、IPアドレスエ
リア577aに記憶されているIPアドレスのクライア
ントPCに対応するメールアドレスを記憶するためのエ
リアである。
【0046】ネットワークスキャナデータベース57g
は、上述したログマネージャプログラム57aによって
登録される通信履歴を記憶するためのものである。図5
に、ネットワークスキャナデータベース57gの概念図
を示す。
【0047】図5に示すように、ネットワークスキャナ
データベース57gには、ナンバーエリア557aと、
受信日時エリア557bと、送信結果エリア557c
と、ファイル名エリア557dと、IPアドレスエリア
557eと、メールアドレスエリア557fとが設けら
れている。
【0048】ナンバーエリア557aは、MFD1から
受信したスキャナデータの順番を管理するためエリアで
ある。受信日時エリア557bは、MFD1から受信し
たスキャナデータの受信日時を記憶するためのエリアで
ある。サーバPC50によるスキャナデータの処理は、
この受信日時エリアに記憶されている日時の古いデータ
から順に実行される。なお、サーバPC50によるスキ
ャナデータの処理の実行は、必ずしも受信日時エリア5
57bに記憶されている日時の古い順に限られるもので
はなく、前記したナンバーエリア557aの番号の小さ
い順に実行するようにしても良い。
【0049】送信結果エリア557cは、MFD1から
受信したスキャナデータをそのスキャナデータの送信先
であるクライアントPCへ送信したか否かの区別を記憶
するためのエリアである。MFD1からスキャナデータ
を受信した場合、そのスキャナデータの送信先であるク
ライアントPCが通信可能であれば、そのクライアント
PCへスキャナデータが送信される。かかる場合、送信
結果エリア557cに「○」が書き込まれる。一方、ス
キャナデータの送信先であるクライアントPCが送信不
能であれば、スキャンデータを送信することができない
ので、送信結果エリア557cに「×」が書き込まれ
る。更に、MFD1からスキャナデータを受信する場
合、未だスキャナデータの送信先のクライアントPCが
通信可能であるか否かの判断がされていなければ、送信
結果エリア557cには何も書き込まれず「空」とされ
ている。
【0050】ファイル名エリア557dは、スキャナデ
ータのファイル名を表したものであり、MFD1から受
信したスキャナデータがHD57内のスキャナデータメ
モリ57eに格納されるアドレスを記憶するためのエリ
アである。なお、ここでいうところのアドレスとは、H
D57上の具体的なセクタおよびトラック番号を示すも
のではない。周知の基本OSによって、HD57上の各
記憶部にどのファイルが格納されているかについては全
て管理されている。このため、各プログラム上からは、
少なくともファイル名を参照すれば、そのファイル名の
付されたデータがHD57上のどの記憶部に格納されて
いるのかを確認することができる。即ち、その意味で、
ファイル名がHD57上のアドレスを示すことになる。
【0051】IPアドレスエリア557eは、スキャナ
データの送信先であるクライアントPCのIPアドレス
を記憶するためのエリアである。スキャナ22によって
読み取られたスキャナデータがMFD1からサーバPC
50へ送信されると、そのスキャナデータの送信先であ
るクライアントPCのIPアドレスもMFD1からサー
バPC50へ送信される。このIPアドレスエリア55
7eには、そのMFD1から送信されたIPアドレスが
書き込まれる。MFD1から受信したスキャナデータを
そのスキャナデータの送信先であるクライアントPCへ
送信する場合、このIPアドレスエリア557eに記憶
されているIPアドレスが用いられる。
【0052】メールアドレスエリア557fは、スキャ
ナデータの送信先であるクライアントPCのIPアドレ
スに対応するメールアドレスを記憶するためのエリアで
ある。スキャナデータの送信先であるIPアドレスをM
FD1から受信した場合、ログマネージャプログラム5
7aによって前記したメールアドレスメモリ57fが参
照され、かかるIPアドレスに対応するメールアドレス
が、このメールアドレスエリア557fに書き込まれ
る。MFD1からスキャナデータを受信した場合、その
スキャナデータの送信先であるクライアントPCが通信
不能であれば、そのクライアントPCへスキャナデータ
を送信することができない。このため、メールアドレス
エリア557fに記憶されているメールアドレスへメッ
セージメモリ53cの内容が送信される。
【0053】FDD58は、FDD58に装着されたフ
ロッピィディスクに記憶されるプログラムやデータを読
み出したり、そのフロッピィディスクへプログラムやデ
ータを書き込むためのドライブ装置である。後述する図
7のスキャナデータ受信処理および図8のスキャナデー
タ送信処理のプログラムは、HD57に記憶(インスト
ール)されており(又は、フロッピィディスクに記憶さ
れており)、必要に応じてRAM53上にロードされ、
CPU51によって実行される。
【0054】次に、図6から図9までのフローチャート
を参照して、上記のように構成されたネットワークスキ
ャナシステム100の動作について説明する。図6はM
FD1で実施される処理を示したフローチャートであ
り、図7および図8はサーバPC50で実施される処理
を示したフローチャートであり、図9はクライアントP
C81,82,83においてそれぞれ実施される処理を
示したフローチャートである。まず、図6のフローチャ
ートから説明する。
【0055】図6は、ネットワークスキャナ処理を示し
たフローチャートである。このネットワークスキャナ処
理は、MFD1の使用者による所定の操作、例えば、操
作パネル上のキー操作によって、ネットワークスキャナ
モードに設定された場合に実行される。
【0056】図6に示すように、スキャナデータの送信
先であるクライアントPCのIPアドレスがMFD1の
使用者によって入力されるまで待機し(S1:No)、
IPアドレスが入力されると(S1:Yes)、更に、
MFD1の使用者によりスタートキーが押下されるまで
待機する(S2:No)。スタートキーが押下されると
(S2:Yes)、スキャナ22によるスキャナデータ
の読み取りを開始する(S3)。即ち、MFD1の原稿
挿入口に挿入された原稿がMFD1内に給紙され、給紙
された原稿表面の文字や図形がスキャナデータとして読
み取られるのである。
【0057】S3の処理におけるスキャナデータの読み
取り開始後、MFD1に接続されているサーバPC50
へ、ネットワークスキャナ開始データを送信する(S
4)。その後、スキャナ22によるスキャナデータの読
み取りが全て終了したか否かを確認する(S5)。スキ
ャナ22によるスキャナデータの読み取りが継続してい
れば(S5:No)、その読み取ったスキャナデータが
画像メモリ15に所定量以上蓄積されたか否かを判断す
る(S6)。判断の結果、未だ所定量以上蓄積されてい
なければ(S6:No)、処理をS5へ移行して、再
度、スキャナ22による読み取りが全て終了したか否か
を確認する(S5)。一方、スキャナデータが画像メモ
リ15に所定量以上蓄積されていれば(S6:Ye
s)、その画像メモリ15に蓄積されたスキャナデータ
をサーバPC50へ送信する(S7)。スキャナデータ
の送信後、処理をS5へ移行して、再度、スキャナ22
による読み取りが全て終了したか否かを確認する(S
5)。
【0058】S5の処理においてスキャナ22によるス
キャナデータの読み取りが全て終了すれば(S5:Ye
s)、スキャナデータが画像メモリ15に所定量以上蓄
積されていなくても、その画像メモリ15に蓄積された
スキャナデータをサーバPC50へ送信する(S8)。
スキャナデータの送信後、S1の処理で入力されたIP
アドレス、即ち、スキャナデータの送信先であるIPア
ドレスをサーバPC50へ送信する(S9)。IPアド
レスの送信後、スキャナモードデータをサーバPC50
へ送信する(S10)。このサーバPC50に送信され
るスキャナモードデータには、スキャナ22により読み
取ったスキャナデータの解像度、スキャナデータの縦お
よび横の画素数、スキャナデータの1画素を表している
ビット数などのデータがある。S10の処理におけるス
キャナモードデータの送信後、このネットワークスキャ
ナ処理を終了する。
【0059】次に、図7および図8を参照して、MFD
1に接続されたサーバPC50の動作について説明す
る。図7のスキャナデータ受信処理は、MFD1から送
