JP2002083499A - データ書込装置、データ書込方法、試験装置、及び試験方法 - Google Patents

データ書込装置、データ書込方法、試験装置、及び試験方法

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JP2002083499A
JP2002083499A JP2001169114A JP2001169114A JP2002083499A JP 2002083499 A JP2002083499 A JP 2002083499A JP 2001169114 A JP2001169114 A JP 2001169114A JP 2001169114 A JP2001169114 A JP 2001169114A JP 2002083499 A JP2002083499 A JP 2002083499A
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dut
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JP2001169114A
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Naoyoshi Watanabe
直良 渡辺
Tetsuya Kimura
哲也 木村
Tadahiko Baba
忠彦 馬場
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に複数の電気部品にデータを書き込
む。 【解決手段】 複数のDUT1〜DUT32に共通して
書き込むべき共通データを発生するパターン発生部11
0と、DUT1〜DUT32のそれぞれに書き込むべき
個別データをそれぞれ発生する複数のメモリ130と、
共通データをDUT1〜DUT32のそれぞれに供給す
る、又はそれぞれの個別データをDUT1〜DUT32
のそれぞれに供給する複数のマルチプレクサ122とを
有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス等
の電気部品にデータを書き込むデータ書込装置、データ
書込方法、試験装置、及び試験方法に関し、特に、複数
の電気部品にデータを書き込むデータ書込装置、データ
書込方法、試験装置、及び試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリ、CPU等の半導体デバイ
スを試験する試験装置が知られており、この試験装置に
おいては、同一の半導体デバイスを多数個同時に試験す
る多数個同時測定機能を有した試験装置が知られてい
る。多数個同時測定機能を有した試験装置では、試験対
象の複数の半導体デバイスの同一のピンに対して同一の
データを入力することにより、電気的な試験を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、フラ
ッシュメモリ、フラッシュメモリを内部に有するLSI
(large‐scale integrated circuit)、CPU(central
processing unit)等の半導体デバイスにおいては、各
半導体デバイス毎に独自の識別情報(ID情報)等を持
たせて、各半導体デバイスを識別するために用いられる
ようになってきている。このため、同一の半導体デバイ
スであっても、各半導体デバイス毎に異なった情報を書
き込む必要が生じる。
【0004】近年、レーザ装置を用いたメモリセルの救
済に代わって、電気的ヒューズ構造を有し、当該電気的
ヒューズ構造を用いてメモリセルの救済を行う半導体デ
バイスが実用化されている。また、半導体デバイスの内
部に、位相同期回路を有し、電圧に応じて発信周波数を
変えることができる発信器において、当該発信周波数
を、電気的ヒューズ構造を用いて、調整することができ
る高速メモリデバイスが実用化されている。
【0005】ここで、従来の試験装置を用いて各半導体
デバイス毎に異なった情報を書き込むことを考慮する。
従来の試験装置においては、複数のDUTに書き込むデ
ータを記憶させておけば、これらデータを出力するよう
にすることは可能である。しかしながら、複数のDUT
がデバイス接触部に接触されている場合には、複数のD
UTに同一のデータが書き込まれてしまう。そこで、D
UT毎にデータを書き込む際には、例えば、デバイス接
触部にデータを書き込むDUTのみを接触させておかな
ければならないという問題が生じる。また、各DUTに
対する書込処理をシリアルに行わなければならず、デー
タを書き込む際に長時間を要するという問題が生じる。
【0006】そこで本発明は、短時間に複数の電気部品
にデータを書き込むことのできるデータ書込装置、デー
タ書込方法、試験装置、及び試験方法を提供することを
目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項
に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属
項は本発明のさらなる有利な具体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、複数の電気部品にデータを書き込むデータ
書込装置であって、複数の電気部品に共通して供給すべ
き共通データを発生するパターン発生部と、複数の電気
部品のそれぞれに供給すべき個別データを発生する個別
データ発生部と、共通データ又は個別データのいずれか
を選択する複数の第1選択部と、複数の選択部が選択し
た共通データ又は個別データを複数の電気部品のそれぞ
れに供給する複数の第1供給部とを備える。
【0008】パターン発生部は、複数の電気部品にデー
タを書き込ませる制御をする書込制御信号をさらに発生
し、当該書込制御信号を電気部品に供給してもよい。
【0009】共通データ又は個別データのいずれを電気
部品に書き込むかを制御する選択制御信号を複数の選択
部に出力する選択制御部をさらに備え、複数の選択部の
ぞれぞれは、選択制御信号に基づいて、共通データ又は
個別データのいずれかを選択してもよい。
【0010】複数の選択部のそれぞれが選択した共通デ
ータ又は個別データを遅延させるタイミングを発生する
タイミング発生部と、タイミング発生部が発生したタイ
ミングに基づいて、複数の選択部のそれぞれが選択した
共通データ又は個別データをそれぞれ遅延させる複数の
波形整形部とをさらに備えてもよい。
【0011】タイミング発生部は、第1の周期を有する
第1タイミング信号を発生する第1基準遅延発生部と、
第2の周期を有する第2タイミング信号を発生する第2
基準遅延発生部とを有し、波形整形部は、第1タイミン
グ信号及び/又は第2タイミング信号に基づいて、共通
データ又は個別データを遅延させてもよい。
【0012】波形整形部は、第1タイミング信号に基づ
いて、共通データ又は個別データの立ち上がりのタイミ
ングを遅延させ、第2タイミング信号に基づいて、共通
データ又は個別データの立ち下がりのタイミングを遅延
させてもよい。
【0013】波形整形部は、共通データ又は個別データ
を、第1の周期及び第2の周期より短い時間遅延させる
微小遅延制御部をさらに有してもよい。
【0014】微小遅延制御部は、複数の波形整形部のそ
れぞれが出力する信号のスキューを補正する補正値を格
納する補正メモリを含み、補正メモリに格納された補正
値に基づいて、共通データ又は個別データを遅延させて
もよい。
【0015】個別データ発生部は、複数の電気部品のそ
