JP2006331571A - 半導体装置 - Google Patents

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知弘 黒住
Masashi Agata
政志 縣
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Abstract

【課題】 テスト回路を含む半導体装置において、回路面積の増加を抑制しつつ、救済情報の転送を、効率よく実行可能にする。
【解決手段】 冗長メモリ11,12の救済処理を行う救済処理部21,22は、救済情報格納部となるシフトレジスタ回路Ln1〜Lny,L11〜L1xをそれぞれ有する複数の不良救済部211〜21y,221〜22xを備えている。シフトレジスタ回路Ln1,…は、データを順次転送可能なようにシリアルに接続されている。テスト回路30は冗長メモリ11,12の検査を行い、不良セルを救済するための救済情報S3をシリアルに出力する。この救済情報S3を、救済処理部21,22はシフトレジスタ回路Ln1,…に、そのデータ転送動作を用いて格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置における冗長メモリの救済方式に関するものであり、特に、不良セルを救済するための情報が、チップ内に組み込んだテスト回路動作を通じて生成されるシステムにおいて、救済情報を効率的に転送するための技術に関する。
従来から、メモリ内に不良が存在したとき、チップ内に組み込んだテスト回路動作を通じて、その不良箇所を回避するための情報を抽出し、その情報を用いてヒューズ素子等を溶断する方法が、提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−84393号公報
昨今のシステムLSIは、大規模化がすすみ、チップ内に搭載されるメモリの容量や個数も増加傾向にある。このため、チップ内に搭載される冗長メモリの個数は、益々増加し、これに伴い、冗長メモリをテストするためのテスト回路の面積も増えることが予想される。
テスト回路の面積の増加を抑えるためには、搭載するテスト回路の個数を抑えて、1個のテスト回路が検査対象とする冗長メモリの個数を増やすことが有効となる。ただし、1個のテスト回路が多数の冗長メモリを検査対象とする場合には、不良セルを救済するための情報すなわち救済情報を、効率的に転送することが必要となる。
しかしながら、従来技術では、救済情報を転送する方法について、具体的には示されていない。例えば上述の特許文献1では、実施例を示す図2に、任意の冗長メモリを救済するために必要となるヒューズ切断のための情報がパラレルで転送される構成が、示されているに過ぎない。救済情報をパラレルで転送する場合、テスト回路の出力を多数設ける必要があり、また、救済情報の転送経路となる配線を多数配置する必要が生じる。このため、回路面積が徒に増加してしまい、問題となる。
前記の問題に鑑み、本発明は、テスト回路を含む半導体装置において、回路面積の増加を抑制しつつ、救済情報の転送を、効率よく実行可能にすることを課題とする。
前記の課題を解決するため、本発明は、半導体装置として、複数のメモリセルを有し、かつ、不良の前記メモリセルである不良セルを救済するための機能を有する冗長メモリと、前記冗長メモリの検査を行い、不良セルが存在すると判定したとき、当該不良セルを救済するための救済情報を出力するテスト回路と、前記救済情報を格納可能に構成された救済情報格納部をそれぞれ有する複数の不良救済部を有し、前記冗長メモリの救済処理を行う救済処理部とを備え、前記救済情報格納部は、データを順次転送可能なようにシリアルに接続されており、前記救済情報の格納動作において、前記テスト回路は前記救済情報をシリアルに出力するものであり、前記救済処理部は、前記テスト回路からシリアルに出力された前記救済情報を前記救済情報格納部にそのデータ転送動作を用いて格納するものである。
本発明によると、冗長メモリの救済処理を行う救済処理部において、複数の不良救済部がそれぞれ有する救済情報格納部は、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されている。そして、救済情報の格納動作において、テスト回路からシリアルに出力された救済情報は、救済処理部において、救済情報格納部に、そのデータ転送動作を用いて、格納される。このため、救済情報を効率よく救済処理部に転送することができ、かつ、救済情報の転送経路となる配線を多数配置する必要がなく、回路面積の増加を抑制することができる。
そして、前記本発明に係る半導体装置は、テスト回路から出力された救済情報を救済処理部に格納するか否かを、与えられた取込制御信号に応じて、制御可能に構成されているのが好ましい。これにより、テスト回路から出力された救済情報が、冗長救済のために必要な情報以外の情報を含む場合であっても、必要な情報のみを選択的に救済処理部に格納することが可能になる。
