JP2517630Y2 - 携帯型作業機用機関におけるクランク室 - Google Patents

携帯型作業機用機関におけるクランク室

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JP2517630Y2 JP1990405793U JP40579390U JP2517630Y2 JP 2517630 Y2 JP2517630 Y2 JP 2517630Y2 JP 1990405793 U JP1990405793 U JP 1990405793U JP 40579390 U JP40579390 U JP 40579390U JP 2517630 Y2 JP2517630 Y2 JP 2517630Y2
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    • F02B2275/34Lateral camshaft position

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、4サイクル機関で片持
クランク軸を備えてなる携帯型作業機用機関におけるク
ランク室の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型作業機例えばトリマー用機
関は、運転時のエンジンの姿勢が常に一定ではなく、ま
た、クランク軸の水平位置に対して前後左右に40度〜
50度傾斜して運転されることが稀ではない。このため
4サイクル機関によらず、専ら2サイクル機関が用いら
れるのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これは、第一に、4サ
イクル機関を使用すると、クランク室内に潤滑油を注入
する必要があるが、エンジンの傾斜運転時、クランク軸
のカウンタウエイト部によって過剰に撹拌され、不要な
発熱、抵抗、油上がり等を惹起してしまうことがあげら
れる。第二に、傾斜運転可能な気化器、即ち膜弁式気化
器に付属する燃料ポンプを駆動するためのクランク室内
ガス(殆ど空気)の脈動圧の大きさに関するものであ
る。すなわち、4サイクル機関の場合、クランク室内に
クランク軸、カム軸、潤滑油用溜り、その他を収納して
いるため、2サイクル機関に比し気体部分容積が大き
く、ピストンの往復動によっても十分な気体圧力を生じ
ない。このため、膜弁式気化器を作動せしめるに適しな
い欠点がある。以上を具体的に示すと、図3、図4に示
すように、傾斜運転時には破線表わしたようにクラン
ク室内の潤滑油の油面26が傾斜するので、クランク軸
1に取り付けられたカウンタウエイト21、回転軸8に
軸支されたカム歯車7により撹拌されて不要な発熱、抵
抗、油上りを惹起させることになる。さらに、図に示
すように、4サイクル機関のクランク室内の気体部分空
間Sは、図5に示す2サイクル機関のクランク室内の気
体部分空間Sよりも、その容積が大きく、よって、従来
の4サイクル機関の往復動によっても気化器の燃料ポン
プ駆動用の脈動圧を発生するに十分でないことが分か
る。そこで、本考案は、4サイクル機関を傾斜運転する
際に存する問題点を解決することによって、傾斜運転を
可能とした4サイクル機関の開発を目的として提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、第1に、クラ
ンク室本体の底部に潤滑油の溜め部を設け、この上部
一側にクランク室本体側部を設けて、片持クランク軸を
回動自在に支承し、該クランク室本体側部内へ配設した
該片持クランク軸のカウンタウエイトに接近し、かつ、
該潤滑油と対峙する任意位置にリブを配設し、さらに、
他側へクランク室本体カバーを設けて、該片持クランク
軸の回転軸芯と略同心とした中空体状の壁部と、これの
内頂面に該片持クランク軸を回動する連接棒の往復動軸
跡に沿ってなる側壁部とを凹設してなることを特徴とす
携帯型作業機用機関におけるクランク室とすることに
より、第2に、クランク室本体カバーに、片持クランク
軸の回転軸芯と略同心とした中空体状の壁部と、これの
内頂面に該片持クランク軸を回動する連接棒の往復動軌
跡に沿ってなる側壁部とを凹設し、これの外表面とクラ
ンク室本体内壁とによって形成される通路に、潤滑油の
溜め部へ供給した該潤滑油を、連接棒の回動により飛沫
としたものを、シリンダヘッドへの潤滑通路へ送るべき
連絡口をクランク室本体に配設したことを特徴とする請
求項1記載の携帯型作業機用機関におけるクランク室と
することにより、第3に、クランク室本体カバーへ凹設
した側壁部に、ブリーザと気化器駆動脈動圧取出口とを
設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型作
業機用機関におけるクランク室とすることにより、上記
目的を達成しようとするものである。
【0005】
【作用】上記手段により構成される本考案携帯型作業
用機関におけるクランク室は、クランク室本体側部に支
承の片持クランク軸カウンタウエイトに接近し、か
つ、潤滑油と対峙する位置にリブを設け、さらに、これ
と対峙して該クランク軸の回転軸芯に沿って略同心と
