JPH11190926A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11190926A
JPH11190926A JP9359064A JP35906497A JPH11190926A JP H11190926 A JPH11190926 A JP H11190926A JP 9359064 A JP9359064 A JP 9359064A JP 35906497 A JP35906497 A JP 35906497A JP H11190926 A JPH11190926 A JP H11190926A
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竹内  昭彦
Takaaki Tsuruya
鶴谷  貴明
Toshiaki Miyashiro
俊明 宮代
Tatsuya Kobayashi
達也 小林
Naoki Enomoto
直樹 榎本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルト上のトナー像を、転写材上に
良好に二次転写する。 【解決手段】 ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン
の現像器4B、4Y、4M、4Cによって感光ドラム1
上に順次に形成したトナー像を、中間転写ベルト51上
に順次に一次転写して、中間転写ベルト51で4色のト
ナー像を重ねる。その後、中間転写ベルト51上の4色
のトナー像を転写材P上に一括して二次転写する。少な
くとも1色目のトナーは、一次転写時と同極性の電荷
を、第1の転写ニップ部N1 において引き続き行われる
2色目以降のトナーの一次転写時に付与されるととも
に、最終色の一次転写が終了した時点における中間転写
ベルト51上での帯電電荷量が、同時点における最終色
のトナーの帯電電荷量の0.5〜1.5倍の電荷量を有
するようにする。これにより、転写材P上へのトナー像
の二次転写を良好に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の像担持体上
に形成したトナー像を、第2の像担持体を介して転写材
に転写する方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式のカラーの画像形成
装置において、感光ドラム等の第1の像担持体の他に、
中間転写体等の第2の像担持体を備えたものが知られて
いる。このものは、第1の像担持体上に形成したトナー
像を一旦、第2の像担持体上に転写するいわゆる一次転
写を複数回繰り返して第2の像担持体上に複数色のトナ
ー像を重ねた後、これら複数色のトナー像を紙等の転写
材上に一括して二次転写するものである。
【0003】図6に、第2の像担持体として中間転写ベ
ルト(中間転写体)を使用した画像形成装置の一例を示
す。
【0004】同図に示す画像形成装置は、第1の像担持
体として感光ドラム101を備えている。矢印R1方向
に回転自在に支持された感光ドラム101の周囲には、
各色のトナー、すなわちブラック(BK)、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のトナ
ーがそれぞれ収納された4個の現像器105、106、
107、108が配置されている。これらの現像器のう
ち、感光ドラム101上の静電潜像の現像に供されるも
のが、接離手段(不図示)によって感光ドラム101に
当接するように構成されている。
【0005】感光ドラム101は、帯電器102によっ
て一様に帯電され、レーザー露光光学系103等による
走査光(レーザー光)104によって静電潜像が形成さ
れる。次に、静電潜像は、前述の現像器105等により
トナーが付着されてトナー像として現像され、順次に第
2の像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)1
09上に一次転写ローラ110によって一次転写ニップ
部N1 を介して一次転写される。上述の静電潜像の形
成、現像、一次転写が4色のトナーについて現像器10
8、107、106、105等によってY、M、C、B
Kの順に順次に行われ、これにより、中間転写ベルト1
09上に4色重ねのカラーのトナー像が形成される。次
いで、これらトナー像は、二次転写ローラ111と中間
転写ベルト109との間に形成される二次転写部位N2
にて狭持搬送される転写材118に一括して二次転写さ
れる。
【0006】上述の一次転写、及び二次転写について更
に詳述する。まず、感光ドラム101が、例えば負の帯
電特性を有するOPC(有機光半導体)感光体である場
合、レーザー光104における露光部を現像器105〜
108で現像する際には負極性トナーが用いられてい
る。したがって、一次転写ローラ110にはバイアス電
源120により正極性の転写バイアスが印加される。
【0007】ここで、中間転写ベルト109は、一例と
して、厚さ100〜300μm程度の無端状の樹脂ベル
トを、体積抵抗率1011〜1016Ω・cm程度に抵抗調整
したものを用いることができる。この場合、樹脂ベルト
の材質としては、例えば、PVdF(ポリフッ化ビニリ
デン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリカーボネート等の樹脂フィルム(必要に応じ
て抵抗調整がなされている)等を用いることができる。
また、別の例として、上記樹脂ベルトをカーボン、Zn
O、SnO2 、TiO2 、その他の導電性の充填材によ
り107 〜1011Ω・cm程度の体積抵抗値に調整して用
いる場合もある。後者のように低〜中抵抗化を図ること
で、中間転写ベルト109に電荷が蓄積することによる
画像不良を防止できる。
【0008】さらに、別の例として、中間転写ベルト1
09の材質として、樹脂よりも低硬度の厚さ0.5〜2
mm程度のゴム材(クロロプレンゴム、EPDM、NB
R、ウレタンゴム等)を、体積抵抗率106 〜1011Ω
・cm程度に調整して用いることもできる。
【0009】これらの中間転写ベルト109は、背面ロ
ーラ112、駆動ローラ115、テンションローラ11
