JP2007018557A - データ処理装置および救済解決定システム - Google Patents

データ処理装置および救済解決定システム Download PDF

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木 修 二 勝
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Abstract

【課題】 メモリ装置に救済用メモリセルおよび救済システムを搭載することなく、不良メモリセルを救済する。
【解決手段】 本発明の一態様としてのデータ処理装置は、メモリ装置と、アドレスデコーダと、書込レジスタと、メモリコントロール回路と、救済アドレス回路と、救済アドレスセレクト回路と、救済用データ格納部と、読出レジスタと、を備える。メモリ装置の救済アドレスにデータ書込みが行われる場合は書込レジスタ内のデータを救済用データ格納部にも格納し、メモリ装置の救済アドレスからのデータの読出しが行われる場合は、救済用データ格納部から当該救済アドレスに対応するデータを取り出し、取り出したデータを、メモリ装置から読み出されたデータに代えて、読出レジスタに格納する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、メモリ装置を有するデータ処理装置、および救済解決定システムに関する。
従来におけるメモリ装置のタイプとして救済回路を搭載するものがある。この救済回路は、スペア用のメモリセルと、救済用のシステム回路とからなる。このような救済回路を搭載するメモリ装置は、回路面積が増大することにより、LSIでのレイアウト時における配置が困難になったり、LSIチップ面積が増大したりするなどの弊害が生じていた。
従来における救済回路を搭載したメモリ装置の救済テスト工程は、救済解決定のためのメモリテスト工程、救済のためのリペア工程、救済確認のためのメモリテスト工程等からなる。救済のためのリペア工程は、不良セルをスペアのセルに置き換えるもので、リペア装置を使用する必要があることから、コスト増を招くとともに、テスト時間も長くなる問題があった。また、多数のメモリが搭載された場合、テスト、リペア処理も複雑になるため、これに対応してコストなどが増加していた。また小容量のメモリ装置においては、用意されている標準ライブラリに救済用メモリセルと救済システムが無い場合もあり、救済対応が困難な場合も多かった。
特開平08−7597号公報
本発明は、メモリ装置に救済用メモリセルおよび救済システムを搭載することなく、不良メモリセルを救済可能としたデータ処理装置および救済解決定システムを提供する。
本発明の一態様としてのデータ処理装置は、メモリ装置と、前記メモリ装置におけるアクセス先となるアドレスを生成し、生成したアドレスを出力するアドレスデコーダと、前記メモリ装置に書き込むための書込みデータを格納する書込レジスタと、前記アドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域に前記書込レジスタ内の書込みデータを書き込むことを前記メモリ装置に対し指示する書込み信号、または前記アドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域からデータを取り出して出力することを前記メモリ装置に対し指示する読出し信号を生成し、生成した前記書込み信号または前記読出し信号を出力するメモリコントロール回路と、前記メモリ装置における不良アドレスを救済アドレスとして登録した救済アドレス回路と、前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されているか否かを判定する救済アドレスセレクト回路と、 複数の救済用データ回路を有する救済用データ格納部であって、前記メモリコントロール回路から前記書込み信号が出力されかつ前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路に前記書込レジスタ内の書込みデータを書込み、一方、前記メモリコントロール回路から前記読出し信号が出力されかつ前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路からデータを読み出して出力する、救済用データ格納部と、前記メモリコントロール回路から前記読出し信号が出力された場合において、前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されていない場合は、前記メモリ装置から出力される読出しデータを格納し、一方前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は前記救済用データ格納部から出力された読出しデータを格納する読出レジスタと、を備える。
本発明の一態様としてのデータ処理装置は、第1〜第Nのメモリ装置と、前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置され、各々対応するメモリ装置におけるアクセス先となるアドレスを生成し、生成したアドレスを出力する第1〜第Nのアドレスデコーダと、前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置され、各々対応するメモリ装置に書き込むための書込みデータを格納する第1〜第Nの書込レジスタと、第K(K=1〜Nのいずれか任意のもの)のアドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域に第Kの書込レジスタ内の書込みデータを書き込むことを第Kのメモリ装置に対し指示する書込み信号、または前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域からデータを取り出して出力することを前記第Kのメモリ装置に対し指示する読出し信号を生成し、生成した前記書込み信号または前記読出し信号を出力するメモリコントロール回路と、前記第1〜第Nのメモリ装置における不良アドレスを救済アドレスとして登録した救済アドレス回路と、前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されているか否かを判定する救済アドレスセレクト回路と、複数の救済用データ回路を有する救済用データ格納部であって、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記書込み信号が出力されかつ前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路に前記第Kの書込レジスタ内の書込みデータを書込み、一方、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記読出し信号が出力されかつ前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路からデータを読み出して出力する、救済用データ格納部と、前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置された第1〜第Nの読出レジスタであって、第Kの読出レジスタは、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記読出し信号が出力された場合において、前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されていない場合は、前記第Kのメモリ装置から出力される読出しデータを格納し、一方前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は前記救済用データ格納部から出力された読出しデータを格納する、第1〜第Nの読出レジスタと、を備える。
本発明により、メモリ装置に救済用メモリセルおよび救済システムを搭載することなく、不良メモリセルを救済できる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態としてのデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
メモリ装置11は、複数のアドレス領域を有する。複数のアドレス領域の中にはメモリ不良が存在するアドレス(救済アドレス)領域も含まれ得る。メモリ装置11は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
データレジスタ12は、メモリ装置11への書込みデータおよびメモリ装置11からの読出しデータを一時的に保持する。データレジスタ12は例えば書込レジスタおよび読出レジスタに対応する。
WRデータバス21は、データ書込み時に、データレジスタ12内の書込みデータをメモリ装置11および救済用データ格納部10に送る。
アドレスデコーダ13は、メモリ装置11へのアクセス先(書込み先または読出し先)となるアドレスを生成し、アドレスバス25に出力する。
アドレスバス25は、アドレスデコーダ13によって生成されたアドレスをメモリ装置11および救済アドレスセレクト回路15に送る。
救済アドレス回路14は、単数または複数の救済アドレス17を保持する。
救済用データ格納部10は、救済用データ回路10(0)〜10(N)を有する。救済用データ回路10(0)〜10(N)は、それぞれ例えば1アドレス分のデータを保持する。救済用データ回路10(0)〜10(N)は、例えばラッチまたはフリップフロップにより構成される。
救済アドレスセレクト回路15は、アドレスデコーダ13によるメモリ装置11へのアクセスを検知し、アクセス先のアドレスが、救済アドレス回路14内の救済アドレス17に合致する場合は、このアドレスに対応する救済用データ回路を選択するための救済アドレスセレクト信号20を出力する。より詳しくは、この救済アドレスセレクト信号20は、救済用データ回路を選択する選択信号と、救済用データ格納部10の使用を示す救済信号とを含む。選択信号は救済用データ格納部10に入力され、救済信号はセレクタ16およびセレクタ18に入力される。救済アドレスと救済用データ回路との対応付けは、例えばあらかじめ救済アドレスセレクト回路15に指定しておいてもよいし、救済アドレスの検出ごとに、検出された救済アドレスに対し所定の順番に救済用データ回路を割り当ててもよい(例えば救済用データ回路10(0)、10(1)、10(2)、10(3)・・・の順番で割り当てる)。
メモリコントロール回路26は、メモリ装置11へのコントロール信号(書込み信号または読出し信号や、チップイネーブル信号等)19を生成し、生成したコントロール信号19をメモリ装置11とセレクタ18とに出力する。
メモリ装置11は、メモリコントロール回路26から書込み信号が入力された場合は、データレジスタ12からの書込みデータを、アドレスデコーダ12から入力されたアドレスの領域に格納する。また、メモリ装置11は、メモリコントロール回路26から読出し信号が入力された場合は、アドレスデコーダ12から入力されたアドレスの領域からデータを取り出してメモリ側RDデータバス22に出力する。
セレクタ18は、救済アドレスへのアクセスが行われる場合は、メモリコントロール回路26からのコントロール信号19を救済用データ格納部10に通過させ、救済アドレスへのアクセスが行われない場合は通過させない。より詳細には、セレクタ18は、救済アドレスセレクト回路15から救済信号が入力された場合は、メモリコントロール回路26からのコントロール信号19を救済用データ格納部10に出力し、救済信号が入力されない場合はコントロール信号19を救済データ格納部10に出力しない。
救済用データ格納部10は、メモリコントロール回路26からセレクタ18を介して書込み信号を含むメモリコントロール信号19が入力された場合は、データレジスタ12から入力された書込みデータを、救済アドレスセレクト回路15から入力された選択信号に示された救済用アドレス回路に書き込む。また、救済用データ格納部10は、メモリコントロール回路26からセレクタ18を介して読出し信号を含むメモリコントロール信号19が入力された場合は、救済アドレスセレクト回路15から入力された選択信号に示された救済用アドレス回路からデータを読み出して救済回路側RDデータバス23に出力する。
メモリ側RDデータバス22は、メモリ装置11からの読出しデータをセレクタ16へ送る。救済回路側RDデータバス23は救済用データ格納部10からの読出しデータをセレクタ16に送る。