れぞれに供給すべき複数の個別データ、及び複数の電気
部品において複数の個別データのそれぞれを書き込むべ
きアドレスを示す複数のアドレス信号を発生し、複数の
第1供給部のそれぞれは、複数の電気部品のそれぞれ
に、複数の個別データのそれぞれを供給し、複数の電気
部品のそれぞれに、複数のアドレス信号のそれぞれを供
給する複数の第2供給部をさらに備えてもよい。
【0016】第1選択部及び第1供給部を含む第1電気
部品毎処理部と、第2供給部を含む第2電気部品毎処理
部とをさらに備え、第2供給部は、第1電気部品毎処理
部を介して個別データ発生部から受け取ったアドレス信
号を電気部品に供給してもよい。
【0017】電気部品は、アドレスと対応づけられたメ
モリセルを有するメモリであり、不良のメモリセルを検
出する検出部をさらに備え、個別データ発生部は、検出
部が検出した不良のメモリセルのアドレス情報、及びア
ドレス情報を書き込むべきメモリセルのアドレスを示す
アドレス信号を発生し、第1供給部は、アドレス情報を
メモリに供給し、第2供給部は、アドレス信号をメモリ
に供給してもよい。
【0018】電気部品は、アドレスと対応づけられたメ
モリセルを有するメモリであり、個別データ発生部は、
不良のメモリセルを検出する検出部が検出した不良のメ
モリセルのアドレス情報を発生し、電気部品の動作モー
ドを、メモリセルの救済を行うリペアモードに設定する
モード設定情報を発生するモード設定情報発生部と、第
1選択部及び第1供給部を含む第1電気部品毎処理部
と、第1電気部品毎処理部を介して個別データ発生部及
びモード設定情報発生部のそれぞれから受け取ったアド
レス情報及びモード設定情報のそれぞれを電気部品に供
給する第2供給部とをさらに備えてもよい。
【0019】本発明の第2の形態によると、複数の電気
部品にデータを書き込むデータ書込方法であって、複数
の電気部品に共通して供給すべき共通データを発生する
パターン発生段階と、複数の電気部品のそれぞれに供給
すべき個別データを発生する個別データ発生段階と、共
通データ又は個別データのいずれかを選択する複数の第
1選択段階と、複数の選択段階において選択された共通
データ又は個別データを複数の電気部品のそれぞれに供
給する複数の第1供給段階とを備える。
【0020】本発明の第3の形態によると、複数の電気
部品を同時に試験する試験装置であって、複数の電気部
品に共通して書き込む共通データと、電気部品から出力
されると期待される期待値データとを発生するパターン
発生部と、共通データを複数の電気部品に供給するとと
もに、複数の電気部品から出力される出力データを受け
取る接触部と、接触部が複数の電気部品のそれぞれから
受け取った出力データと期待値データとをそれぞれ比較
する複数の比較部と、複数の比較部のそれぞれによる比
較結果に基づいた情報を、複数の電気部品のそれぞれに
ほぼ同時に供給する複数の比較結果供給部とを有する。
【0021】比較部による比較結果を電気部品のピンの
並びに合わせて記憶する記憶部と、記憶部に記憶された
比較結果を所定の並びに並び替える並替部とをさらに備
えてもよい。
【0022】本発明の第4の形態によると、複数の電気
部品を同時に試験する試験方法であって、複数の電気部
品に共通して書き込む共通データと、電気部品から出力
されると期待される期待値データとを発生するパターン
発生ステップと、共通データを複数の電気部品に供給す
るとともに、複数の電気部品から出力される出力データ
を受け取る供給受取ステップと、供給受取ステップで複
数の電気部品のそれぞれから受け取った出力データと期
待値データとをそれぞれ比較する比較ステップと、比較
ステップにおける、それぞれの比較結果に基づいた情報
を、複数の電気部品のそれぞれにほぼ同時に供給する比
較結果供給ステップとを備える。
【0023】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0025】図1は、本発明の一実施形態に係るデータ
書込装置の一例としての試験装置の構成図である。本試
験装置100は、電気部品の一例としてのフラッシュメ
モリをDUT(Device Under Testing)とし、複数の同
一のDUTに対して同時に試験を行う試験装置であり、
選択制御部の一例としてのパターン発生部(PG)11
0と、複数のDUT毎処理部120と、第1供給部の一
例としてのドライバ部140と、コンパレータ部150
と、接触部160と、テスタ制御部170とを有する。
ここで、電気部品とは、電流又は電圧に応じて所定の作
用を行う部品をいい、例えば、メモリ、IC(Integrat
ed Circuit)やLSI(Large‐Scale Integrated circ
uit)のような能動素子から成る半導体部品のみなら
ず、受動素子、各種センサー等の部品も含み、さらに、
これら部品を結合して一つのパッケージに収めた部品
や、これら部品をプリント基板に装着して所定の機能を
実現したブレッドボード等の部品も含む。
【0026】パターン発生部110は、DUTを制御す
る制御信号と、DUTに対するアクセスを行うアドレス
を示すアドレス信号と、複数のDUTに共通して書き込
ませるデータ信号と、DUTから出力されると期待され
る期待値信号と、DUT毎処理部120を制御する制御
信号とを出力する。本実施形態では、DUTを制御する
制御信号としては、例えば、DUTにデータを書き込ま
せることを指示する書込制御信号の一例であるWE制御
信号があり、DUT毎処理部120を制御する制御信号
(コントロール信号)としては、DUTに対して共通し
たデータ(共通データ)を書き込ませるか、又はDUT
毎の個別のデータ(個別データ)を書き込ませるかを制
御する選択制御信号(選択コントロール信号)と、比較
結果をメモリ130に格納させるか否かを制御する格納
制御信号とがある。本実施形態では、選択制御信号が”
1”(ハイ)の場合は、DUTのそれぞれに対して個別
データを書き込むことを示し、選択制御信号が”0”
(ロウ)の場合は、複数のDUTに共通データを書き込
むことを示す。なお、本実施形態のDUTは、WE制御
信号が”0”の場合(アクティブの場合)に入力される
データの書込み処理を行い、WE制御信号が”1”の場
合にデータの読み出し処理を行う。
【0027】DUT毎処理部120は、選択部の一例と
してのマルチプレクサ(MUX)122と、波形整形部
124と、制御部126と、アドレスポインタ128
と、個別データ発生部、比較結果供給部、及び記憶部の
一例としてのメモリ130と、比較部132と、変換部
134とを有する。マルチプレクサ122は、制御部1
26の指示に基づいて、パターン発生部110から出力
される共通データとメモリ130から出力される個別デ
ータとを選択して波形整形部124に渡す。また、マル
チプレクサ122は、パターン発生部110から供給さ
れるDUTを制御する制御信号と、DUTに対するアク
セスを行うアドレスを示すアドレス信号とを、そのまま
波形整形部124に出力する。
【0028】波形整形部124は、マルチプレクサ12
2から入力された、WE制御信号、アドレス信号、及び
共通データ又は個別データ等の波形を所定の形式に整形
してドライバ部140に出力する。制御部126は、パ
ターン発生部110から供給された選択制御信号に基づ
いて、所定のデータを選択する指示をマルチプレクサ1
22に指示する。また、制御部126は、個別データを
選択させる指示を行った場合には、アドレスポインタ1
28に、次の個別データのアドレスを出力させるように
指示を行う。また、制御部126は、パターン発生部1
