JP4318615B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像形成装置に係り、特に、画像形成方法に電子写真方式を採用した複写機、プリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置において、像担持体上に形成された現像剤像を転写材上に転写するカラー画像形成装置に関する。
近年、画像形成装置において、カラー化が一般的になりつつあり、カラー画像形成装置の開発が進むに連れて、カラー画像形成装置が採用されることが多くなっている。
従来、カラー画像形成装置では、原稿に対し忠実な色相で原稿を再現する必要があるため、カラーの色相を合わせるための種々の画像処理方法を用いてカラーバランスの調整が行われている。
画像処理方法の一例として、ユーザが選択した色情報および画像形成装置の印刷特性情報に基づいて色補正のパラメータを変更してカラーバランスの調整を行うようにしたものが知られている(特許文献1を参照)。
しかしながら、上述した手法は、印字される用紙に各色相の現像剤を直接転写する方式においては有効であるが、装置のコンパクト化やカラー印字の高速化に対応した間接転写方式においては適用が困難である。
間接転写方式が採用されたカラー画像形成装置は、中間転写体を用いて、各色相に色分解された画像情報を中間転写体上に積層することで画像情報を形成し(1次転写)、積層形成されたカラー画像情報を搬送された用紙に一括転写(2次転写)することで用紙上に画像情報を印字するように構成されている。
このような間接転写方式においては、1次転写時及び2次転写時に現像剤が全て転写されるわけではないため、その転写効率を考慮する必要がある。
間接転写方式における転写効率は、通常、概ね80〜95%位となっている。
例えば、転写機構としてチャージャー方式を用いて帯電させる空間転写方式の場合は80〜90%の範囲の転写効率であり、ローラ/ブラシ等を用いて帯電させる圧接転写方式の場合は90〜95%の範囲の転写効率となっている。
従って、転写効率が100%ではない時に前記画像処理によるカラーバランスの調整を行う場合には、転写効率の考慮が必要となるわけである。
特開2000−190572号報
間接転写方式における転写効率は、単に各色相に対応する感光体上における現像剤の電荷と転写機構の電界によって変化するだけでなく、感光体と転写機構との間に介在する用紙の状態(用紙の種類、厚み、含水率等々)によっても変化するものである。
従って、このカラーバランス調整を行うために如何に複雑な処理を行ったとしても、ユーザが満足する画像処理はなかなか得られないという問題があった。
また、間接転写方式により1次転写及び2次転写において転写されなかった現像剤は、1次転写の場合は、一画像形成ユニット内で常に一定の色相の現像剤が使用されるため、再利用することも可能である。
しかしながら、2次転写の場合では、転写されずに残留した色相が画像情報によって異なるため、クリーニング部において中間転写体上に残留した現像剤が回収されると種々の色相の現像剤が混在し、再利用は不可能となり、廃棄するしかなかった。これは、ユーザにとってコピーコストの上昇を招来し、コピーコストの低減という観点からも問題となっている。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、カラーバランスが適正なカラー画像情報を実現するとともに、転写後に回収された現像剤の再利用を可能にして、コピーコストの低減を図ったカラー画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上述した課題を解決するための本発明に係るカラー画像形成装置の各構成は、次のとおりである。
請求項1に記載したカラー画像形成装置は、色分解された画像情報に応じて各色相に合致した現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体を備えた複数の画像形成ユニットと、複数の現像剤像が積層して転写される中間転写体と、前記中間転写体に積層転写された現像剤像を被転写媒体に一括転写する転写部とを備え、複数の前記画像形成ユニットが前記中間転写体に沿って並設されたカラー画像形成装置において、複数の前記画像形成ユニットの像担持体から前記中間転写体上に転写される現像剤像のうちの最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤を、カラー画像情報の下地層とし、前記下地層の層厚を、2次転写時の転写効率に対応して被転写媒体に転写されずに中間転写体上の残留する現像剤像の層厚とし、最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤の層厚を、前記下地層の層厚を付加した層厚とすることを特徴とするものである。
請求項2に記載したカラー画像形成装置は、請求項1に記載した構成に加えて、最初に転写される色相の現像剤像の現像剤を、黒色の画像情報に合致した現像剤とすることを特徴とするものである。