セレクタ16は、メモリ側RDデータバス22および救済回路側RDデータバス23のいずれかを選択し、選択した側のデータバスからの読出しデータをRDデータバス24に出力する。より詳細には、セレクタ16は、救済アドレスセレクト回路15から救済信号が入力された場合は救済回路側RDデータバス23を選択し、救済信号が入力されない場合はメモリ側RDデータバス22を選択する。
RDデータバス24は、セレクタ16によって選択されたデータバスからの読出しデータをデータレジスタ12に送る。送られた読出しデータはデータレジスタ12に格納される。
図2は、図1のデータ処理装置の動作を説明するタイミング図である。
この図2は、アドレス0、アドレス1およびアドレス2へこの順でデータ書込みを行い、この後、アドレス0、アドレス1およびアドレス2からこの順でデータ読出しを行う場合を示す。メモリ装置11におけるアドレス0およびアドレス2は正常であるが、アドレス1は不良であり救済されるアドレスとする。すなわち、救済アドレス回路14にはアドレス1が救済アドレスとして登録されている。
(1−1)アドレス0へのデータ書込み
アドレスデコーダ13からアドレス0がアドレスバス25に出力され、アドレス0はメモリ装置11および救済アドレスセレクト回路15に入力される。
データレジスタ12から書込みデータであるデータAがWRデータバス21に出力され、データAはメモリ装置11および救済用データ格納部10に入力される。
書込み信号を含むメモリコントロール信号19がメモリコントロール回路26からメモリ装置11およびセレクタ18に入力される。
アドレス0、データA、および書込み信号を含むメモリコントロール信号19が入力されたメモリ装置11は、アドレス0にデータAを書き込む。
一方、アドレスデコーダ13からアドレス0が入力された救済アドレスセレクト回路15は、アドレス0が救済アドレスとして救済アドレス回路14に登録されているか否かを判定し、ここでは登録されていないため、救済アドレスセレクト回路15は救済アドレスセレクト信号(選択信号および救済信号)20を出力しない。したがって、救済用データ格納部10には選択信号、および書込み信号を含むメモリコントロール信号19は入力されず、救済用データ格納部10においてデータAの書込みは行われない。
(1−2)アドレス1へのデータ書込み
アドレスデコーダ13からアドレス1がアドレスバス25に出力され、アドレス1はメモリ装置11および救済アドレスセレクト回路15に入力される。
データレジスタ12から書込みデータであるデータBがWRデータバス21に出力され、データBはメモリ装置11および救済用データ格納部10に入力される。
書込み信号を含むメモリコントロール信号19がメモリコントロール回路26からメモリ装置11およびセレクタ18に入力される。
アドレス1、データB、および書込み信号を含むメモリコントロール信号19が入力されたメモリ装置11は、アドレス1にデータBを書き込む。
一方、アドレス1が入力された救済アドレスセレクト回路15は、アドレス1が救済アドレスとして救済アドレス回路14に登録されているため、救済アドレスセレクト信号20を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路15は、救済信号と、アドレス1に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号20を出力する。救済信号はセレクタ16、18に入力され、選択信号は救済用データ格納部10に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ18は、メモリコントロール回路26から入力された書込み信号を含むメモリコントロール信号19を救済用データ格納部10に通過させる。
書込み信号を含むメモリコントロール信号19、データB、および選択信号が入力された救済用データ格納部10は、選択信号に示される救済用データ回路へデータBを書き込む。
(1−3)アドレス2へのデータ書込み
アドレス2へのデータ書込みは、アドレス0へのデータ書込みと同様であるので、説明を省略する。
(2−1)アドレス0からのデータ読出し
アドレスデコーダ13からアドレス0がアドレスバス25に出力され、アドレス0はメモリ装置11および救済アドレスセレクト回路15に入力される。
また、読出し信号を含むメモリコントロール信号19がメモリ装置11およびセレクタ18に入力される。
アドレス0、および読出し信号を含むメモリコントロール信号19が入力されたメモリ装置11は、アドレス0に格納されたデータAを取り出してメモリ側RDデータバス22に出力し、出力されたデータAはセレクタ16に入力される。
一方、アドレス0が入力された救済アドレスセレクト回路15は、アドレス0が救済アドレスとして救済アドレス回路14に登録されているか否かを判定し、ここでは登録されていないため、救済アドレスセレクト信号(選択信号および救済信号)20を出力しない。したがって、救済用データ格納部10には選択信号、および読出し信号を含むメモリコントロール信号19は入力されず、救済用データ格納部10からのデータ読出しは行われない。
セレクタ16は、救済アドレスセレクト回路15から救済信号が入力されないため、メモリ側RDデータバス22および救済回路側RDデータバス23のうちメモリ側RDデータバス23を選択し、この結果、メモリ装置11からのデータAが、RDデータバス24を介して、データレジスタ12に格納される。
(2−2)アドレス1からのデータ読出し
アドレスデコーダ13からアドレス1がアドレスバス25に出力され、アドレス1はメモリ装置11および救済アドレスセレクト回路15に入力される。
読出し信号を含むメモリコントロール信号19がメモリ装置11およびセレクタ18に入力される。
アドレス1、および読出し信号を含むメモリコントロール信号19が入力されたメモリ装置11は、アドレス1に格納されたデータ(エラーを含み得るデータ)を取り出してメモリ側RDデータバス22に出力し、出力されたデータはセレクタ16に入力される。