10から供給された格納制御信号に基づいて、メモリ1
30に比較部132から入力される比較結果を格納させ
る指示を行う。本実施形態では、制御部126は、選択
制御信号が”1”の時には、メモリ130から出力され
た個別データを選択する指示を行う一方、選択信号が”
0”の時には、パターン発生部110からの共通データ
を選択する指示を行う。
【0029】アドレスポインタ128は、出力すべきデ
ータのアドレス値をメモリ130に供給する。本実施形
態では、アドレスポインタ128は、制御部126の指
示に基づいて出力するアドレス値を更新する。メモリ1
30は、DUTに格納する個別データを記憶する。ま
た、メモリ130は、制御部126から比較結果の格納
指示を受けた場合に比較部132により出力される比較
結果を記憶する。本実施形態では、メモリ130は、D
UTのピンに対応させて比較結果を格納する。また、メ
モリ130は、DUTのピンの並びに対応させて個別デ
ータを記憶する。
【0030】比較部132は、パターン発生部110か
ら入力される期待値信号と、コンパレータ部150を介
して入力されるDUTからの出力信号とが一致するか否
かを比較し、比較結果を出力する。この比較によると、
期待値信号と、出力信号とが一致する場合には、DUT
が正常であると判断することができる。変換部134
は、メモリ130に格納されているピンの並びに基づい
た比較結果を予め決められた所定の並びに変換する。ま
た、変換部134は、所定の並びの個別データをDUT
のピンの並びに基づいた変換を行う。ここで、所定の並
びとは、例えば、ユーザが通常使用するデータの並びの
ことをいう。これにより、テスタ制御部170において
は、DUTのピンの並びを考慮することなく処理を行う
ことができる。
【0031】ドライバ部140は、波形整形部124に
よって整形された信号を所定の電圧レベルにして接触部
160に供給する。コンパレータ部150は、接触部1
60から受信した信号を所定の電圧との比較に基づいた
データとして比較部132に供給する。接触部160
は、ドライバ部140から受信した各種信号を当該接触
部160に接触される複数のDUT(本実施形態では、
DUT1〜32)の所定のピンに入力するようになって
いると共に、複数のDUTの所定のピンから出力される
信号をコンパレータ部150に出力するようになってい
る。
【0032】テスタ制御部170は、各部の制御や処理
を行う。テスタ制御部170は、例えば、DUTに格納
する個別データを図示しない入力部から受け付けてメモ
リ130に格納する。また、テスタ制御部170は、メ
モリ130から変換部134を介して比較結果を取り出
し、当該比較結果に基づいて所定の処理を行い、処理結
果を変換部134を介してメモリ130に格納する。本
実施形態では、テスタ制御部170は、各DUTの比較
結果を、各DUT毎に一意の比較結果識別情報と対応付
けて図示しない記憶部に格納するとともに、当該比較結
果識別情報を変換部134を介してメモリ130に渡
す。これによって、他の装置において各DUTに格納さ
れた比較結果識別情報を検出することにより、図示しな
い記憶部の比較結果を特定することができ、比較結果に
基づいた処理、例えば、メモリを救済する処理等を実行
することができる。
【0033】また、他の実施形態においては、各DUT
が図示しない当該記憶部を有し、当該比較結果識別情報
および当該比較結果が、当該記憶部に格納されてもよ
い。当該記憶部は、DUTの個別情報を格納する領域内
に設けられるのが好ましい。各DUTが、当該比較結果
識別情報および当該比較結果を格納することにより、各
DUTに格納された情報だけで、各DUTの試験やメモ
リセルの救済などを行うことができる。
【0034】次に本実施形態に係る試験装置の動作を説
明する。まず、複数のDUTにデータを書き込む動作を
説明する。ここで、各メモリ130には、DUTに個別
に書き込む個別データ、例えば、各DUTを識別するた
めの識別IDが書き込まれているものとする。
【0035】試験装置100において、各DUTに共通
なデータを書き込む場合には、パターン発生部110
が、DUTに書き込ませる制御を行うWE制御信号と、
データを書き込むアドレスを示すアドレス信号と、複数
のDUTに共通して書き込ませるデータ信号と、共通デ
ータを複数のDUTに書き込ませる制御を行う選択制御
信号とを複数のDUT毎処理部120に出力する。
【0036】各DUT毎処理部120において、制御部
126が共通データを複数のDUTに書き込ませる制御
を行う選択制御信号を受け取り、マルチプレクサ122
にパターン発生部110から出力された共通データを選
択する指示を出力する。マルチプレクサ122は、パタ
ーン発生部110から出力された共通データを選択して
波形整形部124に出力するとともに、WE制御信号
と、アドレス信号とを波形整形部124に出力する。波
形整形部124は、各信号を所定の波形に整形してドラ
イバ部140及び接触部160を介して各DUTに供給
する。これによって、各DUT1〜32には、共通のデ
ータが書き込まれることになる。
【0037】WE制御信号は、各DUTに対して個別に
供給してもよい。例えば、32個のDUTを試験するテ
スタにおいて、32個のDUTのうち、20個のDUT
に個別データを書き込む場合や、また、20個のDUT
だけを試験する場合に、各DUTに対して、個別にWE
制御信号を供給してよい。また、例えば、複数のDUT
を試験するときに、試験結果に応じて、個別データを書
き込まないDUTがある場合、各DUTに対して、WE
制御信号を個別に制御することにより、個別データを書
き込むDUTに対して、WE制御信号を供給すればよ
い。
【0038】また、各DUT毎に個別のデータを書き込
む場合には、パターン発生部110がDUTに書き込ま
せる制御を行うWE制御信号と、データを書き込むアド
レスを示すアドレス信号と、複数のDUTに共通して書
き込ませるデータ信号と、個別データを各DUTに書き
込ませる制御を行う選択制御信号とを複数のDUT毎処
理部120に出力する。
【0039】各DUT毎処理部120において、制御部
126が個別データを各DUTに書き込ませる制御を行
う選択制御信号を受け取り、マルチプレクサ122にメ
モリ130から出力された個別データを選択する指示を
出力する。この際、制御部126は、アドレスポインタ
128により出力されるアドレスを更新する指示(本例
では加算する指示)を行う。マルチプレクサ122は、
メモリ130から出力された個別データを選択して波形
整形部124に出力するとともに、WE制御信号と、ア
ドレス信号とを波形整形部124に出力する。波形整形
部124は、各信号を所定の波形に整形してドライバ部
140及び接触部160を介して各DUTに供給する。
これによって、各DUT1〜32には、ほぼ同時に個別
データが書き込まれることになる。したがって、複数の
DUTに異なるデータを短時間で格納することができ
る。また、個別データのデータ量が大きく、メモリ13
0において格納できない場合には、メモリ130を用い
て、DUTに個別データを複数回書き込んでもよい。
【0040】一般に電気部品の試験を行う工程や、電気
部品に識別情報を記憶させる工程は、当該電気部品を出
荷する前に行われるが、これらの工程を試験装置により
実現することで、各工程間において、DUTの差し替え
等を行う必要がなく、短時間に電気部品の試験及び電気
部品への識別情報の書込みを行うことができる。
【0041】図2は、本発明の一実施形態に係る試験装
