JP2006294104A - デバイス試験装置およびデバイス試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データの書込み時間を短縮することで試験の高速化を可能とするデバイス試験装置およびデバイス試験方法を提供する。
【解決手段】書込み手段105は、被試験デバイス選択手段103により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶手段101に書き込む。また、記憶手段106は、被試験デバイスに与えるデータを記憶する。読込手段107は、記憶手段106からデータを読み込んで被試験デバイスに与える。第1の書込み手段108は、データを、被試験デバイス単位で連続して記憶手段106に書き込む。第2の書込み手段109は、複数の被試験デバイスに対するデータを並行して記憶手段に書き込む。書込み方式選択手段110は、第1の書込み手段108および第2の書込み手段109のうちのいずれかを選択的に動作させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被試験デバイスにデータを与えて試験を行うデバイス試験装置およびデバイス試験方法に関し、とくに検査時間の短縮を図ることができるデバイス試験装置およびデバイス試験方法に関する。
図9は、メモリ等のデバイスを試験するデバイス試験装置の構成を示すブロック図である(例えば、特許文献1参照)。このデバイス試験装置は、8つの被試験デバイス(第1〜第8デバイス)に与えるデータを記憶するメモリ101と、メモリから読み込むデータのアドレス先を制御するリードアドレス制御部104と、メモリから読み出されたデータに基づいて、被試験デバイスに与えるデータを生成するフォーマット制御部103とを備える。
特開平11−86593号公報
図9のデバイス試験装置では、8つの被試験デバイスに与えるデータをメモリ101に記憶した後、メモリ101からデータを読み込みつつ、被試験デバイスの試験を実行する。しかし、メモリ101へのデータの書込み時には、8つの被試験デバイスに対応するデータを並行して書き込んでいる。すなわち、メモリ101に順次与えられるライトデータは、8つの被試験デバイスに対応するデータを含んだ形式となっており、メモリ101へのデータの書き込み動作は8つの被試験デバイスに対して並行して実行される。このため、被試験デバイスが7つ以下の場合でも、メモリ101に対するデータの書込み時間が短縮できないという問題がある。例えば、被試験デバイスが1つの場合であっても、8つの被試験デバイスのすべてについてデータを書き込む場合と同じ時間を要する。
本発明の目的は、データの書込み時間を短縮することで試験の高速化を可能とするデバイス試験装置およびデバイス試験方法を提供することにある。
本発明のデバイス試験装置は、被試験デバイスに与えるデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データを読み込んで被試験デバイスに与える読込手段と、を備えるデバイス試験装置において、前記読込手段からのデータの出力先となる被試験デバイスを選択する被試験デバイス選択手段と、前記被試験デバイス選択手段により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次前記記憶手段に書き込む書込み手段と、を備えることを特徴とする。
このデバイス試験装置によれば、被試験デバイス選択手段により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶手段に書き込むので、選択された被試験デバイスの数に応じて、記憶手段に対するデータの書込み時間を短縮することができる。
前記書込み手段は、前記データを、被試験デバイス単位で連続して前記記憶手段に書き込んでもよい。
この場合、複数の被試験デバイス(第1のデバイスおよび第2のデバイス)を選択し、第1のデバイスについてデバイス単位でデータを書き込んだ後、第2のデバイスについてデバイス単位でデータを書き込んでもよい。
本発明のデバイス試験装置は、被試験デバイスに与えるデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データを読み込んで被試験デバイスに与える読込手段と、を備えるデバイス試験装置において、前記データを、被試験デバイス単位で連続して前記記憶手段に書き込む第1の書込み手段と、複数の被試験デバイスに対する前記データを並行して前記記憶手段に書き込む第2の書込み手段と、前記第1の書込み手段および前記第2の書込み手段のうちのいずれかを選択的に動作させる書込み方式選択手段と、を備えることを特徴とする。
このデバイス試験装置によれば、第1の書込み手段は、データを被試験デバイス単位で連続して記憶手段に書き込むので、被試験デバイスの数に応じて、記憶手段に対するデータの書込み時間を短縮することができる。また、データを被試験デバイス単位で連続して記憶手段に書き込む第1の書込み手段と、複数の被試験デバイスに対するデータを並行して記憶手段に書き込む第2の書込み手段と、を備えるので、データの書き込み時間が短縮される書き込み方法を任意に選択できる。
