JPH11173382A - ダンパーディスク組立体 - Google Patents

ダンパーディスク組立体

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JPH11173382A
JPH11173382A JP9343359A JP34335997A JPH11173382A JP H11173382 A JPH11173382 A JP H11173382A JP 9343359 A JP9343359 A JP 9343359A JP 34335997 A JP34335997 A JP 34335997A JP H11173382 A JPH11173382 A JP H11173382A
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damper
spring
disk
plate
hub
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秀樹 橋本
Keisuke Fujioka
啓介 藤岡
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/121Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
    • F16F15/123Wound springs
    • F16F15/12353Combinations of dampers, e.g. with multiple plates, multiple spring sets, i.e. complex configurations

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパーディスク組立体において、ハブの外
周歯と分離フランジの内周歯間に一段目の弾性部材を配
置することより生じる問題を解消する。 【解決手段】 クラッチディスク組立体1は、第2プレ
ート13と、出力回転体4と、中間体3と、中間部材9
bと、第2ばね10と、第3ばね5と、ダンパー8とを
備えている。中間体3は出力回転体4の外周側に配置さ
れている。中間部材9bは出力回転体4と中間体3との
近傍に配置されている。第2プレート13は中間体3の
第2軸方向側に配置されている。第2ばね10はプレー
ト9bと中間体3とを円周方向に弾性的に連結する。第
3ばね5は中間体3と第2プレート13とを円周方向に
弾性的に連結する。ダンパー8は中間体3に対して軸方
向に変位して配置されている。ダンパー8は、出力回転
体4とプレート9bとの間を円周方向に弾性的に連結す
る第1ばね7を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーディスク
組立体、特に、トルクを伝達するとともに捩り振動を吸
収・減衰するためのダンパーディスク組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌のクラッチに用いられるクラッチデ
ィスク組立体は、フライホィールに連結及び連結解除さ
れるクラッチ機能と、捩り振動を減衰するためのダンパ
ー機能とを有している。クラッチディスク組立体は、ク
ラッチ連結部と、クラッチ連結部に固定された入力側プ
レートと、入力側プレートの内周側に配置されたハブ
と、ハブのフランジと入力側プレートとを円周方向に弾
性的に連結する弾性部材とを備えている。クラッチ連結
部がフライホィールに連結されると、フライホィールか
らクラッチディスク組立体にトルクが入力される。トル
クは弾性部材を介してハブに伝達され、さらにトランス
ミッションから延びるシャフトに出力される。エンジン
からのトルク変動がクラッチディスク組立体に入力され
ると、入力側プレートとハブとの間で相対回転が生じ、
弾性部材が円周方向に繰り返し圧縮される。クラッチデ
ィスク組立体は、入力側プレートとハブとの間に配置さ
れ、両部材が相対回転するときに摩擦抵抗を発生するた
めの摩擦機構をさらに備えている。摩擦機構は複数のワ
ッシャーや付勢部材から構成されている。
【0003】分離ハブ型クラッチディスク組立体、フラ
ンジをハブから分離して中間部材にするとともに、ハブ