置の動作を説明する図である。図2に示すように本試験
装置においては、時刻T1に示すように、パターン発生
部110から共通データを選択させる選択制御信号、す
なわち、”0”が出力される場合には、パターン発生部
110からのデータがDUTに入力される。また、時刻
T2に示すように、パターン発生部110から個別デー
タを選択させる選択制御信号、すなわち、”1”が出力
される場合には、メモリ130からの個別データがDU
Tに入力される。そして、この場合には、次のサイクル
においてアドレスポインタ128から出力されるアドレ
スが更新されることとなる。これにより、時刻T3にお
いて、メモリ130から出力される個別データが次の個
別データとなる。
【0042】図3は、各メモリ130に格納された個別
データの例を示す図である。図3(a)は、DUT1用
のDUT毎処理部120のメモリ130に格納された個
別データを示し、図3(b)は、DUT2用のDUT毎
処理部120のメモリ130に格納された個別データを
示し、図3(c)は、DUT3用のDUT毎処理部12
0のメモリ130に格納された個別データを示し、図3
(d)は、DUT32用のDUT毎処理部120のメモ
リ130に格納された個別データを示す。
【0043】図3に示すように、DUT1用のDUT毎
処理部120のメモリ130には、アドレスNには1W
−DATA1が格納され、アドレスN+1には2W−D
ATA1が格納されている。また、DUT2用のDUT
毎処理部120のメモリ130には、アドレスNには、
1W−DATA2が格納され、アドレスN+1には、2
W−DATA2が格納されている。また、DUT3用の
DUT毎処理部120のメモリ130には、アドレスN
には、1W−DATA3が格納され、アドレスN+1に
は2W−DATA3が格納されている。また、DUT3
2用のDUT毎処理部120のメモリ130には、アド
レスNには、1W−DATA32が格納され、アドレス
N+1には、2W−DATA32が格納されている。
【0044】図4は、本発明の一実施形態に係る試験装
置においてDUTに入力される信号を説明する図であ
る。図4は、図3に示す個別データが格納されている場
合においてDUTに入力される信号である。図4に示す
ように、本試験装置によると、パターン発生部110か
ら出力されたアドレス信号(ADD)及びWE制御信号
(/WE)がそのまま複数のDUTに入力される。ま
た、本試験装置によると、パターン発生部110が選択
制御信号を”1”として出力した場合には、メモリ13
0に格納された個別データが各DUTに入力される。し
たがって、DUT1には、DUT1用のDUT毎処理部
120のメモリ130におけるアドレスNに格納されて
いる1W−DATA1が入力される。同様にして、DU
T2には1W−DATA2が入力され、DUT3には1
W−DATA3が入力され、DUT32には1W−DA
TA32が入力される。なお、この際には、アドレスポ
インタ128がアドレスNを出力しているものとする。
【0045】その後、パターン発生部110が選択制御
信号を”1”として出力した場合には、メモリ130に
格納された次の個別データが各DUTに入力される。す
なわち、DUT1には、DUT1用のDUT毎処理部1
20のメモリ130におけるアドレスN+1に格納され
ている2W−DATA1が入力される。同様にして、D
UT2には2W−DATA2が入力され、DUT3には
2W−DATA3が入力され、DUT32には2W−D
ATA32が入力される。このようにして、各DUTに
異なるデータが入力される。
【0046】次に、本実施形態に係る試験装置による複
数のDUTの試験を行い、試験結果に基づいて各DUT
にデータを書き込む動作を説明する。試験装置100に
おいて、パターン発生部110が、DUTに書き込ませ
る制御を行うWE制御信号と、データを書き込むアドレ
スを示すアドレス信号と、複数のDUTに共通して書き
込ませるデータ信号と、共通データを複数のDUTに書
き込ませる制御を行う選択制御信号とを複数のDUT毎
処理部120に出力する。
【0047】各DUT毎処理部120において、制御部
126が共通データを複数のDUTに書き込ませる制御
を行う選択制御信号を受け取り、マルチプレクサ122
にパターン発生部110から出力された共通データを選
択する指示を出力する。マルチプレクサ122は、パタ
ーン発生部110から出力された共通データを波形整形
部124に出力するとともに、WE制御信号と、アドレ
ス信号とを波形整形部124に出力する。波形整形部1
24は、各信号を所定の波形に整形してドライバ部14
0及び接触部160を介して各DUTに供給する。これ
によって、各DUT1〜32には、共通のデータが書き
込まれることになる。
【0048】次いで、パターン発生部110が、DUT
からデータを読み出す制御を行うWE制御信号と、デー
タを読み出すアドレスを示すアドレス信号と、DUTか
ら出力されると期待される期待値データと、比較結果を
メモリ130に格納させることを制御する格納制御信号
とを複数のDUT毎処理部120に出力する。
【0049】各DUT毎処理部120において、制御部
126が比較結果をメモリ130に格納させることを制
御する格納制御信号を受け取り、メモリ130に比較部
132から出力される比較結果を格納する指示を出力す
る。マルチプレクサ122は、パターン発生部110か
ら出力された、WE制御信号と、アドレス信号とを波形
整形部124に出力する。波形整形部124は、各信号
を所定の波形に整形してドライバ部140及び接触部1
60を介して各DUTに供給する。これによって、各D
UT1〜32から記憶されているデータが読み出される
ことになる。次いで、各DUT毎処理部120の比較部
132が接触部160及びコンパレータ部150を介し
て読み出したデータを受け取り、当該読み出したデータ
と期待値データとを比較し、一致するか否かの比較結果
を出力する。メモリ130は、比較部132から出力さ
れた比較結果を格納する。
【0050】次いで、テスタ制御部170が変換部13
4を介してメモリ130から各DUTについての比較結
果を受け取る。次いで、テスタ制御部170が各DUT
毎の比較結果を当該DUTを一意に示す識別情報と対応
付けて図示しない記憶部に格納するとともに、当該識別
情報を当該DUT用のDUT毎処理部120のメモリ1
30に変換部134を介して格納する。
【0051】その後、パターン発生部110がDUTに
書き込ませる制御を行うWE制御信号と、データを書き
込むアドレスを示すアドレス信号と、複数のDUTに共
通して書き込ませるデータ信号と、個別データを各DU
Tに書き込ませる制御を行う選択制御信号とを複数のD
UT毎処理部120に出力する。
【0052】各DUT毎処理部120において、制御部
126が個別データを各DUTに書き込ませる制御を行
う選択制御信号を受け取り、マルチプレクサ122にメ
モリ130から出力された個別データを選択する指示を
出力する。マルチプレクサ122は、メモリ130から
出力された個別データ、すなわち識別情報を波形整形部
124に出力するとともに、WE制御信号と、アドレス
信号とを波形整形部124に出力する。波形整形部12
4は、各信号を所定の波形に整形してドライバ部140
及び接触部160を介して各DUTに供給する。したが
って、各DUT1〜32には、識別情報が書き込まれる
ことになる。これによって、後の工程において、DUT
の識別情報を読み出すことにより、図示しない記憶部に
格納された比較結果を特定することができ、当該比較結
