JP2002372828A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002372828A
JP2002372828A JP2001182393A JP2001182393A JP2002372828A JP 2002372828 A JP2002372828 A JP 2002372828A JP 2001182393 A JP2001182393 A JP 2001182393A JP 2001182393 A JP2001182393 A JP 2001182393A JP 2002372828 A JP2002372828 A JP 2002372828A
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JP2001182393A
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Kazuo Asano
和夫 浅野
Isao Ito
功 伊藤
Toshio Masubuchi
富志雄 増渕
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0194Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to the final recording medium

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電転写に起因する画像欠陥を軽減する画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ異なる色のトナー像が担持され
る複数の像担持体と、当該複数の像担持体の一部とそれ
ぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次転写される複
数の一次転写体と、当該複数の一次転写体の全部と接触
し一次転写体上のトナー像が二次転写される一の二次転
写体と、当該一の二次転写体と接触し二次転写体上のト
ナー像を三次転写させる三次転写体とを備える画像形成
装置において、 当該三次転写体が二次転写体に接触す
る位置を基準として、二次転写体の回転方向最上流の一
次転写体には少なくともブラックのトナー像が転写され
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置に関し、より詳しくは、複数色のト
ナー像を重ね合わせてカラー画像を得る画像形成装置の
改良に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式(静電転写方
式)を利用した複写機、プリンタ等のカラー画像形成装
置が広く知られている。これらのカラー画像形成装置で
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの三種類の単
色トナー、又はこれらにブラックを加えた四種類の単色
トナーを感光体上に形成し、複数段の接触式転写装置に
より静電転写を繰り返し、最終的に用紙などの記録媒体
上に各単色トナー像を重ね合わせたカラートナー画像を
得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】一方、静電転写においては次のような問題
が生じる場合がある。第一に、下段の転写位置において
転写されなかった残留トナーや転写電位履歴像が再び上
段の転写位置に達し、その上段の転写位置における転写
障害となる。第二に、トナーの帯電電荷量が高い場合や
転写バイアスが高い場合には転写の直前でトナーが飛散
してしまい画像欠陥(トナー散り、ブラー)が生じてし
まうおそれがある。第三に、各転写工程において極性反
転してしまったトナーは最終的に現像装置内に混入して
しまい、本来のトナー色が得られなくなってしまう場合
がある。
【0005】本発明は、このような技術的な課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、静電転写に起因す
る画像欠陥を軽減する画像形成装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、それ
ぞれ異なる色のトナー像が担持される複数の像担持体
と、当該複数の像担持体の一部とそれぞれが接触し像担
持体上のトナー像が一次転写される複数の一次転写体
と、当該複数の一次転写体の全部と接触し一次転写体上
のトナー像が二次転写される一の二次転写体と、当該一
の二次転写体と接触し二次転写体上のトナー像を三次転
写させる三次転写体とを備える画像形成装置において、
当該三次転写体が二次転写体に接触する位置を基準とし
て、二次転写体の回転方向最上流の一次転写体には少な
くともブラックのトナー像が転写されないものである。
【0007】また本発明は、それぞれ異なる色のトナー
像が担持される複数の像担持体と、当該複数の像担持体
の一部とそれぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次
転写される複数の一次転写体と、当該複数の一次転写体
の全部と接触し一次転写体上のトナー像が二次転写され
る一の二次転写体と、当該一の二次転写体と接触し二次
転写体上のトナー像を三次転写させる三次転写体とを備
える画像形成装置において、当該三次転写体が二次転写
体に接触する位置を基準として、二次転写体の回転方向
最下流の一次転写体にブラックのトナー像が転写される
ものである。
【0008】また本発明は、それぞれ異なる色のトナー
像が担持される複数の像担持体と、当該複数の像担持体
の一部とそれぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次
