JP2009140548A - メモリ試験装置 - Google Patents

メモリ試験装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009140548A
JP2009140548A JP2007314291A JP2007314291A JP2009140548A JP 2009140548 A JP2009140548 A JP 2009140548A JP 2007314291 A JP2007314291 A JP 2007314291A JP 2007314291 A JP2007314291 A JP 2007314291A JP 2009140548 A JP2009140548 A JP 2009140548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
fail
fail information
information
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007314291A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Murata
道雄 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2007314291A priority Critical patent/JP2009140548A/ja
Publication of JP2009140548A publication Critical patent/JP2009140548A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

【課題】パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することが可能なメモリ試験装置を提供する。
【解決手段】メモリ試験装置1は、インターリーブコントローラ10と、フェイル情報格納部20と、論理和部30と、解析用メモリ40と、リペア演算部50とを備えている。このうち、フェイル情報格納部20は、論理和部30にて論理和をとられたフェイル情報を読み込んで記憶するサブメモリ21c、22cを備えている。また、フェイル情報格納部20は、サブメモリ21c、22cに記憶される記憶情報に従ってインターリーブコントローラ10から送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリ21b,22bに格納させると共に、論理和部30に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メモリ試験装置に関する。
従来、半導体メモリなどのIC回路を試験し、試験後に得られた半導体セルの不良を示すフェイル情報をフェイルメモリに格納するメモリ試験装置が知られている。フェイル情報は、パス/フェイルを示すフェイルデータと、フェイルしたセル位置を示すフェイルアドレスとからなっている。
また、高速化の観点から、フェイル情報を複数のフェイルメモリに格納するメモリ試験装置が知られている。図4は、従来のメモリ試験装置を示す構成図である。このメモリ試験装置100において、フェイル情報は、インターリーブコントローラ110に入力され、複数のフェイルメモリ120に振り分けて格納される。また、このメモリ試験装置100では、複数のフェイルメモリ120に格納されたフェイル情報は、論理和部130を介して論理和がとられたうえで、解析用メモリ140に格納される。以後、この解析用メモリ140に格納されたフェイル情報に基づいて、不良セルの救済のためのリペアアルゴリズムが組まれ、リペア演算が行われることとなる。
ここで、フェイル情報の格納方法について詳細に説明する。まず、インターリーブコントローラ110は、フェイル情報を入力すると、第1フェイルメモリ121にフェイル情報を格納させる。次いで、インターリーブコントローラ110は、次に入力したフェイル情報を第2フェイルメモリ122に格納させる。そして、インターリーブコントローラ110は、さらに入力したフェイル情報を第3フェイルメモリ123に格納させる。
その後、さらにフェイル情報を入力すると、インターリーブコントローラ110は、第1フェイルメモリ121にフェイル情報を格納させる。以後、インターリーブコントローラ110は、順次各フェイルメモリ121〜123にフェイル情報を格納させていくこととなる。このように、メモリ試験装置110は、フェイル情報を順次異なるフェイルメモリ120に振り分けて格納することで、特定のフェイルメモリ120に集中的にアクセスすることなく、アクセス頻度を分散させてパフォーマンスの向上を図っている(特許文献1参照)。
図5は、第1〜第3フェイルメモリ120と解析用メモリ140との記憶情報を示す概念図であり、(a)は第1フェイルメモリ121の記憶情報を示し、(b)は第2フェイルメモリ122の記憶情報を示し、(c)は第3フェイルメモリ123の記憶情報を示し、(d)は解析用メモリ140の記憶情報を示している。
図5(a)に示すように、第1フェイルメモリ121には、座標(x,y)=(0,0)、(1,2)、(6,3)にフェイル情報が格納されている。また、図5(b)に示すように、第2フェイルメモリ122には、座標(x,y)=(1,0)、(1,2)、(5,3)にフェイル情報が格納されている。また、図5(c)に示すように、第3フェイルメモリ123には、座標(x,y)=(0,1)、(1,0)、(1,2)、(6,3)にフェイル情報が格納されている。
解析用メモリ140には、これらの論理和となる情報が格納される。このため、図5(d)に示すように、解析用メモリ140には、座標(x,y)=(0,0)、(1,0)、(1,2)、(5,3)、(6,3)にフェイル情報が格納されることとなる。
