JPH09152470A - 高速データ取り込み装置及びic試験装置 - Google Patents

高速データ取り込み装置及びic試験装置

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JPH09152470A
JPH09152470A JP7335801A JP33580195A JPH09152470A JP H09152470 A JPH09152470 A JP H09152470A JP 7335801 A JP7335801 A JP 7335801A JP 33580195 A JP33580195 A JP 33580195A JP H09152470 A JPH09152470 A JP H09152470A
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JP
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data
fail
memory
speed clock
address
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JP7335801A
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English (en)
Inventor
Tadashi Fukuzaki
正 福崎
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アクセスタイムの長いメモリを使ってこれよ
りも短いアクセスタイムでデータを書き込めるようにす
る。インターリーブ補正動作を行わなくても、各フェイ
ルメモリに同時に同じデータを高速で書き込めるように
する。 【解決手段】 メモリ57のデータ入力端子にそれぞれ
データ保持手段を設ける。各データ保持手段はデータ供
給手段から高速クロックに同期して順次供給されて来る
データを異なるタイミングの低速クロックに同期したタ
イミングで低速クロックの1サイクルタイムだけ保持す
る。タイミング発生手段53は高速クロックをM分周し
て得られた低速クロックを高速クロックの1サイクルタ
イムずつ遅らせてデータ保持手段に順次出力するので、
各データ保持手段には順次ずれたタイミングでデータが
保持される。また、タイミング発生手段53は全データ
保持手段がデータを保持した後にライトイネーブル信号
WEをメモリ57に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリに高速にデ
ータを取り込むことのできる高速データ取り込み装置及
びそれを用いてフェイルメモリに高速にデータを取り込
むことのできるIC試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】性能や品質の保証されたICデバイスを
最終製品として出荷するためには、製造部門、検査部門
の各工程でICデバイスの全部又は一部を抜き取り、そ
の電気的特性を検査する必要がある。IC試験装置はこ
のような電気的特性を検査する装置である。IC試験装
置は、被測定ICに所定の試験用パターンデータを与
え、それによる被測定ICの出力データを読み取り、被
測定ICの基本的動作及び機能に問題が無いかどうかを
被測定ICの出力データから不良情報を解析し、電気的
特性を検査している。IC試験装置における試験は直流
試験(DC測定試験)とファンクション試験(FC測定
試験)とに大別される。直流試験は被測定ICの入出力
端子にDC測定手段から所定の電圧又は電流を印加する
ことにより、被測定ICの基本的動作に不良が無いかど
うかを検査するものである。一方、ファンクション試験
は被測定ICの入力端子にパターン発生手段から所定の
試験用パターンデータを与え、それによる被測定ICの
出力データを読み取り、被測定ICの基本的動作及び機
能に問題が無いかどうかを検査するものである。すなわ
ち、ファンクション試験は、アドレス、データ、書込み
イネーブル信号、チップセレクト信号などの被測定IC
の各入力信号の入力タイミングや振幅などの入力条件な
どを変化させて、その出力タイミングや出力振幅などを
試験したりするものである。
【0003】図3は従来のIC試験装置の概略構成を示
すブロック図である。IC試験装置は大別してテスタ部
50とIC取付装置70とから構成される。テスタ部5
0は制御手段51、DC測定手段52、タイミング発生
手段53、パターン発生手段54、ピン制御手段55、
ピンエレクトロニクス56、フェイルメモリ57及び入
出力切替手段58から構成される。テスタ部50はこの
他にも種々の構成部品を有するが、本明細書中では必要
な部分のみが示されている。テスタ部50とIC取付装
置70との間は、IC取付装置70の全入出力端子数
(m個)に対応する複数本(m本)の同軸ケーブル等か
ら成る信号線によって接続され、端子と同軸ケーブルと
の間の接続関係は図示していないリレーマトリックスに
よって対応付けられており、各種信号の伝送が所定の端
子と同軸ケーブルとの間で行なわれるように構成されて
いる。なお、この信号線は、物理的にはIC取付装置7
0の全入出力端子数mと同じ数だけ存在する。IC取付
