JP4157066B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路に係り、特に組み込み自己テスト(Built-In Self Test、以下、「BIST」という。)回路を有する半導体集積回路に関する。
メモリ回路におけるメモリの検査手法として、BIST回路を用いてメモリのBISTが一般的に行われる。BISTとしては、メモリに書き込まれる書き込みデータと、メモリから読み出されるメモリ出力データの比較を行い、故障の有無を判別する「比較器型BIST」が知られている。また、BISTの他の方法として、メモリから読み出されたメモリ出力データをBIST回路内で圧縮し、圧縮した結果に基づいて故障の有無を判別する「圧縮器型BIST」が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、BIST回路を用いて、メモリの故障箇所のビット位置を特定する故障診断を行う方法がある。図11に示すように、比較器型のBIST回路901の場合、各メモリカラー911,912,・・・・・,91nのそれぞれのメモリ出力取り込みレジスタ931,932,・・・・・,93n、及び比較フラグレジスタ951,952,・・・・・,95nと、BIST回路901の図示を省略したアドレス生成回路のアドレスレジスタ902、及び良否判定フラグレジスタ903がシリアルに接続され、全体で一本の循環的なシフトパス900が構成される。
故障診断時には、初めにBIST動作が実行され、メモリ921,922,・・・・・,92nのそれぞれから読み出されたメモリ出力データがメモリ出力取り込みレジスタ931,932,・・・・・,93nのそれぞれに一度取り込まれる。メモリ出力取り込みレジスタ931,932,・・・・・,93nに取り込まれたメモリ出力データと、BIST回路901からのメモリ出力期待値が比較器941,942,・・・・・,94nにより比較され、比較結果が比較フラグレジスタ951,952,・・・・・,95nのそれぞれに取り込まれる。比較フラグレジスタ951,952,・・・・・,95nに取り込まれた比較結果に基づいて、BIST回路901により良否判定が行われ、良否判定結果が良否判定フラグレジスタ903に取り込まれる。
そして、BIST動作が中断され、循環的なシフトパス900を使用して、メモリ出力取り込みレジスタ931,932,・・・・・,93n、比較フラグレジスタ951,952,・・・・・,95n、アドレスレジスタ902、及び良否判定フラグレジスタ903の値を外部出力端子904を通じてシフトアウトする。シフトアウト終了後に、BISTを再開し、次のBIST動作の読み出しのタイミングでシフトパス900の値をシフトアウトする。シフトアウトの終了後にBIST動作中断時の状態に復帰するために、アドレスレジスタ902に元のアドレスデータが取り込まれるようにシフトパス900が循環的に構成されている。BIST動作の中断、シフトアウト、BIST動作の再開を繰り返すことにより、メモリ921,922,・・・・・,92nの内部状態が読み出される。読み出された結果に基づいて、メモリのセルアレイの故障ビット位置を示すフェイルビットマップが作成され、メモリ921,922,・・・・・,92nの故障箇所のビット位置が特定される。
しかし、図11に示した半導体集積回路では、故障診断対象のメモリに対応するメモリ出力取り込みレジスタ及び比較フラグレジスタの他に、故障診断対象ではないメモリに対応するメモリ出力取り込みレジスタ及び比較フラグレジスタの値もシフトしなくてはならなので、テスト時間が非常に長くなる。また、故障診断を行うためのテストパタンのサイズも長大になり、テスト装置のメモリに収まらなくなることも考えられる。
特開2000−163993号公報
本発明は、BIST回路を用いたメモリの故障診断に要する時間を削減することができ、且つ故障診断を行うためのテストパタンのサイズを抑制可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、(イ)複数の埋め込みメモリと、(ロ)単数又は複数のメモリを対象とする単数又は複数の組み込み自己テスト回路と、(ハ)複数のメモリのそれぞれに接続され、外部クロックに同期して、メモリから読み出されたメモリ出力データをもとに取り込まれたデータビットを含むシフトパスと、データビットを含むシフトパスよりもビット数の少ないシフトパスのいずれかを、組み込み自己テスト回路から出力されたメモリ側切り替え制御信号に応じて切り替えてシリアルにシフトする複数のシフト回路とを備え、(ニ)複数のシフト回路毎にシフトされるデータビットを含むシフトパス及びビット数の少ないシフトパスのいずれかが互いに接続されて外部出力へのシリアルなシフトパスの一部をなす半導体集積回路であることを要旨とする。
本発明によれば、BIST回路を用いたメモリの故障診断に要する時間を削減することができ、且つ故障診断を行うためのテストパタンのサイズを抑制可能な半導体集積回路を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付する。ただし、図面は模式的なものである。また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路は、図1に示すように、複数の埋め込みメモリ(メモリ)211,212,・・・・・,21n(n:3以上の整数)と、複数のメモリ211,212,・・・・・,21nを対象とする組み込み自己テスト回路(第1のBIST回路)11と、複数のメモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれに接続され、外部クロックOCLKに同期して、複数のメモリ211,212,・・・・・,21nから読み出されたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnをもとに取り込まれたデータビットを含むシフトパスと、データビットを含むシフトパスよりもビット数の少ないシフトパスのいずれかを、第1のBIST回路11から出力されたメモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2,・・・・・,SELanに応じて切り替えてシリアルにシフトする複数のシフト回路201,202,・・・・・,20nとを備える。図1に示した半導体集積回路において、複数のシフト回路201,202,・・・・・,20n毎にシフトされるデータビットを含むシフトパス及びビット数の少ないシフトパスのいずれかが互いに接続されて外部シフト出力へのシリアルなシフトパスの一部をなす。
複数のシフト回路201,202,・・・・・,20nのそれぞれは、メモリ211,212,・・・・・,21nから読み出されたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを直接取り込み、外部クロックOCLKに同期してメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを取り込みデータとしてシフトする、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nを含むレジスタと、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nに取り込まれたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnと、BIST回路11から出力されたメモリ出力期待値TDとを比較する比較器231,232,・・・・・,23nと、比較器231,232,・・・・・,23nから出力された比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを取り込み、外部クロックOCLKに同期してメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnのビットより少ないビットをシフトする、比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nを含むレジスタと、メモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2,・・・・・,SELanに応じて、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nからのメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを含むレジスタと、比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nからのメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnよりも少ないビットのレジスタのいずれかを切り替えて出力するメモリ側切り替え回路(切り替え回路)251,252,・・・・・,25nを備える。
図11に示した半導体集積回路では、比較フラグレジスタ951,952,・・・・・,95n及びメモリ出力取り込みレジスタ931,932,・・・・・,93nが互いに直列に接続されている。これに対して、図1に示した半導体集積回路では、シフト回路201のメモリ出力取り込みレジスタ221と比較フラグレジスタ241にはメモリ側切り替え回路251が接続され、メモリ側切り替え回路251にはシフト回路202のメモリ出力取り込みレジスタ222と比較フラグレジスタ242が接続され、メモリ出力取り込みレジスタ222と比較フラグレジスタ242にはメモリ側切り替え回路252が接続され、・・・・・、図示を省略したメモリ側切り替え回路25(n−1)にはシフト回路20nのメモリ出力取り込みレジスタ22nと比較フラグレジスタ24nが接続され、メモリ出力取り込みレジスタ22nと比較フラグレジスタ24nにはメモリ側切り替え回路25nが接続される点が異なる。