と中間部材を低剛性の弾性部材により円周方向に連結し
たものである。このクラッチディスク組立体では、入力
側プレートとハブとの捩り角度が広くなり、さらに2段
階の剛性(低剛性・高剛性)が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クラッチディスク組立
体やトランスミッションからなる捩り振動系において
は、エンジンの定常的な回転変動によりトランスミッシ
ョンのギヤ対が連続的に衝突して歯打ち音を発生させ
る。この歯打ち音の原因となる捩り振動をクラッチディ
スク組立体において低減させるためには、1段目の低剛
性弾性部材のばね定数を小さく設定する必要がある。一
方、低周波振動等の変位角の大きな捩り振動を減衰する
ためには2段目で機能する弾性部材のばね定数を大きく
する必要がある。このような特性を有する従来装置で
は、例えばアイドル時のトルク変動入力時に作動角が1
段目の領域を越えて2段目の領域に及ぶジャンピング現
象が生じる。ジャンピング現象とは、トランスミッショ
ン慣性がクラッチディスク組立体の捩り特性の2段目の
弾性部材との間でキャッチボールされる現象であり、過
大な回転変動のため歯打ちレベルは通常の歯打ちレベル
よりもはるかに大きくなる。
【0005】このような問題を解決するために、従来か
ら例えば1段目の終わりの領域において作用する新たな
ばねを設けたものがある。この場合は1段目と2段目と
の間に中剛性の特性が得られ、ジャンピング現象が生じ
にくくなる。一方、1段目の弾性部材は、通常、ハブに
設けられたフランジと分離フランジとの内周部との間に
配置されている。その配置部分はスペースが限定されて
おり、弾性部材を収容するための加工が複雑となってい
る。さらに、ハブ側の外周歯と分離フランジ側の内周歯
の数が少なくなるために、両者の接触面積が減少する。
このため、内周歯及び外周歯の面圧が高くなり、摩耗や
破損が生じやすくなる。
【0006】本発明の目的は、クラッチディスク組立体
のようなダンパーディスク組立体において、ハブの外周
歯と分離フランジの内周歯との間に1段目の弾性部材を
配置することにより生じる問題を解消することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスク組立体は、ハブと、第1円板状部材と、中間
部材と、第2円板状部材と、第2弾性部材と、第3弾性
部材と、ダンパーとを備えている。第1円板状部材はハ
ブの外周側に配置されている。中間部材はハブと第1円
板状部材の近傍に配置されている。第2円板状部材は第
1円板状の第2軸方向側に配置されている。第2弾性部
材は中間部材と第1円板状部材とを円周方向に弾性的に
連結する。第3弾性部材は第1円板状部材と第2円板状
部材とを円周方向に弾性的に連結する。ダンパー8はハ
ブと中間部材との間を円周方向に弾性的に連結する第1
弾性部材を有しており、第1円板状部材に対して軸方向
に変位して配置されている。
【0008】このダンパーディスク組立体では、捩り特
性において1段目のばねとして機能する第1弾性部材を
有するダンパーは第1円板状部材に対して軸方向にずれ
て配置されている。このため、ハブと第1円板状部材と
の間の当接部の接触面積を充分に確保できる。請求項2
に記載のダンパーディスク組立体は、請求項1におい
て、ハブは半径方向に延びる突出部を有している。ダン
パーは、ハブの外周側において突出部と第2円板状部材
の軸方向間に配置されている。
【0009】請求項3に記載のダンパーディスク組立体
では、請求項2において、ダンパーは、中間部材に相対
回転不能に係合する第2部材と、第1部材と第2部材と
を円周方向に弾性的に連結する第1弾性部材とを有して
いる。請求項4に記載のダンパーディスク組立体は、請
求項3において、第1部材及び第2部材は円周方向に相
対回転可能であり、第1部材及び第2部材は互いに当接
する摺動部をそれぞれ有している。ダンパーは第1部材
及び第2部材を軸方向に互いに向かって付勢する付勢部
材をさらに有している。
【0010】このダンパーディスク組立体では、第1部
材と第2部材は捩り角度の1段目において摺動部が滑る
ことで所望の摩擦を発生させる。ここでは、ダンパーに
おいて第1弾性部材により互いに連結された第1部材と
第2部材とにより摩擦抵抗を発生させるため、他の摩擦
