JP2001125402A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001125402A
JP2001125402A JP30907699A JP30907699A JP2001125402A JP 2001125402 A JP2001125402 A JP 2001125402A JP 30907699 A JP30907699 A JP 30907699A JP 30907699 A JP30907699 A JP 30907699A JP 2001125402 A JP2001125402 A JP 2001125402A
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JP30907699A
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English (en)
Inventor
Naotoshi Ishikawa
尚稔 石川
Nobuo Momotake
信男 百武
Kazuhisa Masuko
和久 増子
Akihisa Maruyama
彰久 丸山
Osamu Handa
修 半田
Kisho Kojima
紀章 小島
Hiroyuki Koide
弘行 小出
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一次転写性能を損なうことなく、像担持体1
0と中間転写体20とが当接する一次転写当接部N1の
下流側近傍Sで主に発生するリトランスファーを確実に
防止することが可能な中間転写方式の画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 体積抵抗率が1×108.5Ω・cm以
下、表面抵抗率が1×101 2Ω/□以下とした中間転写
体20を使用し、かつ、上記一次転写当接部N1の下流
側近傍Sにおける表面電位差がその像担持体10と中間
転写体20の間隙放電開始電圧よりも小さな値となるよ
うに一次転写器25に印加する印加電圧を設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に形成す
るトナー像を中間転写体に一次転写してから被転写材に
二次転写する中間転写方式を採用した複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式等を利用したカラー
プリンタ、カラー複写機等の画像形成装置として、中間
転写方式を採用するタイプのものが増えつつある。かか
る中間転写方式を採用したカラー画像形成装置は、図5
に例示するように、基本的にその感光体ドラム等の像担
持体100に電子写真プロセスにより形成する複数色の
トナー像をその像担持体100の一次転写位置N1で当
接しながら回動するベルト状又はドラム状の中間転写体
200の転写面に一次転写器150の静電的作用によっ
て一次転写させた後、その中間転写体200に転写され
たトナー像をその中間転写体の二次転写位置N2で当接
するように供給される記録シート等の被転写材300に
二次転写器250の静電的作用によって二次転写させる
ことにより、所望のカラー画像等を形成するようになっ
ている。上記一次転写器150は転写バイアスロールを
使用するものであり、また上記二次転写器250も転写
バイアスロールを使用するものである。図中の符号17
0は1次転写後の像担持対00の表面を清掃するクリー
ナ、符号210,220,230は中間転写体(ベル
ト)200が張架される支持ロールである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
中間転写方式を採用する画像形成装置にあっては、中間
転写体200に一次転写された後のトナー像T1の一部
tが像担持体100側に再び転写(逆転写)されてしま
う現象、いわゆるリトランスファーが発生するという課
題がある。また、このリトランスファーは、本発明者ら
の検討結果によると、図6に示すように、特にその像担
持体100と中間転写体200とが当接する一次転写当
接部N1を通過する直後、即ちその当接部N1の下流側
近傍Sで主に発生することが確認されている。
【0004】そして、このリトランスファーの発生によ
り、転写されるべきトナーの一部が欠落することに起因
した画質不良が発生したり、あるいは、像担持体側に逆
転写したトナーがそれ以降の色の現像時において現像器
内に混入して混色が発生するという不具合がある。ま