一方、アドレス1が入力された救済アドレスセレクト回路15は、アドレス1が救済アドレスとして救済アドレス回路14に登録されているため、救済アドレスセレクト信号20を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路15は、救済信号と、アドレス1に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号20を出力する。救済信号はセレクタ16、18に入力され、選択信号は救済用データ格納部10に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ18は、メモリコントロール回路26から入力された読出し信号を含むメモリコントロール信号19を救済用データ格納部10に通過させる。
読出し信号を含むメモリコントロール信号19、および選択信号が入力された救済用データ格納部10は、選択信号に示される救済用データ回路からデータBを取り出して救済回路側RDデータバス23に出力し、出力されたデータBはセレクタ16に入力される。
セレクタ16は、救済アドレスセレクト回路15から救済信号が入力されるため、メモリ側RDデータバス22および救済回路側RDデータバス23のうち救済回路側RDデータバス23を選択する。この結果、救済用データ回路から入力されたデータBがセレクタを介してデータレジスタ12に格納される。すなわち、メモリ装置11から出力されたエラーを含み得るデータは、セレクタ16を通過せず、データレジスタ12に格納されない。
(2−3)アドレス2からのデータ読出し
アドレス2からのデータ読出しは、アドレス0からのデータ読出しと同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態によれば、あらかじめ登録された救済アドレス(不良アドレス)への書込みデータを格納するための救済用データ回路を設け、不良アドレスからのデータ読出し時には、この救済用データ回路からデータを読み出すようにしたため、従来のようにメモリ装置に対しに救済用のメモリセル及びこれに伴う救済用システムを設ける必要が無くなる。これによりチップ設計においてレイアウトの自由度が増し、よってチップ面積の増大を可及的に低減できる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態としてのデータ処理装置の構成を示すブロック図である。
図1のデータ処理装置ではメモリ装置11は1つのみ配置されたが、図3のデータ処理装置では複数のメモリ装置31(0)〜31(N)が配置される。これら複数のメモリ装置31(0)〜31(N)に対応して、複数のデータレジスタ32(0)〜32(N)(データレジスタ32)、複数のアドレスデコーダ33(0)〜33(N)(アドレスデコーダ33)、複数のアドレスバス45(0)〜45(N)(アドレスバス45)、複数のWRデータバス41(0)〜41(N)(WRデータバス41)、複数のメモリ側RDデータバス42(0)〜42(N)(メモリ側RDデータバス42)、複数の救済回路側RDデータバス43(0)〜43(N)(救済回路側RDデータバス43)、複数のRDデータバス44(0)〜44(N)(RDデータバス44)および複数のセレクタ36(0)〜36(N)(セレクタ36)が配置される。
救済アドレス回路34は、メモリ装置31(0)〜31(N)における不良アドレスを救済アドレスとして保持している。各メモリ装置のアドレス範囲はそれぞれ異なるとするが、同じであってもよい。後者の場合、救済アドレス回路34は、メモリ装置の識別子と救済アドレスとを対応付けて管理する。
救済アドレスセレクト回路35は、アドレスデコーダ33(0)〜33(N)によるメモリ装置31(0)〜31(N)へのアクセスを検知し、アクセス先のアドレスが、救済アドレス回路34に登録されている場合は、このアドレスに対応する救済用データ回路を選択するための救済アドレスセレクト信号40を出力する。この救済アドレスセレクト信号40は、救済用データ回路を選択する選択信号と、救済用データ格納部30の使用を示す救済信号とからなる。選択信号は救済用データ格納部30に入力され、救済信号はセレクタ36およびセレクタ38に入力される。
図4は、図3のデータ処理装置の動作を説明するタイミング図である。
この図4は、メモリ装置31(0)におけるアドレス0およびアドレス1に順次書込みを行い、さらにメモリ装置31(N)におけるアドレス2に書込みを行い、この後、メモリ装置31(0)におけるアドレス0およびアドレス1から順次読出しを行い、さらにメモリ装置31(N)におけるアドレス2から読出しを行う場合を示す。メモリ装置31(0)におけるアドレス0は正常であるが、メモリ装置31(0)におけるアドレス1およびメモリ装置31(N)におけるアドレス2にはメモリ不良が存在し、アドレス1およびアドレス2は救済が必要なアドレスである。すなわち、救済アドレス回路34にはメモリ装置31(0)のアドレス1およびメモリ装置31(N)のアドレス2が救済アドレスとして登録されている。
(3−1)アドレス0へのデータ書込み
アドレスデコーダ33(0)からアドレス0がアドレスバス45(0)に出力され、アドレス0はメモリ装置31(0)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
データレジスタ32(0)から書込みデータであるデータAがWRデータバス41(0)に出力され、データAはメモリ装置31(0)および救済用データ格納部30に入力される。
書込み信号を含むメモリコントロール信号39がメモリ装置31(0)およびセレクタ38に入力される。
アドレス0、データA、および書込み信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31は、アドレス0にデータAを書き込む。
一方、アドレスデコーダ33(0)からアドレス0が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス0が救済アドレスとして救済アドレス回路34に登録されていないため、救済アドレスセレクト信号40を出力しない。したがって、救済用データ格納部30には選択信号、および書込み信号を含むメモリコントロール信号19は入力されず、救済用データ格納部30においてデータAの書込みは行われない。
(3−2)アドレス1へのデータ書込み