本発明のデバイス試験方法は、記憶したデータを被試験デバイスに与えて被試験デバイスを試験するデバイス試験方法において、データの出力先となる被試験デバイスを限定するステップと、前記被試験デバイスを限定するステップにより選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶するステップと、記憶された前記データを読み込んで、選択された前記被試験デバイスに与えるステップと、を備えることを特徴とする。
このデバイス試験方法によれば、選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶するので、選択された被試験デバイスの数に応じて、データの書込み時間を短縮することができる。
本発明のデバイス試験装置によれば、被試験デバイス選択手段により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶手段に書き込むので、選択された被試験デバイスの数に応じて、記憶手段に対するデータの書込み時間を短縮することができる。
図1は本発明によるデバイス試験装置を機能的に示すブロック図である。
図1(a)において、記憶手段101は、被試験デバイスに与えるデータを記憶する。読込手段102は、前記記憶手段から前記データを読み込んで被試験デバイスに与える。被試験デバイス選択手段103は、読込手段102からのデータの出力先となる被試験デバイスを選択する。書込み手段105は、被試験デバイス選択手段103により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶手段101に書き込む。
図1(b)において、記憶手段106は、被試験デバイスに与えるデータを記憶する。読込手段107は、記憶手段106からデータを読み込んで被試験デバイスに与える。第1の書込み手段108は、データを、被試験デバイス単位で連続して記憶手段106に書き込む。第2の書込み手段109は、複数の被試験デバイスに対するデータを並行して記憶手段に書き込む。書込み方式選択手段110は、第1の書込み手段108および第2の書込み手段109のうちのいずれかを選択的に動作させる。
以下、図2〜図8を参照して、本発明によるデバイス試験装置の一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態のデバイス試験装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態のデバイス試験装置は、デバイスに与えるデータを記憶する8個のメモリ11〜18(第1メモリ11〜第8メモリ18)と、メモリ11〜18に記憶されたデータを選択して読み込むリードデータ制御部2と、リードデータ制御部2から出力されたデータに基づいて被試験デバイスに印加するデータを生成するフォーマット制御部3と、メモリ11〜18から読み込むデータのアドレスを指定するリードアドレス制御部4と、メモリ11〜18にデータを書き込むライトデータ制御部5と、メモリ11〜18へのデータの書き込みの可否を制御するライトイネーブル制御部6と、を備える。
フォーマット制御部3は8つの被試験デバイス(第1デバイスDUT1〜第8デバイスDUT8)のそれぞれに向けてデータを出力する8つのブロック3aからなる。本実施形態のデバイス試験装置では、各ブロック3aを介して、最大で8つの被試験デバイスに対するデータをメモリ11〜18に記憶し、これらのデータを被試験デバイスに与えることができる。
図3(a)は、第1メモリ11〜第8メモリ18の構成を示す図である。図3(a)に示すように、各メモリは512ワード×8ビットの記憶容量をもち、ライトポートとリードポートとが独立して制御される。また、各メモリは8ビット個別に書込み制御が可能な、いわゆるパーシャルライト機能を有するメモリとされている。ライトイネーブル制御部6から出力されるライトイネーブルWEの8ビット中、「1」となっているビットのみが書込み可能となる。例えば、ライトイネーブルWEが図3(b)に示すデータである場合には、「1」に対応するビットのみが書き込み可能となる。したがって、この場合にはライトデータWDのうち、「A」、「D」、「G」、「H」のみが対応するビットに書き込まれる。
図3(a)に示すように、メモリ11〜18の各ビットは、それぞれ、第1デバイス〜第8デバイスに対するデータの格納領域に対応している。