なお、上記においてフェイルメモリにフェイル情報を格納するまでの手順をフォアグランド(ForeGround)動作と呼び、フォアグランドで収集した情報を解析用メモリに格納し、リペア動作を行うまでをバックグランド(BackGround)動作と呼ぶ。
特開2001−282324号公報
しかし、従来のメモリ試験装置100では、以下のような問題が発生してしまう。例えば、図5に示す例において、新たに(x,y)=(1,0)、(5,3)、(6,3)においてフェイルが検出されたとする。従来のメモリ試験装置100ではフェイル情報をインターリーブしているため、第1フェイルメモリ121の(x,y)=(1,0)にフェイル情報が新たに格納され、第2フェイルメモリ122の(x,y)=(5,3)にフェイル情報が新たに格納され、第3フェイルメモリ123の(x,y)=(6,3)にフェイル情報が新たに格納される。
ここで、座標(x,y)=(1,0)のフェイルは、図5(b)に示すように第2フェイルメモリ122に記憶されており、新たなフェイル(以下、ニューフェイルと称する)ではない。しかし、第1フェイルメモリ121は、第2フェイルメモリ122の記憶情報を参照できないことから、座標(x,y)=(1,0)のフェイルをニューフェイルとして格納してしまう。
このため、第1フェイルメモリ121は、座標(x,y)=(1,0)のフェイルを解析用メモリ140に送信し、解析用メモリ140は、座標(x,y)=(1,0)のフェイルを格納してしまう。よって、従来のメモリ試験装置100は、解析用メモリ140に新たに記憶させる必要がない情報について記憶させることとなり、解析用メモリ140のアクセスによるパフォーマンスの低下を招いてしまう。そこで、第1フェイルメモリ121が解析用メモリ140の記憶情報を参照することが考えられるが、この場合も、同様に解析用メモリ140にアクセスする必要が生じ、パフォーマンスの低下を招いてしまう。
特に、リペアアルゴリズムは、メモリ試験装置100の解析用メモリ140に記憶されたフェイル情報に基づいて組まれる。このため、座標(x,y)=(1,0)のセルのリペアアルゴリズムは、図5(d)のフェイル情報に基づいて、既に組まれている。それにも拘わらず、再度座標(x,y)=(1,0)のフェイル情報を解析用メモリ140に格納させると、座標(x,y)=(1,0)のセルのリペアアルゴリズムが再度組まれることとなり、一層のパフォーマンス低下を招いてしまう。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することが可能なメモリ試験装置及びフェイル情報格納部を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るメモリ試験装置は、フェイル情報を格納可能な複数のフェイル情報格納部と、複数のフェイル情報を入力し、複数のフェイル情報を複数のフェイル情報格納部に振り分けて格納させるインターリーブコントローラと、インターリーブコントローラによって複数のフェイル情報格納部に格納されたフェイル情報の論理和をとる論理和部と、論理和部にて論理和をとられたフェイル情報を格納する解析用メモリと、解析用メモリに格納されたフェイル情報に基づいて不良セルのリペアアルゴリズムを実行するリペア演算部と、論理和部にて論理和をとられたフェイル情報を読み込んで記憶するサブメモリと、を備え、複数のフェイル情報格納部は、それぞれ、インターリーブ
コントローラによって振り分けられたフェイル情報を格納可能な内部メモリと、サブメモリに記憶される記憶情報に従ってインターリーブコントローラから送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリに格納させるコントローラと、を有し、コントローラは、内部メモリに格納されたフェイル情報のみを、論理和部に送信する。
このメモリ試験装置によれば、論理和部にて論理和をとられたフェイル情報を格納する解析用メモリの他に、論理和をとられたフェイル情報を読み込んで記憶するサブメモリを備えている。このため、サブメモリの記憶情報を参照することにより、他のフェイル情報格納部の内部メモリに振り分けられたフェイル情報についても参照可能となり、ニューフェイルを判断することができる。さらに、フェイル情報格納部のコントローラは、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリに格納させる。このため、ニューフェイルであると判断されなかったフェイル情報は、内部メモリに記憶されず、解析用メモリに格納されないこととなる。これにより、ニューフェイルでないフェイル情報を解析用メモリに格納させて、既に救済しているセルを対象としたリペアアルゴリズムを組む必要がなく、パフォーマンスの低下を抑制することができる。従って、パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することができる。
また、サブメモリは、複数のフェイル情報格納部のそれぞれに設けられ、コントローラは、それぞれ自己と同一のフェイル情報格納部に設けられたサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断することが好ましい。
このメモリ試験装置によれば、サブメモリは、複数のフェイル情報格納部のそれぞれに設けられ、コントローラは、それぞれ自己と同一のフェイル情報格納部に設けられたサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断する。このため、コントローラによるサブメモリへのアクセス速度を速くすることができ、一層パフォーマンスの低下を抑制することができる。
