JPH10333397A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH10333397A JPH10333397A JP10077350A JP7735098A JPH10333397A JP H10333397 A JPH10333397 A JP H10333397A JP 10077350 A JP10077350 A JP 10077350A JP 7735098 A JP7735098 A JP 7735098A JP H10333397 A JPH10333397 A JP H10333397A
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Abstract
て、中間転写体上に一次転写されたトナーが飛び散るこ
とを防止する。 【解決手段】 例えば、赤文字を形成する場合、従来
は、中間転写ベルト上で第1色目のY(イエロー)トナ
ー上に第2色目のM(マゼンタ)トナーを重ねた後、フ
ルカラー画像を形成するのにほぼ2回転にわたり中間転
写ベルトを回転させなければならず、この間にYトナー
上のMトナーが中間転写ベルトの各屈曲点(ローラにか
けられた部分)で少しずつ飛び散っていた。これに対
し、本発明においては、第1色目を黒トナーとすること
で、Yトナー上にMトナーを重ねた後、フルカラー画像
を形成するのに中間ベルトをほぼ一回転させるだけでよ
いため、飛び散りを減少できるものである。
Description
したトナー像を、中間転写体を介して転写材に転写する
方式の画像形成装置に関する。
装置(例えば、複写機、レーザービームプリンタ)にお
いて、像担持体としての感光ドラム上に形成したトナー
像を一旦、中間転写体上に転写するいわゆる一次転写を
複数回繰り返して中間転写体上に複数色のトナー像を重
ねた後、これらの複数色のトナー像を紙等の転写材上に
一括して二次転写するものである。図13に、中間転写
体として中間転写ベルトを使用したカラーの画像形成装
置の一例を示す。
01を備えており、矢印R1方向に回転自在に支持され
た感光ドラム101の周囲には4色のトナー、すなわち
ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の各色のトナーがそれぞれ収納された4個
の現像器105、106、107、108が配置されて
いる。これらの現像器のうち、感光ドラム101上の静
電潜像の現像に供されるものが、接離手段(不図示)に
よって感光ドラム101に当接するように構成されてい
る。
て一様に帯電され、レーザー露光光学系103からのレ
ーザー光(走査光)104によって静電潜像が形成され
る。次に、静電潜像は、前述の現像器105等によりト
ナーが付着されてトナー像として現像され、一次転写ニ
ップN1 にて順次に中間転写ベルト109上に一次転写
ローラ110によって一次転写される。上述の静電潜像
の形成、現像、一次転写が4色のトナーについて現像器
108、107、106等によってY、M、C、BKの
順に順次に行われ、これにより、中間転写ベルト109
上に4色重ねのカラーのトナー像が形成される。次い
で、これらトナー像は、二次転写ローラ111と中間転
写ベルト109とによって挟持搬送される転写材118
上に一括して二次転写される。
に詳述する。まず、感光ドラム101が、例えば負の帯
電特性を有するOPC(有機光半導体)感光体である場
合、レーザー光104が照射された露光部を現像器10
8、107、106、105で現像する際には負極性ト
ナーが用いられる。したがって、一次転写ローラ110
には一次バイアス電源120により正極性の一次転写バ
イアスが印加される。ここで、中間転写ベルト109
は、一例として、厚さ100〜300μm程度の無端状
の樹脂ベルトを体積抵抗率1011〜1016Ω・cm程度
に抵抗調整したものを用いることができる。この場合、
樹脂ベルトの材質としては例えばPVdF(ポリフッ化
ビニリデン)、ナイロン、PET(ポリエチレンテレフ
タレート)、ポリカーボネート等の樹脂フィルム(必要
に応じて抵抗調整がなされている)等を用いることがで
きる。また、別の例として、上述の樹脂ベルトをカーボ
ン、ZnO2 SnO2 、TiO2 、その他の導電性の充
填材により107 〜1011Ω・cm程度の体積抵抗値に
調整して用いる場合もある。後者のように中〜低抵抗化
を図ることで、中間転写ベルト109に電荷が蓄積され
ることによる画像不良を防止することができる。
109の材質として、樹脂よりも低硬度の厚さ0.5〜
2mm程度のゴム材(クロロプレンゴム、EPDM、N
BR、ウレタンゴム等)を体積抵抗率106 〜1011Ω
・cm程度に調整して用いることもできる。
ーラ112、駆動ローラ115、テンションローラ11
6等に掛け渡されている。一次転写ローラ110として
は、体積抵抗率が105 Ω・cm以下の低抵抗ローラを
用いるのが一般的である。なお、以上においては、一次
転写ローラ110と一次バイアス電源120とによって
一次転写手段を構成している。
112、二次バイアス電源121等によって構成された
二次転写手段によって転写材118に対するトナー像の
二次転写を行う。二次転写は、中間転写ベルト109の
内側に、接地、又は適当なバイアスが印加された低抵抗
の背面ローラ112を対向電極として配置し、これと外
側に配置した低抵抗の二次転写ローラ111とで中間転
写ベルト109を挟み込んで二次転写部位N2 を構成
し、二次転写ローラ111に対して二次バイアス電源1
21によって正極性の二次転写バイアスを印加し、この
二次転写ローラ111を転写材118の裏面側から当接
させることによって行う。
1は、表面に残った一次転写残トナーがクリーナ119
によって除去回収され、さらに残留電荷が露光器117
によって除去されて、次のトナー像の形成に供される。
ベルト109は、クリーナ113によって二次転写残ト
