JP3462771B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2サイクルエンジ
ン若しくは4サイクルエンジンの吸気装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、草木を対象とした可搬型の刈払
機(トリマー)や背負式動力噴霧機のように、作業者自
身が携帯若しくは背負って作業を行う作業機の駆動源で
あるエンジンは、作業機を傾けた場合でも安定して作動
することが必要とされている。2サイクルエンジンおよ
び4サイクルエンジンにおいて、吸気系、特にエンジン
のシリンダに形成される吸気ポートの構造上、気化した
混合気中の燃料の一部が液化した場合にはその液化燃料
が吸い込まれやすく、濃混合気状態を招いて燃焼不良や
排気ガス中に未燃ガスを発生させる場合があった。つま
り、エンジンはアルミ合金を用いたダイキャストなどの
鋳造で製造されるのが一般的である関係上、吸気ポート
は成形型の抜き勾配が付けられた形状とされ、いわゆ
る、エンジンの燃焼室に連通する側に比べて気化器に接
続される側の開口面積が大きくなっている。このため、
気化器から流れ出る混合気が吸気ポートに流れると、混
合気の流速が低下して混合気中の燃料の粒子が落下して
しまい、吸気ポートの流路内底面に溜まってしまうこと
がある。
【0003】そこで、このような不具合を解消するため
に、気化器と吸気ポートとの間の吸気通路の内径を均一
とした連通部を内部に有する接続筒を設けることが提案
されている(例えば、実公平3−2698号公報)。上
記公報には、軸方向一端が気化器の筒部に嵌合し、軸方
向他端が吸気ポートに嵌合する接続筒を気化器と吸気ポ
ートとの間に配置し、内部には、軸方向の全長に亘って
同一断面積の吸気通路が形成されている。このような構
成により、吸気ポート内に流れる混合気の流速が変化せ
ず、これによって、流速の変化による燃料の液化を防止
して液化した燃料が燃焼室内に入り込むことがないよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成には
次のような問題がある。すなわち、接続筒の一部が嵌合
している吸気ポートの内周面は、通常、鋳抜きのまま、
換言すれば、表面研磨などの仕上げが行われていないた
め、嵌合された接続筒の外周面との間が表面粗さの粗い
状態となっており、いわゆる、液化した場合の燃料が溜
まりやすい状態となっている。接続筒の外周面と吸気ポ
ートの内周面との間に液化した燃料が溜まると、エンジ
ン使用時の姿勢によっては液化燃料が吸気ポート側に流
れ出し、燃焼室内に一度に入り込んで燃焼不良や排気ガ
ス中の未燃ガスの発生が顕著となる。
【0005】本発明の目的は上記従来の吸気装置、特
に、吸気ポートに嵌合する断熱接続部材(インシュレー
タ)を設けた場合の問題に鑑み、液化した燃料の滞留を
確実に防止して燃焼不良や未燃ガスの発生を抑制するこ
とが可能な構成を備えたエンジンの吸気装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、シリンダ(12A)の燃焼
室側に行くほど開口の断面積が小となる吸気通路を有す
る吸気ポート(12A1)と該吸気ポート(12A1)
に向け混合気を供給する気化器(4)とに軸方向各端部
が対向させてあるインシュレータ(120)を備えたエ
ンジン(1)において、上記インシュレータ(120)
には上記吸気ポート(12A1)側に嵌合する突出部
(120B)が形成され、上記突出部(120B)には
上記吸気ポート(12A1)における少なくとも内周面
下部と連通する通孔(121)が形成されていることを
特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のエ
ンジンの吸気装置において、上記突出部(120B)に
形成されている通孔(121)として、スリット部が、
少なくとも下部に1カ所形成されていることを特徴とし
ている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載のエ
ンジンの吸気装置において、上記突出部(120B)に
形成されている通孔(121A)として、該突出部(1
20B)の軸方向と直交する方向若しくは内方に向けて
傾斜する貫通孔が、少なくとも下部に1カ所形成されて
いることを特徴としている。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
うちの一つに記載のエンジンの吸気装置において、上記
気化器(4)内の吸気通路(4P)には、該吸気通路