た、像担持体側に逆転写したトナーがクリーナによって
除去される場合には、廃棄トナーの増加を招くことにな
る。さらに、トナーとして粉砕トナー等のごとき不定形
のトナーを使用した場合には、その不定形トナーの像担
持体との接触点(面)が比較的多いため、像担持体に逆
転写された後のクリーナのクリーニングブレードによる
掻き取り工程などにおいてそのトナーが像担持体表面に
付着しやすくなり、かかるトナーの付着により一次転写
効率が低下することがある。
【0005】ちなみに、特開平9−292780号公報
には、像担持体上のトナー像が中間転写体に一次転写さ
れる際に、そのトナー像を構成するトナーの一部が像担
持体の非画像部に拡散し、そのままの状態で一次転写さ
れてしまう現象(転写チリ)を防止するため、像担持体
と中間転写体の一次転写当接部上流側近傍ギャップにお
ける当該像担持体の非画像部表面と中間転写体の転写面
との間に放電が生じないように、その上流側における双
方の各表面電位を設定した、中間転写方式の画像形成装
置が示されている。しかし、この画像形成装置では、像
担持体と中間転写体の一次転写当接部の下流側近傍にお
ける像担持体と中間転写体の表面電位について特に言及
されておらず不明であり、また、前記したような一次転
写当接部下流部で主に発生するリトランスファーが防止
されるのかが定かではない。
【0006】本発明は、上記したような事情に鑑みなさ
れたものであり、一次転写性能を損なうことなく、像担
持体と中間転写体とが当接する一次転写当接部の下流側
近傍で主に発生するリトランスファーを確実に防止する
ことが可能な中間転写方式の画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成し得る
本発明の画像形成装置は、像担持体に形成したトナー像
をその像担持体の一次転写位置で当接しながら回動する
中間転写体の転写表面に一次転写器の静電的作用によっ
て一次転写させた後、その中間転写体に転写されたトナ
ー像をその中間転写体の二次転写位置で当接するように
供給される被転写材に二次転写器の静電的作用によって
二次転写させることにより画像を形成する装置におい
て、前記中間転写体として体積抵抗率が1×108.5Ω
・cm以下であって表面抵抗率が1×1012Ω/□
(□:単位面積)以下である中間転写体を使用し、か
つ、この中間転写体と前記像担持体との一次転写当接部
の下流側近傍における表面電位差がその像担持体と中間
転写体の間隙放電開始電圧よりも小さな値となるように
前記一次転写器に印加する印加電圧を設定したことを特
徴とするものである。
【0008】ここで、上記中間転写体の体積抵抗率が1
×108.5Ω・cmを超える場合には、一次転写当接部
下流部で主に発生するリトランスファーを十分に防止す
ることができない。また、その中間転写体の表面抵抗率
が1×1012Ω/□を超える場合には、中間転写体の表
面が除電しにくくなり、一次転写のたびにその帯電量が
増し、一次転写が良好になされない。そして、この双方
の抵抗率が上記数値以下である場合には、前記した表面
電位差を間隙放電開始電圧よりも小さな値となるように
設定することが容易となる。このときの体積抵抗率及び
表面抵抗率は、後述する測定方法により測定されるもの
である。また、上記像担持体と中間転写体との電位差が
間隙放電開始電圧よりも小さな値となる印加電圧を一次
転写器から印加する時期は、少なくともカラー画像を形
成する場合の2色目の1次転写がなされる前であればよ
い。
【0009】また、上記間隙放電開始電圧V0は、パッ
シェン則により定まるものあり、一般に次式:V0=3
12+6.2d(dは間隙:μm)で表される。従っ
て、この発明では、像担持体と中間転写体の表面電圧差
をVn、その双方間の一次転写当接部下流側近傍での間
隙をd(μm)とした場合、その表面電位差Vnは前記
式から「Vn=312+6.2d」と表されることか
ら、その一次転写当接部の下流側近傍での間隙dを定め
たときに得られる表面電位差Vnを超えないように一次
転写器に印加する印加電圧が設定される。ちなみに、一
次転写当接部の下流側近傍とは、当接部終端から中間転
写体の移動方向下流側にむけて2mm程度離れた領域ま
でをいう。
【0010】このような画像形成装置によれば、1次転
写当接部の下流側近傍における像担持体と中間転写体と
の表面電位差が放電開始電圧よりも小さな値となるた
め、その下流側近傍での放電が抑制される。これによ
り、例えば、放電により発生する正電荷をもつ陽イオン
が中間転写体に転写されたトナー像の上層部にあるトナ