信されたスキャナデータを受信する処理である。図7に
示すように、まず、図6のS4の処理においてMFD1
から送信されるネットワークスキャナ開始データを受信
するまで待機し(S21:No)、ネットワークスキャ
ナ開始データを受信すれば(S21:Yes)、更に、
図6のS7およびS8の処理においてMFD1から送信
されるスキャナデータを受信するまで待機する(S2
2:No)。スキャナデータを受信すれば(S22:Y
es)、MFD1から送信されるスキャナデータの受信
が全て終了したか否かを判断する(S23)。判断の結
果、スキャナデータの受信が継続していれば(S23:
No)、MFD1から受信したスキャナデータをHD5
7内のスキャナデータメモリ57eへ書き込む(S2
4)。スキャナデータの記憶後、処理をS22へ移行し
て、再度、図6のS7およびS8の処理においてMFD
1から送信されるスキャナデータを受信するまで待機す
る(S22)。
【0060】S23の処理においてMFD1から送信さ
れるスキャナデータの受信が全て終了すれば(S23:
Yes)、図6のS9の処理においてMFD1から送信
されるIPアドレスを受信するまで待機する(S25:
No)。MFD1からIPアドレスを受信すれば(S2
5:Yes)、更に、図6のS10の処理においてMF
D1から送信されるスキャナモードデータを受信するま
で待機する(S26:No)。スキャナモードデータを
受信すれば(S26:Yes)、MFD1から受信した
スキャナデータの通信履歴をログマネージャプログラム
57aによって登録する(S27)。登録後、このスキ
ャナデータ受信処理を終了する。
【0061】図8は、スキャナデータ送信処理を示した
フローチャートである。このスキャナデータ送信処理
は、MFD1から受信したスキャナデータをそのスキャ
ナデータの送信先であるクライアントPCのIPアドレ
スへ送信する処理であると共に、サーバPC50の電源
立上げ時に実行される処理である。なお、図8のスキャ
ナデータ送信処理と図7のスキャナデータ受信処理と
は、互いに並行して実行される処理である。
【0062】図8に示すように、まず、所定のポート番
号でソケットを生成する(S31)。ここでいうソケッ
トの生成は、HD57内に格納されているソケットプロ
グラム57bをロードエリア53bへロードすることで
ある。更に、サーバPC50とクライアントPC81,
82,83との間で各種データを送受信するための初期
設定として、所定のポート番号が設定される。
【0063】S31の処理におけるソケットの生成後、
クライアントPC81,82,83の内のいずれか1の
クライアントPCから接続があるか否かを判断する(S
32)。上述したように、クライアントPCの電源が立
ち上がると、その電源の立ち上がったクライアントPC
においてCONNECTコマンドが実行される。このコ
マンドはかかるクライアントPCとサーバPC50とを
通信可能にするためのコマンドであり、このコマンドに
基づく信号がクライアントPCからサーバPC50に送
信される。よって、クライアントPCから接続があった
か否かの判断は、このコマンドの実行に基づいてクライ
アントPCから送られる信号を受信したか否かによって
行われる。
【0064】S32の処理においてクライアントPCか
らの接続があると(S32:Yes)、その接続のあっ
たクライアントPCを記憶するために、クライアントP
CのIPアドレスを接続確認メモリ53aへ書き込む
(S33)。IPアドレスの書き込み後、処理をS32
へ移行して、再度、クライアントPC81,82,83
の内のいずれか1のクライアントPCが接続があったか
否かを判断する(S32)。
【0065】一方、S32の処理においてクライアント
PCからの接続がなければ(S32:No)、MFD1
から受信したスキャナデータがあるか否かを確認する
(S34)。前記したように、MFD1から送信された
スキャナデータを受信すると、そのスキャナデータの通
信履歴がネットワークスキャナデータベース57gに登
録される。このため、その登録された通信履歴の内、送
信結果エリア557cの内容が「空」の(「○」または
「×」でない)スキャナデータがあるか否かを判断す
る。MFD1から受信したスキャナデータがなければ
