JPH11288598A - 半導体記憶装置のテスト装置 - Google Patents

半導体記憶装置のテスト装置

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JPH11288598A
JPH11288598A JP8905598A JP8905598A JPH11288598A JP H11288598 A JPH11288598 A JP H11288598A JP 8905598 A JP8905598 A JP 8905598A JP 8905598 A JP8905598 A JP 8905598A JP H11288598 A JPH11288598 A JP H11288598A
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Takahiro Ishida
高弘 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ入力時間を短縮させ、テスト時間の短
縮を図り、パフォーマンスの改善が図れる半導体記憶装
置のテスト装置を提供する。 【解決手段】 データバッファおよび演算回路を設け、
入力端子を介して入力したテストデータをデータバッフ
ァに保持し、保持データに応じて所定のテストデータを
生成しデータラッチ回路にラッチする。メモリテストの
書き込み時に、データラッチ回路のデータに応じて選択
されたページの各メモリセルに対して書き込みを行い、
書き込み後読み出しを行い、読み出したデータと書き込
みデータに基づき、メモリセルの良否を判定する。必要
なときのみテストデータを入力し、それ以後の各ページ
のテストにおいてデータバッファのテストデータに基づ
き、各ページのテストデータを生成するので、データ入
力時間を大幅に短縮でき、テスト装置の高速化を実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置の
良否を判断する半導体記憶装置のテスト装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の良否を判定するため
に、出荷前に半導体記憶装置に対してテストが行われ
る。このテストは通常ページ単位で行われる。例えば、
256個のメモリセル、または512個のメモリセルを
一ページとして、所定のデータパターンをテストの対象
となる一ページ分のメモリセルに書き込む。そして、テ
ストパターンが書き込まれた一ページ分のメモリセルに
対して、読み出しを行い、読み出されたデータと書き込
んだデータとが比較され、比較結果に応じてメモリの良
否が判定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在一般的
に使用されている半導体記憶装置のテスト装置において
は、入力端子(入力ピン)からページ単位のテストパタ
ーンのデータを入力し、ラッチ回路に保持する。書き込
み時に、ラッチ回路のデータに応じて、一ページ分のメ
モリセルに所定のテストデータが書き込まれる。その
後、読み出しを行い、メモリの良否を判定する。すべて
のページをテストするために、ページごとにテストパタ
ーンのデータを入力ピンを通して外部から入力するの
で、データの入力に費やされた時間が多く、テスト時間
が長くなるという不利益がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、テスト装置にページデータを保
持するデータバッファを設けることにより、データ入力
時間を短縮させ、テスト時間の短縮を図り、パフォーマ
ンスの向上を実現する半導体記憶装置のテスト装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置のテスト装置は、入力デー
タ保持する少なくとも一つのデータバッファと、上記デ
ータバッファに保持されているデータに基づき、一ペー
ジ分のメモリセルに書き込むためのページデータを算出
する演算回路と、上記演算回路からのページデータを保
持し、メモリテストの書き込み時に保持データをメモリ
セルに書き込むデータラッチ回路とを有する。
【0006】また、具体的に、本発明の半導体記憶装置
のテスト装置は、入力データを保持する少なくとも一つ
のデータバッファと、上記データバッファに保持されて
いるデータに基づき、一ページ分のメモリセルに書き込
むためのページデータを算出する演算回路と、上記演算
回路からのページデータを保持し、メモリテストの書き
込み時に保持データをメモリセルに書き込むデータラッ
チ回路と、書き込み後、上記メモリから一ページ分のデ
ータを読み出し、読み出したデータと書き込みデータに
基づき、メモリの良否を判定する判定回路とを有する。
【0007】また、本発明では、好適には、上記テスト
対象となるメモリは、不揮発性メモリである。
【0008】さらに、本発明では、好適には、記データ
バッファは、少なくとも上記一ページ分のデータを保持
する記憶容量を有する。
【0009】本発明によれば、半導体記憶装置の良否を
