JP2000098763A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000098763A
JP2000098763A JP10266547A JP26654798A JP2000098763A JP 2000098763 A JP2000098763 A JP 2000098763A JP 10266547 A JP10266547 A JP 10266547A JP 26654798 A JP26654798 A JP 26654798A JP 2000098763 A JP2000098763 A JP 2000098763A
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electrode
voltage
image
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JP10266547A
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English (en)
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Shinichi Takemoto
晋一 竹本
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support

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  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単色トナー像、二色トナー像、三色トナー像
などのいかなるトナー付着状態の変化に対しても良好な
転写性を有する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 感光体ドラム12上に形成されたトナー
像が一次転写される移動可能な中間転写ベルト34と、
トナー像が一次転写される領域36に関して中間転写ベ
ルト移動方向の上流側と下流側に中間転写ベルト34に
接触して設けられ、この中間転写ベルト34にそれぞれ
電圧を印加する第1及び第2の電極26,28と、を備
え、第1の電極26には中間転写ベルト34と感光体ド
ラム12との間における放電を抑制し得る電圧を印加
し、第2の電極28には中間転写ベルト34と感光体ド
ラム12との間に転写電界を形成する一次転写電圧を印
加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
などの電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式によるフルカラーの
複写機やプリンタが広く実用化される一方、テキスト、
グラフィック、写真などの種々の画像に対する画質向上
の要求が高まっている。また、カラー専用紙のみならず
便箋のような薄紙やグリーティングカードのような厚紙
などの多種の用紙についても良好な画像品質が得られる
ことが求められている。
【0003】これらの要求に対し、一色だけのトナー像
から三色ないし四色のトナー像が重なる状態などが存在
し、加えて一色だけのトナー像においてもベタからハイ
ライトまでの濃淡レベルが存在するなどの、種々の付着
状態にあるトナー像を種々の用紙・媒体に良好に転写す
る転写技術は、高画質化や装置に用紙汎用性をもたせる
うえで重要な技術である。
【0004】電子写真方式によるフルカラーの画像形成
装置の転写方式には、転写ドラム表面に吸着させた用紙
上にトナー像を順次転写してカラー像を形成する転写ド
ラム方式と、電気抵抗を有する可撓性の材料で無端状に
形成された中間転写体上にトナー像を順次転写してカラ
ー像を形成したのち一括して用紙に転写する中間転写方
式の大別して2つの転写方式があるが、近年は用紙汎用
性に有利である点や低コスト化、小型化が容易であるな
どの点から中間転写方式が採用されることが多くなって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】中間転写方式は、トナ