また、コントローラは、それぞれ単一のサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断することが好ましい。
このメモリ試験装置によれば、コントローラは、それぞれ単一のサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断するため、サブメモリは1つとなり、部品点数を共通化でき、構成を簡素化することができる。
また、サブメモリへのフェイル情報の記憶を禁止すると共に、コントローラによるニューフェイルの判断を禁止して、インターリーブコントローラによって振り分けられたフェイル情報を全て内部メモリに記憶させる記憶モードを選択可能な選択手段をさらに備えることが好ましい。
このメモリ試験装置によれば、サブメモリへのフェイル情報の記憶を禁止すると共に、コントローラによるニューフェイルの判断を禁止して、振り分けられたフェイル情報を全て内部メモリに記憶させる記憶モードを選択可能な選択手段を備えている。このため、従来通りの動作と本発明に係る動作との双方とを両立することができ、利便性を向上させることがきできる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るフェイル情報格納部は、複数のフェイル情報が振り分けられ、振り分けによる複数のフェイル情報の一部が記憶させられるものであって、複数のフェイル情報を入力して振り分けるインターリーブコントローラによって振り分けられた一部のフェイル情報を格納可能な内部メモリと、インターリーブコントロ
ーラによって振り分けられる前の全フェイル情報を格納するサブメモリと、サブメモリに記憶される記憶情報に従ってインターリーブコントローラから送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリに格納させるコントローラと、を備える。
このメモリ試験装置によれば、振り分けられた一部のフェイル情報を格納可能な内部メモリと、振り分けられる前の全フェイル情報を格納するサブメモリとを備えている。このため、サブメモリの記憶情報を参照することにより、他のフェイル情報格納部の内部メモリに振り分けられたフェイル情報についても参照可能となり、ニューフェイルを判断することができる。さらに、コントローラは、サブメモリに記憶される記憶情報に従って送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリに格納させる。このため、ニューフェイルであると判断されなかったフェイル情報は、内部メモリに記憶されず、解析用メモリに格納されないこととなる。これにより、ニューフェイルでないフェイル情報を解析用メモリに格納させて、既に救済しているセルを対象としたリペアアルゴリズムを組む必要がなく、パフォーマンスの低下を抑制することができる。従って、パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することができる。
本発明によれば、パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るメモリ試験装置を示す構成図である。図1に示すように、メモリ試験装置1は、半導体メモリなどのIC回路を試験し、試験後に得られた半導体セルの不良を示すフェイル情報に基づいて、不良セルを救済するリペアアルゴルリズムを実行するものである。このメモリ試験装置1は、インターリーブコントローラ10と、複数(本実施形態では2つ)のフェイル情報格納部20と、論理和部30と、解析用メモリ40と、リペア演算部50とを備えている。
インターリーブコントローラ10は、複数のフェイル情報を入力し、入力した複数のフェイル情報を複数のフェイル情報格納部20に振り分けて格納させるものである。具体的にインターリーブコントローラ10は、図4を参照して説明したように、まず、フェイル情報を第1フェイル情報格納部21に格納させ、次に、フェイル情報を第2フェイル情報格納部22に格納させる。以後、インターリーブコントローラ10は、フェイル情報格納部20にフェイル情報を交互に格納させることとなる。
複数のフェイル情報格納部20は、インターリーブコントローラ10によって振り分けられて送信されてきたフェイル情報を格納するものである。具体的にフェイル情報格納部20は、それぞれメモリコントローラ(コントローラ)21a,22a及び内部メモリ21b,22bを有しており、フェイル情報は、メモリコントローラ21a,22aによって内部メモリ21b,22bに書き込まれることとなる。
論理和部30は、インターリーブコントローラ10によって複数のフェイル情報格納部20に格納されたフェイル情報の論理和をとるものである。具体的に論理和部30は、図5を参照して説明したように、各内部メモリ21b,22bに格納されるフェイル情報の論理和をとることとなる。解析用メモリ40は、論理和部30によって論理和をとられた複数のフェイル情報を格納するものである。リペア演算部50は、解析用メモリ40に格納された複数のフェイル情報に基づいて不良セルのリペアアルゴリズムを実行するもので
ある。
ここで、本実施形態においてフェイル情報格納部20は、それぞれサブメモリ21c,22cを備えている。サブメモリ21c,22cは、論理和部30によって論理和をとられた複数のフェイル情報を読み込んで記憶するものである。具体的に論理和部30によって論理和をとられた複数のフェイル情報は、メモリコントローラ21a,22aによってサブメモリ21c,22cに書き込まれることとなる。
さらに、本実施形態においてメモリコントローラ21a,22aは、ニューフェイルを判断する機能を有している。一般に、半導体メモリなどのIC回路は、複数項目に亘って試験が行われるようになっている。このため、2回目の試験においてフェイルが検出されたセル等には、1回目の試験において既に検出されたものと、1回目の試験において検出されていなかったものが存在し、このうち、1回目の試験において検出されていなかったものは、ニューフェイルとなる。メモリコントローラ21a,22aは、このようなニューフェイルを判断することとなる。