ーを逆帯電させることが起こらない。従って、その逆帯
電した中間転写体上のトナーが1次転写当接部の下流側
近傍において像担持体側に逆転写すること(リトランス
ファー)はなくなる。
【0011】そして、この画像形成装置においては、一
次転写当接部の下流側近傍における像担持体の表面電位
(画像部及び非画像部の双方における表面電位)と前記
中間転写体の転写裏面電位との電位差が650V以下と
なるように前記一次転写器に印加する印加電圧を設定す
るとよい。このように設定した場合には、前記した像担
持体と中間転写体との表面電位差が容易に間隙放電開始
電圧よりも小さな値となり、また、リトランスファーを
確実に防止することができる。
【0012】また、この画像形成装置においては、前記
一次転写器として、像担持体の一次転写位置となる中間
転写体の転写裏面に圧接される転写バイアスロールを備
えた接触式転写器を採用するとよい。このような接触式
転写器を採用した場合には、コロナ放電による非接触式
転写器や導電性ブラシを備えた接触式転写器に比べて、
優れた被転写材の搬送性や各種被転写材への汎用性が得
られ、特に被転写材を中間転写体に均一かつ確実に当接
させることができることから転写効率の面でも有利であ
る。
【0013】なお、この画像形成装置において、上記像
担持体はトナー像が形成され得るドラム状又はベルト状
の感光体又は誘電体であり、また、その数量については
単数、複数のいずれであってもよい。カラー画像形成装
置とする場合、そのカラー画像を構成する各色のトナー
像は、1つの像担持体上で順次形成するように構成して
も、あるいは複数の像担持体上でそれぞれ1色ずつ形成
するように構成してもよい。一方、上記中間転写体はベ
ルト状又はドラム状のいずれかの形態からなる。また、
この中間転写体を構成する部材は、通常、所望の合成樹
脂又は合成ゴムの基材に導電性材料等を適当量含有させ
てその体積抵抗率及び表面抵抗率を調整した材料により
単層構造又は複層構造としたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図2は、本発明
の実施の形態1に係るカラー画像形成装置の要部を示す
ものである。このカラー画像形成装置はカラープリンタ
として使用可能なもののほか、複写機やファクシミリや
各種機能を複合した複合機等の作像部および出力部とし
て使用可能なものである。
【0015】はじめに、図2において符号10は像担持
体としての感光ドラムであり、矢線A方向に所定の速度
で回転駆動され、その周面に周知の電子写真プロセスに
より画像情報に応じた静電潜像が形成される。すなわ
ち、画像形成プロセスの開始の指示を受けると、感光ド
ラム10はその表面が帯電器(例えばコロナ放電器)1
1によって所定の暗電位まで帯電された後、レーザビー
ム方式の潜像書き込み装置(レーザビームスキャナ)1
2から発せられた光ビームBmによって画像信号に応じ
た露光がなされる。
【0016】この感光ドラム11の周囲には、その静電
潜像をトナーにより現像する現像装置13が配設されて
いる。この現像装置13は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)及びブラック(B)の各色のトナ
ーが1色ずつ収容される現像器14Y,14M,14
C,14Kを回転支持体13aの周面にそって等間隔で
配置してなるロータリー式の現像装置である。そして、
この現像装置13は、その回転支持体13aを所定の角
度だけ回転させて、静電潜像の色に対応するトナーが収
容されている現像器13を感光ドラム11と対向して隣
接する位置まで移動させた状態で、その静電潜像を対応
する色のトナーで現像するようになっている。この現像
により、感光ドラム10上には所定の色成分のトナー像
Tが形成される。
【0017】また、図2中の符号20は、感光ドラム1
0の1次転写位置となる表面に当接する中間転写体とし
ての中間転写ベルトであり、複数のロール22〜24
(例えば、駆動ロール21、従動ロール22、テンショ
ンロール23、バックアップロール24)に張架されて
矢線B方向へ所定の速度で回転駆動する。また、この中
間転写ベルト20の裏面側には、1次転写器としての1
次転写バイアスロール25が配設されており、かかるロ
ール25には第1バイアス電源26からトナーの帯電極
性と逆極性の1次バイアス電圧(印加電圧)が印加され
るようになっている。さらに、中間転写ベルト20の周
囲には、そのベルト表面を2次転写後において清掃する
ベルト用クリーナ27(27aはクリーニングブレード