また、前記本発明に係る半導体装置における複数の不良救済部は、それぞれ、当該半導体装置の電源がオフされた場合に、救済情報を保持するように構成されているのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体装置は、冗長メモリの動作、およびテスト回路による冗長メモリの検査は、第1のクロックに従って実行され、救済情報の格納動作は、第1のクロックと異なる第2のクロックに従って実行されるのが好ましい。これにより、例えば、第1のクロックとして高速クロックを用いて冗長メモリの検査を高速に行い、その一方で、第2のクロックとして低速クロックを用いて救済情報を転送する、というような動作の切り分けが可能になる。
また、前記本発明に係る半導体装置は、冗長メモリおよび救済処理部のペアを複数備え、複数の救済処理部それぞれの、シリアル接続された複数の救済情報格納部が、データを順次転送可能なようにシリアルに接続されているのが好ましい。これにより、テスト回路が複数の冗長メモリを検査対象とする場合であっても、救済情報の転送を効率よく実行することが可能になる。
また、前記本発明に係る半導体装置は、当該半導体装置の外部から救済情報を入力するための救済情報外部入力端子と、テスト回路から出力された救済情報と、救済情報外部入力端子に入力された救済情報とのいずれかを選択し、救済処理部に与えるセレクタとを備えたものとするのが好ましい。
また、前記本発明に係る半導体装置は、救済処理部に与えられる救済情報を、当該半導体装置の外部に出力するための救済情報外部出力端子を備えたものとするのが好ましい。
本発明によると、テスト回路を有する半導体装置において、回路面積の増加を伴うことなく、効率の良い救済情報の転送を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る半導体装置の構成を示すブロック図である。図1において、11,12は複数のメモリセルを有し、かつ、不良のメモリセル(不良セル)を救済するための機能を有する冗長メモリ、21,22は冗長メモリ11,12の救済処理を行う救済処理部である。救済処理部21は冗長メモリ11とペアになっており、救済処理部22は冗長メモリ12とペアになっている。なお、他にも冗長メモリと救済処理部のペアが設けられているが、簡略化のために、図示は省いている。
救済処理部21は複数の不良救済部211,212,…,21yを備えている。各不良救済部211,212,…,21yは、救済情報格納部としてのシフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyと、電気ヒューズ素子Fn1,Fn2,…,Fnyとを有している。シフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyに格納された救済情報は、電気ヒューズ素子Fn1,Fn2,…,Fnyのプログラム情報としてそれぞれ用いられる。同様に、救済処理部22は複数の不良救済部221,222,…,22xを備えている。各不良救済部221,222,…,22xは、救済情報格納部としてのシフトレジスタ回路L11,L12,…,L1xと、電気ヒューズ素子F11,F12,…,F1xとを有している。シフトレジスタ回路L11,L12,…,L1xに格納された救済情報は、電気ヒューズ素子F11,F12,…,F1xのプログラム情報としてそれぞれ用いられる。
救済処理部21において、シフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyは、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されている。また、救済処理部22において、シフトレジスタ回路L11,L12,…,L1xは、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されている。さらに、救済処理部21のシリアル接続されたシフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyと、救済処理部22のシリアル接続されたシフトレジスタ回路L11,L12,…,L1xとが、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されている。
救済処理部21における各不良救済部211,212,…,21y、および救済処理部22における各不良救済部221,222,…,22xは、それぞれ、電気ヒューズ素子を備えることによって、半導体装置の電源がオフされた場合であっても、救済情報が保持されるように、構成されている。なお、電気ヒューズ素子の代わりに、シフトレジスタ回路に格納された救済情報によって記憶データが設定される不揮発性メモリ素子を、設けてもかまわない。