このようなニューフェイルの判断にあたり、メモリコントローラ21a,22aは、サブメモリ21c,22cに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断することとなる。ここで、サブメモリ21c,22cには、論理和部30によって論理和をとられた複数のフェイル情報が蓄積される構成となっている。このため、サブメモリ21c,22cは、1回目の試験におけるフェイル情報が論理和部30から出力されて解析用メモリ40に格納される段階で、1回目の試験における全てのフェイル情報を記憶することとなる。また、2回目の試験におけるフェイル情報が論理和部30から出力されて解析用メモリ40に格納される段階で、1回目及び2回目の試験における全てのフェイル情報を記憶することとなる。さらに、3回目以降についても同様である。
サブメモリ21c,22cが上記のような構成であるため、メモリコントローラ21a,22aは、サブメモリ21c,22cの記憶情報からニューフェイルを判断することができる。具体的に、メモリコントローラ21a,22aは、インターリーブコントローラ10からフェイル情報を入力すると、サブメモリ21c,22cに記憶される記憶情報を参照して、ニューフェイルを判断することとなる。さらに、メモリコントローラ21a,22aは、サブメモリ21c,22cの記憶情報を参照した結果、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報のみを内部メモリ21b,22bに格納させ、ニューフェイルでないと判断した場合には、そのフェイル情報を内部メモリ21b,22bに格納させないこととする。これにより、論理和部30に送信されるフェイル情報は、ニューフェイルのみとなり、ニューフェイルのみが解析用メモリ40に格納されることとなる。この結果、ニューフェイルでないフェイル情報を解析用メモリ40に格納させて、既に救済しているセルを対象としたリペアアルゴリズムを組む必要がなく、パフォーマンスの低下を抑制することができる。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態に係るメモリ試験装置1の動作を説明する。図2は、本実施形態に係るメモリ試験装置1のフェイル情報の様子を示す第1の図である。
まず、インターリーブコントローラ10から、座標(x,y)=(0,0)、(1,2)、(6,2)を示すフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されたとする。このとき、第1フェイル情報格納部21の内部メモリ21bは、図2(a)に示すように、メモリコントローラ21aからの指示によって、座標(x,y)=(0,0)、(1,2)、(6,2)にフェイル情報を格納する。同様に、サブメモリ21cについても、図2(b)に示すように、座標(x,y)=(0,0)、(1,2)、(6,2)にフェイ
ル情報を格納する。
一方、インターリーブコントローラ10から、座標(x,y)=(1,0)、(1,2)、(5,2)を示すフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されたとする。このとき、第2フェイル情報格納部22の内部メモリ22bは、図2(c)に示すように、メモリコントローラ22aからの指示によって、座標(x,y)=(1,0)、(1,2)、(5,2)にフェイル情報を格納する。同様に、サブメモリ22cについても、図2(d)に示すように、座標(x,y)=(1,0)、(1,2)、(5,2)にフェイル情報を格納する。
その後、各メモリコントローラ21a,22aは、内部メモリ21bに記憶されるフェイル情報を論理和部30に送信する。これにより、論理和部30は、論理和をとり、座標(x,y)=(0,0)、(1,0)、(1,2)、(5,2)、(6,2)を示すフェイル情報(以下、論理和情報という)を生成し、この情報を解析用メモリ40に送信する。そして、リペア演算部50は、解析用メモリ40に格納された論理和情報に基づいてリペアアルゴリズムを実行する。
また、論理和情報は、各メモリコントローラ21a,22aに送信される。そして、図2(f)及び(h)に示すように、各メモリコントローラ21a,22aは、サブメモリ21c,22cに論理和情報を記憶させる。なお、図2(e)及び(g)に示すように、メモリコントローラ21a,22aは、内部メモリ21b,22bに論理和情報を記憶させず、内部メモリ21b,22bの記憶情報は、図2(a)及び(c)に示す内容のままである。
図3は、本実施形態に係るメモリ試験装置1のフェイル情報の様子を示す第2の図である。その後、メモリコントローラ21a,22aは、図3(a)及び(c)に示すように、内部メモリ21b,22bの記憶情報を削除する。なお、図3(b)及び(d)に示すように、メモリコントローラ21a,22aは、サブメモリ21c、22cの論理和情報を削除せず、保持させておく。
