JPH11159315A - 使用時に使用者によって動かされる動力機械及びそれに用いるに適した4サイクルエンジン - Google Patents
使用時に使用者によって動かされる動力機械及びそれに用いるに適した4サイクルエンジンInfo
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- JPH11159315A JPH11159315A JP10182007A JP18200798A JPH11159315A JP H11159315 A JPH11159315 A JP H11159315A JP 10182007 A JP10182007 A JP 10182007A JP 18200798 A JP18200798 A JP 18200798A JP H11159315 A JPH11159315 A JP H11159315A
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- F02B2275/34—Lateral camshaft position
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 使用時の動きが大きい用途にも使用できる4
サイクルエンジンを提供する。 【解決手段】 クランクシャフトから駆動を受けるよう
に霧状潤滑油発生部材60を設け、これが潤滑油溜り5
8内の潤滑油を撹拌し霧状潤滑油を発生させる。潤滑油
溜り58と弁室100とは通路で連通されており、また
この通路を通る霧状潤滑油の流れを制御しエンジン内で
潤滑油の流れが循環するようになす弁装置Aがカムシャ
フト(170)と管状軸(172)の間に設けられる。
サイクルエンジンを提供する。 【解決手段】 クランクシャフトから駆動を受けるよう
に霧状潤滑油発生部材60を設け、これが潤滑油溜り5
8内の潤滑油を撹拌し霧状潤滑油を発生させる。潤滑油
溜り58と弁室100とは通路で連通されており、また
この通路を通る霧状潤滑油の流れを制御しエンジン内で
潤滑油の流れが循環するようになす弁装置Aがカムシャ
フト(170)と管状軸(172)の間に設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用時に使用者によ
って動かされる動力機械及びかかる動力機械に用いるの
に適した内燃式4サイクルエンジンに関する。
って動かされる動力機械及びかかる動力機械に用いるの
に適した内燃式4サイクルエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】使用時に使用者によって動かされる動力
機械、特にライントリマー、ブロア/吸引器、チェーン
ソー等の携帯型動力機械は、通常2サイクル内燃機関や
電動モータにより駆動される。
機械、特にライントリマー、ブロア/吸引器、チェーン
ソー等の携帯型動力機械は、通常2サイクル内燃機関や
電動モータにより駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】大気汚染に関する関心
が高まるにつれて、携帯型動力機械の排気ガスを減少す
る必要性が増してきた。コードを必要とする電動モータ
では、残念ながら電源へのアクセスに制約があり、ま
た、バッテリー駆動による動力機械では寿命の点で制約
がある。大型の芝刈機のように動力機械の重量が特に問
題にならない場合には、重量のある4サイクルエンジン
を使用することにより排気ガスを飛躍的に減少させるこ
とができる。しかし、小型の動力機械や、携帯型の動力
機械、例えばライントリマー、チェーンソー、ブロア/
吸引器では、4サイクルエンジンを使用すると非常に困
難な問題に直面する。動力機械を携帯した使用者は、あ
らゆる方向に動力機械を操作する必要があるので、4サ
イクルエンジンは所定の馬力を出力するためには重す
ぎ、また潤滑の困難さがある。また、この潤滑の困難さ
は、大型の動力機械でも、その動きが大きい用途に用い
た場合は同様に問題となる。
が高まるにつれて、携帯型動力機械の排気ガスを減少す
る必要性が増してきた。コードを必要とする電動モータ
では、残念ながら電源へのアクセスに制約があり、ま
た、バッテリー駆動による動力機械では寿命の点で制約
がある。大型の芝刈機のように動力機械の重量が特に問
題にならない場合には、重量のある4サイクルエンジン
を使用することにより排気ガスを飛躍的に減少させるこ
とができる。しかし、小型の動力機械や、携帯型の動力
機械、例えばライントリマー、チェーンソー、ブロア/
吸引器では、4サイクルエンジンを使用すると非常に困
難な問題に直面する。動力機械を携帯した使用者は、あ
らゆる方向に動力機械を操作する必要があるので、4サ
イクルエンジンは所定の馬力を出力するためには重す
ぎ、また潤滑の困難さがある。また、この潤滑の困難さ
は、大型の動力機械でも、その動きが大きい用途に用い
た場合は同様に問題となる。
【0004】カリフォルニア資源局(CARB)は、排
気ガスを減少させる目的から1990年に、産業界とり
わけ携帯型動力機械製造協会(PPEMA)との協議を
開始した。1994年に試験的な実施が予定されている
CARBの提案による第1段階の基準を満たすことが可
能か否かを決定するために、CARBの発案に応じる形
で、PPEMAは2サイクルエンジンから生じる排気ガ
スの量を試験した。PPEMAの試験結果によれば、現
在携帯型動力機械に使用されている汎用の軽量2サイク
ルエンジンの代替えエンジンが、現在のところ見当たら
ないとのことであった。よって重量が使用者の負担とな
らないような車輪付き携帯型動力機械、例えば芝刈機や
発電機に対してのみ4サイクルエンジンが使用できる。
気ガスを減少させる目的から1990年に、産業界とり
わけ携帯型動力機械製造協会(PPEMA)との協議を
開始した。1994年に試験的な実施が予定されている
CARBの提案による第1段階の基準を満たすことが可
能か否かを決定するために、CARBの発案に応じる形
で、PPEMAは2サイクルエンジンから生じる排気ガ