(S34:No)、処理をS32へ移行して、再度、ク
ライアントPC81,82,83の内のいずれか1のク
ライアントPCから接続があったか否かを判断する(S
32)。
【0066】一方、S34の処理においてMFD1から
受信したスキャナデータがあれば(S34:Yes)、
そのスキャナデータの送信先であるクライアントPCの
IPアドレスが接続確認メモリ53aに記憶されている
か否かを確認する(S35)。かかるIPアドレスが接
続確認メモリ53aに記憶されていれば(S35:Ye
s)、スキャナデータの送信先であるクライアントPC
は通信可能であるので、スキャナデータメモリ57eに
記憶されているスキャナデータを、そのスキャナデータ
の送信先であるクライアントPCへ送信する(S3
6)。スキャナデータの送信後、処理をS32へ移行し
て、再度、クライアントPC81,82,83の内のい
ずれか1のクライアントPCから接続があったか否かを
判断する(S32)。
【0067】このように、スキャナデータの送信先であ
るクライアントPCのIPアドレスが接続確認メモリ5
3aに記憶されている場合、即ち、スキャナデータの送
信先であるクライアントPCが通信可能である場合にス
キャナデータを送信するので、スキャナデータをその送
信先のクライアントPCに確実に受信させることができ
るのである。
【0068】S35の処理においてスキャナデータの送
信先であるクライアントPCのIPアドレスが接続確認
メモリ53aに記憶されていなければ(S35:N
o)、スキャナデータの送信先であるクライアントPC
のIPアドレスに対応するメールアドレスへ、メッセー
ジメモリ53cの内容、即ち、「スキャナデータがスキ
ャナデータメモリに記憶されています」というメッセー
ジを通知する(S37)。メッセージの通知後、処理を
S32へ移行して、再度、クライアントPC81,8
2,83の内のいずれか1のクライアントPCから接続
があったか否かを判断する(S32)。
【0069】このように、スキャナデータの送信先であ
るクライアントPCのIPアドレスが接続確認メモリ5
3aに記憶されていなくても、即ち、スキャナデータの
送信先であるクライアントPCが通信不能であっても、
そのクライアントPCの使用者へ、そのクライアントP
C宛のスキャナデータが後述するメールアドレスメモリ
57fに記憶されていることを通知することができるの
である。
【0070】次に、図9を参照して、サーバPC50に
LAN70を介して接続されているクライアントPC8
1,82,83の動作について説明する。図9のスキャ
ナデータ受信処理は、サーバPC50から送信されたス
キャナデータを受信する処理であるとともに、クライア
ントPC81,82,83の電源立上げ時にそれぞれ実
行される処理である。全てのクライアントPC81,8
2,83において図9のスキャナデータ受信処理が実行
されるので、以下、クライアントPC81の場合につい
てのみ説明し、他のクライアントPC82,83の場合
の説明は省略する。
【0071】図9に示すように、まず、所定のポート番
号でソケットを生成する(S41)。ここでいうソケッ
トの生成は、クライアントPC81に搭載されているソ
ケットプログラムをクライアントPC81のロードエリ
ア(例えば、RAM等)へロードすることである。更
に、クライアントPC81とサーバPC50との間で各
種データを送受信するための初期設定として、所定のポ
ート番号が設定される。
【0072】S41の処理におけるソケットの生成後、
サーバPC50への接続を行う(S42)。サーバPC
50への接続は、CONNECTコマンドを実行するこ
とによって行われる。このコマンドはクライアントPC
81とサーバPC50とを通信可能にするためのコマン
ドであり、このコマンドに基づく信号をサーバPC50
へ送信する。サーバPC50は、このコマンドに基づく
信号を受信することによって、クライアントPC81と
サーバPC50とが通信可能になったことを認識する。
【0073】S42の処理におけるサーバPC50への
接続後、サーバPC50から送信されるスキャナデータ
を受信するまで待機する(S43:No)。スキャナデ
ータを受信すると(S43:Yes)、ソケットプログ