抵抗のための特別な部材を設ける必要がない。請求項5
に記載のダンパーディスク組立体では、請求項4におい
て、第1部材はハブに対して軸方向に移動可能に係合し
ている。付勢部材は突出部と第1部材との軸方向間に圧
縮されて配置された弾性部材である。第2部材は第2円
板状部材によって軸方向を支持されている。
【0011】このダンパーディスク組立体では、第2部
材は付勢部材により第1部材に対して軸方向に付勢さ
れ、第1部材は第2部材と第2円板状部材との間で挟ま
れている。請求項6に記載のダンパーディスク組立体で
は、請求項1〜5のいずれかにおいて、第1弾性部材は
第2円板状部材によって軸方向を支持されている。
【0012】このダンパーディスク組立体では、第1弾
性部材は第2円板状部材によって軸方向に支持されてい
るため、第1弾性部材を軸方向に支持するための特別な
部材が不要になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、本発明の一実施
形態としてのクラッチディスク組立体1を示す。クラッ
チディスク組立体1は車輌のクラッチに用いられる。図
1のクラッチディスク組立体1の左側には図示しないフ
ライホィールが配置され、図1の右側には図示しないト
ランスミッションが配置されている。以後、図1の左側
を第1軸方向側と呼び、図1の右側を第2軸方向側と呼
ぶ。図1のO−Oはクラッチディスク組立体1の回転軸
線であり、図2に示すR1はフライホイール及びクラッ
チディスク組立体1の回転方向であり、R2はその反対
方向である。
【0014】クラッチディスク組立体1は、主に、入力
回転体2と、中間体3と、出力回転体4と、第3ばね5
と、第4ばね6と、第2ばね10と、ダンパー8とから
構成されている。入力回転体2は、図示しないフライホ
ィールからトルクが入力される部材である。出力回転体
4は、この実施形態においてはハブであり、図示しない
トランスミッションから延びるシャフト(図示せず)に
相対回転不能にかつ軸方向移動可能に係合している。中
間体3は入力回転体2と出力回転体4との間に配置され
た部材である。第3ばね5と第4ばね6とは、入力回転
体2と中間体3とを円周方向に弾性的に連結するための
部材である。ダンパー8は中間体3と出力回転体4とを
円周方向に弾性的に連結するための機構であり、第1ば
ね7を有している。
【0015】次に、クラッチディスク組立体1の各構造
について詳細に説明する。入力回転体2には、摩擦部1
1(クラッチディスク)と第1プレート12及び第2プ
レート13とから主に構成されている。摩擦部11はフ
ライホィールの摩擦面近傍に配置された環状の部材であ
る。摩擦部11は、主に1対のフェーシングとクッショ
ニングプレートとから構成されている。
【0016】第1プレート12と第2プレート13は円
板状又は環状のプレート部材であり、互いに対して軸方
向所定距離だけ離れている。第1プレート12は第1軸
方向に配置されており、第2プレート13は第2軸方向
側に配置されている。第1プレート12と第2プレート
13との外周部は円周方向に配置された複数のピン15
により互いに固定されている。これにより、第1プレー
ト12と第2プレート13との軸方向距離が定めされ、
両プレート12, 13は一体回転する。第1プレート1
2の外周部には、摩擦部11のクッショニングプレート
が複数のリベット14により固定されている。
【0017】第1プレート12には、円周方向に等間隔
で複数の第1収容部19が形成されている。第1収容部
19は軸方向にわずかに膨らんだ部分であり、円周方向
両側に第1当接部20を有している。第1当接部20は
円周方向に互いに当接している。また、第1プレート1
2には、円周方向に並んだ複数の第2収容部21が形成
されている。第2収容部21は第1軸方向側にわずかに
膨らんだ形状であり、円周方向両側に第2当接部22を
有している。第2当接部22は円周方向に互いに対向し
ている。
【0018】第2プレート13には、円周方向に等間隔
で複数の第1収容部23が形成されている。第1収容部
23は、第1収容部19に対応して形成されており、円
周方向両側に第1当接部24を有している。第2プレー
ト13には、さらに円周方向に並んだ複数の第2収容部
25が形成されている。第2収容部25は、第2収容部