装置70は、複数個の被測定IC71をソケットに搭載
できるように構成されている。被測定IC71の入出力
端子とIC取付装置70の入出力端子とはそれぞれ1対
1に対応付けられて接続されている。例えば、入出力端
子数28個の被測定IC71を10個搭載可能なIC取
付装置70の場合は、全体で280個の入出力端子を有
することになる。
【0004】制御手段51はIC試験装置全体の制御、
運用及び管理等を行うものであり、マイクロプロセッサ
構成になっている。従って、図示していないが、制御手
段51はシステムプログラムを格納するROMや各種デ
ータ等を格納するRAM等を有する。制御手段51は、
DC測定手段52、タイミング発生手段53、パターン
発生手段54、ピン制御手段55及びフェイルメモリ5
7にテスタバス(データバス、アドレスバス、制御バ
ス)69を介して接続されている。制御手段51は、直
流試験用のデータをDC測定手段52に、ファンクショ
ン試験開始用のタイミングデータをタイミング発生手段
53に、テストパターン発生に必要なプログラムや各種
データ等をパターン発生手段54に、期待値データ等を
ピン制御手段55に、それぞれ出力する。この他にも制
御手段51は各種のデータをテスタバス69を介してそ
れぞれの構成部品に出力している。また、制御手段51
は、DC測定手段52内の内部レジスタ、フェイルメモ
リ57及びピン制御手段55内のパス/フェイル(PA
SS/FAIL)レジスタ63Pから試験結果を示すデ
ータ(直流データやパス/フェイルデータPFD)を読
み出して、それらを解析し、被測定IC71の良否を判
定する。
【0005】DC測定手段52は、制御手段51からの
直流試験データを受け取り、これに基づいてIC取付装
置70の被測定IC71に対して直流試験を行う。DC
測定手段52は制御手段51から測定開始信号を入力す
ることによって、直流試験を開始し、その試験結果を示
すデータを内部レジスタへ書込む。DC測定手段52は
試験結果データの書込みを終了するとエンド信号を制御
手段51に出力する。内部レジスタに書き込まれたデー
タはテスタバス69を介して制御手段51に読み取ら
れ、そこで解析される。このようにして直流試験は行わ
れる。また、DC測定手段52はピンエレクトロニクス
56のドライバ64及びアナログコンパレータ65に対
して基準電圧VIH,VIL,VOH,VOLを供給す
る。タイミング発生手段53は、制御手段51からのタ
イミングデータを内部メモリに記憶し、それに基づいて
パターン発生手段54、ピン制御手段55及びフェイル
メモリ57に高速の動作クロックCLKを出力すると共
にデータの書込及び読出のタイミング信号PHをピン制
御手段55やフェイルメモリ57に出力する。従って、
パターン発生手段54及びピン制御手段55の動作速度
は、この高速動作クロックCLKによって決定し、被測
定IC71に対するデータ書込及び読出のタイミングは
このタイミング信号PHによって決定する。また、フェ
イルメモリ57に対するパス/フェイルデータPFDの
書込タイミングもこのタイミング信号PHによって決定
する。従って、フォーマッタ60からピンエレクトロニ
クス56に出力される試験信号P2、及びI/Oフォー
マッタ61から入出力切替手段58に出力される切替信
号P6の出力タイミングもタイミング発生手段53から
の高速動作クロックCLK及びタイミング信号PHに応
じて制御される。また、タイミング発生手段53は、パ
ターン発生手段54からのタイミング切替用制御信号C
Hを入力し、それに基づいて動作周期や位相等を適宜切
り替えるようになっている。
【0006】パターン発生手段54は、制御手段51か
らのパターン作成用のデータ(マイクロプログラム又は
パターンデータ)を入力し、それに基づいたパターンデ
ータPDをピン制御手段55のデータセレクタ59に出
力する。すなわち、パターン発生手段54はマイクロプ
ログラム方式に応じた種々の演算処理によって規則的な
試験パターンデータを出力するプログラム方式と、被測
定ICに書き込まれるデータと同じデータを内部メモリ
(パターンメモリと称する)に予め書き込んでおき、そ
れを被測定ICと同じアドレスで読み出すことによって
不規則(ランダム)なパターンデータ(期待値データ)
を出力するメモリストアド方式で動作する。プログラム
方式は被測定ICがRAM(Random Acces
s Memory)等の揮発性メモリの試験に対応し、
メモリストアド方式はROM(Read Only M
emory)等の不揮発性メモリの試験に対応してい
る。なお、メモリストアド方式の場合でも被測定ICに
供給されるアドレスの発生はプログラム方式で行われ
る。
【0007】ピン制御手段55はデータセレクタ59、
フォーマッタ60、I/Oフォーマッタ61、コンパレ
ータロジック回路62及びパス/フェイル(PASS/
FALI)レジスタ63Pから構成される。データセレ
クタ59は、各種の試験信号作成データ(アドレスデー
タ・書込データ)P1、切替信号作成データP5及び期
待値データP4を記憶したメモリで構成されており、パ
ターン発生手段54からのパターンデータをアドレスと
して入力し、そのアドレスに応じた試験信号作成データ
P1及び切替信号作成データP5をフォーマッタ60及