ナーが除去された後、必要に応じて除電帯電器(除電手
段)114によって除電される。除電帯電器114とし
ては、ACコロナ帯電を用いることが多い。
ような低〜中抵抗の中間転写ベルト使用時においては省
略することも可能である。
写ベルト109の他に中間転写ドラムもあるが、一般
に、中間転写ベルト109は、この中間転写ドラムに比
べて中間転写体の配置の自由度の高さ、二次転写後の転
写材118の分離性の良さ(ベルトの屈曲部において曲
率分離が可能)という点において優れている。これに対
し、中間転写ドラムは、ベルトを駆動するのに比べ、構
造を単純化することができる。なお、中間転写ドラムの
場合でも導電性の筒体の表面に設ける樹脂又はゴム層の
電気的特性を中間転写ベルト109の場合と同様に考え
ればよいので詳細な説明は省略するものとする。
M、C、BK)のトナー像の画像形成順序(1次転写の
順序)は、従来、Yトナー、Mトナー、Cトナーの3色
のトナーで適宜な順で形成し、最後にBKトナーでトナ
ー像を形成するようにしていた。
電帯電器114の代わりに、図14の画像形成装置に示
すように、中間転写ベルト109に接離可能な帯電ロー
ラ122を設けていた。図13において、帯電ローラ1
22以外の構成は図12と同じであり、同じ符号で示し
ている。帯電ローラ122は、中間転写ベルト109上
のトナー像を転写材へ2次転写した後、中間転写ベルト
109上に残留する2次転写残トナーを、現像器内にお
けるトナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電する。画
像を連続して形成する場合、1次転写ニップ部にて1次
転写ローラ110により、感光ドラム上の次のYトナー
像を中間転写ベルトへ1次転写するのと同時に帯電ロー
ラ122により帯電された2次転写残トナーを中間転写
ベルト109から感光ドラム1へ転写する。このように
することで、従来、画像形成のスループットを向上させ
ている。
従来例では、以下のような問題があった。色トナー、即
ちYトナー、Mトナー、Cトナーを用いて、中間転写ベ
ルト109上に形成される複数色重ねの色文字や色線
(例えば、赤文字、赤線=Yトナー+Mトナー)が、未
だ、中間転写ベルト109上に形成されていないトナー
(例えば、Cトナー、BKトナー)を中間転写ベルト1
09に形成するために、中間転写ベルト109が回転す
る間に次第に乱れて飛び散ってしまった。これにより、
色文字や色線の色味が変わってしまい、画像不良となっ
てしまった。これは、中間転写ベルト109の抵抗が低
い程生じやすく、また中間転写体として、上述のような
中間転写ベルト109が内側のローラ112、115、
116等によって屈曲されるベルトタイプのものにおい
て、顕著な問題であった。これに対し、それぞれの色
(Yトナー、Mトナー、Cトナー)のトナー量を減じる
ことで飛び散りを改善することは可能ではあるが、こう
すると今度は、画像が淡くなってしまう等の別の問題が
発生する。
て、一次転写の色順をY→M→C→BK、即ち第一色目
を色トナー(Yトナー、Mトナー、Cトナー)であるY
トナーとしているので、一次転写ニップ部N1 における
感光ドラム1と中間転写ベルト109とで作るニップ近
傍の手前側(中間転写ベルト109の回転方向について
の上流側)において、感光ドラム1−中間転写ベルト1
09間で気中放電が発生してしまい、この結果、一次転
写直前で中間転写ベルト109及び中間転写ベルト10
9上の二次転写残トナーがマイナス極性に帯電されてし
まうため、二次転写残トナーが感光ドラム1に回収され
なくなるという問題が発生した。
画像不良を防止することができる画像形成装置を提供す
ることである。
より達成される。本願発明は、現像手段と、前記現像手
段により形成される複数色のトナー像を担持可能な像担
持体と、回転可能な中間転写体と、前記中間転写体に電
圧を印加し、前記像担持体上の前記複数色のトナー像を
前記中間転写体に第1の転写位置で順次重ねて転写する
転写手段と、前記転写手段により転写された前記中間転
写体上のトナー像が第2の転写位置で転写材に転写され
た後、前記中間転写体上に残留する残留トナーを前記現
像手段におけるトナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯
電する帯電手段と、を有し、前記転写手段により前記第
1の転写位置で前記像担持体上の次のトナー像が前記中
間転写体に転写されるのと同時に、前記帯電手段により
帯電された前記残留トナーは前記転写手段により前記第
1の転写位置で前記像担持体に転写されるカラー画像形
成装置において、前記転写手段により前記第1の転写位
置で前記像担持体から前記中間転写体に転写される最初
のトナー像は黒色のトナー像であることを特徴とする。
ナー像をそれぞれ担持する複数の像担持体と、回転可能
な中間転写体と、を有し、前記複数の像担持体上の前記
複数色のトナー像は前記中間転写体に順次重ねて転写さ
れ、前記中間転写体上のトナー像は転写材に転写される
カラー画像形成装置において、前記複数色のトナー像の
うち、前記像担持体から前記中間転写体に転写される最
初のトナー像は黒色のトナー像であることを特徴とす
る。
トナー像を担持可能な像担持体と、体積抵抗率が102
〜108 Ω・cmの弾性層と、前記弾性層上に設けら
れ、体積抵抗率が1012〜1016Ω・cmの被覆層とを
備える回転可能な中間転写体と、を有し、前記像担持体
上の前記複数色のトナー像は前記中間転写体に静電的に
順次重ねて転写され、前記中間転写体上の前記複数色の
トナー像は転写材に静電的に転写されるカラー画像形成
装置において、前記複数色のトナー像のうち、前記像担
持体から前記中間転写体に転写される最初のトナー像は
黒色のトナー像であることを特徴とする。
施の形態について説明する。
ラー画像形成装置の実施の形態1における概略構成を示
す図である。
置(以下単に「画像形成装置」という)全体の構成及び
動作の概要を説明する。