果を用いた処理、例えばメモリ中のセルの救済処理を行
うことができる。
【0053】上記したように、複数のDUTに異なるデ
ータを短時間で格納することができる。また、各DUT
の比較結果を他の装置において容易に利用することがで
きる。また、このようにDUTに識別情報を格納し、当
該識別情報に対応する比較結果を図示しない記憶部へ格
納しているので、DUTに格納すべきデータ量を抑える
ことができる。
【0054】図5は、本発明の他の実施形態に係るデー
タ書込装置の一例としての試験装置の構成図である。試
験装置100は、図1において説明した構成の他に、不
良の発生したアドレスや個別データの情報を記憶する個
別データ発生部の一例としてのフェイルメモリ(FM)
200と、選択部の一例としてのマルチプレクサ(MU
X)202とをさらに備えてもよい。例えば、DUT毎
に書き込む個別データの情報量が、メモリ130より大
きい場合に、図5に示すように、マルチプレクサ122
およびマルチプレクサ202で、各DUTに書き込む個
別データの入力をフェイルメモリ200に切り替えるこ
とにより、フェイルメモリ200に格納された個別デー
タをDUTに書き込んでよい。
【0055】本実施例において、フェイルメモリ200
は、DUTに書き込む個別データをマルチプレクサ12
2に供給する。マルチプレクサ122は、制御部126
からの指示に応じて、マルチプレクサ202から出力さ
れた個別データを選択することにより、DUTに書き込
む個別データを波形整形部124に出力する。
【0056】フェイルメモリ200は、所定のビットに
対して、試験を禁止する情報を有するMASK信号を出
力してもよい。フェイルメモリ200は、テストサイク
ル毎にパターン発生部110から出力されたアドレス信
号を受け取る。そして、フェイルメモリ200は、テス
トサイクル毎に、個別データまたはMASK信号を、マ
ルチプレクサ202に出力する。
【0057】パターン発生部110から出力されるコン
トロール信号により、制御部126は、マルチプレクサ
122およびマルチプレクサ202をテストサイクル毎
に制御し、フェイルメモリ200からDUTに個別デー
タの書き込みの指示を出力する。また、制御部126
は、フェイルメモリ200が出力する信号に応じて、マ
ルチプレクサ202に制御信号を出力することにより、
フェイルメモリ200が出力した信号が、個別データで
ある場合には、マルチプレクサ202は、出力先として
マルチプレクサ122を選択し、また、フェイルメモリ
200が出力した信号がMASK信号である場合には、
マルチプレクサ202は、出力先として比較部132を
選択する。
【0058】本実施形態に係る試験装置100によれ
ば、DUT毎処理部120が有するメモリ130に比べ
て、非常に大きな記憶領域を有するフェイルメモリ20
0をさらに備えることにより、多量の個別データを格納
することができるため、救済処理を行うべきDUT中の
不良なメモリセルのアドレスの情報等を格納することが
できる。
【0059】図6は、本発明の他の実施形態に係るデー
タ書込装置の一例としての試験装置の構成図である。試
験装置100は、図5において説明した構成の他に、D
UTに書き込むべき共有データ又は個別データを遅延さ
せるタイミングを発生するタイミング発生部105をさ
らに備えてもよい。タイミング発生部105は、システ
ムクロックに基づいて、所望の周期を有するタイミング
信号を生成し、波形整形部124に出力する。波形整形
部124は、タイミング発生部105が出力したタイミ
ング信号に基づいて、DUTに書き込むべき共有データ
又は個別データをそれぞれ遅延させてドライバ部140
に出力する。
【0060】また、タイミング発生部105は、システ
ムクロックに基づいて、複数のタイミング信号を生成
し、波形整形部124に出力する。そして、波形整形部
124は、タイミング発生部105が出力した複数のタ
イミング信号に基づいて、DUTに書き込むべき共有デ
ータ又は個別データをそれぞれ遅延させてドライバ部1
40に出力する。
【0061】図7は、タイミング発生部105及び波形
整形部124の構成図である。タイミング発生部105
は、第1の周期を規定する基準遅延情報を格納する第1
基準遅延設定メモリ214と、第1基準遅延設定メモリ
214に格納された基準遅延情報に基づいて、第1の周
期を有する第1タイミング信号を発生する第1基準遅延
発生部210と、第2の周期を規定する基準遅延情報を
格納する第2基準遅延設定メモリ216と、第2基準遅
延設定メモリ216に格納された基準遅延情報にもとづ
いて、第2の周期を有する第2タイミング信号を発生す
る第2基準遅延発生部212とを有する。
【0062】また、波形整形部124は、DUTに供給
する個別データ又は共有データの遅延を制御する波形制
御部218と、波形制御部218の指示に基づいて、D
UTに供給する個別データ又は共有データを遅延するタ
イミングとして、第1基準遅延発生部210が発生した
第1タイミング信号を選択する第1基準遅延選択部22
0と、波形制御部218の指示に基づいて、DUTに供
給する個別データ又は共有データを遅延するタイミング
として、第2基準遅延発生部212が発生した第2タイ
ミング信号を選択する第2基準遅延選択部222と、第
1タイミング信号の第1の周期及び第2タイミング信号
の第2の周期より短い時間遅延させる微小遅延制御部2
24とを有する。
【0063】さらに、微小遅延制御部224は、微小な
遅延時間を遅延させる第1可変遅延回路部262及び第
2可変遅延回路部264と、複数の波形整形部124の
それぞれが出力する信号のスキューを補正する補正値を
格納する補正メモリの一例としてのレジスタ230、2
32、234、及び236と、加算器238、240、
242、及び244と、論理素子246、248、25
0、252、254、256、258、及び260と、
RSラッチ266とを有する。
【0064】波形制御部218は、マルチプレクサ12
2から出力された個別データ又は共有データに基づい
て、DUTに供給する個別データ又は共有データの立ち
上がり及び立ち下がりとして用いるタイミングを、第1
基準遅延選択部220及び第2基準遅延選択部222に
指示する。そして、第1基準遅延選択部220及び第2
基準遅延選択部222は、波形制御部218の指示に基
づいて、DUTに供給する個別データ又は共有データを
遅延するタイミングを出力する。
【0065】以下、第1基準遅延発生部210が出力す
る第1タイミング信号に基づいて、DUTに供給する共
通データ又は個別データの立ち上がりのタイミングを遅
延させ、第2基準遅延発生部212が出力する第2タイ
ミング信号に基づいて、DUTに供給する共通データ又
は個別データの立ち下がりのタイミングを遅延させる場
合について、波形整形部124の動作の一例を説明す
る。
【0066】第1基準遅延選択部220は、第1タイミ
ング信号(A1)を論理素子258に出力する。さら
に、第1基準遅延選択部220は、マルチプレクサ12
2出力された個別データ又は共通データに基づいて、第
1タイミング信号が有する第1の周期より短い遅延時間
を示す微小遅延時間データ(A2)を加算器238及び
240に出力する。さらに、第1基準遅延選択部220
は、常に”0”である信号(A3)を論理素子260に
出力する。また、第2基準遅延選択部222は、第2タ
イミング信号(B3)を論理素子260に出力する。さ
らに、第2基準遅延選択部222は、マルチプレクサ1
22出力された個別データ又は共通データに基づいて、