21に対応しており、円周方向両側に第2当接部26を
有している。第1収容部19, 23は第2収容部21,
25に比べて円周方向及び半径方向の長さが長い。
【0019】第1プレート12の内周縁には環状のブッ
シュ16が配置されている。ブッシュ16は出力回転体
4のハブ56の外周面に回転自在に支持されている。こ
れにより、入力回転体2と出力回転体4の半径方向位置
決めがされている。ブッシュ16は後述の外周歯57の
第1軸方向側面に当接している。中間体3は第1プレー
ト12と第2プレート13との軸方向間に配置された円
板状又は環状の部材である。中間体3は、第1及び第2
プレート12, 13に比べて軸方向厚みが大きい。中間
体3には、図2に示すように、円周方向に長く延びる第
1窓孔91が形成されている。第1窓孔91は、プレー
ト12,13の第1収容部23に対応している。さら
に、中間体3には、円周方向に並んだ第2窓孔92が形
成されている。第2窓孔92は第2収容部21, 25に
対応している。
【0020】第1窓孔91内には第3ばね5が収容され
ている。第3ばね5は図2から明らかなように大小のコ
イルスフリング5a,5bが組み合わされてなるコイルス
プリングである。第3ばね5の円周方向両端は第1窓孔
91の円周方向両端及び第1及び第2プレート12, 1
3の第1当接部20, 24に当接している。第3ばね5
は、収容部19, 23により半径方向外方及び軸方向外
方への移動が規制されている。
【0021】第2窓孔92内には第4ばね6が配置され
ている。第4ばね6は、図2から明らかなようにコイル
スプリングである。第4ばね6の円周方向両端は第2窓
孔92の円周方向両端に当接している。第4ばね6の円
周方向両端と当接部22, 26との間にはそれぞれ捩り
角度θ3 −θ2 だけの隙間が確保されている。中間体3
の外周縁には円周方向に並んだ複数の切欠き69が形成
されている。切欠き69は円周方向に長く延びており、
その中を前述のピン15が延びている。ピン15と切欠
き69の円周方向両端との間には捩り角度θ4 −θ2
けの隙間が円周方向両側にそれぞれ確保されている。
【0022】中間体3には、隣接する第1窓孔91の間
で第2窓孔92の内周側に第3窓孔93が形成されてい
る。第3窓孔93は円周方向に長く延びるほぼ長方形の
形状である。中間体3の内周部には第1軸方向側に延び
る筒状部17が形成されている。筒状部17には半径方
向内側に延びる複数の第1内周歯45が形成されてい
る。第1内周歯45の回転方向R1側にはR1側面71
が形成され、R2側にはR2側面72が形成されてい
る。
【0023】出力回転体4は軸方向に延びる筒状のボス
56から主に構成されている。ボス56は第1及び第2
プレート12, 13の中心孔内に延びている。ボス56
の内周孔には複数のスプライン溝94が形成されてい
る。ボス56には半径方向外方に延びる複数の外周歯5
7が形成されている。なお、複数の外周歯57とボス5
6との間には半径方向にわずかの長さであるが環状のフ
ランジ部分も形成されている。外周歯57は筒状部17
に対応している。外周歯57は第2内周歯37の円周方
向間に延びており、円周方向両側にそれぞれ所定の角度
だけ隙間を有している。外周歯57の回転方向R1側に
はR1側面81が形成され、R2側にはR2側面82が
形成されている。外周歯57の第2軸方向側面には1つ
おきに所定の深さを有する孔58が形成されている。
【0024】中間部材9は1対のプレート9a, 9bか
ら構成されている。プレート9aは第1プレート12と
中間体3の内周部間に配置された部材である。プレート
9aは環状の部材であり、環状部と、環状部から軸方向
に折り曲げられるとともにさらに半径方向外方に延びる
突出部42とから構成されている。突出部42には、窓
孔43が形成されている。窓孔43は中間体3の第3窓
孔93に対応している。プレート9aの環状部41は、
第1プレート12に一体に固定されたブッシュ16と中
間体3の筒状部17の間に延びている。
【0025】プレート9bは、中間体3の内周部と第2
プレート13の内周部間に配置されている。プレート9
bは、環状部41と、環状部41から半径方向外方に突
出する複数の突出部42とから主に構成されている。突
出部42は中間体3の第3窓孔93に対応して形成され
