JP2009163790A - オンチップ不良情報解析装置及びオンチップ不良情報解析方法 - Google Patents

オンチップ不良情報解析装置及びオンチップ不良情報解析方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイスの救済解析又は不良診断のオンチップ解析を含むテストの処理時間を短縮する。
【解決手段】オンチップ不良情報解析装置100は、データを記憶するメモリデバイス102Aと、メモリデバイス102Aを動作させる組込自己テスト部101と、メモリデバイス102Aのメモリ出力の不良を検出する不良検出部102Bと、不良の位置を含む不良情報を記憶する不良情報記憶部103Bと、不良検出部102Bによって検出された不良の数及び当該不良の位置を用いた解析を行い、当該解析結果を含む不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む不良情報解析部103Aと、不良情報解析部103Aの解析結果を出力する解析結果出力部103Cと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、オンチップ不良情報解析装置及びオンチップ不良情報解析方法に関し、特に、メモリデバイスの自己テスト回路が組み込まれた半導体集積回路のオンチップ不良情報解析装置及びオンチップ不良情報解析方法に関する。
半導体集積回路に組み込まれたメモリデバイスに対して、組込自己テスト回路(以下、「BIST(Built-In Self Test)回路」という)を組み込み、製造テストにおいて故障を検出する方法が知られている。BIST回路には、書き込まれたデータと読み出されたデータの比較を行って故障の有無を判別する比較器型BIST回路や、読み出された結果をBIST回路内で圧縮し、圧縮された結果に従って故障の有無を判別する圧縮器型BIST回路などがある。
また、不良と判定された埋め込みメモリデバイスを冗長構造のメモリセルを用いて救済する冗長救済技術が知られている。冗長構造のメモリセルは、ロウスペア又はカラムスペアを有する。最も単純な場合は、メモリセルが共済単位毎に一組のロウスペア又はカラムスペアを有する場合である。より複雑な場合は、メモリセルがロウスペア及びカラムスペアを両方とも有する場合又は複数のロウスペア若しくはカラムスペアを有する場合や、1つのメモリアレイが複数のセグメントに分割され、各セグメントに救済構造のメモリセルが存在する場合などである。
半導体集積回路の製造及びメモリテストにおいて冗長救済技術を用いるためには、メモリテストの結果を用いて解析を行い、メモリデバイスの不良位置と救済に用いるスペア(以下、「救済解」という)を求め、求められた救済解に従って冗長割付を行う必要がある。一般的には、ダイレクトにメモリデバイスにアクセスするダイレクトアクセス回路及びメモリテスタを用いてメモリテストを行い、メモリ出力のマップをメモリテスタの記憶部に書き込み、メモリテスタ上のプログラムを起動して解析を行うことによって実現される。
しかし、従来の冗長救済技術では、メモリデバイスの全ビットの不良情報を記憶するのに十分な記憶部を有するメモリテスタが必要となるので、論理回路とメモリデバイスを含むシステムLSIのメモリテストにメモリテスタとロジックテスタの両方を用いる必要があるという問題がある。
また、一般的な大規模システムLSIは、多数の埋め込みメモリデバイスを搭載しているので、救済対象となる全てのメモリデバイス毎にダイレクトアクセス回路を用意することが難しいという問題がある。
これらの問題を解決するための技術として、オンチップで解析及び冗長割付を行う組込冗長救済(以下、「BIRA(Built-In Redundancy Allocation)」という)回路が知られている。BIRA回路は、BIST回路と併用され、BIST回路の故障検出結果に従ってメモリデバイスの不良情報の解析を行って救済解を求め、求められた救済解を解析結果として出力するものである。製造工程では、解析結果を記憶するためのヒューズデバイスを、レーザブロウ装置を用いるなどしてプログラムすることによって、チップの救済を行う。なお、救済解が求められない場合には、BIRA回路は、その旨を解析結果として出力する。この場合には、解析されたチップは不良チップとして取り扱われる。BIRA回路は、1セットのカラムスペアのみの最小限の冗長構造に対しては、比較的小規模な論理回路で実現することができる。
非特許文献1は、BIRA回路について開示している。非特許文献1は、それぞれ複数のロウスペア及びカラムスペアを有するメモリデバイスを救済するためにBIRA回路を用いる例について開示している。非特許文献1では、メモリテストの実行中に不良が検出された場合には、考えられる全ての救済解について冗長割付が行われ、結果として救済に成功する組み合わせが採用される。従って、非特許文献1では、全ての救済解を記憶するための連想メモリ(以下、「CAM(Content Addressable Memory)」という)が同一の集積回路上に設けられている。