請求項3に記載したカラー画像形成装置は、請求項1または2に記載した構成に加えて、前記下地層を、転写部において中間転写体から被転写媒体に現像剤像が転写される際に、被転写媒体に転写されずに中間転写体上に残留した現像剤で形成することを特徴とするものである。
請求項に記載したカラー画像形成装置は、請求項1,2,3に記載した構成に加えて、中間転写体の移動方向で転写部より下流側であって画像形成ユニットより上流側で中間転写体の転写面と当接して、一括転写後に中間転写体上に残留した現像剤を掻き取り回収する中間転写体クリーニング手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載のカラー画像形成装置は、請求項に記載した構成に加えて、中間転写体クリーニング手段により回収された現像剤を、色相毎に設けられた画像形成ユニットに備えられた現像剤収納容器のうちの一色相の現像剤収納器に搬送する現像剤搬送手段を備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載のカラー画像形成装置は、請求項に記載した構成に加えて、現像剤収納容器の色相を黒色とすることを特徴とするものである。
請求項1乃至7に記載した発明によれば、カラー画像形成装置において、複数の画像形成ユニットの像担持体から中間転写体上に転写される現像剤像のうちの最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤を、薄膜形成してカラー画像情報の下地層とし、前記下地層の層厚を、2次転写時の転写効率に対応して被転写媒体に転写されずに中間転写体上の残留する現像剤像の層厚とし、最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤の層厚を、前記下地層の層厚を付加した層厚として、その下地層上にカラーバランスに合った各色相の現像剤像を形成することで、下地層上の各色相の現像剤像を全て被転写媒体上に転写でき、各色相のカラーバランスが変わることなくカラーバランスに合った適正なカラー画像情報を実現できる。
また、請求項1〜に記載の発明で得られる上記共通の効果に加え、各請求項に記載の発明によれば次の効果を得ることができる。
詳しくは、請求項2に記載した発明によれば、最初に転写される色相の現像剤像の現像剤を、黒色の画像情報に合致した現像剤とすることで、他の色相に影響されることのない下地層を形成することができる。
請求項3に記載した発明によれば、下地層を、転写部において中間転写体から被転写媒体に現像剤像が転写される際に、被転写媒体に転写されずに中間転写体上に残留した現像剤で形成することで、別途下地層を形成する手段を設けることなく、簡単な構成で下地層を形成することができる。
請求項に記載した発明によれば、中間転写体の移動方向で転写部より下流側であって画像形成ユニットより上流側で中間転写体の転写面と当接して、一括転写後に中間転写体上に残留した現像剤を掻き取り回収する中間転写体クリーニング手段を備えたことで、中間転写体上に残留した下地層を形成する現像剤を再利用することが可能となる。
請求項に記載した発明によれば、請求項に記載した発明で得られる効果に加え、中間転写体クリーニング手段により回収された現像剤を、色相毎に設けられた画像形成ユニットに備えられた現像剤収納容器のうちの一色相の現像剤収納器に搬送する現像剤搬送手段を備えたことで、自動的に所定の現像剤収納容器に回収することができる。
請求項に記載した発明によれば、上記に記載した効果に加えて、現像剤収納容器の色相を黒色とすることで、下地層の現像剤として黒色の現像剤を用いた場合に、残留現像剤の大部分が黒色となることから、他の色相が微量混入しても黒色相の変化が少ないため現像剤の再利用が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は発明を実施する形態の一例であって、本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の全体の構成を示す説明図(後方からの断面視図)である。
本実施形態のカラー画像形成装置1は、図1に示すように、色分解された画像情報に応じて各色相に合致した現像剤(以下、トナーと称する。)により形成される現像剤像(以下、トナー像と称する。)を担持する感光体ドラム21(21a,21b,21c,21d)を備えた複数の画像形成ユニットたるプロセス印刷ユニット20(20a,20b,20c,20d)と、複数のトナー像が積層して転写される中間転写体たる転写ベルト31と、前記転写ベルト31に積層転写されたトナー像を被転写媒体たる記録用紙に一括転写する転写部を構成する転写ローラ36とを備えたカラー画像形成装置であって、前記複数のプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dが転写ベルト31に沿って並設され、プロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dの感光体ドラム21a,21b,21c,21dから転写ベルト31上に転写されるトナー像のうちの最初に転写される色相のトナー像のトナーを、転写ベルト31上に薄膜形成して、カラー画像情報の下地層を形成することを特徴としたものである。