ている。突出部42には、窓孔43が形成されている。
第2ばね10は、中間体3の第3窓孔93及びプレート
9a, 9bの窓孔43内に収容されている。なお、第2
ばね10は、プレート9a, 9bによって半径方向外方
及び軸方向外方への移動を制限されている。プレート9
bは、プレート9aと異なり、環状部41と突出部42
は平坦に延びており、環状部41は筒状部17の第2軸
方向側面に当接して配置されている。
【0026】 プレート9a,9b の環状部41の内周側
には複数の第1内周歯45が形成されている。第1内周
歯45は複数の第2内周歯37に対応しており、外周歯
57の円周方向間に配置されている。第1内周歯45は
第2内周歯37に比べて円周方向幅が広く、第2内周歯
37の円周方向両側にはみ出して延びている。なお、第
1内周歯45の回転方向R1側面にはR1側面84が形
成され、R2側にはR2側面83が形成されている。
【0027】外周歯57と両側の第1内周歯45との円
周方向間には円周方向両側にそれぞれ第1捩り角度θ1
だけの隙間が確保されている。すなわち、外周歯57の
R1側面81と第1内周歯45のR2側面83との間に
は第1捩り角度θ1 の隙間が確保され、外周歯57のR
2側面82と第2内周歯45のR1側面84との間には
第1捩り角度θ1 だけの隙間が確保されている。
【0028】外周歯57と両側の第2内周歯37との円
周方向間には第2捩り角度θ2 だけの隙間が円周方向両
側にそれぞれ確保されている。すなわち、外周歯57の
R1側面81と第2内周歯37のR2側面85との間に
は第2捩り角度θ2 の隙間が確保され、外周歯57のR
2側面82と第2内周歯37のR1側面86との間には
第2捩り角度θ2 の隙間が確保されている。
【0029】外周歯57の円周方向各側において第2捩
じり角度θ2 は第1捩り角度θ1 より大きい。なお、外
周歯57の両側における第1捩り角度θ1 同士を比較す
るとR2側のものが大きく、外周歯57の両側における
第2捩り角度θ2 同士を比較するとR2側のものが大き
い。外周歯57,第1内周歯45及び第2内周歯37は
各々が全周にわたって形成されている。つまり従来とは
異なり、歯の一部を省略して低剛性弾性部材配置用の切
り欠きを形成していない。この結果、外周歯57と第1
内周歯45及び第2内周歯37との接触面積が増大し、
面圧が下がることで摩耗や破損が生じにくくなる。
【0030】また、前述の第4捩じり角度θ4 は第3捩
じり角度θ3 より大きく、第3捩じり角度θ3 及び第4
捩じり角度θ4 は各々が第2捩じり角度θ2 より大き
い。中間部材9は出力回転体4と中間体3との間で第2
ばね10とともにトルク伝達可能に配置されている。な
お、プレート9bは図5に示すように外周縁に複数の切
欠き44が形成されている。この切欠き44は口述する
ダンパー8との係合部となっている。
【0031】次にダンパー8について説明する。ダンパ
ー8は、出力回転体4と中間部材9との間でトルク伝達
をするとともに、捩り振動を吸収・減衰するためのもの
である。ダンパー8は、第1部材30と、第2部材31
と、第1部材30と第2部材31との間で円周方向に圧
縮可能な第1ばね7とから構成されている。ダンパー8
は、外周歯57,筒状部17及びプレート9bの内周部
と、第2プレート13の内周部との間に配置されてい
る。すなわち、ダンパー8は外周歯57及び第2内周歯
37の連結部分から軸方向に変位している。このため、
外周歯57と第1及び第2内周歯45, 37との接触面
積を充分に確保できる。
【0032】ダンパー8の第1部材30は、環状のプレ
ート部材であり、プレート9bと第2プレート13の軸
方向間に配置されている。第1部材30は、ダンパー8
において入力側の部材として機能し、プレート9bと一
体回転するようになっている。さらに詳細に説明する
と、第1部材30は主に環状の本体66とから構成され
ている。本体66の外周側には、第1軸方向側に外周縁
から折り曲げられて延びる複数の係合部67が形成され
ている。係合部67は、プレート9bの切欠き44内に
軸方向に移動自在に延び、円周方向両端が当接してい
る。さらに、本体66の内周縁側には、円周方向に等間
隔で複数の切欠きが形成されおり、切欠きの外周側円周
方向両端には、第2軸方向側に切り起こされた形状の係