しかし、BIRA回路では、カラムスペア及びロウスペアの数が増えるほど救済解の数も増えるので、全ての救済解をCAMに記憶することができない場合があるという問題点がある。また、メモリテストのために新たなメモリデバイスを設ける場合には、ハードウェア規模が大きくなり、当該新たに設けられたメモリデバイスについてもメモリテストを行わなければならないという問題がある。
一方、従来のメモリデバイスの解析方法として、メモリデバイスの完全なフェイルビットマップを作成する方法が知られている。
しかし、従来のメモリデバイスの解析では、量産製造時にオンラインでウェハ又はロットの単位で情報収集をする場合には、完全なフェイルビットマップの作成に時間がかかるという問題がある。特に、完全なフェイルビットマップの作成は、ロジックテスタ及びBIST回路を用いる場合には現実的ではない。
他方、製造歩留りを向上させるための解析に加え、その解析に用いられるデータを診断する組込不良診断(以下、「BISD(Built-In Self Diagnosis)」という)回路が知られている。BISD回路では、メモリデバイスのビット不良、ロウ不良、カラム不良又はそれらの組み合わせなどの不良の型が判定される。BISD回路では、不良位置は、必ずしも必要とされない。
非特許文献2は、BISD回路について開示している。非特許文献2では、不良情報をオンチップで圧縮されてシグネチャが作成され、作成されたシグネチャが外部に出力されて展開され、外部でシグネチャが再構築されることによって、不良の型を判定するものである。非特許文献2では、データ収集結果が圧縮された形になるのでメモリテスタとの間のデータ転送時間が短縮され、型判定機能を実現することもできる。
しかし、非特許文献2のBISD回路では、型判定機能を外部のプログラムに依存するので、従来のメモリデバイスの解析と同様に時間がかかるだけではなく、圧縮による情報損失も発生するという問題がある。
特表2003−505814号公報 "A Built-In Self-Repair Analyzer (CRESTA) for embedded DRAMs", International Test Conference, 2000 " Test Response Compression and Bitmap Encoding for Embedded Memories in Manufacturing Process Monitoring", International Test Conference, 2001
本発明の目的は、ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイスの救済解析又は不良診断のオンチップ解析を含むテストの処理時間を短縮することである。
データを記憶するメモリデバイスと、
前記メモリデバイスを動作させる組込自己テスト部と、
前記メモリデバイスのメモリ出力の不良を検出する不良検出部と、
前記不良の位置を含む不良情報を記憶する不良情報記憶部と、
前記不良検出部によって検出された不良の数及び当該不良の位置を用いた不良解析を行い、当該解析結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む不良情報解析部と、
前記不良情報解析部の解析結果を出力する解析結果出力部と、を備えることを特徴とするオンチップ不良情報解析装置が提供される。
本発明の第2態様によれば、メモリデバイスを動作させ、当該メモリデバイスのメモリ出力の不良を検出し、
前記検出された不良の数及び当該不良の位置を用いた不良解析を行い、当該解析結果を含む不良情報を記憶し、
前記解析結果を出力することを特徴とするオンチップ不良情報解析方法が提供される。
本発明によれば、ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイスの救済解析又は不良診断などのオンチップ解析を含むテストの処理時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は、本発明の実施の一形態であって、本発明の範囲を限定するものではない。
はじめに、本発明の実施例1について説明する。本発明の実施例1は、メモリデバイスのカラムスペア及びロウスペアの数に従って冗長割当要否及び冗長割当結果を解析する救済解析回路を有する組込冗長救済(以下、「BIRA(Built-In Redundancy Allocation)」という)部を備えるオンチップ不良情報解析装置の例である。
はじめに、本発明の実施例1に係るオンチップ不良情報解析装置100の構成について説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るオンチップ不良情報解析装置100の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例1に係るオンチップ不良情報解析装置100は、組込自己テスト(以下、「BIST(Built-In Self Test)」という)部101、メモリカラー102及びBIRA部103を備え、テスト装置110と接続されている。