複数のメモリ211,212,・・・・・,21n、及びメモリ211,212,・・・・・,21nにそれぞれ接続された複数のシフト回路201,202,・・・・・,20nはそれぞれ、複数(第1〜第n)のメモリカラー21,22,・・・・・,2nに含まれる。更に、第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1m(m:3以上の整数)と、第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにそれぞれ接続された図示を省略した複数のメモリカラーを備える。
図1に示した第1のBIST回路11に接続されたシフト回路201,202,・・・・・,20nのうち、最前段のシフト回路201のメモリ出力取り込みレジスタ22n及び比較フラグレジスタ24nには、共通のシフトパス用入力端子1が接続される。一方、最後段のシフト回路20nのメモリ側切り替え回路25nには、第1のBIST回路11が接続される。シフト回路201,202,・・・・・,20nのメモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22n、及び比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nには、共通の外部クロック入力端子6が接続される。
図1において、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22n、及び比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nを一例として示すが、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nや比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nは、より大きなシフトレジスタの一部であって良い。複数のシフト回路201,202,・・・・・,20n内においては、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nを含むレジスタ、及び比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nを含むレジスタにより、シフトパスがそれぞれ構成される。
第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mは、比較器型のBIST回路である。第1のBIST回路11は、第1のメモリカラー21のメモリ211に接続され且つ第2〜第nのメモリカラー22,・・・・・,2nのメモリ212,・・・・・,21nにも配線の図示を省略して接続されたBIST部111と、設定用シリアル入力端子3に接続された動作設定レジスタ121と、動作設定レジスタ121にパラレルに接続され、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのメモリ211,212,・・・・・,21n及びメモリ側切り替え回路251,252,・・・・・,25nに接続されたデコーダ131と、第nのメモリカラー2nのメモリ側切り替え回路25n、及びBIST部111に接続されたアドレス取り込みレジスタ141と、アドレス取り込みレジスタ141に接続された終了フラグレジスタ151と、終了フラグレジスタ151、動作設定レジスタ121及びシフトパス用入力端子1に接続されたBIST回路側切り替え回路(切り替え回路)161と、BIST回路側切り替え回路161及びBIST部111に接続された良否判定フラグレジスタ171とを備える。
第1のBIST回路11は、BIST回路側切り替え制御信号SELbに応じて、シフト回路20nに接続されたアドレス取り込みレジスタ141、終了フラグレジスタ151、及び良否判定フラグレジスタ171が含まれるシフトパスと、そのシフトパスよりビット数の少ない、良否判定フラグレジスタ171が含まれるシフトパスのいずれかを、外部出力へのシリアルなシフトパスの一部をなすように切り替えてシフトする。
第1のBIST回路11のアドレス取り込みレジスタ141、終了フラグレジスタ151、及び良否判定フラグレジスタ171のそれぞれは、共通の外部クロック入力端子6に接続される。第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの図示を省略したアドレス取り込みレジスタ、終了フラグレジスタ152,・・・・・,15m、及び良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mのそれぞれも、共通の外部クロック入力端子6に接続される。なお、外部クロック入力端子6を共通に使用する他にも、外部クロック入力端子6と同様の外部クロックを入力する端子を複数設けて使用しても良い。また、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mのそれぞれの動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mのそれぞれは、共通の設定用イネーブル入力端子4及び設定用クロック入力端子5のそれぞれに接続される。なお、シフトパス用入力端子1、設定用シリアル入力端子3、設定用イネーブル入力端子4、シフトパス用出力端子7、及び設定用シリアル出力端子8のそれぞれには各種信号をバッファリングするためのバッファ61,63,64,67,68が接続されている。
第1のBIST回路11のBIST部111は、図2に示すように、BIST制御回路101と、BIST制御回路101にそれぞれ接続されたデータ生成器102、アドレス生成器103、制御信号生成器104、及び結果解析器105を備える。データ生成器102、アドレス生成器103、制御信号生成器104のそれぞれは、図1に示すように第1のメモリカラー21のメモリ211に接続され、第2〜第nのメモリカラー22,・・・・・,2nのメモリ212,・・・・・,21nにも配線の図示を省略して接続される。図2に示したデータ生成器102は、図1に示すように第1のメモリカラー21の比較器231にも接続され、第2〜第nのメモリカラー22,・・・・・,2nの比較器232,・・・・・,23nにも配線の図示を省略して更に接続される。図2に示した結果解析器105は、第1のメモリカラー21の比較フラグレジスタ241に接続され、第2〜第nのメモリカラー22,・・・・・,2nの比較フラグレジスタ242,・・・・・,24nにも配線の図示を省略して接続され、良否判定フラグレジスタ171にも接続される。
図2に示したBIST制御回路101は、データ生成器102、アドレス生成器103、制御信号生成器104、及び結果解析器105のそれぞれを制御して必要な信号を順次生成させる。データ生成器102は、メモリ書き込みデータTD及びメモリ出力期待値TDを生成する。アドレス生成器103は、メモリアドレスデータADを生成する。制御信号生成器104は、メモリ制御信号ENを生成する。生成されたメモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、メモリ制御信号ENは、図1に示した第1〜第nのメモリカラーのメモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれに入力される。また、メモリ出力期待値TDは、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nの比較器231,232,・・・・・,23nに入力される。図2に示した結果解析器105は、図1に示した第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nの比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nからの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnに応じて例えばメモリ211,212,・・・・・,21n全体の良否判定を行う。なお、図1に示した第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mの図示を省略したBIST部も、図2に示したBIST部111と同様の構成であるので、重複した説明を省略する。
また、図1に示した第1のBIST回路11の動作設定レジスタ121が、第2のBIST回路12の動作設定レジスタ122にシリアルに接続される。・・・・・図示を省略した第(m−1)のBIST回路1(m−1)の動作設定レジスタ12(m−1)が、最後段の第mのBIST回路1mの動作設定レジスタ12mにシリアルに接続される。動作設定レジスタ12mは、設定用シリアル出力端子8に接続される。即ち、設定用シリアル入力端子3と設定用シリアル出力端子8との間には、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mの動作設定レジスタ121,122,・・・・・,1mによりシリアルなシフトパスが構成される。
動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mは、ビット列が予め保存されている、或いは設定用シリアル入力端子3を通じてビット列が設定される記憶素子である。動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mのそれぞれは、設定用イネーブル入力端子4からのシフトイネーブル信号SENがイネーブル状態のとき、設定用クロック入力端子5からの設定用クロックSCLKに同期して、設定用シリアル入力端子3からシリアルに入力された設定用シフト信号SEをシフトする。この結果、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mに含まれる各ビットの値が設定される。動作設定レジスタ121,122,・・・・・,1mは互いにシリアルに接続されているので、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,1m毎に外部入出力端子を付加する必要がなく、設定に必要な外部入出力端子を最小限に抑えることができる。