ここで、本実施形態におけるカラー画像形成装置1とオペレータとの位置関係は、図1に示すカラー画像形成装置1の向こう側にオペレータが位置するようになっている。すなわち、カラー画像形成装置1の図示されない側面が操作側となり、図1における正面視の左右方向は、オペレータが操作側に向う場合の左右方向とは逆になっている。
また、以下の説明中のフロント側(F側)はオペレータ側を示し、リア側(R側)はカラー画像形成装置1の後側、すなわち図1に図示された面側を示すものとする。
まず、カラー画像形成装置1の全体構成について説明する。
本実施形態に係るカラー画像形成装置1は、図1に示すように、画像情報を色分解して色相毎に画像を形成してカラー画像を出力するようにした、いわゆるデジタルカラープリンタであって、大略的に画像形成部108と給紙部109とにより構成され、外部に接続されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(図示省略)からの印刷ジョブに基づいて多色画像又は単色画像を記録用紙上に形成するものである。
画像形成部108は、電子写真方式で、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色を用いて多色画像を形成するものであって、主に、露光ユニット10、画像形成ユニットたるプロセス印刷ユニット20、定着ユニット27、中間転写体としての転写ベルト31を備える転写ベルトユニット30、中間転写体クリーニング手段たる転写ベルトクリーニングユニット37とにより構成されている。
画像形成部108の概略構成は、カラー画像形成装置1の筐体1aの一端側の上部に定着ユニット27を配置し、該定着ユニット27の下方に筐体1aの一端側から他端側に渡り転写ベルトユニット30を配置するとともに、該転写ベルトユニット30の下方にプロセス印刷ユニット20を配置し、さらに該プロセス印刷ユニット20の下方に露光ユニット10を配置している。また、転写ベルトユニット30の他端側には転写ベルトクリーニングユニット37が設けられている。さらに、画像形成部108の上部には定着ユニット27に隣接して排紙トレイ43が設けられている。
そして、この画像形成部108の下側に給紙部109が構成されている。
本実施形態では、プロセス印刷ユニット20として、ブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応した4個のプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dが転写ベルト31に沿って順次設けられている。
転写ベルト31上に転写されるトナー像のうちの最初に転写される色相のプロセス印刷ユニット20a、すなわち、転写ローラ36から最も遠い位置に配置される色相のプロセス印刷ユニット20aは、黒色の色相のトナーを備え、転写ベルト31上に最初に黒色のトナー像を形成するものである。
これらプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dは、筐体1a内で略水平方向(図中の左右方向)に平行して並設され、各色毎に像担持体たる感光体ドラム21a,21b,21c,21d、該感光体ドラム21a,21b,21c,21dを帯電させる帯電器22a,22b,22c,22d、現像器23a,23b,23c,23d、クリーナユニット24a,24b,24c,24d等をそれぞれ備えている。
ここで、各色毎に対応する構成要素に付したa,b,c,dの記号は、それぞれブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応するように記載したものであるが、以下の説明において、特定の色に対応する構成要素を指定して説明する場合を除き、各色に対して設けられている構成要素をまとめて、感光体ドラム21、帯電器22、現像器23、クリーナユニット24と記載するものとする。
感光体ドラム21は、外周面の一部が転写ベルト31の表面に接触するように配置されるとともに、ドラムの外周面に沿って電界発生部としての帯電器22、現像器23、及びクリーナユニット24が近接配置されている。
帯電器22は、ローラ型帯電器が用いられ、感光体ドラム21を挟んで転写ベルトユニット30が配置する位置と略反対側で感光体ドラム21の外周面に接触するように配置されている。尚、本実施形態では帯電器22としてローラ型帯電器を用いているが、ローラ型帯電器の代わりにブラシ型帯電器、チャージャー型帯電器等を用いても良い。
現像器23は、ブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、及びシアン(C)の各色のトナーが各色ずつ現像器23毎に収納されており、感光体ドラム回転方向(図中の矢印A方向)で帯電器22より下流側に配置されている。そして、該感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像に各色のトナーを供給して顕像化するように構成されている。