BIST部101は、メモリデバイス102Aの自己テストを実行する。BIST部101は、データ、アドレス(ロウアドレス、カラムアドレス)及び制御信号をメモリデバイス102Aに出力し、メモリデバイス102Aに読み出し動作及び書き込み動作を行わせる。BIST部101は、メモリデバイス102Aの読み出し動作及び書き込み動作における出力信号(以下、「メモリ出力」という)の期待値を不良検出部102Bに出力する。BIST部101は、不良が検出されたメモリデバイス102Aのアドレスを不良情報解析部103Aに出力する。
メモリカラー102は、メモリデバイス102A及び不良検出部102Bを備えている。
メモリデバイス102Aは、カラムスペア及びロウスペアを含む二次元冗長構成を有する半導体記憶装置である。メモリデバイス102Aは、BIST部101から出力されたデータ、アドレス及び制御信号に従って読み出し動作及び書き込み動作を行う。
不良検出部102Bは、メモリデバイス102Aの出力(以下、「メモリ出力」という)とBIST部101から出力された期待値とを比較し、メモリ出力の不良を検出する。
BIRA部103は、不良情報解析部103A、不良情報記憶部103B及び解析結果出力部103Cを備えている。
不良情報解析部103Aは、不良検出部102Bによって不良が検出されたときに、BIST部101から出力されたアドレスを用いた解析を行い、不良の位置(カラムアドレス)及び不良の数を含むカラム不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む。不良情報解析部103Aは、不良検出部102Bによって検出された不良の数をロウアドレスについて解析し、当該解析結果とメモリデバイス102Aの有効なカラムスペアの数に従ってロウ救済解析処理を行い、不良情報記憶部103Bに記憶されたカラム不良情報及びメモリデバイス102Aの有効なロウスペアの数に従って、カラム救済解析処理を行う。不良情報解析部103Aは、ロウ救済解析処理及びカラム救済解析処理において冗長割当要否及び冗長割当結果を解析し、当該解析結果を含む救済不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む救済解析回路を有する。
不良情報記憶部103Bは、不良情報解析部103Aによって書き込まれる不良情報を記憶することができる回路であって、同一ビットのデータを複数持つことができる回路である。
解析結果出力部103Cは、不良情報記憶部103Bに記憶された救済不良情報を含む不良情報(以下、「解析結果情報」という)を読み出し、テスト装置110に出力する。
テスト装置110は、BIST部101の入力信号の制御及び出力信号の観測を行うとともに、解析結果出力部103Cから出力された解析結果情報の読み出しを行う外部装置である。
なお、本発明の実施例1では、オンチップ不良情報解析装置100は、複数のBIRA部103を備えても良い。
次に、本発明の実施例1に係るメモリテストについて説明する。
本発明の実施例1では、図6に示されるように、所定の箇所に不良が含まれるカラムC0〜C7及びロウR0〜R5から構成されるメモリ領域、2本のカラムスペア及び2本のロウスペアを有するメモリデバイス102Aについて例示する。なお、各カラムスペア及び各ロウスペアは、独立に救済可能である。
図2は、本発明の実施例1に係るメモリテストの処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、BIST部101は、所定の回数を上限として、メモリデバイス102Aのカラムアドレスを優先的に制御するファストカラムテストを行う(S201)。
次に、不良検出部102Bは、メモリ出力とBIST部101から出力された期待値とを比較し、メモリ出力の不良を検出する(S202)。
次に、不良情報解析部103Aは、後述のロウ救済解析処理(S203、図3)、カラム救済解析処理(S204、図4)及び全体救済解析処理(S205、図5)を行う。
次に、解析結果出力部103Cは、不良情報記憶部103Bに記憶された解析結果情報を読み出し、当該解析結果情報をテスト装置110に出力する(S206)。
本発明の実施例1に係るメモリテストは、S206の後に終了する。
なお、本発明の実施例1では、メモリテスト処理は1回のみ行われても良いし、所定の回数を上限として複数回行われても良い。
また、本発明の実施例1では、S201において、ファストカラムテストとファストロウテストが交互に行われても良い。
また、本発明の実施例1では、BIRA部103が複数である場合のメモリテストは、パラレル処理されても良いし、シフト処理されても良い。
図3は、本発明の実施例1に係るロウ救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、不良情報解析部103Aは、図2のS202において検出された不良の数と当該不良が存在するロウアドレスを参照し、不良の数が有効なカラムスペアの数より多いロウアドレスをロウ不良と判定する(S301−YES,S302)。
次に、不良情報解析部103Aは、S302においてロウ不良と判定されたロウアドレスにロウスペアが割り当てられることを示す冗長割当結果を含む救済不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む(S303)。