転写される複数の一次転写体と、当該複数の一次転写体
の全部と接触し一次転写体上のトナー像が二次転写され
る一の二次転写体と、当該一の二次転写体と接触し二次
転写体上のトナー像を三次転写させる三次転写体とを備
える画像形成装置において、一の一次転写体に対して複
数の像担持体が接触し、当該二次転写体が当該一の一次
転写体に接触する位置を基準として、一次転写体の回転
方向の上流側の像担持体に形成されるトナー像の方が下
流側の像担持体に形成されるトナー像よりも明度が高い
ものものである。
【0009】さらに、一の一次転写体に対して複数の像
担持体が接触し、当該二次転写体が当該一の一次転写体
に接触する位置を基準として、一次転写体の回転方向の
最下流の像担持体に形成されるトナー像がイエローであ
るものでもよい。
【0010】ここで、「それぞれ異なる色のトナー像が
担持される複数の像担持体と、当該複数の像担持体の一
部とそれぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次転写
される複数の一次転写体と、当該複数の一次転写体の全
部と接触し一次転写体上のトナー像が二次転写される一
の二次転写体と、当該一の二次転写体と接触し二次転写
体上のトナー像を三次転写させる三次転写体とを備える
画像形成装置」の構成としては、図1(a)〜(c)に
示すように、各一次転写体に同数の像担持体が接触す
るものや(図1(a)参照)、各一次転写体に異なる数
の像担持体が接触するものでもよい(図1(b)(c)
参照)。また、一の一次転写体には複数の像担持体が
接触するものや(図1(a)参照)、単一の像担持体が
接触するものでもよい(図1(b)一次転写体B:図1
(c)一次転写体AC参照)。さらに、二つの一次転
写体を備えるものや(図1(a)(b)参照)、3つ以
上(図中では3つ)の一次転写体を備えるものでもよ
い。
【0011】また「当該三次転写体が二次転写体に接触
する位置を基準として、二次転写体の回転方向最上流の
一次転写体」とは図1(a)〜(c)の構成では一次転
写体Aを意味する。さらに「当該三次転写体が二次転写
体に接触する位置を基準として、二次転写体の回転方向
最下流の一次転写体」とは図1(a)(b)の構成では
一次転写体B、図1(c)の構成では一次転写体Cを意
味する。なお、図中矢印は各像担持体及び各転写体の回
転方向を示す。
【0012】さらにこの図1(a)の構成を具体化した
発明は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色
トナー像が担持される4つの像担持体と、当該4つの像
担持体のうち2つと接触し両像担持体上のトナー像が一
次転写される第一の一次中間転写体と、当該4つの像担
持体のうち残り2つと接触し両像担持体上のトナー像が
一次転写される第二の一次中間転写体と、当該第一及び
第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転写体上のト
ナー像が二次転写される一の二次中間転写体と、当該一
の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上のトナー像
を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体とを備え、当
該最終転写体が二次中間転写体に接触する位置を基準と
して、二次中間転写体の回転方向上流側に第一の一次中
間転写体が、下流側に第二の一次中間転写体が存在する
画像形成装置において、当該第一の一次中間転写体には
ブラックのトナー像が転写されないものである。
【0013】また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色トナー像が担持される4つの像担持体と、当
該4つの像担持体のうち2つと接触し両像担持体上のト
ナー像が一次転写される第一の一次中間転写体と、当該
4つの像担持体のうち残り2つと接触し両像担持体上の
トナー像が一次転写される第二の一次中間転写体と、当
該第一及び第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転
写体上のトナー像が二次転写される一の二次中間転写体
と、当該一の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上
のトナー像を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体と
を備え、当該最終転写体が二次中間転写体に接触する位
置を基準として、二次中間転写体の回転方向上流側に第
一の一次中間転写体が、下流側に第二の一次中間転写体
が存在する画像形成装置において、当該第二の一次中間
転写体にブラックのトナー像が転写されるものでもよ
い。
【0014】また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラ
ックの各色トナー像が担持される4つの像担持体と、当
該4つの像担持体のうち2つと接触し両像担持体上のト
ナー像が一次転写される第一の一次中間転写体と、当該
4つの像担持体のうち残り2つと接触し両像担持体上の
トナー像が一次転写される第二の一次中間転写体と、当
該第一及び第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転
写体上のトナー像が二次転写される一の二次中間転写体
と、当該一の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上
のトナー像を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体と