アドレスデコーダ33(0)からアドレス1がアドレスバス45(0)に出力され、アドレス1はメモリ装置31(0)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
データレジスタ32(0)から書込みデータであるデータBがWRデータバス41(0)に出力され、データBはメモリ装置31(0)および救済用データ格納部30に入力される。
書込み信号を含むメモリコントロール信号39がメモリコントロール回路46からメモリ装置31(0)およびセレクタ38に入力される。
アドレス1、データB、および書込み信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31(0)は、アドレス1(不良アドレス)にデータBを書き込む。
一方、アドレスデコーダ33(0)からアドレス1が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス1が救済アドレスとして救済アドレス回路34に登録されているため、救済アドレスセレクト信号40を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路35は、救済信号と、アドレス1に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号40とを出力する。救済信号はセレクタ36、38に入力され、選択信号は救済用データ格納部30に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ38は、メモリコントロール回路46から入力された書込み信号を含むメモリコントロール信号39を救済用データ格納部30に通過させる。
書込み信号を含むメモリコントロール信号39、データB、および選択信号が入力された救済用データ格納部30は、選択信号に示される救済用データ回路へデータBを書き込む。
(3−3)アドレス2へのデータ書込み
アドレスデコーダ33(N)からアドレス2がアドレスバス45(N)に出力され、アドレス2はメモリ装置31(N)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
データレジスタ32(N)から書込みデータであるデータCがWRデータバス41(N)に出力され、データCはメモリ装置31(N)および救済用データ格納部30に入力される。
書込み信号を含むメモリコントロール信号39がメモリコントロール回路46からメモリ装置31(N)およびセレクタ38に入力される。
アドレス2、データC、および書込み信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31(N)は、アドレス2(不良アドレス)にデータCを書き込む。
一方、アドレスデコーダ33(N)からアドレス2が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス2が救済アドレス回路34に登録されているため、救済アドレスセレクト信号40を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路35は、救済信号と、アドレス2に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号40を出力する。救済信号はセレクタ36、38に入力され、選択信号は救済用データ格納部30に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ38は、メモリコントロール回路46から入力された書込み信号を含むメモリコントロール信号39を救済用データ格納部30に通過させる。
書込み信号を含むメモリコントロール信号39、データC、および選択信号が入力された救済用データ格納部30は、選択信号に示される救済用データ回路へデータCを書き込む。
(4−1)アドレス0からのデータ読出し
アドレスデコーダ33(0)からアドレス0がアドレスバス45(0)に出力され、アドレス0はメモリ装置31(0)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
読出し信号を含むメモリコントロール信号39がメモリコントロール回路46からメモリ装置31(0)およびセレクタ38に入力される。
アドレス0、および読出し信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31(0)は、アドレス0に格納されたデータAを取り出してメモリ側RDデータバス42(0)に出力し、出力されたデータAはセレクタ36(0)に入力される。
一方、アドレスデコーダ33(0)からアドレス0が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス0が救済アドレス回路14に登録されていないため、救済アドレスセレクト信号(救済信号および選択信号)40を出力しない。したがって、救済用データ格納部30には選択信号、および読出し信号を含むメモリコントロール信号39は入力されず、救済用データ格納部30からのデータ読出しは行われない。
セレクタ36(0)は、救済アドレスセレクト回路35から救済信号が入力されないため、メモリ側RDデータバス42(0)および救済回路側RDデータバス43(0)のうちメモリ側RDデータバス42(0)を選択する。この結果、メモリ装置31(0)からのデータAがセレクタ36(0)を通過してRDデータバス44(0)を介してデータレジスタ32(0)に格納される。
(4−2)アドレス1からのデータ読出し
アドレスデコーダ33からアドレス1がアドレスバス45(0)に出力され、アドレス1はメモリ装置31(0)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
読出し信号を含むメモリコントロール信号39がメモリコントロール回路46からメモリ装置31(0)およびセレクタ38に入力される。
アドレス1、および読出し信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31(0)は、アドレス1に格納されたデータ(エラーを含み得るデータ)を取り出してメモリ側RDデータバス42(0)に出力し、出力されたデータはセレクタ36(0)に入力される。