次に、不良情報解析部103Aは、S303において書き込まれた救済不良情報に示されたロウアドレスの不良をマスクする(S304)。
一方、不良の数が有効なカラムスペアの数以下であるロウアドレスについては、S302〜S304は行われない(S301−NO)。
S301〜S304は、全てのロウについて終了するまで行われ(S305−NO)、全てのロウについて終了した場合には(S305−YES)、本発明の実施例1に係るロウ救済解析処理が終了する。
図4は、本発明の実施例1に係るカラム救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、不良情報解析部103Aは、図3のS305においてマスクされた不良を除く不良の数と当該不良が存在するカラムアドレスを含むカラム不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む(S401)。その結果、図7の状態となる。
次に、不良情報解析部103Aは、不良の数が有効なロウスペアの数より多いカラムアドレスをカラム不良と判定する(S402−YES,S403)。
次に、不良情報解析部103Aは、S403においてカラム不良と判定されたカラムアドレスにカラムスペアが割り当てられることを示す冗長割当結果を含む救済不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む(S404)。
次に、不良情報解析部103Aは、S404において書き込まれた救済不良情報に示されたカラムアドレスの不良をマスクする(S405)。その結果、図8の状態となる。
一方、不良の数が有効なロウスペアの数以下であるカラムアドレスについては、S403〜S405は行われない(S402−NO)。
S401〜S405は、不良情報記憶部103Bに記憶された全てのカラム不良情報について終了するまで行われ(S406−NO)、全てのカラム不良情報について終了した場合には(S406−YES)、本発明の実施例1に係るカラム救済解析処理が終了する。
図5は、本発明の実施例1に係る全体救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、不良情報解析部103Aは、不良情報記憶部103Bに記憶されたカラム不良情報を参照し、不良が存在するロウアドレス又はカラムアドレスをロウ不良又はカラム不良と判定する(S501)。
次に、不良情報解析部103Aは、S501においてロウ不良又はカラム不良と判定されたロウアドレス又はカラムアドレスにロウスペア又はカラムスペアが割り当てられることを示す冗長割当結果を含む救済不良情報を不良情報記憶部103Bに書き込む(S502)。
次に、不良情報解析部103Aは、S502において書き込まれた救済不良情報に示されたロウアドレス又はカラムアドレスの不良をマスクする(S504)。
S501〜S503は、スペアがなくなるまで行われる(S504−NO)。
一方、スペアがなくなった場合(S504−YES)且つ不良が存在する場合には(S505−NO)、不良情報解析部103Aは、救済不可と判定する(S506)。
本発明の実施例1に係る全体救済解析処理は、スペア及び不良がなくなった場合(S505−YES)又はS506の後に終了する。その結果、図9の状態となる。
なお、本発明の実施例1では、不良情報解析部103Aによって不良情報記憶部103Bに書き込まれる不良情報の数は可変であって、メモリデバイス102Aの規模とBIRA部103の規模に応じて最適な数が選択されても良い。
本発明の実施例1によれば、不良情報解析部103A及び不良情報記憶部103Bを有するBIRA部103が、完全なフェイルビットマップを作成することなくメモリデバイス102Aの救済解析処理を行うので、ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイス102Aのメモリテストの処理時間を短縮することができる。特に、本発明の実施例1によれば、BIRA部103がBIST部101に接続され、BIST部101によって検出される不良に従って不良解析処理を行うので、ハードウェア規模の増加を最小限に抑えることができる。
また、本発明の実施例1によれば、メモリテストの上限が定められた場合には、テストコストを最適化することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本発明の実施例1は、メモリデバイスのカラムスペア及びロウスペアの数に従って冗長割当要否及び冗長割当結果を解析する救済解析回路を有する組込冗長救済(以下、「BIRA(Built-In Redundancy Allocation)」という)部を備えるオンチップ不良情報解析装置の例であるが、本発明の実施例2は、不良の数及び不良下限数に従って不良の型を診断する不良診断回路を有する組込不良診断(以下、「BISD(Built-In Self Diagnosis)」という)部を備えるオンチップ不良情報解析装置の例である。なお、本発明の実施例1と同様の内容についての説明は省略する。
はじめに、本発明の実施例2に係るオンチップ不良情報解析装置200の構成について説明する。