次に、インターリーブコントローラ10から、座標(x,y)=(1,0)、(7,3)を示すフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されたとする。このとき、メモリコントローラ21aは、サブメモリ21cに記憶される記憶情報を参照し、座標(x,y)=(1,0)のフェイル情報をニューフェイルでないと判断する。そして、メモリコントローラ21aは、座標(x,y)=(1,0)のフェイル情報を内部メモリ21bに格納させないこととする。一方、メモリコントローラ21aは、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報をニューフェイルと判断する。そして、メモリコントローラ21aは、図3(e)に示すように、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報のみを内部メモリ21bに格納させる。さらに、メモリコントローラ21aは、図3(f)に示すように、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報をサブメモリ21cに格納させる。その後、メモリコントローラ21aは、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報を論理和部30に送信する。
一方、インターリーブコントローラ10から、座標(x,y)=(0,0)、(1,3)を示すフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されたとする。このとき、メモリコントローラ22aは、サブメモリ22cに記憶される記憶情報を参照し、座標(x,y)=(0,0)のフェイル情報をニューフェイルでないと判断する。そして、メモリコントローラ22aは、座標(x,y)=(0,0)のフェイル情報を内部メモリ22bに格納させないこととする。一方、メモリコントローラ22aは、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報をニューフェイルと判断する。そして、メモリコントローラ22a
は、図3(g)に示すように、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報のみを内部メモリ22bに格納させる。さらに、メモリコントローラ22aは、図3(h)に示すように、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報をサブメモリ22cに格納させる。その後、メモリコントローラ22aは、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報を論理和部30に送信する。
次いで、論理和部30は、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報と、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報との論理和をとり、解析用メモリ40に送信する。そして、リペア演算部50は、座標(x,y)=(7,3)のフェイル情報と、座標(x,y)=(1,3)のフェイル情報との2つのフェイル情報のみに基づいてリペアアルゴリズムを実行することとなる。
このようにして、本実施形態に係るメモリ試験装置1及びフェイル情報格納部20によれば、論理和部30にて論理和をとられた複数のフェイル情報を格納する解析用メモリ40の他に、論理和をとられた複数のフェイル情報を読み込んで記憶するサブメモリ21c,22cを備えている。このため、サブメモリ21c,22cの記憶情報を参照することにより、他のフェイル情報格納部21,22の内部メモリ21b,22bに振り分けられたフェイル情報についても参照可能となり、ニューフェイルを判断することができる。さらに、フェイル情報格納部21,22のメモリコントローラ21a,22aは、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を内部メモリ21b,22bに格納させる。このため、ニューフェイルであると判断されなかったフェイル情報は、内部メモリ21b,22bに記憶されず、解析用メモリ40に格納されないこととなる。これにより、ニューフェイルでないフェイル情報を解析用メモリ40に格納させて、既に救済しているセルを対象としたリペアアルゴリズムを組む必要がなく、パフォーマンスの低下を抑制することができる。従って、パフォーマンスの低下を抑制しつつ、ニューフェイルを検出することができる。
また、サブメモリ21c,22cは、複数のフェイル情報格納部20のそれぞれに設けられ、メモリコントローラ21a,22aは、それぞれ自己と同一のフェイル情報格納部21,22に設けられたサブメモリ21c,22cに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断する。このため、メモリコントローラ21a,22aによるサブメモリ21c,22cへのアクセス速度を速くすることができ、一層パフォーマンスの低下を抑制することができる。
以上、本発明に係るスイッチング電源装置を実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態では2インターリーブ方式を採用したメモリ試験装置1を説明したが、これに限らず、3インターリーブ方式又はそれ以上のインターリーブ方式を採用したメモリ試験装置に適用してもよい。
また、本実施形態においてメモリコントローラ21a,22aは、自己と同一のフェイル情報格納部21,22に設けられたサブメモリ21c,22cに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断している。しかし、これに限らず、メモリコントローラ21a,22aは、それぞれ単一のサブメモリ21c,22cに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断してもよい。すなわち、サブメモリ21c,22cは、1つだけであってもよい。これにより、サブメモリは1つとなり、部品点数を共通化でき、構成を簡素化することができるからである。
本実施形態において、サブメモリへのフェイル情報の記憶を禁止すると共に、コントローラによるニューフェイルの判断を禁止して、インターリーブコントローラによって振り