ーの画像形成装置であり、主要構成部材(手段)とし
て、次の1〜7の各部材(手段)、すなわち像担持体1
と、顕像形成手段2、3、4と、中間転写体5と、第1
の転写手段6と、第2の転写手段7とを備えている。そ
して、これら主要構成部材(手段)に基づく動作の概要
は、像担持体1上に顕像形成手段2、3、4によって顕
像を形成し、この顕像を第1の転写手段6によって一
旦、中間転写体5上に一次転写し、その後、この中間転
写体5上の顕像を第2の転写手段7によって紙等の転写
材P上に転写するものである。以下、順に詳述する。
写真感光体(以下「感光ドラム」という)1である。感
光ドラム1は、アルミニウム製の円筒状の基体と、その
表面を覆う例えばOPC(有機光半導体)感光層とによ
って構成されており、駆動手段(不図示)によって矢印
R1方向に回転駆動される。
3、現像手段4等によって構成されている。帯電手段2
は、感光ドラム1に接触配置された帯電ローラ21とこ
れに帯電バイアスを印加する電源(不図示)とを備えて
いる。本実施の形態1では、この電源により、帯電ロー
ラ21を介して感光ドラム1表面を均一にマイナス極性
の電位に帯電している。
ており、画像情報に基づいたレーザー走査光32によっ
て、感光ドラム1表面を露光し、露光部分の電荷を除去
して静電潜像を形成する。
回転体41と、これに搭載された4個の現像器、すなわ
ち黒(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の各色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した
現像器4BK、4Y、4M、4Cを備えている。これら
現像器のうち、感光ドラム1上の静電潜像の現像に供さ
れる色の現像器が、回転体41の矢印R4方向への回転
によって感光ドラム1表面に対向する現像位置に配置さ
れることになる(図1では、黒の現像器4BKが現像位
置に配置されている。)これら4個の現像器は、同様に
構成されており、黒の現像器4BKを例に説明すると、
回転可能な現像スリーブ4aと、この表面にトナーを塗
布する塗布ローラ4bと、現像スリーブ4aの表面上の
トナーの層厚を規制する弾性ブレード4c等を有し、ト
ナー収納容器4d内の一成分非磁性ネガトナーの電荷付
与及び現像スリーブ4aへの均一コーティングを行い、
そして、感光ドラム1に対して現像スリーブ4aが相対
的にマイナスになるような現像バイアスが印加されるこ
とで、感光ドラム1上の静電潜像に黒のトナーを付着さ
せて、反転現像を行っている。
要構成部材として構成されている。中間転写ベルト51
は、厚さ0.5〜2mmの可撓性のベルト部材を基体と
して無端状(エンドレス)に形成したものであり、駆動
ローラ52、テンションローラ(従動ローラ)53、後
述の二次転写対向ローラ72等に掛け渡されて、矢印R
5方向に回転駆動される。中間転写ベルト51は、その
表面(外周面)側に配置された前述の感光ドラム1と、
裏面(内周面)側に配置された後述の一次転写ローラ6
1とによって挟持されており、中間転写ベルト51表面
と感光ドラム1表面との間には、一次転写ニップ部(第
1の転写位置)N1 が感光ドラム1表面の母線に沿って
帯状に形成されている。
感光ドラム1と対向する位置において、中間転写ベルト
51の裏面に接触配置された一次転写ローラ61と、こ
れに一次転写バイアスを印加する一次転写バイアス電源
62とを備えている。上述の感光ドラム1上に形成され
た黒のトナー像は、一次転写バイアス電源62によって
一次転写ローラ61に+300〜500V程度の一次転
写バイアスを印加することで、中間転写ベルト51上に
一次転写される。一次転写後の感光ドラム1は、表面に
残った一次転写残トナーがクリーナ8によってクリーニ
ング(除去)され、次のイエローの画像形成に供され
る。
ーニングからなる一連の画像形成プロセスを順に、イエ
ロー、マゼンタ、シアンについても行い、これにより、
中間転写ベルト51上には、4色のトナー像が重ね形成
される。このとき、一次転写バイアスは、黒(第1色
目)、イエロー(第2色目)、マゼンタ(第3色目)、
シアン(第4色目)の順に例えば+400V、+600
V、+700V、+800Vというように第1色目から
第4色目にかけて順次上昇させるようにしている。
の表面側に配置された二次転写ローラ71と、裏面側に
配置された二次転写対向ローラ72とを備えており、こ
れら2つのローラ71、72によって中間転写ベルト5
1を挟持して、二次転写ローラ71表面と中間転写ベル
ト51との間に帯状の二次転写ニップ部(第2の転写位
置)N2 を構成している。二次転写ローラ71は、矢印
K7方向に移動可能に配置されており、これに二次転写
バイアスを印加する二次転写バイアス電源73が接続さ
れている。また、二次転写対向ローラ72はフロート状
態としてある。上述の中間転写ベルト51上に一次転写
された4色分のトナー像は、二次転写バイアス電源73
によって、二次転写ローラ71に二次転写バイアスを印
加することで、紙等の転写材P上に一括して二次転写さ
れる。
ーブラシ96(又はブレード等でもよい)を有するクリ
ーニング手段95により表面の二次転写残トナーが清掃
された後、表面に残った残留電荷が除電手段9によって
除電される。除電手段9は、除電ローラ91を有し、矢
印K9方向に移動可能なハウジング92と、これに対し
中間転写ベルト51を挟んで対向配置された補助ローラ
93とを有する。クリーニング手段95とともにハウジ
ング92を矢印K9方向に移動させて除電ローラ91と
補助ローラ93との間に中間転写ベルト51を挟み込
み、バイアス電源94にて所定のバイアス電圧を印加す
ることで、中間転写ベルト51の表面の二次転写残トナ
ー及び残留電荷を除去し、初期化する。なお、上述の除
電が非コロナ帯電である、接触帯電手段により可能とな
るのは、後述のように中間転写ベルト51の基層に低抵
抗ゴムを用いたことによる効果の一つである。