図10は、本発明の実施例2に係るオンチップ不良情報解析装置200の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例2に係るオンチップ不良情報解析装置200は、組込自己テスト(以下、「BIST(Built-In Self Test)」という)部201、メモリカラー202及びBISD部203を備え、テスト装置210と接続されている。
BIST部201は、メモリデバイス202Aの自己テストを実行する。BIST部201は、データ、アドレス(ロウアドレス、カラムアドレス)及び制御信号をメモリデバイス202Aに出力し、メモリデバイス202Aに読み出し動作及び書き込み動作を行わせる。BIST部201は、メモリデバイス202Aの読み出し動作及び書き込み動作における出力信号(以下、「メモリ出力」という)の期待値を不良検出部202Bに出力する。BIST部201は、不良が検出されたメモリデバイス202Aのアドレスを不良情報解析部203Aに出力する。
メモリカラー202は、メモリデバイス202A及び不良検出部202Bを備えている。
メモリデバイス202Aは、BIST部201から出力されたデータ、アドレス及び制御信号に従って読み出し動作及び書き込み動作を行う。
不良検出部202Bは、メモリデバイス202Aの出力(以下、「メモリ出力」という)とBIST部201から出力された期待値とを比較し、メモリ出力の不良を検出する。
BISD部203は、不良情報解析部203A、不良情報記憶部203B及び解析結果出力部203Cを備えている。
不良情報解析部203Aは、不良検出部202Bによって不良が検出されたときに、BIST部201から出力されたアドレスを用いた解析を行い、不良の位置(カラムアドレス)及び不良の数を含むカラム不良情報を不良情報記憶部203Bに書き込む。不良情報解析部203Aは、不良検出部202Bによって検出された不良の数をロウアドレスについて解析し、当該解析結果とロウ不良下限数に従ってロウ不良の型を判定するロウ不良診断処理を行い、ロウ不良診断処理の後の不良の数をカラムアドレスについて解析し、当該解析結果とメタ不良下限数に従ってメタ不良か否かを判定するメタ不良診断処理を行い、メタ不良診断処理の後の不良の数をカラムアドレスについて解析し、当該解析結果とカラム不良下限数に従ってカラム不良又は不良の型の組み合わせを判定するカラム不良診断処理を行い、当該判定結果を示す診断結果情報を含む不良情報(以下、「解析結果情報という」)を不良情報記憶部203Bに書き込む不良診断回路を有する。解析結果情報には、ロウ不良、メタ不良、カラム不良の判定結果だけではなく、ビット不良も含む各不良の型の組み合わせも含まれる。
不良情報記憶部203Bは、不良情報解析部203Aによって書き込まれる不良情報を記憶する回路であって、同一ビットのデータを複数持つことができる回路である。
解析結果出力部203Cは、不良情報記憶部203Bに記憶された解析結果情報を読み出し、テスト装置210に出力する。
テスト装置210は、BIST部101の入力信号の制御及び出力信号の観測を行うとともに、解析結果出力部203Cから出力された解析結果情報の読み出しを行う外部装置である。
なお、本発明の実施例2では、オンチップ不良情報解析装置200は、複数のBISD部203を備えても良い。
次に、本発明の実施例2に係るメモリテストについて説明する。
本発明の実施例2では、図15に示されるように、ロウ不良上限数Nrf、カラム不良上限数Ncf及びメタ不良上限数Nmfは所定の回路パラメータであって、Nrf=2,Ncf=2,Nmf=2とする。
図11は、本発明の実施例2に係るメモリテストの処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、BIST部201は、所定の回数を上限として、メモリデバイス202Aのカラムアドレスを優先的に制御するファストカラムテストを行う(S1101)。
次に、不良検出部202Bは、メモリ出力とBIST部201から出力された期待値とを比較し、メモリ出力の不良を検出する(S1102)。
次に、不良情報解析部203Aは、後述のロウ不良診断処理(S1103、図12)、メタ不良診断処理(S1104、図13)及びカラム不良診断処理(S1105、図13)を行う。
次に、解析結果出力部203Cは、不良情報記憶部203Bに記憶された解析結果情報を読み出し、当該解析結果情報をテスト装置210に出力する(S1106)。
本発明の実施例2に係るメモリテストは、S1106の後に終了する。
なお、本発明の実施例2では、メモリテストは1回のみ行われても良いし、所定の回数を上限として複数回行われても良い。
また、本発明の実施例2では、S1101において、ファストカラムテストとファストロウテストが交互に行われても良い。
また、本発明の実施例2では、BISD部203が複数である場合のメモリテストは、パラレル処理されても良いし、シフト処理されても良い。
図12は、本発明の実施例2に係るロウ不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、不良情報解析部203Aは、図11のS1102において検出された不良の数と当該不良が存在するロウアドレスを参照し、不良の数がロウ不良上限数Nrfより多いロウアドレスをロウ不良と判定する(S1201−YES,S1202)。