図3(c)はライトデータ制御部5に与えられるライトデータWDのデータアドレスと、メモリ11〜18のアドレスとの関係を示す図であり、メモリ11〜18内におけるライトデータWDの格納位置を示している。図3(c)に示すように、ライトデータWDの「アドレス0」は第1メモリ11における所定ビットの「アドレス0」に、ライトデータWDの「アドレス1」は第2メモリ12における所定ビットの「アドレス0」に、ライトデータWDの「アドレス2」は第3メモリ13における所定ビットの「アドレス0」に、・・・ライトデータWDの「アドレス7」は第8メモリ18における所定ビットの「アドレス0」に、それぞれ格納される。また、続くライトデータWDの「アドレス8」は第1メモリ11における所定ビットの「アドレス1」に、ライトデータWDの「アドレス9」は第2メモリ12における所定ビットの「アドレス1」に、それぞれ格納される。
このように、本実施形態では、ライトデータWDが1ビットずつ第1メモリ11〜第8メモリ18の所定ビットに振り分けられ、格納される。
次に、本実施形態のデバイス試験装置におけるメモリ11〜18へのデータの書込み方法について説明する。本装置では、データの書き込み方式として2方式が選択可能とされている。
(対単一デバイス連続書込み方式)
単一の被試験デバイスについて試験を行う場合、このデバイスに与えるデータのみを連続してメモリ11〜18に格納することができる。この書込み方式では、単一の被試験デバイスに与える8アドレス分のライトデータWDを一括してメモリ11〜18に書込む。以下、データを書き込む手順を説明する。
まず、ライト方式選択信号WSを「対単一デバイス連続書込み方式」に設定し、デバイス選択振動DSにより所定のデバイス(デバイスDUT1〜DUT8のいずれか1つ)を選択する。
次に、連続8アドレス分のライトデータWDの先頭のアドレスを、12ビットのライトアドレスWAに設定する。
また、単一の被試験デバイスに与える8アドレス分の書込みデータをライトデータWD(8ビット)に設定する。
ライトデータ制御部5では、ライト方式選択信号WSおよびライトデータWDに基づいて、メモリ11〜18に向けて出力されるメモリライトデータMDを生成する。メモリ11〜メモリ18に与えられるメモリライトデータMDは、それぞれ8ビットのデータである。
図4は、ライト方式選択信号WSが「対単一デバイス連続書込み方式」に設定されている場合における、ライトデータWDと、メモリ11〜18に向けてそれぞれ出力されるメモリライトデータMDとの関係を示している。図4に示すように、8ビットのライトデータ(データWD0,WD1,WD2,WD3,WD4,WD5,WD6,WD7)は1ビットずつ第1メモリ11〜第8メモリ18に振り分けられる。また、8つの被試験デバイスDUT1〜DUT8に対応するデータとして、同一のデータが生成される。
ライトイネーブル制御部6では、ライト方式選択信号WSと、デバイス選択信号DSに基づいてライトイネーブルWEを生成する。
図5は、ライト方式選択信号WSが「対単一デバイス連続書込み方式」に設定されている場合における、デバイス選択信号DSと、ライトイネーブルWEとの関係を示している。図5(a)に示すように、3ビットのデバイス選択信号DSによって単一のデバイスが選択される。図5(b)に示すように、例えば、第7デバイスDUT7が選択された場合、メモリ11〜18のそれぞれに与えられるライトイネーブル(8ビット)WEは、各メモリ11〜18における第7デバイスDUT7に対応するビットのみを書き込み可能に設定する。図5(b)におけるライトイネーブルの「1」は「ライトする」、「0」は「ライトしない」をそれぞれ意味する。
メモリ11〜18では、ライトアドレスWAの上位9ビットと、ライトイネーブル制御部6からのライトイネーブルWEと、ライトデータ制御部5からのメモリライトデータMDとに基づいて、所定のアドレスにライトデータWDを書き込む。このとき、メモリ11〜18では、ライトアドレスWAの上位9ビットで示されるアドレスに対し、ライトイネーブルWEのビットがセットされている(値が「1となっている」)位置のメモリライトデータMDだけを書き込む。例えば、第7デバイスDUT7が選択されている場合には、図4(b)に斜線で示すデータのみがメモリ11〜18に書き込まれる。
次いで、連続8アドレス分の次のライトデータWDの先頭のアドレスを、12ビットのライトアドレスWAに設定する。また、この8アドレス分の書込みデータをライトデータWDに設定し、上記書込み処理を実行する。
このような処理をライトデータWDの末尾まで繰り返すことで、選択されたデバイスに対応するデータがメモリ11〜18に書き込まれる。
次に、メモリ11〜18からデータを読み出す手順について説明する。
データ読み出し時には、読み出し開始アドレスをリードスタートアドレスRSAに、読み出し終了アドレスをリードエンドアドレスREAに、それぞれ設定する。
リードアドレス制御部4では、リードスタートアドレスRSA、リードエンドアドレスREAおよびテストレート信号RSから、リードアドレスRAを生成する。メモリ11〜18のそれぞれは、リードアドレス制御部4で生成されたリードアドレスRAの上位9ビットが示すメモリ内のアドレスのデータを、リードデータRDとしてリードデータ制御部2に出力する。
リードデータ制御部2では、メモリ11〜18のそれぞれから出力されたリードデータRDと、リードアドレス制御部4で生成されたリードアドレスRAの下位3ビットとに基づいてフォーマットデータFDを生成する。