を備える画像形成装置において、当該二次中間転写体が
当該一次中間転写体に接触する位置を基準として、一次
中間転写体の回転方向の上流側の像担持体に形成される
トナー像の方が下流側の像担持体に形成されるトナー像
よりも明度が高いものでもよい。
【0015】さらに、当該二次中間転写体が当該一次中
間転写体に接触する位置を基準として、一次中間転写体
の回転方向最下流の像担持体に形成されるトナー像がイ
エローであるものでもよい。
【0016】
【発明の実施による形態】以下、この発明の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0017】実施の形態 図2は、この発明の実施の形態に係る画像形成装置とし
てのフルカラープリンタ100を示すものである。また
図3は図2に示すフルカラープリンタ100の画像形成
要部をより詳細に示すものである。尚、図2中の矢印
は、各回転部材の回転方向を示している。以下、画像形
成装置の基本的な構成及びその画像形成モードの動作を
説明する。
【0018】このフルカラープリンタ100は、図1に
示すように、大きく分けてプリンタ本体101と給紙ト
レイ部102とにより構成される。プリンタ本体101
は、画像形成ユニット1、露光装置ユニット12、イエ
ローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKのいずれか用
のトナーカートリッジ14a〜d、各トナーカートリッ
ジ14a〜dから図示しない各色に対応する現像装置に
延びる各トナー供給フレキシブルパイプ15a〜d、コ
ントロールユニット6、電源ユニット5、定着ユニット
4を備えている。
【0019】また、給紙トレイ102からプリンタ本体
101の排紙トレイ103にかけて、フィードロール対
41、第一搬送ロール対42、レジストロール対43、
(定着ユニット4内の)第二搬送ロール対45、第三搬
送ロール対46、排出ロール対47を備えている。
【0020】さらにプリンタ本体101の画像形成ユニ
ット1は、図2に示すように、イエローY、マゼンタ
M、シアンC、ブラックKのいずれかの色にそれぞれ対応
する感光体ドラム(像担持体)10a〜dと、これら感
光体ドラム10a〜dに接触する一次帯電用の帯電ロー
ル(接触型帯電装置)11a〜dと、各色に対応する現
像装置(二成分現像手段)13a〜dと、上記4つの感
光体ドラム10a〜dのうちの2つの感光体ドラム10
a、bに接触する第1の一次中間転写ドラム(中間転写
体)21a及び他の2つの感光体ドラム10c、dに接
触する第2の一次中間転写ドラム(中間転写体)21b
と、上記第1、第2の一次中間転写ドラム21a, 21
bに接触する二次中間転写ドラム(中間転写体)22
と、この二次中間転写ドラム22に接触する最終転写ロ
ール(最終転写体)30とで、その主要部が構成されて
いる。
【0021】感光体ドラム10a〜dは、共通の接平面
M を有するように一定の間隔をおいて配置されている。
また、第1の一次中間転写ドラム21a及び第2の一次
中間転写ドラム21bは、各回転軸が該感光体ドラム1
0a〜d軸に対し平行かつ所定の対象面を境界とした面
対象の関係にあるように配置されている。さらに、二次
中間転写ドラム22は、各感光体ドラム10a〜dと回
転軸が平行であるように配置されている。
【0022】各色毎の画像情報に応じた信号は、図示し
ない画像処理ユニットによりラスタライジングされて露
光装置ユニット12に入力される。この露光装置ユニッ
ト12では、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラッ
クKのいずれかの色にそれぞれ対応するレーザ光12a
〜dが変調され、対応する色の感光体ドラム10a〜d
に照射される。
【0023】上記各感光体ドラム10a〜dの周囲で
は、周知の電子写真方式による各色毎の画像形成プロセ
スが行なわれる。まず、上記感光体ドラム10a〜dと
しては、例えば、直径20mmのOPC感光体を用いた
感光体ドラムが用いられ、これらの感光体ドラム10a
〜dは、例えば、95mm/secの回転速度で回転駆
動される。上記感光体ドラム10a〜dの表面は、図2
に示すように、接触型帯電装置としての帯電ロール11
a〜dに、−840V程度のDC電圧を印加することに
よって、例えば約−300V程度に帯電される。なお、
上記接触型の帯電装置としては、ロールタイプのもの、
フィルムタイプのもの、ブラシタイプのもの等が挙げら
れるが、どのタイプのものを用いても良い。この実施の
形態では、近年、電子写真装置で一般的に使用されてい
る帯電ロールを採用している。また、感光体ドラム10
a〜dの表面を帯電させるために、この実施の形態で
は、DCのみ印加の帯電方式をとっているが、AC+D
C印加の帯電方式を用いても良い。
【0024】その後、感光体ドラム10a〜dの表面に
は、図示しない露光装置としてのレーザ光学ユニットに
よってイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの
いずれかの色にそれぞれ対応したレーザ光12a〜dが
照射され、各色毎の入力画像情報に応じた静電潜像が形
成される。感光体ドラム10a〜dは、レーザ光学ユニ
ットで静電潜像が書き込まれた際に、その画像露光部の
表面電位は−60V以下程度にまで除電されることにな
る。
【0025】また、上記感光体ドラム10a〜dの表面
に形成されたイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラッ
クKのいずれかの色に対応した静電潜像は、対応する色
の現像装置13a〜dによって現像され、感光体ドラム