次に、不良情報解析部203Aは、S1202においてロウ不良と判定されたロウアドレスがロウ不良であることを示す判定結果を含む診断結果情報を不良情報記憶部203Bに書き込む(S1203)。
次に、不良情報解析部203Aは、S1203において書き込まれた診断結果情報に示されたロウアドレスの不良をマスクする(S1204)。その結果、図16の状態となる。
一方、不良の数がロウ不良上限数Nrf以下であるロウアドレスについては、S1202〜S1204は行われない(S1201−NO)。
S1201〜S1204は、全てのロウについて終了するまで行われ(S1205−NO)、全てのロウについて終了した場合には(S1205−YES)、本発明の実施例2に係るロウ不良診断処理が終了する。
図13は、本発明の実施例2に係るメタ不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。
カラム不良の数がメタ不良上限数Nmfより多い場合には(S1301−YES)、不良情報解析部203Aは、メモリデバイス202Aをメタ不良と判定する(S1302)。
次に、不良情報解析部203Aは、メモリデバイス202Aがメタ不良であることを示す判定結果を含む診断結果情報を不良情報記憶部203Bに書き込む(S1303)。
一方、カラム不良の数がメタ不良上限数Nmf以下である場合には(S1301−NO)、S1302,S1303は行われない。
図14は、本発明の実施例2に係るカラム不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。
はじめに、不良情報解析部203Aは、図12のS1204においてマスクされた不良を除く不良の数と当該不良が存在するカラムアドレスを含むカラム不良情報を不良情報記憶部203Bに書き込む(S1401)。その結果、図17の状態となる。
次に、不良情報解析部203Aは、S1401において書き込まれたカラム不良情報を参照し、不良の数がカラム不良上限数Ncfより多いカラムアドレスをカラム不良と判定する(S1402−YES,S1403)。
次に、不良情報解析部203Aは、S1403においてカラム不良と判定されたカラムアドレスがカラム不良であることを示す判定結果を含む診断結果情報を不良情報記憶部203Bに書き込む(S1404)。
次に、不良情報解析部203Aは、S1404において書き込まれた診断結果情報に示されたカラムアドレスの不良をマスクする(S1405)。その結果、図18の状態となる。
一方、不良の数がカラム不良上限数Ncf以下であるカラムアドレスについては、S1403〜S1405は行われない(S1402−NO)。
S1401〜S1405は、不良情報記憶部203Bに記憶された全てのカラム不良情報について終了するまで行われ(S1406−NO)、全てのカラム不良情報について終了した場合には(S1406−YES)、本発明の実施例2に係るカラム不良診断処理が終了する。
なお、本発明の実施例2では、不良情報解析部203Aによって不良情報記憶部203Bに書き込まれる不良情報の数は可変であって、メモリデバイス202Aの規模とBISD部203の規模に応じて最適な数が選択されても良い。
本発明の実施例2によれば、不良情報解析部203A及び不良情報記憶部203Bを有するBISD部203が、外部のプログラムに依存することなく且つ不良情報を圧縮することなくメモリデバイス202Aの不良診断処理を行うので、ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイス202Aのメモリテストの処理時間を短縮することができる。特に、本発明の実施例2によれば、BISD部203がBIST部201に接続され、BIST部201によって検出される不良に従って不良診断処理を行うので、ハードウェア規模の増加を最小限に抑えることができる。
また、本発明の実施例2によれば、メモリテストの上限が定められた場合には、テストコストを最適化することができる。
次に、本発明の実施例3について説明する。本発明の実施例1,2は、組込自己テスト(以下、BIST部(Built-In Self Test)という)に救済解析回路と不良診断回路の何れか一方が接続されたオンチップ不良情報解析装置の例であるが、本発明の実施例3は、BIST部に救済解析回路と不良診断回路の両方が接続されたオンチップ不良情報解析装置の例である。なお、本発明の実施例1,2と同様の内容についての説明は省略する。
図19は、本発明の実施例3に係るオンチップ不良情報解析装置300の構成を示すブロック図である。
本発明の実施例3に係るオンチップ不良情報解析装置300は、BIST部301、メモリカラー302及び組込冗長救済(以下、「BIRA(Built-In Redundancy Allocation)」という)&組込不良診断(以下、「BISD(Built-In Self Diagnosis )」という)部303を備え、テスト装置310と接続されている。