を示す)が配設されている。
【0018】そして、感光ドラム10に形成されたトナ
ー像Tは、その感光ドラム10と中間転写ベルト20が
当接する一次転写当接(ニップ)部N1で、前記1次転
写バイアスロール25から印加される1次バイアス電圧
により発生する静電的作用(電場や電界により生じる作
用)により、感光ドラム10から中間転写ベルト20の
表面(転写表面)に1次転写される。
【0019】このようにして中間転写ベルト20に1次
転写されたトナー像Tは、そのベルトの回転に伴なって
被転写材としての記録シートPの搬送経路に面する2次
転写位置まで搬送される。この実施形態では、バックア
ップロール24に張架されている中間転写ベルト20部
分が2次転写位置であり、この2次転写位置の中間転写
ベルト20の表面側に当接し得るように導電性の2次転
写ロール30が配設されている。また、この2次転写位
置では、バックアップロール24側に、給電ロール31
を介して第2バイアス電源32からトナーの帯電極性と
同極性の2次バイアス電圧(印加電圧)を印加(供給)
するようになっている。さらに、この2次転写位置の中
間転写ベルト20と二次転写ロール30との間には、ト
ナー像の2次転写タイミングに合わせて、シート収容ト
レイ35からフィードロール36や搬送ロール37によ
り排出された記録シートPがレジストロール38より送
り込まれるようになっている。
【0020】そして、中間転写ベルト20上のトナー像
Tは、その中間転写ベルト20と2次転写ロール30と
が当接する2次転写当接(ニップ)部N2で、前記給電
ロール31を介してバックアップロール24から印加さ
れる2次バイアス電圧により発生する静電的作用(電場
や電界により生じる作用)により、中間転写ベルト20
から記録シートPに2次転写される。
【0021】ここで、単色画像を形成する場合は、中間
転写ベルト20に1次転写された当該単色のトナー像T
が直ちに記録シートPに2次転写されるが、複数色のト
ナー像を重ね合わせたカラー画像を形成する場合には、
前記した感光ドラム10上での当該各トナー像の形成並
びにそのトナー像の1次転写の工程が色数分だけ繰り返
される。例えば、4色のトナー像を重ね合わせたフルカ
ラー画像を形成する場合、感光ドラム10では順次イエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像Ty,
Tm,Tc,Tkが形成され、その形成順で中間転写ベ
ルト20に1次転写される。一方、中間転写ベルト20
は、最初に1次転写されたイエローのトナー像Tyを保
持したまま感光ドラム10と同一周期で回転し、その1
次転写位置においてマゼンタ、シアン及びブラックのト
ナー像Tm,Tc,Tkがイエローのトナー像Tyに重
ね合わせられるようにして順次転写される。
【0022】また、カラー画像を形成する場合、上記し
たように複数のトナー像を中間転写ベルト20上で重ね
合わせるように多重転写するため、前記ベルト用クリー
ナ27及び2次転写ロール30は中間転写ベルト20と
接離自在に配設されている。そして、このクリーナ27
及び2次転写ロール30は、そのカラー画像を構成する
最終色のトナー像が中間転写ベルト20に1次転写され
るまでそのベルト20から離間しているようになってい
る。これにより、中間転写ベルト20に先に1次転写さ
れたトナー像がそのクリーナ27や2次転写ロール20
に触れて乱されることがないようになっている。また、
2次転写後の中間転写ベルト20は、その表面に付着す
る未転写トナー等が上記クリーナ27によって除去され
る。なお、2次転写ロール30の表面もロール用クリー
ナ33(33aはクリーニングブレードを示す)によっ
て清掃されるようになっている。
【0023】最後に、トナー像Tが2次転写された後の
記録シートPは、定着装置40に送り込まれて定着処理
される。定着装置40は、加熱ロール41と加圧ロール
42が圧接された状態で回転するように配接されたもの
であり、この両ロール41、42の圧接部であるニップ
部に記録シートPを通過させるようになっている。図中
の矢付一点鎖線は記録シートPの搬送経路を示す。した
がって、記録シートPは、定着装置40のニップ部を通
過することによりトナー像の定着が行われ、しかる後、
排出ロール43等により排出される。これにより、基本
的な画像形成プロセスが完了する。
【0024】そして、この画像形成装置においては、前
記中間転写ベルト20として、ポリイミド、ポリカーボ
ネート、ポリエステル、ウレタン、ナイロン、アクリ