10a〜d上に各色のトナー像として可視化される。
【0026】現像装置13a〜dには、それぞれ色の異
なったイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKの
いずれかの色のトナーと、キャリアからなる二成分現像
剤が充填されている。使用されるトナーの種類として
は、粉砕トナーや球形トナーが考えられるが、本実施態
様では球形トナーを使用している。なお、粉砕トナーの
ような不定形状のトナーは、付着面に対して接触面が大
きいため、付着力が大きく、転写先の表面に転写しにく
い。一方、球形トナーは、付着面に対して接触面が小さ
いため、付着力が小さく転写効率が高い。また、球形ト
ナーの作製方法としては、乳化重合法、懸濁重合法、溶
解懸濁法や混練粉砕法で作製したトナーに熱処理をかけ
る方法等が知られている。なお、球形トナーとは、形状
係数M1を下式で表した場合、M1≦125、好ましく
はM1≦120のものをいう。M1=(π・dmax2
/4A)×100、dmax:トナーの最大径、A:ト
ナーの断面積
【0027】これらの現像装置13a〜dは、図1に示
す各トナーカートリッジ14a〜dから各トナー供給フ
レキシブルパイプ15a〜dを介して各色のトナーが補
給される。補給されたトナーは、オーガー133で充分
にキャリアと攪拌されてマイナス極性に摩擦帯電され
る。現像ロール130の内部には、複数の磁極を所定の
角度に配置したマグネットロール(不図示)が固定した
状態で配置されている。この現像ロール130に現像剤
を搬送するパドル132によって、当該現像ロール13
0 の表面近傍に搬送された現像剤は、現像剤量規制部
材131によって現像部に搬送される量が規制される。
なお、この実施の形態では、現像ロール130上の上記
現像剤の量は、30〜50g/m2 であり、また、この
とき現像ロール130上に存在するトナーの帯電量は、
概ね20〜35μC/g 程度である。
【0028】上記現像ロール130上に供給されたトナ
ーは、マグネットロールの磁力によって、キャリアとト
ナーで構成された磁気ブラシ状になっており、この磁気
ブラシが感光体ドラム10a〜dと接触している。この
現像ロール130にAC+DCの現像バイアス電圧を印加し
て、現像ロール130 上のトナーを感光体ドラム10
a〜d上に形成された静電潜像に現像することにより、
トナー像が形成される。この実施の形態では、この現像
バイアス電圧はAC成分が4 kHz、1.5kVppで、
DC成分が−200V程度である。
【0029】次に、上記各感光体ドラム10a〜d上に
形成されたイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラック
Kのいずれかのトナー像は、第1の一次中間転写ドラム
21a及び第2の一次中間転写ドラム21b上に、静電
的に一次転写される。すなわち感光体ドラム10a、b
上に形成されたイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラ
ックKのうち二色のトナー像は、第1の一次中間転写ド
ラム21a上に、感光体ドラム10c、d上に形成され
たイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックKのうち
残り二色のトナー像は、第2の一次中間転写ドラム21
b上に、それぞれ一次転写される。
【0030】従って、第1の一次中間転写ドラム21a
上には、感光体ドラム10aまたは10bのどちらから
転写された単色像と、感光体ドラム10a及び10bの
両方から転写された2色のトナー像が重ね合わされた二
重色像が形成されることになる。また、第2の一次中間
転写ドラム21b上にも、感光体ドラム10c,10d
から同様な単色像と二重色像が形成される。
【0031】上記第1及び第2の一次中間転写ドラム2
1a,21b 上に感光体ドラム10a〜d からトナー
像を静電的に転写するために必要な表面電位は、+25
0〜500V程度である。この表面電位は、トナーの帯
電状態や雰囲気温度、湿度によって最適値に設定される
ことになる。この雰囲気温度や湿度は、雰囲気温度や湿
度によって抵抗値が変化する特性を持った部材の抵抗値
を検知することで簡易的に知ることが可能である。上述
のように、トナーの帯電量が20〜35μC/gの範囲
内にあり、常温常湿環境下にある場合には、第1及び第
2の一次中間転写ドラム21a,21b の表面電位は、
+400V程度が望ましい。
【0032】この実施の形態で用いる第1、第2の一次
中間転写ドラム21a, 21bは、例えば、外径が42
mmに形成され、電気抵抗値Rは108 Ω程度に設定さ
れる。第1、第2の一次中間転写ドラム21a, 21b
は、単層、あるいは複数層からなる表面が可撓性、もし
くは弾性を有する円筒状の回転体であり、一般的にはF
eやAl等からなる金属製コアとしての金属パイプの上
に、導電性シリコーンゴム等で代表される低抵抗弾性ゴ
ム層(R=102 〜103 Ω)が、厚さ0.1 〜10mm程度に設
けられている。更に、第1、第2の一次中間転写ドラム
21a, 21bの最表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒
子を分散させたフッ素ゴムを厚さ3 〜100 μmの高離型
層(R=105 〜109 Ω)として形成し、シランカップリ
ング剤系の接着剤(プライマ)で接着されている。
【0033】ここで重要なのは、抵抗値と表面の離型性
であり、高離型層の抵抗値がR=10 5 〜109 Ω程度であ
り、高離型性を有する材料であれば、特に材料は限定さ
れない。なお、第一、第二の一次中間転写ドラム21
a、bにはそれぞれ第一、第二の一次クリーニングロー