分けられたフェイル情報を全て内部メモリに記憶させる記憶モードを選択可能な選択手段をさらに備えていてもよい。これにより、従来通りの動作と本発明に係る動作との双方とを両立することができ、利便性を向上させることがきできるからである。
本発明の実施形態に係るメモリ試験装置を示す構成図である。 本実施形態に係るメモリ試験装置1のフェイル情報の様子を示す第1の図であり、(a)は1回目の試験のフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときの内部メモリ21bに記憶される記憶情報を示し、(b)は1回目の試験のフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときのサブメモリ21cに記憶される記憶情報を示し、(c)は1回目の試験のフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときの内部メモリ22aに記憶される記憶情報を示し、(d)は1回目の試験のフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときのサブメモリ22cに記憶される記憶情報を示し、(e)は論理和部30にて論理和をとられたフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときの内部メモリ21bに記憶される記憶情報を示し、(f)は論理和部30にて論理和をとられたフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときのサブメモリ21cに記憶される記憶情報を示し、(g)は論理和部30にて論理和をとられたフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときの内部メモリ22bに記憶される記憶情報を示し、(h)は論理和部30にて論理和をとられたフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときのサブメモリ22cに記憶される記憶情報を示している。 本実施形態に係るメモリ試験装置1のフェイル情報の様子を示す第2の図であり、(a)は内部メモリ21bの格納情報を消去後における内部メモリ21bの記憶情報を示し、(b)は内部メモリ21bの格納情報を消去後におけるサブメモリ21cの記憶情報を示し、(c)は内部メモリ22bの格納情報を消去後における内部メモリ22bの記憶情報を示し、(d)は内部メモリ22bの格納情報を消去後におけるサブメモリ22cの記憶情報を示し、(e)は1回目の試験のフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときの内部メモリ21bに記憶される記憶情報を示し、(f)は1回目の試験のフェイル情報が第1フェイル情報格納部21に送信されて記憶されたときのサブメモリ21cに記憶される記憶情報を示し、(g)は1回目の試験のフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときの内部メモリ22aに記憶される記憶情報を示し、(h)は1回目の試験のフェイル情報が第2フェイル情報格納部22に送信されて記憶されたときのサブメモリ22cに記憶される記憶情報を示している。 従来のメモリ試験装置を示す構成図である。 第1〜第3フェイルメモリと解析用メモリとの記憶情報を示す概念図であり、(a)は第1フェイルメモリの記憶情報を示し、(b)は第2フェイルメモリの記憶情報を示し、(c)は第3フェイルメモリの記憶情報を示し、(d)は解析用メモリの記憶情報を示している。
符号の説明
1 メモリ試験装置
10 インターリーブコントローラ
20 フェイル情報格納部
21a,22a メモリコントローラ(コントローラ)
21b,22b 内部メモリ
21c,22c サブメモリ
30 論理和部
40 解析用メモリ
50 リペア演算部

Claims (5)

  1. フェイル情報を格納可能な複数のフェイル情報格納部と、
    複数のフェイル情報を入力し、複数のフェイル情報を前記複数のフェイル情報格納部に振り分けて格納させるインターリーブコントローラと、
    前記インターリーブコントローラによって前記複数のフェイル情報格納部に格納されたフェイル情報の論理和をとる論理和部と、
    前記論理和部にて論理和をとられたフェイル情報を格納する解析用メモリと、
    前記解析用メモリに格納されたフェイル情報に基づいて不良セルのリペアアルゴリズムを実行するリペア演算部と、
    前記論理和部にて論理和をとられたフェイル情報を読み込んで記憶するサブメモリと、を備え、
    前記複数のフェイル情報格納部は、それぞれ、前記インターリーブコントローラによって振り分けられたフェイル情報を格納可能な内部メモリと、前記サブメモリに記憶される記憶情報に従って前記インターリーブコントローラから送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を前記内部メモリに格納させるコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、前記内部メモリに格納されたフェイル情報のみを、前記論理和部に送信する
    ことを特徴とするメモリ試験装置。
  2. 前記サブメモリは、複数のフェイル情報格納部のそれぞれに設けられ、
    前記コントローラは、それぞれ自己と同一のフェイル情報格納部に設けられたサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ試験装置。
  3. 前記コントローラは、それぞれ単一のサブメモリに記憶される記憶情報に従ってニューフェイルを判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のメモリ試験装置。