一方、アドレス1が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス1が救済アドレス回路34に登録されているため、救済アドレスセレクト信号40を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路35は、救済信号と、アドレス1に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号40を出力する。救済信号はセレクタ36、38に入力され、選択信号は救済用データ格納部30に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ38は、メモリコントロール回路46から入力された読出し信号を含むメモリコントロール信号39を救済用データ格納部30に通過させる。
読出し信号を含むメモリコントロール信号39、および選択信号が入力された救済用データ格納部30は、選択信号に示される救済用データ回路からデータBを取り出して救済回路側RDデータバス43(0)に出力し、出力されたデータBはセレクタ36(0)に入力される。
セレクタ36(0)は、救済アドレスセレクト回路35から救済信号が入力されるため、メモリ側RDデータバス42(0)および救済回路側RDデータバス43(0)のうち救済回路側RDデータバス43(0)を選択する。この結果、救済用データ回路からのデータBがセレクタ36(0)を通過し、RDデータバス44(0)を介してデータレジスタ32(0)に格納される。すなわち、メモリ装置31(0)から出力されたエラーを含み得るデータは、セレクタ36(0)を通過せず、データレジスタ32(0)に格納されない。
(4−3)アドレス2からのデータ読出し
アドレスデコーダ33(N)からアドレス2がアドレスバス45(N)に出力され、アドレス2はメモリ装置31(N)および救済アドレスセレクト回路35に入力される。
読出し信号を含むメモリコントロール信号39がメモリコントロール回路46からメモリ装置31(N)およびセレクタ38に入力される。
アドレス2、および読出し信号を含むメモリコントロール信号39が入力されたメモリ装置31(N)は、アドレス2に格納されたデータ(エラーを含み得るデータ)を取り出してメモリ側RDデータバス41(N)に出力し、出力されたデータはセレクタ36(N)に入力される。
一方、アドレス2が入力された救済アドレスセレクト回路35は、アドレス2が救済アドレス回路34に登録されているため、救済アドレスセレクト信号40を生成して出力する。すなわち、救済アドレスセレクト回路35は、救済信号と、アドレス2に対応する救済用データ回路を選択する選択信号とを含む救済アドレスセレクト信号40を出力する。救済信号はセレクタ36、38に入力され、選択信号は救済用データ格納部30に入力される。
救済信号が入力されたセレクタ38は、メモリコントロール回路46から入力された読出し信号を含むメモリコントロール信号39を救済用データ格納部30に通過させる。
読出し信号を含むメモリコントロール信号39、および選択信号が入力された救済用データ格納部30は、選択信号に示される救済用データ回路からデータCを取り出して救済回路側RDデータバス43(N)に出力し、出力されたデータCはセレクタ36(N)に入力される。
セレクタ36(N)は、救済アドレスセレクト回路35から救済信号が入力されるため、メモリ側RDデータバス42(N)および救済回路側RDデータバス43(N)のうち救済回路側RDデータバス43(N)を選択する。この結果、救済用データ回路から出力されたデータCがセレクタ36(N)を通過し、RDデータバス44(N)を介してデータレジスタ32(N)に格納される。すなわち、メモリ装置31(N)から出力されたエラーを含むデータは、セレクタ36(N)を通過せず、データレジスタ32(N)に格納されない。
以上のように、本実施の形態によれば、複数のメモリ装置を対象としかつ救済アドレス数の割り当てが各メモリ装置で固定でないため、複数のメモリ装置全体の救済率を高くできる。すなわち、従来であれば、メモリ装置ごとに救済アドレス数が決められていたが、本実施の形態では複数のメモリ装置全体での救済アドレス数が決められているため、各メモリ装置の不良アドレス数状況に応じた適切な救済が可能となる。
(第3の実施の形態)
図5は、本実施の形態に従った救済解決定システムの要部構成を概略的に示すブロック図である。
この救済解決定システムは、メモリテスト回路を用いてメモリ装置をテストして不良アドレスを検出し、検出した不良アドレスを救済アドレスとして救済アドレス固定回路に登録するものである。
この救済解決定システムは、テスト対象としてのメモリ装置51と、メモリ装置51をテストするメモリテスト回路52と、メモリテスト回路52によるテスト結果に基づき救済アドレスを計算する救済解決定回路53と、救済解決定回路53で算出された救済アドレスを固定する救済アドレス固定回路54(図1または図3の救済アドレス回路14または34に対応)と、救済アドレス固定回路54に固定された救済アドレスに基づいて第1または第2の実施の形態と同様の動作を行う救済アドレスセレクト回路55(図1または図3の救済アドレスセレクト回路15または35に対応)とを備える。以上の他、図5の救済解決定システムは、図1または図3に示した各要素(ただしメモリ装置、救済アドレスセレクト回路および救済アドレス回路を除く)も含んでよい。
メモリテスト回路52はメモリテスト用のテスト信号56をメモリ装置51に与え、メモリ装置51から応答信号57を取得する。メモリテスト回路52はテスト結果(PASSアドレス/FAILアドレス)58を救済解決定回路53に与える。
救済解決定回路53は、テスト結果58に基づいて救済アドレス59を求め、救済アドレスの数が予め設定された救済可能アドレス数を越えていない場合は、求めた救済アドレス59を救済アドレス固定回路54に出力する。
救済アドレス固定回路54は、救済解決定回路53から入力された救済アドレス59を固定(登録)する。固定方法としては、例えば電気的にヒューズを切断することによる固定、不揮発性メモリへの記憶による固定などがある。
