JP2009059434A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリの自己テスト回路が組み込まれた半導体集積回路の故障診断を容易に実行できるようにする。
【解決手段】半導体集積回路50には、BIST回路1及びメモリカラー2が設けられる。メモリカラー2には、メモリ出力結果解析回路3及びメモリセル21が設けられる。BIST実行時では、不良検出された時点で検出された不良をメモリ出力結果解析回路3の取り込みレジスタ31に保存した状態でBIST動作が完了する。メモリ出力結果解析回路3の2入力OR回路OR1から出力される故障検出信号S109がBIST回路1の診断データ転送・保存回路16に入力されると、診断データ転送・保存回路16は動作を開始する。診断データ転送・保存回路16からシフトイネーブル信号S108が出力されると、取り込みレジスタ31に保存されているデータが診断データ転送・保存回路16に自動的に転送される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路に係り、特にメモリの組み込み自己テスト回路を用いて故障診断動作を行う半導体集積回路に関する。
メモリを含む半導体集積回路において、組み込み自己テスト(Built-In Self Test、以下、BISTと呼称する)回路を組み込み、BIST回路を用いてBISTを行って不良のチップを検出し、次にBIST回路を用いて該不良チップに故障診断を行ってメモリの不良箇所の候補を抽出する手法が用いられている。BIST回路には、書き込みデータと同一の期待値と、メモリから読み出したデータとの比較を行い、故障の有無を判別する比較器型BIST回路や、メモリから読み出されたデータをBIST回路内で圧縮し、圧縮した結果を用いて故障の有無を判別する圧縮器型BIST回路等がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載されるBIST回路では、BIST動作の中断、シフトアウト、BIST動作の再開を繰り返すことにより、メモリ内部の状態を読み出すことが可能となる。そして、その結果をもとにして、メモリのセルアレイ内の故障ビット位置を示すフェイルビットマップを作成し、故障解析を実行できる。
ところが、故障の有無によらず、すべての内部状態を読み出し、且つ故障診断対象でないメモリのレジスタもシフトさせる必要があるので、テスト時間が膨大になるという問題点がある。また、BISTで故障診断を行うためのテストパターンのサイズが長大になるという問題点がある。また、実際の速度テストの結果と同等な故障診断情報を取得するのが困難になるという問題点がある。
特開2005−129174号公報(頁11、図4)
本発明は、高速BIST動作のまま故障情報を保持して、故障診断を容易に実行できる半導体集積回路を提供することにある。
本発明の一態様の半導体集積回路は、メモリに付与する書き込みデータを生成し、書き込みデータ信号を出力するデータ生成器と、前記メモリに付与するアドレスを生成し、アドレスデータ信号を出力するアドレス生成器と、前記メモリを制御するメモリ制御信号を生成して出力する制御信号生成器と、前記メモリの故障情報を検出する故障検出信号が入力され、BISTの結果を解析し、BIST結果信号を出力する結果解析器と、前記故障検出信号、第1のクロック信号、及び前記第1のクロック信号よりも低速な第2のクロック信号が入力され、前記故障検出信号により、前記第1及び第2のクロック信号を切り替えずに前記メモリの故障情報を転送及び保存する診断データ転送・保存回路と、前記データ生成器、前記アドレス生成器、前記制御信号生成器、及び前記結果解析器の動作を制御し、前記診断データ転送・保存回路にBISTの状態を示すBIST状態信号を出力するBIST制御回路とを有するBIST回路と、前記第1のクロック信号、前記書き込みデータ信号、前記アドレスデータ信号、及び前記メモリ制御信号が入力され、書き込み動作を行うメモリセルと、前記診断データ転送・保存回路から出力されるシフトイネーブル信号が与えられない場合、前記メモリセルのデータを取り込み、前記シフトイネーブル信号が与えられた場合、記憶されているデータを前記診断データ転送・保存回路に転送する取り込みレジスタと、前記取り込みレジスタから出力される信号が入力され、この信号と前記BIST回路から出力される期待値を比較する比較回路と、前記比較回路から出力される信号と前記診断データ転送・保存回路から出力される制御信号が入力され、論理演算した信号を出力する第1の論理演算手段と、前記第1の論理演算手段から出力される信号が入力され、前記故障検出信号が与えられない間、前記比較回路の出力を取り込み続けるフラグレジスタと、前記第1の論理演算手段から出力される信号と前記フラグレジスタから出力される信号が入力され、論理演算した信号を前記故障検出信号として出力する第2の論理演算手段とを有するメモリカラーとを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様の半導体集積回路は、メモリ、前記メモリから出力される信号が入力される取り込みレジスタ、前記取り込みレジスタから出力される信号と期待値を比較する比較器、前記比較器から