スの量を試験した。PPEMAの試験結果によれば、現
在携帯型動力機械に使用されている汎用の軽量2サイク
ルエンジンの代替えエンジンが、現在のところ見当たら
ないとのことであった。よって重量が使用者の負担とな
らないような車輪付き携帯型動力機械、例えば芝刈機や
発電機に対してのみ4サイクルエンジンが使用できる。
【0005】本発明は、排気ガスの排出量が少なく、内
燃機関で駆動され使用者が移動あるいは携帯するのに十
分な軽さの動力機械を提供することを目的とする。
燃機関で駆動され使用者が移動あるいは携帯するのに十
分な軽さの動力機械を提供することを目的とする。
【0006】本発明の他の目的は、作業中に広範な向き
で使用してもエンジンの作動が継続できる内部潤滑シス
テムを備えた小型内燃機関及びかかる内燃機関により駆
動される動力機械を提供することにある。
で使用してもエンジンの作動が継続できる内部潤滑シス
テムを備えた小型内燃機関及びかかる内燃機関により駆
動される動力機械を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、使用
時に使用者によって動かされる動力機械に用いるのに適
した、単一シリンダを有した内燃式4サイクルエンジン
を提供するものであり、このエンジンにおいては、潤滑
油溜りと、クランクシャフトから駆動を受けるように該
クランクシャフトに接続した霧状潤滑油発生部材とが設
けられており、霧状潤滑油発生部材が潤滑油溜り内にお
いて潤滑油を撹拌し霧状潤滑油を発生し、また潤滑油溜
りはシリンダと流体連通状態にありこれによりピストン
の往復運動に応じて霧状潤滑油に圧力の脈動が生じるよ
うになっている。さらに、潤滑油溜りから、吸入弁及び
排気弁の一部を収容する弁室にまで延びた霧状潤滑油通
路が設けられ上述した圧力の脈動により霧状潤滑油が該
通路を通って流れるようになっており、かつ、この霧状
潤滑油通路を通る霧状潤滑油の流れを制御し、エンジン
内において潤滑油の流れが循環するようになす弁装置が
設けられている。かかる霧状潤滑油を利用することによ
り潤滑油供給機構が簡素化され、かつ弁装置によって潤
滑油の循環が確実なものとなる。
時に使用者によって動かされる動力機械に用いるのに適
した、単一シリンダを有した内燃式4サイクルエンジン
を提供するものであり、このエンジンにおいては、潤滑
油溜りと、クランクシャフトから駆動を受けるように該
クランクシャフトに接続した霧状潤滑油発生部材とが設
けられており、霧状潤滑油発生部材が潤滑油溜り内にお
いて潤滑油を撹拌し霧状潤滑油を発生し、また潤滑油溜
りはシリンダと流体連通状態にありこれによりピストン
の往復運動に応じて霧状潤滑油に圧力の脈動が生じるよ
うになっている。さらに、潤滑油溜りから、吸入弁及び
排気弁の一部を収容する弁室にまで延びた霧状潤滑油通
路が設けられ上述した圧力の脈動により霧状潤滑油が該
通路を通って流れるようになっており、かつ、この霧状
潤滑油通路を通る霧状潤滑油の流れを制御し、エンジン
内において潤滑油の流れが循環するようになす弁装置が
設けられている。かかる霧状潤滑油を利用することによ
り潤滑油供給機構が簡素化され、かつ弁装置によって潤
滑油の循環が確実なものとなる。
【0008】請求項2に記載の発明は、さらに、エンジ
ンの少なくともある程度の揺動範囲では、潤滑油溜りの
潤滑油とクランクシャフトとが干渉することがないよう
にして、エンジンの揺動によって潤滑系統が影響を受け
る可能性をさらに低めている。
ンの少なくともある程度の揺動範囲では、潤滑油溜りの
潤滑油とクランクシャフトとが干渉することがないよう
にして、エンジンの揺動によって潤滑系統が影響を受け
る可能性をさらに低めている。
【0009】請求項3に記載の発明は、使用時に使用者
によって移動可能な動力機械を提供するものであり、こ
の動力機械は、請求項1について前述したものと実質的
に等しい長所を備えた内燃式4サイクルエンジンを備え
ている。かかるエンジンとともに用いることによって、
動力機械の全体の重量を増加することなく該機械の使用
時の排気ガスが減少できる。
によって移動可能な動力機械を提供するものであり、こ
の動力機械は、請求項1について前述したものと実質的
に等しい長所を備えた内燃式4サイクルエンジンを備え
ている。かかるエンジンとともに用いることによって、
動力機械の全体の重量を増加することなく該機械の使用
時の排気ガスが減少できる。
【0010】請求項4に記載の発明では、エンジンの霧
状潤滑油のための通路手段は2つの通路を有し、また弁
装置はこれら通路の少なくとも一方を開閉するようにし
て、霧状潤滑油の循環をより効果的に行えるようにし
た。
状潤滑油のための通路手段は2つの通路を有し、また弁
装置はこれら通路の少なくとも一方を開閉するようにし
て、霧状潤滑油の循環をより効果的に行えるようにし
た。
【0011】請求項5及び6に記載の発明では、エンジ
ンの排気量に制限を設けて、エンジンがさらに軽量にな
るようにした。
ンの排気量に制限を設けて、エンジンがさらに軽量にな
るようにした。
【0012】請求項7に記載の発明では、エンジンのシ
リンダヘッドに設けた吸入口及び排気口を、気体にクロ
スフローを与えるごとき配置とし、エンジンの効率を高
めさらにエンジンの軽量化に寄与できるようにした。
リンダヘッドに設けた吸入口及び排気口を、気体にクロ
スフローを与えるごとき配置とし、エンジンの効率を高
めさらにエンジンの軽量化に寄与できるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるライントリマ
ー20を示す。このライントリマー20は例示の目的で
あって、本発明は、その他の、使用時に使用者によって
動かされる動力機械にも同様に適用されると理解すべき
である。ライントリマー20は、長尺のアルミニウム管
よりなるフレーム22を有している。使用時に使用者が
把持するために、フレーム22には一対のハンドル2
4、26が設けられている。従来どおり、紐28が使用
者の肩に掛けられて、使用中ライントリマーの携帯の便
