JPH11202028A - Icテスタ - Google Patents

Icテスタ

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JPH11202028A
JPH11202028A JP10005531A JP553198A JPH11202028A JP H11202028 A JPH11202028 A JP H11202028A JP 10005531 A JP10005531 A JP 10005531A JP 553198 A JP553198 A JP 553198A JP H11202028 A JPH11202028 A JP H11202028A
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JP
Japan
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test
test condition
circuit
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storing
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JP10005531A
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English (en)
Inventor
Eisaku Yamashita
栄作 山下
Takashi Omura
隆司 大村
Yasuyuki Ochi
泰之 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Renesas Semiconductor Engineering Corp
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Engineering Corp, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Renesas Semiconductor Engineering Corp
Priority to JP10005531A priority Critical patent/JPH11202028A/ja
Priority to US09/092,900 priority patent/US6223318B1/en
Publication of JPH11202028A publication Critical patent/JPH11202028A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31917Stimuli generation or application of test patterns to the device under test [DUT]
    • G01R31/31922Timing generation or clock distribution
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • G01R31/31908Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト条件の再設定の回数を少なくし、テス
ト時間の短縮が可能なICテスタを提供すること。 【解決手段】 ICテスタは、テストパターンを記憶す
るためのテストパターン記憶回路5と、テスト条件を記
憶するための遅延量記憶テーブル21と、遅延量記憶テ
ーブル21を複数の領域に分割し、分割された複数の領
域の中から領域を選択するためのオフセットアドレス発
生回路15と、遅延量記憶テーブル21の中のオフセッ
トアドレス発生回路15によって選択された領域に記憶
されるテスト条件に基づいて基準信号を遅延するための
基準信号遅延回路4と、テストパターン記憶回路5によ
って記憶されたテストパターンおよび基準信号遅延回路
4によって遅延された基準信号に基づいてテスト波形を
生成するためのテスト波形形成回路7とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC(Integrated
Circuit)の電気的特性を試験するためのICテスタに
関し、特に、複数のテスト条件を設定することが可能な
ICテスタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ICの高集積化、多機能化に伴
い、その回路規模および入出力端子数が増大する傾向に
あり、多項目にわたる測定が必要なICの電気的特性の
試験に要する時間も長くなりつつある。従来、ICの試
験にICテスタが広く使用されており、このICテスタ
の性能が試験に要する時間の短縮に大きく影響する。
【0003】図4は、従来のICテスタの概略構成を示
すブロック図である。ICテスタは、ICテスタの全体
的な制御を行なうためのCPU(Central Processing U