例えば、動作設定レジスタ121は、図3に示すように、動作モード設定ビットMB、メモリ選択ビット列SB、及び動作イネーブルビットEBを含む。動作モード設定ビットMBは、BISTと故障診断を切り替えるためのビットである。BIST時には、動作モード設定ビットMBが「0」に設定される。一方、故障診断時には、動作モード設定ビットMBが「1」に設定される。
また、メモリ選択ビット列SBは、図1に示した第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのメモリ211,212,・・・・・,21nのうち、BIST対象或いは故障診断対象となるメモリを選択する。ここで、メモリ選択ビット列SBの1ビットがそれぞれ1つのメモリ211,212,・・・・・21nに対応する。BIST対象或いは故障診断対象となるメモリに対応するビットは「1」に設定される。一方、BIST対象或いは故障診断対象にならないメモリに対応するビットには「0」が設定される。なお、メモリ選択ビット列SBの1つのビットが、1つのメモリではなく、複数のメモリのグループ(例えば、2つのメモリ211,212)に対応しても良い。
また、図3に示した動作イネーブルビットEBは、図1に示した第1のBIST回路11がBIST時のBIST対象、或いは故障診断時の故障診断対象となるか否かを設定するためのビットである。第1のBIST回路11がBIST対象或いは故障診断対象にならないときは、動作イネーブルビットEBが「0」に設定される。一方、第1のBIST回路11がBIST対象或いは故障診断対象となるときは、動作イネーブルビットEBが「1」に設定される。図1に示した動作設定レジスタ122,・・・・・,12mも、図3に示した動作設定レジスタ121と同様の構成であるので、重複した説明を省略する。
図1に示した第1のBIST回路11のデコーダ131は、図3に示した動作モード設定ビットMB及びメモリ選択ビット列SBに設定された値に応じて、図1に示すようにチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnを各メモリ211,212,・・・・・,21nに出力することにより、各メモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれの状態を制御する。例えば、メモリ211がBIST対象或いは故障診断対象となりメモリ選択ビット列SBの1列目のビットが「1」に設定された場合には、デコーダ131は、メモリ211に入力されるチップイネーブル信号CEN1をオン状態に制御する。また、メモリ211がBIST対象或いは故障診断対象にならずにメモリ選択ビット列SBの1列目のビットが「0」に設定された場合には、デコーダ131は、メモリ211のチップイネーブル信号CEN1をオフ状態に制御する。ここで、第1のBIST回路11がビット数の少ないシフトパスをシフトするときに、第1のBIST回路11の対象となるメモリ211,212,・・・・・,21nのチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnがオフ状態に制御される。なお、デコーダ131は、チップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnの代わりに、各メモリ211,212,・・・・・,21nに入力されるクロック信号を制御しても良い。
更に、デコーダ131は、図3に示した動作モード設定ビットMB及びメモリ選択ビット列SBに設定されたビットに応じて、図1に示すように、メモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2.・・・・・,SELanを各メモリ側切り替え回路251,252,・・・・・,25nに出力することにより、各メモリ側切り替え回路251,252,・・・・・,25nの切り替えを制御する。例えば、第1のBIST回路11がBIST対象或いは故障診断対象とするため、図3に示した動作イネーブルビットEBが「1」に設定された場合には、図1に示したデコーダ131は、BIST回路側切り替え回路161に終了フラグレジスタ151からの値を出力させる。一方、第1のBIST回路11がBIST対象或いは故障診断対象としないよう、図3に示した動作イネーブルビットEBが「0」に設定された場合には、図1に示すように、デコーダ131はBIST回路側切り替え回路161にシフトパス用入力端子1からの外部シフト信号SINを出力させる。
第1のBIST回路11のアドレス取り込みレジスタ141は、図2に示したBIST部111のアドレスレジスタ103xからのメモリアドレスデータADを図1に示すように取り込む。更に、アドレス取り込みレジスタ141は、外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期して、第nのメモリカラー2nのメモリ側切り替え回路25nからの値を入力して、メモリアドレスデータADを終了フラグレジスタ15にシフトする。
また、第1のBIST回路11の終了フラグレジスタ151は、BIST動作時に第1のBIST回路11が正しく動作し、終了していることを知らせるための終了フラグを保持する。更に、終了フラグレジスタ151は、外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期して、アドレス取り込みレジスタ141からの値を入力して、終了フラグをシフトする。
第1のBIST回路11のBIST回路側切り替え回路161は、動作設定レジスタ121からのBIST回路側切り替え制御信号SELbに応じて、終了フラグレジスタ151からの値とシフトパス用入力端子1からの外部シフト信号SINを切り替えて出力する。例えばBIST回路側切り替え制御信号SELbが「0」のとき、BIST回路側切り替え回路161は外部シフト信号SINを出力する。一方、BIST回路側切り替え制御信号SELbが「1」のとき、BIST回路側切り替え回路161は終了フラグレジスタ151からの値を出力する。
第1のBIST回路11の良否判定フラグレジスタ171は、図1に示すように、BIST部111からの良否判定結果RSLTを取り込む。更に、良否判定フラグレジスタ171は、外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期して、BIST回路側切り替え回路161からの値を入力して、良否判定結果RSLTをシフトする。
第1のBIST回路11の良否判定フラグレジスタ171は、第2のBIST回路12のBIST回路側切り替え回路162に接続される。・・・・・図示を省略した第mのBIST回路1(m−1)の良否判定フラグレジスタ17(m−1)は、最後段の第mのBIST回路1mのBIST回路側切り替え回路16mに接続される。第mのBIST回路1mの良否判定フラグレジスタ17mは、シフトパス用出力端子7に接続される。図1に示した第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの図示を省略したデコーダ、アドレス取り込みレジスタ、終了フラグレジスタ152,・・・・・,15m、BIST回路側切り替え回路162,・・・・・,16m、及び良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mのそれぞれは、第1のBIST回路11のデコーダ131、アドレス取り込みレジスタ141、終了フラグレジスタ151、BIST回路側切り替え回路161、及び良否判定フラグレジスタ171のそれぞれと実質的に同様の構成であるので、重複した説明を省略する。
第1のメモリカラー21のメモリ211は、第1のBIST部111からのメモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、及びメモリ制御信号ENに応じて、メモリ出力データRD1を出力する。メモリ出力取り込みレジスタ221は、メモリ211から読み出されるメモリ出力データRD1を取り込む。更に、メモリ出力取り込みレジスタ221は、外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期して、シフトパス用入力端子1からの外部シフト信号SINを入力して、メモリ出力データRD1をシフトする。
第1のメモリカラー21の比較器231は、メモリ出力取り込みレジスタ221からのメモリ出力データRD1を、第1のBIST回路11のBIST部111からのメモリ出力期待値TDと比較して、比較結果CD1を出力する。第1のメモリカラー21の比較フラグレジスタ241は、比較器231からの比較結果CD1を取り込む。更に、比較フラグレジスタ241は、外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期して、シフトパス用入力端子1からの外部シフト信号SINを入力して、比較結果CD1をシフトする。
第1のメモリカラー21のメモリ側切り替え回路251は、第1のBIST回路11のデコーダ131からのメモリ側切り替え制御信号SELa1に応じて、メモリ出力取り込みレジスタ221からの値と、比較フラグレジスタ241からの値を切り替えて出力する。第1のBIST回路11に接続された第2〜第nのメモリカラー22,・・・・・,2n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにそれぞれ接続された図示を省略したメモリカラーの構成も、第1のメモリカラー21の構成と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
次に、図1に示した半導体集積回路において、第1のBIST回路11に接続されたすべてのメモリ211,212,・・・・・,21n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれに接続された図示を省略したすべてのメモリのBISTを行う場合の動作を図4を用いて説明する。