びI/Oフォーマッタ61に、期待値データP4をコン
パレータロジック回路62にそれぞれ出力する。フォー
マッタ60は、フリップフロップ回路及び論理回路が多
段構成されたものであり、データセレクタ59からの試
験信号作成データ(アドレスデータ・書込データ)P1
を加工して所定の印加波形を作成し、それを試験信号P
2としてタイミング発生手段53からのタイミング信号
PHに同期したタイミングでピンエレクトロニクス56
のドライバ64に出力する。I/Oフォーマッタ61も
フォーマッタ60と同様にフリップフロップ回路及び論
理回路の多段構成されたものであり、データセレクタ5
9からの切替信号作成データP5を加工して所定の印加
波形を作成し、それを切替信号P6としてタイミング発
生手段53からのタイミング信号PHに同期したタイミ
ングで入出力切替手段58に出力する。
【0008】コンパレータロジック回路62は、ピンエ
レクトロニクス56のアナログコンパレータ65からの
デジタルの読出データP3と、データセレクタ59から
の期待値データP4とを比較判定し、その判定結果を示
すパス/フェイルデータPFDをパス/フェイルレジス
タ63P及びフェイルメモリ57に出力する。パス/フ
ェイルレジスタ63Pは、ファンクション試験において
コンパレータロジック回路62によってフェイル(FA
IL)と判定されたかどうかを記憶するレジスタであ
り、IC取付装置70に搭載可能な被測定IC71の個
数に対応したビット数で構成されている。すなわち、被
測定IC71がIC取付装置70に最大32個搭載可能
な場合には、パス/フェイルレジスタ63Pは32ビッ
ト構成となる。このパス/フェイルレジスタ63Pの対
応するビットがハイレベル“1”のパス(PASS)の
場合にはその被測定IC71は良品であると判定され、
ローレベル“0”のフェイル(FAIL)の場合にはそ
の被測定IC71には何らかの欠陥があり、不良品であ
ると判定される。従って、その不良箇所を詳細に解析す
る場合にはフェイルメモリ57を用いる必要がある。
【0009】ピンエレクトロニクス56は、複数のドラ
イバ64及びアナログコンパレータ65から構成され
る。ドライバ64及びアナログコンパレータ65はIC
取付装置70のそれぞれの入出力端子に対して1個ずつ
設けられており、入出力切替手段58を介していずれか
一方が接続されるようになっている。入出力切替手段5
8は、I/Oフォーマッタ61からの切替信号P6に応
じてドライバ64及びアナログコンパレータ65のいず
れか一方と、IC取付装置70の入出力端子との間の接
続状態を切り替えるものである。すなわち、IC取付装
置70の入出力端子の数がm個の場合、ドライバ64、
アナログコンパレータ65及び入出力切替手段58はそ
れぞれm個で構成される。但し、メモリIC等を測定す
る場合には、アドレス端子やチップセレクト端子等に対
してはアナログコンパレータは必要ないので、アナログ
コンパレータ及び入出力切替手段の数が少ない場合もあ
る。
【0010】ドライバ64は、IC取付装置70の入出
力端子、すなわち被測定IC71のアドレス端子、デー
タ入力端子、チップセレクト端子、ライトイネーブル端
子等の信号入力端子に、入出力切替手段58を介して、
ピン制御手段55のフォーマッタ60からの試験信号P
2に応じたハイレベル“H”又はローレベル“L”の信
号を印加し、所望のテストパターンを被測定IC71に
書き込む。アナログコンパレータ65は、被測定IC7
1のデータ出力端子から入出力切替手段58を介して出
力される信号を入力し、それをタイミング発生手段53
からのストローブ信号(図示せず)のタイミングで基準
電圧VOH,VOLと比較し、その比較結果をハイレベ
ル“PASS”又はローレベル“FAIL”のデジタル
の読出データP3としてコンパレータロジック回路62
に出力する。通常、アナログコンパレータ65は基準電
圧VOH用と基準電圧VOL用の2つのコンパレータか
ら構成されるが、図では省略してある。
【0011】フェイルメモリ57は、コンパレータロジ
ック回路62から出力されるパス/フェイルデータPF
Dをパターン発生手段54からのアドレス信号ADに対
応したアドレス位置にタイミング発生手段53からのタ
イミング信号PHの入力タイミングで記憶するものであ
る。フェイルメモリ57は被測定IC71と同程度の記
憶容量を有する随時読み書き可能なCMOS(Comp
lementaryMOS)のSRAMで構成されてお
り、被測定IC71が不良だと判定された場合にその不
良箇所などを詳細に解析する場合に用いられるものであ
る。従って、通常の簡単な良否判定においては、このフ
ェイルメモリ57は使用されることはない。また、フェ
イルメモリ57は、IC取付装置70のデータ出力端子
に固定的に対応するデータ入出力端子を有する。例え
ば、IC取付装置70の全入出力端子数が280個であ
り、その中の160個がデータ出力端子である場合に
は、フェイルメモリ57はこのデータ出力端子数と同じ
か又はそれ以上のデータ入力端子を有するメモリで構成
される。このフェイルメモリ57に記憶されたパス/フ
ェイルデータPFDは制御手段51によって読み出さ
れ、図示していないデータ処理用のメモリに転送され、
解析される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなIC試験