nit)1、テスト波形を形成する際の基準信号を生成す
るための基準信号発生回路2、被試験IC12を試験す
るときに各回路を制御するための制御回路3、基準信号
発生回路2によって生成された基準信号を遅延するため
の基準信号遅延回路4、被試験IC12のテストパター
ンを記憶するためのテストパターン記憶回路5、基準信
号遅延回路4による遅延量を記憶して出力するための遅
延量記憶回路6、基準信号遅延回路4とテストパターン
記憶回路5とから出力される信号に基づいてテスト波形
を形成するためのテスト波形形成回路7、テスト波形形
成回路7から出力される信号の電圧を増幅するための電
圧増幅回路8、電圧増幅回路8に電圧を供給するための
電圧供給回路9、入力されるデータを保持して電圧供給
回路9へ出力するためのD/A(Digital/Analog)変換
データ記憶回路10、およびCPU1が各回路にデータ
を格納等する際に使用する制御信号伝送バス13を含
む。被試験IC12の試験の際には制御回路3はテスト
パターン記憶回路5と遅延量記憶回路6とにアドレス1
4を出力する。
【0004】図4は、ICテスタの1チャンネル分の概
略構成を示しており、ICテスタは図4に示す回路を複
数有している。被試験IC12を試験する際、CPU1
は各チャンネルごとにテストパターン記憶回路5、遅延
量記憶回路6およびD/A変換データ記憶回路10にデ
ータを設定する。
【0005】まず、被試験IC12に入力されるテスト
波形を形成するプロセスから説明する。CPU1は、内
部にメモリを有しており、被試験IC12の試験仕様に
従ったテストプログラムおよびテスト条件等を記憶して
いる。CPU1は、テストプログラムを実行することに
より、複数のテスト項目に従ったテスト波形を生成して
被試験IC12へ出力している。たとえば、CPU1が
テストを実行する場合、予めテストパターン記憶回路5
にテストに必要なすべてのテストパターンを記憶してお
く。CPU1が最初のテスト項目を実行する際に、各テ
スト波形の変化時間に対応する遅延量を遅延量記憶回路
6に記憶させ、その出力波形の電圧値をD/A変換デー
タ記憶回路10に記憶させて、試験を開始する。このテ
スト項目の試験終了後、CPU1は次のテスト項目を実
行するために遅延量記憶回路6およびD/A変換データ
記憶回路10にデータを記憶させるのが一般的である。
【0006】基準信号発生回路には、被試験IC12の
試験時における基準信号を発生する回路であり、基準信
号の周期はテスト波形形成回路7によって形成されるテ
スト波形の周期に相当する。
【0007】テストパターン記憶回路5は、CPU1に
よって格納されたテスト項目のテストパターンを保持し
ており、被試験IC12の試験時には制御回路3から入
力されるアドレス信号14の変化に同期して順次テスト
パターンをテスト波形形成回路7に出力する。
【0008】遅延量記憶回路6は、CPU1によって格
納された遅延量を保持しており、被試験ICの試験時に
は制御回路3から出力されるアドレス信号14の変化に
同期して基準信遅延回路4へ遅延量を出力する。この遅
延量記憶回路6の詳細な説明は後述する。また、基準信
号遅延回路4は、遅延量記憶回路6から出力される遅延
量に基づいて基準信号発生回路2から出力される基準信
号をプログラマブルに遅延させ、テスト波形形成回路7
へ出力する。
【0009】テスト波形形成回路7は、基準信号遅延回
路4から出力される遅延基準信号に同期して、テストパ
ターン記憶回路5から出力されるテストパターンを保持
し、電圧増幅回路8へ出力する。
【0010】D/A変換データ記憶回路10は、CPU
1によって格納されたデジタルデータを保持して電圧供
給回路9へ出力する。電圧供給回路9は、このデジタル
データをアナログ電圧値に変換して電圧増幅回路8へ出
力する。電圧増幅回路8は、電圧供給回路9から出力さ
れるアナログ電圧値に基づいて、テスト波形形成回路7
から出力されるテスト波形を電圧増幅して被試験IC1
2へ出力する。
【0011】ICテスタが、1つのテスト項目を実行す
る際、まずCPU1が制御信号を伝送バス13を介し
て、テストパターン記憶回路5、遅延量記憶回路6、お
よびD/A変換データ記憶回路10にデータを記憶させ
る。そして、CPU1は、制御回路3に被試験IC12
の試験の開始の指示を出す。制御回路3は、CPU1か
ら試験開始の指示を受けると、基準信号発生回路2から
出力される基準信号に同期してテストパターン記憶回路
5および遅延量記憶回路6に出力するアドレス信号14
をインクリメントする。テストパターン記憶回路5およ
び遅延量記憶回路6は、それぞれアドレス信号14に対
応するテストパターンおよび遅延量を順次出力する。テ
スト波形形成回路7は、基準信号遅延回路4から出力さ
れる遅延基準信号とテストパターン記憶回路5から出力
されるテストパターンとに基づいてテスト波形を形成し
て電圧増幅回路8へ出力する。
【0012】以上の処理を、テスト項目ごとに順次繰返
すことにより、被試験IC12の試験が行なわれる。な
お、D/A変換データ記憶回路10は、試験前にCPU