出力される信号が入力されるフラグレジスタ、及び前記取り込みレジスタから出力される信号及び前記フラグレジスタから出力される信号のいずれかを選択出力する第1の選択手段を有し、複数段構成のメモリカラーと、最終段の前記第1の選択手段から出力される信号が入力される第1の故障情報格納レジスタと、前記第1の故障情報格納レジスタからパラレルに出力される信号が入力される第2の故障情報格納レジスタと、前記第2の故障情報格納レジスタから出力される信号が入力されるアドレス取り込みレジスタと、前記アドレス取り込みレジスタから出力される信号が入力される終了フラグレジスタと、前記終了フラグレジスタから出力される信号及び入力端子を介して外部から出力される信号のいずれかを選択出力する第2の選択手段と、前記第2の選択手段から出力される信号が入力される判定フラグレジスタと、BISTの動作を設定するBIST設定レジスタと、BIST設定デコーダとを有するBIST回路とを具備し、前記BIST動作設定レジスタにより故障診断対象となるメモリが選択された場合、選択されたメモリのみチップイネーブル入力がオン状態となり、選択されたメモリカラーの取り込みレジスタのデータがシリアル出力されることを特徴とする。
本発明によれば、高速BIST動作のまま故障情報を保持して、故障診断が容易に実行できる半導体集積回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る半導体集積回路について、図面を参照して説明する。図1は半導体集積回路の構成を示すブロック図、図2は診断データ転送・保存回路の構成を示すブロック図である。本実施例では、BIST回路に診断データ転送・保存回路を設けている。
図1に示すように、半導体集積回路50には、BIST回路1及びメモリカラー2が設けられる。半導体集積回路50は、例えば半導体メモリとしてのSRAM(Static Random Access Memory)、組み合わせ回路、及び順序回路を備えたシステムLSIである。ここで、メモリカラーはメモリラッパーとも呼称される。
BIST回路1には、BIST制御回路11、データ生成器12、アドレス生成器13、制御信号生成器14、結果解析器15、及び診断データ転送・保存回路16が設けられる。BIST回路1は、書き込みデータと同一の期待値と、メモリから読み出したデータとの比較を行い、故障の判別を行う比較器BIST型の回路である。
BIST制御回路11は、低速クロック信号SLCLKよりも高速な高速クロック信号SHCLKが入力され、データ生成器12、アドレス生成器13、制御信号生成器14、及び結果解析器15の動作を制御する信号を順次生成し、それぞれに出力する。BIST制御回路11は、データ生成器12、アドレス生成器13、制御信号生成器14、及び結果解析器15から出力される信号が入力され、BISTの状態を示すBIST状態信号S100を診断データ転送・保存回路16に出力する。
データ生成器12は、高速クロック信号SHCLKとBIST制御回路11から出力される制御信号が入力され、メモリセル21に付与する書き込みデータ信号S105を生成する。
アドレス生成器13は、高速クロック信号SHCLKとBIST制御回路11から出力される制御信号が入力され、アドレス信号S101とメモリセル21に付与するアドレスデータ信号S104を生成する。
制御信号生成器14は、高速クロック信号SHCLKとBIST制御回路11から出力される制御信号が入力され、メモリ制御信号S103を生成する。
結果解析器15は、高速クロック信号SHCLKと、BIST制御回路11から出力される制御信号と、メモリカラー2から出力される故障検出信号S109とが入力され、全体的なBISTの良否判定を行った上で、最終的なBIST結果信号SBOUTを外部のテスト装置に出力する。
診断データ転送・保存回路16は、高速クロック信号SHCLK、低速クロック信号SLCLK、シフト入力信号SSIN、シフトイネーブル信号SSEB1、BIST状態信号S100、アドレス信号S101、及び故障検出信号S109が入力され、シリアル出力信号S106、制御信号S107、及びシフトイネーブル信号S108を出力する。なお、診断データ転送・保存回路16の構成及び動作は後述する。
メモリカラー2には、メモリ出力結果解析回路3及びメモリセル21が設けられる。メモリ出力結果解析回路3には、取り込みレジスタ31、比較回路32、フラグレジスタ33、マルチプレクサMUX1、2入力AND回路AND1、及び2入力OR回路OR1が設けられる。
メモリセル21は、高速クロック信号SHCLK、メモリ制御信号S103、アドレスデータ信号S104、書き込みデータ信号S105が入力され、データを書き込み。メモリセル21から読み出されたデータは、マルチプレクサMUX1に出力される。
マルチプレクサMUX1は、メモリセルメモリセル21から読み出されたデータと取り込みレジスタ31から出力されるデータが入力され、フェイルの検出を意味する故障検出信号S109にもとづいて出力の切り替えを行う。フェイルが検出されるまでの間は故障検出信号S109は論理「0」であり、マルチプレクサMUX1からはメモリセル21からの出力がそのまま出力される。一旦フェイルが検出されて論理「1」の故障検出信号S109がマルチプレクサMUX1に与えられると、取り込みレジスタ31からの出力が選択されて出力される。これにより、取り込みレジスタ31は同じ出力を維持することになる。