また、図1では、不良救済部における救済情報格納部は、シフトレジスタ回路によって構成されているが、データを順次転送可能なようにシリアルに接続可能な記憶手段であれば、どのようなものであってもかまわない。
テスト回路30は、冗長メモリ11,12の検査を行う検査部31と、不良セルを救済するための救済情報S3を出力する出力部32とを備えている。検査部31は、検査外部信号群TEを受け、テスター制御によって、アドレス信号、データ入出力信号および制御信号等からなる検査内部信号群S1を用いて、冗長メモリ11,12に対して所望の検査を実施する。そして、検査結果がパスかフェイルかを検出し、フェイルの場合、冗長救済が可能か否かの判定を行い、検査結果情報S2を出力する。出力部32は、検査結果情報S2を受けて、救済情報S3をシリアルに出力する。
なお、検査部31は、検査結果情報S2の全てを出力部32に出力しなくてもかまわない。また、出力部32は、例えば冗長救済ができない場合に、救済には実質的に用いられない情報を出力してもかまわない。また、パス/フェイルの判定結果等の情報を出力してもかまわない。
42は半導体装置の外部から、取込制御信号CNを入力するための外部入力端子、43は半導体装置の外部から救済情報EXINを入力するための救済情報外部入力端子、44は救済処理部21,22に与えられる救済情報S3を半導体装置の外部に出力するための救済情報外部出力端子である。
セレクタ5は、出力部32から出力された救済情報S3と、救済情報外部入力端子43に入力された救済情報EXINとのいずれかを選択し、出力する。セレクタ5から出力された救済情報S3または救済情報EXINは、救済処理部21のシリアル接続されたシフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyの初段のシフトレジスタ回路LnyのD入力に与えられる。
第1のクロックCK1は、検査部31および冗長メモリ11,12に与えられる。すなわち、冗長メモリ11,12の動作、およびテスト回路30による冗長メモリ11,12の検査は、第1のクロックCK1に従って実行される。
第2のクロックCK2は、出力部32に与えられるとともに、インバータ40およびANDゲート41を介して、クロックS5として救済処理部21,22に与えられる。クロックS5は、救済処理部21のシリアル接続されたシフトレジスタ回路Ln1,Ln2,…,Lnyと、救済処理部22のシリアル接続されたシフトレジスタ回路L11,L12,…,L1xとのE入力に与えられる。すなわち、出力部32からシリアルに出力された救済情報S3の格納動作は、第2のクロックCK2に従って実行される。
ここで、第1のクロックCK1と第2のクロックCK2とを別個に設けることによって、様々な使い分けが可能になる。例えば、第1のクロックCK1を高速クロックとし、第2のクロックCK2を低速クロックとするのが好ましい。これにより、冗長メモリの検査は高速に実行できる。その一方で、システム性能に関係しない救済情報の転送動作は低速に実行することによって、無駄な回路面積の増加を抑えることができる。なお、第1のクロックCK1と第2のクロックCK2とは、同一のクロックであってもかまわない。
クロック制御部としてのANDゲート41は、インバータ40から出力された、第2のクロックCK2の逆相のクロックNCK2と、外部端子42に与えられた取込制御信号CNとを入力とし、クロックS5を出力する。クロックS5は、取込制御信号CNが“H”のときは逆相クロックNCK2と同一のクロックとなり、取込制御信号CNが“L”のときは“L”レベルに固定される。すなわち、救済処理部21,22に与えられるクロックの有効/無効が、取込制御信号CNに応じて、制御される。
以下、図1の半導体装置の検査時における動作について、検査の各段階毎に説明する。図2は図1の半導体装置を用いた検査の流れを示すタイミングチャートである。
<1.検査段階>
図2では、検査外部信号群TEは、リセット信号、検査モード信号、検査終了信号および検査結果判定信号からなるものとしている。まず、リセット信号により、検査部31および冗長メモリ11,12が初期化される。そして、検査モードを設定した後に(検査モード信号が“H”)、第1のクロックCK1に同期して、冗長メモリ11,12の検査が開始される。検査実行中に不良セルが見つかったとき、検査結果判定信号が“L”から“H”に遷移する(Fail)。そして、所望の検査が終了したとき、検査終了信号が所定期間だけ“H”になる。
<2.救済情報転送段階>