クリーナユニット24は、感光体ドラム回転方向で帯電器22より上流側に配置されている。また、クリーナユニット24は、クリーニングブレード241を備え、該クリーニングブレード241を感光体ドラム21の外周面に沿って当接配置し、該感光体ドラム21上の残留トナーを掻き取り回収するように構成されている。図中の符号242は回収したトナーを搬送する搬送スクリュである。
露光ユニット10は、印刷用の画像データに基づいて各色毎に各々の感光体ドラム21上にレーザ光を照射して静電潜像を生成させるものであって、主に、レーザ照射部11aを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)11、ポリゴンミラー12、及び各色毎にレーザ光を反射する反射ミラー13a,13b,13c,13d,14a,14b,14cとにより構成されている。
レーザ照射部11aから発せられたレーザ光は、ポリゴンミラー12により色分解された後に反射ミラー13a〜13d,14a〜14cで反射して、各色毎にそれぞれの感光体ドラム21上に照射されるようになっている。
尚、レーザスキャニングユニット11は、レーザ照射部11aの代わりにEL(Electro Luminescence)、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子をアレイ状に並べた書込ヘッドを用いる構成であっても良い。
転写ベルトユニット30は、主に、転写ベルト31、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、転写ベルトテンション機構34、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dとにより構成されている。
尚、以下の説明においては、中間転写ローラ35a,35b,35c,35dを総して用いる場合には中間転写ローラ35と記載するものとする。
転写ベルト31は、厚さ75μm〜120μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。転写ベルト31の材質は、ポリイミド、ポリカーボネート等が用いられている。
また、転写ベルト31は、その表面が感光体ドラム21の外周面と接触するように、転写ベルト駆動ローラ32、転写ベルト従動ローラ33、転写ベルトテンション機構34、中間転写ローラ35により張架され、該転写ベルト駆動ローラ32の駆動力により副走査方向(図中の矢印B方向)へ移動するように構成されている。
転写ベルト駆動ローラ32は、筐体1aの一端側に配置され、転写ベルト31に巻回されて駆動を掛けて該転写ベルト31を搬送するとともに、転写ベルト31と記録用紙とを重ね合わせた状態で転写ローラ36とで挟み込んで圧接しながら記録用紙を搬送するように設けられている。
転写部を構成する転写ローラ36は、転写ベルト駆動ローラ32に対して略水平で平行に対向し、該転写ベルト駆動ローラ32に巻回される転写ベルト31に対して所定のニップで圧接するように配設され、該転写ベルト31上に形成された多色トナー像を記録用紙上に転写させるための電圧、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加されるように構成されている。
また、転写ベルト31と転写ローラ36との間のニップを定常的に得るために、転写ベルト駆動ローラ32又は転写ローラ36の何れか一方のローラを金属等の硬質材料により構成し、他方のローラを弾性ゴム、発泡性樹脂等の軟質材料により構成するようにしている。
転写ベルト駆動ローラ32と転写ローラ36の下方にはレジストローラ26が設けられている。レジストローラ26は、給紙部109から供給された記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合して転写ローラ36側へ搬送するように構成されている。
転写ベルト従動ローラ33は、筐体1aの他端側に配置され、転写ベルト駆動ローラ32とともに転写ベルト31を筐体1aの一端側から他端側に渡り略水平に架設している。
中間転写ローラ35は、転写ベルト駆動ローラ32から転写ベルト従動ローラ33に渡り巻回された転写ベルト31の内側空間に配置され、転写ベルト31の内側面と当接して外側面を感光体ドラム21の外周面に当接するように設けられている。
また、中間転写ローラ35は、直径8〜10mmの金属(例えば、ステンレス)軸を備え、その金属軸の外周面にEPDM、発砲ウレタン等の導電性を有する弾性材が被覆されている。
このように構成された中間転写ローラ35は、感光体ドラム21に形成されたトナー像を転写ベルト31に転写するために高電圧の転写バイアス、すなわち、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加され、弾性材により転写ベルト31に対して均一的に高電圧を印加するようにされている。