1によって設定されるデータを試験終了まで出力し続け
るのが一般的である。
【0013】図5は、図4の遅延量記憶回路6の概略構
成を示すブロック図である。遅延量記憶回路6は、遅延
量を選択する際に使用されるポインタが記憶されるポイ
ンタ記憶回路20、基準信号遅延回路4へ出力する遅延
量を記憶するための遅延量記憶テーブル21および3ス
テートバッファ22,23を含む。
【0014】本明細書においては、遅延量記憶回路6ま
たはD/A変換データ記憶回路10などのように比較的
データの更新頻度が高い回路の中で、遅延量記憶回路6
を一例に挙げて説明することにする。
【0015】遅延量記憶テーブル21は、基準信号遅延
回路4によって使用される複数の遅延量データがCPU
1によって格納される。ポインタ記憶回路20は、遅延
量記憶テーブル21に格納される遅延量のポインタがC
PU1によって格納される。ポインタ記憶回路20は、
テストパターン記憶回路5に格納されるテストパターン
数と同じ数のデータが格納できる容量を有しており、制
御回路3から出力されるアドレス信号14に対応するデ
ータをポインタとして遅延量記憶テーブル21へ出力す
る。
【0016】CPU1は、ポインタ記憶回路20にデー
タを格納する際、3ステートバッファ22の出力をハイ
インピーダンスにし、3ステートバッファ23をオンに
してポインタ記憶回路20にCPU1からのデータを与
える。CPU1は、制御回路3を介してポインタ記憶回
路20のアドレスを順次切換えながらポインタ記憶回路
20にデータを格納する。
【0017】また、CPU1は、遅延量記憶テーブル2
1にデータを格納する際、3ステートバッファ23をハ
イインピーダンスにし、3ステートバッファ22をオン
にして制御回路3からのアドレスを遅延量記憶テーブル
21に与える。CPU1は、制御回路3を介して遅延量
記憶テーブル21にアドレスを入力して順次データを格
納する。
【0018】被試験IC12の試験時には、制御回路3
から出力されるアドレス信号14に対応するポインタを
ポインタ記憶回路20が出力し、そのポインタによって
選択された遅延量を遅延量記憶テーブル21が基準信号
遅延回路4へ出力する。なお、遅延量記憶テーブル21
は、被試験ICの種類により遅延量の設定数が異なるた
め、図5に示すように、たとえば4つの遅延量データが
必要なIC1やN個の遅延量データを必要とするIC2
に対応できるようになっている。
【0019】図6は、従来のICテスタにおける波形の
形成手順を示す図である。図6(a)に示す遅延量記憶
回路6から出力された遅延量に基づいて、基準信号遅延
回路4が図6(b)に示す基準信号を図6(c)に示す
ように遅延する。テスト波形形成回路7は、テストパタ
ーン記憶回路5から出力されるテストパターンを基準遅
延信号で保持し、図6(d)に示すテスト波形として出
力する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、IC
テスタは、被試験ICのさまざまな電気的特性を試験す
るために、さまざまなテスト条件を有するテスト項目の
実行が必要であり、これらのテスト条件はテスト項目ご
とに再設定される。しかし、複雑な機能を有するICに
おいては、テスト条件の再設定に要する時間も多大にな
る。すなわち、実際のICテスタは、図4に示す1チャ
ンネル分の回路を多数有しており、それぞれの回路にテ
スト条件を再設定する必要があるため、再設定のための
データ量が多大になる。このように、テスト条件の再設
定に要する時間が、ICの試験時間の大きな部分を占め
るという問題点があった。
【0021】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、請求項1〜6に記載の発明の目的
は、テスト時間を短縮することが可能なICテスタを提
供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のICテ
スタは、テストパターンを記憶するためのテストパター
ン記憶手段と、テスト条件を記憶するためのテスト条件
記憶手段と、テスト条件記憶手段を複数の領域に分割
し、分割された複数の領域の中から領域を選択するため
の選択手段と、テスト条件記憶手段の中の選択手段によ
って選択された領域に記憶されるテスト条件に基づいて
基準信号およびテストパターン記憶手段によって記憶さ
れたテストパターンから被試験ICに入力される波形を
生成するための生成手段とを含む。
【0023】選択手段は、テスト条件記憶手段を複数の
領域に分割し、分割された複数の領域の中から領域を選
択するので、テスト条件記憶手段に複数種類のテスト条
件を格納することができる。したがって、テスト条件記
憶手段にテスト条件を再設定する必要がなくなるので、
テストに要する時間が大幅に短縮される。
【0024】請求項2に記載のICテスタは、テストパ
ターンを記憶するためのテストパターン記憶手段と、テ
スト条件を記憶するためのテスト条件記憶手段と、テス
ト条件記憶手段を複数の領域に分割し、分割された複数
の領域の中から領域を選択するための選択手段と、テス