宜に供している。フレームの一端には使用者の背後に位
置する4サイクルエンジン30が搭載されている。この
エンジンは、管状フレームの中央を延びる従来のフレキ
シブル軸を駆動するために設けられており、該軸はフレ
ームの反対側に取り付げられている回転切断ヘッド等の
工具を駆動している。チェーンソーやブロア/吸引器の
場合には、工具とはそれぞれ切断チェーンや回転翼であ
る。
ー20を示す。このライントリマー20は例示の目的で
あって、本発明は、その他の、使用時に使用者によって
動かされる動力機械にも同様に適用されると理解すべき
である。ライントリマー20は、長尺のアルミニウム管
よりなるフレーム22を有している。使用時に使用者が
把持するために、フレーム22には一対のハンドル2
4、26が設けられている。従来どおり、紐28が使用
者の肩に掛けられて、使用中ライントリマーの携帯の便
宜に供している。フレームの一端には使用者の背後に位
置する4サイクルエンジン30が搭載されている。この
エンジンは、管状フレームの中央を延びる従来のフレキ
シブル軸を駆動するために設けられており、該軸はフレ
ームの反対側に取り付げられている回転切断ヘッド等の
工具を駆動している。チェーンソーやブロア/吸引器の
場合には、工具とはそれぞれ切断チェーンや回転翼であ
る。
【0014】図2は4サイクルエンジン30の縦断面図
である。4サイクルエンジン30は、内部にシリンダボ
ア34を形成した軽量アルミニウムエンジンブロック3
2によって構成される。従来と同様に、エンジンブロッ
ク内にはクランクシャフト36が回動可能に設けられて
いる。ピストン38がシリンダボア34に摺接して設け
られ、連接棒40によってクランクシャフトに接続され
ている。シリンダヘッド42がエンジンブロックに固定
されて、燃焼室44を画成している。シリンダヘッド4
2には吸入口46が形成され、該吸入口は気化器48と
接続されまた吸入弁50により燃焼室44と選択的に接
続される。シリンダヘッド42は更に排気口52が形成
され、該排気口はマフラー54に接続されまた、排気弁
56により燃焼室44と選択的に接続される。
である。4サイクルエンジン30は、内部にシリンダボ
ア34を形成した軽量アルミニウムエンジンブロック3
2によって構成される。従来と同様に、エンジンブロッ
ク内にはクランクシャフト36が回動可能に設けられて
いる。ピストン38がシリンダボア34に摺接して設け
られ、連接棒40によってクランクシャフトに接続され
ている。シリンダヘッド42がエンジンブロックに固定
されて、燃焼室44を画成している。シリンダヘッド4
2には吸入口46が形成され、該吸入口は気化器48と
接続されまた吸入弁50により燃焼室44と選択的に接
続される。シリンダヘッド42は更に排気口52が形成
され、該排気口はマフラー54に接続されまた、排気弁
56により燃焼室44と選択的に接続される。
【0015】図2、図3に示されるように、4サイクル
エンジン30のシリンダ軸は、通常の使用態様では一般
に直立している。エンジンブロック32は封鎖された潤
滑油溜り58が設けられている。この潤滑油溜りは比較
的深く形成されており、その結果通常の使用態様ではク
ランクシャフトと潤滑油の油面との間に十分な隙間が提
供できる。図2に示されるように潤滑油の油面がクラン
クシャフトに接触するほどに十分に上昇する前では、エ
ンジンはクランクシャフトの軸心の回りをプラスマイナ
スβの範囲で回動する。潤滑油溜り内で潤滑油が過度に
クランクシャフトに干渉するのを避ける目的から、好ま
しくは角度βは少なくとも30度以上であり、最適には
少なくとも45度である。図3の縦断面図に示されるよ
うに、ライントリマーのエンジンは使用中においては直
立状態から前方に20度から30度の範囲で傾斜する。
図示されるようにエンジンは前方または後方にプラスマ
イナスαの範囲で傾くと、潤滑油溜り内の潤滑油がクラ
ンクシャフトに接触することはない。エンジンを横方向
から見たとき、クランクシャフト36の軸心とシリンダ
ボア34とに対して直角な横軸に関して角度αは少なく
とも30度以上であるのが好ましい。
エンジン30のシリンダ軸は、通常の使用態様では一般
に直立している。エンジンブロック32は封鎖された潤
滑油溜り58が設けられている。この潤滑油溜りは比較
的深く形成されており、その結果通常の使用態様ではク
ランクシャフトと潤滑油の油面との間に十分な隙間が提
供できる。図2に示されるように潤滑油の油面がクラン
クシャフトに接触するほどに十分に上昇する前では、エ
ンジンはクランクシャフトの軸心の回りをプラスマイナ
スβの範囲で回動する。潤滑油溜り内で潤滑油が過度に
クランクシャフトに干渉するのを避ける目的から、好ま
しくは角度βは少なくとも30度以上であり、最適には
少なくとも45度である。図3の縦断面図に示されるよ
うに、ライントリマーのエンジンは使用中においては直
立状態から前方に20度から30度の範囲で傾斜する。
図示されるようにエンジンは前方または後方にプラスマ
イナスαの範囲で傾くと、潤滑油溜り内の潤滑油がクラ
ンクシャフトに接触することはない。エンジンを横方向
から見たとき、クランクシャフト36の軸心とシリンダ
ボア34とに対して直角な横軸に関して角度αは少なく
とも30度以上であるのが好ましい。
【0016】エンジンを潤滑するために、連接棒40は
油掻き部材60を備えており、該油掻き部材は、それぞ
れのクランクシャフトの回動に伴って潤滑油溜り内の潤
滑油内に浸される。油掻き部材60はエンジンブロック
内の可動部品を潤滑するために、潤滑油を霧状に生成す
る。
油掻き部材60を備えており、該油掻き部材は、それぞ
れのクランクシャフトの回動に伴って潤滑油溜り内の潤
滑油内に浸される。油掻き部材60はエンジンブロック
内の可動部品を潤滑するために、潤滑油を霧状に生成す
る。
【0017】図3に示されるように、従来の小型2サイ
クルエンジンと同様に、クランクシャフト36は片持ち
支持されている。クランクシャフトは、工具入力部材と