判定するテスト装置において、入力端子から入力された
テストパターンを構成するテストデータを保持するデー
タバッファおよび演算回路が設けられる。メモリテスト
時に、入力端子から、テストパターンを構成するテスト
データが入力され、データバッファに保持される。そし
て、データバッファに保持されているテストデータに基
づき、演算回路により、例えば、一ページ分のテストデ
ータが算出され、ラッチ回路により一時保持される。ラ
ッチ回路の保持データに応じてテスト対象となる一ペー
ジ分のメモリセルに所定のデータが書き込まれる。そし
て、書き込み後、当該一ページ分のメモリセルに対して
読み出しが行われ、読み出されたデータと書き込みテス
トデータに基づき、メモリの良否を判定することが可能
である。例えば、読み出しデータと書き込みテストデー
タとが一致しないものが検出されたとき、テスト対象と
なるメモリに欠陥があると判断できる。
【0010】このように、テストデータを保持するデー
タバッファと演算回路を設けることにより、例えば、一
ページ分のテストデータのみを入力した後、以降の各ペ
ージにおいて、データバッファに保持されているテスト
データに基づき、演算回路により所定の演算で新たなテ
ストデータを生成し、当該生成したテストデータに基づ
きメモリをテストすることができるので、従来のテスト
装置におけるページ毎のテストデータ入力が不要とな
り、データ入力により費やされた時間分だけテスト時間
の短縮を実現でき、テスト装置のパフォーマンスの向上
を実現可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る半導体記憶装
置のテスト装置の一実施形態を示す回路図である。図示
のように、本実施形態の半導体記憶装置のテスト装置
は、データバッファ10(データバッファA)、データ
バッファ20(データバッファB)、演算回路30およ
びデータラッチ回路40を有する。
【0012】データバッファ10および20は、入出力
端子(I/Oピン)を介して入力されたデータを保持す
る。なお、これらのデータバッファの容量は、例えば、
一ページのメモリセルに書き込むテストパターンを形成
する一ページ分のデータを保持する容量を有する。具体
的に、例えば、256個または512個のメモリセルに
より一ページを構成する場合に、データバッファ10お
よび20は、256または512ビットの記憶容量が必
要である。
【0013】演算回路30は、データバッファ10およ
び20に記憶したデータに応じて、所定の演算を行い、
演算の結果、例えば、一ページ分のテストデータを生成
し、それをデータラッチ回路40に出力する。
【0014】データラッチ回路40は、メモリテストの
書き込み時に、保持したテストデータに基づき、選択さ
れた一ページ分のメモリセルに所定のデータを書き込
む。例えば、データラッチ回路40は、複数のビット線
に接続され、書き込み時に保持データに応じてそれぞれ
のビット線の電位を設定する。ビット線の電位に応じ
て、選択された一ページ分のメモリセルに所定のテスト
パターンが書き込まれる。
【0015】図示のように、データバッファ10,20
および演算回路30の動作は、制御信号SC によって制
御される。制御信号SC は、例えば、所定の制御回路に
より供給されるので、テスト時のデータ入力、演算処理
などの各ステップの動作が制御回路により制御される。
【0016】図2は、本実施形態の半導体記憶装置のテ
スト装置の一構成例を示し、テスト装置のもっと具体的
な構成を示している。図2においては、図1に示すデー
タバッファ10,20、演算回路30およびデータラッ
チ回路40の他に、さらにメモリセルアレイ50、読み
出し回路60および制御回路70を示している。
【0017】図2に示すように、データラッチ回路40
は、メモリセルアレイ50のビット線BLに接続されて
いる。書き込み時に、データラッチ回路40に保持した
データに応じて、ビット線BLの各ビット線の電位が設
定されるので、それぞれのビット線に接続されているメ
モリセルに所定のデータが書き込まれる。
【0018】読み出し回路60は、例えば、複数のセン
スアンプで構成されている。各センスアンプは、それぞ
れビット線に接続されている。読み出し時に、選択され
たメモリセルに記憶データに応じて、それぞれのメモリ
セルに接続されているビット線の電位が決まる。センス
アンプは、接続されているビット線の電位に応じて、そ
れに接続されている選択メモリセルの記憶データを読み
出す。
【0019】制御回路は、データバッファ10,20お
よび演算回路30の動作を制御するための制御信号SC
を発生する。さらに、例えば、データラッチ回路40お
よび読み出し回路60の動作を制御するための制御信号
D を発生する。制御回路70からの制御信号に応じ
て、テスト装置を構成する各回路がそれぞれ所定のタイ
ミングで動作するので、メモリセルアレイ50に対し
て、テストが行われる。
【0020】以下、実際メモリテストに使用されている
テストパターンの例を挙げて、メモリテストの具体的な
動作について説明する。図3は、メモリテストに使用さ