ラムを介してスキャナデータを受信するとともに、その
受信したスキャナデータをHDなどの記憶媒体へ書き込
む(S44)。その後、サーバPC50から送信される
スキャナデータの受信が全て終了したか否かを判断する
(S45)。判断の結果、スキャナデータの受信が継続
していれば(S45:No)、処理をS44へ移行し
て、引き続きソケットプログラムを介してスキャナデー
タを受信すると共に、その受信したスキャナデータをH
Dへ書き込む(S44)。
【0074】一方、S45の処理においてスキャナデー
タの受信が全て終了すれば(S45:Yes)、クライ
アントPC81に搭載されているビュワープログラムを
起動してスキャナデータを表示する(S46)。スキャ
ナデータの表示後、処理をS43へ移行して、サーバP
C50から送られる次のスキャナデータを受信するまで
待機する(S43)。
【0075】次に、図10を参照して、第2実施例につ
いて説明する。図10は、図8のスキャナデータ送信処
理を変更したものであり、スキャナデータの送信先であ
るクライアントPCが通信不能である場合の処理を変更
したものである。以下、第1実施例と同一の部分には同
一の番号を付してその説明は省略し、異なる部分のみを
説明する。
【0076】図10に示すように、クライアントPC8
1,82,83の内のいずれか1のクライアントPCか
ら接続があったか否かを判断し(S32)、クライアン
トPCからの接続があれば(S32:Yes)、その接
続のあったクライアントPCのIPアドレスを接続確認
メモリ53aに書き込む(S33)。一方、クライアン
トPCからの接続がなければ(S32:No)、MFD
1から受信したスキャナデータがあるか否かを確認する
(S51)。サーバPC50は、MFD1から送信され
たスキャナデータを受信すると、そのスキャナデータの
通信履歴をネットワークスキャナデータベース57gに
登録する。このため、サーバPC50は、その登録され
た通信履歴の内、送信結果エリア557cの内容が
「×」または「空」のスキャナデータがあるか否かを判
断する。
【0077】S51の処理においてMFD1から受信し
たスキャナデータがあれば(S51:Yes)、そのス
キャナデータの送信先であるクライアントPCのIPア
ドレスが接続確認メモリ53aに記憶されているか否か
を確認する(S52)。かかるIPアドレスが接続確認
メモリ53aに記憶されていなければ(S52:N
o)、処理をS32へ移行して、再度、クライアントP
C81,82,83の内のいずれか1のクライアントP
Cから接続があったか否かを判断する(S32)。
【0078】一方、S52の処理においてスキャナデー
タの送信先であるクライアントPCのIPアドレスが接
続確認メモリ53aに記憶されていれば(S52:Ye
s)、スキャナデータの送信先であるクライアントPC
は通信可能であるので、スキャナデータメモリ57bに
記憶されているスキャナデータを、そのスキャナデータ
の送信先であるクライアントPCへ送信する(S5
3)。スキャナデータの送信後、処理をS32へ移行し
て、再度、クライアントPC81,82,83のうちの
いずれか1のクライアントPCから接続があったか否か
を判断する(S32)。
【0079】このように、スキャナデータの送信先であ
るクライアントPCのIPアドレスが接続確認メモリ5
3aに記憶されていなくも、そのIPアドレスの示すク
ライアントPCからの接続を待機、即ち、そのIPアド
レスの示すクライアントPCが通信可能になるまで待機
する。スキャナデータの送信先であるクライアントPC
からの接続があれば、その接続のあったクライアントへ
スキャナデータ(送信結果エリアの内容が「×」または
「空」であるスキャナデータ)が送信される。よって、
スキャナデータの送信先であるクライアントPCが通信
不能であっても、そのクライアントPCが通信可能にな
ることを待ってスキャナデータの送信を行うので、MF
D1から受信したスキャナデータをクライアントPCへ
確実に受信させることができるのである。
【0080】なお、本実施例において、請求項1から5
に記載の指定手段としてはS1の処理が、受信手段とし
てはS43からS45までの処理がそれぞれ該当する。
請求項1、3、4及び5に記載の判断手段としてはS3