装置においては、フェイルメモリ57は容量が大きいの
で、比較的安価なCMOSのSRAMで構成されてい
る。従って、高速で試験を行う場合にはインタリーブ書
込み動作にてパス/フェイルデータPFDを書き込まな
ければならない。そして、このフェイルメモリ57に格
納されたパス/フェイルデータPFDは制御手段51に
よって読み出され、図示していないデータ処理用のメモ
リに転送され、そこで不良情報の詳細な解析を行ってい
た。ところが、最近ではフェイルメモリ57に格納され
たパス/フェイルデータPFDをコンパレータロジック
回路62の判定マスクや被測定IC71に印加する際の
期待値データとして使用することを前提としたIC試験
装置が開発されている。従って、このようなIC試験装
置ではインターリーブ書込み動作にてパス/フェイルデ
ータPFDを一旦格納した後に、高速のインタリーブ読
出し動作に備えてフェイルメモリ57を構成する各セク
ションのメモリの内容を全て同じにする必要がある。例
えば、図4に示すように被測定IC71Aが全部で16
のアドレスで構成され、その中の8ヵ所がフェイルデー
タFだと仮定する。図ではこのフェイルの箇所に「F」
の文字が付してある。従って、この被測定IC71Aを
試験し、そのパス/フェイルデータPFDを4Wayイ
ンターリーブ動作にて4セクション構成のフェイルメモ
リ57A〜57Dに格納すると、フェイルデータ「F」
は各フェイルメモリ57A〜57Dに分散されて格納さ
れることになる。このように各フェイルメモリ57A〜
57Dの内容が異なるとインターリーブ読出し動作を行
うことができないので、フェイルメモリ57A〜57D
の内容を同じにするため、各フェイルメモリ57A〜5
7Dの内容のオア論理情報を一旦別のバッファメモリ5
7Eに書き込み、今度はそのバッファメモリ57Eの内
容を各フェイルメモリ57A〜57Dに逆に書き込むと
いう動作を行っていた。従って、この2回の書込み動作
(以下、インターリーブ補正動作という)に要する時間
が全体の試験時間に占める割合が大きいため、IC試験
装置全体のスループット向上の障害となっていた。
【0013】第1の発明は、アクセスタイムの長いメモ
リを使ってこれよりも短いアクセスタイムでデータを書
き込むことのできる高速データ取り込み装置を提供する
ことを目的とする。第2の発明は、インターリーブ補正
動作を行わなくても、各フェイルメモリに同時に同じデ
ータを高速で書き込むことのできるIC試験装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る高速デ
ータ取り込み装置は、M個(Mは2のN乗(Nは正の整
数))のデータ入力端子を少なくとも有し、そこから入
力するデータを記憶するメモリと、前記メモリの各デー
タ入力端子に設けられ、それぞれ異なるタイミングの低
速クロックに同期してデータを保持するM個のデータ保
持手段と、前記メモリに記憶されるべきデータを高速ク
ロックに同期して前記M個のデータ保持手段に共通に供
給するデータ供給手段と、前記高速クロックを前記デー
タ供給手段に出力すると共に、前記高速クロックをM分
周することによって得られる低速クロックの1サイクル
タイム内において、前記低速クロックを前記高速クロッ
クの1サイクルタイムに相当する時間ずつ遅らせること
によって前記異なるタイミングの低速クロックを生成し
て前記M個のデータ保持手段に出力し、前記M個のデー
タ保持手段の全てがデータを保持した後に前記データ保
持手段に保持されているデータを前記メモリに同時に書
き込むためのライトイネーブル信号を前記メモリに出力
するタイミング発生手段と、前記M分周することによっ
て得られる低速クロックに同期して前記メモリにアドレ
スを供給するアドレス供給手段とを具えたものである。
【0015】メモリは低速クロックに同期して読み書き
動作することはできるが、高速クロックに同期して動作
することはできない。メモリのM個のデータ入力端子に
それぞれ設けられたデータ保持手段は、それぞれ異なる
タイミングの低速クロックに同期してデータ供給手段か
ら高速クロックに同期して順次供給されて来るデータを
低速クロックの1サイクルタイムだけ保持する。このと
き、タイミング発生手段は、高速クロックをM分周する
ことによって得られる低速クロックを高速クロックの1
サイクルタイムに相当する時間ずつ遅らせることによっ
て、それぞれ異なるタイミングの低速クロックをデータ
保持手段に順次出力するので、各データ保持手段にはデ
ータ供給手段から高速クロックに同期して供給されて来
るデータが順次低速クロックの1サイクルタイムに相当
する時間だけ保持されるようになる。タイミング発生手
段は、M個のデータ保持手段がデータを保持した後にそ
の保持されているデータをメモリに同時に書き込むため
のライトイネーブル信号をメモリに出力する。このと
き、アドレス供給手段は低速クロックに同期してアドレ
スを供給している関係上、メモリのアドレスは十分に確
定しているので、メモリはライトイネーブル信号の入力
によってデータ保持手段に保持されているデータを同時
に記憶することができる。これによって、高速クロック
に同期して読み書き動作の行えなかったメモリに対し