れている4つのテストパターンを示している。図示のよ
うに、メモリテスト時に、各ページのメモリセルにすべ
てデータ“0”を書き込むオール0パターン、各ページ
のメモリセルにすべてデータ“1”を書き込むオール1
パターン、各ページのメモリセルに“101010…1
0”でデータを書き込むストライプパターンおよびペー
ジ毎に、“101010…10”と“010101…0
1”を交互に書き込むチェッカーパターンなど数種類の
テストパターンが一般的に使用されている。
【0021】前述したように、従来の半導体記憶装置の
テスト装置において、ページ毎に入力ピンからテストデ
ータを入力して、入力したテストデータに応じて一ペー
ジ分のメモリセルに対して書き込みが行われていたが、
本発明のテスト装置においては、データバッファ10,
20および演算回路30を設けたことにより、各データ
バッファに一回データを入力しておき、以降、データバ
ッファに保持されているデータに基づき、所定の演算に
より、各ページのテストパターンを生成するので、各ペ
ージのテストパターンの入力に要した時間を大幅に短縮
され、テストの高速化を実現可能である。
【0022】以下、本実施形態におけるテストパターン
を生成する手順について説明する。本実施形態のテスト
装置において、演算回路30は、データバッファ10お
よび20に保持しているテストデータに応じて、テスト
パターンを生成し、生成したデータをデータラッチ回路
40に格納する。データバッファのデータからテストパ
ターンを生成する方法として、以下の5種類の動作が考
えられる。
【0023】1)データバッファ10のデータをそのま
まデータラッチ回路40に転送する。 2)データバッファ20のデータをそのままデータラッ
チ回路40に転送する。 3)データバッファ10のデータに基づき演算処理を
し、処理したデータをデータラッチ回路40に転送す
る。 4)データバッファ20のデータに基づき演算処理を
し、処理したデータをデータラッチ回路40に転送す
る。 5)データバッファ10,20のデータに基づき演算処
理をし、処理したデータをデータラッチ回路40に転送
する。
【0024】ここで、例えば、データバッファ10に、
図3に示す“オール0”パターンデータの一ページ分が
保持され、データバッファ20に、図3に示す“ストラ
イプ”パターンデータの一ページ分が保持されていると
する。メモリセルアレイ50に“オール0”のテストパ
ターンを書き込む場合に、演算回路30は、データバッ
ファ10のデータをそのままデータラッチ回路40に転
送する。そして、一ページの書き込みが終わった後、再
びデータバッファ10のデータがデータラッチ回路40
に転送される。全ページにわたって、上述した手順が繰
り返して行われるので、メモリセルアレイ50に“オー
ル0”のテストパターンが書き込まれる。
【0025】次に、メモリセルアレイ50に“オール
1”のテストパターンを書き込む場合に、演算回路30
は、データバッファ10の保持データを反転させて、反
転データ、即ちデータ“111…1”がデータラッチ回
路40に入力する。一ページの書き込みが終わった後、
再び演算回路30により、データバッファ10のデータ
が反転され、反転データがデータラッチ回路40に転送
される。全ページにわたって、上述した手順が繰り返し
て行われるので、メモリセルアレイ50に“オール1”
のテストパターンが書き込まれる。
【0026】次いで、メモリセルアレイ50に、図3に
示す“ストライプ”パターンを書き込む場合について説
明する。上述したように、データバッファ20に、スト
ライプパターンの一ページ分のデータが保持されている
ので、演算回路30により、データバッファ20のデー
タがそのままデータラッチ回路40に転送される。一ペ
ージの書き込みが終わった後、再び演算回路30によ
り、データバッファ20のデータがデータラッチ回路4
0に転送される。全ページにわたって、上述した手順が
繰り返して行われるので、メモリセルアレイ50に“ス
トライプ”のテストパターンが書き込まれる。
【0027】最後に、メモリセルアレイ50に、図3に
示す“チェッカー”パターンを書き込む場合について説
明する。まず、一ページ目のメモリセルを書き込む前
に、演算回路30により、データバッファ20の保持デ
ータ、即ち、データ“101010…10”がデータラ
ッチ回路40に転送される。一ページ目の書き込みがお
わった後、演算回路30によって、データバッファ20
のデータが反転され、データ“010101…01”が
データラッチ回路40に転送される。3ページ目以降の
各ページのデータの書き込みは、上述した1ページ目、
2ページ目のパターン生成の手順が繰り返した行われる
ことにより、メモリセルアレイ50に、図3に示す“チ
ェッカー“パターンが書き込まれる。
【0028】上述したように、テストパターンをメモリ
セルアレイ50に書き込む場合に、一旦外部からI/O
ピンを通して、データバッファ10および20にそれぞ
れ一ページ分のテストデータが書き込まれた後、これら
のデータバッファに保持されているテストデータに基づ