ト条件記憶手段の中の選択手段によって選択された領域
に記憶されるテスト条件に基づいて基準信号を遅延する
ための遅延手段と、テストパターン記憶手段によって記
憶されたテストパターンおよび遅延手段によって遅延さ
れた基準信号に基づいてテスト波形を生成するためのテ
スト波形生成手段とを含む。
【0025】選択手段は、テスト条件記憶手段を複数の
領域に分割し、分割された複数の領域の中から領域を選
択するので、テスト条件記憶手段に複数種類のテスト条
件を格納することができる。したがって、テスト条件を
再設定する時間が大幅に短縮される。
【0026】請求項3に記載のICテスタは、請求項1
または2記載のICテスタであって、選択手段はテスト
条件記憶手段へのオフセットアドレスを出力することに
より、テスト条件記憶手段を複数の領域に分割し、分割
された複数の領域の中から領域を選択する。
【0027】選択手段は、テスト条件記憶手段へのオフ
セットアドレスを出力するので、テスト条件記憶手段の
分割と選択とが容易に行なえるようになる。
【0028】請求項4に記載のICテスタは、請求項1
〜3のいずれかに記載のICテスタであって、ICテス
タはさらにテスト条件の使用頻度を算出するための使用
頻度算出手段と、使用頻度算出手段によって算出された
使用頻度に基づいて選択手段によって分割されたテスト
条件記憶手段の複数の領域へのテスト条件の格納を制御
するための制御手段とを含む。
【0029】制御手段は、使用頻度に基づいてテスト条
件の格納を制御するので、テスト条件の格納を効率よく
行なうことが可能となる。
【0030】請求項5に記載のICテスタは、請求項4
記載のICテスタであって、制御手段は、新たなテスト
条件を選択手段によって分割されたテスト条件記憶手段
の領域に格納する際、選択手段によって分割されたテス
ト条件記憶手段の領域に格納されるテスト条件の中で使
用頻度算出手段によって算出された使用頻度が最も低い
テスト条件が格納される領域に新たなテスト条件を格納
する。
【0031】制御手段は、最も使用頻度が低いテスト条
件が格納される領域に新たなテスト条件を格納するの
で、テスト条件を更新する回数が減少し、テスト条件の
格納を効率よく行なうことが可能となる。
【0032】請求項6に記載のICテスタは、請求項4
または5記載のICテスタであって、使用頻度算出手段
はテスト項目ごとに設定されるテスト条件を参照し、同
一テスト条件を検出することによって使用頻度を算出す
る。
【0033】使用頻度算出手段は、同一テスト条件を計
数することにより使用頻度を算出し、制御手段がこの使
用頻度に基づいてテスト条件の格納を制御するので、テ
ストプログラムによってテスト項目の順序やテスト条件
の再設定手順を意識する必要がなくなり、テスト条件記
憶手段へのテスト条件の格納が効率よく行なえるように
なる。
【0034】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1におけるICテスタの主要部分の概略構
成を示すブロック図である。図4および図5に示す従来
のICテスタの構成と異なる点は、CPU1によって制
御され、遅延量記憶テーブル21へのオフセットアドレ
ス(上位アドレス)を生成するためのオフセットアドレ
ス発生回路15が付加された点である。したがって、重
複する構成および機能についての詳細な説明は繰返さな
い。なお、図1に記載されていないCPU1、電圧増幅
回路8、電圧供給回路9およびD/A変換データ記憶回
路10は、図4に示す接続と同様の接続がなされている
ものとする。
【0035】オフセットアドレス発生回路15は、CP
U1の制御により、遅延量記憶テーブル21の上位アド
レスを出力する。たとえば、遅延量記憶テーブル21に
遅延量が16個格納できるとすると、オフセットアドレ
ス発生回路15は、遅延量記憶テーブル21を4分割す
るために、遅延量記憶テーブル21の上位2ビットのア
ドレスを出力する。また、ポインタ記憶回路20は、遅
延量記憶テーブル21の下位アドレス2ビットの情報を
記憶している。
【0036】被試験IC12の各テスト項目のテスト条
件数が4種類であるとすると、遅延量記憶テーブル21
には予め4テスト項目分のテスト条件を記憶することが
できることになる。したがって、CPU1が、テスト項
目ごとにオフセットアドレス発生回路15を制御して遅
延量記憶テーブル21のオフセットアドレスを切換える
ことにより、テスト条件の再設定を行なうことなしに4
項目分の試験を連続して行なえることになる。なお、本
実施の形態においては、遅延量記憶テーブル21に16
種類の遅延量を設定できるようにしているが、遅延量記
憶テーブル21の記憶容量を増やし、オフセットアドレ
ス発生回路15から出力されるオフセットアドレスの本
数を増やすことにより、さらに効率のよい試験を行なう
ことができる。
【0037】以上説明したように、本実施の形態におけ
るICテスタにおいては、テスト条件の再設定回数を少
なくすることができるので、被試験ICの試験に要する
時間を短縮することが可能となった。