6等に掛け渡されている。一次転写ローラ110として
は、体積抵抗率が105 Ω・cm以下の低抵抗ローラを用
いることが一般的である。なお、以上においては、一次
転写ローラ110とバイアス電源120とによって一次
転写手段を構成している。
【0010】次に、二次転写ローラ111、背面ローラ
112、バイアス電源121等によって構成された二次
転写手段によって転写材118に対するトナー像の二次
転写を行う。二次転写は、中間転写ベルト109の内側
に、接地又は適当なバイアスを印加した低抵抗の背面ロ
ーラ112を対向電極として配置し、これと外側に配置
した低抵抗の二次転写ローラ111とで中間転写ベルト
109を挟み込んで二次転写ニップ部N2 を構成し、二
次転写ローラ111に対してバイアス電源121によっ
て正極性の転写バイアスを印加しこの二次転写ローラ1
11を転写材118の裏面側から当接させることによっ
て行う。
【0011】上述の一次転写が終了した感光ドラム10
1は、表面に残った一次転写残トナーがクリーナ119
によって除去回収され、さらに残留電荷が露光器117
によって除去されて、次の画像形成に供される。
【0012】一方、上述の二次転写が終了した中間転写
ベルト109は、クリーナ113によって、転写材11
8に転写されないで中間転写ベルト109上に残った二
次転写残トナーが除去された後、必要に応じて除電帯電
器(除電手段)114によって除電される。除電帯電器
114としては、ACコロナ帯電を用いることが多い。
また、除電効率を上げるため、中間転写ベルト109の
内側に電極を設けるのが一般的である。
【0013】なお、上記除電帯電器114は、前述のよ
うな低〜中抵抗の中間転写ベルト109の使用時におい
ては省略することも可能である。
【0014】なお、中間転写体としては、上述の中間転
写ベルト109の他に中間転写ローラもあるが、一般
に、中間転写ベルト109は、この中間転写ローラに比
べて、配置の自由度の高さ、二次転写後の転写材118
の分離性の良さ(曲率分離が可能)という点において優
れている。
【0015】一方、中間転写ローラは、中間転写ベルト
がベルトを駆動するのに比べ、構造を単純化することが
できる。なお、この中間転写ローラの場合でも筒体の表
面に設ける樹脂又はゴム層の電気的特性を、中間転写ベ
ルトの場合と同様に考えればよいので、詳細な説明は省
略する。
【0016】上記のような装置において、4色のトナー
Y、M、C、BKの画像形成順序は、従来、Y、M、C
の3色を任意の順で形成し、最後にBKを形成するよう
にしている。
【0017】これは、中間転写方式以前の方式である多
重転写方式、すなわち、回転ドラム上に紙等の転写材を
巻き付けて固定し、その転写材上に感光体から順次転写
を繰り返す方式の頃から一般的に行われている方法であ
り、他色に比べ、BK(黒)は文字等の情報が多いた
め、BKを1〜3色目に一次転写してしまうと、それ以
降の色を一次転写する際に感光体にBKが逆戻りしてし
まう、いわゆる再転写による黒トナーの損失が生じる可
能性があり、これを原理的に無くするための習慣的な方
法である。このため、二次転写により転写材118上に
トナーを写し取った後は、BKトナーが最下層(転写材
表面に最も近い層)となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、以
下のような問題点があった。すなわち、感光ドラム10
1から中間転写ベルト109上にカラートナー像を順次
に一次転写する際に、一旦、中間転写ベルト109上に
転写された1色目のトナーは、2〜4色目のトナーが順
次転写される間は中間転写ベルト109上に保持され続
けるが、このとき、2〜4色目のトナー転写時において
1色目のトナーと、感光ドラム1又は中間転写ベルト1
09との間で電荷の授受が行われ、4色目のトナーの一
次転写終了時点においては、1色目のトナーの有する電
荷(トリボ)が1色目の一次転写時点での電荷と異なっ
てしまう。この結果、一次転写終了後における、中間転
写ベルト上の1〜4色目のトナー、特に1色目と4色目
のトナーの二次転写条件が異なり、前記の例において
は、二次転写ローラ111のバイアス値を、1色目のY
の転写効率の良い値に合わせると4色目のBKが、ま
た、逆に4色目のBKに合わせると1色目のYが二次転
写不良を生じたり、転写効率の低下により色味が変化す
るなどの問題があった。
【0019】これを防止するために、一次転写〜二次転
写間において、直流又は交流のコロナ帯電器122を用
い、1〜4色目のトナーのトリボを、中間転写ベルト上
で二次転写前にほぼ同じ値に再帯電する、いわゆるポス
ト帯電を行う方法が考えられるが、この方法は、装置構
成の複雑化、高コスト化等の問題があり、また、中間転
写ベルト109上に形成された1〜4色のトナーのトリ
ボを均一にならすのが難しく、例えば中間調のハイライ
ト(淡い)部分に画像ムラを生じるなどの問題があっ
た。
【0020】さらにまた、中間転写ベルト109上に残
留した二次転写残トナーを、クリーナ113等を用いず
に、適当な帯電状態に再帯電した上で、一次転写ニップ
部N1 を介して感光ドラム101に回収(逆転写)す
る、という方法が既に考案されているが、これをクリー
ニングのための特別な回転を行わず、次プリント(次画
像形成)の1色目の一次転写時に行う場合、この1色目
の転写バイアスが高いと、上記回収が良好に行われない
という問題があった。しかし、一般に、非磁性のカラー
トナーを用いた場合、トナーの帯電電荷量が高く、この
ため一次転写バイアス値を上記クリーニング条件に合わ
せて低下させると一次転写効率が低下してしまうという
問題が生じていた。
【0021】本発明は、上述の事情に鑑みてなされたも
のであり、装置構成を複雑にすることなく、転写不良の
防止、転写効率の向上、画像ムラの防止を行うことがで
きる画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの、請求項1に係る画像形成装置は、第1の像担持体
上に形成したトナー像を第1の転写手段により第1の転
写部位を介して第2の像担持体上に一次転写する工程を
複数色のトナー像について繰り返すことで、前記第2の