(イ)図4に示すように、設定用シリアル入力端子3から設定用シフト信号SEがシリアルに入力されて、BISTモードなので第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mのそれぞれの動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mの動作モード設定ビットMBの値が「0」に設定される。また、第1のBIST回路11のすべてのメモリ211,212,・・・・・,21n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれに接続された図示を省略したすべてのメモリがBIST対象となるので、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mのメモリ選択ビット列SBの値がすべて「1」に設定される。また、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mがBIST対象となるので、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mの動作イネーブルビットEBが「1」に設定される。
(ロ)BIST動作時には、第1のBIST回路11のデコーダ131は、BIST対象となる第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのメモリ211,212,・・・・・,21nに入力されるチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnをオン状態に制御する。BIST部111から出力されたメモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、及びメモリ制御信号ENが、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのメモリ211,212,・・・・・,21nに入力される。メモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれからメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnが読み出され、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nに取り込まれる。比較器231,232,・・・・・,23nのそれぞれは、メモリ出力取り込みレジスタ221,222,・・・・・,22nのそれぞれからのメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを、BIST部111からのメモリ出力期待値TDと比較する。比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nのそれぞれは、比較器231,232,・・・・・,23nからの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを取り込む。比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nに取り込まれた比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnに応じて、第1のBIST回路11のBIST部111により良否判定を行い、メモリ211,212.・・・・・,21n全体の良否判定結果RSLTを出力する。良否判定結果RSLTは、図4に示した良否判定フラグレジスタ171に取り込まれる。第1のBIST回路11、及び第1のBIST回路11に接続された第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nと同様に、第2の〜第mのBIST回路12,・・・・・,1m、及び第2の〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにそれぞれ接続された図示を省略したメモリカラーにおいても、メモリカラー内のすべてのメモリのBIST動作が実行される。
(ハ)BIST動作終了後、メモリ側切り替え回路251,252,・・・・・,25nのそれぞれは、比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nからの値を出力するように制御される。また、BIST回路側切り替え回路161,162,・・・・・16mのそれぞれは、終了フラグレジスタ151,152,・・・・・,15mからの値を出力するように制御される。即ち、図4に示すように、シフトパス用入力端子1とシフトパス用出力端子7との間には、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのそれぞれの比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nとで、シリアルなシフトパス181の一部が構成される。更に、第1のBIST回路11のアドレス取り込みレジスタ141、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの図示を省略したアドレス取り込みレジスタと、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mのそれぞれの終了フラグレジスタ151,152,・・・・・,15m、及び良否判定フラグレジスタ171,172,・・・・・,17mとでシフトパス181の他の一部が構成される。外部クロック入力端子6からの外部クロックOCLKに同期してシフトパス181の値がシフトされ、シフトパス用出力端子7を通じてシフトアウトする。比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDn及び良否判定結果RSLT等に基づいて、外部において故障が解析される。
次に、図1に示した半導体集積回路において、第2のメモリカラー22のメモリ212のみのBISTを行う場合の動作を図5を用いて説明する。
(イ)図5に示すように、初めに、設定用シリアル入力端子3から設定用シフト信号SEがシリアルに入力されて、BISTモードなので、第1のBIST回路11の動作モード設定ビットMBが「1」に設定される。更に、メモリ212をBIST対象として、メモリ選択ビット列SBのうちメモリ212に対応する入力側から2ビット目のビットのみが「1」に設定される。また、第1のBIST回路11がBIST対象となるので、動作イネーブルビットEBが「1」に設定される。一方、BIST対象にならない第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの動作設定レジスタ122,・・・・・,12mの動作イネーブルビットEBが「0」に設定される。
(ロ)BIST動作時には、BIST対象となる第2のメモリカラー22のメモリ212に入力されるチップイネーブル信号CEN2のみがオン状態に制御され、BIST動作が実行される。第1のBIST回路11のBIST部111から、メモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、及びメモリ制御信号ENが第2のメモリカラー21のメモリ212に入力される。ここで、メモリ212以外のBIST対象にならないメモリ211,・・・・・,21n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mに接続された図示を省略したメモリのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態に制御されるので、BIST動作が実行されない。第2のメモリカラー22のメモリ212から読み出されたメモリ出力データRD2は、取り込みレジスタ222に取り込まれる。比較器232は、メモリ出力取り込みレジスタ222からのメモリ出力データRD2を、BIST部111からのメモリ出力期待値TDと比較する。比較フラグレジスタ242は、比較器232からの比較結果CD2を取り込む。比較フラグレジスタ242に取り込まれた比較結果CD2に応じて、第1のBIST回路11のBIST部111によりメモリ212の良否判定を行う。良否判定フラグレジスタ171は、BIST部111の結果解析器105からの良否判定結果RSLTを取り込む。
(ハ)BIST動作終了後、メモリ側切り替え回路251,252,・・・・・,25nのそれぞれは、比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nからの値を出力する。また、第1のBIST回路11のBIST回路側切り替え回路161は、終了フラグレジスタ151からの値を出力する。一方、他の第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれのBIST回路側切り替え回路162,163,・・・・・16mが、第1〜第(m−1)のBIST回路11,・・・・・1(m−1)の良否判定フラグレジスタ171,・・・・・,17(m−1)からの値を出力する(第(m−1)のBIST回路1(m−1)及び良否判定フラグレジスタ17(m−1)は図示省略)。即ち、シフトパス用入力端子1とシフトパス用出力端子7との間に、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・2nにおける比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24nを含むシフトパスと、第1のBIST回路11におけるアドレス取り込みレジスタ141、終了フラグレジスタ151、及び良否判定フラグレジスタ171を含むシフトパスと、第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mを含むシフトパスとで、全体のシリアルなシフトパス182が構成される。シフトパス用入力端子1から外部シフト信号SINが入力されて、外部クロックOCLKに同期してシリアルにシフト動作が行われ、シフトパス用出力端子7を通じてシフトアウトされる。なお、第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのすべての比較フラグレジスタ241,242,・・・・・,24n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mに接続された図示を省略したメモリカラーの比較フラグレジスタの値もシフトパス182上に現れるが、外部での良否判定はBIST対象となるメモリ212に対応する比較フラグレジスタ242の比較結果CD2のみに対して行われれば良い。