き、各ページのテストデータが生成される。特に必要と
しない限り、I/Oピンからのデータ入力は、メモリテ
ストを行う前に、データバッファ10および20に対し
てそれぞれ一回ずつ行えばよく、従来のページ毎にテス
トデータを入力するテスト装置に比べて、テスト時間を
大幅に短縮でき、テスト装置のパフォーマンスの改善を
実現できる。
【0029】図4は、nページ目の書き込みに外部から
データバッファにテストデータが入力され、それ以後の
書き込みにおいて、データバッファの保持データに応じ
てテストデータを生成する動作例を示す図である。
【0030】図4において、コマンドA、BおよびC
は、例えば、制御回路70により出力された動作指令で
ある。コマンドAは、アドレスおよびデータを外部から
入力する動作を指示するアドレス/データ入力コマン
ド、コマンドBは、書き込み動作を指示するプログラム
コマンド、コマンドCは、外部からアドレスを入力する
アドレス入力コマンドである。なお、ここで、アドレス
を、書き込みの対象となる一ページ分のメモリセルを指
定するページアドレスとする。当該ページアドレスに応
じて、例えば、図1および図2に示していないデコーダ
により、指定したページが選択される。メモリテスト時
に、選択された一ページ分のメモリセルに対して、デー
タの書き込みが行われ、その後読み出しが行われ、読み
出しデータと書き込みデータに基づき、メモリセルの良
否が判定される。
【0031】図4(a)に示すように、ページnのテス
トを行うとき、コマンドAに応じて、テスト装置は、外
部からアドレスとテストデータの入力が行われる。入力
されたテストデータがテストバッファに保持され、それ
に応じて、例えば、演算回路30により、一ページ分の
テストデータが算出され、データラッチ回路40に保持
される。コマンドBに応じて、データラッチ回路40に
保持されているデータに応じて入力したアドレスにより
選択されたページnの各メモリセルにテストデータが書
き込まれる。その後、ページnの各メモリセルに対して
読み出しが行われ、読み出しの結果に応じてテスト対象
であるページnの各メモリセルの良否が判定される。
【0032】次いで、ページn+1のテストを行うと
き、データバッファに保持されているデータに基づき、
演算回路40によりページn+1のテストデータが生成
されるので、データ入力が要せず、ページを指定するア
ドレスのみを入力してよい。図4(a)に示すように、
コマンドCに応じて、外部からアドレスが入力され、そ
して、演算回路30により、ページn+1のテストデー
タが算出され、データラッチ回路40に保持される。そ
して、コマンドBに応じて、データラッチ回路40のラ
ッチデータに応じて入力したアドレスにより選択された
ページn+1の各メモリセルにテストデータが書き込ま
れる。その後、選択されたページn+1の各メモリセル
に対して読み出しが行われ、読み出しの結果に応じて各
メモリセルの良否が判定される。
【0033】このように、ページnのテスト時に外部か
らテストデータが入力され、データバッファに保持され
る。以後の各ページに対してテストを行うとき、データ
バッファのテストデータに応じて、それぞれのテストデ
ータが生成されるので、データ入力が必要の回数だけ行
われるので、ページ毎にテストデータを入力するより、
データ入力に要する時間が大幅に短縮される。
【0034】図4(b)は、例えば、ページアドレスが
自動的に繰り上げられる場合についてテスト時の動作を
示している。この場合に、ページアドレスの入力は、最
初の一回目だけにおいて行われ、ページ毎にアドレスが
繰り上げられるので、2ページ目以後の各ページにおい
てページアドレスの入力が省略できる。図示のように、
最初のページnのテスト動作は、同図(a)に示す動作
と同じく、まず、コマンドAに応じて、外部からアドレ
スとテストデータの入力が行われる。テストデータがデ
ータバッファに保持され、演算回路30によりデータバ
ッファの格納データに応じて各ページのテストデータが
生成される。
【0035】ページnのテストが終了したあと、ページ
n+1のテストが行われる。図示のように、ページアド
レスが自動的に繰り上げられるので、ページn+1をテ
ストする場合に、ページアドレスの入力が必要とせず、
コマンドBのみが制御回路70により発せられる。即
ち、演算回路30により、データバッファの格納データ
に応じて、ページn+1のテストデータが生成され、デ
ータラッチ回路40に格納されたあと、コマンドBに応
じてデータラッチ回路40のテストデータに応じて、ペ
ージn+1の各メモリセルに対して書き込みが行われ
る。ページn+1以降の各ページにおいて、同様な動作
が繰り返して行われる。
【0036】このように、ページアドレスおよびテスト
データの入力は、最初一回のみが行われ、以後のテスト
においては、アドレスが順次繰り上げられ、そしてデー
タバッファのテストデータに応じて、それぞれのページ
のテストデータが生成されるので、各ページにおいて、
書き込みを指示するコマンドBのみが発せられる。2ペ
ージ目以後の各ページにおいて、アドレスおよびデータ