第2タイミング信号が有する第2の周期より短い遅延時
間を示す微小遅延時間データ(B2)を加算器242及
び244に出力する。さらに、第2基準遅延選択部22
2は、常に”0”である信号(B1)を論理素子258
に出力する。
【0067】次に、加算器238は、第1基準遅延選択
部220が出力した微小遅延時間データ(A2)と、レ
ジスタ230に格納された、DUT毎処理部120の出
力信号の立ち上がりに関するスキューを補正するスキュ
ー補正データとを加算した微小遅延データ(A4)を、
論理素子246に出力する。また、加算器240は、第
1基準遅延選択部220が出力した微小遅延時間データ
(A2)と、レジスタ232に格納された、DUT毎処
理部120の出力信号の立ち下がりに関するスキューを
補正するスキュー補正データとを加算した微小遅延デー
タ(A5)、論理素子248に出力する。また、加算器
242は、第2基準遅延選択部222が出力した微小遅
延時間データ(B2)と、レジスタ234に格納され
た、DUT毎処理部120の出力信号の立ち上がりに関
するスキューを補正するスキュー補正データとを加算し
た微小遅延データ(B4)を、論理素子250に出力す
る。また、加算器244は、第2基準遅延選択部222
が出力した微小遅延時間データ(B2)と、レジスタ2
36に格納された、DUT毎処理部120の出力信号の
立ち下がりに関するスキューを補正するスキュー補正デ
ータとを加算した微小遅延データ(B5)を、論理素子
252に出力する。
【0068】次に、論理素子246は、第1基準遅延選
択部220が出力した第1タイミング信号(A1)と、
加算器238が出力した微小遅延データ(A4)との論
理積を論理素子254に出力する。つまり、本例におい
て、論理素子246は、第1タイミング信号(A1)に
同期させて微小遅延データ(A4)を出力する。また、
論理素子248は、第1基準遅延選択部220が出力し
た信号(A3)と、加算器240が出力した微小遅延デ
ータ(A5)との論理積を論理素子256に出力する。
つまり、本例において、信号(A3)は常に”0”であ
るので、論理素子246は、常に”0”である信号(A
6)を出力する。また、論理素子250は、第2基準遅
延選択部222が出力した信号(B1)と、加算器24
2が出力した微小遅延データ(B4)との論理積を論理
素子254に出力する。つまり、本例において、信号
(B1)は常に”0”であるので、論理素子250は、
常に”0”である信号(B6)を出力する。また、論理
素子252は、第2基準遅延選択部222が出力した第
2タイミング信号(B3)と、加算器244が出力した
微小遅延データ(B5)との論理積を論理素子256に
出力する。つまり、本例において、論理素子252は、
第2タイミング信号(B3)に同期させて微小遅延デー
タ(B5)を出力する。
【0069】次に、論理素子258は、第1基準遅延選
択部220が出力した第1タイミング信号(A1)と、
第2基準遅延選択部222が出力した信号(B1)との
論理和を第1可変遅延回路部262に出力する。つま
り、本例において、信号(B1)は常に”0”であるの
で、論理素子258は、第1タイミング信号(A1)を
第1可変遅延回路部262に出力する。また、論理素子
260は、第1基準遅延選択部220が出力した信号
(A3)と、第2基準遅延選択部222が出力した信号
(B3)との論理和を第2可変遅延回路部262に出力
する。つまり、本例において、信号(A3)は常に”
0”であるので、論理素子260は、第2タイミング信
号(B3)を第2可変遅延回路部264に出力する。
【0070】また、論理素子254は、論理素子246
が出力した微小遅延データ(A4)と、論理素子250
が出力した信号(B6)との論理和を第1可変遅延回路
部262に出力する。つまり、本例において、信号(B
6)は常に”0”であるので、論理素子254は、微小
遅延データ(A4)を第1可変遅延回路部262に出力
する。また、論理素子256は、論理素子248が出力
した信号(A6)と、論理素子252が出力した信号
(B5)との論理和を第2可変遅延回路部264に出力
する。つまり、本例において、信号(A6)は常に”
0”であるので、論理素子256は、微小遅延データ
(B5)を第2可変遅延回路部264に出力する。
【0071】次に、第1可変遅延回路部262は、論理
素子258が出力した第1タイミング信号(A1)を、
微小遅延データ(A4)に基づいて遅延させ、RSラッ
チ266に出力する。また、第2可変遅延回路部264
は、論理素子260が出力した第2タイミング信号(B
3)を、微小遅延データ(B5)に基づいて遅延させ、
RSラッチ266に出力する。そして、RSラッチ26
6は、微小遅延データ(A4)に基づいて遅延された第
1タイミング信号(A1)をトリガとして立ち上げら
れ、微小遅延データ(B5)に基づいて遅延された第2
タイミング信号(B1)をトリガとして立ち下げられた
信号を出力し、ドライバ部140に供給する。
【0072】第1基準遅延発生部210が出力する第1
タイミング信号に基づいて、DUTに供給する共通デー
タ又は個別データの立ち下がりのタイミングを遅延さ
せ、第2基準遅延発生部212が出力する第2タイミン
グ信号に基づいて、DUTに供給する共通データ又は個
別データの立ち上がりのタイミングを遅延させてもよ
い。また、第1基準遅延発生部210が出力する第1タ
イミング信号、又は第2基準遅延発生部212が出力す
る第2タイミング信号のどちらか一方に基づいて、DU
Tに供給する共通データ又は個別データの立ち上がり及
び立ち下がりのタイミングを遅延させてもよい。
【0073】本実施形態においては、論理素子246、
248、250、及び252は、論理積回路であり、論
理素子254、256、258、及び260は、論理和
回路であるが、他の例において、他の論理素子の構成で
あっても、本実施形態における微小遅延制御部224と
同一の機能を実現できることは明らかである。
【0074】本実施形態に係る試験装置100によれ
ば、複数のDUT毎処理部120のそれぞれが有する複
数の波形整形部124に対して、DUTに書き込むべき
共有データ又は個別データを遅延させるタイミングを供
給するタイミング発生部105を備えることにより、複
数のDUT毎処理部120のそれぞれがタイミング発生
部を備える必要がなくなり、ハードウェア規模を軽減す
ることができる。
【0075】図8は、本発明の他の実施形態に係るデー
タ書込装置の一例としての試験装置の構成図である。試
験装置100は、図6において説明した構成の他に、第
2電気部品毎処理部の一例としての複数のDUT毎処理
部270と、第2供給部の一例としてのドライバ部28
0とをさらに備える。また、第1電気部品毎処理部の一
例としてのDUT毎処理部120は、比較部132がD
UTへのデータの書き込みが完了した場合に、過剰な書
き込みを禁止するためのWE制御信号を発生する書込禁
止制御部284と、フェイルメモリ200が発生する個
別データ及び書込禁止制御部284が出力するWE制御
信号のいずれかを選択して出力するマルチプレクサ(M
UX)282とをさらに有する。
【0076】また、第2電気部品毎処理部の一例として
のDUT毎処理部270は、選択部の一例としてのマル
チプレクサ(MUX)272、及び波形整形部274と
を有する。DUT毎処理部120は、例えばドライバ及
びコンパレータを含むドライバコンパレータボードであ
ってよく、DUT毎処理部270は、例えばドライバを
含むドライバボードであってよい。