転写ベルトクリーニングユニット37は、転写ベルト従動ローラ33の近傍に設けられ、転写ベルト31に当接するように配置したクリーニングブレード37aを備え、該クリーニングブレード37aにより転写ベルト31上の残留トナーを掻き取り回収するようにされている。
また、転写ベルトクリーニングユニット37は、プロセス印刷ユニット20aより転写ベルト31の移動方向上流側で該プロセス印刷ユニット20aに近接して配置されている。さらに、転写ベルトクリーニングユニット37内のトナー回収部37bからプロセス印刷ユニット20a内のトナー収納容器20a1に渡りトナー搬送手段38が連設されている。
トナー搬送手段38は、図2に示すように、主にトナー回収部37b下部とトナー収納容器20a1の上部とを連通接続するトナー搬送ケース38aと、該トナー搬送ケース38a内に沿って延設されてトナー回収部37bからトナー収納容器20a1にトナーを搬送する搬送スクリュ38bとにより構成されている。
トナー搬送ケース38aは、一端部38a1がトナー回収部37b内の底部に配設されるとともに、トナー回収部37b内で上方に向かい搬送スクリュ38bを露出する状態に開口した開口部38a11が形成され、一方、他端部38a2がトナー収納容器20a1内の上部に配設されるとともに、トナー収納容器20a1内で下方に向かい開口した開口部38a21が形成されている。
搬送スクリュ38bは、主に、湾曲した状態でも回転自在のフレキシブルな回転軸38b1と、回転軸38b1の軸心方向に対して斜めに且つ互いに平行に設けられた複数の搬送羽根38b2とにより構成されている。前記搬送羽根38b2は、円盤状を呈し、回転軸38b1の回転に伴い該回転軸38b1とともに一体的に回転してトナーをトナー回収部37bからトナー収納容器20a1に搬送するようになっている。
尚、搬送スクリュ38bは、上述した構成に限定されるもではなく、例えば、幅広の螺旋部を有する螺旋状のフレキシブルな回転軸を用いたものであってもよい。
定着ユニット27は、図1に示すように、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより構成された一対の定着ローラ271と、その定着ローラ271の上方に搬送ローラ27cを備え、記録用紙を定着ローラ271の下方より搬入して、搬送ローラ27cの上方に搬出するようにされている。
定着ユニット27の上方には排紙ローラ28が設けられ、搬送ローラ27cから搬送された記録用紙を該排紙ローラ28により排紙トレイ43上に記録用紙を排紙するようにされている。
定着ユニット27によるトナー像の定着は、加熱ローラ27aの内部若しくは近接して設けられたヒータランプ等の加熱手段(図示省略)を温度検出器(図示省略)の検出値に基づいて制御することにより、加熱ローラ27aを所定の温度(定着温度)に保つとともに、トナー像が転写された記録用紙を加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとにより挟んで回転搬送しながら加熱・加圧することで記録用紙上にトナー像を熱定着するようにされている。
また、定着ユニット27に隣接して、両面印刷用の両面原稿搬送路S3が定着ユニット27の後方から下方に向かい給紙部109付近まで構成され、その両面原稿搬送路S3上に上下方向で並設された搬送ローラ29a,29bにより記録用紙を反転させた状態で、再び転写ローラ36に向かい搬送するようになっている。
具体的には、搬送ローラ29aは定着ユニット27の後方に配置され、搬送ローラ29bは、上下方向で搬送ローラ29aの下方に位置するとともに、横方向でレジストローラ26と略同じ位置に配置されている。
次に、給紙部109の構成について説明する。
給紙部109は、画像形成に使用する記録用紙を収容するための手差トレイ41及び給紙カセット42を備え、手差トレイ41又は給紙カセット42から記録用紙を一枚ずつ画像形成部108に供給するようにされている。
手差トレイ41は、図1に示すように、カラー画像形成装置1の筐体1aの一側端(図中で右側)に、使用時には外方に拡開され、未使用時には一側端に収納可能に設けられ、利用者が所望する種類の記録用紙を少数枚(必要とする枚数)だけ載置してカラー画像形成装置1の筐体1a内部に1枚ずつ取込むものである。
手差トレイ41による記録用紙の給紙方向(図中の矢印C方向)下流側のカラー画像形成装置1の筐体1a内には、露光ユニット10の下方にピックアップローラ41aが設けられ、さらに給紙方向下流側に搬送ローラ41b,41c,41dが略水平に設けられている。
ピックアップローラ41aは、手差トレイ41から給紙された記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に搬送するようになっている。
最下流側の搬送ローラ41dは、搬送ローラ41b,41cよりも上方に設けられ、これにより記録用紙を上方に向かい搬送するようになっている。
前述したピックアップローラ41a及び搬送ローラ41b,41c,41dによって記録用紙搬送路S1が構成されている。