図3は救済情報の格納動作を示すタイミングチャートである。ここでは、出力部32が、第2のクロックCK2に同期して救済情報S3をシリアルに出力するものとし、セレクタ5が、出力部32から出力された救済情報S3を選択し、救済処理部21に与えるものとする。また、救済処理部21において、y=5、すなわち、シリアルに接続されたシフトレジスタ回路の個数が5個としている。すなわち、セレクタ5の出力である救済情報S5が、まず、シフトレジスタ回路Ln5のD入力に与えられ、その後、クロックS5に従って、シフトレジスタ回路Ln4,Ln3,Ln2,Ln1の順に転送される。
第2のクロックCK2の立ち上がりに同期して、出力部32から救済情報S3が出力される。また、救済情報S3が真に必要なデータであるとき、取込が行われるように取込制御信号CNは“H”になる。すなわち、救済情報S3が、冗長救済のためには不要となるデータを含んでいる場合でも、取込制御信号CNを用いた制御によって、真に必要な救済情報のみを救済処理部21,22に選択的に格納することが可能となる。
救済情報S3は、所定の信号伝搬遅延時間tdを経た後に、シフトレジスタ回路Ln5の端子Dに到達する。ここで、第2のクロックCK2の“H”期間tCHは、
tCH > td
が回路的に保証されているものとする。このため、第2のクロックCK2の逆相クロックNCK2を基にして得られたクロックS5は、救済情報S3がシフトレジスタ回路Lnyの端子Dに確実に到達した後に、立ち上がる波形となる。すなわち、救済処理部21,22に与えるクロックS5を、第2のクロックCK2の逆相クロックNCK2を用いて生成することによって、救済情報S3をシフトレジスタ回路に確実に取込むためのタイミング設計が容易になる、という効果が得られる。
なお、取込制御信号CNとしては、検査パターン情報を用いるのが好ましい。救済情報S3には、冗長救済に必要な情報以外の情報が含まれる場合があり、そのような不要な情報が取り込まれないよう制御することが必要である。通常、論理検証段階において、救済情報取込制御を行うための波形の確からしさは、シミュレーション結果波形で確認することが可能である。すなわち、シミュレーション結果波形を所定のテスタ上で扱えるフォーマットに変換した後の、論理的に保証された検査パターンを、外部入力端子42に取込制御信号CNとして与えることによって、論理的に保証された安全な制御を行うことが可能となる。
いま、出力部32は、救済情報S3としてデータ「d1」〜「d8」をシリアルに順次出力する。そして、出力されたデータの中で、ハッチを付した「d2」「d3」「d4」「d6」「d7」を、真に必要な救済情報として、シフトレジスタ回路Ln1〜Ln5に格納するものとする。取込制御信号CNは、データ「d2」「d3」「d4」「d6」「d7」が出力される期間のみ、“H”となる。
まず、救済情報S3としてデータ「d2」が出力されるサイクルでは(サイクルA)、取込制御信号CNによって制御されたクロックS5の立ち上がりタイミングで、シフトレジスタ回路Ln5内にデータ「d2」が格納される。次に、救済情報S3としてデータ「d3」が出力されるサイクルでは(サイクルB)、クロックS5の立ち上がりタイミングで、シフトレジスタ回路Ln5にデータ「d3」が格納されるとともに、シフトレジスタ回路Ln5の格納データ「d2」が次段のシフトレジスタ回路Ln4に転送される。
さらに、救済情報S3としてデータ「d4」が出力されるサイクルでは(サイクルC)、クロックS5の立ち上がりタイミングで、シフトレジスタ回路Ln5にデータ「d4」が格納されるとともに、シフトレジスタ回路Ln5の格納データ「d3」が次段のシフトレジスタ回路Ln4に転送され、さらにシフトレジスタ回路Ln4の格納データ「d2」が次段のシフトレジスタ回路Ln3に転送される。
次のデータ「d5」が出力されるサイクルでは(サイクルD)、取込制御信号CNが“L”になるため、クロックS5は“L”のままである。このため、データ「d5」はシフトレジスタ回路Ln5に格納されず、また、次段以降のシフトレジスタ回路間のデータ転送も行われないで、格納されたデータは保持されたままとなる。
以下同様にして、取込制御信号CNに従って、救済情報S3の取り込み、およびシフトレジスタ回路間のデータ転送動作が制御される。そして、データ「d8」が出力されたサイクル(サイクルE)の終了後には、シフトレジスタ回路Ln1〜Ln5には、それぞれ、データ「d2」「d3」「d4」「d6」「d7」が格納された状態となる。
<3.プログラム段階>
プログラム段階については、検査フローの理解のために必要となる一般的な内容を記載するにとどめ、詳細な説明は省略する。なお、本発明の技術思想は、プログラム方式によって制約を受けるものではない。
図1において、救済処理部21,22が有するレベルシフト回路Ln1〜Lny,L11〜L1xに、所定の救済情報が格納されているものとする。また、図示していないが、救済処理部21,22には、レベルシフト回路Ln1〜Lny,L11〜L1xに格納された救済情報を、電気ヒューズ素子Fn1〜Fny,F11〜F1xにプログラムするためのプログラム制御回路が、設けられている。