次に、図1に示した半導体集積回路において、例えば第1のメモリカラー21のメモリ212の故障診断を行う場合の動作を図6を用いて説明する。
(イ)図6に示すように、設定用シリアル入力端子3から入力された設定用シフト信号SEにより、故障診断モードなので、第1のBIST回路11の動作設定レジスタ121の動作モード設定ビットMBが「0」に設定される。故障診断は入力側から2ビット目の1つのメモリ212を対象に行うことを前提として、メモリ選択ビット列SBのうち、故障診断対象となるメモリ212に対応する1ビットのみが「1」に設定される。また、第1のBIST回路11が故障診断対象となるので、動作イネーブルビットEBが「1」に設定される。また、故障診断にならない第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれの動作設定レジスタ122,・・・・・,12mの動作イネーブルビットEBが「0」に設定される。
(ロ)BIST動作時には、故障診断対象となるメモリ212のみ入力されるチップイネーブル信号がオン状態に制御され、BIST動作が実行される。BIST部111から、メモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、及びメモリ制御信号ENが生成され、メモリ212に入力される。メモリ212から読み出されたメモリ出力データRD2が、メモリ出力取り込みレジスタ222に取り込まれる。各アドレスでメモリ出力を取り込む毎に、BIST動作が中断される。一方、メモリ212以外のメモリ211,213,・・・・・,2n及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにそれぞれ接続された図示を省略したメモリのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態に制御され、BIST動作が実行されない。
(ハ)BIST動作を中断した後、シフト回路202のメモリ側切り替え回路252は、メモリ出力取り込みレジスタ222からの値を選択する。一方、メモリ側切り替え回路252以外のメモリ側切り替え回路251,・・・・・,25nのそれぞれは、比較フラグレジスタ241,・・・・・,24nからの値を選択する。また、BIST回路側切り替え回路161は、終了フラグレジスタ151からの値を出力する。また、BIST回路側切り替え回路162,・・・・・,16mは、良否判定フラグレジスタ171,・・・・・17(m−1)からの値を出力する(良否判定フラグレジスタ17(m−1)は図示省略)。即ち、シフトパス用入力端子1とシフトパス用出力端子7との間で、第2のメモリカラー22のメモリ出力取り込みレジスタ222を含むシフトパスと、第2のメモリカラー22以外の第1〜第nのメモリカラー21,・・・・・,2nにおける、比較フラグレジスタ242以外の比較フラグレジスタ241,・・・・・,24nを含むシフトパスと、第1のBIST回路11におけるアドレス取り込みレジスタ141、終了フラグレジスタ151、及び良否判定フラグレジスタ171を含むシフトパスと、第2,・・・・・,第mのBIST回路12,・・・・・,1mにおける良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mを含むシフトパスとで、全体のシリアルなシフトパス183が構成される。ここで、外部クロックOCLKに同期してシフトパス183のシフト動作が行われ、シフトパス用出力端子7を通じてシフトアウトする。
(ニ)シフトアウト終了後に、BIST動作を再開し、再び次の読み出しタイミングでシフトパス183の値をシフトアウトする。メモリアドレスデータADとして、図2に示した第1のBIST回路11のアドレス生成器103のアドレスレジスタ103xに保持された値を直接シフトするのではなく、図6に示すように、他のアドレス取り込みレジスタ141に取り込んだものを出力する。このため、図2に示したアドレスレジスタ103xが保持するアドレスは変わらないので、図6に示すように、シフトパス183を図11に示したシフトパス900のように循環的に構成しなくとも良い。BIST動作の中断、シフトアウト、BIST動作の再開を繰り返すことにより、メモリ212からの読み出し動作が行われるたびにメモリ内部の状態を読み出す。この結果に基づいて、メモリ212のセルアレイの故障ビット位置を示すフェイルビットマップを作成し、故障解析を行う。
図1に示した半導体集積回路によれば、BIST時において、図5に示すように、BIST対象にならない例えば第1のBIST回路11のメモリ212以外のメモリ211,・・・・・,21n、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mに接続された図示を省略したメモリのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態となるので、BIST動作が実行されない。このため、BIST時に不要な電力の消費を抑制することができる。また、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mを用いてBIST対象となるメモリ212を外部から任意に選択できるので、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mを半導体集積回路に組み込んだ後からでも、消費電力やBISTに要する時間を考慮したBISTのスケジューリングを行うことができる。
また、故障診断時においても、図6に示すように、故障診断対象にならないメモリ212以外のメモリ211,・・・・・,21nが含まれる、第2のメモリカラー22以外のメモリカラー21,・・・・・,2nにおいて、比較フラグレジスタ242以外の比較フラグレジスタ241,・・・・・,24nの1ビットのみでシフトパス183の一部が構成され、且つ故障診断対象にならない第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれにおいて良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mの1ビットのみでシフトパス183の一部が構成されるので、シフトに要するステップが短縮され、故障診断に要する時間を大幅に短縮することができ、テストパタンのサイズも削減できる。更に、故障診断対象にならないメモリに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態となり動作しないので、不要な消費電力を削減することができる。
なお、図6においては、メモリ212のみを故障診断対象とする一例を説明したが、同時に複数のメモリ、例えば複数のメモリ211,212,・・・・・,21mを故障診断対象とすることも可能である。また、すべてのメモリ211,212,・・・・・,21n、及び図示を省略したメモリに対するBISTが主な使用法であることを考慮して、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mの初期化時に、動作設定レジスタ121,122,・・・・・、12mがすべてのメモリ211,212,・・・・・,21n、及び図示を省略したメモリをBIST対象とする状態に設定されるように初期化回路を構成しても良い。
また、図1に第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・1mを示したが、BIST回路の数は限定されず、1つ以上であれば良い。また、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・1mにそれぞれ接続されるメモリの数も特に限定されず、1つ以上であれば良い。第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・1mは、接続された1つ以上のメモリを対象とすることができる。また、第1〜第nのシフト回路201,202,・・・・・,20nを示したが、メモリに対応する数だけあれば良い。また、図4〜図6にそれぞれ単数のシフトパス181,182,183を示したが、複数のシフトパスを構成しても良い。
(変形例)
本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体集積回路は、図7に示すように、第1のBIST回路11のデコーダ131aに接続されたデコーダ制御入力端子2を更に備える点が、図1に示した半導体集積回路と異なる。デコーダ制御入力端子2には、デコーダ制御入力端子2からの信号値をバッファリングするバッファ62が接続されている。