て、高速クロックに同期したタイミングでデータを取り
込むことができるようになる。
【0016】第2の発明に係るIC試験装置は、被測定
ICメモリのアドレスを指定するための指定アドレス、
この指定アドレスに書込むべきパターンデータ等から構
成される試験信号を所定の条件に従って高速クロックに
同期して発生する試験信号発生手段と、前記被測定IC
メモリに対して前記試験信号に応じたパターンデータを
書き込み、書き込まれたパターンデータを前記指定アド
レスに応じて読み出す読み書き制御手段と、この読み書
き制御手段によって読み出されたデータを所定の基準デ
ータと比較判定し、その判定結果を示すパス/フェイル
データを出力する判定手段と、M個(Mは2のN乗(N
は正の整数))のデータ入力端子を少なくとも有し、前
記パス/フェイルデータを記憶するフェイルメモリと、
前記判定手段と前記フェイルメモリの各データ入力端子
との間に設けられ、低速クロックに同期して前記判定手
段からの前記パス/フェイルデータを一時的に保持し、
前記フェイルメモリの各データ入力端子に供給する複数
のデータ保持手段と、前記高速クロックを前記試験信号
発生手段に出力すると共に、前記高速クロックをM分周
して得られた低速クロックの1サイクルタイム内におい
て、前記低速クロックを前記高速クロックの1サイクル
タイムに相当する時間ずつ遅れたタイミングで前記デー
タ保持手段に順次出力し、前記データ保持手段の全てが
データを保持した後に前記データ保持手段に保持されて
いるデータを前記フェイルメモリに同時に書き込むため
のライトイネーブル信号を前記フェイルメモリに出力す
るタイミング発生手段と、前記指定アドレスによって指
定されたアドレスの下位Nビットのマスクされたアドレ
スを前記フェイルメモリに供給するアドレス供給手段
と、前記フェイルメモリに記憶されている前記パス/フ
ェイルデータを読み出し、前記被測定ICの電気的特性
を検査する制御手段とを具えたものである。
【0017】試験信号発生手段は高速クロックに同期し
た試験信号を発生する。従って、この試験信号に応じて
動作する読み書き制御手段及び判定手段も高速クロック
に同期して動作する。ところが、前述のようにフェイル
メモリは容量が大きいため、比較的安価なCMOSのS
RAMで構成されているので、高速クロックに同期して
パス/フェイルデータを書き込むことができない。な
お、従来のようにインターリーブ動作にて書き込むこと
は可能であるが、この場合には後でインターリーブ補正
動作を行わなければならない。そこで、第2の発明で
は、フェイルメモリとしてM個のデータ入力端子を少な
くとも有するメモリを用い、判定手段から高速クロック
に同期して出力されるパス/フェイルデータを一時的、
すなわち低速クロックの1サイクルタイムだけ保持する
データ保持手段をこれらの各データ入力端子毎に設け
た。そして、タイミング発生手段は高速クロックをM分
周して得られた低速クロックの1サイクルタイム内にお
いて、低速クロックを高速クロックの1サイクルタイム
に相当する時間ずつ遅れたタイミングでデータ保持手段
に順次出力するので、各データ保持手段は判定手段から
高速クロックに同期して出力されるパス/フェイルデー
タを順次記憶する。このとき、各データ保持手段は、パ
ス/フェイルデータを低速クロックの1サイクルタイム
に相当する時間だけ記憶する。タイミング発生手段は、
データ保持手段の全てがデータを保持した後にその保持
されているデータをフェイルメモリに同時に書き込むた
めのライトイネーブル信号をフェイルメモリに出力す
る。このとき、アドレス供給手段は指定アドレスによっ
て指定されたアドレスの下位Nビットのマスクされたア
ドレスを1サイクルタイムの間フェイルメモリに供給し
ているので、フェイルメモリのアドレスは確定している
ので、フェイルメモリメモリはライトイネーブル信号の
入力によってデータ保持手段に保持されているデータを
同時に記憶することができる。このようにして、従来、
高速クロックに同期してパス/フェイルデータを格納す
ることのできなかったフェイルメモリに対して、高速ク
ロックに同期したタイミングでパス/フェイルデータを
順次フェイルメモリに取り込むことができるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳細に説明する。なお、高速データ取り込
み装置及びIC試験装置の実施の形態として、IC試験
装置内におけるフェイルメモリにパス/フェイルデータ
を高速に取り込む場合を例示して説明することにする。
図1は、本発明のIC試験装置に対応するフェイルメモ
リの一部分の構成を示す図である。図では、フェイルメ
モリの1ブロック分の構成について示してある。フェイ
ルメモリの1ブロックは4Way又は2Wayインター
リーブ動作でパス/フェイルデータPFDを読み出すた
めに、4個のフェイルメモリ57a〜57dで構成され
る。図2は、このフェイルメモリの動作例を示すタイミ
ングチャート図である。フェイルメモリ57a〜57d
は、約1メガビット構成のCMOSのSRAMで構成さ
れる。このような構成のフェイルメモリ57a〜57d
が40ブロック分存在する。従って、この実施の形態に
係るフェイルメモリは、4Wayインターリーブ動作時
で40メガビット分(1メガビット×40ブロック)、