プログラム制御回路は、図2に示すようなプログラム制御信号を受けて、プログラムを実行し、レベルシフト回路Ln1〜Lny,L11〜L1xに格納された救済情報を、電気ヒューズ素子Fn1〜Fny,F11〜F1xに、それぞれプログラムする。そして、所望のプログラム動作が完了すると、プログラム制御回路はプログラム完了信号を出力する。
<4.再検査段階>
再検査段階については、検査フローの理解のために必要となる一般的な内容を記載するにとどめ、詳細な説明は省略する。なお、本発明の技術思想は、再検査の方法によって制約を受けるものではない。
図1において、冗長メモリ11,12は、不良セルを持つ場合でも、上述のプログラム動作(ヒューズ切断行為)によって不良セルへのアクセスが回避され、スペアのメモリセルがアクセスされるようになる。これにより、冗長メモリ11,12は正常動作が可能となる。
図2において、リセット信号のセットにより、電気ヒューズ素子Fn1〜Fny,F11〜F1xにプログラムされた救済処理情報S4が有効となる。そして、<1.検査段階>で説明したのと同様に検査が行われるが、冗長救済が実施されたことによって、検査結果判定信号は“L”のままとなる。そして、再検査が終了したとき、検査終了信号が所定期間だけ“H”になる。
<5.解析>
上述したように、外部から救済情報外部入力端子43に入力した救済情報EXINを、セレクタ5を介して、救済処理部21,22に与えることが可能である。また、出力部32から出力された救済情報S3を、救済情報外部出力端子44を介して、データEXOUTとして外部出力させることも可能である。このような外部入出力を用いることによって、半導体装置における冗長救済が正常に行われなかった場合などに、外部から別途与えた救済情報を用いた救済が可能であるか否かを解析したり、また、半導体装置内で生成した救済情報を外部出力して内容を解析することが可能となる。
以上のように本実施形態によると、救済情報格納部としてのレベルシフト回路Ln1〜Lny,L11〜L1xは、データを順次転送可能なようにシリアルに接続されている。そして、救済情報の格納動作において、テスト回路30からシリアルに出力された救済情報S3は、救済処理部21,22において、レベルシフト回路Ln1〜Lny,L11〜L1xに、そのデータ転送動作を用いて格納される。このため、救済情報を効率よく救済処理部に転送することができ、かつ、救済情報の転送経路となる配線を多数配置する必要がなく、回路面積の増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、クロックS5の有効/無効を、ANDゲート41によって、取込制御信号CNに応じて制御することによって、救済情報S3を格納するか否かの制御を実現した。このような手法により、救済情報を格納するか否かを確実に制御することができる。なお、クロックS5の有効/無効の制御は、ANDゲート以外の構成によっても実現可能であることはいうまでもない。
また、救済情報を格納するか否かを制御するためには、救済処理部に与えるクロックの有効/無効を制御する以外に、他の方法も考えられる。例えば、図1の構成において、各救済情報格納部を、クロック入力とイネーブル入力を有するレジスタ回路によって構成する。そして、第2のクロックCK2(またはその逆相クロックNCK2)をクロック入力に与えるとともに、取込制御信号CNをイネーブル入力に与える。このような構成でも、救済情報を格納するか否かを制御可能となる。
また、本実施形態では、冗長メモリと救済処理部とのペアが複数設けられているものとしたが、冗長メモリと救済処理部とのペアが1組だけであっても、本発明は有効である。また、冗長メモリと救済処理部とのペアが複数あるとき、各ペアについてそれぞれ、テスト回路を設けた構成であっても、かまわない。
本発明では、不良セルを救済するための救済情報を生成するテスト回路を含む半導体装置において、回路面積の増加を招くことなく、救済情報の転送が効率良く実現できるので、例えば、多数のメモリを有する半導体装置の回路面積削減に有用である。
本発明の一実施形態に係る半導体装置のブロック図である。 図1の半導体装置を用いた検査の流れを示すタイミングチャートである。 救済情報の格納動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
11,12 冗長メモリ
21,22 救済処理部
30 テスト回路
31 検査部
32 出力部
41 ANDゲート(クロック制御部)
42 外部入力端子
43 救済情報外部入力端子(EXIN)
44 救済情報外部出力端子(EXOUT)
5 セレクタ
211〜21y,221〜22x 不良救済部
Ln1〜Lny,L11〜L1x シフトレジスタ回路(救済情報格納部)