接続される出力端部を備えた軸部材62と、カウンタウ
ェイト68と接続される入力端部66とを有する。軸部
材62に対して半径方向に変位した位置で軸部材と平行
にクランクピン70がカウンタウェイト68に接続され
ている。クランクピン70は、連接棒40に設けられた
一連のローラベアリング72と協働して回動する。クラ
ンクシャフト62の軸部材62は一対の従来のローラベ
アリング74、76により、エンジンブロック32に回
転可能に支持される。ローラベアリング74と76の中
間には、カムシャフト駆動ギア78が設けられている。
クルエンジンと同様に、クランクシャフト36は片持ち
支持されている。クランクシャフトは、工具入力部材と
接続される出力端部を備えた軸部材62と、カウンタウ
ェイト68と接続される入力端部66とを有する。軸部
材62に対して半径方向に変位した位置で軸部材と平行
にクランクピン70がカウンタウェイト68に接続され
ている。クランクピン70は、連接棒40に設けられた
一連のローラベアリング72と協働して回動する。クラ
ンクシャフト62の軸部材62は一対の従来のローラベ
アリング74、76により、エンジンブロック32に回
転可能に支持される。ローラベアリング74と76の中
間には、カムシャフト駆動ギア78が設けられている。
【0018】図3、図4にカムシャフト駆動機構と動弁
機構が示されている。クランクシャフトに設けられた駆
動ギア78は、該ギアの2倍の直径のカムギア80を駆
動し、その結果カムシャフトはエンジン回転数の1/2
の回転数となる。カムギア80はカムシャフトアセンブ
リ82に接続されており、該アセンブリはエンジンブロ
ック32に支承されまた回転カム84を有している。図
示された実施例では、吸入弁と排気弁の両方を駆動する
ために単一のカムが用いられているが、従来のツインカ
ム方式も同様に利用可能である。図4に示されるカム8
4は、吸入弁フォロア86と吸入弁用プッシュロッド8
8と、排気弁フォロア90と排気弁用プッシュロッド9
2とを作動する。フォロア86と90は回動ピン93に
よってエンジンブロックに回動可能に接続される。プッ
シュロッド88と92はカムシャフトフォロフ86、9
0とシリンダヘッド42内に設けられたロッカーアーム
94、96との間に延びている。シリンダヘッド42に
は弁カバー98が取り付けられて、両者間に密閉された
弁室100が画成される。塵がエンジン内に流入するの
を阻止するために、従来と同様に一対のプッシュロッド
管状体102が設けられて、吸入弁用プッシュロッド8
8と排気弁用プッシュロッド92を取り囲んでいる。図
示された実施例では、4サイクルエンジン30の弁室1
00は封止されており、該弁室はエンジンブロックから
は分離していて独自の潤滑剤を使用している。弁室10
0は部分的に軽量の乳白色の(moly)グリースで満
たされているのが好ましい。潤滑剤の漏出を防止するた
めに、従来と同様に図示されない弁軸シールが設けられ
ている。
機構が示されている。クランクシャフトに設けられた駆
動ギア78は、該ギアの2倍の直径のカムギア80を駆
動し、その結果カムシャフトはエンジン回転数の1/2
の回転数となる。カムギア80はカムシャフトアセンブ
リ82に接続されており、該アセンブリはエンジンブロ
ック32に支承されまた回転カム84を有している。図
示された実施例では、吸入弁と排気弁の両方を駆動する
ために単一のカムが用いられているが、従来のツインカ
ム方式も同様に利用可能である。図4に示されるカム8
4は、吸入弁フォロア86と吸入弁用プッシュロッド8
8と、排気弁フォロア90と排気弁用プッシュロッド9
2とを作動する。フォロア86と90は回動ピン93に
よってエンジンブロックに回動可能に接続される。プッ
シュロッド88と92はカムシャフトフォロフ86、9
0とシリンダヘッド42内に設けられたロッカーアーム
94、96との間に延びている。シリンダヘッド42に
は弁カバー98が取り付けられて、両者間に密閉された
弁室100が画成される。塵がエンジン内に流入するの
を阻止するために、従来と同様に一対のプッシュロッド
管状体102が設けられて、吸入弁用プッシュロッド8
8と排気弁用プッシュロッド92を取り囲んでいる。図
示された実施例では、4サイクルエンジン30の弁室1
00は封止されており、該弁室はエンジンブロックから
は分離していて独自の潤滑剤を使用している。弁室10
0は部分的に軽量の乳白色の(moly)グリースで満
たされているのが好ましい。潤滑剤の漏出を防止するた
めに、従来と同様に図示されない弁軸シールが設けられ
ている。
【0019】エンジン30は従来の4サイクルモードに
て動作する。シリンダヘッドの点火プラグ用穴には、点
火プラグ104が密閉された燃焼室44内に突出するよ
うに装着されている。気化器48により生成された混合
気は僅かに薄い比率の空気燃料混合比であるのが好まし
く、即ち理論混合比に関する空気燃料混合比は1.0以
上である。過度の炭化水素(HC)や一酸化炭素(C
O)の排出を防ぐためには、エンジンが濃い混合気にて
動作することを避けることが重要である。HC、COや
窒素酸化物(NOx)の排出量を最小限にするために、
通常の作動状態では、エンジンは薄い空燃比にて動作さ
れるのが特に好ましい。薄い空燃比にてエンジンを駆動
することにより、排気ガス中には過量の酸素が含まれ、
そのために消音器や排気口内において燃焼後の炭化水素
を減少させる。
て動作する。シリンダヘッドの点火プラグ用穴には、点
火プラグ104が密閉された燃焼室44内に突出するよ
うに装着されている。気化器48により生成された混合
気は僅かに薄い比率の空気燃料混合比であるのが好まし
く、即ち理論混合比に関する空気燃料混合比は1.0以
上である。過度の炭化水素(HC)や一酸化炭素(C
O)の排出を防ぐためには、エンジンが濃い混合気にて
動作することを避けることが重要である。HC、COや
窒素酸化物(NOx)の排出量を最小限にするために、
通常の作動状態では、エンジンは薄い空燃比にて動作さ
れるのが特に好ましい。薄い空燃比にてエンジンを駆動