5の処理が、送信手段としてはS36の処理がそれぞれ
該当する。請求項2または5に記載の判断手段および検
出手段としてはS52の処理が、送信手段としてはS5
3の処理がそれぞれ該当する。請求項4記載の通知手段
としてはS37の処理が該当する。
【0081】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0082】例えば、本実施例では、請求項1から5に
記載の通信データとして、スキャナデータが用いられ
た。即ち、原稿表面の文字や図形がスキャナ22によっ
てスキャナデータとして読み取られ、その読み取られた
スキャナデータがLAN70を介して接続されているク
ライアントPCへ送信されたのである。しかしながら、
通信データは、必ずしも、スキャナ22によって読み取
られたスキャナデータに限られるのではない。MFD1
が電話回線31,32を介して他のファクシミリ装置か
ら受信した画像データ、サーバPC50とは別に接続さ
れたパーソナルコンピュータから受信したデータ、MF
D1もしくはサーバPC50によって作成されたデー
タ、または、フロッピーディスクやCD−ROMなどの
記憶媒体に書き込まれたデータをMFD1もしくはサー
バPC50により読み込んだ際のデータなどのデータを
通信データとして用いるようにしても良い。
【0083】また、本実施例では、S37の処理におい
て、スキャナデータの送信先であるクライアントPCが
通信不能であれば、そのクライアントPCのIPアドレ
スに対応するメールアドレスへ「スキャナデータがスキ
ャナデータメモリに記憶されています」というメッセー
ジ(電子メール)、即ち、スキャナデータメモリ57b
にスキャナデータが記憶されていることを示すメッセー
ジが通知された。しかしながら、かかるメールアドレス
へ通知されるメッセージは、必ずしも、スキャナデータ
メモリ57bにスキャナデータが記憶されていることを
示すメッセージに限られるものではなく、スキャナデー
タの記憶場所を通知するようにしても良い。このように
構成することにより、スキャナデータの送信先であるク
ライアントPCが通信不能であっても、そのクライアン
トPCの使用者へ、スキャナデータの記憶場所を通知す
ることができるのである。サーバPC50にLAN70
を介して接続されている装置の中にデータの記憶装置が
複数存在する場合がある。この場合には、データの記憶
場所を通知することによって、クライアントPCの使用
者に複数の記憶装置の内のいずれの装置にデータが記憶
されているのかを通知することができる。
【0084】更に、本実施例では、サーバPC50内の
HD57に、SMTPサーバプログラム57cとPOP
サーバプログラム57dとが設けられている(搭載され
ている)。しかしながら、必ずしも、SMTPサーバプ
ログラム57c及びPOPサーバプログラム57dを、
サーバPC50内に設ける必要はなく、サーバPC50
にLAN70を介して接続されている他の装置内に設け
るようにしても良い。また、SMTPサーバプログラム
57cとPOPサーバプログラム57dとを別々の装置
内に設けるようにしても良い。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載のネットワークシステムに
よれば、指定手段により指定された第1アドレスの示す
第2装置への通信データの送信は、判断手段によって、
その第2装置が通信可能であると判断された場合に、送
信手段によって行われる。即ち、その第1アドレスの示
す第2装置が通信可能である場合に行われるので、第1
装置から送信される通信データを第2装置に確実に受信
させることができるという効果がある。
【0086】請求項2記載のネットワークシステムによ
れば、請求項1記載のネットワークシステムの奏する効
果に加え、更に、判断手段により第1アドレスの示す第
2装置が通信不能であると判断された場合にも、その第
2装置が通信可能になったことが検出手段により検出さ
れると、送信手段により、その第2装置へ通信データが
送信される。よって、通信データの送信先である第2装
置が通信不能であっても、その第2装置が通信可能にな
ることを待って通信データの送信を行うので、第1装置