ル23a、bが従動回転可能に取り付けられている。こ
れら一次クリーニングロール23a、bはそれぞれ金属
製のロール本体に対して、導電性ブラシの植毛テープが
被覆されて構成され、所定のクリーニングバイアスが印
加される。
【0034】このように第1、第2の一次中間転写ドラ
ム21a, 21b上に形成された単色又は二重色のトナ
ー像は、二次中間転写ドラム22上に静電的に二次転写
される。従って、二次中間転写ドラム22上には、単色
像からイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックK色
の四重色像までの最終的なトナー像が形成されることに
なる。
【0035】この二次中間転写ドラム22上へ第1及び
第2の一次中間転写ドラム21a,21b からトナー像
を静電的に転写するために必要な表面電位は、+600
〜1200V程度である。この表面電位は、感光体ドラ
ム10a〜dから第1の一次中間転写ドラム21a及び
第2の一次中間転写ドラム21bへ転写するときと同様
に、トナーの帯電状態や雰囲気温度、湿度によって最適
値に設定されることになる。また、転写に必要なのは、
第1及び第2の一次中間転写ドラム21a,21b と二
次中間転写ドラム22との間の電位差であるので、第1
及び第2の一次中間転写ドラム21a,21b の表面電
位に応じた値に設定することが必要である。上述のよう
に、トナーの帯電量が20 〜35μC/g の範囲内にあ
り、常温常湿環境下であって、第1及び第2の一次中間
転写ドラム21a,21b の表面電位が+400V程度の場
合には、二次中間転写ドラム22の表面電位は、+80
0V程度、つまり第1及び第2の一次中間転写ドラム2
1a,21b と二次中間転写ドラム22との間の電位差
は、+400V程度に設定することが望ましい。
【0036】この実施の形態で用いる二次中間転写ドラ
ム22は、例えば、外径が第1及び第2の一次中間転写
ドラム21a,21b と同じ42mmに形成され、抵抗値
は1011Ω程度に設定される。また、上記二次中間転写
ドラム22も第1、第2の一次中間転写ドラム21a,
21bと同様、単層、あるいは複数層からなる表面が可
撓性、もしくは弾性を有する円筒状の回転体であり、一
般的にはFeやAl等からなる金属製コアとしての金属
パイプの上に、導電性シリコーンゴム等で代表される低
抵抗弾性ゴム層(R=102 〜103 Ω)が、厚さ0.1 〜10
mm程度に設けられている。更に、二次中間転写ドラム2
2の最表面は、代表的にはフッ素樹脂微粒子を分散させ
たフッ素ゴムを厚さ3 〜100 μmの高離型層として形成
し、シランカップリング剤系の接着剤(プライマ)で接
着されている。
【0037】ここで重要なのは、第1及び第2の一次中
間転写ドラム21a,21b と同様に、抵抗値と表面の
離型性である。ただし、二次中間転写ドラム22の抵抗
値は、第1及び第2の一次中間転写ドラム21a,21
b よりも高く設定する必要がある。そうしないと、二
次中間転写ドラム22が第1及び第2の一次中間転写ド
ラム21a,21b を帯電してしまい、第1及び第2の
一次中間転写ドラム21a,21b の表面電位の制御が
難しくなる。このような条件を満たす材料であれば、特
に材料は限定されない。なお、二次中間転写ドラム22
には二次クリーニングロール24が従動回転可能に取り
付けられている。この二次クリーニングロール24は金
属製のロール本体に対して、導電性ブラシの植毛テープ
が被覆されて構成され、所定の二次クリーニングバイア
スが印加される。
【0038】次に、上記二次中間転写ドラム22上に形
成された単色像から四重色像までの最終的なトナー像
は、最終転写ロール30によって、用紙搬送路P を通る
用紙Sに3次転写される。この用紙は、紙送り工程を経
てレジストロール対43を通過し、二次中間転写ドラム
22と最終転写ロール30のニップ部に送り込まれる。
この最終転写工程の後、用紙上に形成された最終的なト
ナー像は、定着ユニット4内の定着ロール対44によっ
て定着され、一連の画像形成プロセスが完了する。
【0039】最終転写ロール30は、例えば、外径が20
mmに形成され、抵抗値Rは108Ω程度に設定され
る。この最終転写ロール30は、金属シャフトの上にウ
レタンゴム等からなる被覆層を設け、その上に必要に応
じてコーティングを施して構成されている。最終転写ロ
ール30に印加される電圧は、雰囲気温度、湿度、用紙
の種類(抵抗値等)等によって最適値が異なり、概ね+1
200 〜5000V程度である。この実施の形態では、定電流
方式を採用しており、基準環境下で約+10μAの電流を
通電して、ほぼ適正な転写電圧(+1600〜2000V) を得て
いる。
【0040】これら一連の転写工程においては、各転写
工程の転写部位をトナー像が通過するとき、パッシェン
放電や電荷注入により、(−)帯電している像中の正極
性トナーの一部が逆極性の(+)帯電トナーとなること
がある。この(+)帯電トナーは、次工程へ転写されず
に、上流側に逆流することになるので、最もマイナス電
位が高い帯電装置11a〜dに付着、堆積する。これら
帯電装置11a〜dのトナーが付着した部分は、放電が
活発となり、感光体ドラム10a〜dの表面電位が高く
なる傾向になるため、トナーの付着が多い部分、トナー
の付着が少ない部分、トナーの付着がない部分で感光体
ドラム10a〜dの表面電位にムラが生じることにな
る。感光体ドラム10a〜dの表面電位にムラが生じる
と、静電潜像を形成させるために当該感光体ドラム10
a〜dの表面に画像を一様に露光しても、潜像電位にム
ラが生じてしまい、現像量に違いが出てきてしまうの
で、特に中間調画像を現像しようとすると、濃度ムラが
目立つことになる。