像担持体上に複数色のトナー像を重ね、これらの複数色
のトナー像を第2の転写手段により第2の転写部位を介
して転写材上に一括して二次転写する画像形成装置にお
いて、少なくとも1色目のトナーは、あらかじめトナー
が有するのと同極性の電荷を、前記第1の転写部位にお
いて引き続き行われる2色目以降のトナーの一次転写時
に付与されるとともに、最終色の一次転写が終了した時
点における前記第2の像担持体上での帯電電荷量が、同
時点における最終色のトナーの帯電電荷量の0.5〜
1.5倍の電荷量を有する、ことを特徴とする。
【0023】請求項2に係る画像形成装置は、前記一次
転写における1色目のトナーの飽和帯電量が、最終色の
トナーの飽和帯電量よりも低い、ことを特徴とする。
【0024】請求項3に係る画像形成装置は、少なくと
も1色目のトナーは、その成分として電荷保持を緩和す
るためのリークサイトを含有する、ことを特徴とする。
【0025】請求項4に係る画像形成装置は、1色目の
トナーが、磁性1成分黒トナーである、ことを特徴とす
る。
【0026】請求項5に係る画像形成装置は、第1の像
担持体上に形成したトナー像を第1の転写手段により第
1の転写部位を介して第2の像担持体上に一次転写する
工程を複数色のトナー像について繰り返すことで、前記
第2の像担持体上に複数色のトナー像を重ね、これらの
複数色のトナー像を第2の転写手段により第2の転写部
位を介して転写材上に一括して二次転写するとともに、
該二次転写後に転写材に転写されないで前記第2の像担
持体上の残った二次転写残トナーを、再帯電手段によっ
て所定の電荷に帯電させ、前記第2の像担持体上から前
記第1の転写部位を介して前記第1の像担持体上に逆転
写する画像形成装置において、前記一次転写時における
1色目のトナーの帯電電荷量が、前記一次転写時におけ
る2色目以降のトナーの帯電電荷量よりも小さい、こと
を特徴とする。
【0027】請求項6に係る画像形成装置は、前記一次
転写における1色目のトナーの飽和帯電量が、最終色の
トナーの飽和帯電量よりも低い、ことを特徴とする。
【0028】請求項7に係る画像形成装置は、少なくと
も1色目のトナーは、その成分として電荷保持を緩和す
るためのリークサイトを含有する、ことを特徴とする。
【0029】請求項8に係る画像形成装置は、1色目の
トナーが、磁性1成分黒トナーである、ことを特徴とす
る。
【0030】〔作用〕上述のように、1色目のトナーの
帯電電荷量を、最終色のトナーの帯電電荷量の0.5〜
1.5倍の電荷量とすることで、転写材上に対するトナ
ー像の二次転写を良好に行うことができる。
【0031】また、一次転写時の1色目のトナーの帯電
電荷量が、一次転写時の2色目以降のトナーの帯電電荷
量よりも小さくなるように設定することで、二次転写後
における二次転写残トナーの第1の像担持体への回収
(逆転写)が容易となる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
【0033】〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る画
像形成装置の実施の形態1における概略構成を示す図で
あり、まず、同図に基づいて、画像形成装置全体の構成
及び動作の概略を説明する。
【0034】同図に画像形成装置は、4色フルカラーの
画像形成装置であり、主要構成部材(手段)として、次
の1〜7の各部材(手段)、すなわち第1の像担持体1
と、顕像形成手段2、3、4と、第2の像担持体5と、
第1の転写手段6と、第2の転写手段7とを備えてい
る。そして、これら主要構成部材(手段)に基づく動作
の概要は、第1の像担持体1上に顕像形成手段2、3、
4によって顕像を形成し、この顕像を第1の転写手段6
によって一旦、第2の像担持体5上に一次転写し、その
後、この第2の像担持体5上の顕像を第2の転写手段7
によって紙等の転写材P上に転写するものである。以
下、順に詳述する。
【0035】同図に示す第1の像担持体1は、ドラム型
の電子写真感光体(以下「感光ドラム1」という)であ
る。感光ドラム1は、アルミニウム製の円筒状の基体
と、その表面を覆う例えばOPC(有機光半導体)感光
層とによって構成されており、駆動手段(不図示)によ
って矢印R1方向に回転駆動される。
【0036】顕像形成手段は、帯電手段2、露光手段
3、現像手段4等によって構成されている。帯電手段2
は、感光ドラム1に接触配置された帯電ローラ21とこ
れに帯電バイアスを印加する電源(不図示)とを備えて
いる。本実施の形態1では、この電源により、帯電ロー
ラ21を介して感光ドラム1表面をマイナス極性の均一
な電位に帯電している。
【0037】露光手段3は、レーザー光学系31を備え
ており、画像情報に基づいたレーザー走査光32によっ
て、感光ドラム1表面を露光し、露光部分の電荷を除去
して静電潜像形成する。
【0038】現像手段4は、回転可能な回転体41と、
これに搭載された4個の現像器、すなわちブラック
(黒)、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の現像剤
(トナー)をそれぞれ収納した現像器4B、4Y、4
M、4Cを備えている。これら現像器のうち、感光ドラ
ム1上の静電潜像の現像に供される色の現像器が、回転
体41の矢印R4方向への回転によって感光ドラム1表
面に対向する現像位置に配置されることになる。これら
4個の現像器は、同様に構成されており、黒の現像器4
Bを例に説明すると、回転可能な現像スリーブ4aと、
この表面にトナーを塗布する塗布ローラ4bと、現像ス
リーブ4a表面上のトナーの層厚を規制する弾性ブレー
ド4c等を有し、トナー収納容器4d内の一成分非磁性
ネガトナーの電荷付与及び現像スリーブ4aへの均一コ
ーティングを行い、そして、感光ドラム1に対して現像
スリーブ4aが相対的に負になるような現像バイアスが
印加されることで、感光ドラム1上の静電潜像に黒のト
ナーを付着させて、反転現像を行っている。
【0039】第2の像担持体5は、中間転写ベルト(中
間転写ベルト)51を主要構成部材として構成されてい
る。中間転写ベルト51は、厚さ0.5〜2mmの可撓性
のベルト部材を基体として無端状(エンドレス)に形成