デコーダ131aは、図1に示した動作設定レジスタ121からのパラレルな出力値に関わらず、デコーダ制御入力端子2からのデコーダ制御信号DCTRLに応じてチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnのそれぞれを第1〜第nのメモリカラー21,22,・・・・・,2nのメモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれに出力することにより、メモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnをオン状態又はオフ状態に制御する。例えば、デコーダ制御信号DCTRLが「1」のとき、デコーダ131aは、すべてのメモリ211,212,・・・・・,21nをBIST対象とする。なお、デコーダ131aは、チップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnの代わりに、メモリ211,212,・・・・・,21nに入力されるクロック信号を制御しても良い。一方、第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにおける図示を省略したデコーダも、デコーダ制御入力端子2に接続されていても良い。他の構成は、図1に示した半導体集積回路と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体集積回路によれば、デコーダ131aがデコーダ制御入力端子2からのデコーダ制御信号DCTRLに応じて、メモリ211,212,・・・・・,21nのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENnをオン状態又はオフ状態に制御することにより、BIST実行に先立って動作設定用のビット列をシフト入力する時間を削減することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路は、図8に示すように、第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nのそれぞれが、対象となるメモリ311,312,・・・・・,31nと、複数のシフト回路301,302,・・・・・,30nを備える。図8に示した半導体集積回路においても、複数のシフト回路301,302,・・・・・,30nのそれぞれのデータビットを含むシフトパス及びビット数の少ないシフトパスのいずれかが互いに接続されて外部シフト出力へのシリアルなシフトパスの一部をなす。
複数のシフト回路301,302,・・・・・,303のそれぞれが、メモリ出力データとBIST回路11から出力されたメモリ出力期待値TDとをビット毎に比較する比較器321,322,・・・・・,32nと、比較器321,322,・・・・・,32nから出力された比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを取り込み、外部クロックOCLKに同期して比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを取り込みデータとしてシフトする、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nを含むレジスタと、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nに取り込まれた比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnに基づいてメモリ311,312,・・・・・,31nの良否判定を行う良否判定器341,342,・・・・・,34nと、良否判定器341,342,・・・・・,34nから出力された良否判定結果JD1,JD2,・・・・・,JDnを取り込み、外部クロックOCLKに同期して比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnのビットよりも少ないビットをシフトする、良否判定フラグレジスタ(メモリ側良否判定フラグレジスタ)351,352,・・・・・,35nを含むレジスタと、メモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2,・・・・・,SELanに応じて、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nからの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを含むレジスタと、メモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nからの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnよりも少ないビットのレジスタのいずれかを切り替えて出力するメモリ側切り替え回路361,362,・・・・・,36nを備える点が、図1に示したシフト回路201,202,・・・・・,20nと異なる。
図8に示した比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33n及びメモリ側良否判定フラグレジスタ)351,352,・・・・・,35nは、それぞれより大きなレジスタの一部であっても良い。第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nのメモリ311,312,・・・・・,31nには比較器321,322,・・・・・,32nがそれぞれ接続され、比較器321,322,・・・・・,32nには比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nがそれぞれ接続され、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nには良否判定器341,342,・・・・・,34nがそれぞれ接続され、良否判定器341,342,・・・・・,34nにはメモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nがそれぞれ接続され、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33n及びメモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nにはメモリ側切り替え回路361,362,・・・・・,36nがそれぞれ接続される。
第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nの比較器321,322,・・・・・,32nのそれぞれは、メモリ211,212,・・・・・,21mのそれぞれから読み出されたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnと、BIST部111からのメモリ出力期待値TDのビット毎の比較を行い、例えばパスであれば「0」、フェイルであれば「1」のように、比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを出力する。比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nのそれぞれは、メモリ出力幅分のレジスタである。
第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nの比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nのそれぞれは、比較器321,322,・・・・・,32nからの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnを取り込む。更に、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nのそれぞれは、外部クロックOCLKに同期して、比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnをシフトする。第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nの良否判定器341,342,・・・・・,34nのそれぞれは、比較フラグレジスタ331,332,・・・・・,33nの比較結果CD1,CD2,・・・・・,CDnをすべてORに入力して、メモリ単位でのパス又はフェイルを判定した良否判定結果JD1,JD2,・・・・・,JDnを生成する。
また、第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nのメモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nのそれぞれは、良否判定器341,342,・・・・・,34nのそれぞれからの良否判定結果JD1,JD2,・・・・・,JDnを取り込む。更に、メモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nのそれぞれは、外部クロックOCLKに同期して、良否判定結果JD1,JD2,・・・・・,JDnをシフトする。なお、BIST部111の図示を省略した結果解析器は、メモリ側良否判定フラグレジスタ351,352,・・・・・,35nに取り込まれた良否判定結果JD1,JD2,・・・・・,JDnに基づいて全体の良否判定を行い、良否判定結果RSLTを出力する。第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mに接続された図示を省略したメモリカラーも、第1〜第nのメモリカラー31,32,・・・・・,3nと同様の構成であるので、重複した説明を省略する。更に、図8に示した他の構成は、図1に示した半導体集積回路と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