ー像担持体上に形成されたトナー像を各色ごとに中間転
写体上に転写する工程(以下、一次転写工程という。)
を所定回数繰り返し、その結果形成された多色トナー像
を一括して用紙に転写する工程(以下、二次転写工程と
いう)を行う転写方式である。したがって、一色目の一
次転写工程においてトナー像担持体から中間転写体に転
写すべきトナー量は常に一色分であるが、二色目の一次
転写工程においては一色目のトナー像の上に二色目のト
ナー像を重ねて転写する場合と一色目のトナー像が存在
せず二色目のトナー像だけを転写する場合とがあること
から、一色目のトナー像の上に二色目のトナー像を十分
に転写できるように転写電圧を設定すると、一色分だけ
のトナー像を十分に転写する場合に必要な転写電圧に比
べて過大となる。
【0006】また、三色目の一次転写工程においては、
一色目と二色目の二色分のトナー像の上に更に三色目の
トナー像を重ねて転写する場合がある一方で、一色目及
びに色目のトナー像が存在せず三色目のトナー像だけが
転写される場合もあり得るため、二色分のトナー像の上
に三色目のトナー像を十分に転写できるように転写電圧
を設定すると、一色分だけのトナー像を十分に転写する
のに必要な転写電圧に比べてさらに過大とならざるをえ
ない。
【0007】転写電圧が過大になると、中間転写体がト
ナー像担持体に接触する転写ニップの直前部において、
中間転写体表面とトナー像担持体上のトナー像との間の
電位差により放電現象が生じ、この放電によってトナー
像担持体上のトナーのうち極性が反転してしまうものが
存在するため、特に中間転写体上に単色トナー像を形成
する場合の一次転写を良好に行えなくなり、画質が低下
するという問題があった。
【0008】また、二次転写工程においても転写電圧が
過大になると、一次転写工程の場合と同様に、転写ニッ
プ直前部において用紙とトナー像担持体上のトナー像と
の間の電位差により放電現象が生じ、この放電によって
トナー像担持体上のトナーのうち極性が反転してしまう
ものが存在するために、特に単色トナー像の二次転写を
良好に行えなくなり、画質低下を招くという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明の目的は、単色トナー像、
二色トナー像、三色トナー像などのいかなるトナー付着
状態の変化に対しても良好な転写性を有する画像形成装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の画像形成装置は、像担持体上に形成された現像
剤像が一次転写される移動可能な中間転写体と、上記現
像剤像が一次転写される領域に関して中間転写体移動方
向の上流側と下流側に上記中間転写体に接触して設けら
れ、上記中間転写体にそれぞれ電圧を印加する第1及び
第2の電極と、を備え、上記上流側の第1の電極には上
記中間転写体と上記像担持体との間における放電を抑制
し得る電圧を印加し、上記下流側の第2の電極には上記
中間転写体と上記像担持体との間に転写電界を形成する
ための一次転写電圧を印加することを特徴とする。
【0011】本発明の別の画像形成装置は、像担持体上
に形成された現像剤像が一次転写される移動可能な中間
転写体と、この中間転写体上に転写された現像剤像が二
次転写される被転写材と、上記現像剤像が二次転写され
る領域に関して中間転写体移動方向の上流側と下流側に
上記中間転写体に接触して設けられ、上記中間転写体に
それぞれ電圧を印加する第1及び第2の電極と、この第
2の電極に上記中間転写体及び上記被転写体を介して対
向する対向電極と、を備え、上記上流側の第1の電極に
は上記中間転写体と上記被転写材との間における放電を
抑制し得る電圧を印加し、上記対向電極には上記第2の
電極により電圧印加される上記中間転写体と上記被転写
材との間に転写電界を形成する二次転写電圧を印加する
ことを特徴とする。
【0012】本発明のさらに別の画像形成装置は、表面
に現像剤像が形成される回転可能な像担持体と、この像
担持体に接触して転写ニップを形成する転写部材と、上
記転写ニップを通過する際に上記像担持体との間の転写
電界によって上記像担持体上の現像剤像が転写される被
転写材と、上記転写ニップに関して像担持体回転方向の