図6はリードアドレスRAの下位3ビットとフォーマットデータFDとの関係を示す図である。図6に示すように、リードデータ制御部2は、リードアドレスRAの下位3ビットに従って、メモリ11〜18から出力されたリードデータRDのいずれかをフォーマットデータFDとして選択する。
フォーマット制御部3では、リードデータ制御部2からのフォーマットデータFD、フォーマットモードFMおよびタイミングエッジ信号TSに基づいて、被試験デバイス(デバイスDUT1〜DUT8のいずれか1つ)に印加するデータを生成する。フォーマット制御部3におけるデータ生成の詳細な手順については説明を省略するが、各ブロック3aを介して所定の被試験デバイスに対し、所定のデータが与えられる。
以上のように、本実施形態では、単一の被試験デバイスについて試験を行う場合、このデバイスに与えるデータのみを連続してメモリ11〜18に格納する。このため、メモリ11〜18に対するデータの書込みに要する時間を大幅に短縮でき、デバイスの試験時間を短くできる。
上記手順では、デバイス選択信号DSを3ビットの信号とし、8つの被試験デバイス(デバイスDUT1〜DUT8)のうちのいずれか1つのデバイスを選択している。しかし、デバイス選択信号DSを8ビットの信号とし、個々のデバイスの選択/非選択を設定可能としてもよい。複数のデバイスを選択した場合には、選択されたすべてのデバイスに同一のデータが与えられることになる。
また、複数のデバイスに対し、異なるデータを与えたい場合には、メモリ11〜18に対するデータの書込みをデバイス単位で繰り返してもよい。データの書込みの後、メモリ11〜メモリ18からデータを読み込むことで、複数のデバイスに対し、同時に異なるデータを与える試験を実行できる。
(対複数デバイス並行書込み方式)
本実施形態のデバイス試験装置では、8つの被試験デバイスDUT1〜DUT8に対応するデータを並行してメモリ11〜メモリ18に書込むことも可能である。
この場合には、ライト方式選択信号WSを「並列書込み方式」に設定する。また、メモリ11〜18に対する書込みアドレスをライトアドレスWAに設定する。そして、メモリ11〜18に対する書込みデータをライトデータWDに設定する。
ライトデータ制御部5では、ライト方式選択信号WSおよびライトデータWDに基づいて、メモリ11〜18のそれぞれに出力するメモリライトデータMDを生成する。
図7は、ライト方式選択信号WSが「並列書込み方式」に設定されている場合における、ライトデータWDとメモリライトデータMDの関係を示している。図7に示すように、8ビットのライトデータ(データWDn(1),WDn(2),WDn(3),WDn(4),WDn(5),WDn(6),WDn(7),WDn(8))は1ビットずつ第1デバイスDUT1〜第8デバイスDUT8に振り分けられる。データWDn(1)(n=0〜7)は第1デバイスDUT1に、WDn(2)(n=0〜7)は第2デバイスDUT2に、・・・WDn(8)(n=0〜7)は第8デバイスDUT8に、それぞれ対応する。
ライトイネーブル制御部6では、ライト方式選択信号WSおよびライトアドレスWAの下位3ビットに基づいて、メモリ11〜18のそれぞれに出力するライトイネーブルWEを生成する。
図8は、ライト方式選択信号WSが「並列書込み方式」に設定されている場合における、ライトアドレスWAの下位3ビットと、ライトイネーブルWEとの関係を示している。図8(a)に示すように、ライトアドレスWAの下位3ビットに応じて、メモリ11〜18の中の1つのメモリが順次選択される。図8(b)に示すように、例えば、第2メモリ12が選択されたとき、ライトイネーブルWE(8ビット)は、第2メモリ12のみを書き込み可能に設定する。図8(b)におけるライトイネーブルの「1」は「ライトする」、「0」は「ライトしない」をそれぞれ意味する。
メモリ11〜18では、ライトアドレスWAの上位9ビットおよびライトイネーブル制御部6で生成されるライトイネーブルWEに基づいて、ライトデータ制御部5からのメモリライトデータMDの書込みを行う。このとき、メモリ11〜18では、ライトアドレスWAの上位9ビットで示されるメモリ内のアドレスに対し、ライトイネーブルWEのビットがセットされている(値が「1となっている」)位置のメモリライトデータMDだけを書き込む。例えば、第2メモリ12が選択されているときには、図7(b)に斜線で示すデータが第2メモリ12に書き込まれる。
以上の処理をライトデータの末尾まで繰り返すことで、8つのデバイスに対応するデータがメモリ11〜18に書き込まれる。この場合には、8つのデバイスに対して、それぞれ異なるデータを書き込むことができる。