合部68が形成されている。
【0033】第2部材31はダンパー8において出力側
の部材として機能し、出力回転体4と一体回転するよう
になっている。さらに詳細に説明すると、第2部材31
は環状の部材であり、例えば樹脂等から形成されてい
る。第2部材31は第1部材30の内周側に配置されて
いる。第2部材31は、主に、円板状部61と、円板状
部61の内周縁から第2軸方向側に延びる筒状部62と
から構成されている。円板状部61の外周側第2軸方向
側面は第1部材31の本体66の第1軸方向側面内周部
に当接している。筒状部62の内周面はボス56の外周
面に当接している。
【0034】円板状部61と外周歯57との間にはコー
ンスプリング32が配置されている。コーンスプリング
32は、外周歯57と円板状部61との間で軸方向に圧
縮された状態であり、円板状部61を第2軸方向側に付
勢している。この結果、円板状部61の外周側部が第1
部材30の本体66内周部を第2軸方向側に付勢してお
り、本体66の外周側第2軸方向側面が第2プレート1
3の内周側部に当接している。言い換えると、第2プレ
ート13は第1部材30を軸方向に支持している。
【0035】円板状部61からは、第1軸方向側に複数
の係合部63が突出している。係合部63はコーンスプ
リング32に形成された孔を貫通し、次に外周歯57に
形成された孔58内に挿入され係合している。これによ
り第2部材31は出力回転体4と一体回転するようにな
っている。なお、係合部63は孔58に対して軸方向に
移動可能に挿入されている。この結果、第2部材31は
出力回転体4に対して相対回転は不能にかつ軸方向には
移動自在に係合している。
【0036】円板状部61の内周側すなわち筒状部62
側には、円周方向に等間隔で複数対の当接部64が形成
されている。当接部64の各対は係合部68に対応して
形成され、円周方向に離れて形成されている。第1ばね
7は最も剛性の低いコイルスプリングであり、第1部材
30と第2部材31との間に配置されている。各第1ば
ね7は第2部材31の1対の当接部64間に配置されて
いる。すなわち第1ばね7は第2部材31の円板状部6
1により第1軸方向側を支持され、筒状部62によって
内周側を支持されている。また、第1ばね7の円周方向
両端には当接部68及び当接部64がそれぞれ当接・係
合している。以上の構造により、第1部材30と第2部
材31とが相対回転するときに第1ばね7は両部材間で
円周方向に圧縮される。より具体的には、第1ばね7は
1対の当接部68の片側と1対の当接部64の反対側と
の間で圧縮される。
【0037】また、第1部材30と第2部材31とが相
対回転するときには、コーンスプリング32により圧接
させられた第1部材30と第2部材31との間で摩擦抵
抗が生じる。ここでは、入力側部材及び出力側部材とし
て機能する第1及び第2部材30, 31によって摩擦抵
抗を発生させることで、他の特別な部材を用いる必要が
ない。そのため、部品点数が減り、ダンパー8の構造が
簡単になる。
【0038】第2プレート13の内周部13aは、第2
軸方向側に湾曲した形状となっている。内周部13a
は、第1ばね7の第2軸方向側すなわち筒状部62及び
ボス56の外周面に近接する位置まで延びている。これ
により、第1ばね7は第2軸方向側を内周部13aによ
り支持されている。以上に述べたように、ダンパー8は
第2プレート13により第2軸方向側を支持されてい
る。より具体的には、第1部材30が第2プレート13
の本体部分に支持され、第1ばね7が内周部13aによ
り支持されている。この結果部品点数が減少し、構造が
簡単になる。
【0039】また、コーンスプリング32により付勢す
る構造は簡単で優れた効果が得られる。摩擦部材71
は、中間体3の第2軸方向側面内周部に当接する環状の
部材である。摩擦部材71は、付勢部材72により中間
体3側に付勢されている。摩擦部材71は第2プレート
13に相対回転不能に係合する係止アーム73を有して
いる。
【0040】各ばねにおいて、第1ばね7が最もばね定
数が小さく、次に第2ばね10が小さく、以下、第3ば
ね5、第4ばね6の順番になる。ダンパー8は、プレー
ト9b及び出力回転体4に対して第2軸方向側から1つ
のユニットとして装着可能である。すなわち、予め第2