上流側と下流側に上記転写部材に接触して設けられ、上
記転写部材にそれぞれ電圧を印加する第1及び第2の電
極と、を備え、上記上流側の第1の電極には上記像担持
体と上記被転写材との間における放電を抑制し得る電圧
を印加し、上記下流側の第2の電極には上記転写電界を
形成する電圧を印加することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、一次転写工
程において、中間転写体と像担持体との間における放電
を抑制し得る電圧を第1の電極に印加してあるので、中
間転写体上の一色又は複数色の現像剤像の上に更に別の
色の現像剤像を十分に転写できる転写電界を形成する電
圧が第2の電極に印加されている場合でも、単色の現像
剤像を何も転写されていない中間転写体上に良好に転写
することができる。すなわち、第2の電極に印加される
同一の一次転写電圧によって、一色又は複数色の現像剤
像上への別の色の現像剤像の一次転写と、単色現像剤像
だけの一次転写とを共に良好に行うことができる。
【0014】本発明の別の画像形成装置では、中間転写
体と被転写材との間における放電を抑制し得る電圧を第
1の電極に印加しているので、中間転写体上に重ね合わ
された複数色の現像剤像を被転写材に十分に一括転写で
きる転写電界を形成する二次転写電圧が対向電極に印加
されている場合でも単色現像剤像を良好に転写でき、し
かも、厚紙の被転写材に対して現像剤像を十分に転写で
きる転写電界を形成する二次転写電圧が対向電極に印加
されている場合でも薄紙の被転写材に対して現像剤像を
良好に転写することができる。すなわち、対向電極に印
加される同一の二次転写電圧によって、複数色の現像剤
像の二次転写と単色の現像剤像の二次転写とを共に良好
に行うことができ、かつ、厚紙や薄紙等の種々の被転写
材に対して現像剤像の二次転写を良好に行うことができ
る。
【0015】本発明のさらに別の画像形成装置では、像
担持体と被転写材との間における放電を抑制し得る電圧
を第1の電極に印加しているので、厚紙の被転写材に対
して現像剤像を十分に転写できる転写電界を形成する電
圧が第2の電極に印加されている場合でも、薄紙の被転
写材に対して現像剤像を良好に転写することができる。
すなわち、第2の電極に印加される同一の電圧によっ
て、厚紙や薄紙等の種々の被転写材に対して現像剤像を
良好に転写することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態
の画像形成装置10の主要部を概略的に示したものであ
る。この画像形成装置10は、矢印a方向に回転駆動さ
れる感光体ドラム(像担持体)12を備えている。感光
体ドラム12の周囲には、その回転方向に沿って順に、
帯電装置14、露光装置16、3つの現像装置20c,
20m,20y及び転写装置22が配置されている。現
像装置20cには、マイナス帯電したシアントナー(現
像剤)が収容されている。現像装置20mには、マイナ
ス帯電したマゼンタトナー(現像剤)が収容されてい
る。現像装置20yには、マイナス帯電したイエロート
ナー(現像剤)が収容されている。
【0017】転写装置22は、矢印b方向に回転駆動さ
れる駆動ローラ24と例えばステンレスやアルミからな
る4つの丸棒状電極26,28,30,32との周囲に
接触して掛け渡された無端状の中間転写ベルト(中間転
写体)34を有している。中間転写ベルト34は、ポリ
カーボネート等の樹脂シート材で形成され、105〜1
12(Ω/cm2)程度の表面電気抵抗になるようにカ
ーボンブラックが分散されている。また、中間転写ベル
ト34は、駆動ローラ24によって駆動されて矢印c方
向に回転移動する。なお、4つの棒状電極26,28,
30,32は、中間転写ベルト34の移動に伴って従動
回転するものではないが、従動回転するようにしてもよ
い。
【0018】中間転写ベルト34のうち2つの棒状電極
26,28の間に位置する部分は、感光体ドラム12に
接触して一次転写領域36を形成している。以下、一次
転写領域36に関して中間転写ベルト34の回転方向上
流側の棒状電極26を第1の電極26、その回転方向下
流側の棒状電極28を第2の電極28という。