ル、塩化ビニル等の合成樹脂または各種ゴムにカーボン
ブラック等の帯電防止剤(導電性材料)を適当量含有さ
せたベルト基材に、前記帯電防止剤が同様に含有される
ウレタン、フッ素樹脂等の潤滑性塗料を約15から30
μmの厚さに塗布し、その塗装面が転写表面とする2層
構造のベルトを使用している。そして、この中間転写ベ
ルト20は、従来技術の説明のなかで既述したようなリ
トランスファーを防止する観点から、そのベルト基材や
塗料に含有する帯電防止剤の量を調整することにより、
その体積抵抗率が1×108.5Ω・cm以下となり、か
つ表面抵抗率が1×1012Ω/□以下となるように設定
している。
【0025】また、上記感光ドラム10として有機感光
材料からなるものを使用し、その感光層表面を帯電器1
1により負極性に一様帯電させるようにしている。ま
た、上記トナーとして、重合法等により形成される球形
のトナーであって、負極性に帯電させるタイプものを使
用している。しかも、この画像形成装置においては、感
光ドラム10の表面に付着する未転写トナー等を除去す
るドラム用クリーナを装備していない、いわゆる「クリ
ーナーレス」方式を採用しており、その未転写トナーに
ついては現像装置13の現像器14により回収除去する
構成を採用している。
【0026】さらに、上記1次転写バイアスロール25
として金属製ロールを使用している。また、上記バック
アップロール24として、絶縁性ロール基体の表面を半
導電性の薄層フィルムで被覆した構造のロールを使用し
ている。その薄層フィルムは、厚さが10〜200μm
に形成され、その表面抵抗率が1×107〜1×101 1
Ω/□となるように調整されている。給電ロール31
は、このバックアップロール24の中間転写ベルト20
との当接部N2端部から当該ロール周面方向へ20〜4
0mmだけ離れた位置に、当接するように配設されてい
る。一方、2次転写ロール30として、そのロール表面
の電位を常に接地位置と等電位に保つため抵抗値が1×
107Ω・cm以下である導電性ロールを使用してい
る。
【0027】そしてまた、この画像形成装置において
は、既述したリトランスファーを防止する観点から、図
1に示すように、感光ドラム10と中間転写ベルト20
との一次転写当接部N1の下流側近傍Sにおける表面電
位差Vn(感光ドラム10の表面電位をV10、中間転写
ベルト20の表面20aの表面電位をV20とした場合、
Vn=V10−V20又はVn=|V10|+|V20|)がそ
の感光ドラム10と中間転写ベルト20の間隙放電開始
電圧V0よりも小さな値となるように第1バイアス電源
26から一次転写バイアスロール25に印加する第1バ
イアス電圧(印加電圧)VN1を設定している。
【0028】このときの第1バイアス電圧VN1について
は、通常、感光ドラム10と中間転写ベルト20との間
の一次転写当接部N1の下流側近傍Sでの間隙をd(μ
m)とした場合、その表面電位差Vnが「Vn=312
+6.2d」の式にて求められる値よりも小さな値とな
るように設定している。また、このときの第1バイアス
電圧VN1についてより簡易に設定する観点からは、一次
転写当接部の下流側近傍Sにおける感光ドラム10の表
面電位をV10と中間転写ベルト20の裏面20bの表面
電位V20-bとの電位差Vn-b(Vn-b=V10−V20-b
又はVn=|V1 0|+|V20-b |)が650V以下と
なるように設定している。この場合、本実施形態では接
触式の転写器として金属製で導電性の1次転写バイアス
ロール25を使用しているため、上記中間転写ベルト2
0の裏面20bの表面電位V20-bとは第1バイアス電圧
とみなすことができる。したがって、この場合における
第1バイアス電圧VN1は、感光ドラム10の表面電位
(帯電電位および潜像電位)V 10が確定されれば、その
表面電位V10との差が650V以内となる範囲内の電圧
値に設定すればよいことになる。
【0029】このような構成からなる本実施形態1に係
るカラー画像形成装置によれば、感光ドラム10と中間
転写ベルト20との一次転写当接部N1の下流側近傍S
で主に発生するリトランスファーを確実に防止すること
ができる。しかも、1次転写も良好に行われる。
【0030】また、この画像形成装置によれば、リトラ
ンスファーを確実に防止できるため、感光ドラム10上
に逆転写するトナーがほとんどなくなり、したがって無
駄なトナー消費を抑えることができる。しかも、感光ド
ラム10の表面の未転写トナーを現像装置14で回収除
去するようにした場合に当該現像装置内に異なる色のト