したものであり、駆動ローラ52、従動ローラ53、後
述の二次対向ローラ72等に掛け渡されて、矢印R5方
向に回転駆動される。中間転写ベルト51は、その表面
(外周面)側に配置された前述の感光ドラム1と、裏面
(内周面)側に配置された後述の一次転写ローラ61と
によって狭持されており、中間転写ベルト51表面と感
光ドラム1表面との間には、一次転写ニップ部(第1の
転写部位)N1が感光ドラム1表面の母線に沿って帯状
に形成されている。
【0040】第1の転写手段6は、感光ドラム1と対向
する位置において、中間転写ベルト51の裏面に接触配
置された一次転写ローラ61と、これに一次転写バイア
スを印加する転写バイアス電源62とを備えている。上
述の感光ドラム1上に形成された黒のトナー像は、転写
バイアス電源62によって一次転写ローラ61に+30
0〜500V程度の一次転写バイアスを印加すること
で、中間転写ベルト51上に一次転写される。一次転写
後の感光ドラム1は、表面に残った一次転写残トナーが
クリーナ8のクリーニングブレード81によって掻き落
とされて除去されることでクリーニングされ、次のシア
ンの画像形成に供される。
【0041】上述の帯電、露光、現像、一次転写、クリ
ーニングからなる一連の画像形成プロセスを他の3色、
すなわち、イエロー、マゼンタ、シアン、についても行
い、これにより、中間転写ベルト51上には、4色のト
ナー像が重なるようにして形成される。このとき、一次
転写バイアスは、例えば+400V、+600V、+7
00V、+800Vというように1色目から4色目にか
けて順次上昇させる。
【0042】第2の転写手段7は、中間転写ベルト51
の表面側に配置された二次転写ローラ71と、裏面側に
配置された二次対向ローラ72とを備えており、これら
2つのローラ71、72によって中間転写ベルト51を
狭持して、二次転写ローラ71表面と中間転写ベルト5
1との間に帯状の二次転写ニップ部(第2の転写部位)
2 を構成している。二次転写ローラ71には、これに
二次転写バイアスを印加する転写バイアス電源73が接
続されており、また二次対向ローラ72はフロート状態
としてある。上述の中間転写ベルト51上に一次転写さ
れた4色分のトナー像は、転写バイアス電源73によっ
て、二次転写ローラ71に二次転写バイアスを印加する
ことで、紙等の転写材P上に一括して二次転写される。
【0043】二次転写後の中間転写ベルト51は、ファ
ーブラシ96(又はブレード等でも良い)を有するクリ
ーニング手段95により、転写材Pに転写されないで表
面に残った二次転写残トナーが清掃された後、表面に残
った残留電荷が除電手段9によって除電される。除電手
段9は、除電ローラ91を有し、矢印K9方向に移動可
能なハウジング92と中間転写ベルト51を挟んでこれ
と対向して配置された補助ローラ93とを有する。クリ
ーニング手段95とともにハウジング92を矢印K9方
向に移動させて除電ローラ91と補助ローラ93との間
に中間転写ベルト51を挟み込み、クリーニングバイア
ス電源94にて所定のバイアス電圧を印加することで、
中間転写ベルト51表面の二次転写残トナー、及び残留
電荷を除去し、初期化する。なお、上述の除電が非コロ
ナ帯電である、接触帯電手段により可能となるのは、後
述のように中間転写ベルト51の基層に低抵抗ゴムを用
いたことによる効果の一つである。
【0044】一方、上述の第2の転写手段7によって4
色のトナー像が二次転写された転写材Pは、矢印KP
向に搬送され、定着装置(不図示)によって加熱加圧さ
れて、表面にトナー像が定着された後、画像形成装置本
体の外部に排出される。
【0045】なお、上述の画像形成プロセスにおいて、
プロセススピードvP は、vP =10.0cm/秒に設定
されており、また、転写材Pは、転写材搬送手段(不図
示)によって矢印KP 方向に給送される。
【0046】次に、第2の像担持体5、第2の転写手段
7、除電手段9について詳述する。
【0047】中間転写ベルト51は、無端状に形成した
基層51a上にコート層を設けて構成されており、基層
としては、カーボン、酸化チタン、酸化スズ等の添加に
よって体積抵抗率が1×104 Ω・cm程度に調整される
とともに、硬度がJIS−A測定法でほぼ60度のNB
R(ニトルリゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴ
ム)等を素材とし、これを厚さ1mm、幅220mm、周長
が約140πmmの円筒状にシームレス成型したものを用
いた。なお、成型法としては、一例として、押出し成型
した2枚のゴム材の間に補強のための芯糸を挟み、加硫
することで伸縮の少ない高強度の基層を得ることができ
る。
【0048】基層上に設ける高抵抗のコート層として
は、ウレタン系バインダーにテフロン等の離型剤を分散
させたものを用い、厚さが約50μm程度となるように
コートを行った。コーティング法としてはスプレーコー
ト、ディッピング、その他の方法を用いることができ
る。コート層のコート材料の抵抗値はウレタン材料の中
から、体積抵抗率として、約1012〜1016Ω・cm程度
のものを取捨選択して用いた。
【0049】次に、第2の転写手段7について説明す
る。
【0050】第2の転写手段7における二次転写ローラ
71は、硬度が約40度(アスカーC測定法による)、
体積抵抗率が約104 Ω・cmの発泡EPDMのゴムロー
ラを用いた。この他に低抵抗のウレタン系ゴム、クロロ
プレンゴム、NBR等を用いてもよい。また、転写バイ
アス電源73には約+1000〜+2000Vの電圧を
印加し、通紙時において10μA程度の転写電流が流れ
るように調整を行った。
【0051】除電手段9は、除電ローラ91として、帯
電ローラ21と同様の材質のものを用いた。帯電ローラ
21は周知の接触帯電方式によるもので、例えば、厚さ
3mm程度の弾性導電ゴム上に100〜200μm、体積
抵抗率106 Ω・cm程度の中抵抗層を設け、さらにその
上に数10μmの固着防止層(ナイロン系樹脂等)を設
けて構成する。除電電圧としては、クリーニングバイア
ス電源94によって、ピーク間電圧VPPが約3kVのA
C電圧に、+100〜+1000V程度のDC電圧を重