取り込みレジスタ31は、高速クロック信号SHCLK、シフトイネーブル信号SSEB1、シリアル出力信号S106、及びシフトイネーブル信号S108が入力され、出力信号を比較回路32に出力する。具体的には、取り込みレジスタ31は、通常は(診断データ転送・保存回路10からシフトイネーブル信号S108が与えられない場合)、マルチプレクサMUX1から出力されたデータを取り込み、高速クロック信号SHCLKにもとづいて、その情報を比較回路32に出力する。BIST終了後では、診断データ転送・保存回路16からシフトイネーブル信号S108が与えられると、記憶していたデータをシリアル出力信号SSOUTとしてシリアルに外部へ出力する。
比較回路32は、取り込みレジスタ31から出力される信号が入力され、出力信号を2入力AND回路AND1に出力する。比較回路32は、取り込みレジスタ31から出力されたデータが、データ生成器12から生成された書き込みデータ信号S105と同一のデータ期待値であるかを比較する。一致している間は論理「0」、不一致、即ちフェイルが検出されると論理「1」の比較結果信号が出力される。
2入力AND回路(第1の論理演算手段)AND1は、制御信号S107と比較回路32から出力される信号が入力され、論理演算した信号を出力する。ここで、BIST開始時にはフェイルが検出されていないので、診断データ転送・保存回路16からは論理「1」の制御信号S107が2入力AND回路AND1に出力され、2入力AND回路AND1からは比較回路32からの比較結果信号がそのまま出力される。
しかし、一旦フェイルが検出されBISTをより以前の時点から再開して、このフェイル箇所に到達するまでの間は、診断データ転送・保存回路16から論理「0」の制御信号S107が出力され、フェイル箇所に到達するまでの間、2入力AND回路AND1に入力される。これにより、2入力AND回路AND1からは、比較回路32からの比較結果信号は出力されずに論理「0」のデータを出力し続けることになる。
フラグレジスタ33は、高速クロック信号SHCLKと2入力AND回路AND1から出力される信号が入力され、出力信号を2入力OR回路OR1に出力する。フラグレジスタ33は、故障検出信号S109が論理「0」で無効の間、取り込みレジスタ31の出力を取り込み続け、故障検出信号S109が論理「1」になると、1サイクル後現在のデータを保存したまま、状態を維持する。
2入力OR回路(第2の論理演算手段)OR1は、2入力AND回路AND1から出力される信号とフラグレジスタ33から出力される信号が入力され、論理演算した信号を故障検出信号S109として出力する。
ここで、BIST実行時では、不良検出された時点で検出された不良を取り込みレジスタ31に保存した状態でBIST動作が完了する。故障検出信号S109が診断データ転送・保存回路16に入力されると、診断データ転送・保存回路16は動作を開始する。診断データ転送・保存回路16からシフトイネーブル信号S108が出力されると、取り込みレジスタ31に保存されているデータが診断データ転送・保存回路16に自動的に転送される。また、2入力OR回路OR1から出力される故障検出信号S109は、BIST回路1の結果解析器15に入力される。
診断データ転送・保存回路16には、図2に示すように、シフト制御回路161、シフトカウンタ162、故障情報記憶レジスタ(高速)163、及び故障情報記憶レジスタ(低速)164が設けられる。
シフト制御回路161は、高速クロック信号SHCLK、BIST状態信号S100、アドレス信号S101、及び故障検出信号S109が入力され、制御信号S107及びシフトイネーブル信号S108を出力する。具体的には、故障検出信号S109が論理「1」になると、シフト制御回路161は、故障検出と判断し、メモリカラー2の取り込みレジスタ31に記憶されている不良データを故障情報記憶レジスタ(高速)163に転送する。シフト制御回路161は、メモリセル21の不良データを故障情報記憶レジスタ(高速)163に転送するために必要なクロック数を計算し、シフトイネーブル信号S108をイネーブル(アクティブ)にする。
シフトカウンタ162は、シフト制御回路161から出力される信号が入力され、シフトイネーブル信号S108をイネーブル(アクティブ)状態にして不良データを故障情報記憶レジスタ(高速)163に転送するために必要なクロック数をカウントし、その情報をシフト制御回路161に出力する。なお、シフトカウンタ162は、リセット信号SRESETにより適宜リセットされる。
故障情報記憶レジスタ(高速)163は、高速クロック信号SHCLK、シフト入力信号SSIN、及びシフトイネーブル信号S108が入力され、高速クロック信号SHCLKにもとづいて、メモリカラー2の取り込みレジスタ31に記憶され、シリアル転送された不良データを記憶する。
故障情報記憶レジスタ(低速)164は、低速クロック信号SLCLKにもとづいて、故障情報記憶レジスタ(高速)163から出力されるメモリカラー2の取り込みレジスタ31に記憶され、パラレル転送された不良データを記憶し、この故障情報をシリアル出力信号S106としてバッファBUFF1及び出力端子POUT1を介して、半導体集積回路50外に転送出力する。