一方、給紙カセット42は、筐体1a内の画像形成部108及び露光ユニット10の下側に設けられ、装置の仕様により規定されたサイズ、又は利用者が予め定めたサイズの記録用紙を大量に収容可能となっている。
給紙カセット42の一端部(図中の左側端部)の上にはピックアップローラ42aが設けられ、該ピックアップローラ42aの記録用紙搬送方向(図中の矢印D方向)下流側で斜め上方には搬送ローラ42bが設けられている。
ピックアップローラ42aは、給紙カセット42にセットされた記録用紙の最上部にある記録用紙の一端部の表面と接触して、ローラの摩擦抵抗により一枚ずつ確実に繰り出して搬送するようになっている。
搬送ローラ42bは、ピックアップローラ42aから繰り出された記録用紙を、筐体1a内の一端側に形成された記録用紙搬送路S2に沿って上方に向かい画像形成部108に搬送するようになっている。
次に、本実施形態のカラー画像形成装置1による画像出力について説明する。
カラー画像形成装置1は、給紙部109から供給される記録用紙上に感光体ドラム21上のトナー像をいわゆる中間転写方式によって転写ベルトユニット30を介して記録用紙に転写するようにされている。
まず、帯電器22により感光体ドラム21の外周面を所定の電位に均一的に帯電する。
帯電された感光体ドラム21に露光ユニット10からレーザ光を照射することで、各色毎の感光体ドラム21上に各色毎の静電潜像が生成される。
次に、現像器23より感光体ドラム21の外周面にトナーが供給されて、感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像がトナーにより顕像化(トナー像として)される。
そして、感光体ドラム21に生成したトナー像が転写ベルト31に転写される。
感光体ドラム21から転写ベルト31へのトナー像の転写は、転写ベルト31の裏側に接触配置された中間転写ローラ35によって行われる。
中間転写ローラ35にトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧を印加することで、転写ベルト31は、この中間転写ローラ35により均一的に高電圧が印加されて逆極性(+)となる。これにより、感光体ドラム21上の帯電極性(−)のトナー像は、感光体ドラム21が転写ベルト31と回転接触する際に転写ベルト31上に転写される。
各々の感光体ドラム21に形成された各色のトナー像は、転写ベルト31が移動しながら各々の感光体ドラム21と回転接触するに従い順次に重ねて転写され、転写ベルト31上にはカラーのトナー像が形成される。
このようにして、各色毎に感光体ドラム21上でトナーにより顕像化された静電潜像は転写ベルト31上で積層され、印刷用画像が多色トナー像として転写ベルト31上に再現される。
そして、転写ベルト31上に転写された多色トナー像は、転写ベルト31が移動して記録用紙と該転写ベルト31とが重なり合う位置で、転写ローラ36によって転写ベルト31から記録用紙上に転写される。
感光体ドラム21と接触することで転写ベルト31に付着したトナー、又は転写ローラ36によって記録用紙上に転写が行われずに転写ベルト31上に残留したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット37によって除去および回収される。
次に、給紙部109による記録用紙の供給動作について説明する。
手差トレイ41に載置された記録用紙を用いる場合は、操作パネル(図示省略)の指示により制御されたタイミングで、ピックアップローラ41aにより手差トレイ41内から記録用紙が1枚ずつ装置内部に取り込まれる。
装置内部に取り込まれた記録用紙は、搬送ローラ41b,41c,41dにより記録用紙搬送路S1に沿って画像形成部108へ搬送される。
一方、給紙カセット42に収容された記録用紙を用いる場合は、ピックアップローラ42aにより給紙カセット42内から記録用紙が1枚ずつ分離給送され、搬送ローラ42bにより記録用紙搬送路S2に沿って画像形成部108へ搬送される。
手差トレイ41又は給紙カセット42から搬送された記録用紙は、レジストローラ26により記録用紙の先端と転写ベルト31上のトナー像の先端とを整合するタイミングで転写ローラ36側へ搬送されて、転写ベルト31上のトナー像が記録用紙上に転写される。
トナー像が転写された記録用紙は、略垂直に搬送されて定着ユニット27に到達し、定着ユニット27において、加熱ローラ27aと加圧ローラ27bとによりトナー像が記録用紙に熱定着される。
定着ユニット27を通過した記録用紙は、片面印刷要求の場合、排紙ローラ28により排紙トレイ43上にフェイスダウンで排出される。
一方、両面印刷要求の場合は、排紙ローラ28により記録用紙をチャックした後、該排紙ローラ28を逆回転させて記録用紙を両面原稿搬送路S3へ導き、搬送ローラ29a,29bにより再度レジストローラ26へ搬送する。
この時、記録用紙は、転写される面が反転するとともに搬送される前後方向が変わる。
つまり、最初の転写時にスタート側となる端部が裏面転写時にはエンド側となり、最初の転写時にエンド側となる端部が裏面転写時にはスタート側となる。
そして、記録用紙の裏面にトナー像を転写及び熱定着させた後、排紙ローラ28により排紙トレイ43上に排出される。