色のトナー像が二次転写された転写材Pは、定着装置
(不図示)によって加熱加圧されて、表面にトナー像が
定着された後、画像形成装置本体の外部に排出される。
プロセススピードvP (感光ドラム1の周速)は、vP
=10.0cm/secに設定されており、また、転写
材Pは、転写材搬送手段(不図示)によって矢印KP 方
向に給送されるようになっている。
除電手段9について詳述する。
(b)に示すように基層(下層)51a上に被覆層とし
てのコート層(表層)51bを設けて構成されており、
基層51aとしては、カーボン、酸化チタン、酸化スズ
等の添加によって体積抵抗率が1×104 Ω・cm程度
に調整されるとともに、硬度がJIS−A測定法でほぼ
60度のNBR(ニトリルゴム)、EPDM(エチレン
プロピレンゴム)等を素材とし、これを厚さ1mm、幅
220mm、周長が140πmmの円筒状にシームレス
成型したものを用いた。なお、成型法としては、一例と
して、押出し成型した2枚のゴム材の間に補強のための
芯糸を挟み、加硫することで伸縮の少ない高強度の基層
51aを得ることができた。基層として、厚さは0.5
〜2mm、体積抵抗率は102 〜108 Ω・cmのもの
が好ましい。
1bとしては、ウレタン系バインダーにテフロン等の離
型剤を分散させたものを用い、厚さが約50μm程度と
なるようにコートを行った。コーティング法としてはス
プレーコート、ディッピング、その他の方法を用いるこ
とができる。コート層51bのコート材料の抵抗値は、
ウレタン材料の中から体積抵抗率として、約1012〜1
016Ω・cm程度のものを取捨選択して用いた。このと
き、中間転写ベルト51の全体(厚み方向)の体積抵抗
率は約1012〜1016Ω・cm程度である。
ることで、中間転写ベルト51の帯電緩和時間(所定の
電位Vに帯電し、これがv/e(e:自然対数の値)に
低下するまでの時間)を良好な値にすることができ、後
述する中間転写ベルト51上に「電位の壁」を良好に形
成することができる。
法について説明する。まず、所定の大きさのアルミ等の
導電性の板状のものに、コート材料をコーティングす
る。これを、アドバンテスト社製の高抵抗計8340A
(プローブ電極径50mm、ガード電極内径70mm/
外径80mm、対向電極はJIS−K6911準拠を使
用)にて上下を挟み、100Vの電圧を印加して測定
(常温常湿時に測定)し、体積抵抗率を求めた。
71は、硬度が約40度(アスカーC測定法による)、
体積抵抗率が約104 Ω・cmの発泡EPDMのゴムロ
ーラを用いた。この他に低抵抗のウレタン系ゴム、クロ
ロプレンゴム、NBR等を用いてもよい。また、二次転
写バイアス電源73には約+1000〜+2000Vの
電圧を印加し、通紙時において10μA程度の転写電流
が流れるように調整を行った。
電ローラ21と同様の材質のものを用いた。帯電ローラ
21は周知の接触帯電方式によるもので、例えば厚さ3
mm程度の弾性導電ゴム上に100〜200μm、体積
抵抗率106 Ω・cm程度の中抵抗層を設け、さらにそ
の上に数10μmの固着防止層(ナイロン系樹脂等)を
設けて構成する。除電電圧としては、バイアス電源94
によって、ピーク間電圧VPPが約3kVのAC電圧に、
+100〜+1000V程度のDC電圧を重畳したバイ
アス電圧を印加し、対向の補助ローラ93は一時転写ロ
ーラ61と同電位とした。
いて述べる。
もポリエステル系樹脂を母体に用いた非磁性一成分ネガ
トナーを使用した。詳細について、一例をあげると、ト
ナーの結着樹脂が、下記成分(a)、(b)、(c)及
び(d)を少なくとも含有する単量体組成物から生成さ
れたポリエステル樹脂を主成分として含有し、このポリ
エステル樹脂の水酸基価が10〜20であり、重量平均
分子量が13000〜20000であり、数平均分子量
が5000〜8000であり、重量平均分子量(Mw)
/数平均分子量(Mn)の比が2〜3.5であることを
特徴とするトナーである。
の誘導体より選ばれた2価の芳香族系酸成分を全モノマ
ー量の25〜30mol%、(b)トリメリット酸及び
その誘導体より選ばれた3価の芳香族系酸成分を全モノ
マー量の2〜4mol%、(c)ドデセニルコハク酸、
オクチルコハク酸及びその無水物より少なくとも選ばれ
た2価の酸成分を全モノマー量の12〜18mol%、
(d)プロポキシ化、又は/及びエトキシ化したエーテ
ル化ジフェノール成分を全モノマー量の45〜60mo
l%。
色し、直径ほぼ7μmに粉砕・分級した後、荷電制御剤
を外添して黒、イエロー、マゼンタ、シアンの各トナー
を製造した。上述のトナーの帯電量を、現像スリーブ4
a上から吸引し測定したところ、ほぼ20〜30μq/
g程度であった。また、転写材P上の各色のベタ画像
(塗りつぶし)のトナー量を測定したところ、それぞれ
0.6〜0.7mg/cm2 程度であった。
トナー、Mトナー、Cトナーのうち2色のトナーを重ね
て色文字を作り、飛び散りの評価を行なった。ここで、
色重ねによる文字やラインの飛び散りのメカニズムにつ
いて、図2を用いて説明する。
ーによって赤文字を形成する場合、一次転写により中間
転写ベルト51上にはY、Mの順でトナーが積層してい
る。中間転写ベルト51は、フルカラー画像を形成する
ために少なくとも4回転するので図1のローラ52、7
2、53の部分を複数回通過し、通過するごとに湾曲、
及び表面の伸縮(湾曲部では、直線部に比較してベルト
表面が伸び、反対に裏面が縮む)を受ける。このとき、
Yトナーの上層に乗ったMトナーは、Yトナーからの電
気的反発を受けつつ、中間転写ベルト51の湾曲、伸縮
ショックを受けるため、図2(b)のように飛び散りが
発生する。
から一次転写時に中間転写ベルト51上に転移したマイ
ナス電荷が電位の壁を形成することで上述の飛び散りが
抑制される。更に詳しく説明すると、本実施の形態1の
ように、反転現像系においては感光ドラム1上の背景部
電位(暗電位)が、トナー部電位(明電位)よりもマイ