から送信される通信データを第2装置に確実に受信させ
ることができるという効果がある。
【0087】請求項3記載のネットワークシステムによ
れば、請求項1記載のネットワークシステムの奏する効
果に加え、更に、判断手段により第1アドレスの示す第
2装置が通信不能であると判断されると、通知手段によ
って、第1アドレスに対応つけてアドレス記憶手段に記
憶されている第2アドレスへ、通信データを記憶するデ
ータ記憶手段のアドレスが通知される。よって、通信デ
ータの送信先である第2装置が通信不能であっても、第
2装置の使用者へ、第2装置宛の通信データの記憶場所
を通知することができるという効果がある。
【0088】なお、ネットワークに接続されている複数
の第2装置に、同一の通信データを送信する場合、通信
データを記憶するアドレスの通知は、それら複数の第2
装置に対してそれぞれ行われる。しかし、通知されるア
ドレスは、通信データ自体に比べて極めて小容量である
ので、かかるアドレスを記憶する記憶媒体を有効に使用
することができるのである。
【0089】請求項4記載のネットワークシステムによ
れば、請求項1記載のネットワークシステムの奏する効
果に加え、更に、判断手段により第1アドレスの示す第
2装置が通信不能であると判断されると、通知手段によ
って、第1アドレスに対応つけてアドレス記憶手段に記
憶されている第2アドレスへ、データ記憶手段に通信デ
ータが記憶されていることを示すメッセージが通知され
る。よって、通信データの送信先である第2装置が通信
不能であっても、第2装置の使用者へ、第2装置宛の通
信データがデータ記憶手段に記憶されていることを通知
することができるという効果がある。
【0090】なお、ネットワークに接続されている複数
の第2装置に、同一の通信データを送信する場合、かか
るメッセージの通知は、それら複数の第2装置に対して
それぞれ行われる。しかし、通知されるメッセージは、
通信データ自体に比べて極めて小容量であるので、かか
るメッセージを記憶する記憶媒体を有効に使用すること
ができるのである。
【0091】請求項5記載のネットワークシステムによ
れば、請求項1から4のいずれかに記載のネットワーク
システムの奏する効果に加え、更に、通信データは、読
取手段により読み取られたスキャナデータで構成されて
いる。よって、かかるスキャナデータを確実に第2装置
へ受信させることができるので、原稿表面の文字や図形
をスキャナデータとして読み取るための煩雑な作業を1
回で済ませることができるという効果がある。
【0092】また、スキャナデータは大容量であるが、
指定手段により指定された第1アドレスの示す第2装置
が通信不能である場合には、その第1アドレスに対応つ
けてアドレス記憶手段に記憶されている第2アドレス
へ、スキャナデータを記憶するデータ記憶手段のアドレ
ス、または、データ記憶手段にスキャナデータが記憶さ
れていることを示すメッセージが通知される。これらの
アドレスまたはメッセージは、スキャナデータに比べて
その記憶容量が極めて小さいので、スキャナデータ自体
を記憶させる場合に比べて、アドレスまたはメッセージ
を記憶する記憶媒体を有効に使用することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるネットワークスキャナ
システムのブロック図である。
【図2】上記ネットワークスキャナシステムを構成する
多機能周辺装置(MFD)の電気的構成を示したブロッ
ク図である。
【図3】上記ネットワークスキャナシステムを構成する
パーソナルコンピュータ(サーバPC)の電気的構成を
示したブロック図である。
【図4】メールアドレスメモリの構成を模式的に示した
図である。
【図5】ネットワークスキャナデータベースの概念図で
ある。
【図6】多機能周辺装置(MFD)で実施されるネット
ワークスキャナ処理を示したフローチャートである。
【図7】パーソナルコンピュータ(サーバPC)で実施
されるスキャナデータ受信処理を示したフローチャート
である。
【図8】パーソナルコンピュータ(サーバPC)で実施
されるスキャナデータ送信処理を示したフローチャート
である。
【図9】パーソナルコンピュータ(クライアントPC)
で実施されるスキャナデータ受信処理を示したフローチ