の入力時間が省略できるので、テスト速度がさらに向上
できる。
【0037】なお、以上の説明において、テストデータ
を保持するデータバッファを二つ備えたテスト装置を例
として本発明の一実施形態について説明したが、本発明
は、この実施形態に限定することなく、例えば、データ
バッファを三つまたはそれ以上に備えて、複数のパター
ンを構成するテストデータをそれぞれのデータバッファ
で保持し、これらのデータバッファの保持データに基づ
き、種々の異なるテストパターンを生成することができ
る。また、複数ページ分のテストデータを保持する記憶
容量を有する一つのデータバッファを設けて、当該デー
タバッファに記憶された複数ページ分のテストデータに
応じて、種々の異なるテストパターンを生成し、メモリ
をテストできることはいうまでもない。
【0038】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、テストデータを保持するデータバッファおよびテス
トデータに基づき演算処理を行う演算回路を設け、入力
端子を介して入力したテストデータをデータバッファに
保持し、保持データに応じて所定のテストデータを生成
しデータラッチ回路にラッチする。メモリテスト時に、
データラッチ回路のデータに応じて選択されたページの
各メモリセルに対して書き込みを行い、さらに読み出し
を行い、読み出したデータと書き込みデータに基づき、
メモリセルの良否を判定する。必要なときのみテストデ
ータを入力し、それ以後の各ページのテストにおいてデ
ータバッファに保持したテストデータに基づき、各ペー
ジのテストデータを生成するので、データ入力時間を大
幅に短縮でき、テスト速度の向上を実現できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置のテスト装置によれば、テスト時間の短縮を実現
でき、テスト装置のパフォーマンスの改善が図れる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置のテスト装置の一
実施形態を示す回路図である。
【図2】テスト装置の具体的な構成を示す回路図であ
る。
【図3】テストパターンを示す図である。
【図4】テスト動作およびコマンドを示す図である。
【符号の説明】 10,20…データバッファ、30…演算回路、40…
データラッチ回路、50…メモリセルアレイ、60…読
み出し回路、70…制御回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを保持する少なくとも一つのデ
    ータバッファと、 上記データバッファに保持されているデータに基づき、
    一ページ分のメモリセルに書き込むためのページデータ
    を算出する演算回路と、 上記演算回路からのページデータを保持し、メモリテス
    トの書き込み時に保持データをメモリセルに書き込むデ
    ータラッチ回路とを有する半導体記憶装置のテスト装
    置。
  2. 【請求項2】上記データバッファは、少なくとも上記一
    ページ分のデータを保持する記憶容量を有する請求項1
    記載の半導体記憶装置のテスト装置。
  3. 【請求項3】入力データを保持する少なくとも一つのデ
    ータバッファと、 上記データバッファに保持されているデータに基づき、
    一ページ分のメモリセルに書き込むためのページデータ
    を算出する演算回路と、 上記演算回路からのページデータを保持し、メモリテス
    トの書き込み時に保持データをメモリセルに書き込むデ
    ータラッチ回路と、 書き込み後、上記メモリから一ページ分のデータを読み
    出し、読み出したデータと書き込みデータに基づき、メ
    モリの良否を判定する判定回路とを有する半導体記憶装
    置のテスト装置。
  4. 【請求項4】上記メモリは、不揮発性メモリである請求
    項3記載の半導体記憶装置のテスト装置。
  5. 【請求項5】上記データバッファは、少なくとも上記一
    ページ分のデータを保持する記憶容量を有する請求項3
    記載の半導体記憶装置のテスト装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006079809A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Samsung Electronics Co Ltd テスト用バッファを備えた不揮発性メモリ装置及びそのテスト方法
JP2009146495A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Toshiba Corp Nand型フラッシュメモリ
JP2014186762A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Toshiba Corp 半導体記憶装置

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