【0038】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の
形態2におけるICテスタが実行するテストプログラム
と、テスト条件の使用頻度との関係を模式的に示す図で
ある。CPU1内のメモリに保持しているテストプログ
ラムは、図2(a)に示すように、テスト項目1〜テス
ト項目Nを順次実行することにより、被試験IC12の
試験を行なう。各テスト項目には、それぞれテスト条件
が定められている。したがって、テスト項目1〜テスト
項目Nに定められたテスト条件をそれぞれ比較し、一致
するテスト条件を計数することにより使用頻度を求める
ことができる。図2(b)は、テスト条件番号、テスト
項目番号および使用頻度の一例を示す図である。図2
(a)に示すように、テスト項目3とテスト項目5と
は、それぞれテスト条件3を使用しているため、図2
(b)のテスト条件番号“3”のテスト項目番号には、
“3”および“5”等が格納されており、そのときの使
用頻度が“23”であることを示している。
【0039】図3は、実施の形態2におけるICテスタ
の概略構成を示すブロック図である。本実施の形態にお
けるICテスタは、図1に示す実施の形態1におけるI
Cテスタと比較して、CPU1がテスト条件の使用頻度
に基づいて遅延量記憶テーブル21へ格納するテスト条
件を決定する点のみが異なる。したがって、重複する構
成および機能についての詳細な説明は繰返さない。
【0040】実施の形態1におけるICテスタにおいて
は、被試験IC12のテスト条件の種類が、遅延量記憶
テーブル21の記憶容量よりも多い場合、CPU1はテ
ストプログラムの実行の途中で遅延量記憶テーブル21
にテスト条件の再設定を行なって試験を続行しなければ
ならない。すなわち、先に設定したテスト条件が再び必
要となったときに、遅延量記憶テーブル21に残ってい
れば、テスト条件の再設定は不要となる。しかし、テス
ト条件の再設定時に、既に同じテスト条件を削除してい
た場合には、同じテスト条件を再設定しなければならな
い。このため、テストプログラムが複雑となり、遅延量
記憶テーブル21に複数のテスト条件を記憶できるにも
かかわらず、テストプログラムの開発が困難になるとい
う問題がある。
【0041】まず、本実施の形態におけるICテスタは
テストプログラムの実行に先立って、CPU1が最も使
用頻度の高いテスト条件から順に遅延量記憶テーブル2
1にテスト条件を格納する。そして、CPU1がテスト
プログラムを実行することによりテスト項目1〜テスト
項目Nを順次実行する際、遅延量記憶テーブル21に格
納されていないテスト条件が出現したときに、そのテス
ト条件を遅延量記憶テーブル21に格納されているテス
ト条件の中で最も使用頻度の低いテスト条件が格納され
ている領域に格納する。たとえば、図3に示すように、
遅延量記憶テーブル21に“5”,“3”,“M”およ
び“2”が格納されている場合に、テスト項目1を実行
しようとしても、テスト条件1が格納されていないの
で、最も使用頻度が低いテスト項目2が格納される領域
にテスト条件1を設定してテスト項目1を実行する。同
様に、CPU1がテスト項目2を実行する場合、遅延量
記憶テーブル21に格納されるテスト条件の中でテスト
条件1が格納される領域にテスト条件2を設定する。こ
の処理を順次繰返すことにより、使用頻度の高いテスト
条件が常に遅延量記憶テーブル21に格納されているこ
とになる。
【0042】以上説明したように、テスト条件の使用頻
度を算出し、この使用頻度に基づいて遅延量記憶テーブ
ル21にテスト条件を格納するので、テストプログラム
を作成する際、テスト項目の順序やテスト条件の再設定
の手順を意識しなくてもよくなり、さらに検査時間の短
縮が可能となった。
【0043】
【発明の効果】請求項1または2におけるICテスタに
よれば、選択手段がテスト条件記憶手段を複数の領域に
分割し、分割された複数の領域の中から領域を選択する
ようにしたので、テスト条件記憶手段に複数のテスト条
件を記憶させることが可能となり、テスト条件の再設定
の回数を少なくすることができ、テスト時間を短縮する
ことが可能となった。
【0044】請求項3におけるICテスタによれば、選
択手段が、テスト条件記憶手段へのオフセットアドレス
を出力するようにしたので、テスト条件記憶手段に容易
に複数のテスト条件を記憶させることができる。したが
って、テスト条件の再設定の回数を少なくすることがで
き、試験時間を短縮することが可能となった。
【0045】請求項4におけるICテスタによれば、制
御手段が使用頻度に基づいてテスト条件の格納を制御す
るようにしたので、使用頻度の高いテスト条件がテスト
条件記憶手段に残るようになり、テスト効率を高くする
ことが可能となった。
【0046】請求項5におけるICテスタによれば、制
御手段が新たなテスト条件をテスト条件記憶手段に格納
する際、最も使用頻度が低いテスト条件が格納される領
域に新たなテスト条件を格納するようにしたので、使用
頻度の高いテスト条件がテスト条件記憶手段に残るよう
になり、テスト効率を高くすることが可能となった。