することにより、排気ガス中には過量の酸素が含まれ、
そのために消音器や排気口内において燃焼後の炭化水素
を減少させる。
【0020】図1に示されるライントリマーに使用され
るためには、排気量が80cc以下のエンジンによって
軽量4サイクルエンジンは十分な出力が得られる。本発
明に使用されるエンジンは20ccから60ccの排気
量を有するのが好ましい。80cc以上の排気量を持つ
エンジンでは、携帯するには重すぎる。また排出量を低
く抑えるためにエンジン排気量をより小さくすると十分
な出力が得られない。
るためには、排気量が80cc以下のエンジンによって
軽量4サイクルエンジンは十分な出力が得られる。本発
明に使用されるエンジンは20ccから60ccの排気
量を有するのが好ましい。80cc以上の排気量を持つ
エンジンでは、携帯するには重すぎる。また排出量を低
く抑えるためにエンジン排気量をより小さくすると十分
な出力が得られない。
【0021】高出力であると同時に排気ガスの排出量を
低く抑えるためには、4サイクルエンジン30は比較的
低い面積/容積比を有するコンパクトな燃焼室44を有
する。排気量が比較的小さいエンジンで容積効率とエン
ジン出力を最大限とするためには、図2に示される傾斜
した弁が用いられ、その結果燃焼室は一般に半球状型燃
焼室と呼ばれるものとなる。吸入口46と排気口52と
は一列上に互いに反対方向に並んでおり、平坦なヘッド
であってエンジンブロック内に弁が位置するような従来
の典型的な4サイクルの芝刈機用エンジンに比較する
と、エンジン排気量に対して極めて高出力をもたらすこ
とが可能なクロスフロー型のエンジンとなる。
低く抑えるためには、4サイクルエンジン30は比較的
低い面積/容積比を有するコンパクトな燃焼室44を有
する。排気量が比較的小さいエンジンで容積効率とエン
ジン出力を最大限とするためには、図2に示される傾斜
した弁が用いられ、その結果燃焼室は一般に半球状型燃
焼室と呼ばれるものとなる。吸入口46と排気口52と
は一列上に互いに反対方向に並んでおり、平坦なヘッド
であってエンジンブロック内に弁が位置するような従来
の典型的な4サイクルの芝刈機用エンジンに比較する
と、エンジン排気量に対して極めて高出力をもたらすこ
とが可能なクロスフロー型のエンジンとなる。
【0022】第2実施例によるエンジン110が図5、
図6に示されている。エンジン110は、動弁機構と潤
滑システム以外は図2〜図4に示されるエンジン30と
同様である。エンジン110のカムシャフト112に
は、吸入用のカム114と排気用のカム116で構成さ
れた一対のカムが設けられており、これらのカムはカム
シャフトの軸方向に離間してカムシャフトに固定されて
いる。第1実施例によるエンジン30と同様に、カムシ
ャフト112には更にカムギア118が設けられてお
り、該カムギアはクランクシャフトに固定された駆動ギ
ア118と協働する。吸入弁フォロア120と排気弁フ
ォロア122はエンジンブロックに対して摺接して支持
され、従来と同様に、カムシャフトの軸心に直交してい
る。吸入弁フォロア120と排気弁フォロア122は、
吸入側プッシュロッド124と排気側プッシュロッド1
26とを往復駆動する。
図6に示されている。エンジン110は、動弁機構と潤
滑システム以外は図2〜図4に示されるエンジン30と
同様である。エンジン110のカムシャフト112に
は、吸入用のカム114と排気用のカム116で構成さ
れた一対のカムが設けられており、これらのカムはカム
シャフトの軸方向に離間してカムシャフトに固定されて
いる。第1実施例によるエンジン30と同様に、カムシ
ャフト112には更にカムギア118が設けられてお
り、該カムギアはクランクシャフトに固定された駆動ギ
ア118と協働する。吸入弁フォロア120と排気弁フ
ォロア122はエンジンブロックに対して摺接して支持
され、従来と同様に、カムシャフトの軸心に直交してい
る。吸入弁フォロア120と排気弁フォロア122は、
吸入側プッシュロッド124と排気側プッシュロッド1
26とを往復駆動する。
【0023】エンジン110のシリンダヘッドの潤滑シ
ステムも、前述したエンジン30と相違する。シリンダ
ヘッド128と弁カバー130との間には、密閉された
弁室132が画成される。弁室132は、吸入側と排気
側のプッシュロッド案内管136、138により、潤滑
油溜り134と接続している。弁カバー130は更にス
ポンジ又は焼結金属材料からなる多孔性の通気体140
を設けている。ピストンがシリンダボア内を往復動作す
ると、潤滑油溜り内の圧力が変動する。圧力が上昇する
と、霧状の潤滑油がプッシュロッド案内管を介して弁室
132内に圧送される。ピストンが上昇すると、潤滑油
溜り134内の圧力が大気圧以下に降下して、空気が通
気体140内に流入する。霧状の潤滑油がエンジンの潤
滑油溜りと弁室との間を循環することによって、弁やロ
ッカーアームに潤滑油が供給される。通気体を多孔性物
質にて形成することにより、潤滑油の漏出や異物の流入
が実質的に防止できる。
ステムも、前述したエンジン30と相違する。シリンダ
ヘッド128と弁カバー130との間には、密閉された
弁室132が画成される。弁室132は、吸入側と排気
側のプッシュロッド案内管136、138により、潤滑
油溜り134と接続している。弁カバー130は更にス
ポンジ又は焼結金属材料からなる多孔性の通気体140
を設けている。ピストンがシリンダボア内を往復動作す
ると、潤滑油溜り内の圧力が変動する。圧力が上昇する
と、霧状の潤滑油がプッシュロッド案内管を介して弁室
132内に圧送される。ピストンが上昇すると、潤滑油
溜り134内の圧力が大気圧以下に降下して、空気が通
気体140内に流入する。霧状の潤滑油がエンジンの潤
滑油溜りと弁室との間を循環することによって、弁やロ
ッカーアームに潤滑油が供給される。通気体を多孔性物
質にて形成することにより、潤滑油の漏出や異物の流入
が実質的に防止できる。
【0024】図7〜10は第3のオーバーヘッドバルブ
潤滑システムを具備した第3実施例によるエンジン15