図8に示した半導体集積回路によれば、BIST時において、BIST対象にならない例えば第1のBIST回路11のメモリ312以外のメモリ311,・・・・・,31nに入力されるチップイネーブル信号CEN1,CEN2,・・・・・,CENn、及び第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mに接続された図示を省略したメモリのそれぞれに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態となるので、BIST動作が実行されない。このため、BIST時に不要な電力の消費を抑制することができる。また、BIST対象にならない第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mにおいては、良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mの1ビットのみがシフトパスの一部となるように構成されるので、BISTに要する時間が大幅に短縮される。また、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mを用いてBIST対象となるメモリ312を外部から任意に選択できるので、第1〜第mのBIST回路11,12,・・・・・,1mを半導体集積回路に組み込んだ後からでも、消費電力やBISTに要する時間を考慮したBISTのスケジューリングを行うことができる。
また、故障診断時には、故障診断対象にならないメモリ312以外のメモリ311,・・・・・,31nが含まれる、第2のメモリカラー32以外のメモリカラー31,・・・・・,3nにおいて、メモリ側良否判定フラグレジスタ352以外のメモリ側良否判定フラグレジスタ351,・・・・・,35nの1ビットのみでシフトパスが構成され、且つ故障診断対象にならない第2〜第mのBIST回路12,・・・・・,1mのそれぞれにおいて良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mの1ビットのみでシフトパスが構成されるので、シフトに要するステップが短縮され、故障診断に要するテスタ実行時間を大幅に短縮することができる。更に、故障診断対象にならないメモリに入力されるチップイネーブル信号がオフ状態となり動作しないので、不要な消費電力を削減することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路は、図9に示すように、複数の埋め込みメモリ(メモリ)511,512,・・・・・,51nと、複数のメモリ511,512,・・・・・,51nを対象とする組み込み自己テスト回路(第1のBIST回路)41と、複数のメモリ511,512,・・・・・,51nのそれぞれに接続され、外部クロックOCLKに同期して、複数のメモリ511,512,・・・・・,51nから読み出されたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnをもとに取り込まれたデータビットを含むシフトパスと、データビットを含むシフトパスよりもビット数の少ないシフトパスのいずれかを、第1のBIST回路41から出力されたメモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2,・・・・・,SELanに応じて切り替えてシリアルにシフトする複数のシフト回路501,502,・・・・・,50nとを備える。ここで、複数のシフト回路501,502,・・・・・,50n毎にシフトされるデータビットを含むシフトパス及びビット数の少ないシフトパスのいずれかが互いに接続されて外部出力へのシリアルなシフトパスの一部をなす。
複数のシフト回路501,502,・・・・・,503のそれぞれは、メモリ51,52,・・・・・,5nから読み出されたメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを圧縮して取り込む第1の動作モードと、メモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnをそのまま取り込む第2の動作モードとを有し、外部クロックOCLKに同期してメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnをシフトする圧縮器521,522,・・・・・,52nを含むレジスタと、外部クロックOCLKに同期してメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnのビットよりも少ないビットをシフトするバイパスレジスタ531,532.・・・・・,53nと、メモリ側切り替え制御信号SELa1,SELa2,・・・・・,SELanに応じて、圧縮器521,522,・・・・・,52nからのメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnを含むレジスタとバイパスレジスタ531,532.・・・・・,53nからのメモリ出力データRD1,RD2,・・・・・,RDnよりも少ないビットのいずれかを切り替えて出力するメモリ側切り替え回路541,542,・・・・・,54nとを備える点が、図1に示したシフト回路201,202,・・・・・,20nと異なる。
複数のメモリ511,512,・・・・・,51n、及びメモリ511,512,・・・・・,51nにそれぞれ接続された複数のシフト回路501,502,・・・・・,50nはそれぞれ、第1〜第nのメモリカラー51,52,・・・・・,5nに含まれる。更に、第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mと、第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mにそれぞれ接続された図示を省略した複数のメモリカラーを備える。
第1〜第nのメモリカラー51,52,・・・・・5nのそれぞれの圧縮器521,522,・・・・・,52n及びバイパスレジスタ531,532.・・・・・,53nには、メモリ側切り替え回路541,542,・・・・・,54nがそれぞれ接続される。圧縮器521とバイパスレジスタ531とは、シフトパス用入力端子1とメモリ側切り替え回路541との間に並列に接続される。また、メモリ側切り替え回路54nには、第1のBIST回路41のアドレス取り込みレジスタ141が接続される。
圧縮器521,522,・・・・・,52nとしては、参考図書『VLSIの組み込みテスト(Built-In Test for VLSI): 擬似乱数技術(Pseudo Random Techniques), ボール H.バーデル(Paul H. Bardell),ウィリアム H(William H). マッカニー 及び ヤコブ・サビー(McAnney and Jacob Savir), ジョン・ウィレイ & ソンズ(John Wiley & Sons), 1987』に記載されているように、リニア・フィードバック・シフト・レジスタ(LFSR)の変形である多入力シグニチャ・レジスタ(MISR)が一般的に用いられる。また、第1〜第nのメモリカラー51,52,・・・・・5nのバイパスレジスタ531,532,・・・・・,53nのそれぞれは、シフトレジスタ構造をなし、圧縮器521,522,・・・・・,52nのビット数よりも少ない1つ以上のビットを有する。第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mにそれぞれ接続された図示を省略したメモリカラーも、第1〜第nのメモリカラー51,52,・・・・・5nと実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
第1のBIST回路41のBIST部411は、図10に示すように、BIST制御回路401、データ生成器402、アドレス生成器403、及び制御信号生成器404を備える。BIST制御回路401は、データ生成器402、アドレス生成器403、及び制御信号生成器404を制御して、メモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、メモリ制御信号ENを順次生成させる。テスト結果は、外部のテスト装置上のメモリに保存されている期待値と、シフトパス用出力端子7からシフトアウトされた値と比較することにより判定される。また、図9に示すように、1つの例えば第1のBIST回路41で複数のメモリ511,512,・・・・・,51nのBISTを行う場合には、それぞれの圧縮器521,522,・・・・・,52nをシリアルに接続して、BIST回路41に接続される。図9に示した半導体集積回路の他の構成は、図1に示した半導体集積回路の構成と実質的に同様であるので、重複した説明を省略する。
図9に示した半導体集積回路のBIST時には、BISTモードなので、また、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mの動作モード設定ビットが「0」に設定される。動作設定レジスタ121のメモリ選択ビット列の、BIST対象となる例えばメモリ511に対応するビットが「1」に設定され、BIST対象とならないメモリ512,・・・・・,51nに対応する動作設定レジスタ121のビットは「0」に設定される。また、BIST対象となる第1のBIST回路41の動作設定レジスタ121の動作イネーブルビットが「1」に設定され、BIST対象とならない第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mの動作設定レジスタ122,・・・・・,12mにおいては、動作イネーブルビットが「0」に設定される。
そして、BIST動作時には、図10に示したデータ生成器402、アドレス生成器403、制御信号生成器404のそれぞれからのメモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、メモリ制御信号ENが図9に示すようにメモリ511に入力される。メモリ511から読み出されるメモリ出力データRD1は圧縮器521に入力され、順次圧縮されてゆく。一方、メモリ511以外の他のメモリ512,・・・・・,51n、及び第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mに接続された図示を省略したメモリに入力されるチップイネーブル信号がオフに制御されるので、BIST動作が実行されない。