以上のように、記録用紙への転写動作が行われる。
次に、本実施形態に係るカラー画像形成装置1による転写ベルトへの下地層の形成と転写効率について、実施例に基づき図面を参照して説明する。
(実施例)
本実施例は、前述した実施形態の一実施例であって、カラー画像形成装置1において、図1に示すように、4個のプロセス印刷ユニット20a,20b,20c,20dを転写ベルト31の移動方向に沿って上流側よりブラック(K)、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)という順序で並設して、転写ベルト31上に最初に黒色の色相のプロセス印刷ユニット20aにより黒トナーによるトナー像を形成することで、2次転写時に転写ベルト31に残る分のトナーを予め黒トナーとして、その黒トナーにより下地層を構成し、その下地層上に順次プロセス印刷ユニット20b,20c,20dによりカラートナーを印字してカラー画像を形成するものである。
カラー画像形成装置1における中間転写方式によれば、1次転写は感光体ドラム21から転写ベルト31への転写であるため、安定した転写効率が確保でき、現像剤(以下、トナーと称する。)の種類に関係なく、ほぼ98%以上の転写効率が得られる。
一方、2次転写では、1次転写で転写ベルト31上にトナーが押し付けられパッキングし、さらに、被転写体(記録用紙)の種類が多様化することもあって、安定した転写効率を確保できない。特に、現像剤に粉砕トナーを用いた場合はトナーのパッキング傾向が強く、帯電が不安定ということもあり、上述した傾向が顕著に表れる。
ここで、本実施例において、転写ベルト31上に形成されたトナー像の2次転写時の転写効率について、3種類の転写条件により比較して検証する。
図3は本実施例のカラー画像形成装置における感光体ドラム上の種類のトナーの帯電量と付着量を示す表、図4は本実施例における3種類の転写条件による2次転写時の転写効率を示す表、図5〜図7は、各転写条件における転写効率と2次電流との関係を示すグラフである。
転写条件は、
転写条件1:粉砕トナーAによる単層画像
転写条件2:粉砕トナーによる多層画像
転写条件3:重合トナーによる単層画像
とする。
感光体ドラム21上における各トナーのオフセット時と直圧時の付着量と帯電量とを図3に示す。
図3の表より、粉砕トナーAと重合トナーとを比較すると、重合トナーの方が粉砕トナーAよりも帯電量が多く、付着量が少なくなっていることが分かる。
すなわち、粉砕トナーA及び重合トナーは、それぞれ異なった特性を有している。
次に、粉砕トナーA及び重合トナーを用いたそれぞれの転写条件1,2,3による2次電流に応じた転写効率について説明する。
粉砕トナーAは、転写条件1において、図3、図4に示すように、2次電流が10μA付近で転写効率が最大の93.25%の実現している。
粉砕トナーは、転写条件2において、図3、図5に示すように、2次電流が14〜22μA付近で転写効率が最大の92.5%の実現している。
重合トナーは、転写条件3において、図3、図6に示すように、2次電流が16〜26μA付近で転写効率が最大の95.75%の実現している。
従って、本実施例によれば、転写ベルト31上に形成されるトナー像のトナー層の総層厚の5%程度のトナー層を該転写ベルト31上に上乗せして形成することで、画像に必要なトナーのほとんどを転写することができる。
すなわち、最初に印字するプロセス印刷ユニット20aによる画像形成を、2次転写時の転写効率に対応して、記録用紙に転写されずに転写ベルト31上の残留したトナーに相当する層厚の分、すなわち、カラー画像情報の全ての色相に合致したトナーの総層厚に対して5%以下の層厚を下地層として最初に形成されるトナー像の層厚に付加することで、2次転写する際に、積層形成されたトナー像の必要部分を確実に記録用紙に転写することができる。
さらに、本実施例によれば、プロセス印刷ユニット20aの色相を黒色とすることで、下地層の層厚をトナー像の総トナー層の5%以下としても、転写効率に多少のバラツキが生じてもその他のカラートナーに影響を及ぼすことがないので、カラーバランスの良好な転写画像を得ることができる。
以上のように構成したので、前述した実施形態及び実施例によれば、カラー画像形成装置1において、複数のプロセス印刷ユニット20の感光体ドラム21から転写ベルト31上に転写されるトナー像のうちの最初に転写される色相のトナー像のトナーを、薄膜形成してカラー画像情報の下地層として、その下地層上にカラーバランスに合った各色相のトナー像を形成することで、下地層上の各色相のトナー像を全て被転写媒体上に転写でき、各色相のカラーバランスが変わることなくカラーバランスに合った適正なカラー画像情報を実現できる。
また、本実施形態によれば、トナー搬送手段38を備えたことで、転写ベルト31上に残留したトナーを転写ベルトクリーニングユニット37により回収し、プロセス印刷ユニット20aのトナー収納容器20a1に搬送することで、残留トナーを再利用することができ、これによりトナーコストを削減できる。