Fn1〜Fny,F11〜F1x 電気ヒューズ素子
CK1 第1のクロック
CK2 第2のクロック
NCK2 第2のクロックの逆相クロック
S1 検査内部信号群
S2 検査結果情報
S3 救済情報
S4 救済処理情報
S5 クロック
CN 取込制御信号
TE 検査外部信号群

Claims (12)

  1. 複数のメモリセルを有し、かつ、不良の前記メモリセルである不良セルを救済するための機能を有する冗長メモリと、
    前記冗長メモリの検査を行い、不良セルが存在すると判定したとき、当該不良セルを救済するための救済情報を出力するテスト回路と、
    前記救済情報を格納可能に構成された救済情報格納部をそれぞれ有する複数の不良救済部を有し、前記冗長メモリの救済処理を行う救済処理部とを備え、
    前記救済情報格納部は、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されており、
    前記救済情報の格納動作において、
    前記テスト回路は、前記救済情報をシリアルに出力するものであり、
    前記救済処理部は、前記テスト回路からシリアルに出力された前記救済情報を、前記救済情報格納部に、そのデータ転送動作を用いて、格納する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記テスト回路から出力された救済情報を前記救済処理部に格納するか否かを、与えられた取込制御信号に応じて、制御可能に構成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2において、
    当該半導体装置の外部から、前記取込制御信号を入力するための外部入力端子を備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項2において、
    前記救済情報格納部のデータ転送動作は、与えられたクロック信号に従って、実行されるものであり、
    前記クロック信号の有効/無効を、前記取込制御信号に応じて制御するクロック制御部を備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1において、
    前記複数の不良救済部は、それぞれ、当該半導体装置の電源がオフされた場合に、前記救済情報を保持するように、構成されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5において、
    前記複数の不良救済部は、それぞれ、前記救済情報格納部に格納された救済情報によってプログラムされる電気ヒューズ素子を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項5において、
    前記複数の不良救済部は、それぞれ、前記救済情報格納部に格納された救済情報によって記憶データが設定される不揮発性メモリ素子を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項1において、
    前記冗長メモリの動作、および前記テスト回路による前記冗長メモリの検査は、第1のクロックに従って実行され、
    前記救済情報の格納動作は、前記第1のクロックと異なる第2のクロックに従って実行される
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8において、
    前記救済情報の格納動作において、前記テスト回路に前記第2のクロックが与えられる一方、前記救済処理部に前記第2のクロックの逆相のクロックが与えられる
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1において、
    前記冗長メモリおよび救済処理部のペアを、複数備え、
    前記複数の救済処理部それぞれの、シリアル接続された複数の救済情報格納部が、データを順次転送可能なように、シリアルに接続されている
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項1において、
    当該半導体装置の外部から、救済情報を入力するための救済情報外部入力端子と、
    前記テスト回路から出力された救済情報と、前記救済情報外部入力端子に入力された救済情報とのいずれかを選択し、前記救済処理部に与えるセレクタとを備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項1において、
    前記救済処理部に与えられる救済情報を、当該半導体装置の外部に出力するための救済情報外部出力端子を備えた
    ことを特徴とする半導体装置。

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