ここで、外部への転送が完了すると、BISTは再起動される。BISTの再起動後、前回検出した故障状態になるまで制御信号S107は論理「0」に設定され、故障情報が取得されないようにする。前回検出した故障状態の直後に、制御信号S107が解除されて、次の故障情報を取得することが可能となる。
この一連の繰り返し作業により、故障情報を全て取得することができ、この故障情報を、例えば外部のテスト装置へ読み出す場合も、高速クロック信号SHCLKと低速クロック信号SLCLKの切り替えが不要であり、内部の高速クロック信号SHCLKを動作させた状態で、低速クロック信号SLCLKを用いて外部のテスト装置への故障情報の転送を完了させることができる。
結果解析器15において、全体的なBISTの良否判定が行われた上で、最終的なBIST結果信号SBOUTとして外部テスト装置に出力される。2入力OR回路OR1から出力された故障検出信号S109は、診断データ転送・保存回路16にも入力される。一旦フェイルが検出されて故障検出信号S109が発生すると、診断データ転送・保存回路16にフェイル発生という情報が与えられることになる。このようにして、BIST回路を用いたBIST動作が行われ、メモリセル21に対する良否判定が行われる。
次に、メモリの故障診断について図3を参照して説明する。図3はメモリの故障診断動作の手順を示すフローチャートである。
図3に示すように、メモリの故障診断動作では、まず、BIST制御回路11がBISTの次のテスト動作の実行を開始する(ステップS1)。
次に、前回BIST中断以前の時点かの判断をする(ステップS2)。前回中断以前の場合、BIST動作が終了段階に到達しているかの判断をする(ステップS10)。BIST動作が終了段階に到達していない場合、次のテスト動作(ステップS1)に戻り、BIST動作が終了段階に到達している場合、ファイルフラグを“Low”レベル(論理「0」)にし、完了フラグを“High”レベル(論理「1」)に設定する(ステップS11)。
前回BIST中断時より後の時点の場合、不良を検出したかの判断をする(ステップS3)。不良を検出していない場合、BIST動作終了(ステップS10)に進み。不良を検出している場合、次のステップに進む。
そして、テスト進行中で故障が検出されると不良データパターンを保存し、BIST動作を中断する(ステップS4)。次に、中断後、診断データ転送・保存回路16から出力される制御信号により、自動的に不良データの高速シリアル転送が実行される(ステップS5)。
続いて、不良データの高速シリアル転送(故障情報記憶レジスタ(高速)103に転送)が完了すると、高速シリアル転送されたデータを低速クロック信号で動作する故障情報記憶レジスタ(低速)104にパラレル転送し、その情報を故障情報記憶レジスタ(低速)104に記憶する(ステップS6)。
そして、フェイルフラグを“High”レベル(論理「1」)にし、完了フラグを“High”レベル(論理「1」)に設定する(S7)。次に、不良データを外部のテスタ装置に転送する(ステップS8)。
続いて、BIST動作の再実行を行う(ステップS9)。この動作は、BIST動作が完全に終了するまで繰り返し実行される。
上述したように、本実施例の半導体集積回路では、BIST回路1及びメモリカラー2が設けられる。BIST回路1には、BIST制御回路11、データ生成器12、アドレス生成器13、制御信号生成器14、結果解析器15、及び診断データ転送・保存回路16が設けられる。メモリカラー2には、メモリ出力結果解析回路3及びメモリセル21が設けられる。メモリ出力結果解析回路3には、取り込みレジスタ31、比較回路32、フラグレジスタ33、マルチプレクサMUX1、2入力AND回路AND1、及び2入力OR回路OR1が設けられる。診断データ転送・保存回路16には、シフト制御回路161、シフトカウンタ162、故障情報記憶レジスタ(高速)163、及び故障情報記憶レジスタ(低速)164が設けられる。メモリ出力結果解析回路3の入力OR回路から出力される故障検出信号S109がBIST回路1の診断データ転送・保存回路16に入力されると、診断データ転送・保存回路16は動作を開始する。診断データ転送・保存回路16からシフトイネーブル信号S108が出力されると、取り込みレジスタ31に保存されているデータが診断データ転送・保存回路16に自動的に転送される。2入力OR回路OR1から出力される故障検出信号S109は、BIST回路1の結果解析器15に入力される。BIST実行時では、不良検出された時点で検出された不良を取り込みレジスタ31に保存した状態でBIST動作が完了する。外部への故障情報の転送が完了すると、BISTは再起動される。BISTの再起動後、前回検出した故障状態になるまで診断データ転送・保存回路16から出力される制御信号S107は論理「0」に設定され、故障情報が取得されないようになる。前回検出した故障状態の直後に、制御信号S107が解除されて、次の故障情報を取得することが可能となる。