BIST部301は、メモリデバイス302Aの自己テストを実行する。BIST部301は、データ、アドレス(ロウアドレス、カラムアドレス)及び制御信号をメモリデバイス302Aに出力し、メモリデバイス302Aに読み出し動作及び書き込み動作を行わせる。BIST部301は、メモリデバイス302Aの読み出し動作及び書き込み動作における出力信号(以下、「メモリ出力」という)の期待値を不良検出部302Bに出力する。BIST部301は、不良が検出されたメモリデバイス302Aのアドレスを不良情報解析部303A,Bに出力する。
メモリカラー302は、メモリデバイス302A及び不良検出部302Bを備えている。
メモリデバイス302Aは、カラムスペア及びロウスペアを含む二次元冗長構成を有する半導体記憶装置である。メモリデバイス302Aは、BIST部301から出力されたデータ、アドレス及び制御信号に従って読み出し動作及び書き込み動作を行う。
不良検出部302Bは、メモリデバイス302Aの出力(以下、「メモリ出力」という)とBIST部301から出力された期待値とを比較し、メモリ出力の不良を検出する。
BIRA&BISD部303は、不良情報解析部303A,B、不良情報記憶部303C及び解析結果出力部303Dを備えている。
不良情報解析部303Aは、不良検出部302Bによって不良が検出されたときに、BIST部301から出力されたアドレスを用いた解析を行い、不良の位置(カラムアドレス)及び不良の数を含むカラム不良情報を不良情報記憶部303Cに書き込む。不良情報解析部303Aは、不良検出部302Bによって検出された不良の数をロウアドレスについて解析し、当該解析結果とメモリデバイス302Aの有効なカラムスペアの数に従ってロウ救済解析処理を行い、不良情報記憶部303Cに記憶されたカラム不良情報及びメモリデバイス302Aの有効なロウスペアの数に従って、カラム救済解析処理を行う。不良情報解析部303Aは、ロウ救済解析処理及びカラム救済解析処理において冗長割当要否及び冗長割当結果を解析し、当該解析結果を含む救済不良情報を不良情報記憶部303Cに書き込む救済解析回路を有する。
不良情報解析部303Bは、不良検出部302Bによって不良が検出されたときに、BIST部301から出力されたアドレスを用いた解析を行い、不良の位置(カラムアドレス)及び不良の数を含むカラム不良情報を不良情報記憶部303Cに書き込む。不良情報解析部303Bは、不良検出部302Bによって検出された不良の数をロウアドレスについて解析し、当該解析結果とロウ不良下限数に従ってロウ不良の型を判定するロウ不良診断処理を行い、ロウ不良診断処理の後の不良の数をカラムアドレスについて解析し、当該解析結果とメタ不良下限数に従ってメタ不良か否かを判定するメタ不良診断処理を行い、メタ不良診断処理の後の不良の数をカラムアドレスについて解析し、当該解析結果とカラム不良下限数に従ってカラム不良又は不良の型の組み合わせを判定するカラム不良診断処理を行い、当該判定結果を示す診断結果情報を含む不良情報(以下、「解析結果情報」という)を不良情報記憶部303Cに書き込む不良診断回路を有する。解析結果情報には、ロウ不良、メタ不良、カラム不良の判定結果だけではなく、ビット不良も含む各不良の型の組み合わせも含まれる。
不良情報解析部303A,Bは、BIST部301、メモリカラー302、不良情報記憶部303C及び解析結果出力部303D並びに不良情報記憶部303Cに記憶される情報を共有する。
不良情報記憶部303Cは、不良情報解析部303A,Bによって書き込まれる不良情報を記憶することができる回路であって、同一ビットのデータを複数持つことができる回路である。
解析結果出力部303Dは、不良情報記憶部303Cに記憶された救済不良情報又は診断結果情報を含む不良情報を読み出し、テスト装置310に選択的に出力する。
テスト装置310は、解析結果出力部303Dから出力された不良情報に従って所定のテストを行う外部装置である。
なお、本発明の実施例3では、オンチップ不良情報解析装置300は、複数のBIRA&BISD部303を備えても良い。
なお、本発明の実施例3では、メモリテストについては、本発明の実施例1,2と同様であるので説明を省略する。
本発明の実施例3によれば、不良情報解析部303A,Bが、BIST部301、メモリカラー302、不良情報記憶部303C及び解析結果出力部303D並びに不良情報記憶部303Cに記憶される情報を共有するので、ハードウェア規模を大きくすることなく、メモリデバイス302Aの救済解析及び不良診断のオンチップ解析を含むテストの処理時間を短縮することができる。特に、本発明の実施例3によれば、救済解析処理と不良診断処理が1つのBIRA&BISD部303によって行われるので、メモリテストの処理時間を大幅に短縮することができる。