【0019】一方、棒状電極32の下方には、矢印d方
向に回転駆動される転写ローラ38が配置されている。
転写ローラ38は、中間転写ベルト34及び被転写材4
2を介して棒状電極32に対向する対向電極として機能
する。転写ローラ38は例えばシリコンやウレタンなど
の発泡ゴム材で形成され、105〜1012(Ω/cm2
の表面電気抵抗を有するようにカーボンブラックが分散
されている。転写ローラ38と棒状電極32との間にあ
る中間転写ベルト34の領域が二次転写領域40となっ
ている。用紙等の被転写材42は、それぞれ回転する中
間転写ベルト34と転写ローラ38との間を通過して矢
印e方向に搬送される。以下、二次転写領域40に関し
て中間転写ベルト34の回転方向上流側の棒状電極30
を第1の電極30、その回転方向下流側の棒状電極32
を第2の電極32という。
【0020】上記画像形成装置10では、感光体ドラム
12の表面が帯電装置14により均一帯電される。その
均一帯電した感光体ドラム12の表面に、露光装置16
から画像情報に応じてレーザビーム16aが照射され
る。これにより、レーザ照射部の電位が減衰して感光体
ドラム12の表面に静電潜像が形成される。この静電潜
像が感光体ドラム12の回転にしたがって現像装置20
cの対向部にくると、現像装置20c内に収容されたシ
アントナーが静電潜像部に付着して現像され、感光体ド
ラム12の表面にシアントナー像が形成される。このシ
アントナー像が感光体ドラム12の回転にしたがって一
次転写領域36に移動し、そこでシアントナー像が中間
転写ベルト34に一次転写される。続いて、現像装置2
0mにより感光体ドラム12上に同様にして形成された
マゼンタトナー像が一次転写領域36において中間転写
ベルト34上のシアントナー像の上に重ねて一次転写さ
れる。続いて、現像装置20yにより感光体ドラム12
上に同様にして形成されたイエロートナー像が一次転写
領域36において中間転写ベルト34上のシアントナー
像及びマゼンタトナー像の上に重ねて一次転写される。
このようにして、中間転写ベルト34上にカラートナー
像が形成される。
【0021】中間転写ベルト34上に形成されたカラー
トナー像が、中間転写ベルト34の回転にしたがって二
次転写領域40に移動してくると、この移動に同期して
二次転写領域40に搬送されてきた被転写材42上にカ
ラートナー像が二次転写される。被転写材42に転写さ
れたカラートナー像は、被転写材42が図示しない定着
装置を通過する際に永久定着される。
【0022】次に、一次転写工程について詳述する。図
2,4は、二次転写領域36近傍の拡大図である。従来
技術においては、第1の電極26と第2の電極28には
電源44によりトナー46の帯電極性とは逆極性、すな
わちプラスの電圧が印加されており、この電圧によって
中間転写ベルト34の表面にトナーと逆極性のプラス電
位が発生し、これにより感光体ドラム12上のマイナス
帯電したトナー46が中間転写ベルト34上に静電的に
吸着されて一次転写されることになる。
【0023】しかし、この場合には第1の電極26にも
第2の電極28と同様にトナー46と逆極性の電圧が印
加されているため、この電圧が過大になると一次転写領
域36の直前部48において中間転写ベルト34表面と
感光体ドラム12上のトナー像の表面電位との電位差に
より放電現象50が生じ、この放電により感光体ドラム
12上のトナー46の中には極性がプラスに反転するも
のがあった。このように極性が反転したトナー46は中
間転写ベルト34上に転写されることなく感光体ドラム
12に付着したまま一次転写領域36を通過するため、
良好な転写ができなかった。
【0024】この不具合について図3を参照して更に詳
細に説明する。三色目のイエロートナー像の一次転写工
程では、中間転写ベルト34上においてシアン及びマゼ
ンタの二色分のトナー像の上に更に三色目のイエロート
ナー像を転写する場合(以下、「三色一次転写」とい
う)だけでなく、トナー像の存在していない中間転写ベ
ルト34上にイエロートナー像だけを転写する場合(以
下、「一色一次転写」という)もあり得る。転写電圧の
最適値は、三色一次転写を行うときと一色一次転写を行
うときとでは異なり、三色一次転写を行うときのほうが