このため、メモリの故障情報を、例えば外部のテスト装置に転送する場合、高速クロック信号SHCLKと低速クロック信号SLCLKの切り替えが不要であり、高速クロック信号SHCLKを動作させた状態で、低速クロック信号SLCLKを用いて外部のテスト装置への故障情報の転送を完了させることができる。したがって、テスト時間を短縮することができる。また、BISTで故障診断を行うためのテストパターンのサイズを小さくすることができる。そして、実際の速度テストの結果と同等な故障診断情報を取得することができる。
なお、本実施例では、メモリとしてのSRAMのBISTに適用しているが、DRAM、フラッシュROM、或いはマスクROMなどの半導体メモリに適用することができる。
次に、本発明の実施例2に係る半導体集積回路について、図面を参照して説明する。図4はメモリの故障診断を行う場合の信号の流れを示すブロック図、図5はBIST動作設定レジスタの構成を示す図である。本実施例では、故障診断対象メモリ以外のメモリをバイパスし、データ転送時間を短縮している。
図4に示すように、半導体集積回路50aには、BIST回路1a、メモリカラー401、メモリカラー402、メモリカラー40n、入力バッファBUFF11乃至13、出力バッファBUFF21、出力バッファBUFF22、入力端子PIN11乃至13、出力端子POUT11、及び出力端子POUT12が設けられる。半導体集積回路50aは、例えば半導体メモリとしてのSRAM、論理回路、順序回路、及びアナログ回路を備えたSoC(System on a Chip)である。
メモリカラーは半導体集積回路50aにn個(同一構成)設けられ、n段構成される。メモリカラー401には、メモリ601、取り込みレジスタ611、比較器621、フラグレジスタ631、及びマルチプレクサMUX11が設けられる。メモリカラー402には、メモリ602、取り込みレジスタ612、比較器622、フラグレジスタ632、及びマルチプレクサMUX12が設けられる。メモリカラー40nには、メモリ60n、取り込みレジスタ61n、比較器62n、フラグレジスタ63n、及びマルチプレクサMUX1nが設けられる。マルチプレクサMUX11乃至1nは取り込みレジスタから出力される信号及びフラグレジスタから出力される信号のいずれかを選択出力する第1の選択手段として機能する。
本実施例では、例えばメモリカラー402を故障診断対象として選択し、メモリカラー402以外のメモリカラーを故障診断対象外として非選択にして不要な電力を発生させないようにしている。
BIST回路1aには、シフト制御回路161a、シフトカウンタ162a、故障情報記憶レジスタ(高速)163a、故障情報記憶レジスタ(低速)164a、アドレス取り込みレジスタ165、アドレスレジスタ166、終了フラグレジスタ167、判定フラグレジスタ168、BIST設定デコーダBCD(BIST Configuration Decoder)、BIST動作設定レジスタBCR(BIST Configuration Resister)、及びマルチプレクサMUX20が設けられる。
ここで、シフト制御回路161a、シフトカウンタ162a、故障情報記憶レジスタ(高速)163a、及び故障情報記憶レジスタ(低速)164aは、実施例1(図2で示す)のシフト制御回路161、シフトカウンタ162、故障情報記憶レジスタ(高速)163、及び故障情報記憶レジスタ(低速)164とそれぞれ同様な動作を行う。
アドレス取り込みレジスタ165は、故障情報記憶レジスタ(低速)164aから出力される信号及びアドレスレジスタ166から出力される信号が入力され、故障情報のアドレス取り込みを行う。
終了フラグレジスタ167は、アドレス取り込みレジスタ165から出力される信号が入力され、出力信号をマルチプレクサMUX20に出力する。マルチプレクサMUX20は、終了フラグレジスタ167出力される信号と入力端子PIN11及び入力バッファBUFF12を介して外部から出力される信号とが入力され、BIST動作設定レジスタBCRから出力される信号によりいずれかを選択出力する。判定フラグレジスタ168は、マルチプレクサMUX20から出力される信号が入力され、出力信号を出力バッファBUFF21に出力する。マルチプレクサMUX20は終了フラグレジスタ167入力端子PIN11を介して外部から出力される信号のいずれかを選択出力する第2の選択手段として機能する。
BIST動作設定レジスタBCRは、図5に示すように、動作モード設定ビットBM、メモリ選択ビット列MS、及びBIST動作イネーブルビットBMEを備えている。BIST動作設定レジスタBCRは、入力端子PIN13及び入力バッファBUFF13を介して外部から出力される信号が入力され、入力端子側から出力端子側へ順次データがシフト転送されるシフトレジスタ構成になっている。
動作モード設定ビットBMは、BIST動作と故障診断動作とを切り替えるものであり、このビットが論理「0」のとき、対応するメモリはBISTの対象となり、論理「1」のとき故障診断の対象となる。ここでは、動作モード設定ビットBMは論理「0」であり、BISTの対象であることを示している。