【0041】そこで、このような帯電装置11a〜dに
付着したトナーによる濃度ムラの発生を防ぐために、こ
の実施の形態では、印字動作前、印字動作後、連続印字
時の所定枚数毎など、ある所定のタイミングで以下のよ
うなクリーニング動作を行なうようになっている。
【0042】帯電装置11a〜d、感光体ドラム10a
〜d、第1及び第2の一次中間転写ドラム21a,21
b 、二次中間転写ドラム22、最終転写ロール30の
各回転体に、最終転写ロール30が最もマイナス電位が
大きくなるように、順々に電位勾配をつけた電圧を印加
することによって、帯電装置11a〜dに印字動作中に
付着、堆積した逆極性の(+)帯電トナーを、クリーニ
ング動作において最終転写ロール30まで順々に転写し
て移動し、最終転写ロール30に接触して設けたブレー
ドなどの最終クリーニング部材32を含んだクリーニン
グ装置31によって回収する。
【0043】図4は、このフルカラープリンタ100の
各転写工程を説明するものである。感光体ドラム10a
は第一の一次中間転写ドラム21aに対して一次転写位
置T(1La)で接触しており、感光体ドラム10bは
第一の一次中間転写ドラム21aに対して一次転写位置
T(1Ua)で接触している。また、この第一の一次中
間転写ドラム21aは二次中間転写ドラム22に対して
二次転写位置T(2U)で接触している。ここで、この
二次転写位置T(2U)を基準として、第一の一次中間
転写ドラム21aの回転方向上流側に一次転写位置T
(1Ua)が、それよりも下流側に一次転写位置T(1
La)が存在する。
【0044】同様に、感光体ドラム10cは第二の一次
中間転写ドラム21bに対して一次転写位置T(1L
b)で接触しており、感光体ドラム10dは第二の一次
中間転写ドラム21bに対して一次転写位置T(1U
b)で接触している。また、この第二の一次中間転写ド
ラム21bは二次中間転写ドラム22に対して二次転写
位置T(2L)で接触している。ここで、この二次転写
位置T(2L)を基準として、第二の一次中間転写ドラ
ム21bの回転方向上流側に一次転写位置T(1Ub)
が、それよりも下流側に一次転写位置T(1Lb)が存
在する。
【0045】また、二次中間転写ドラム22は最終転写
ロール30に対して三次転写位置T(3)で接触してい
る。そして、この三次転写位置T(3)を基準として、
二次中間転写ドラム22の回転方向上流側に二次転写位
置T(2U)が、それよりも下流側に二次転写位置T
(2L)が存在する。
【0046】また図中において、白丸は各感光体ドラム
10a〜d上に形成されるトナー像のトナーを意味して
いる。すなわち、感光体ドラム10b上のトナー像b
は、一次転写位置T(1Ua)において第一の一次中間
転写ドラム21aへ一次転写される。そのトナー像bの
上に、感光体ドラム10a上のトナー像aが一次転写位
置T(1La)において一次転写される。したがって、
第一の一次中間転写ドラム21aにおいて、第一層(最
下層)のトナー像bの上に第二層(表面層)のトナー像
aが重ね合わされている。このトナー像が二次転写位置
T(2U)において二次転写されると、二次中間転写ド
ラム22において、第一層(最下層)のトナー像aの上
に第二層(表面層)のトナー像bが重ね合わされている
状態となる。
【0047】一方、感光体ドラム10d上のトナー像d
は、一次転写位置T(1Ub)において第二の一次中間
転写ドラム21bへ一次転写される。そのトナー像dの
上に、感光体ドラム10c上のトナー像cが一次転写位
置T(1Lb)において一次転写される。したがって、
第二の一次中間転写ドラム21bにおいて、第一層(最
下層)のトナー像dの上に第二層(表面層)のトナー像
cが重ね合わされている。このトナー像が二次転写位置
T(2L)において二次転写されると、二次中間転写ド
ラム22において、先の二次転写位置T(2U)におい
て二次転写されたトナー像の上に、トナー像cとトナー
像dとが二次転写される。ここで、二次中間転写ドラム
22上には、第一層(最下層)のトナー像aと、第二層
のトナー像bと、第三層のトナー像cと、第四層(表面
層)のトナー像dが重ね合わされている。
【0048】そして、このトナー像が三次転写位置T
(3)において用紙S上に三次転写(最終転写)される
と、用紙S上には、第一層(最下層)のトナー像dと、
第二層のトナー像cと、第三層のトナー像bと、第四層
(表面層)のトナー像aが重ね合わされている。
【0049】ところで、各トナー像a〜dは、イエロー
Y、マゼンタM、シアンC、ブラックK色のそれぞれい
ずれかに対応するものである。
【0050】
【表1】 表1は、これら各トナー像a〜dと各色Y〜Kとの全て
の組み合わせを説明するものである。例えば、ケース1
は、トナー像aがイエローYに、トナー像bがマゼンタ
Mに、トナー像cがシアンCに、トナー像dがブラック
Kにそれぞれ対応する場合を意味している。以下、様々
な転写工程に起因する技術的な課題を解決するための組
み合わせを、実施例1、2として説明する。
【0051】○実施例1 図4において、黒丸は転写残留トナー、転写電位履歴、
クリーニング不良トナーを意味している。これらの転写
残留トナーなどは、二次転写の障害になることが知られ
ているが、本実施形態に係るフルカラープリンタ100
の構成においては、二次転写位置T(2L)よりも二次
転写位置T(2U)において、その障害がより大きく生
じやすい。一方、ブラックKのトナー像Kは、白黒単色
で画像形成する場合も多く、他の色に比べてより高画質
な画像が求められる傾向にある。
【0052】そこで、第一の一次中間転写ドラム21a
に転写されるトナー像はブラックKでないことが好まし
い。言い換えると、第二の一次中間転写ドラムに転写さ
れるトナー像はブラックKであることが好ましい。これ