ナーが混入されることがなくなり、この結果、クリーナ
ーレスシステムの構築が可能となる。さらに、カラー画
像を形成した場合には、リトランスファーに起因した混
色がない、優れた色合いのカラー画像を得ることができ
る。
【0031】[試験]以下、このトランスファー防止効
果に関して行った試験について説明する。
【0032】すなわち、この実施形態に係る画像形成装
置を用いるとともに、その中間転写ベルト20として種
々の体積抵抗率Rv(Ω・cm)及び表面抵抗率Rs
(Ω/□)からなる中間転写ベルトA〜Fを適用した場
合における、リトランスファーの防止効果について調べ
た。この試験における条件は以下の通りである。
【0033】まず、中間転写ベルトA〜Fについてであ
るが、そのベルトAはポリイミド樹脂のみからなるベル
ト厚90μmの単層ベルト(Rv:1×1010.1=1
0.1log、Rs:1×1011.5=11.5log)
からである。また、ベルトB〜Dは、そのいずれもカー
ボンブラックが含有されたポリカーボネート樹脂の基材
にポリウレタンフッ素樹脂の塗料を塗布(層厚15〜3
0μm)してなるベルト厚130μmの2層構造のベル
トであって、その抵抗率Rv、Rsのみがそれぞれ異な
るもの(ベルトBではRv:7.8log、Rs:1
0.1og、ベルトCではRv:8.5log、Rs:
121og、ベルトDではRv:13.2log、R
s:121og)である。さらに、ベルトE,Fは、そ
のいずれもカーボンブラックが含有されたクロロプレン
ゴムの基材にポリウレタンフッ素樹脂の塗料を塗布して
なるベルト厚400μmの2層構造のベルトであってそ
の抵抗率Rv、Rsのみがそれぞれ異なるもの(ベルト
EではRv:9.4log、Rs:10.3log、ベ
ルトFではRv:6.7log、Rs:6.71og)
である。
【0034】ちなみに、ベルトB〜Fにおける各抵抗率
Rv、Rsは、その各基材と塗料に含まれる帯電防止剤
であるカーボンブラックの量を変えることにより調整し
た。また、各ベルトA〜Fの各抵抗率Rv、Rsの測定
については、微小電流計(アドバンテスト社製:R83
40A)と、プローブ(三菱油化社製:HRプローブ、
主電極の外径H=φ1.6cm、ガード電極の内径D)
と、測定テープ(三菱油化社製、表面抵抗率の測定時に
「絶縁面」となり、体積抵抗率の測定時に「導電面」と
なる)を用い、印加電圧100V、荷重2kg、測定時
間30秒間での体積抵抗Rovと表面抵抗Rosを測定し、
次の算出式にて算出した。式中tは、試料である中間転
写ベルトの厚さ(cm)である。 Rv=π×H2×Rov/(4×t)、Rs=2×π×Ro
s/ln(D/H)
【0035】金属製の1次転写バイアスロール25に印
加する1次バイアス電圧VN1は、1次転写が良好にでき
ることを優先させた電圧値とした。例えば、ベルトB,
Cの場合においてはVN1=500Vとし、ベルトFの場
合においてはVN1=400Vとした。
【0036】前記4色のトナーとしていずれも、体積平
均粒径が3〜7μm(コールター社製のコールカウンタ
ーで測定した値)で粒度分布指標(GSD)が1.23
であるトナー粒子に、平均粒径10〜150nmのシリ
カおよびチタニア等の無機微粒子(外添剤)を適宜量外
添したものであって、平均粒径35μmのフェライトビ
ーズからなるキャリアと混合した2成分現像剤とするも
のを使用した。また、このトナーは、そのトナー形状係
数が138以下(好ましくは134以下)、その表面性
指標が9以下(好ましくは5.1以下)のものであっ
た。
【0037】このようなトナーは、例えば、特開平10
−26842号公報の発明の詳細な説明の欄における段
落0019〜段落0067に記載の製造方法を採用して
得られる。また、上記トナー形状係数は、光学顕微鏡
(ニコン社製:ミクロフォトFXA)で得たトナー粒子
の拡大写真をイメージアナライザー(NIREFCO社
製:Luzex3)により画像解析して下記式(a)に
より算出した値である。さらに、上記表面性指標は、B
ET法で測定した窒素吸着による比表面積値と粒度分布
を加味した比表面積計算値から下記式(b)により算出
した値である。なお、式(b)中において、nはコール
ターカウンターにおけるチャンネル内の粒子数、Rはコ
ールターカウンターにおけるチャンネル粒径、ρはトナ
ー密度である。
【0038】(a)「形状係数」=[(トナー径の絶対
最大長)2/(トナーの投影面積)]×(π/4)×10
0、 (b)「表面性指標」=(比表面積実測値)/(比表面