メモリ選択ビット列MSは、BIST対象或いは故障診断対象となるメモリの選択を設定するデータである。ここでは、各ビットがいずれか一つのメモリにそれぞれ対応しており、当該ビットが論理「1」であるメモリがBIST対象或いは故障診断の対象となる。ここでは、全ビット(nビット)が論理「1」となっており、n個全てのメモリ601〜60nがBIST対象であることを示している。メモリ選択ビット列MSから出力されるデータは、BIST設定デコーダBCDを介して、それぞれ、メモリカラーのマルチプレクサに入力される。この情報により取り込みレジスタから出力される信号及びフラグレジスタから出力される信号のいずれかがマルチプレクサで選択される。BIST設定デコーダBCDは、入力端子PIN12及び入力バッファBUFF12を介して外部から入力される信号が入力される。
BIST動作イネーブルビットBMEは、BIST回路が現時点でBIST対象或いは故障診断の対象であるか否かを設定するデータである。このビットが論理「0」のときは対象とならず、論理「1」のときに対象であることを示す。
BIST動作イネーブルビットBMEが「1」に設定されると、BIST回路1aのマルチプレクサMUX20の切り替え設定により、終了フラグレジスタ167から出力される信号が選択される。なお、BIST動作イネーブルビットBMEが「0」に設定されると、入力端子PIN11及び入力バッファBUFF11を介して外部から入力される信号が選択される。
ここで、故障診断は、通常は故障解析を容易にするため、BIST回路1aに接続された複数のメモリカラー401乃至40nにおけるいずれか一つのメモリカラーに含まれるメモリを対象に行うことを前提としている。そこで、BIST動作設定レジスタBCDRにおけるメモリ選択ビット列のなかで、故障診断対象となるメモリに対応する1ビットのみを論理「1」に設定する。
図4に示すように、ここでは、メモリ選択ビット列MSの左から2番目のメモリカラー402に含まれるメモリ602を対象とし、他のメモリカラーに含まれるメモリは対象外としている。そこで、BIST回路1aのBIST動作設定レジスタBCRにおいて、メモリ選択ビット列MSにおける入力端子側から2ビット目のみが論理「1」となるようにビット列を設定する。
これにより、図4において太線で示すように、入力端子PIN、入力バッファBUFF11、非選択のメモリカラー401のフラグレジスタ631、非選択のメモリカラー401のマルチプレクサMUX11、選択のメモリカラー402の取り込みレジスタ612、選択のメモリカラー402のマルチプレクサMUX12、・・・、非選択のメモリカラー40nのフラグレジスタ63n、非選択のメモリカラー40nのマルチプレクサMUX1n、BIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(高速)163aまでがシリアル接続された状態となり、BIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(高速)163aとBIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(低速)164aがパラレル接続された状態となり、BIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(低速)164a、BIST回路1aのアドレス取り込みレジスタ165、BIST回路1aの終了フラグレジスタ167、BIST回路1aのマルチプレクサ167、BIST回路1aの判定フラグレジスタ168、出力バッファBUFF21、及び出力端子POUT11がシリアル接続された状態となる。
この場合、故障診断実行時では、メモリ選択ビットを論理「1」にしたメモリ(ここでは、メモリ602)のみチップイネーブル入力が“ON”状態になるとともに、非選択のメモリカラー401のマルチプレクサMUX11が選択のメモリカラー402の取り込みレジスタ612のシリアル出力を選択する。このため、故障診断実行中に不要の電力を消費しない。ただし、同時に複数のメモリを故障診断の対象とすることも可能である。
故障診断動作中、メモリ読み出し動作が行われ、故障が検出されるたびにBIST動作を中断して、取り込みレジスタをシフト動作させ、メモリ出力を出力端子POUT11により観測する。このとき、同じBIST回路からテストされるメモリのなかで、故障診断対象メモリ以外はシフトが1ビットとなる。また、図示しない他のBIST回路では、全体で1ビットのシフトパスとなるので、シフトに要するステップは短縮され、故障診断に要するメモリテスタの実行時間を大幅に短縮できる。そして、テスト対象以外のメモリのデータをシフトしないので、すべてのメモリのデータを出力する場合と比較し、テスト時間を短縮化することができる。