ナス方向に大きいことにより、一次転写(プラス極性)
時にトナーが無い領域では、トナーが有る領域よりも多
くのマイナス電荷が中間転写ベルト51上に転移し、図
3(a)のように電位の壁が形成される。この壁によ
り、Yトナー上のMトナー(マイナス電荷)が周囲に飛
散するのが抑制される。
間転写ベルト51の内側のローラ52、53、72等の
直径が小さい程顕著に表われる(本実施の形態1では、
各ローラ52、53、72の直径は、それぞれ30m
m、16mm、30mmである)ものである。
伸縮時のショックは、中間転写ベルト51の基層51a
の厚さによっても影響を受け、厚さが厚い程不利とな
る。
過ぎると、前述の電荷保持ができないため、飛び散りが
悪化する。なお、前述の電位の壁を大きくするには、一
次転写電圧を大きくすればよいが、大きすぎる場合に
は、一次転写ニップ部N1 での気中放電による画像乱れ
や一次転写効率の低下という不具合が生じることにな
る。
飛び散りについて、本実施の形態1のようにB(黒)→
Y(イエロー)→M(マゼンタ)→C(シアン)の順で
一次転写を行なった場合と、従来例のように、Y→M→
C→Bの順で一次転写を行なった場合とについての赤、
青、緑の文字に関する飛び散りの結果を示す。同図に示
すように、従来例に比べ、本実施の形態1では色文字の
飛び散りが大幅に改善されている。これは、従来例にお
いては、赤文字を例に取ると、Yトナー上にMトナーを
重ねた後、ほぼ2回転にわたり中間転写ベルト51を回
転させなければならず、この間にYトナー上のMトナー
が図2(b)のように各屈曲点で少しずつ飛び散ってい
くのに対し、本実施の形態1においては、Yトナー上に
Mトナーを重ねた後、一回転を行なうだけでよいため、
飛び散りを減少できるものである。特に青と緑の文字に
ついては、それぞれMトナー上にCトナーを重ねた後、
またYトナー上にCトナーを重ねた後に、実質的には駆
動ローラ52による屈曲を受けるのみで転写材Pに直ち
に二次転写されるため、飛び散りをきわめて良好に防止
することができる。なお、本実施の形態1においては、
第1色目が黒トナーであるが、一般に、黒トナーは単色
の黒文字、あるいは色画像(色文字、色線)上で少量の
墨入れ(UCR処理)として用いられるのみであるた
め、色文字や色線に多量に用いられることはなく、した
がって、黒トナー上に重ねられた色トナーの飛び散りは
実用上全く問題とならない。このため、黒トナーと色ト
ナーの重ねについては評価を省略した。
トナー印字量をそれぞれ100%とし、2色重ね時にお
いては200%印字として用いたが、通常、中間調を有
する多値画像のフルカラープリンタにおいては、前述の
UCR処理以外にも、R(レッド)、G(グリーン)、
B(ブルー)信号をY、M、C、BK信号に変換する際
のマスキング処理等により色味を調整するため、各色と
も80%〜100%のトナー量となるように、すなわ
ち、Yトナー、Mトナー、Cトナーのうち2色のトナー
を重ねる時において、160%〜200%のトナー量と
なるように調整されることが好ましく、実際の飛び散り
レベルは全体的に図4の結果よりも若干向上させること
が可能であるが、本発明の有効性には何ら影響するもの
ではないのは言うまでもない。
ルト51を張架するためのローラ52、53、72等の
直径及び巻付き角度と、色文字の飛び散りの関係につい
て述べる。本実施の形態1においては、先に述べたよう
に、ローラ52、53、72の直径はそれぞれ30m
m、16mm、30mmであり、また、各ローラ52、
53、72に対する中間転写ベルト51の巻付き角度
は、ほぼ155°、95°、110°であって、これに
対し、飛び散りは、それぞれのローラの直径、すなわち
曲率半径が小さい程、また巻付き角度が大きい程悪化す
ることが分かっている。
ーラ52、53、72の直径を基準とし、これに対して
それぞれのローラ52、53、72の直径をそれぞれ独
立に変化させ、飛び散りの変化を調べた。この結果を図
5にまとめる。この結果は、色の種類により各ローラ部
分の通過回数が異なるため、赤、青、緑で異なる結果と
なっているが、前述の飛び散り傾向は同じである。そこ
で、ローラ52、53、72の直径と巻付き角の相互の
影響を知るため、ローラの直径をRmm、巻付き角をθ
度とし、α=R×360/θを併記した。
≧55程度とすることにより、飛び散りを実用上、許容
される範囲内に抑制可能であることが判明した。一般に
直径Rは大きい程、中間転写ベルト51の屈曲によるベ
ルト上トナーの飛び散りに対しては有利であるが、その
分、画像形成装置が大型化してしまう。これに対し、本
実施の形態1では、飛び散り防止のためにはα≧55で
あればよいので、例えば、Rを大きくすることなくθを
小さくすることで上述の条件を満足することができるの
で、画像形成装置を大型化する必要はなくなる。
示す。
における中間転写ベルト51のクリーニング手段95を
省略し、これに代えて帯電手段9を用いて二次転写後の
中間転写ベルト51上の野地転写残トナーを現像手段4
内におけるトナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電
(本実施の形態ではプラス帯電)させ、感光ドラム1に
回収させるものである。
ラ91に印加するバイアス電源94の電圧としてACバ
イアス(2〜3kVPP、1〜3kHz程度)及び、二次
転写残トナーをプラスに帯電させるためのDCバイアス
(対向ローラ93に印加される二次転写バイアス値に対
し、0〜+500V程度のバイアス)を重畳して印加す
ればよい。
電された二次転写残トナーが回収されるためには、感光
ドラム1の表面電位と一次転写ローラ61のバイアス電
圧値の関係が、所定の範囲内である必要がある。具体的
には、本実施の形態2の構成においては、プラスに帯電
されたトナーがマイナスに帯電された感光ドラム1に回
収されるためには、感光ドラム1の表面電位をVS
(V)、一次転写バイアス値をVT1(V)とすると、 ΔV=VS −Vt1 が−200〜−800Vの範囲内であることが好まし