積計算値)、「比表面積計算値」=[6Σ(n×R2)]
/[(ρ×Σ(n×R3)]、
【0039】このような条件のもとで、各中間転写ベル
トA〜Fを用いて同じ画像形成を行った場合におけるリ
トランスファー(量)の発生状況について調べた。このと
きのリトランスファー(量)は、中間転写ベルト20上
に1次転写されたトナー像が再び1次転写当接部N1を
通過した直後に装置を停止させた後に、その中間転写ベ
ルト上のトナー像の反射濃度を実測し、その実測値を予
め求めておいた反射濃度値とトナー重量との相関関数に
基づいて重量g/m2)に換算したものである。この結果
を図3に示す。図3中において「○」はリトランスファ
ー量が許容値以下であることを示し、「×」はリトラン
スファー量が許容値以上であること示している。なお、
リトランスファー量の許容値については、感光ドラムに
逆転写したトナーが次色のトナー像と重なり合って混合
されて混色する現象がまったく視認できないレベルを基
準として考え「0.02g/m2以下」とした。なお、
この画像形成装置においては、1次転写バイアスロール
25を感光ドラム10の転写位置よりも下流側に3mm
程度ずらした位置で当接させるように配置することによ
り、1次転写当接部N1の上流側領域においてリトラン
スファー(換言すれば放電)が発生しないような構成を
採用している。
【0040】図3の結果から、中間転写ベルトB,C,
Fを使用した場合に、リトランスファー量を許容値以下
とすることができることが確認された。また、この3つ
のベルトを用い、その各1次転写効率が最大となるよう
な1次転写バイアスVN1を印加した場合には、その1次
転写時において放電が発生している様子は観察されなか
った。そして、リトランスファーが発生しない場合にお
いては、1次転写そのものも良好に行われることが確認
された。さらに、表面抵抗率が12logΩ/□を超え
る中間転写ベルトは、1次転写そのものが良好になされ
ないため使用不可能である観点から、この試験では使用
しなかった。このようなことから、その3つのベルトの
体積抵抗率Rv及び表面抵抗率Vsを考察してみると、
Rvが8.5log(=1×108.5)Ω・cm以下、
Rsが12log(=1×1012)Ω/□以下であると
きにリトランスファー量が許容値以下になっていること
から、Rvが8.5logΩ・cm以下でかつRsが1
2logΩ/□以下の中間転写ベルトを使用することに
よりリトランスファーを防止できることがわかる。
【0041】図4は、上記試験結果(リトランスファー
量)について、感光ドラム10の表面電位V10と中間転
写ベルト20の裏面20bの表面電位V20-bとの電位差
との関係がわかるように示したものである。ちなみに、
このときの中間転写ベルト20の表面電位V20-bは、金
属製1次バイアスロール25の接触式転写器を使用して
いることから一次バイアス電圧VN1とみなすことができ
る。したがって、この電位差は、結局のところ「V10
N1又は|V10|+|VN1|」と表すことができる。ち
なみに、この試験では感光ドラム10の表面電位V10
ついては「−700V(暗電位)」とした。
【0042】図4の結果から明らかなように、上記電位
差が「650V以下」の場合には、リトランスファー量
を許容値以下とすることができることがわかる。また、
その電位差の場合の1次転写時において放電が発生して
いる様子は観察されなかった。このことから、感光ドラ
ム10の表面電位V10と中間転写ベルト20の裏面20
bの表面電位V20-bとの電位差を650V以下に設定す
ることにより、リトランスファーを防止できることがわ
かる。
【0043】[他の実施形態]実施の形態1では、中間
転写体としてベルト形態からなる中間転写ベルト20を
使用する場合について説明したが、本発明ではドラム形
態からなる中間転写ドラムを使用してもよく、中間転写
ベルトの場合とほぼ同様の効果が得られる。
【0044】また、1つの感光ドラム10を用いて作像
プロセスを4回(サイクル)繰り返すことによりカラー
画像を形成するタイプの画像形成装置を例示したが、本
発明は複数の感光ドラムを用いてその各感光ドラムにカ
ラー画像を構成する各色のトナー像を別々に形成してそ
の各感光ドラムから中間転写体に順次1次転写する、い
わゆるタンデムタイプの画像形成装置であってもよい。
また、トナーとして球形のものを使用する場合を例示し
たが、本発明では懸濁重合法、溶解懸濁法、乳化重合
法、混練粉砕法等の公知の製造方法で形成されるトナー