部材31にコーンスプリング32を装着しておき、第1
部材30と第2部材31とを係合させておく。その状態
で第1ばね7を第1部材30と第2部材31との間に装
着させる。このようにして完成した1つのユニットとし
てのダンパー8を、出力回転体4及びプレート9b側に
接近させる。そして、係合部67を切欠き44内に挿入
し、係合部63を孔58内に挿入する。このようにし
て、1つのユニットとしてダンパー8は軸方向片側から
装着できるため、組付工程が簡単である。
【0041】図6は、クラッチディスク組立体1のダン
パー機構の機械回路図である。この図はダンパー機構を
一方向に動作させるときの各部材の関係を表している。
図から明らかなように、ダンパー8がクラッチディスク
組立体1内に装着されていない場合は、捩り角度θ1
での間はばね及び摩擦機構のない1段目の特性が得られ
るクラッチディスク組立体となる。すなわち、このクラ
ッチディスク組立体1は、ダンパー8があるものとない
ものとを必要な特性に応じて選択して製造できる。
【0042】入力回転体2の摩擦部11が図示しないフ
ライホイールに押しつけられると、クラッチディスク組
立体1にトルクが入力される。トルクは第1及び第2プ
レート12,13から第3ばね5、中間体3,第2ばね
10、中間部材9、ダンパー8の順番で伝達され、最後
に出力回転体4から図示しないシャフトに出力される。
ダンパー8では、第1部材30から第2部材31に第1
ばね7を介してトルクが伝達される。
【0043】エンジンからのトルク変動がクラッチディ
スク組立体1に入力されると、入力回転体2と出力回転
体4との間で捩じり振動すなわち相対回転が生じ、その
間で第3ばね5、第4ばね6、第2ばね10及び第1ば
ね7が圧縮される。次に、図7の捩り特性線図に従って
クラッチディスク組立体1の動作を説明する。この説明
では、入力回転体2を他の装置に固定しておき、それに
対して出力回転体4を回転方向R2側に捩っていく動作
として説明する。
【0044】外周歯57と第1内周歯45とが当接する
までの第1捩り角度θ1 までの間は主にダンパー8の第
1ばね7が円周方向に圧縮され、低剛性の特性が得られ
る。ここでは、第1部材30と第2部材31との間で小
さな摩擦抵抗が生じる。続いて、第1捩り角度θ1 にな
ると、外周歯57と第1内周歯45とが当接し、出力回
転体4と中間部材9との間の相対回転が停止する。この
結果第1ばね7の圧縮はそれ以上行われない。第1捩り
角度θ1 から第2捩り角度θ2 までの間は、第2ばね1
0が中間部材9と中間体3との間で円周方向に圧縮され
る。ここでは、1段目に比べて高い剛性が得られる。
【0045】第2捩り角度θ2 になると、外周歯57と
第2内周歯37とが当接し、以後は第2ばね10の圧縮
が停止する。すなわち、出力回転体4と中間体3との相
対回転が停止し、以後はそれらと入力回転体2との間で
相対回転が進む。したがって、第3ばね5が圧縮され、
中間体3と摩擦部材71との間で滑りが生じる。この結
果、第2捩り角度θ2 から第3捩り角度θ3 までは高剛
性・低ヒステリシストルクの特性が得られる。第3捩り
角度θ3 となると、第4ばね6の圧縮が始まる。第4ば
ね6は第3ばね5と並列に圧縮されさらに高い剛性が得
られる。第4捩り角度θ4 となると、ピン15と切欠き
69が当接し、出力回転体4と入力回転体2との間の相
対回転が停止する。
【0046】以上に説明したように、このクラッチディ
スク組立体1では、ダンパーディスク組立体として1段
から4段までの特性が得られ、異なる振動を適切に吸収
・減衰できる。特に、第1捩り角度θ1 までの1段目の
特性に低剛性・低ヒステリシストルクの特性を実現して
いるために、アイドリング時の歯打ち音が生じにくくな
っている。また、1段目と従来の2段目との間に中間の
中剛性の特性(第1捩り角度θ1 から第2捩り角度θ2
まで)の特性を設けているため、ジャンピング現象が生
じにくい。
【0047】また、第1ばね7は捩じり特性の1段目で
のみ作用し、2段面では圧縮されない。第2ばね10は
捩じり特性の2段面のみ作用し、3段目では圧縮されな
い。このように1段目と2段目で作用するばねをその段
のみで圧縮させて以降の段で圧縮させていないため、各
ばね7,10が疲労・破損等しにくい。本発明のダンパ