2Wayインターリーブ動作時で80メガビット分(2
メガビット×40ブロック)、ノンインターリーブ動作
時で160メガビット分(4メガビット×40ブロッ
ク)のパス/フェイルデータPFDを格納し、読み出す
ことができる。ここでは、各フェイルメモリ57a〜5
7dからパス/フェイルデータPFDが4Wayインタ
ーリーブで読み出されるものとして、各フェイルメモリ
57a〜57dにパス/フェイルデータPFDを書き込
む場合について説明する。なお、フェイルメモリ57a
〜57dの構成は同じなので、ここではフェイルメモリ
57aだけについて説明する。
【0019】フェイルメモリ57aのアクセスタイムは
約40ns(動作周波数25MHz)である。フェイル
メモリ57aは、アドレス信号Adを入力するアドレス
端子Adr(複数ピン)と、フリップフロップ回路2〜
5にそれぞれ接続されたデータ入力端子D0〜D3と、
タイミング発生手段53からのライトイネーブル信号W
Eを入力するライトイネーブル端子weとを有する。な
お、フェイルメモリ57aはこの他にも種々の端子を有
するがここでは省略する。図では、フェイルメモリ57
a内にそのメモリマップの概略が示してある。すなわ
ち、フェイルメモリ57aでは1つのアドレスに対して
4個のデータ(データ入力端子D0〜D3からの入力デ
ータ)を記憶するようになっている。従って、従来のフ
ェイルメモリのようにパターン発生手段54からのアド
レス信号ADを直接アドレス端子Adrに入力するので
はなく、アドレス信号ADの最下位2ビットのマスクさ
れたアドレス信号Adを入力するようになっている。マ
スクするビットの数は、フェイルメモリ57aのデータ
入力端子数によって決まる。例えば、データ入力端子が
2(2の1乗)個の場合には1ビットマスクされ、4
(2の2乗)個の場合には2ビットマスクされる。すな
わち、データ入力端子数がM個(Mは2のN乗(Nは正
の整数))の場合に、アドレス信号ADの最下位Nビッ
トがマスクされることになる。
【0020】タイミング発生手段53は、図2のよう
に、高速の動作クロックCLK1(周波数100MH
z)をフリップフロップ回路1に出力すると共にこの動
作クロックCLK1を4分周した低速のクロックCLK
2〜CLK5(周波数25MHz)をそれぞれ動作クロ
ックCLK1の1周期に相当する時間(10ns)ずつ
遅れたタイミングとなるように各フリップフロップ回路
2〜5に出力する。また、タイミング発生手段53は、
図2のように、クロックCLK5が立ち下がってから動
作クロックCLK1が立ち上がるまでの間にライトイネ
ーブル信号WEをフェイルメモリ57aのライトイネー
ブル端子weに出力する。ここで、分周数は前述のフェ
イルメモリ57aのデータ入力端子数と同じである。例
えば、データ入力端子数が2個の場合には動作クロック
CLK1は2分周され、4個の場合には4分周される。
すなわち、データ入力端子数がM個(2のN乗(Nは正
の整数))の場合に、動作クロックCLKはM分周され
ることになる。
【0021】フリップフロップ回路1は、コンパレータ
ロジック回路62からのパス/フェイルデータPFDを
高速動作クロックCLK1の立ち上りタイミングで取り
込み、それを動作クロックCLK1の1周期に相当する
時間(10ns)だけ記憶する。フリップフロップ回路
2〜5はフリップフロップ回路1に記憶されているパス
/フェイルデータPFDをそれぞれのクロックCLK2
〜CLK5の立ち上りタイミングで取り込み、それをク
ロックCLK2〜CLK5の1周期に相当する時間(4
0ns)だけ記憶する。図では、各フリップフロップ回
路2〜5に一時的に記憶されているパス/フェイルデー
タPFDをパス/フェイルデータPFD0〜PFD3と
して表示している。
【0022】従来のフェイルメモリのデータ入力端子に
は常時ハイレベル“1”(フェイルデータF)が印加さ
れており、コンパレータロジック回路62からパス/フ
ェイルデータPFDの入力に応じてライトイネーブル端
子WEにライトイネーブル信号WEを印加し、その印加
タイミングでフェイルデータFを書き込むようになって
いたが、この実施の形態では、コンパレータロジック回
路62からのパス/フェイルデータPFDを高速動作ク
ロックCLK1で動作するフリップフロップ回路1に取
り込み、それを各フリップフロップ回路CLK2〜CL
K5に異なるタイミングで順次取り込み、全てのフリッ
プフロップ回路CLK2〜CLK5にパス/フェイルデ
ータPFD0〜PFD3が取り込まれた時点でライトイ
ネーブル信号WEをフェイルメモリ57aのライトイネ
ーブル端子weに出力することによって、アドレス信号
ADのアドレスにデータ入力端子D0〜D3を介してフ
リップフロップ回路CLK2〜CLK5に記憶中のパス
/フェイルデータPFDを書き込む。
【0023】次に、図2のタイミングチャートを用いて
フェイルメモリ57aにどのようにしてパス/フェイル
データPFDが同時に書き込まれるのかについて説明す
る。パターン発生手段54から出力されるアドレス信号
ADと高速動作クロックCLK1との関係は図2に示す
ようになっている。すなわち、高速動作クロックCLK
の4クロックに対してアドレス信号ADが1アドレス分
変化する。また、コンパレータロジック回路62から出