救済アドレスセレクト回路55は、動作時に、アドレスデコーダ(図1または図3参照)からのアドレスが救済アドレス固定回路54に登録されているか否かを判定し、登録されている場合は、救済アドレスセレクト信号を生成し出力する。
以上のように、本実施の形態によれば、メモリ装置から不良アドレスを検出し、検出した不良アドレスを救済アドレスとして救済アドレス固定回路に固定するようにしたことにより、従来のようなスペアのメモリセルを用いた、メモリセルのリペア工程を削減できる。
また、救済アドレス固定回路54への救済アドレスの固定に、電気的にヒューズを切断することによる固定や、不揮発性メモリへの記憶による固定を用いたことにより、固定に際しての装置依存によるミスを無くすことができるまたは非常に少なくできる。すなわち、従来では、装置依存のリペアミスの問題があったが、本実施の形態ではこのような問題は生じない。
(第4の実施の形態)
図6は、本実施の形態に従った救済解決定システムの要部構成を概略的に示すブロック図である。
この救済解決定システムは、システム(LSI)の電源立ち上がり時における初期化状態時にメモリ装置をテストしてシステムの初期化状態時の間に救済アドレスを決定するものである。
この救済解決定システムは、テスト対象としてのメモリ装置61と、テスト可能開始時を検知するパワーオン検知回路62と、システムの初期化状態時にメモリ装置61をテストするメモリBIST(Built In Self Test)回路63と、メモリBIST回路63によるテスト結果に基づき救済アドレスを計算する救済解決定回路64と、救済解決定回路64で算出された救済アドレスを受け取って登録し、動作時において、第1〜第3の実施の形態で説明したのと同様の動作を行う救済アドレスセレクト回路65とを備える。本例では、救済アドレスセレクト回路65は、救済アドレスを自身に登録する(すなわち救済亜どれエスセレクト回路は図1の救済アドレス回路14に相当する回路を含む)が、第1の実施の形態と同様に、別途設けた救済アドレス回路に登録してもよい。以上の他、図6の救済解決定システムは、図1または図3に示した各要素(ただしメモリ装置、救済アドレスセレクト回路および救済アドレス回路を除く)も含んでよい。
図7は、図6の救済解決定システムの動作を説明するタイミング図である。
システムの電源立ち上がり時における初期化状態時では、クロックの安定化や、回路の初期化が行われる。図7のタイミング図は、この初期化状態時の間にメモリ装置をテストし、救済アドレスを決定する場合を示している。
パワーオン検知回路62は、システムの電源が立ち上がり、所定のクロック安定期間が経過してメモリ装置61のテストを開始可能であると判断すると、ハイレベルのパワーオン信号66を出力する。
メモリBIST回路63は、ハイレベルのパワーオン信号66が入力されると、メモリ装置61のテストを開始する。すなわち、メモリBIST回路63は、メモリテスト用のテスト信号67をメモリ装置61に与え、メモリ装置61から応答信号68を取得する。テストの終了後、メモリBIST回路63は、FAILと判定されたアドレスの数が救済可能なアドレスの数を超えていない場合は、テスト結果を示すテスト結果信号69を救済解決定回路64に出力する。
救済解決定回路64は、テスト結果に基づき、救済アドレス70を求め、算出した救済アドレス70を救済アドレスセレクト回路65に出力する。
救済アドレスセレクト回路65は、受け取った救済アドレス70を登録する。
パワーオン検知回路62は、救済アドレスセレクト回路65による救済アドレスの登録が完了すると、パワーオン信号66をローレベルにし、この後、システムは通常動作モードに移行する。
以上のように、本実施の形態によれば、システムの初期化状態時に救済アドレスを算出し、救済アドレスセレクト回路65に保持させるようにしたため、第3の実施の形態のように、救済アドレスを固定する特別な回路は不要となり、これにより回路面積を一層低減できる。
本発明の第1の実施の形態としてのデータ処理装置の構成を示すブロック図。 図1のデータ処理装置の動作を説明するタイミング図。 本発明の第2の実施の形態としてのデータ処理装置の構成を示すブロック図。 図3のデータ処理装置の動作を説明するタイミング図。 本発明の第3の実施の形態に従った救済解決定システムの要部構成を概略的に示すブロック図。 本発明の第4の実施の形態に従った救済解決定システムの要部構成を概略的に示すブロック図。 図6の救済解決定システムの動作を説明するタイミング図。
符号の説明
10、30 救済用データ回路
11、31、51、61 メモリ装置
12、32 データレジスタ
13、33 アドレスデコーダ
14、34 救済アドレス回路
15、35、55、65 救済アドレスセレクト回路
16、36 セレクタ
17、37 救済アドレス
18、38 セレクタ
19、39 メモリコントロール信号
20、40 救済アドレスセレクト信号
21、41 WRデータバス
22、42 メモリ側RDデータバス
23、43 救済回路側RDデータバス
24、44 RDデータバス
25、45 アドレスバス
26、46 メモリコントロール回路
52 メモリテスト回路
53、64 救済解決定回路
54 救済アドレス固定回路
56 テスト信号
57、68 応答信号
58、67 テスト結果
59、70 救済アドレス
62 パワーオン検知回路
63 メモリBIST回路
66 パワーオン信号
69 テスト結果

Claims (5)

  1. メモリ装置と、
    前記メモリ装置におけるアクセス先となるアドレスを生成し、生成したアドレスを出力するアドレスデコーダと、
    前記メモリ装置に書き込むための書込みデータを格納する書込レジスタと、
    前記アドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域に前記書込レジスタ内の書込みデータを書き込むことを前記メモリ装置に対し指示する書込み信号、または前記アドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域からデータを取り出して出力することを前記メモリ装置に対し指示する読出し信号を生成し、生成した前記書込み信号または前記読出し信号を出力するメモリコントロール回路と、
    前記メモリ装置における不良アドレスを救済アドレスとして登録した救済アドレス回路と、