畳したバイアス電圧を印加し、対向の補助ローラ93は
一次転写ローラ61と同電位とした。
【0052】次に、本実施の形態に用いた現像剤につい
て説明する。
【0053】現像剤としては、各色ともポリエステル系
樹脂を母体に用いた、非磁性一成分ネガトナーを使用し
た。詳細については、例えば、特願平4−152219
号に記載されている。
【0054】すなわち、トナーの結着樹脂が、下記成分
(a)、(b)、(c)、及び(d)を少なくとも含有
する単量体組成物から生成されたポリエステル樹脂を主
成分として含有し、該ポリエステル樹脂の水酸基価が1
0〜20であり、重畳平均分子量が13000〜200
00であり、数平均分子量が5000〜8000であ
り、重畳平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)の
比が2〜3.5であるようなトナーである。
【0055】(a)イソフタル酸、テレフタル酸及びそ
の誘導体より選ばれた2価の芳香族系酸成分を全モノマ
ー量の25〜35mol%、(b)トリメリット酸及び
その誘導体より選ばれた3価の芳香族系酸成分を全モノ
マー量の2〜4mol%、(c)ドデセニルコハク酸、
オクチルコハク酸及びその無水物より少なくとも選ばれ
た2価の酸成分を全モノマー量の12〜18mol%、
(d)プロボキシ化、又は/及びエトキシ化したエーテ
ル化ジフェノール成分を全モノマー量の45〜60mo
l%。
【0056】上記トナー母体を、適宜着色剤により着色
し、混合、混練の後、粉砕、分級工程を経て直径ほぼ4
〜8μmのトナー分級品を得た。この分級品の100重
量部に対し、荷電制御剤として、ジメチルシリコーンオ
イル処理を行ったシリカを1〜2重量部加えて混合し、
ネガ極性に帯電する非磁性一成分系カラートナーを製造
した。このとき、1色目に一次転写を行う黒トナーに関
しては、その母体に、トナーの電荷保持能力を緩和する
ために、リークサイトとしてカーボンを3〜5重量部程
度添加した後、混合、混練、粉砕、分級の工程を経てト
ナー分級品を得た。
【0057】上記トナーの現像スリーブ4a上における
帯電電荷量(以下「トリボ」という)を直接トナーを吸
引し、その際に流れる電流値及び吸引されたトナー量よ
り算定したところ、黒トナーはほぼ−18μC/g、
Y、M、Cの各色のトナーはほぼ−30μC/g程度で
あった。なお、これらの値は、温度23℃、相対湿度6
0%の環境下で測定したものである。
【0058】次に、上記トナーを用いて中間転写ベルト
51上にトナー像を形成し、中間転写ベルト51上での
トナーのトリボを測定した。図2に、1〜4色目の一次
転写終了後における黒トナーのトリボを、本発明の場合
を(A)、従来例(比較例)の場合、すなわち、着色剤
として微量のカーボンブラックを用いる以外は、リーク
サイトとしてのカーボンを混合・混練していない従来ト
ナーの場合を(B)として図示する。なお、同図におい
て、領域Sは、4色目のトナーであるCトナーが、二次
転写を良好に行えるように二次転写バイアス値を設定し
たときの、二次転写効率が許容範囲内となるトナートリ
ボの領域を示すものである。本実験においては、二次転
写バイアス値をほぼ+1500Vとし、二次転写効率は
85%以上となることを基準にして領域Sを決定した。
この結果、領域Sは下限が約−16μC/g、上限が約
−48μC/gであり、一方、4色目のCトナーの、中
間転写ベルト51での一次転写後の帯電量は約−32μ
C/gであった。すなわち、4色すべての一次転写終了
後における中間転写ベルト51上のトナーは、4色目の
トナーのトリボに対し、約0.5倍〜1.5倍の範囲内
にトリボが入っていれば、二次転写が良好に行えるとい
うことになる。これに対し、図2では、本発明において
は、トナー内のリークサイトの作用により、4回の一次
転写後においても1色目の黒トナー帯電量は領域S内で
あるのに対し、従来のトナーでは2〜4色目の一次転写
時に1色目の黒トナーが感光ドラム1からマイナスの電
荷を付与されて次第にトリボが増し、4色目の一次転写
後においては、ついに領域Sの外へ出てしまい、二次転
写を良好に行うことができなくなっている。このよう
に、本発明の場合(A)においてトリボの増加が少な
く、次第に頭打ちとなるのは、トナー内のリークサイト
の作用により、トナーの飽和帯電量が従来トナーのそれ
よりも低く抑えれられているためである。これは、図2
において、黒トナーの曲線Aが、4回転でほぼ飽和状態
となっていることから知ることができる。このように、
本実施の形態のように一次転写を繰り返すうちにトナー
のトリボが上昇していく系において、1色目のトナーの
飽和帯電量を他色のそれよりも低目にすることにより、
4回の一次転写後に引き続き行われる二次転写性を向上
し、すべての色について良好な一括二次転写を行うため
の転写マージンを拡大することが可能となる。
【0059】なお、2、3色目のトナーについても、4
色目のトナーに対し、二次転写前における中間転写ベル
ト51上でのトリボが0.5〜1.5倍の範囲とするの
がよい。ただし、本実施の形態において説明したよう
に、1色目に比べ、2〜3色目のトナーはその後の4色
目までの一次転写時において、感光ドラム1との一次転
写ニップ部N1 にて電荷を得る機会が少ないため、本実
施の形態のように2〜4色目のトナーの飽和帯電特性や
現像スリーブ上トリボなどはほぼ同じとしてもよい。も
ちろん、必要に応じて2色目、又は3色目のトナーの上
記特性を若干調整してもよい。また、各トナーの飽和帯
電量は、簡易的には上記の一次転写を複数回(4〜10
回転位)行うことで測定できる。本実施の形態では、黒
トナーはほぼ25μC/g程度で飽和したのに対し、
Y、M、Cのトナーではほぼ60μC/gにて飽和状態
に達した。もちろん、この他に、他の適切な測定法(例
えば磁性粉体を用いてトナーを帯電し、帯電電荷を測定
する方法など)を用いることができる。
【0060】なお、本実施の形態においては、黒トナー
を1色目としたが、このことはリークサイトとしてカー
ボン等を用いる場合、材料の色が合っており、この点で
は黒トナーを用いるのが、好適である。なお、本実施の
形態のように、黒トナーの飽和帯電量を下げた系におい