は、表1において、ケース1〜4、ケース7〜10、ケ
ース13〜16の組み合わせに相当する。
【0053】○実施例2 図4において、第一及び第二の一次中間転写ドラム21
a、b上に転写されているトナー像のうち、表面層であ
るトナー像a及びトナー像cは、二次転写の際にトナー
散りやブラーが発生するおそれがあり、できるだけ目立
たない色、すなわち明度の低い色であることが好まし
い。また、各転写工程で生じる逆特性トナーは、装置の
構成上、帯電ロール11bに最も多く、次いで帯電ロー
ル11dに多く付着する。そして、先に説明したクリー
ニングモードの際には、帯電ロール10b、dに付着し
ていた逆極性トナーが感光体ドラム10へと放出される
が、その逆極性トナーはそれぞれ現像装置13b、d内
に混入してしまう場合がある。この際、これらの現像装
置13b、d内の本来のトナーの明度が高ければ、多少
の逆極性トナー像が混入しても画質の大きな影響はな
い。したがって、トナー像b及びトナー像cは、明度の
高い色であることが好ましい。
【0054】一方、一般にイエローYのトナー像Yは、
他のマゼンタM、シアンC、ブラックKのトナー像に比
べて明度が低い。なお、一般に、イエローY、シアン
C、マゼンタM、ブラックKの明度の大小は、K<C≒
K<Yとなる。
【0055】そこで、トナー像a又はトナー像cがイエ
ローであることが好ましい。これは、表1において、ケ
ース1〜6、ケース9、ケース11、ケース15、ケー
ス17、ケース21、ケース23の組み合わせに相当す
る。また少なくとも、トナー像a又はトナー像cがブラ
ックKでないことが好ましい。
【0056】
【表2】 表2は、実施例1及び実施例2において好ましいケース
をまとめたものである。フルカラープリンタ100の構
成としては、少なくとも一つの「○」が記載されている
ケースを採用することが好ましく。二つの「○」が記載
されているケースを採用することがより好ましい。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、静電転写に起因する画像欠陥を軽減する画像形成
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の構成の例を説明するものであ
る。
【図2】図2は、本発明の実施形態に係るフルカラープ
リンタの断面概略図である。
【図3】図3は、図2に示したフルカラープリンタの要
部の断面概略図である。
【図4】図4は、図2に示したフルカラープリンタの転
写工程を説明するものである。
【符号の説明】
100…フルカラープリンタ(画像形成装置)、1…画
像形成ユニット、12…露光装置ユニット、14…トナ
ーカートリッジ、15…トナー供給フレキシブルパイ
プ、10…感光体ドラム(像担持体)、11…帯電ロー
ル、13…現像装置、130…現像ロール、21…一次
中間転写ドラム(一次中間転写体:一次転写体)、22
…二次中間転写ドラム(二次中間転写体:二次転写
体)、30…最終転写ロール(最終転写体体:三次転写
体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増渕 富志雄 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2H030 AA06 AB02 AD17 BB02 BB22 BB42 BB46 BB53 2H200 GA12 GA16 GA23 GA34 GA44 GA45 GA47 GB25 GB41 HA02 HB12 JA02 JB10 JC02 JC09 JC12 LA11 LA12 LB13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる色のトナー像が担持され
    る複数の像担持体と、当該複数の像担持体の一部とそれ
    ぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次転写される複
    数の一次転写体と、当該複数の一次転写体の全部と接触
    し一次転写体上のトナー像が二次転写される一の二次転
    写体と、当該一の二次転写体と接触し二次転写体上のト
    ナー像を三次転写させる三次転写体とを備える画像形成
    装置において、 当該三次転写体が二次転写体に接触する位置を基準とし
    て、二次転写体の回転方向最上流の一次転写体には少な
    くともブラックのトナー像が転写されないことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ異なる色のトナー像が担持され
    る複数の像担持体と、当該複数の像担持体の一部とそれ
    ぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次転写される複
    数の一次転写体と、当該複数の一次転写体の全部と接触
    し一次転写体上のトナー像が二次転写される一の二次転
    写体と、当該一の二次転写体と接触し二次転写体上のト
    ナー像を三次転写させる三次転写体とを備える画像形成
    装置において、 当該三次転写体が二次転写体に接触する位置を基準とし
    て、二次転写体の回転方向最下流の一次転写体にブラッ
    クのトナー像が転写されることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 一の一次転写体に対して複数の像担持体
    が接触し、前記二次転写体が当該一の一次転写体に接触
    する位置を基準として、一次転写体の回転方向上流側の
    像担持体に形成されるトナー像の方が下流側の像担持体