し、クランク室内に突出状とし、略中空体状の壁と、
これの内頂面に設けた側壁部とをクランク室本体カバー
に凹設してなるので、クランク室内の容積を小とし、大
きなクランク室内ガス圧の脈動を惹起する。また、クラ
ンク室本体内の片持クランク軸のカウンタウエイトに接
近する位置にリブを設けてあり、上記のようにクランク
室本体カバーをクランク室内に凹設しているので、機関
傾斜時に連接棒の掻き棒で過度にクランク室内の潤滑
油が撹拌されることがなく、不要な発熱、抵抗、油上り
等を惹起することがなく、該潤滑油が過度にピストン部
にいくこともない。更には、該中空体状の壁部外面とク
ランク室本体内壁により形成される通路を遠心力をもっ
て潤滑油が上昇するので、該通路内にシリンダヘッドへ
の潤滑通路に送るための連絡口を設ければ、撹拌され上
昇する潤滑油が該連絡口を経てシリンダヘッドを潤滑す
る。また、クランク室内の潤滑油は上記遠心力により上
昇していくので、クランク室本体カバーの中空体状の壁
部頂面の側壁部にはあまり飛散せず、したがってこの部
分にブリーザ、脈動圧検出口を設ければ潤滑油の飛散の
影響が防止される。
【0006】
【実施例】引き続き、本考案携帯型作業用機関におけ
るクランク室の要旨を明確にするために図面を用いて一
実施例を説明する。携帯型作業用機関におけるクラン
ク室は、図1、図2に示すように、クランク室本体20
の上部一側の本体側部201片持クランク軸1を回
動自在に支承し、これのカウンタウエイト21に接近
し、かつ、底部の潤滑油と対峙するように横方向に
(実線で示した状態)直線状にリブ22が設けられてい
る。なお、このリブ22は点線に示すように円弧状で
あってもよい。さらに、クランク室本体20の方の側
にはクランク室本体カバー23が設けられていて、ク
ランク室本体20にボルト締めその他の任意の方法で固
着される。なお、該クランク室本体20とクランク室本
体カバー23とでクランク室を形成する。クランク室本
体カバー23は、台形を回転させた如き中空体状の壁
24−1と、これの内頂面に、連接棒の軌跡に沿ってな
側面の側壁部24−2とを有し、壁部24−1は、ク
ランク室本体20とクランク室本体カバー23の合せ面
25よりも深くクランク室本体20内に突出状に凹設
し、の先端は連接棒3の運動軌跡面に極力近づけてあ
る。また、該壁部24−1の稜線の一部はリブ22の延
長線とほぼ近接させるように構成されている。潤滑油面
26は、実線で示した水平運転時に比し、使用状態によ
って破線で示したような傾きを呈するが、リブ22、壁
24−1のため傾斜運転時でも潤滑油はクランク軸1
の回転部分に多量に接触することがなく、また、たとえ
接触してもカウンタウエイト21とリブ22との隙間
が小さいため飛ばされる。また、カウンタウエイトが一
個であるので、回転体により潤滑油が過度に撹拌されて
抵抗となったり、油温の上昇はない。ここで、ピストン
部分の潤滑は壁部24−1とリブ22の間より十分な飛
沫となって行なわれるので、何ら支障はない。このよう
にして、携帯型作業機に対する十分な機能を有する4サ
イクル機関の搭載が可能となる。
【0007】次に、前記壁部24−1を有するクランク
室本体カバー23は、該壁部24−1によりクランク室
本体20内の空間容積を小ならしめる効果がある。ま
た、カウンタウエイトが一個であるので、クランク室内
容積を小とすることができる。ここで、勿論潤滑油を溜
めるため底部に溜め部202の空間容積は必要である
が、潤滑油が適当に注油されている限り気体部分容積に
は関係ない。従って、4サイクル機関でありながら、従
来の4サイクル機関よりはるかに大きなクランク室内ガ
ス圧の脈動が惹起され、膜弁式気化器の運転が可能とな
る。ピストン、シリンダ部分の潤滑は、連棒3と一体
の掻き棒27がピストン2の往復動に伴い、油を掻きあ
げて行なうが、この油は壁部24−1が中空体状に形成
されているので、クランク室本体カバー23、クラン
ク室本体20の両側壁部とで形成される空間を通路とし
て遠心力をもって上昇しながら飛沫する。クランク室
体20の図2に示すように、クランク室とシリンダヘッ
ド28に連通するシリンダヘッド潤滑通路たる連結管2
9の連絡口291を設ければ、オーバーヘッドバルブの
シリンダヘッドを潤滑することは容易となる。また、連
接棒3の運動面とクランク室本体カバー23中空体
の壁24−1とでなる空間(とりわけ幾何学的回転面
の回転軸付近−図1においてC部−において)は、飛散
した潤滑油は連接棒3の遠心力のため弾き飛ばされるの
で、あまり飛散しない。なお、前記クランク室とシリン
ダヘッドに連通する潤滑通路は、シリンダ及びシリンダ
ヘッド内に一体に設けてもよい。従って、この付近つま
中空体状の壁部頂面の側壁部24−2に脈動圧取出口
30を設け、脈動圧連絡用パイプ31で気化器のポンプ
32に連絡すると、パイプ31中に油が入らず、不具合
がない。また、同じくこの付近にクランク室内圧のブリ
ーザ33を設けると、同様に油が入らず不具合がない。
勿論、ブリーザと脈動圧連絡用パイプ孔は同時に設ける
必要はなく、機関の他の適当な部分にこれを設けること
も可能である。
【0008】なお、図1、図2において、ピストン2に
加わる力は、連接棒3を介してクランク軸1に伝えら