また、下地層として黒色の色相のトナーを用いることで、転写ベルト31上に残ったトナーを回収する際に、他の色相のトナーが微量混入しても残留トナーの大部分が黒トナーであるため、黒色相の変化が少なく、黒トナーとして再利用が可能となる。
従って、本実施形態によれば、カラートナーの使用効率はほぼ100%となり、黒トナーも再利用することによって100%近い使用効率となる。さらに、余分なトナーを使用することなく色再現性が向上するため、画質も安定したものとなる。
さらに、本発明のカラー画像形成装置は、上述した実施形態や実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の構成に変更を加え得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の全体の構成を示す説明図(後方からの断面視図)である。 前記カラー画像形成装置におけるトナー搬送手段の構成を示す説明図である。 本実施形態の一実施例に係るカラー画像形成装置における感光体ドラム上の種類のトナーの帯電量と付着量を示す表である。 前記カラー画像形成装置における3種類の転写条件による2次転写時の転写効率を示す表である。 前記カラー画像形成装置の2次転写時における転写条件1の場合の転写効率と2次電流との関係を示すグラフである。 前記カラー画像形成装置の2次転写時における転写条件2の場合の転写効率と2次電流との関係を示すグラフである。 前記カラー画像形成装置の2次転写時における転写条件3の場合の転写効率と2次電流との関係を示すグラフである。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
20,20a,20b,20c,20d プロセス印刷ユニット(画像形成ユニット)
20a1 トナー収納容器(現像剤収納容器)
21,21a,21b,21c,21d 感光体ドラム(像担持体)
22,22a,22b,22c,22d 帯電器
27 定着ユニット
30 転写ベルトユニット
31 転写ベルト(中間転写体)
36 転写ローラ(転写部)
37 転写ベルトクリーニングユニット(中間転写体クリーニング手段)
37a クリーニングブレード
37b トナー回収部
38 トナー搬送手段(現像剤搬送手段)
38a トナー搬送ケース
38b 搬送スクリュ
38b1 回転軸
38b2 搬送羽根

Claims (6)

  1. 色分解された画像情報に応じて各色相に合致した現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体を備えた複数の画像形成ユニットと、複数の現像剤像が積層して転写される中間転写体と、前記中間転写体に積層転写された現像剤像を被転写媒体に一括転写する転写部とを備え、複数の前記画像形成ユニットが前記中間転写体に沿って並設されたカラー画像形成装置において、
    複数の前記画像形成ユニットの像担持体から前記中間転写体上に転写される現像剤像のうちの最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤を、カラー画像情報の下地層とし、
    前記下地層の層厚を、2次転写時の転写効率に対応して被転写媒体に転写されずに中間転写体上の残留する現像剤像の層厚とし、
    最初に転写される黒色の現像剤像の現像剤の層厚を、前記下地層の層厚を付加した層厚とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 最初に転写される色相の現像剤像の現像剤は、黒色の画像情報に合致した現像剤とすることを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記下地層は、前記転写部において中間転写体から被転写媒体に現像剤像が転写される際に、被転写媒体に転写されずに中間転写体上に残留した現像剤で形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記カラー画像形成装置は、中間転写体の移動方向で転写部より下流側であって画像形成ユニットより上流側で中間転写体の転写面と当接して、一括転写後に中間転写体上に残留した現像剤を掻き取り回収する中間転写体クリーニング手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至のうちの何れか一項に記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記カラー画像形成装置は、前記中間転写体クリーニング手段により回収された現像剤を、色相毎に設けられた画像形成ユニットに備えられた現像剤収納容器のうちの一色相の現像剤収納器に搬送する現像剤搬送手段を備えたことを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
  6. 前記現像剤収納容器の色相は、黒色とすることを特徴とする請求項に記載のカラー画像形成装置。
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