ては、従来懸念されていた2〜4回目の一次転写時にお
ける黒トナーの感光ドラム1への逆転写も生じることが
なかった。しかも、BK(黒)、Y、M、Cの淡い中間
調部分の二次転写性も非常に良好であった。
【0061】〈実施の形態2〉本発明の実施の形態2と
して、黒トナーには磁性一成分系ネガ現像剤、Y、M、
Cの色トナーには重合法による非磁性一成分系ネガ現像
剤を用いた例を示す。なお、装置構成に関しては実施の
形態1とぼ同一のものを用い、詳細説明は省略する。
【0062】まず、黒トナーについて、トナー分給品の
材料を以下の構成とした。
【0063】 スチレン/アクリル酸ブチル/ジビニルベンゼン共重合体 100重量部 (共重合重量比80/19.5/0.5、重量平均分子量32万) 四三酸化鉄(平均粒径0.5μm) 80重量部 アゾ染料のCr錯体 1重量部 低分子量プロピレン−エチレン共重合体 4重量部 これを混合、混練、粗粉砕、分級の工程に投入し、粒径
ほぼ4〜8μmのトナー分級品を得た。
【0064】この分級品100重量部にジメチルシリコ
ーンオイル処理したシリカを1.2重量部加えて混合し
て、ネガ極性に帯電する一成分系絶縁性磁性トナーを得
た。
【0065】一方、黒トナー用の現像器としては、図1
の現像器4Bにおいて、現像スリーブ4aの内部に固定
マグネットを配置し、感光ドラム1との対向部分におい
てトナーに対し磁力による拘束力を与えている。なお、
本実施の形態では弾性ブレード4cによるトナーへの摺
擦のみ行い、塗布ローラ4bは除去するという構成にて
トナーへのトリボ付与と現像スリーブ4aへの均一コー
ティングを行った。
【0066】次に、Y、M、Cの色トナーについては、
シャープメルトトナーの中にあらかじめ離型剤として溶
融粘度と分子量がトナー母体樹脂より小さいワックス、
パラフィン等の離型剤を内添した重合法によるトナーを
使用した。これにより、高い混色性を達成し、かつ定着
時には熱によりトナーからワックスがはみ出し、定着装
置として一般に用いられる熱ローラ定着装置(不図示)
の離型効果を高めた構成でのオイルレス化を達成してい
る。
【0067】上記重合トナーは、その製造法上、ほぼ球
形となる。その球形形状のうち、最内部のコア部分とし
て、本実施の形態ではエステル系ワックスを内包し、そ
の外側に樹脂層としてスチレン−アクリレート、さらに
その外側(表層)にスチレン−ポリエステル、という構
成の重合トナーを用いた。
【0068】その比重は約1.05である。3層構成と
なっている理由は、コアにワックスを内包することで、
定着工程でのオフセット防止効果が得られ、また表層に
樹脂層を設けることによって帯電効率のアップを図るこ
とができるからであり、また実際に使用時には、トリボ
安定化のためにオイル処理したシリカを外添している。
【0069】重合法としては、本実施の形態において
は、比較的容易に粒度分布がシャープで4〜8μm粒径
の微粒子トナーが得られる常圧下での、又は加圧下での
懸濁重合方法(特公昭36−10231号公報、特開昭
59−53856号公報、特開昭59−61842号公
報等に記載されている懸濁重合方法等を参照)を用い、
モノマーとしてスチレンとn−ブチルアクリレート、荷
電制御剤としてサリチル酸金属化合物、極性レジンとし
て飽和ポリエステル、さらに着色剤を加え、重量平均粒
径7μmの着色懸濁粒子を製造した。
【0070】なお、トナー粒度分布制御や粒径の制御
は、難水溶性の無機塩や保護コロイド作用を有する分散
剤の種類や添加量を変える方法や機械的装置条件、例え
ばローラの周速、パス回数、攪拌羽根形状等の攪拌条件
や、容器形状又は水溶液中での固形分濃度等を制御する
ことにより所定の本実施の形態のトナーを得ることがで
きる。
【0071】上記トナーの着色剤としては、以下のよう
なものを用いることができる。すなわち、イエロー着色
剤としては、縮合アゾ化合物、イソインドリノン化合
物、アンスラキノン化合物、アゾ金属錯体、メチン化合
物、アリルアミド化合物に代表される化合物が用いられ
る。
【0072】マゼンタ着色剤としては、縮合アゾ化合
物、ジケトピロロピロール化合物、アンスラキノン、キ
ナクリドン化合物、塩基染料レーキ化合物、ナフトール
化合物、ベンズイミダゾロン化合物、チオインジゴ化合
物、ペリレン化合物が用いられる。
【0073】シアンの着色剤としては、銅フタロシアニ
ン化合物及びその誘導体、アンスラキノン化合物、塩基
染料レーキ化合物等が利用できる。
【0074】なお、上記Y、M、Cの各トナー用現像器
としては、実施の形態1にて説明を行った図1の現像器
4Y、4M、4C、(及び4B)とほぼ同一構造のもの
を用いたので説明を省略する。
【0075】上記のトナーの現像スリーブ4a上におけ
るトリボを、直接トナーを吸引し、その際に流れる電流
値及び吸引されたトナー量より算定したところ、磁性ト
ナーである黒トナーはほぼ−10μC/gであるのに対
し、Y、M、Cの各色のトナーはほぼ−30μC/g程
度であった。なお、これらの値は温度23℃、湿度60
%の環境下で測定したものである。
【0076】次に、上記トナーを用いて中間転写ベルト
51上にトナー像を形成し、中間転写ベルト51上での
トナーのトリボを測定した。本実施の形態においても、
トナーの現像順は、実施の形態1と同様にB、Y、M、
Cの順に行った。このとき、各色の一次転写バイアス値
はそれぞれ+150V、+600V、+700V、+8
00Vが最適な値であった。1色目の黒が実施の形態1
よりも小さいのは現像スリーブ4a上の黒トナーのトリ
ボが低いためである。
【0077】図3に、1〜4色目の一次転写終了後にお
ける黒トナーのトリボ(実線A)、及び、比較例として
1色目に本実施の形態のM(マゼンタ)トナーを用いた
場合のトリボ(一点鎖線B)の変化を示す。なお、本実
施の形態においても、図2と同様、領域Sは4色目のト
ナーであるCトナーが二次転写を良好に行えるように二
次転写バイアス値を設定したときの、二次転写効率が許
容範囲内(ほぼ85%以上)となるトナートリボの領域
を示すものである。本実施の形態においても、二次転写
バイアス値をほぼ+1500Vとしたとき、領域Sの広
さは最大となり、このときのトリボの下限は約−16μ