転写電圧の最適値は高くなる。図3中における両側矢印
(←→)は、転写効率(転写後の中間転写ベルト34上
におけるトナー量/転写前の感光体ドラム12上におけ
るトナー量)が約90%を超えたときを転写良好とした
ときの三色一次転写と一色一次転写のそれぞれの転写電
圧の許容範囲を示す。それぞれの転写電圧の許容範囲は
全く重なる部分がないために、三色一次転写を良好に行
おうとすると転写電圧が過剰となって、一次転写領域3
6の直前部48での放電現象50により一色一次転写を
良好に行うことができなくなってしまう。つまり、三色
一次転写を良好に行うための転写電圧は一色一次転写に
とって過剰なものとならざるを得ないため、一色一次転
写と三色一次転写とを同一転写電圧で良好に行うために
は一次転写領域36の直前部48での放電現象50を抑
制する必要がある。
【0025】そこで、本実施形態の画像形成装置10で
は、図4に示すように、電源52を設けて第1の電極2
6に、一次転写領域36の直前部48において中間転写
ベルト34と感光体ドラム12との間での放電現象を抑
制し得る電圧を印加している。より具体的には、第1の
電極26にトナー46と同極性のマイナス電圧を印加し
てある。これにより一次転写領域36の直前部48にお
いて中間転写ベルト34にトナー46と同極性の表面電
位が発生し、感光体ドラム12上のトナー像46の表面
電位との電位差が小さくなるので、放電現象を抑制する
ことができる。なお、本実施形態では第1の電極26に
トナー46と同極性の電圧を印加したが、一次転写領域
36の直前部48における放電現象を抑制できる電圧で
あれば、第1の電極26に印加する電圧は接地電圧でも
トナーと逆極性の電圧であってもよい。一方、第2の電
極28には電源44によりトナー46と逆極性の電圧が
印加されており、第2の電極28から一次転写領域36
の中程にかけての中間転写ベルト34にはトナー46と
逆極性のプラスの表面電位が発生している。これによ
り、感光体ドラム12と中間転写ベルト34との間に転
写電界が形成され、この電界の静電作用により感光体ド
ラム12上のトナー像46が中間転写ベルト34上に良
好に一次転写される。
【0026】本実施形態の画像形成装置10の効果につ
いて図5を参照して説明する。図5において矢印(←)
は転写効率が約90%を超えたときを転写良好としたと
きの三色一次転写と一色一次転写のそれぞれの第2の電
極28に印加する転写電圧の許容範囲を示す。このと
き、第1の電極26には−100Vの電圧を印加してい
る。三色一次転写を良好に行うことができる転写電圧の
許容範囲は、図3に示す従来技術のそれとほぼ同等であ
るが、一色一次転写においては従来より大きな転写電圧
を印加しても一次転写領域36の直前部48において放
電現象が発生せず、高い電圧にわたって良好な転写を行
うことができ、三色一次転写と一色一次転写を同時に良
好に行うことが可能になった。
【0027】このように、本実施形態の画像形成装置1
0では、一次転写工程において、中間転写ベルト34と
感光体ドラム12との間における放電を抑制し得る電圧
を第1の電極26に印加してあるので、中間転写ベルト
34上の一色又は複数色のトナー像の上に更に別の色の
トナー像を十分に転写できる転写電界を形成する電圧が
第2の電極28に印加されている場合でも、単色のトナ
ー像を何も転写されていない中間転写ベルト34上に良
好に転写することができる。すなわち、第2の電極28
に印加される同一の電圧によって、一色又は複数色のト
ナー像上への別の色のトナー像の一次転写と、単色トナ
ー像だけの一次転写とを共に良好に行うことができる。
【0028】続いて、二次転写工程について詳述する。
図6,7は二次転写領域40近傍の拡大図である。図6
に示すように、従来技術においては、第1の電極30は
接地されており、電源54によってプラスの二次転写電
圧が印加される転写ローラ38の対向電極となってい
る。一方、第2の電極32はフロートとなっており、電
気的には二次転写に直接関与していない。この場合、第
1の電極30が接地されているため、二次転写領域40
の直前部56において中間転写ベルト34の表面電位は