い。すなわち、ΔVの絶対値が200Vより小さいと、
プラストナーが感光ドラム1に吸引されず、逆に絶対値
が800Vより大きいと、図7に示すように、一次転写
ニップ部N1 における感光ドラム1と中間転写ベルト5
1とで作るニップ近傍の手前側(中間転写ベルト51の
回転方向についての上流側)において、感光ドラム1−
中間転写ベルト51間で気中放電が発生してしまい、こ
の結果、一次転写直前で中間転写ベルト51及び中間転
写ベルト51上の二次転写残トナーがマイナス極性に帯
電されてしまうため、二次転写残トナーが感光ドラム1
に回収されなくなってしまう。
の形態2において暗部がほぼ−600V、明部がほぼ−
100Vであるから、上述のようなクリーニングのため
の条件を満足するには、クリーニングと同時に次プリン
トの第1色目の一次転写を行なう場合、この第1色目の
一次転写バイアス値は+100〜+200Vの範囲でな
ければならない(+100Vよりも小さいと、明部に二
次転写残トナーが回収されず、+200Vよりも大きい
と暗部に対して気中放電が発生し、やはり二次転写残ト
ナーが回収されない。)。
ナーを回収するためには、第1色目の一次転写に課され
る条件が厳しいものとなる。ところが、前述の実施の形
態1において図2(a)、(b)、及び図3(a)、
(b)で説明したように、重ね色文字の飛び散りを防止
するには図3(a)のように電位の壁を形成する必要が
あるため、Y→M→C→Bという色順位においては、第
1色目=イエローの一次転写バイアス値を+400V程
度以上としなければならず、図6のような構成にて一次
転写と同時に二次転写残トナーのクリーニングを良好に
行うことは困難である。
の色順をBK→Y→M→Cというように、B(黒)を第
1色目とするため、黒と他色とをそれぞれ100%程度
重ねる色重ね文字は実際上存在しないという理由から、
第1色目において図3(a)のような電位の壁をあらか
じめ形成する必要がなく、したがって、第1色目の転写
バイアス値を+100〜+200Vの範囲まで下げるこ
とが可能となる(この値は一次転写効率という観点にお
いては、本実施の形態にて全く問題のない値で有る)。
2(Y)、第3(M)、第4色目(C)の順に、+15
0V、+500V、+650V、+800Vとして赤、
青、緑の色文字について飛び散りを比較したところ、実
施の形態1にて得た結果(図4参照)とまったく同様の
良好な結果が得られた。さらに、第1色目の転写バイア
ス値を+150Vとしているため、飛び散りを悪化させ
ることなく、図6の画像形成装置の構成をとることがで
き、二次転写残トナーを次プリントの一次転写時に感光
ドラム1に回収する、いわゆる一次転写同時クリーニン
グが可能となり、画像形成装置の大幅な簡略化及び画像
形成のスループットの向上が可能となった。
示す。
の形態2における中間転写ベルト51に代えて、中間転
写ドラム201を用いている。中間転写ドラム201
は、前述の実施の形態1にて説明を行なった中間転写ベ
ルト51と、機能は同様であり、したがって、中間転写
ドラム201を除く画像形成装置の構成は前述の説明と
まったく同様であるため、ここでは詳しい説明は省略
し、中間転写ドラム201、及び分離帯電器202につ
いてのみ説明するものとする。なお、図8において前述
の実施の形態と機能が同一のものについては同一の符号
を用いた。
は、金属筒体201c上に基層201a、さらにその表
層にコート層201bを設けて構成されている。基層2
01aとしては、カーボン、酸化チタン、酸化スズ等の
添加によって体積抵抗率が1×104 Ω・cm程度に調
整されるとともに、硬度がJIS−A測定法で35〜4
0度程度のNBR(ニトリルゴム)、EPDM(エチレ
ンプロピレンゴム)等を素材とし、これを厚さ5mm、
幅220mm、外径140mmとなるように金属筒体2
01c上に密着成型した。
201bとしては、ウレタン系バインダーにテフロン等
の離型剤を分散させたものを用い、厚さが50μm程度
となるようにコートを行った。コーティング法としては
スプレーコート、ディッピング、その他の方法を用いる
ことができる。コート層201bのコート材料の抵抗値
はウレタン材料の中から体積抵抗率として、1012〜1
016Ω・cm程度のものを取捨選択して用いた。
筒体201cへは、電圧印加手段としての一次転写バイ
アス電源62(図8参照)が接続されているが、これは
実施の形態1等で説明を行なった一次転写バイアス電源
とまったく同一の機能であるため、説明を省略する。ま
た、同様に二次転写手段7や除電手段9に関しても、実
施の形態1や実施の形態2で説明を行ったものとまった
く同一機能であるため、説明を省略する。
1に吸着した転写材Pを分離させるためのコロナ帯電器
であり、この吸着はコート層201bの抵抗が高く、ま
た、中間転写ドラム201の直径が大きい程、吸着の度
合いも大きくなる。本実施の形態3ではバイアス電源2
03にて9kVPP、500HzのAC高圧と、−500
〜−2000V程度のDC高圧とを重畳させて分離帯電
器202に印加することにより静電分離を行っている。
字の飛び散りが発生するメカニズムを、図9を用いて説
明する。
ム201が、線圧がほぼ500g/cmの圧力にて当接
され、一次転写ニップ部N1 が感光ドラム1表面の母線
に沿って帯状に形成される。このとき、図9のように一
次転写ニップ部N1では基層201aが加圧力により変
形するため表層201bが一次転写ニップ部N1の前後
で凸→凹→凸の形状に変化する。 この結果、色重ね文
字(図9の例としては赤=Y+M)を中間転写ドラム2
01上に形成した後、複数回の空回転を行なうと上方の
トナー(図9ではMトナー)が次第に飛び散る。この飛
び散りの程度は感光ドラム1に対する中間転写ドラム2
01の当接圧力が大きい程、また中間転写ドラム201
の硬度(本実施の形態3では基層201aの硬度)が低