【0077】検出部の一例としての比較部132は、パ
ターン発生部110から入力される期待値信号と、コン
パレータ部150を介して入力されるDUTからの出力
信号とを比較することにより、DUTが有する不良のメ
モリセルを検出し、当該不良メモリセルのアドレス情報
をフェイルメモリ200に格納する。フェイルメモリ2
00は、複数のDUTのそれぞれに供給すべき複数の個
別データとして、比較部132によって検出された不良
メモリセルのアドレス情報、及び当該アドレス情報を書
き込むべきアドレスを示すアドレス信号とを発生する。
そして、ドライバ部140は、フェイルメモリ200か
ら出力され、DUT毎処理部120を介して入力された
アドレス情報をDUTに供給する。また、ドライバ部2
80は、フェイルメモリ200から出力され、DUT毎
処理部120及びDUT毎処理部270を介して入力さ
れたアドレス信号をDUTに供給する。
【0078】具体的には、フェイルメモリ200は、発
生した個別データをDUT毎処理部120が有するマル
チプレクサ282に出力する。そして、マルチプレクサ
282は、フェイルメモリ200が発生した個別データ
を、DUT毎処理部270が有するマルチプレクサ27
2に出力する。マルチプレクサ272は、制御部126
の指示に基づいて、パターン発生部110から出力され
る共通データとメモリ130から出力される個別データ
とを選択して波形整形部274に出力する。波形整形部
274は、マルチプレクサ272から出力された共通デ
ータ又は個別データをドライバ部280に出力する。そ
して、ドライバ部280は、マルチプレクサ272から
出力された共通データ又は個別データをDUTに供給す
る。
【0079】また、モード設定情報発生部の一例として
のパターン発生部110は、DUTの動作モードを、メ
モリセルの救済を行うリペアモードに設定するモード設
定情報を発生する。そして、DUTにモード設定情報が
入力された場合、DUTは、アドレス情報が示すメモリ
セルのヒューズに高電流を供給することによりヒューズ
の切断を行い、不良なメモリセルを冗長セルに置換し、
メモリセルの救済を行う。また、試験装置100は、D
UTにモード設定情報を入力した後、ヒューズを切断す
るヒューズ切断パルスを入力し、DUTの不良メモリセ
ルのヒューズを切断してもよい。
【0080】また、他の例では、ドライバ部280は、
フェイルメモリ200及びパターン発生部110のそれ
ぞれから出力され、DUT毎処理部120及びDUT毎
処理部270を介して入力されたアドレス情報及びモー
ド設定情報のそれぞれをDUTに供給してもよい。DU
Tは、入力されたアドレス情報をレジスタに記憶し、レ
ジスタに記憶されたアドレス情報に基づいて、ヒューズ
の切断処理を行ってもよい。
【0081】本実施形態係る試験装置100によれば、
フェイルメモリ200が発生した個別データを、ドライ
バボードであるDUT毎処理部270に供給するための
パスを設けることにより、フェイルメモリ200が発生
した個別データをドライバボードであるDUT毎処理部
270からDUTに供給することができる。したがっ
て、非常に大きな記憶領域を有するフェイルメモリ20
0を有効に利用することができる。
【0082】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0083】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば複数の電気部品に短時間にデータを書き込むこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る試験装置の構成図
である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る試験装置における
動作を説明する図である。
【図3】 本発明の一実施形態に係る記憶部に格納され
たデータを説明する図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係る試験装置における
DUTに入力される信号を説明する図である。
【図5】 本発明の他の実施形態に係る試験装置の構成
図である。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る試験装置の構成
図である。
【図7】 タイミング発生部105及び波形整形部12
4の構成図である。
【図8】 本発明の他の実施形態に係る試験装置の構成
図である。
【符号の説明】
100 試験装置 105 タイ
ミング発生部 110 パターン発生部 120 DU
T毎処理部 122 マルチプレクサ 124 波形
整形部 126 制御部 128 アド
レスポインタ 130 メモリ 132 比較
部 134 変換部 140 ドラ
イバ部 150 コンパレータ部 160 接触
部 170 テスタ制御部 200 フェ
イルメモリ 202 マルチプレクサ 210 第1
基準遅延発生部 212 第2基準遅延発生部 214 第1
基準遅延設定メモリ 216 第2基準遅延設定メモリ 218 波形
制御部 220 第1基準遅延選択部 222 第2
基準遅延選択部 224 微小遅延制御部 230 補正
メモリ 238 加算器 262 第1
可変遅延回路部 264 第2可変遅延回路部 266 RS
ラッチ 270 DUT毎処理部 272 マル
チプレクサ 274 波形整形部 280 ドラ
イバ部 282 マルチプレクサ 284 書込
禁止制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 Y (72)発明者 馬場 忠彦 東京都練馬区旭町1丁目32番1号株式会社 アドバンテスト内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB04 AC03 AD06 AE06 AE08 AE14 AE18 AE22 AG01 AG08 AL09 AL25 5B003 AA05 AB05 AC06 AD03 5L106 AA10 DD01 DD21 DD22 GG07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気部品にデータを書き込むデー
    タ書込装置であって、 複数の前記電気部品に共通して供給すべき共通データを
    発生するパターン発生部と、 複数の前記電気部品のそれぞれに供給すべき個別データ
    を発生する個別データ発生部と、 前記共通データ又は前記個別データのいずれかを選択す
    る複数の第1選択部と、 複数の前記選択部が選択した前記共通データ又は前記個
    別データを複数の前記電気部品のそれぞれに供給する複
    数の第1供給部とを備えることを特徴とするデータ書込
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パターン発生部は、複数の前記電気
    部品にデータを書き込ませる制御をする書込制御信号を
    さらに発生し、当該書込制御信号を前記電気部品に供給
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ書込装
    置。
  3. 【請求項3】 前記共通データ又は前記個別データのい
    ずれを前記電気部品に書き込むかを制御する選択制御信
    号を複数の前記選択部に出力する選択制御部をさらに備
    え、 複数の前記選択部のぞれぞれは、前記選択制御信号に基
    づいて、前記共通データ又は前記個別データのいずれか