グラウンドに近いレベルにあり、転写ローラ38に印加
される転写電圧が過大になって帯電された被転写材42
の表面電位が高くなると、中間転写ベルト34上のトナ
ー像46の表面電位との電位差により放電現象58が生
じ、この放電により中間転写ベルト34上のトナー46
の中には極性がプラスに反転するものがあった。このよ
うに極性が反転したトナー46は被転写材42に転写さ
れることなく中間転写ベルト34に付着したまま二次転
写領域40を通過するため、良好な転写ができなかっ
た。
【0029】二次転写工程においては、被転写材42に
三色分のトナー像を被転写材42に転写する場合(以
下、「三色二次転写」という)や一色だけのトナー像を
転写する場合(以下、「一色二次転写」という)がある
だけでなく、被転写材42として厚紙や薄紙などの様々
な種類のものが用いられる場合が考えられる。一般に、
二次転写電圧の最適値は、三色二次転写を行うときの方
が一色二次転写を行うときよりも高く、薄紙と厚紙とで
は厚紙に二次転写する方が転写電圧の最適値は高い。こ
のため、二次転写を行うときには図3を参照して説明し
た一次転写の場合と同様の問題が存在し、一色二次転写
を良好に行おうとすると三色二次転写を良好に行うには
転写電圧が不足し、三色二次転写を良好に行おうとする
と転写電圧が過大となって二次転写領域40の直前部5
6での放電現象58により一色二次転写を良好に行うこ
とができなくなる。加えて、薄紙に対して一色二次転写
を良好に行える程度の転写電圧にすると厚紙に対して三
色二次転写を良好に行うには転写電圧が更に不足とな
り、厚紙に対して三色二次転写を良好に行おうとすると
転写電圧は更に過剰となり薄紙に対して一色二次転写を
良好に行うことは放電現象により一層できなくなる。つ
まり、三色二次転写を良好に行うためには一色二次転写
にとって転写電圧が過剰とならざるを得ず、厚紙に対し
て二次転写を良好に行うためには薄紙にとって転写電圧
が過剰とならざるを得ないため、同じ転写電圧でもって
一色二次転写と三色二次転写を共に良好に行い、更には
薄紙と厚紙の両者に対して良好に転写するには、二次転
写領域40の直前部56における放電現象を抑制する必
要がある。
【0030】そこで、本実施形態の画像形成装置10で
は、第1の電極30には二次転写領域40の直前部56
において中間転写ベルト34と被転写材42との間での
放電を抑制し得る電圧を印加すると共に、第2の電極3
2の対向電極である転写ローラ38には中間転写ベルト
34と被転写材42との間に転写電界を形成する二次転
写電圧を印加するようにしたものである。
【0031】より具体的には、図7に示すように、第1
の電極30には電源60によりトナー46と逆極性のプ
ラス電圧が印加されており、この電圧により二次転写領
域40の直前部56において中間転写ベルト34に被転
写材42と同極性の表面電位が発生する。これにより、
中間転写ベルト34上のトナー像46の表面電位と被転
写材42の表面電位との差が小さくなるので、放電現象
を抑制することができる。なお、本実施形態では第1の
電極30にトナー46と逆極性の電圧を印加したが、二
次転写領域40の直前部56における放電現象を抑制で
きる電圧であれば、第1の電極30に印加する電圧は接
地電圧でもトナーと同極性の電圧であってもよい。
【0032】また、第2の電極32は接地されており、
二次転写電圧が印加される転写ローラ38の対向電極と
なっている。これにより、表面電位がグラウンドレベル
にある中間転写ベルト34とプラスの表面電位にある被
転写材42との間に転写電界が形成され、この電界の静
電作用により二次転写領域40において中間転写ベルト
34上のトナー46が被転写材42上に転写される。な
お、第2の電極32に印加する電圧は接地電圧に限ら
ず、中間転写ベルト34と被転写材42との間に転写電
界を形成できる電圧であればよいので、例えばトナー4
6と同極性のマイナス電圧であってもよい。
【0033】このように、本実施形態の画像形成装置1
0では、中間転写ベルト34と被転写材42との間にお
ける放電を抑制し得る電圧を第1の電極30に印加して
いるので、中間転写ベルト34上に重ね合わされた複数
色のトナー像を被転写材42に十分に一括転写できる転