メモリ11〜18からのデータを読み出す手順は「対単一デバイス連続書込み方式」と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施形態では、2つの書き込み方式によるデータの書き込みを可能としている。したがって、データの書き込みに要する時間がより短縮される方式を選択することで、デバイスの試験をより高速化することができる。例えば、被試験デバイスが少数の場合には、「対単一デバイス連続書込み方式」を採用すればよい。また、被試験デバイスが多い場合、例えば8つの場合には、基本的には両者の方式間でデータの書き込み時間に極端な差異は発生しない。しかし、例えば、8つのデバイスに対し9ビットのデータをそれぞれ書き込む場合には、「対単一デバイス連続書込み方式」では、8ビットのライトデータWDを16セット(2セット×8回(デバイス数))分書き込む必要がある。これに対し、「並行書込み方式」では、8ビットのライトデータWDを9セット(各デバイスに9ビットずつ)分書き込めば足りる。したがって、この場合には後者の方式が有利になる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、各種デバイスを試験する装置および方法に対し、広く適用することができる。
本発明によるデバイス試験装置を機能的に示すブロック図。 一実施形態のデバイス試験装置の構成を示すブロック図。 メモリの構成等を示す図であり、(a)はメモリ構成を示す図、(b)はライトイネーブルによる書き込み制御の方法を示す図、(c)はライトデータのデータアドレスとメモリのアドレスとの関係を示す図。 ライト方式選択信号が「対単一デバイス連続書込み方式」に設定されている場合における、ライトデータとメモリライトデータとの関係を示す図。 ライト方式選択信号が「対単一デバイス連続書込み方式」に設定されている場合における、デバイス選択信号とライトイネーブルとの関係を示す図であり、(a)はデバイス選択信号と選択されるデバイスの関係を示す図、(b)は第7デバイスが選択された場合を示す図。 リードアドレスの下位3ビットとフォーマットデータとの関係を示す図。 ライト方式選択信号が「並列書込み方式」に設定されている場合における、ライトデータとメモリライトデータの関係を示す図。 ライト方式選択信号が「並列書込み方式」に設定されている場合における、ライトアドレスの下位3ビットとライトイネーブルとの関係を示す図であり、(a)はライトアドレスの下位3ビットと選択されるメモリとの関係を示す図、(b)は第2メモリが選択された場合を示す図。 従来のデバイス試験装置を示す図。
符号の説明
2 リードデータ制御部(読込手段)
5 ライトデータ制御部(書込み手段、第1の書込み手段、第2の書込み手段)
6 ライトイネーブル制御部(被試験デバイス選択手段、書込み方式選択手段)
11〜18 メモリ(記憶手段)
101 記憶手段
102 読込手段
103 被試験デバイス選択手段
105 書込み手段
106 記憶手段
107 読込手段
108 第1の書込み手段
109 第2の書込み手段
110 書込み方式選択手段

Claims (4)

  1. 被試験デバイスに与えるデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データを読み込んで被試験デバイスに与える読込手段と、を備えるデバイス試験装置において、
    前記読込手段からのデータの出力先となる被試験デバイスを選択する被試験デバイス選択手段と、
    前記被試験デバイス選択手段により選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次前記記憶手段に書き込む書込み手段と、
    を備えることを特徴とするデバイス試験装置。
  2. 前記書込み手段は、前記データを、被試験デバイス単位で連続して前記記憶手段に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス試験装置。
  3. 被試験デバイスに与えるデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データを読み込んで被試験デバイスに与える読込手段と、を備えるデバイス試験装置において、
    前記データを、被試験デバイス単位で連続して前記記憶手段に書き込む第1の書込み手段と、
    複数の被試験デバイスに対する前記データを並行して前記記憶手段に書き込む第2の書込み手段と、
    前記第1の書込み手段および前記第2の書込み手段のうちのいずれかを選択的に動作させる書込み方式選択手段と、
    を備えることを特徴とするデバイス試験装置。
  4. 記憶したデータを被試験デバイスに与えて被試験デバイスを試験するデバイス試験方法において、
    データの出力先となる被試験デバイスを限定するステップと、
    前記被試験デバイスを限定するステップにより選択された被試験デバイスに与えるデータのみを順次記憶するステップと、
    記憶された前記データを読み込んで、選択された前記被試験デバイスに与えるステップと、
    を備えることを特徴とするデバイス試験方法。
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