を使用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、像担持体と中間転写体とが当接する1次
転写当接部の下流側近傍における放電を確実に抑制する
ことができ、この結果、かかる一次転写当接部の下流側
近傍で主に発生するリトランスファーを確実に防止する
ことができる。しかも、1次転写そのものも悪化するこ
となく良好に行われる。
【0046】したがって、この画像形成装置を使用した
場合には、リトランスファーに起因したトナーの無駄な
消費を抑えることができる他、リトランスファーに起因
した混色がない優れた色合いのカラー画像の形成を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 1次転写当接部の下流側近傍における像担持
体と中間転写体との構成内容を説明するための要部説明
図。
【図2】 実施形態1に係るカラー画像形成装置の要部
を示す概要図。
【図3】 中間転写ベルトの体積抵抗率及び表面抵抗率
とリトランスファー量との関係についての試験結果を示
すグラフ図。
【図4】 感光ドラムの表面電位と中間転写ベルトの裏
面電位の電位差と、リトランスファー量との関係につい
ての試験結果を示すグラフ図。
【図5】 従来の中間転写方式を採用した画像形成装置
の代表例を示す要部概略図。
【図6】 図5の従来装置における1次転写当接部の下
流側近傍で発生するリトランスファーを示す説明図。
【符号の説明】
10…感光ドラム(像担持体)、20…中間転写ベルト
(中間転写体)、20a…転写表面、20b…転写裏
面、25…1次転写バイアスロール(1次転写器の一
部)、26…第1バイアス電源(1次転写器の一部)、
P…記録シート(被転写材)、N1…1次転写当接部、
S…1次転写当接部の下流側近傍。
フロントページの続き (72)発明者 増子 和久 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 丸山 彰久 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 半田 修 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小島 紀章 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 小出 弘行 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H030 BB42 BB43 BB54 2H032 BA07 BA19 BA23 BA28

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成したトナー像をその像担
    持体の一次転写位置で当接しながら回動する中間転写体
    の転写表面に一次転写器の静電的作用によって一次転写
    させた後、その中間転写体に転写されたトナー像をその
    中間転写体の二次転写位置で当接するように供給される
    被転写材に二次転写器の静電的作用によって二次転写さ
    せることにより画像を形成する装置において、 前記中間転写体として体積抵抗率が1×108.5Ω・c
    m以下であって表面抵抗率が1×1012Ω/□以下であ
    る中間転写体を使用し、 かつ、この中間転写体と前記像担持体との一次転写当接
    部の下流側近傍における表面電位差がその像担持体と中
    間転写体の間隙放電開始電圧よりも小さな値となるよう
    に前記一次転写器に印加する印加電圧を設定したことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記一次転写当接部の下流側近傍におけ
    る像担持体の表面電位と前記中間転写体の転写裏面電位
    との電位差が650V以下となるように前記一次転写器
    に印加する印加電圧を設定したことを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記一次転写器が、像担持体の一次転写
    位置となる中間転写体の転写裏面に圧接される転写バイ
    アスロールを備えた接触式転写器であることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7443137B2 (ja) 2020-04-06 2024-03-05 キヤノン株式会社 画像形成装置

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