引き続き、BIST動作終了後に、外部クロックOCLKに同期して、圧縮器521の圧縮結果、及びバイパス用の短いビット数のバイパスレジスタ171の内容がシフトパス用出力端子7を通じてシフトアウトする。ここで、第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,2mのBIST回路側切り替え回路162,・・・・・,16mが第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,2m内のシフトパスを、バイパスレジスタ172,・・・・・,17mの1ビットのみから構成されるようにする。外部において、シフトアウトされた圧縮器521に保存されていた値が、テスト結果としてあらかじめ計算されたメモリ出力期待値と比較されて、メモリ511の良否が判定される。
一方、図9に示した半導体集積回路の故障診断時には、故障診断モードなので、動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mの動作モード設定ビットが「1」に設定される。また、動作設定レジスタ121のメモリ選択ビット列の故障診断対象となる例えばメモリ511に対応するビットが「1」に設定され、故障診断対象とならないメモリ512,・・・・・,51nに対応するビットが「0」に設定される。また、故障診断対象となる第1のBIST回路41の動作イネーブルビットが「1」に設定され、故障診断対象とならない第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mの動作設定レジスタ122,・・・・・,12mの動作イネーブルビットが「0」に設定される。そして、BIST動作時には、BIST部411からのメモリ書き込みデータTD、メモリアドレスデータAD、メモリ制御信号ENがメモリ511に入力される。メモリ511から読み出されるメモリ出力データRD1は圧縮器521にそのまま取り込まれる。一方、メモリ511以外の他のメモリ512,・・・・・,51n、及び第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mに接続された図示を省略したメモリに入力されるチップイネーブル信号がオフに制御されるので、BIST動作が実行されない。
引き続き、BIST動作を中断した後、外部クロックOCLKに同期してシフトパス用入力端子1から外部シフト信号SINを入力して、シリアルなシフトパスにおいてシフト動作を行い、シフトパス用出力端子7を通じてシフトアウトする。ここで、第1のメモリカラー51のメモリ側切り替え回路541は、圧縮器521にそのまま取り込まれたメモリ出力データRD1を出力する。一方、第2〜第nのメモリカラー52,・・・・・,5nのメモリ側切り替え回路542,・・・・・,54nは、バイパスレジスタ532,・・・・・,53nのビットを出力する。シフトアウト後、BIST動作が再開される。BIST動作の中断、シフトアウト、及びBIST動作の再開を繰り返して、シフトアウトされた値に基づいてフェイルビットマップが作成され、メモリ511の故障箇所のビット位置が解析される。
第3の実施の形態によれば、図1に示した比較器型のBIST回路11,12,・・・・・,1mの代わりに、圧縮器型のBIST回路41,42,・・・・・,4mを備える場合でも、故障診断対象とならないメモリ512,・・・・・,51nが含まれる第2〜第nのメモリカラー52,・・・・・,5n内では1ビットのバイパスレジスタ532,・・・・・,53nのシフトパスが構成されるので、第1の実施の形態と同様に故障診断に要する時間を大幅に削減することができ、テストパタンも削減可能となる。また、BIST対象及び故障診断対象にならない第2〜第mのBIST回路42,・・・・・,4mでは1ビットの良否判定フラグレジスタ172,・・・・・,17mでシフトパスを構成するので、不要な消費電力を削減することができる。また、BIST対象や故障診断対象の例えばメモリ511或いは第1のBIST回路41を任意に選択し、自由にテストのスケジューリングを行うことができる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は第1〜第3の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。例えば、図1に示した動作設定レジスタ121,122,・・・・・,12mにシリアルなビットを入出力する設定用シリアル入力端子3及び設定用シリアル出力端子8や、故障診断結果或いはBIST結果観測用のシフトパス用入力端子1及びシフトパス用出力端子7のそれぞれは、「米国電気電子学会(IEEE)規格 1149.1-2001 標準テストアクセスポート及びバウンダリ・スキャンの構造(Standard Test Access Port and Boundary-Scan Architecture)」で標準化されている、標準テストアクセスポートに接続されても良い。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るBIST部の一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る動作設定レジスタの一例を示す概略図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路のすべてのメモリをBIST対象とするBIST時の信号の流れの一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路の一部のメモリのみをBIST対象とするBIST時の信号の流れの一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回路のメモリの故障診断時の信号の流れの一例を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係る半導体集積回路の一例を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回路の一例を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係る半導体集積回路の一例を示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態に係るBIST部の一例を示す回路図である。 従来の半導体集積回路を示す回路図である。
符号の説明
11,12,・・・・・,1m,41,42,・・・・・,4m…組み込み自己テスト回路(第1〜第mのBIST回路)
121,122,・・・・・,12m…動作設定レジスタ
201,202,・・・・・,20n,301,302,・・・・・,30n,501,502,・・・・・,50n…シフト回路
211,212,・・・・・,21n,311,312,・・・・・,313,511,512,・・・・・,51n…メモリ
221,222,・・・・・,22n…メモリ出力取り込みレジスタ
231,232,・・・・・,23n,321,322,・・・・・,32n…比較器
241,242,・・・・・,24n,331,332,・・・・・,33n…比較フラグレジスタ
251,252,・・・・・,25n,361,362,・・・・・,36n,541,542,・・・・・,54n…メモリ側切り替え回路
341,342,・・・・・,34n…良否判定器
351,352,・・・・・,35n…良否判定フラグレジスタ
521,522,・・・・・,52n…圧縮器
531,532,・・・・・,53n…バイパスレジスタ

Claims (5)

  1. 複数の埋め込みメモリと、
    単数又は複数の前記メモリを対象とする単数又は複数の組み込み自己テスト回路と、
    前記複数のメモリのそれぞれに接続され、外部クロックに同期して、前記メモリから読み出されたメモリ出力データをもとに取り込まれたデータビットを含むシフトパスと、該データビットを含むシフトパスよりもビット数の少ないシフトパスのいずれかを、前記組み込み自己テスト回路から出力されたメモリ側切り替え制御信号に応じて切り替えてシリアルにシフトする複数のシフト回路
    とを備え、前記複数のシフト回路毎にシフトされる前記データビットを含むシフトパス及び前記ビット数の少ないシフトパスのいずれかが互いに接続されて外部出力へのシリアルなシフトパスの一部をなすことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記シリアルなパスの出力の切り替え回路の切り替え制御信号が、半導体集積回路内の記憶素子に保存されたビット列あるいは、外部端子を通じて内部の記憶素子に設定されたビット列をもとに、前記複数のメモリそれぞれに対し独立に、あるいは前記メモリのグループ毎に生成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 被テスト対象メモリのチップイネーブル信号あるいはクロック信号が、前記記憶素子に設定されたビット列をもとに制御されることを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記メモリ毎のシフトパスを接続したシフトパスと、該シフトパスよりもビット数の少ないシフトパスとを、前記組み込み自己テスト回路毎に切り替えることのできる構造を持ち、該切り替え回路の切り替え制御信号が、半導体集積回路内の記憶素子に保存されたビット列あるいは、外部端子を通じて内部の記憶素子に設定されたビット列をもとに生成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  5. 前記組み込み自己テスト回路が前記ビット数の少ないシフトパスをシフトするときに、前記組み込み自己テスト回路の対象となる前記メモリのチップイネーブル信号あるいはクロック信号がオフ状態に制御されることを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
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