い程悪化する。なお、上述の当接圧力は小さすぎると一
次転写が不安定となったり、当接状態が微妙に変って一
次転写時における色重ね時に色ズレが生じたりする。ま
た、中間転写ドラム201の硬度が高すぎると文字や細
線に中抜けを生じやすくなる。本出願人らの検討結果に
よると、感光ドラム1と中間転写ドラム201の当接圧
力は線圧100〜1000g/cm程度、基層ゴムの硬
度はJIS−A測定法にて30〜40度程度(表層20
1bを含む製品硬度ではJIS−A測定法にて55〜6
5度程度)が一次転写性や色ズレ、中抜け等に対し、良
好な値であった。
で、従来のようにY→M→C→BKという色順にて色重
ね文字の飛び散り確認を行なったところ、実施の形態1
で説明したのと同様の飛び散りが色重ね文字において発
生した(なお、従来知られている多重転写方式、すなわ
ち円筒状支持体上に転写材を保持し、感光ドラムからト
ナー像を順次転写を繰り返す方式においては、転写材と
感光ドラムとの当接圧が十分に低く、色重ね文字形成後
の空回転時において上記のような飛び散りが発生するこ
とはない。)。
形成を行なったところ、図10に示すように色文字の飛
び散りを改善することができた。なお、従来例の飛び散
りレベルが本実施の形態3において図4の実施の形態1
の場合よりも改善されているのは、本実施の形態3で用
いた中間転写ドラム201の特性によるものと思われ
る。
し実施の形態3においては、黒トナー像を最初に中間転
写体(中間転写ベルト51、中間転写ドラム201)に
形成することについての説明を行なった。一方、色重ね
時における中間転写体上での飛び散りは、実際の飛び散
り量とは別に、視覚効果での飛び散りを認識する度合い
という要因も大きく影響する。この場合中間転写体上で
の飛び散りは、中間転写体上において上方に重ねられた
色が主に飛び散るものであるから、実施の形態1〜実施
の形態3のようにBK→Y→M→Cという順で色重ねを
行なうと、赤文字ではマゼンタ、青文字ではシアン、緑
文字ではシアン、が飛び散ることになる。ただし、転写
材P上においては二次転写ニップ部N2 で各色のトナー
の上下関係が入れ換わるため、赤文字ではイエロー、青
文字ではマゼンタ、緑文字ではイエローが最表層とな
り、最終的に、転写材P上では下層のトナーが飛び散っ
た形となって画像が形成される。
的に濃いと感じるトナーの飛び散りが多いと、実際以上
に飛び散りを多く感じてしまうことになる。換言すれば
視覚的により薄いと感じる色のトナーを中間転写体上で
上層(転写材P上では下層)に形成して色文字や色線を
形成することで、視覚的に飛び散りを改善することが可
能となる。
感度の低いイエロートナーを最終色として一次転写を行
なえばよいということになる。
文字を形成した場合の飛び散りの評価結果を示す。この
とき、画像形成装置構成としては、図1における現像器
の配置を入れ換えるのみの変更とし、その他のすべての
条件は実施の形態1と同一とした。
散りが大幅に改善されていることがわかる。もちろん、
BK→M→C→Yの代わりに、BK→C→M→Yとして
もほぼ同様の効果が得られる。これは、イエローに比較
すると、マゼンタとシアンのトナーは視覚的にはどちら
も同等に目立ちやすいためである。
成装置に適用してもまったく同様の効果が得られるのは
いうまでもない。また、実施の形態3にて説明を行なっ
た中間転写ドラム201においても同様の効果が得られ
るのももちろんである。
は、図12に示すように、ローラ317、318に巻回
された中間転写ベルト51の周囲にBK,Y,M,Cに
対応する感光ドラム301、302、303、304を
設置している(前述の実施例と同じものには同じ符号を
付している。)。このような構成とすることにより、さ
らに画像形成のスループットを向上させることができ
る。
よりBKトナー像が形成され、不図示の電源より所定の
バイアスが印加された一次転写ローラ312によりBK
トナー像はN11にて中間転写ベルト51に一次転写され
る。この一次転写工程をYトナー、Mトナー、Cトナー
について繰り返し行うことで中間転写ベルト51上にフ
ルカラートナー像が形成される。このフルカラートナー
像は、電源73より所定のバイアスが印加された二次転
写ローラ71によりN2 にて転写材Pに二次転写され
る。この転写材P上の未定着トナー像は、不図示の定着
装置にて定着され、機外へ排出される。
後、中間転写ベルト51上に残留する二次転写残トナー
は、本実施の形態2と同様に、帯電ローラ91により帯
電されてN11にて感光ドラム301へ転写され、同時に
感光ドラム301上の次のBKトナー像はN11にて一次
転写される。
の形態1のようなクリーニング手段95を用いて二次転
写残トナーを回収してもよい。
も、本発明は適用でき、色線や色文字の飛び散りを防止
することができる。
51の屈曲部A(ローラ317の巻回部)の前にYトナ
ー像を形成し、後にMトナー像、Cトナー像を一次転写
するので、例えばBK→M→C→Yのような色順に比べ
て視覚的な飛び散りに対しても有効である。
体に最初に転写されるトナー像を黒色のトナー像とする
ことで、色重ね時の色文字や色線の飛び散りを防止する
ことができる。
図。
飛び散るようすを示す説明図。
飛び散りが抑制されるようすを示す説明図。
文字飛び散りとの関係を示す図。
等と、飛び散りレベルとの関係を示す図。
図。
収不良時の状態を説明する図。
図。
態を説明する図。
色文字飛び散りとの関係を示す図。
視覚的な色文字飛び散りとの関係を示す図。
す図。
Claims (20)
- 【請求項1】 現像手段と、前記現像手段により形成さ
れる複数色のトナー像を担持可能な像担持体と、回転可
能な中間転写体と、前記中間転写体に電圧を印加し、前
記像担持体上の前記複数色のトナー像を前記中間転写体
に第1の転写位置で順次重ねて転写する転写手段と、前
記転写手段により転写された前記中間転写体上のトナー
像が第2の転写位置で転写材に転写された後、前記中間
転写体上に残留する残留トナーを前記現像手段における
トナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電する帯電手段
と、を有し、前記転写手段により前記第1の転写位置で
前記像担持体上の次のトナー像が前記中間転写体に転写
されるのと同時に、前記帯電手段により帯電された前記
残留トナーは前記転写手段により前記第1の転写位置で
前記像担持体に転写されるカラー画像形成装置におい
て、 前記転写手段により前記第1の転写位置で前記像担持体
から前記中間転写体に転写される最初のトナー像は黒色
のトナー像であることを特徴とするカラー画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記像担持体の帯電極性と、前記現像手
段におけるトナーの正規の帯電極性とは同極性であるこ
とを特徴とする請求項1のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記像担持体は、黄色のトナー像、シア
ンのトナー像、マゼンタのトナー像を担持可能であるこ
とを特徴とする請求項1又は2のカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 前記転写手段により前記第1の転写位置
で前記像担持体から前記中間転写体に転写される最後の
トナー像は黄色のトナー像であることを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかのカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 前記中間転写体の体積抵抗率は1012〜
1016Ω・cmであることを特徴とする請求項1乃至4
のいずれかのカラー画像形成装置。 - 【請求項6】 前記中間転写体は、体積抵抗率が102
〜108Ω・cm基層と、前記基層上に設けられ、体積
抵抗率が1012〜1016Ω・cmの被覆層を備えること
を特徴とする請求項5のカラー画像形成装置。 - 【請求項7】 前記中間転写体は、複数のローラに支持
されるベルトを備えることを特徴とする請求項1乃至6
のいずれかのカラー画像形成装置。 - 【請求項8】 複数色のトナー像をそれぞれ担持する複
数の像担持体と、回転可能な中間転写体と、を有し、前
記複数の像担持体上の前記複数色のトナー像は前記中間
転写体に順次重ねて転写され、前記中間転写体上のトナ
ー像は転写材に転写されるカラー画像形成装置におい
て、 前記複数色のトナー像のうち、前記像担持体から前記中
間転写体に転写される最初のトナー像は黒色のトナー像
であることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項9】 前記装置は、前記複数の像担持体にそれ
ぞれトナー像を形成する複数の現像手段と、前記中間転
写体上のトナー像が転写材に転写された後、前記中間転
写体上に残留する残留トナーを前記現像手段におけるト
ナーの正規の帯電極性とは逆極性に帯電する帯電手段
と、を備えることを特徴とする請求項8のカラー画像形
成装置。 - 【請求項10】 前記像担持体の帯電極性と、前記現像
手段におけるトナーの正規の帯電極性とは同極性である
ことを特徴とする請求項9のカラー画像形成装置。 - 【請求項11】 前記像担持体上の次のトナー像が前記
中間転写体に転写されるのと同時に、前記帯電手段によ
り帯電された前記残留トナーは前記像担持体に転写され
ることを特徴とする請求項10のカラー画像形成装置。 - 【請求項12】 前記中間転写体の体積抵抗率は1012
〜1016Ω・cmであることを特徴とする請求項8のカ
ラー画像形成装置。 - 【請求項13】 前記中間転写体は、体積抵抗率が10
2〜108Ω・cm基層と、前記基層上に設けられ、体積
抵抗率が1012〜1016Ω・cmの被覆層を備えること
を特徴とする請求項12のカラー画像形成装置。 - 【請求項14】 前記複数の像担持体は、黒色のトナー
像、黄色のトナー像、シアンのトナー像、マゼンタのト
ナー像をそれぞれ担持することを特徴とする請求項8の
カラー画像形成装置。 - 【請求項15】 前記中間転写体は、複数のローラに支
持されるベルトを備えることを特徴とする請求項14の
カラー画像形成装置。 - 【請求項16】 前記中間転写体の回転方向において、
前記像担持体から前記中間転写体に前記黒色のトナー像
が転写された後であって、前記黒色のトナー像が前記ロ
ーラの位置を最初に通過する前に、前記黄色のトナー像
は前記像担持体から前記中間転写体に転写されることを
特徴とする請求項15のカラー画像形成装置。 - 【請求項17】 複数色のトナー像を担持可能な像担持
体と、体積抵抗率が102〜108 Ω・cmの弾性層
と、前記弾性層上に設けられ、体積抵抗率が1012〜1
016Ω・cmの被覆層とを備える回転可能な中間転写体
と、を有し、前記像担持体上の前記複数色のトナー像は
前記中間転写体に静電的に順次重ねて転写され、前記中
間転写体上の前記複数色のトナー像は転写材に静電的に
転写されるカラー画像形成装置において、 前記複数色のトナー像のうち、前記像担持体から前記中
間転写体に転写される最初のトナー像は黒色のトナー像
であることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項18】 前記像担持体は、黄色のトナー像、シ
アンのトナー像、マゼンタのトナー像を担持可能である
ことを特徴とする請求項17のカラー画像形成装置。 - 【請求項19】 前記像担持体から前記中間転写体に転
写される最後のトナー像は黄色のトナー像であることを
特徴とする請求項17又は18のカラー画像形成装置。 - 【請求項20】 前記中間転写体は、複数のローラに支
持されるベルトを備えることを特徴とする請求項17乃
至19のいずれかのカラー画像形成装置。
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