れ、軸受4、5で回動自在に支承されたクランク軸1が
動力取出し側よりエンジンを見た時に、反時計方向に回
転することにより、該クランク軸1に固定されたクラン
ク歯車6と噛み合うカム歯車7は時計方向に回転し、該
カム歯車7の回転軸8に連接した吸気カム9、排気カム
10により、タペット12、13、プッシュロッド1
4、15を作動させて、ロッカーアーム16、17を介
して吸排気弁18、19を作動させる。なお、本考案は
本実施例に限定されるものではなく、本考案の目的、作
用及び後述する効果の奏する範囲において任意に定めら
れてよく、これらの変更は本考案の要旨を何ら変更する
ものでないことはいうまでもない。
【0009】
【考案の効果】以上詳細に説明したように本考案の携帯
型作業用機関におけるクランク室は、片持クランク軸
のカウンタウエイトに接近し、かつ、潤滑油と対峙する
位置にリブを設け、さらに、これと対峙し該クランク軸
の回転軸芯に沿って略同とし、クランク室本体内に突
状とした略中空体状の壁部と、略中空体状の側面の側
壁部とを有するクランク室本体カバーを凹設してなるの
で、クランク室内の容積を小とすることができえて、従
来の4サイクル機関より大きなクランク室内ガス圧の脈
動を惹起することができ、よって、傾斜運転可能な気化
器、すなわち膜弁式気化器の運転が可能となる。また、
クランク室内の片持クランク軸のカウンタウエイトに接
し、かつ、潤滑油と対峙する位置にリブが設けてあ
り、かつ、上記のようにクランク室本体カバーをクラン
ク室本体内に凹設しているので、機関の傾斜時に連接棒
過度にクランク室内の潤滑油が撹拌されることがな
く、よって、不要な発熱、抵抗、油上り等を惹起するこ
とがなく、該潤滑油が過度にピストン部にいくこともな
い。更には、該中空体状の壁部とクランク室により形成
される通路を、連接棒の遠心力でもって潤滑油が上昇す
るので、該通路内にシリンダヘッドへの潤滑通路に送る
ための連絡口を設ければ、シリンダヘッドを潤滑するこ
とができる。また、クランク室内の潤滑油は上記遠心力
により上昇していくので、クランク室本体カバーの中空
体状側面の側壁部の前記回転軸付近に飛した潤滑油は
連接棒の遠心力で弾き飛ばされてあまり飛散しないの
で、よって、この部分にブリーザ、脈動圧検出口を設け
れば潤滑油の飛散の影響を防ぐことができる。以上のよ
うにして傾斜運転可能な携帯型作業機用機関の4サイク
ル機関の実用化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のクランク室を使用した作業機用機関の縦
断面図である。
【図2】図1におけるX−X断面図である。
【図3】従来の4サイクル機関の縦断面図である。
【図4】図3の側断面図である。
【図5】従来の2サイクル機関の縦断面図である。
【符号の説明】
1 クランク軸 2 ピストン 3 連接棒 4、5 軸受 6 クランク歯車 7 カム歯車 8 回転軸 9 吸気カム 10 排気カム 11 フライホイール 12、13 タペット 14、15 プッシュロッド 16、17 ロッカーアーム 18、19 吸排気弁 20 クランク室本体201 本体側部 202 溜め部 21 カウンタウエイト 22 リブ 23 クランク室本体カバー 24−1 壁部 24−2 壁部 291 連絡口 30 脈動圧取出口 33 ブリーザ

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク室本体の底部に潤滑油の溜め部
    を設け、この上部の一側にクランク室本体側部を設け
    て、片持クランク軸を回動自在に支承し、該クランク室
    本体側部内へ配設した該片持クランク軸のカウンタウエ
    イトに接近し、かつ、該潤滑油と対峙する任意位置にリ
    ブを配設し、さらに、他側へクランク室本体カバーを設
    けて、該片持クランク軸の回転軸芯と略同心とした中空
    体状の壁部と、これの内頂面に該片持クランク軸を回動
    する連接棒の往復動軌跡に沿ってなる側壁部とを凹設し
    てなることを特徴とする携帯型作業機用機関におけるク
    ランク室。
  2. 【請求項2】 クランク室本体カバーに、片持クランク
    軸の回転軸芯と略同心とした中空体状の壁部と、これの
    内頂面に該片持クランク軸を回動する連接棒の往復動軌
    跡に沿ってなる側壁部とを凹設し、これの外表面とクラ
    ンク室本体内壁とによって形成される通路に、潤滑油の
    溜め部へ供給した該潤滑油を、連接棒の回動により飛沫
    としたものを、シリンダヘッドへの潤滑通路へ送るべき
    連絡口をクランク室本体に配設したことを特徴とする請
    求項1記載の携帯型作業機用機関におけるクランク室。
  3. 【請求項3】 クランク室本体カバーへ凹設した側壁部
    に、ブリーザと気化器駆動脈動圧取出口とを設けたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の携帯型作業機用機関
    におけるクランク室。
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