C/g、上限は約−48μC/gであった。これに対
し、図3では、黒トナーは実線Aのように一次転写直後
であるn=1回転目では、二次転写が適正に行われるた
めのトリボ下限である−16μC/gには達しておら
ず、n=4回転目には二次転写のための良好なトリボ値
に十分達している(図3ではほぼ−25μC/g)。
【0078】一方、比較のためのMトナーによる一点鎖
線Bでは、次第にトナーのトリボが上昇し、n=4回転
目にはトリボがほぼ−53μC/gに達し、上限−48
μC/gを超えてしまっている。すなわち、本実施の形
態においては、1色目の黒トナー、2色目以降に他のト
ナーを用いることで良好な結果が得られ、一方、1色目
に黒以外のトナーを用いると二次転写時に1色目がトリ
ボ過剰による転写不良を、また、4色目に黒トナーを用
いると、二次転写時に4色目がトリボ不足による転写不
良や飛び散りを生じてしまう。
【0079】これは、本実施の形態で用いた黒トナーに
含まれる磁性体(四三酸化鉄)が電荷のリークサイトと
して作用し、トナーの帯電性能や飽和帯電量を他の重合
法による非磁性のY、M、Cトナーよりも大幅に低く抑
えられているためである。したがって、従来のように
Y、M、C、Bなどの順で、B(黒)トナーを最終色と
すると二次転写時にトナーのトリボが揃わず、二次転写
前にポスト帯電(図6の122)等を行う必要が生じる
が、本実施の形態ように、B(黒)トナーを1色目とす
ることにより、二次転写までの間に黒トナーのトリボが
高められ、ポスト帯電を用いずに良好な二次転写を行う
ことができる。つまり、磁性トナーと非磁性トナーとい
う、トリボの大幅に異なるトナーの混在系においても、
本実施の形態によれば二次転写を良好に行うことが可能
となる。
【0080】〈実施の形態3〉図4に実施の形態3を示
す。本実施の形態は、実施の形態1における中間転写ベ
ルト51のクリーニング手段95を除去し、代わりに、
除電手段9を用いて、二次転写後の中間転写ベルト51
上の二次転写残トナーを逆帯電(すなわち本実施の形態
においてはプラス帯電)させ、感光ドラム1に回収させ
るものである。
【0081】上記条件を満足させるためには、帯電ロー
ラ91に印加するクリーニングバイアス電源94の電圧
として、除電のためのACバイアス(ほぼ2〜3k
PP、1〜3kHz程度)、及び、二次転写残トナーをプ
ラスに帯電させるためのDCバイアス(対向ローラ72
に印加させる二次転写バイアス値に対し、0〜+500
V程度高いバイアス)を重畳して印加すればよいこと
が、例えば、特願平8−208646号公報に記載され
ている。
【0082】一方、感光ドラム1に対し、プラスに逆帯
電された二次転写残トナーが回収されるために、感光ド
ラム1の表面電位と一次転写ローラ61のバイアス電圧
値との関係が所定の範囲内である必要がある。具体的に
は、本実施の形態の構成においては、プラスに帯電され
たトナーが負電位の感光ドラム1に回収されるために
は、感光ドラム1の表面電位をVS (V)、一次転写バ
イアス値をVT1(V)とすると、ΔV=VS −VT1が、
−200〜−800Vの範囲内である必要がある。すな
わち、ΔVの絶対値が200Vより小さいと、プラスト
ナーが感光ドラム1に吸引されず、逆に絶対値が800
Vより大きいと、図5に示すように感光ドラム1と中間
転写ベルト51とによって構成される一次転写ニップN
1 近傍における、感光ドラム1の回転方向についての上
流側において、感光ドラム1と中間転写ベルト51間で
気中放電が発生してしまい、この結果、一次転写ニップ
部N1 直前で中間転写ベルト51及び中間転写ベルト5
1上の二次転写残トナーT+が負極性に帯電されてしま
うため(負極性に帯電された二次転写残トナーをT-
図示)、二次転写残トナーT- が感光ドラム1に回収さ
れなくなってしまう。
【0083】感光ドラム1の表面電位VS は、本実施の
形態において、暗部がほぼ−600V、明部がほぼ−1
00Vであるから、上記のようなクリーニングのための
条件を満足するには、クリーニングと同時に次プリント
の1色目の一次転写を行う場合、この1色目の一次転写
バイアス値は+100〜+200Vの範囲でなければな
らない(+100V以下では明部に二次転写残トナーが
回収されず、+200V以上では暗部に対して気中放電
が発生し、やはり二次転写残トナーが回収されない)。
【0084】このように、一次転写と同時に二次転写残
トナーを回収するためには、1色目の一次転写に課され
る条件が厳しいものとなる。
【0085】このような場合において、実施の形態1、
又は実施の形態2で説明したトナーのうち、例えばY、
M、Cのトナーでは、現像スリーブ4a上のトリボが約
−30μC/gと大きく、したがって、これらのトナー
を1色目に配すると、上記クリーニングのための条件で
ある、一次転写バイアス値+100V〜+200Vでは
転写バイアスが小さいため、十分な転写効率が得られな
かった。これに対し、実施の形態1又は実施の形態2で
説明したようにリークサイトにより飽和帯電量を減じた
トナー(この場合、黒トナー)を用いると、+100V
〜+200Vの一次転写バイアス値で十分な転写を行う
ことが可能となる。本実施の形態では、実施の形態2の
トナー(Y、M、Cは重合法によるトナー、B(黒)は
磁性トナー)を用い、一次転写を行う順を黒、B、M、
C、Yの順とし、それぞれの一次転写バイアス値を+1
50V、+600V、+700V、+800Vとした。
この結果、実施の形態2において説明したのと同様にそ
れぞれのトナーが二次転写時において適切なトリボに調
整され、良好な二次転写を行うことができ、しかも、次
工程である次プリントの1色目の一次転写と同時に前工
程での二次転写時に中間転写ベルト51上の時に転写残
トナーの、感光ドラム1への回収を容易に行うことがで
きた。これにより、図4に示すように、図1におけるク
リーニング手段95等を使用しない簡易な構成でありな
がら、本実施の形態では、連続プリント時においても、
中間転写ベルト51の回転数N、プリント枚数Pの関係
をN=4×Pとすることができ、クリーニングのための
余分な回転を必要としない分、スループットを向上させ
ることができた。
【0086】なお、本実施の形態では、B、M、C、Y