上述したように、本実施例の半導体集積回路では、BIST回路1a、メモリカラー401、メモリカラー402、メモリカラー40n、入力バッファBUFF11乃至13、出力バッファBUFF21、出力バッファBUFF22、入力端子PIN11乃至13、出力端子POUT11、及び出力端子POUT12が設けられる。メモリカラー401にはメモリ601、取り込みレジスタ611、比較器621、フラグレジスタ631、及びマルチプレクサMUX11が設けられ、メモリカラー402にはメモリ602、取り込みレジスタ612、比較器622、フラグレジスタ632、及びマルチプレクサMUX12が設けられ、メモリカラー40nにはメモリ60n、取り込みレジスタ61n、比較器62n、フラグレジスタ63n、及びマルチプレクサMUX1nが設けられる。BIST回路1aには、シフト制御回路161a、シフトカウンタ162a、故障情報記憶レジスタ(高速)163a、故障情報記憶レジスタ(低速)164a、アドレス取り込みレジスタ165、アドレスレジスタ166、終了フラグレジスタ167、判定フラグレジスタ168、BIST設定デコーダBCD、BIST動作設定レジスタBCR、及びマルチプレクサMUX20が設けられる。故障診断において、メモリ選択ビット列MSの左から2番目のメモリカラー402に含まれるメモリ602を対象とし、他のメモリカラーに含まれるメモリは対象外としている。BIST回路1aのBIST動作設定レジスタBCRでは、メモリ選択ビット列MSにおける入力端子側から2ビット目のみが論理「1」となるようにビット列が設定される。この結果、入力端子PIN、入力バッファBUFF11、非選択のメモリカラー401のフラグレジスタ631、非選択のメモリカラー401のマルチプレクサMUX11、選択のメモリカラー402の取り込みレジスタ612、選択のメモリカラー402のマルチプレクサMUX12、・・・、非選択のメモリカラー40nのフラグレジスタ63n、非選択のメモリカラー40nのマルチプレクサMUX1n、BIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(高速)163a、BIST回路1aの故障情報記憶レジスタ(低速)164a、BIST回路1aのアドレス取り込みレジスタ165、BIST回路1aの終了フラグレジスタ167、BIST回路1aのマルチプレクサ167、BIST回路1aの判定フラグレジスタ168、出力バッファBUFF21、及び出力端子POUT11が接続された状態となる。
このため、故障診断実行中には、選択されないメモリのチップイネーブルをオフするので不要な電力を消費しない。また、他のBIST回路では、シフトに要するステップは短縮され、故障診断に要するメモリテスタの実行時間を大幅に短縮できる。そして、テスト対象以外のメモリのデータをシフトしないので、すべてのメモリのデータを出力する場合と比較し、テスト時間を短縮化することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
本発明の実施例1に係る半導体集積回路の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る診断データ転送・保存回路の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係るメモリの故障診断動作の手順を示すフローチャート。 本発明の実施例2に係るメモリの故障診断を行う場合の信号の流れを示すブロック図。 本発明の実施例2に係るBIST動作設定レジスタの構成を示す図。
符号の説明
1、1a BIST回路
2、401、402、40n メモリカラー
3 メモリ出力結果解析回路
11 BIST制御回路
12 データ生成器
13 アドレス生成器
14 制御信号生成器
15 結果解析器
16 診断データ転送・保存回路
21 メモリセル
31 、611、612.61n取り込みレジスタ
32 比較回路
33、631、632、63n フラグレジスタ
50、50a 半導体集積回路
161、161a シフト制御回路
162、162a シフトカウンタ
163、163a 故障情報記憶レジスタ(高速)
164、164a 故障情報記憶レジスタ(低速)
165 アドレス取り込みレジスタ
166 アドレスレジスタ
167 終了フラグレジスタ
168 判定フラグレジスタ
601、602、60n メモリ
621、622、62n 比較器
AND1 2入力AND回路
BME BIST動作イネーブルビット
BCR BIST動作設定レジスタ
BCD BIST設定デコーダ
BUFF1、BUFF11〜13、BUFF21、BUFF22 バッファ
BM 動作モード設定ビット
MS メモリ選択ビット列
MUX1、MUX11、MUX12、MUX1n、MUX20 マルチプレクサ
OR1 2入力OR回路
PIN11〜13 入力端子
POUT1、POUT11、POUT12 出力端子
SBOUT BIST結果信号
SCEB チップイネーブル信号
SHCLK 高速クロック信号
SLCLK 低速クロック信号
SRSET リセット信号
SSCLK シフトクロック信号
SSEB1 シフトイネーブル信号
SSIN シフト入力信号
SSOUT シリアル出力信号S106
S100 BIST制御信号
S101 アドレス信号
S103 メモリ制御信号
S104 アドレスデータ信号
S105 書き込みデータ信号
S106 シリアル出力信号S106
S107 制御信号
S108 シフトイネーブル信号
S109 故障検出信号

Claims (5)