力されるパス/フェイルデータPFDは高速動作クロッ
クCLK1に同期している。クロックCLK2〜CLK
5は、高速動作クロックCLK1を4分周したものをそ
れぞれ動作クロックCLK1の1周期に相当する時間
(10ns)ずつ順番に遅れたタイミングとなるように
各フリップフロップ回路2〜5に入力する。
【0024】図2の各タイミングt0〜tAでは、動作
クロックCLK1が立ち上がるので、フリップフロップ
回路1にはパス/フェイルデータPFD(パスデータP
又はフェイルデータF)が記憶される。図では、タイミ
ングt0、t1、t3、t5、t6、t8〜tAでパス
データP0、P1、P3、P5、P6、P8〜PAが、
タイミングt2、t4、t7でフェイルデータF2、F
4、F7がフリップフロップ回路1に記憶される。この
とき、タイミングt1ではクロックCLK2が立ち上が
ると共に動作クロックCLK1が立ち下がるので、クロ
ックCLK2の立ち上がりに応じてフリップフロップ回
路2にパスデータP0が記憶される。以下同様にして、
タイミングt2ではクロックCLK3の立ち上がりに応
じてフリップフロップ回路3にパスデータP1が記憶さ
れ、タイミングt3ではクロックCLK4の立ち上がり
に応じてフリップフロップ回路4にフェイルデータF2
が記憶され、タイミングt4ではクロックCLK5の立
ち上がりに応じてフリップフロップ回路5にパスデータ
P3が記憶される。
【0025】そして、クロックCLK5が立ち下がると
同時にライトイネーブル信号WEが立ち上がるので、各
フリップフロップ回路2〜5に一時的に記憶されている
パス/フェイルデータPFD(P0,P1,F2,P
3)はフェイルメモリ57aのそれぞれ対応するデータ
入力端子D0〜D3を介して、図1に示すように、アド
レス信号ADの示すアドレス「0」に同時に書き込まれ
る。タイミングt5ではライトイネーブル信号WEが立
ち下がり、クロックCLK2が立ち上がり、動作クロッ
クCLK1が立ち下がるので、クロックCLK2の立ち
上がりに応じて今度はフリップフロップ回路2にフェイ
ルデータF4が記憶される。以下同様にして、タイミン
グt6ではクロックCLK3の立ち上がりに応じてフリ
ップフロップ回路3にパスデータP5が記憶され、タイ
ミングt7ではクロックCLK4の立ち上がりに応じて
フリップフロップ回路4にパスデータP6が記憶され、
タイミングt8ではクロックCLK5の立ち上がりに応
じてフリップフロップ回路5にフェイルデータF7が記
憶される。そして、クロックCLK5が立ち下がると同
時にライトイネーブル信号WEが立ち上がるので、各フ
リップフロップ回路2〜5に一時的に記憶されているパ
ス/フェイルデータPFD(F4,P5,P6,F7)
はフェイルメモリ57aのそれぞれ対応するデータ入力
端子D0〜D3を介して、図1に示すように、アドレス
信号ADの示すアドレス「1」に同時に書き込まれる。
以下、同様にしてフェイルメモリ57aの各アドレスに
はパス/フェイルデータPFDが順次書き込まれる。
【0026】従って、この実施の形態によれば、100
MHz程度の高速動作クロックにて試験を行う場合でも
インタリーブ書込み動作にてパス/フェイルデータPF
Dを書き込まなくても、各フェイルメモリ57a〜57
dに同じ内容のデータを高速で同時に格納することがで
きるので、従来のようなインターリーブ補正動作を行う
必要がなく、IC試験装置全体のスループットを向上す
ることができるという効果がある。なお、上述の実施の
形態では、4Wayインターリーブの場合について説明
したが、2Wayインターリーブの場合も同様であるこ
とはいうまでもない。また、上述の実施の形態では、I
C試験装置内のフェイルメモリに対して高速にパス/フ
ェイルデータを書き込む場合について説明したが、これ
以外のアクセスタイムの長いメモリに対してこれよりも
短いアクセスタイムでデータを高速に書込み場合につい
ても同様に適用することができることはいうまでもな
い。
【0027】
【発明の効果】第1の発明の高速データ取り込み装置に
よれば、アクセスタイムの長いメモリを使ってこれより
も短いアクセスタイムでデータを書き込むことができる
という効果がある。第2の発明のIC試験装置によれ
ば、インターリーブ補正動作を行わなくても、各フェイ
ルメモリに同時に同じデータを高速で書き込むことがで
き、インターリーブ補正時間を短縮でき、試験時間のス
ループットを向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のIC試験装置に対応するフェイルメ
モリの詳細構成を示す図である。
【図2】 図1の動作を説明するためのタイミングチャ
ート図である。
【図3】 従来のIC試験装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 従来のインターリーブ格納データ補正動作例
の概念を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5…フリップフロップ回路、50…テ
スタ部、51…制御手段、52…DC測定手段、53…
タイミング発生手段、54…パターン発生手段、55…
ピン制御手段、56…ピンエレクトロニクス、57,5
7a〜57d…フェイルメモリ、58…入出力切替手