本発明の実施例1に係るオンチップ不良情報解析装置100の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るメモリテストの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るロウ救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るカラム救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る全体救済解析処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るメモリデバイス102Aの状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係るメモリデバイス102A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係るメモリデバイス102A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係るメモリデバイス102A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るオンチップ不良情報解析装置200の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るメモリテストの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るロウ不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るメタ不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るカラム不良診断処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るメモリデバイス202Aの状態を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るメモリデバイス202A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るメモリデバイス202A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例2に係るメモリデバイス202A及び不良情報の状態を示す概略図である。 本発明の実施例3に係るオンチップ不良情報解析装置300の構成を示すブロック図である。
符号の説明
101〜301 BIST部
102〜302 メモリカラー
102A〜302A メモリデバイス
102B〜302B 不良検出部
103 BIRA部
103A 不良情報解析部(救済解析回路)
103B 不良情報記憶部
103C 解析結果出力部
203 BISD部
203A 不良情報解析部(不良診断回路)
203B 不良情報記憶部
203C 解析結果出力部
303 BIRA&BISD部
303A 不良情報解析部(救済解析回路)
303B 不良情報解析部(不良診断回路)
303C 不良情報記憶部
303D 解析結果出力部
110〜310 テスト装置

Claims (5)

  1. データを記憶するメモリデバイスと、
    前記メモリデバイスを動作させる組込自己テスト部と、
    前記メモリデバイスのメモリ出力の不良を検出する不良検出部と、
    前記不良の位置を含む不良情報を記憶する不良情報記憶部と、
    前記不良検出部によって検出された不良の数及び当該不良の位置を用いた不良解析を行い、当該解析結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む不良情報解析部と、
    前記不良情報解析部の解析結果を出力する解析結果出力部と、を備えることを特徴とするオンチップ不良情報解析装置。
  2. 前記不良情報解析部は、前記メモリデバイスのカラムスペア及びロウスペアの数に従って冗長割当要否及び冗長割当結果を解析し、当該解析結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む救済解析回路を有する請求項1に記載のオンチップ不良情報解析装置。
  3. 前記不良情報解析部は、不良の数及び不良上限数に従って、前記メモリデバイス上に現れる不良の型又は当該不良の型の組み合わせを判定し、当該判定結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む不良診断回路を有する請求項1に記載のオンチップ不良情報解析装置。
  4. 前記不良情報解析部は、
    前記メモリデバイスのカラムスペア及びロウスペアの数に従って冗長割当要否及び冗長割当結果を解析し、当該解析結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む救済解析回路と、
    不良の数及び当該不良上限数に従って、前記メモリデバイス上に現れる不良の型又は当該不良の型の組み合わせを判定し、当該判定結果を含む不良情報を前記不良情報記憶部に書き込む不良診断回路と、を有し、
    前記解析結果出力部は、前記救済解析回路の解析結果又は前記不良診断回路の判定結果を選択的に出力する請求項1に記載のオンチップ不良情報解析装置。
  5. メモリデバイスを動作させ、当該メモリデバイスのメモリ出力の不良を検出し、
    前記検出された不良の数及び当該不良の位置を用いた不良解析を行い、当該解析結果を含む不良情報を記憶し、
    前記解析結果を出力することを特徴とするオンチップ不良情報解析方法。
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