ャートである。
【図10】第2実施例のネットワークスキャナシステム
を構成するパーソナルコンピュータ(サーバPC)で実
施されるスキャナデータ送信処理を示したフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 多機能周辺装置(MFD)(ネット
ワークシステムおよび第1装置の一部) 22 スキャナ(読取手段) 50 パーソナルコンピュータ(サーバP
C)(ネットワークシステムおよび第1装置の一部) 57e スキャナデータメモリ(データ記憶
手段) 57f メールアドレスメモリ(アドレス記
憶手段) 70 ローカルエリアネットワーク(LA
N)(ネットワーク) 81,82,83 パーソナルコンピュータ(クライア
ントPC)(ネットワークシステムの一部、第2装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 12/28 H04L 11/00 310Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して送信される通信デ
    ータの送信先のアドレスである第1アドレスを指定する
    指定手段を有する第1装置と、 その第1装置に前記ネットワークを介して接続され、前
    記通信データを受信する受信手段を有する第2装置とを
    備えたネットワークシステムにおいて、 指定手段により指定された第1アドレスの示す第2装置
    が通信可能であるか否かを判断する判断手段と、 その判断手段により通信可能であると判断された場合
    に、前記指定手段により指定された第1アドレスへ、前
    記通信データを送信する送信手段とを備えていることを
    特徴とするネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記判断手段により前記第1アドレスの
    示す第2装置が通信不能であると判断された場合に、そ
    の第1アドレスの示す第2装置が通信可能になったか否
    かを検出する検出手段を備えており、 前記送信手段は、その検出手段により前記第1アドレス
    の示す第2装置が通信可能になったことが検出された場
    合に、その第1アドレスの示す第2装置へ前記通信デー
    タを送信することを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】 前記通信データを記憶するデータ記憶手
    段と、 複数の前記第1アドレスに対応つけて、メッセージ等の
    通知先である第2アドレスをそれぞれ記憶するアドレス
    記憶手段と、 前記判断手段により前記第1アドレスの示す第2装置が
    通信不能であると判断された場合に、その第1アドレス
    に対応つけて前記アドレス記憶手段に記憶されている第
    2アドレスへ、通信データを記憶する前記データ記憶手
    段のアドレスを通知する通知手段とを備えていることを
    特徴とする請求項1記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記通信データを記憶するデータ記憶手
    段と、 複数の前記第1アドレスに対応つけて、メッセージ等の
    通知先である第2アドレスをそれぞれ記憶するアドレス
    記憶手段と、 前記判断手段により前記第1アドレスの示す第2装置が
    通信不能であると判断された場合に、その第1アドレス
    に対応つけて前記アドレス記憶手段に記憶されている第
    2アドレスへ、前記データ記憶手段に通信データが記憶
    されていることを示すメッセージを通知する通知手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1装置は、原稿表面の文字や図形
    をスキャナデータとして読み取る読取手段を備えてお
    り、 前記通信データは、その読取手段により読み取られたス
    キャナデータで構成されていることを特徴とする請求項
    1から4のいずれかに記載のネットワークシステム。
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