段、59…データセレクタ、60…フォーマッタ、61
…I/Oフォーマッタ、62…コンパレータロジック回
路、63P…パス/フェイルレジスタ、64…ドライ
バ、65…アナログコンパレータ、69…テスタバス、
70…IC取付装置、71…被測定IC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M個(Mは2のN乗(Nは正の整数))
    のデータ入力端子を少なくとも有し、そこから入力する
    データを記憶するメモリと、 前記メモリの各データ入力端子に設けられ、それぞれ異
    なるタイミングの低速クロックに同期してデータを保持
    するM個のデータ保持手段と、 前記メモリに記憶されるべきデータを高速クロックに同
    期して前記M個のデータ保持手段に共通に供給するデー
    タ供給手段と、 前記高速クロックを前記データ供給手段に出力すると共
    に、前記高速クロックをM分周することによって得られ
    る低速クロックの1サイクルタイム内において、前記低
    速クロックを前記高速クロックの1サイクルタイムに相
    当する時間ずつ遅らせることによって前記異なるタイミ
    ングの低速クロックを生成して前記M個のデータ保持手
    段に出力し、前記M個のデータ保持手段の全てがデータ
    を保持した後に前記データ保持手段に保持されているデ
    ータを前記メモリに同時に書き込むためのライトイネー
    ブル信号を前記メモリに出力するタイミング発生手段
    と、 前記M分周することによって得られる低速クロックに同
    期して前記メモリにアドレスを供給するアドレス供給手
    段とを具えたことを特徴とする高速データ取り込み装
    置。
  2. 【請求項2】 被測定ICメモリのアドレスを指定する
    ための指定アドレス、この指定アドレスに書込むべきパ
    ターンデータ等から構成される試験信号を所定の条件に
    従って高速クロックに同期して発生する試験信号発生手
    段と、 前記被測定ICメモリに対して前記試験信号に応じたパ
    ターンデータを書き込み、書き込まれたパターンデータ
    を前記指定アドレスに応じて読み出す読み書き制御手段
    と、 この読み書き制御手段によって読み出されたデータを所
    定の基準データと比較判定し、その判定結果を示すパス
    /フェイルデータを出力する判定手段と、 M個(Mは2のN乗(Nは正の整数))のデータ入力端
    子を少なくとも有し、前記パス/フェイルデータを記憶
    するフェイルメモリと、 前記判定手段と前記フェイルメモリの各データ入力端子
    との間に設けられ、低速クロックに同期して前記判定手
    段からの前記パス/フェイルデータを一時的に保持し、
    前記フェイルメモリの各データ入力端子に供給する複数
    のデータ保持手段と、 前記高速クロックを前記試験信号発生手段に出力すると
    共に、前記高速クロックをM分周して得られた低速クロ
    ックの1サイクルタイム内において、前記低速クロック
    を前記高速クロックの1サイクルタイムに相当する時間
    ずつ遅れたタイミングで前記データ保持手段に順次出力
    し、前記データ保持手段の全てがデータを保持した後に
    前記データ保持手段に保持されているデータを前記フェ
    イルメモリに同時に書き込むためのライトイネーブル信
    号を前記フェイルメモリに出力するタイミング発生手段
    と、 前記指定アドレスによって指定されたアドレスの下位N
    ビットのマスクされたアドレスを前記フェイルメモリに
    供給するアドレス供給手段と前記フェイルメモリに記憶
    されている前記パス/フェイルデータを読み出し、前記
    被測定ICの電気的特性を検査する制御手段とを具えた
    ことを特徴とするIC試験装置。
  3. 【請求項3】 前記フェイルメモリを複数個設け、それ
    らに並列的に前記パス/フェイルデータを書き込めるよ
    うにし、前記複数のフェイルメモリに書き込まれたパス
    /フェイルデータをインターリーブ動作で読み出すよう
    にしたことを特徴とする請求項2に記載のIC試験装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002163897A (ja) * 2000-09-28 2002-06-07 Agilent Technol Inc エラー捕捉RAM、TagRAM、バッファメモリ及び刺激LogRAMとして使用するために構成可能なメモリセットを備えるメモリテスター
JP2007292603A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Advantest Corp 試験装置および試験方法
US7847595B2 (en) 2006-01-26 2010-12-07 Nec Corporation Input circuit and semiconductor integrated circuit comprising the input circuit

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