    を選択することを特徴とする請求項1に記載のデータ書
    込装置。
  4. 【請求項4】 複数の前記選択部のそれぞれが選択した
    前記共通データ又は前記個別データを遅延させるタイミ
    ングを発生するタイミング発生部と、 前記タイミング発生部が発生した前記タイミングに基づ
    いて、複数の前記選択部のそれぞれが選択した前記共通
    データ又は前記個別データをそれぞれ遅延させる複数の
    波形整形部とをさらに備えることを特徴とする請求項1
    に記載のデータ書込装置。
  5. 【請求項5】 前記タイミング発生部は、 第1の周期を有する第1タイミング信号を発生する第1
    基準遅延発生部と、 第2の周期を有する第2タイミング信号を発生する第2
    基準遅延発生部とを有し、 前記波形整形部は、前記第1タイミング信号及び/又は
    前記第2タイミング信号に基づいて、前記共通データ又
    は前記個別データを遅延させることを特徴とする請求項
    4に記載のデータ書込装置。
  6. 【請求項6】 前記波形整形部は、前記第1タイミング
    信号に基づいて、前記共通データ又は前記個別データの
    立ち上がりのタイミングを遅延させ、前記第2タイミン
    グ信号に基づいて、前記共通データ又は前記個別データ
    の立ち下がりのタイミングを遅延させることを特徴とす
    る請求項5に記載のデータ書込装置。
  7. 【請求項7】 前記波形整形部は、前記共通データ又は
    前記個別データを、前記第1の周期及び前記第2の周期
    より短い時間遅延させる微小遅延制御部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項5に記載のデータ書込装置。
  8. 【請求項8】 前記微小遅延制御部は、複数の前記波形
    整形部のそれぞれが出力する信号のスキューを補正する
    補正値を格納する補正メモリを含み、前記補正メモリに
    格納された前記補正値に基づいて、前記共通データ又は
    前記個別データを遅延させることを特徴とする請求項7
    に記載のデータ書込装置。
  9. 【請求項9】 前記個別データ発生部は、複数の前記電
    気部品のそれぞれに供給すべき複数の前記個別データ、
    及び複数の前記電気部品において複数の前記個別データ
    のそれぞれを書き込むべきアドレスを示す複数のアドレ
    ス信号を発生し、 複数の前記第1供給部のそれぞれは、複数の前記電気部
    品のそれぞれに、複数の前記個別データのそれぞれを供
    給し、 複数の前記電気部品のそれぞれに、複数の前記アドレス
    信号のそれぞれを供給する複数の第2供給部をさらに備
    えることを特徴とする請求項1に記載のデータ書込装
    置。
  10. 【請求項10】 前記第1選択部及び前記第1供給部を
    含む第1電気部品毎処理部と、 前記第2供給部を含む第2電気部品毎処理部とをさらに
    備え、 前記第2供給部は、前記第1電気部品毎処理部を介して
    前記個別データ発生部から受け取った前記アドレス信号
    を前記電気部品に供給することを特徴とする請求項9に
    記載のデータ書込装置。
  11. 【請求項11】 前記電気部品は、アドレスと対応づけ
    られたメモリセルを有するメモリであり、 不良の前記メモリセルを検出する検出部をさらに備え、 前記個別データ発生部は、前記検出部が検出した不良の
    前記メモリセルのアドレス情報、及び前記アドレス情報
    を書き込むべき前記メモリセルのアドレスを示す前記ア
    ドレス信号を発生し、 前記第1供給部は、前記アドレス情報を前記メモリに供
    給し、 前記第2供給部は、前記アドレス信号を前記メモリに供
    給することを特徴とする請求項9に記載のデータ書込装
    置。
  12. 【請求項12】 前記電気部品は、アドレスと対応づけ
    られたメモリセルを有するメモリであり、 前記個別データ発生部は、不良の前記メモリセルを検出
    する検出部が検出した不良の前記メモリセルのアドレス
    情報を発生し、 前記電気部品の動作モードを、前記メモリセルの救済を
    行うリペアモードに設定するモード設定情報を発生する
    モード設定情報発生部と、 前記第1選択部及び前記第1供給部を含む第1電気部品
    毎処理部と、 前記第1電気部品毎処理部を介して前記個別データ発生
    部及び前記モード設定情報発生部のそれぞれから受け取
    った前記アドレス情報及び前記モード設定情報のそれぞ
    れを前記電気部品に供給する第2供給部とをさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載のデータ書込装置。
  13. 【請求項13】 複数の電気部品にデータを書き込むデ
    ータ書込方法であって、 複数の前記電気部品に共通して供給すべき共通データを
    発生するパターン発生段階と、 複数の前記電気部品のそれぞれに供給すべき個別データ
    を発生する個別データ発生段階と、 前記共通データ又は前記個別データのいずれかを選択す
    る複数の第1選択段階と、 複数の前記選択段階において選択された前記共通データ
    又は前記個別データを複数の前記電気部品のそれぞれに
    供給する複数の第1供給段階とを備えることを特徴とす
    るデータ書込方法。
  14. 【請求項14】 複数の電気部品を同時に試験する試験
    装置であって、 複数の前記電気部品に共通して書き込む共通データと、
    前記電気部品から出力されると期待される期待値データ
    とを発生するパターン発生部と、 前記共通データを複数の前記電気部品に供給するととも
    に、複数の前記電気部品から出力される出力データを受
    け取る接触部と、 前記接触部が複数の前記電気部品のそれぞれから受け取
    った出力データと前記期待値データとをそれぞれ比較す
    る複数の比較部と、 複数の前記比較部のそれぞれによる比較結果に基づいた
    情報を、複数の前記電気部品のそれぞれにほぼ同時に供
    給する複数の比較結果供給部とを有することを特徴とす
    る試験装置。
  15. 【請求項15】 前記比較部による比較結果を前記電気
    部品のピンの並びに合わせて記憶する記憶部と、 前記記憶部に記憶された前記比較結果を所定の並びに並
    び替える並替部とをさらに備えることを特徴とする請求
    項14に記載の試験装置。
  16. 【請求項16】 複数の電気部品を同時に試験する試験
    方法であって、 複数の前記電気部品に共通して書き込む共通データと、
    前記電気部品から出力されると期待される期待値データ
    とを発生するパターン発生ステップと、 前記共通データを複数の前記電気部品に供給するととも
    に、複数の前記電気部品から出力される出力データを受
    け取る供給受取ステップと、 供給受取ステップで複数の前記電気部品のそれぞれから
    受け取った出力データと前記期待値データとをそれぞれ
    比較する比較ステップと、 前記比較ステップにおける、それぞれの比較結果に基づ
    いた情報を、複数の前記電気部品のそれぞれにほぼ同時
    に供給する比較結果供給ステップとを備えることを特徴
    とする試験方法。
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