写電界を形成する二次転写電圧が転写ローラ38に印加
されている場合でも単色トナー像を良好に転写でき、し
かも、厚紙の被転写材42に対してトナー像を十分に転
写できる転写電界を形成する二次転写電圧が転写ローラ
38に印加されている場合でも薄紙の被転写材42に対
してトナー像を良好に転写することができる。すなわ
ち、転写ローラ38に印加される同一の二次転写電圧に
よって、複数色のトナー像の二次転写と単色のトナー像
の二次転写とを共に良好に行うことができ、かつ、厚紙
や薄紙等の種々の被転写材42に対してトナー像の二次
転写を良好に行うことができる。
【0034】次に、第2実施形態のモノカラー専用の画
像形成装置について図8,9を参照して説明する。な
お、上記画像形成装置10と同一の構成部材には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】図8に示す画像形成装置70は、感光体ド
ラム12、帯電装置14、露光装置16、現像装置20
及び転写装置72を備えている。感光体ドラム12の表
面には、帯電装置14、露光装置16及び現像装置20
によって通常の電子写真方式によりトナー像が形成され
る。
【0036】転写装置72は、それぞれステンレスやア
ルミ等からなる金属棒状の第1及び第2の電極74,7
6と、これら第1及び第2の電極74,76にそれぞれ
接触して掛け渡された無端ベルト状の転写部材78とを
備えている。転写部材78は、各電極74,76の少な
くとも一方により回転駆動されて矢印f方向に移動する
と共に、感光体ドラム12と接触して転写ニップ80を
形成している。第1の電極74は転写ニップ80に関し
て感光体ドラム12の回転方向上流側に配置され、第2
の電極76は転写ニップ80に関して感光体ドラム12
の回転方向下流側に配置されている。感光体ドラム12
及び転写部材78の回転により図示しない用紙等の被転
写材が転写ニップ80を通過して矢印g方向に搬送され
るようになっている。
【0037】転写部材78は、上記中間転写ベルト34
と同様、ポリカーボネート等の樹脂シート材で形成さ
れ、105〜1012(Ω/cm2)の表面電気抵抗を有す
るようにカーボンブラックが分散されている。また、第
1の電極74には電源82により感光体ドラム12上の
トナーと同極性のマイナス電圧が印加されている。一
方、第2の電極76には電源84により感光体ドラム1
2上のトナーと逆極性のプラス電圧が印加されている。
【0038】以上の構成からなる画像形成装置70で
は、感光体ドラム12上のトナー像が転写ニップ80に
至るのに同期して、被転写材が転写ニップ80に搬送さ
れてくる。このとき、第1の電極74には感光体ドラム
12上のトナーと同極性のマイナス電圧が印加されてい
るので、転写ニップ80の直前部86において感光体ド
ラム12と被転写材との間での放電を抑制することがで
きる。なお、本実施形態では第1の電極74にトナーと
同極性の電圧を印加したが、転写ニップ80の直前部8
6における放電現象を抑制できる電圧であれば、第1の
電極74に印加する電圧は接地電圧でもトナーと逆極性
の電圧であってもよい。一方、転写部材78には第2の
電極76よってプラス電圧が印加されるため、転写ニッ
プ80において感光体ドラム12と被転写材との間に転
写電界が形成され、この電界の静電作用により感光体ド
ラム12上のトナー像が被転写材上に転写される。
【0039】このように、本実施形態の画像形成装置7
0では、感光体ドラム12と被転写材との間における放
電を抑制し得る電圧を第1の電極74に印加しているの
で、厚紙の被転写材に対してトナー像を十分に転写でき
る転写電界を形成する電圧が第2の電極76に印加され
ている場合でも、薄紙の被転写材に対してトナー像を良
好に転写することができる。すなわち、第2の電極76
に印加される同一の電圧によって、厚紙や薄紙等の種々
の被転写材に対してトナー像を良好に転写することがで
きる。
【0040】図9に示す画像形成装置90は、上記画像
形成装置70の変形例であり、転写部材78と第1及び
第2の電極74,76を固定式にしたもので、被転写材
は転写ニップ80の両側に設けた搬送ローラ対92,9