0を示している。エンジン150のエンジンブロック
は、前述した図2、図3に示される構成と同様に、単一
のカムと2個のフォロアを備えている。シリンダヘッド
152には弁カバー154が設けられ、両者間に密閉さ
れた弁室156が画成される。弁室156はエンジンブ
ロック内において、潤滑油溜り158と接続されてい
る。潤滑油溜り158内の霧状の潤滑油を弁室156に
還流させるために、流量制御手段が設けられて、一対の
独立した流体通路のうちのいずれか一方を介して弁室と
潤滑油溜りとを交互に選択的に接続している。
潤滑システムを具備した第3実施例によるエンジン15
0を示している。エンジン150のエンジンブロック
は、前述した図2、図3に示される構成と同様に、単一
のカムと2個のフォロアを備えている。シリンダヘッド
152には弁カバー154が設けられ、両者間に密閉さ
れた弁室156が画成される。弁室156はエンジンブ
ロック内において、潤滑油溜り158と接続されてい
る。潤滑油溜り158内の霧状の潤滑油を弁室156に
還流させるために、流量制御手段が設けられて、一対の
独立した流体通路のうちのいずれか一方を介して弁室と
潤滑油溜りとを交互に選択的に接続している。
【0025】図8、図9に示されるように、吸入側プッ
シュロッド管160は、潤滑油溜りと弁室とを繋ぐ第1
の流体通路を提供しており、また排気側プッシュロッド
管162は、弁室156と潤滑油溜り158とを繋ぎ第
1の流体通路とは独立した第2の流体通路を提供してい
る。図8に示されるように、プッシュロッド管162は
ポートBを介してシリンダボア166と接続されてい
る。ポートBは、ピストン168のスカート部が通過す
る位置にあってシリンダボアと交差し、その結果、ポー
トBはピストンの往復運動に応じて交互に開閉する。中
空の管状軸172に回動可能にカムシャフト170が装
着されている。カムシャフト170と回動支持軸172
はそれぞれ一対のポートAを形成しており、エンジンが
1回転する毎に1度、即ちカムシャフト1回転毎に2
度、ポート間の連通が交互に接続され遮断される。ポー
トが互いに整合したときは、吸入側プッシュロッド管1
60を介して潤滑油溜りは流体的に弁室と接続する。ポ
ートが互いにずれた位置にあるときは、流体通路は遮断
される。
シュロッド管160は、潤滑油溜りと弁室とを繋ぐ第1
の流体通路を提供しており、また排気側プッシュロッド
管162は、弁室156と潤滑油溜り158とを繋ぎ第
1の流体通路とは独立した第2の流体通路を提供してい
る。図8に示されるように、プッシュロッド管162は
ポートBを介してシリンダボア166と接続されてい
る。ポートBは、ピストン168のスカート部が通過す
る位置にあってシリンダボアと交差し、その結果、ポー
トBはピストンの往復運動に応じて交互に開閉する。中
空の管状軸172に回動可能にカムシャフト170が装
着されている。カムシャフト170と回動支持軸172
はそれぞれ一対のポートAを形成しており、エンジンが
1回転する毎に1度、即ちカムシャフト1回転毎に2
度、ポート間の連通が交互に接続され遮断される。ポー
トが互いに整合したときは、吸入側プッシュロッド管1
60を介して潤滑油溜りは流体的に弁室と接続する。ポ
ートが互いにずれた位置にあるときは、流体通路は遮断
される。
【0026】図10はクランクケース内の圧力に応じた
ポートA、Bの開閉関係を概略的に示している。ピスト
ンが下降し、クランクケース内の圧力が高まると、ポー
トAは開口し、霧状の潤滑油はカムシャフト支持軸17
2の流体通路に流入し、吸入側プッシュロッド管160
を介して弁室156に至る。ピストンが上昇すると、ク
ランクケース内の圧力が大気圧以下に降下する。ピスト
ンが上昇すると、ポートAは閉鎖され、ポートBが開口
して弁室156内の圧力流体は潤滑油溜り158に還流
される。
ポートA、Bの開閉関係を概略的に示している。ピスト
ンが下降し、クランクケース内の圧力が高まると、ポー
トAは開口し、霧状の潤滑油はカムシャフト支持軸17
2の流体通路に流入し、吸入側プッシュロッド管160
を介して弁室156に至る。ピストンが上昇すると、ク
ランクケース内の圧力が大気圧以下に降下する。ピスト
ンが上昇すると、ポートAは閉鎖され、ポートBが開口
して弁室156内の圧力流体は潤滑油溜り158に還流
される。
【0027】勿論、潤滑油溜り内の霧状の潤滑油を弁室
に循環させるための別の手段を利用して、同様の効果を
得ることが可能である。例えば、1方向弁又は交互に機
械的に動作する弁機構等である。第2実施例によるエン
ジン1l0のように単一の2方向流体通路ではなく、ル
ープ状の流体経路を備えることによって、潤滑油はより
信頼性を増して弁室へ供給できる。
に循環させるための別の手段を利用して、同様の効果を
得ることが可能である。例えば、1方向弁又は交互に機
械的に動作する弁機構等である。第2実施例によるエン
ジン1l0のように単一の2方向流体通路ではなく、ル
ープ状の流体経路を備えることによって、潤滑油はより
信頼性を増して弁室へ供給できる。
【0028】本発明による小型軽量の4サイクルエンジ
ンは、図1に示されるような回転型ライントリマーに特
に好適である。回転型ライントリマーは、直接的にエン
ジン駆動される典型的な器具である。従って、ライント
リマーが通常最も効率的に使用される7000〜900
0r.p.m.の回転範囲において、エンジンのトルク
ピークが出現するのが好ましい。図11に示されるよう
に、本発明による小型4サイクルのエンジンは、ライン
トリマーヘッドの最適の切断速度に対応したトルクピー
クを得るために容易に調整することができる。よって、
同様な切断性能を得るために、直接駆動型のより高い出
力を発揮する2サイクルエンジンと比較して、より出力
の小さいエンジンを利用することができる。勿論、2サ
イクルエンジンの速度は、歯車減速機構を用いることに
より最適な切断ヘッドの速度と合致させることができる
が、するとコストがかさみ、ライントリマーの重量が増
すとともに機構が複雑化する。
ンは、図1に示されるような回転型ライントリマーに特