    に形成されるトナー像よりも明度が高い請求項1又は2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 それぞれ異なる色のトナー像が担持され
    る複数の像担持体と、当該複数の像担持体の一部とそれ
    ぞれが接触し像担持体上のトナー像が一次転写される複
    数の一次転写体と、当該複数の一次転写体の全部と接触
    し一次転写体上のトナー像が二次転写される一の二次転
    写体と、当該一の二次転写体と接触し二次転写体上のト
    ナー像を三次転写させる三次転写体とを備える画像形成
    装置において、 一の一次転写体に対して複数の像担持体が接触し、当該
    二次転写体が当該一の一次転写体に接触する位置を基準
    として、一次転写体の回転方向の上流側の像担持体に形
    成されるトナー像の方が下流側の像担持体に形成される
    トナー像よりも明度が高いことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 一の一次転写体に対して複数の像担持体
    が接触し、当該二次転写体が当該一の一次転写体に接触
    する位置を基準として、一次転写体の回転方向の最下流
    の像担持体に形成されるトナー像がイエローである請求
    項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    の各色トナー像が担持される4つの像担持体と、当該4
    つの像担持体のうち2つと接触し両像担持体上のトナー
    像が一次転写される第一の一次中間転写体と、当該4つ
    の像担持体のうち残り2つと接触し両像担持体上のトナ
    ー像が一次転写される第二の一次中間転写体と、当該第
    一及び第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転写体
    上のトナー像が二次転写される一の二次中間転写体と、
    当該一の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上のト
    ナー像を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体とを備
    え、 当該最終転写体が二次中間転写体に接触する位置を基準
    として、二次中間転写体の回転方向上流側に第一の一次
    中間転写体が、下流側に第二の一次中間転写体が存在す
    る画像形成装置において、 当該第一の一次中間転写体にはブラックのトナー像が転
    写されないことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    の各色トナー像が担持される4つの像担持体と、当該4
    つの像担持体のうち2つと接触し両像担持体上のトナー
    像が一次転写される第一の一次中間転写体と、当該4つ
    の像担持体のうち残り2つと接触し両像担持体上のトナ
    ー像が一次転写される第二の一次中間転写体と、当該第
    一及び第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転写体
    上のトナー像が二次転写される一の二次中間転写体と、
    当該一の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上のト
    ナー像を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体とを備
    え、 当該最終転写体が二次中間転写体に接触する位置を基準
    として、二次中間転写体の回転方向上流側に第一の一次
    中間転写体が、下流側に第二の一次中間転写体が存在す
    る画像形成装置において、 当該第二の一次中間転写体にブラックのトナー像が転写
    されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 当該二次中間転写体が当該一次中間転写
    体に接触する位置を基準として、一次中間転写体の回転
    方向の上流側の像担持体に形成されるトナー像の方が下
    流側の像担持体に形成されるトナー像よりも明度が高い
    請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック
    の各色トナー像が担持される4つの像担持体と、当該4
    つの像担持体のうち2つと接触し両像担持体上のトナー
    像が一次転写される第一の一次中間転写体と、当該4つ
    の像担持体のうち残り2つと接触し両像担持体上のトナ
    ー像が一次転写される第二の一次中間転写体と、当該第
    一及び第二の一次中間転写体と接触し両一次中間転写体
    上のトナー像が二次転写される一の二次中間転写体と、
    当該一の二次中間転写体と接触し二次中間転写体上のト
    ナー像を記録媒体上へ最終転写させる最終転写体とを備
    える画像形成装置において、 当該二次中間転写体が当該一次中間転写体に接触する位
    置を基準として、一次中間転写体の回転方向の上流側の
    像担持体に形成されるトナー像の方が下流側の像担持体
    に形成されるトナー像よりも明度が高いことを特徴とす
    る画像形成装置。
  10. 【請求項10】 当該二次中間転写体が当該一次中間転
    写体に接触する位置を基準として、一次中間転写体の回
    転方向最下流の像担持体に形成されるトナー像がイエロ
    ーである請求項8又は9に記載の画像形成装置。
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