の順に画像形成をおこなったが、B、Y、M、C、又は
またはその他の順であってもよく、1色目に飽和帯電量
の低いトナーを配することで上記クリーニング同時一次
転写を容易に行うことができる。
【0087】以上、本発明の実施の形態1〜3について
説明を行ったが、いずれの実施の形態においても、第2
の像担持体(中間転写体)として中間転写ベルト51を
使用するに代えて、中間転写ドラムを使用した場合にお
いても、上述と同様の効果をあげることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
一次転写を第2の像担持体上に繰り返し行った後、第2
の像担持体上において、1色目のトナーのトリボが4色
目のトナーのトリボの0.5〜1.5倍となるように1
色目のトナーの飽和帯電量を4色目よりも小さくしてお
くことで、二次転写が良好に行えるようになった。
【0089】また、このとき二次転写前のポスト帯電等
を行う必要がなくなり、ポスト帯電器等を省略して構成
の簡易化が図れるとともに、中間調の淡い部分の二次転
写性も非常に良好な画像が得られるようになった。
【0090】さらに、二次転写後に第2の像担持体上に
残った二次転写残トナーを逆電荷に帯電した後、次の画
像形成の1色目の一次転写時に第1の像担持体へ戻す際
にも、良好なクリーニング性と一次転写効率の向上とを
両立させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図2】実施の形態1における、一次転写回数とトナー
トリボとの関係を示す図。
【図3】実施の形態2における、一次転写回数とトナー
トリボとの関係を示す図。
【図4】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図5】気中放電によって二次転写残トナーが負極性に
帯電されるようすを示す図。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1 第1の像担持体(感光ドラム) 2 帯電手段 3 露光手段 4 現像手段 5 第2の像担持体(中間転写体) 6 第1の転写手段 7 第2の転写手段 9 除電手段 21 転写ローラ 51 中間転写ベルト 61 一次転写残トナー 62 転写バイアス電源 71 二次転写ローラ 72 転写バイアス電源 94 クリーニングバイアス電源 95 クリーニング手段 N1 第1の転写部位(一次転写ニップ部) N2 第2の転写部位(二次転写ニップ部) P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 榎本 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の像担持体上に形成したトナー像を
    第1の転写手段により第1の転写部位を介して第2の像
    担持体上に一次転写する工程を複数色のトナー像につい
    て繰り返すことで、前記第2の像担持体上に複数色のト
    ナー像を重ね、これらの複数色のトナー像を第2の転写
    手段により第2の転写部位を介して転写材上に一括して
    二次転写する画像形成装置において、 少なくとも1色目のトナーは、あらかじめトナーが有す
    るのと同極性の電荷を、前記第1の転写部位において引
    き続き行われる2色目以降のトナーの一次転写時に付与
    されるとともに、最終色の一次転写が終了した時点にお
    ける前記第2の像担持体上での帯電電荷量が、同時点に
    おける最終色のトナーの帯電電荷量の0.5〜1.5倍
    の電荷量を有する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記一次転写における1色目のトナーの
    飽和帯電量が、最終色のトナーの飽和帯電量よりも低
    い、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1色目のトナーは、その成分
    として電荷保持を緩和するためのリークサイトを含有す
    る、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 1色目のトナーが、磁性1成分黒トナー
    である、 ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 第1の像担持体上に形成したトナー像を
    第1の転写手段により第1の転写部位を介して第2の像
    担持体上に一次転写する工程を複数色のトナー像につい
    て繰り返すことで、前記第2の像担持体上に複数色のト
    ナー像を重ね、これらの複数色のトナー像を第2の転写
    手段により第2の転写部位を介して転写材上に一括して
    二次転写するとともに、該二次転写後に転写材に転写さ
    れないで前記第2の像担持体上の残った二次転写残トナ
    ーを、再帯電手段によって所定の電荷に帯電させ、前記
    第2の像担持体上から前記第1の転写部位を介して前記
    第1の像担持体上に逆転写する画像形成装置において、 前記一次転写時における1色目のトナーの帯電電荷量
    が、前記一次転写時における2色目以降のトナーの帯電
    電荷量よりも小さい、 ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記一次転写における1色目のトナーの
    飽和帯電量が、最終色のトナーの飽和帯電量よりも低
    い、 ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも1色目のトナーは、その成分
    として電荷保持を緩和するためのリークサイトを含有す
    る、 ことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 1色目のトナーが、磁性1成分黒トナー
    である、 ことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。
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