に好適である。回転型ライントリマーは、直接的にエン
ジン駆動される典型的な器具である。従って、ライント
リマーが通常最も効率的に使用される7000〜900
0r.p.m.の回転範囲において、エンジンのトルク
ピークが出現するのが好ましい。図11に示されるよう
に、本発明による小型4サイクルのエンジンは、ライン
トリマーヘッドの最適の切断速度に対応したトルクピー
クを得るために容易に調整することができる。よって、
同様な切断性能を得るために、直接駆動型のより高い出
力を発揮する2サイクルエンジンと比較して、より出力
の小さいエンジンを利用することができる。勿論、2サ
イクルエンジンの速度は、歯車減速機構を用いることに
より最適な切断ヘッドの速度と合致させることができる
が、するとコストがかさみ、ライントリマーの重量が増
すとともに機構が複雑化する。
【0029】ライントリマーに4サイクルエンジンを使
用することによるその他の利点について図12、図13
に基づき説明する。図12はスタータロープを引く力と
エンジン回転の関係をプロットした図である。この力は
4サイクルエンジンであるために2回転に1度パルス状
に発生する。図13に示される2サイクルエンジンでは
1回転毎に力がパルス状に発生する。2サイクルエンジ
ンに比較して使用者はほぼ半分の力を費やすことで十分
なので、スタータロープを引くことによって特定のエン
ジンスタートの回転数に至らせることは4サイクルエン
ジンではより簡単に実行できる。4サイクルエンジンの
1回転おきの回転によってポンピングループ(pump
ing loop)が得られ、そこでは比較的シリンダ
圧力が低く、スタータロープハンドル174(図1参
照)を引いた使用者は、ポンピング回転中にエンジンの
角速度を上昇させることができ、そのために妥当な回転
スタート速度と十分なエンジンの慣性力がよりたやすく
得られる。4サイクルエンジンに使用される引っ張りス
タータ機構は従来のものである。引っ張りスタータ機構
はハンドルに最も近いエンジン端部に設けられるのが好
ましく、そのことによりトリマーハンドル24とスター
タロープハンドル174間の軸方向の距離を短くして、
運転立ち上げ時のライントリマーに作用するモーメント
を最小なものとすることができる。使用者がライントリ
マーを携帯している最中にエンジンが停止し、使用者が
一方の手でトリマーハンドル24を把持しながら他方の
手でロープハンドル174を引っ張りエンジンを簡単に
再駆動できる点で、4サイクルエンジンは特に有利であ
る。2サイクルエンジンを使用したライントリマーで
は、再スタートのためにライントリマーを地面に置いた
り、切断ヘッドを止める操作がしばしば行われたが、4
サイクルエンジンでは、引っ張り力が小さくて済むので
かかる操作を必要とすることなく再スタートが比較的簡
単に実行できる。
用することによるその他の利点について図12、図13
に基づき説明する。図12はスタータロープを引く力と
エンジン回転の関係をプロットした図である。この力は
4サイクルエンジンであるために2回転に1度パルス状
に発生する。図13に示される2サイクルエンジンでは
1回転毎に力がパルス状に発生する。2サイクルエンジ
ンに比較して使用者はほぼ半分の力を費やすことで十分
なので、スタータロープを引くことによって特定のエン
ジンスタートの回転数に至らせることは4サイクルエン
ジンではより簡単に実行できる。4サイクルエンジンの
1回転おきの回転によってポンピングループ(pump
ing loop)が得られ、そこでは比較的シリンダ
圧力が低く、スタータロープハンドル174(図1参
照)を引いた使用者は、ポンピング回転中にエンジンの
角速度を上昇させることができ、そのために妥当な回転
スタート速度と十分なエンジンの慣性力がよりたやすく
得られる。4サイクルエンジンに使用される引っ張りス
タータ機構は従来のものである。引っ張りスタータ機構
はハンドルに最も近いエンジン端部に設けられるのが好
ましく、そのことによりトリマーハンドル24とスター
タロープハンドル174間の軸方向の距離を短くして、
運転立ち上げ時のライントリマーに作用するモーメント
を最小なものとすることができる。使用者がライントリ
マーを携帯している最中にエンジンが停止し、使用者が
一方の手でトリマーハンドル24を把持しながら他方の
手でロープハンドル174を引っ張りエンジンを簡単に
再駆動できる点で、4サイクルエンジンは特に有利であ
る。2サイクルエンジンを使用したライントリマーで
は、再スタートのためにライントリマーを地面に置いた
り、切断ヘッドを止める操作がしばしば行われたが、4
サイクルエンジンでは、引っ張り力が小さくて済むので
かかる操作を必要とすることなく再スタートが比較的簡
単に実行できる。
【0030】ここに示され記載されたものは本発明の実
施例であり、すべての可能な変形を示していないことは
当然のことと理解すべきである。当業者にとっては先に
記載された請求の範囲に規定された発明の精神、範囲を
逸脱することなくその他の変更が可能である。
施例であり、すべての可能な変形を示していないことは
当然のことと理解すべきである。当業者にとっては先に
記載された請求の範囲に規定された発明の精神、範囲を
逸脱することなくその他の変更が可能である。
【図1】図1は本発明によるライントリマーを示す斜視
図である。
図である。
【図2】図2は図1の2−2線に沿ったエンジンの縦断
面図である。
面図である。
【図3】図3は図2のエンジンの側面断面図である。
【図4】図4はカムシャフトとフォロア機構を示す概略
拡大図である。
拡大図である。
【図5】図5は第2実施例によるエンジンの側面断面図
である。
である。
【図6】図6は図5に示される第2実施例によるエンジ
ンの動弁機構を示す断面図である。
ンの動弁機構を示す断面図である。
【図7】図7は第3実施例によるエンジンの側面断面図
である。
である。
【図8】図8は図7に示される第3実施例によるエンジ
ンの潤滑システムを示す拡大断面図である。
ンの潤滑システムを示す拡大断面図である。