  1. メモリに付与する書き込みデータを生成し、書き込みデータ信号を出力するデータ生成器と、前記メモリに付与するアドレスを生成し、アドレスデータ信号を出力するアドレス生成器と、前記メモリを制御するメモリ制御信号を生成して出力する制御信号生成器と、前記メモリの故障情報を検出する故障検出信号が入力され、BISTの結果を解析し、BIST結果信号を出力する結果解析器と、前記故障検出信号、第1のクロック信号、及び前記第1のクロック信号よりも低速な第2のクロック信号が入力され、前記故障検出信号により、前記第1及び第2のクロック信号を切り替えずに前記メモリの故障情報を転送及び保存する診断データ転送・保存回路と、前記データ生成器、前記アドレス生成器、前記制御信号生成器、及び前記結果解析器の動作を制御し、前記診断データ転送・保存回路にBISTの状態を示すBIST状態信号を出力するBIST制御回路とを有するBIST回路と、
    前記第1のクロック信号、前記書き込みデータ信号、前記アドレスデータ信号、及び前記メモリ制御信号が入力され、書き込み動作を行うメモリセルと、前記診断データ転送・保存回路から出力されるシフトイネーブル信号が与えられない場合、前記メモリセルのデータを取り込み、前記シフトイネーブル信号が与えられた場合、記憶されているデータを前記診断データ転送・保存回路に転送する取り込みレジスタと、前記取り込みレジスタから出力される信号が入力され、この信号と前記BIST回路から出力される期待値を比較する比較回路と、前記比較回路から出力される信号と前記診断データ転送・保存回路から出力される制御信号が入力され、論理演算した信号を出力する第1の論理演算手段と、前記第1の論理演算手段から出力される信号が入力され、前記故障検出信号が与えられない間、前記比較回路の出力を取り込み続けるフラグレジスタと、前記第1の論理演算手段から出力される信号と前記フラグレジスタから出力される信号が入力され、論理演算した信号を前記故障検出信号として出力する第2の論理演算手段とを有するメモリカラーと、
    を具備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記診断データ転送・保存回路は、前記第1のクロック信号、前記BIST状態信号、前記アドレス生成器から出力されるアドレス信号、及び前記故障検出信号が入力され、前記故障検出信号が与えられた場合に故障検出と判断し、前記メモリカラーの前記取り込みレジスタに記憶されている故障情報を転送するシフト制御回路と、前記シフト制御回路から出力される信号が入力され、前記故障情報を転送するために現在のシフトステップ数をカウントして、カウント情報を前記シフト制御回路に出力するシフトカウンタと、前記第1のクロック信号、シフト入力信号、及び前記シフトイネーブル信号が入力され、前記第1のクロック信号にもとづいて、前記メモリカラーの前記取り込みレジスタに記憶され、シリアル転送された前記故障情報を記憶する第1の故障情報記憶レジスタと、前記第1の故障情報記憶レジスタからパラレル転送された前記故障情報及び前記第2のクロック信号が入力され、前記第2のクロック信号にもとづいて、前記第1の故障情報記憶レジスタからパラレル転送された前記故障情報を記憶し、この故障情報を外部にシリアル出力する第2の故障情報記憶レジスタとを具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記故障情報の外部への転送が完了後にBISTが再起動され、BISTの再起動後、前回検出した故障状態になるまで、前記シフト制御回路から出力される前記制御信号は論理「0」に設定されて故障情報が取得できないようになり、前回検出した故障状態の直後に前記制御信号は論理「1」に設定されて次の故障情報を取得できるようになることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記第1の論理演算手段は2入力AND回路であり、前記第2の論理演算手段は2入力OR回路であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. メモリ、前記メモリから出力される信号が入力される取り込みレジスタ、前記取り込みレジスタから出力される信号と期待値を比較する比較器、前記比較器から出力される信号が入力されるフラグレジスタ、及び前記取り込みレジスタから出力される信号及び前記フラグレジスタから出力される信号のいずれかを選択出力する第1の選択手段を有し、複数段構成のメモリカラーと、
    最終段の前記第1の選択手段から出力される信号が入力される第1の故障情報格納レジスタと、前記第1の故障情報格納レジスタからパラレルに出力される信号が入力される第2の故障情報格納レジスタと、前記第2の故障情報格納レジスタから出力される信号が入力されるアドレス取り込みレジスタと、前記アドレス取り込みレジスタから出力される信号が入力される終了フラグレジスタと、前記終了フラグレジスタから出力される信号及び入力端子を介して外部から出力される信号のいずれかを選択出力する第2の選択手段と、前記第2の選択手段から出力される信号が入力される判定フラグレジスタと、BISTの動作を設定するBIST設定レジスタと、BIST設定デコーダとを有するBIST回路と、
    を具備し、前記BIST動作設定レジスタにより故障診断対象となるメモリが選択された場合、選択されたメモリのみチップイネーブル入力がオン状態となり、選択されたメモリカラーの取り込みレジスタのデータがシリアル出力されることを特徴とする半導体集積回路。
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