【0047】請求項6におけるICテスタによれば、使
用頻度算出手段が同一テスト条件を計数することにより
使用頻度を算出し、制御手段がこの使用頻度に基づいて
テスト条件の格納を制御するようにしたので、テスト項
目の順序やテスト条件の再設定手順を意識せずにテスト
プログラムを作成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるICテスタの
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 テストプログラムによって実行されるテスト
項目とテスト条件の使用頻度との関係を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2におけるICテスタの
概略構成を示すブロック図である。
【図4】 従来のICテスタの概略構成を示すブロック
図である。
【図5】 従来のICテスタの遅延量記憶回路6の概略
構成を示すブロック図である。
【図6】 従来のICテスタにおけるテスト波形の形成
手順を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 基準信号発生回路、3 制御回路、4
基準信号遅延回路、5 テストパターン記憶回路、6
遅延量記憶回路、7 テスト波形形成回路、8 電圧
増幅回路、9 電圧供給回路、10 D/A変換データ
記憶回路、12被試験IC、15 オフセットアドレス
発生回路、20 ポインタ記憶回路、21 遅延量記憶
テーブル、22,23 3ステートバッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 隆司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 越智 泰之 兵庫県伊丹市瑞原四丁目1番地 菱電セミ コンダクタシステムエンジニアリング株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テストパターンを記憶するためのテスト
    パターン記憶手段と、 テスト条件を記憶するためのテスト条件記憶手段と、 前記テスト条件記憶手段を複数の領域に分割し、該分割
    された複数の領域の中から領域を選択するための選択手
    段と、 前記テスト条件記憶手段の中の前記選択手段によって選
    択された領域に記憶されるテスト条件に基づいて基準信
    号および前記テストパターン記憶手段によって記憶され
    たテストパターンから被試験ICに入力される波形を生
    成するための生成手段とを含むICテスタ。
  2. 【請求項2】 テストパターンを記憶するためのテスト
    パターン記憶手段と、 テスト条件を記憶するためのテスト条件記憶手段と、 前記テスト条件記憶手段を複数の領域に分割し、該分割
    された複数の領域の中から領域を選択するための選択手
    段と、 前記テスト条件記憶手段の中の前記選択手段によって選
    択された領域に記憶されるテスト条件に基づいて基準信
    号を遅延するための遅延手段と、 前記テストパターン記憶手段によって記憶されたテスト
    パターンおよび前記遅延手段によって遅延された基準信
    号に基づいてテスト波形を生成するためのテスト波形生
    成手段とを含むICテスタ。
  3. 【請求項3】 前記選択手段は、前記テスト条件記憶手
    段へのオフセットアドレスを出力することにより、前記
    テスト条件記憶手段を複数の領域に分割し、該分割され
    た複数の領域の中から領域を選択する、請求項1または
    2記載のICテスタ。
  4. 【請求項4】 前記ICテスタはさらに、テスト条件の
    使用頻度を算出するための使用頻度算出手段と、 前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻度に基
    づいて前記選択手段によって分割された前記テスト条件
    記憶手段の複数の領域へのテスト条件の格納を制御する
    ための制御手段とを含む、請求項1〜3のいずれかに記
    載のICテスタ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、新たなテスト条件を前
    記選択手段によって分割された前記テスト条件記憶手段
    の領域に格納する際、前記選択手段によって分割された
    前記テスト条件記憶手段の領域に格納されるテスト条件
    の中で前記使用頻度算出手段によって算出された使用頻
    度が最も低いテスト条件が格納される領域に前記新たな
    テスト条件を格納する、請求項4記載のICテスタ。
  6. 【請求項6】 前記使用頻度算出手段は、テスト項目ご
    とに設定されるテスト条件を参照し、同一テスト条件を
    検出することによって使用頻度を算出する、請求項4ま
    たは5記載のICテスタ。
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