【図9】図9は図7、図8に示される第3実施例による
エンジンの潤滑システムを示す横断面図である。
エンジンの潤滑システムを示す横断面図である。
【図10】図10は第3実施例によるエンジンの潤滑シ
ステムにおけるタイミング図である。
ステムにおけるタイミング図である。
【図11】図11はトルクと回転数との関係を示す曲線
である。
である。
【図12】図12は4サイクルエンジンと2サイクルエ
ンジンを比較したスターターロープ引張り力(pull
force)を示す図である。
ンジンを比較したスターターロープ引張り力(pull
force)を示す図である。
【図13】図13は4サイクルエンジンと2サイクルエ
ンジンを比較したスターターロープ引張り力(pull
force)を示す図である。
ンジンを比較したスターターロープ引張り力(pull
force)を示す図である。
A…弁装置 32…エンジンブロック 34…シリンダボア 36…クランクシャフト 38…ピストン 40…連接棒 42…シリンダヘッド 44…燃焼室 46…吸入口 50…吸入弁 52…排気口 56…排気弁 58…潤滑油溜り 60…霧状潤滑油発生部材 84…カム 94、96…ロッカーアーム 100…弁室 124、126…プッシュロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598085630 550 N.54th Street,Cha ndler,Arizona 85226,U nited States of Ame rica (72)発明者 栗原 克己 愛知県名古屋市千種区揚羽町2−41
Claims (7)
- 【請求項1】 単一シリンダを有した内燃式4サイクル
エンジンにおいて、 シリンダ、シリンダヘッド、及び前記シリンダ内で往復
運動するよう設けられこれらシリンダ及びシリンダヘッ
ドと共に空気・燃料混合気の燃焼室を形成するピストン
と、 前記シリンダヘッドに形成された、前記混合気のための
吸入口と排気口と、 前記吸入口と排気口とに各々対応させて設けられそれぞ
れ開放位置と閉鎖位置との間で往復運動するようになっ
ている吸入弁及び排気弁と、 前記吸入弁及び排気弁の一部を収容する弁室と、 前記弁室に設けられた少なくとも1つのロッカーアーム
と、一端において前記弁室内に延びていて前記ロッカー
アームに係合する少なくとも1つのプッシュロッドとを
含む弁駆動要素列と、 クランク部を含むクランクシャフトと、一端において前
記ピストンとの回転接続部を有し他端において前記クラ
ンク部との回転接続部を有した連接棒と、 前記クランクシャフトから駆動を受けるように該クラン
クシャフトに接続されたカムであり、該カムに対して前
記プッシュロッドの他端が該カムから作動を受けるよう
に配置されていて、前記プッシュロッドがカムの回転に
応じて往復運動するように駆動されるようになっている
前記カムと、 潤滑油溜りと、 前記クランクシャフトから駆動を受けるように該クラン
クシャフトに接続した霧状潤滑油発生部材と、を備え、 前記霧状潤滑油発生部材が前記潤滑油溜り内において潤
滑油を撹拌し前記霧状潤滑油を発生し、また前記潤滑油
溜りは前記シリンダと流体連通状態にありこれにより前
記ピストンの往復運動に応じて前記霧状潤滑油に圧力の
脈動が生じるようになっており、 さらに、前記潤滑油溜りから前記弁室にまで延びた通路
であり前記圧力の脈動により前記霧状潤滑油が該通路を
通って流れるようにする霧状潤滑油通路と、 前記霧状潤滑油通路を通る霧状潤滑油の流れを制御し、
エンジン内において潤滑油の流れが循環するようになす
弁装置と、 を含む4サイクルエンジン。 - 【請求項2】 請求項1に記載の4サイクルエンジンに
おいて、前記潤滑油溜りの潤滑油と前記クランクシャフ
トとが干渉することなく、該クランクシャフトの軸心と
シリンダの軸心の両方に対して直角な軸線を中心に少な
くとも30度回転でき、また前記クランクシャフトの軸
心に平行な軸線を中心に少なくとも45度回転できるよ
うになっている、4サイクルエンジン。 - 【請求項3】 使用時に使用者によって移動可能な動力
機械において、 フレームと、該フレームによって支持された工具と、を
備え、さらに前記フレームに取り付けられかつ前記工具
に対し駆動力を伝えるように該工具に接続された内燃式
4サイクルエンジンを備えており、該エンジンが、 単一のシリンダボアをその中に形成されたエンジンブロ
ックと、 前記シリンダボアに往復運動可能に受け入れられたピス
トンと、 空気・燃料混合気のためのオーバーヘッド型吸入弁とオ
ーバーヘッド型排気弁とを備えたシリンダヘッドと、 前記エンジンブロックに回転可能なように取り付けられ
かつ前記工具に駆動力を伝達するよう該工具に接続され
たクランクシャフトと、 前記ピストンを前記クランクシャフトに接続する連接棒
と、 潤滑油のための潤滑油溜りと、 ヘッド潤滑装置と、を有し、 該ヘッド潤滑装置は前記潤滑油溜りを前記吸入弁の一部
及び排気弁の一部を収容する弁室に接続する通路手段
と、前記通路手段を開閉し前記潤滑油溜りと前記弁室と
の間で霧状潤滑油の循環を生ぜしめる弁装置とを備えて
いる、 動力機械。 - 【請求項4】 請求項3に記載の動力機械において、前
記通路手段は2つの通路を有し、前記弁装置は前記通路
の少なくとも一方を開閉するものである、動力機械。 - 【請求項5】 請求項3及び4のいずれかに記載の動力
機械において、前記エンジンの排気量は80cc以下で
ある、動力機械。 - 【請求項6】 請求項5に記載の動力機械において、前
記エンジンの排気量は20−60ccの範囲である、動
力機械。 - 【請求項7】 請求項3−6のいずれかに記載の動力機
械において、前記シリンダヘッドには前記吸入弁及び排
気弁により開閉される吸入口と排気口が設けられてお
り、これら吸入口及び排気口はシリンダボアのほぼ直径
方向に対向しシリンダボアを流れる気体にクロスフロー
を与えるようになっている、動力機械。
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