    前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されているか否かを判定する救済アドレスセレクト回路と、
    複数の救済用データ回路を有する救済用データ格納部であって、前記メモリコントロール回路から前記書込み信号が出力されかつ前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路に前記書込レジスタ内の書込みデータを書込み、一方、前記メモリコントロール回路から前記読出し信号が出力されかつ前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路からデータを読み出して出力する、救済用データ格納部と、
    前記メモリコントロール回路から前記読出し信号が出力された場合において、前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されていない場合は、前記メモリ装置から出力される読出しデータを格納し、一方前記アドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は前記救済用データ格納部から出力された読出しデータを格納する読出レジスタと、
    を備えたデータ処理装置。
  2. 第1〜第Nのメモリ装置と、
    前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置され、各々対応するメモリ装置におけるアクセス先となるアドレスを生成し、生成したアドレスを出力する第1〜第Nのアドレスデコーダと、
    前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置され、各々対応するメモリ装置に書き込むための書込みデータを格納する第1〜第Nの書込レジスタと、
    第K(K=1〜Nのいずれか任意のもの)のアドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域に第Kの書込レジスタ内の書込みデータを書き込むことを第Kのメモリ装置に対し指示する書込み信号、または前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスに示される領域からデータを取り出して出力することを前記第Kのメモリ装置に対し指示する読出し信号を生成し、生成した前記書込み信号または前記読出し信号を出力するメモリコントロール回路と、
    前記第1〜第Nのメモリ装置における不良アドレスを救済アドレスとして登録した救済アドレス回路と、
    前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されているか否かを判定する救済アドレスセレクト回路と、
    複数の救済用データ回路を有する救済用データ格納部であって、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記書込み信号が出力されかつ前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路に前記第Kの書込レジスタ内の書込みデータを書込み、一方、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記読出し信号が出力されかつ前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は、前記出力されたアドレスに対応する救済用データ回路からデータを読み出して出力する、救済用データ格納部と、
    前記第1〜第Nのメモリ装置に対応して配置された第1〜第Nの読出レジスタであって、第Kの読出レジスタは、前記メモリコントロール回路から前記第Kのメモリ装置に対する前記読出し信号が出力された場合において、前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されていない場合は、前記第Kのメモリ装置から出力される読出しデータを格納し、一方前記第Kのアドレスデコーダから出力されたアドレスが前記救済アドレス回路に登録されている場合は前記救済用データ格納部から出力された読出しデータを格納する、第1〜第Nの読出レジスタと、
    を備えたデータ処理装置。
  3. 前記救済アドレスセレクト回路は、前記出力されたアドレスに基づき、前記書込みデータを書き込むべき救済用データ回路、または前記データを読み出すべき救済用データ回路を選択し、選択した救済用データ回路を特定する信号を前記救済用データ格納部に出力することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ処理装置を備えた救済解決定システムであって、
    前記メモリ装置に対してテスト信号を供給し、前記メモリ装置から応答信号を得ることによって前記メモリ装置をテストするメモリテスト回路と、
    前記メモリテスト回路によるテスト結果に基づき前記メモリ装置に存在する不良アドレスを決定する救済解決定回路と、を備え、
    前記救済アドレス回路は、前記救済解決定回路によって決定した不良アドレスを前記救済アドレスとして登録することを特徴とする救済解決定システム。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ処理装置を備えた救済解決定システムであって、
    パワーオンを検知し、前記パワーオン後のシステム初期化時の間に、前記メモリ装置のテスト開始可能時期を検出するパワーオン検知回路と、
    前記テスト開始可能時期になったら、前記メモリ装置にテスト信号を供給し、前記メモリ装置から応答信号を得ることによって前記メモリ装置をテストするメモリBIST回路と、
    前記メモリテスト回路によるテスト結果に基づき前記メモリ装置に存在する不良アドレスを決定する救済解決定回路と、を備え、
    前記救済アドレス回路は、前記救済解決定回路によって決定した不良アドレスを前記救済アドレスとして登録することを特徴とする救済解決定システム。
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