ーディスク組立体はクラッチディスク組立体以外の動力
伝達装置にも採用できる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスク組立体で
は、捩り特性において1段目のばねとして機能する第1
弾性部材を有するダンパーは第1円板状部材に対して軸
方向に変位して配置されている。このため、ハブと第1
円板状部材との間の当接部の接触面積を充分に確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチディスク
組立体の縦断面概略図。
【図2】クラッチディスク組立体においてプレートを取
り去った状態での平面図。
【図3】図1の部分拡大図であり、ダンパーの縦断面
図。
【図4】ダンパーの構成を説明するための部分平面図。
【図5】出力回転体と中間体及び中間部材とのストッパ
ー構造を示すための部分平面図。
【図6】クラッチディスク組立体の機械回路図。
【図7】クラッチディスク組立体の捩り特性線図。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 2 入力回転体 3 中間体 4 出力回転体 5 第3ばね 6 第4ばね 7 第1ばね 8 ダンパー 9 中間部材 10 第2ばね 30 第1部材 31 第2部材 32 コーンスプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハブ(4)と、 前記ハブ(4)の外周側に配置された第1円板状部材
    (3)と、 前記ハブ(4)と前記第1円板状部材(3)の近傍に配
    置された中間部材(9b)と、 前記第1円板状部材(3)の第2軸方向側に配置された
    第2円板状部材(13)と、 前記中間部材(9b)と前記第1円板状部材(3)とを
    円周方向に弾性的に連結する第2弾性部材(10)と、 前記第1円板状部材(3)と前記第2円板状部材(1
    3)とを円周方向に弾性的に連結する第3弾性部材
    (5)と、 前記ハブ(4)と前記中間部材(9b)との間を円周方
    向に弾性的に連結する第1弾性部材(7)を有し、前記
    第1円板状部材(3)と軸方向に変位して配置されてい
    るダンパー(8)と、を備えたダンパーディスク組立体
    (1)。
  2. 【請求項2】前記ハブ(4)は半径方向に延びる突出部
    (57)を有しており、 前記ダンパー(8)は、前記ハブ(4)の外周側におい
    て、前記突出部(57)と前記第2円板状部材(13)
    の軸方向間に配置されている、請求項1に記載のダンパ
    ーディスク組立体(1)。
  3. 【請求項3】前記ダンパー(8)は、前記中間部材(9
    b)に相対回転不能に係合する第1部材(30)と、前
    記ハブに相対回転不能に係合する第2部材(31)と、
    前記第1部材(30)と前記第2部材(31)とを円周
    方向に弾性的に連結する前記第1弾性部材(7)とを有
    している、請求項2に記載のダンパーディスク組立体
    (1)。
  4. 【請求項4】前記第1部材(30)及び前記第2部材
    (31)は軸方向に相対移動可能であり、 前記第1部材(30)及び前記第2部材(31)は互い
    に当接する摺動部を有しており、 前記ダンパー(8)は前記第1部材(30)及び前記第
    2部材(31)を軸方向に互いに向かって付勢する付勢
    部材(32)をさらに有している、請求項3に記載のダ
    ンパーディスク組立体(1)。
  5. 【請求項5】前記第1部材(30)は前記ハブ(4)に
    対して軸方向に移動可能に係合しており、 前記付勢部材(32)は前記突出部(57)と前記第1
    部材(30)との軸方向間に圧縮されて配置された弾性
    部材であり、 前記第2部材(31)は前記第2円板状部材(13)に
    よって軸方向を支持されている、請求項4に記載のダン
    パーディスク組立体。
  6. 【請求項6】前記第1弾性部材(7)は前記第2円板状
    部材(13)によって軸方向を支持されている、請求項
    1〜5のいずれかに記載のダンパーディスク組立体。
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