4によって搬送される。この画像形成装置90によって
もまた、上記画像形成装置70と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0041】なお、上記各実施形態の画像形成装置では
マイナス帯電したトナーを用いた場合について説明した
が、プラス帯電したトナーを用いた場合には第1及び第
2の電極と転写ローラに印加する電圧を逆極性にすれば
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の画像形成装置の概略構成図。
【図2】 従来技術の画像形成装置における一次転写領
域近傍の拡大図。
【図3】 従来技術における転写電圧と転写効率との関
係を示すグラフ。
【図4】 本実施形態の画像形成装置における一次転写
領域近傍の拡大図。
【図5】 本実施形態における転写電圧と転写効率との
関係を示すグラフ。
【図6】 従来技術の画像形成装置における二次転写領
域近傍の拡大図。
【図7】 本実施形態の画像形成装置における二次転写
領域近傍の拡大図。
【図8】 第2実施形態の画像形成装置の概略構成図。
【図9】 第2実施形態の画像形成装置の変形例の概略
構成図。
【符号の説明】
10,70,90…画像形成装置、12…感光体ドラム
(像担持体)、26,30…第1の電極、28,32…
第2の電極、34…中間転写ベルト(中間転写体)、3
6…一次転写領域、38…転写ローラ(対向電極)、4
0…二次転写領域、42…被転写材、78…転写部材、
80…転写ニップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された現像剤像が一次
    転写される移動可能な中間転写体と、上記現像剤像が一
    次転写される領域に関して中間転写体移動方向の上流側
    と下流側に上記中間転写体に接触して設けられ、この中
    間転写体にそれぞれ電圧を印加する第1及び第2の電極
    と、を備え、上記上流側の第1の電極には上記中間転写
    体と上記像担持体との間における放電を抑制し得る電圧
    を印加し、上記下流側の第2の電極には上記中間転写体
    と上記像担持体との間に転写電界を形成する一次転写電
    圧を印加することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 像担持体上に形成された現像剤像が一次
    転写される移動可能な中間転写体と、この中間転写体上
    に転写された現像剤像が二次転写される被転写材と、上
    記現像剤像が二次転写される領域に関して中間転写体移
    動方向の上流側と下流側に上記中間転写体に接触して設
    けられ、この中間転写体にそれぞれ電圧を印加する第1
    及び第2の電極と、この第2の電極に上記中間転写体及
    び上記被転写材を介して対向する対向電極と、を備え、
    上記上流側の第1の電極には上記中間転写体と上記被転
    写材との間における放電を抑制し得る電圧を印加し、上
    記対向電極には上記第2の電極により電圧印加される上
    記中間転写体と上記被転写体との間に転写電界を形成す
    る二次転写電圧を印加することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 表面に現像剤像が形成される回転可能な
    像担持体と、この像担持体に接触して転写ニップを形成
    する転写部材と、上記転写ニップを通過する際に上記像
    担持体との間の転写電界によって上記像担持体上の現像
    剤像が転写される被転写材と、上記転写ニップに関して
    像担持体回転方向の上流側と下流側に上記転写部材に接
    触して設けられ、上記転写部材にそれぞれ電圧を印加す
    る第1及び第2の電極と、を備え、上記上流側の第1の
    電極には上記像担持体と上記被転写材との間における放
    電を抑制し得る電圧を印加し、上記下流側の第2の電極
    には上記転写電界を形成する電圧を印加することを特徴
    とする画像形成装置。
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