  4. 前記サブメモリへのフェイル情報の記憶を禁止すると共に、前記コントローラによるニューフェイルの判断を禁止して、前記インターリーブコントローラによって振り分けられたフェイル情報を全て前記内部メモリに記憶させる記憶モードを選択可能な選択手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のメモリ試験装置。
  5. 複数のフェイル情報が振り分けられ、振り分けによる前記複数のフェイル情報の一部が記憶させられるフェイル情報格納部であって、
    複数のフェイル情報を入力して振り分けるインターリーブコントローラによって振り分けられた一部のフェイル情報を格納可能な内部メモリと、前記インターリーブコントローラによって振り分けられる前の全フェイル情報を格納するサブメモリと、前記サブメモリに記憶される記憶情報に従って前記インターリーブコントローラから送られてきたフェイル情報がニューフェイルであるか否かを判断し、ニューフェイルであると判断した場合に、そのフェイル情報を前記内部メモリに格納させるコントローラと、
    を備えることを特徴とするフェイル情報格納部。
JP2007314291A 2007-12-05 2007-12-05 メモリ試験装置 Pending JP2009140548A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007314291A JP2009140548A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 メモリ試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007314291A JP2009140548A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 メモリ試験装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009140548A true JP2009140548A (ja) 2009-06-25

Family

ID=40871007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007314291A Pending JP2009140548A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 メモリ試験装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009140548A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198695A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Yokogawa Electric Corp 記憶装置及び半導体試験装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010198695A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Yokogawa Electric Corp 記憶装置及び半導体試験装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4044075B2 (ja) 半導体集積回路の試験回路及び試験方法
JP5127737B2 (ja) 半導体装置
JP6071930B2 (ja) 半導体集積回路
US20120257467A1 (en) Memory repair analysis apparatus, memory repair analysis method, and test apparatus
JP2010123159A (ja) 半導体集積回路
JP2007172778A (ja) メモリテスト回路及びメモリテスト方法
JP5983362B2 (ja) 試験方法、試験プログラム、および、試験制御装置
JP5611916B2 (ja) 半導体集積回路
JP2008262630A (ja) 半導体集積回路及びメモリ検査方法
JP2006331571A (ja) 半導体装置
JP2012185895A (ja) 半導体集積回路、故障診断システム、および、故障診断方法
US8762926B2 (en) Method and apparatus for diagnosing a fault of a memory using interim time after execution of an application
JP2009140548A (ja) メモリ試験装置
JP2007102940A (ja) 試験装置、及び試験方法
JP2006004475A (ja) 半導体集積回路装置
JP4993175B2 (ja) メモリ検査装置
JP2008082976A (ja) Fbm生成装置、fbm生成方法
JP2008071490A (ja) 半導体集積回路装置、icカードおよび検査装置
JP2011034642A (ja) メモリテスト回路、半導体集積回路、及びメモリテスト方法
JP5074968B2 (ja) 集積回路及びメモリテスト方法
JP2007280546A (ja) 半導体試験装置および半導体装置の試験方法
JP2014154186A (ja) 記憶装置検査システム、記憶装置検査方法および不揮発性半導体記憶装置
JP2003208797A (ja) 半導体装置及び該半導体装置のテスト方法
JP2007018557A (ja) データ処理装置および救済解決定システム
JPH0258800A (ja) 半導体メモリ用オンチップテスト回路及びテスト方式