(4P)内の圧力変動をダイヤフラム室(4A)に伝達
するパルス孔(122)が設けられていることを特徴と
している。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載のエ
ンジンの吸気装置において、上記パルス孔(122)
は、上記気化器(4)内の吸気通路(4P)における上
部に設けられていることを特徴としている。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
うちの一つに記載のエンジンの吸気装置において、上記
エンジン(1)は、あらゆる方向に向けても継続運転可
能な4サイクルエンジンであることを特徴としている。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1、2また
は3記載のエンジンの吸気装置において、上記スリット
(121)若しくは貫通孔(121A、121B)は少
なくとも突出部(120B)の上下2カ所に設けられて
いることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1乃至3および6、7記載の発明では、
吸気ポートに嵌合しているインシュレータの端部にイン
シュレータ内部と吸気ポートの内周面とを連通させる通
孔が形成されているので、吸気ポートの内周面を負圧化
傾向とすることができる。これにより、インシュレータ
と吸気ポートの内周面との間に液化燃料が溜まろうとす
るのを防止できると共に、溜まった場合には吸い上げて
混合気としてシリンダ内に供給することができるので、
液化燃料がそのまま一度にシリンダ内に供給されてしま
うのを防止することができる。特に、このような作用が
得られることにより、4サイクルエンジンに対しても同
様に液化燃料をそのままシリンダ内に供給することがな
いので、4サイクルエンジンを用いてあらゆる方向での
安定した継続運転を可能にすることができる。
【0014】請求項4および5記載の発明では、燃料ポ
ンプに用いられる気化器のダイヤフラム室に対して吸気
通路内の圧力変動を伝達するパルス孔を気化器の吸気通
路側でしかも上部に設けているので、吸気ポートとイン
シュレータの嵌合部との間に溜まる液化燃料が燃料ポン
プ側に入り込むことがなく、圧力感知を良好にして圧力
変動を良好に燃料ポンプ側に伝達することができる。
【0015】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、本発明実施例による吸気装置を4サイク
ルエンジンに適用した場合の正面図であり、図2は図1
に示した4サイクルエンジンの側面から見た断面図であ
る。図1に示す4サイクルエンジンは、本願の先願に該
当する特願平9−102225号の願書に添付された明
細書に開示されている構成を主要部として備え、さら
に、この構成を前提として本出願人が先に特願平10−
154795号の明細書において提案した潤滑機構を付
加した構成を備えているものであり、以下にその構成に
ついて説明した後、本実施例についての説明を行う。
【0016】図1に示すように、4サイクルエンジン1
は、左側面にエアクリーナ2および気化器4を、そして
右側面には排気マフラ6が配置されて構成されており、
シリンダヘッド10が一体化されているシリンダブロッ
ク12とクランクケース14とで構成されたクランク室
16およびクランクケース14の下部近傍に設けられて
いる油溜室18を備えている。油溜室18は、クランク
ケース14に対して仕切り壁14Aを介して仕切られて
全体として密閉空間が構成されている。
【0017】図2において仕切壁14Aの上部のクラン
クケース14には、後述する吸入部40および一方向弁
70が設けられており、一方向弁70は、クランク室1
6内の圧力変化に応動して開閉することができ、圧力変
化がない場合には閉鎖されることにより、油溜室18が
いかなる傾斜状態にあっても外部に油漏れを起こさない
ような構成とされている。
【0018】シリンダブロック12とクランクケース1
4には、図2に示すように、軸線を水平方向に設けたク
ランク軸20が回転自在に支持されている。クランク軸
20のクランクピンにコンロッドを介して連接されたピ
ストン24は、シリンダブロック12の内部に設けられ
ているシリンダ12A内で摺動自在に挿嵌されている。
【0019】図1においてシリンダ12Aの上壁には、
上記の気化器4および排気マフラ6にそれぞれ連通する
吸気ポート12A1および排気ポート12A2が形成さ
れ、これら各ポートにはポートを開閉する吸気バルブ2
7および排気バルブ28が配置されている。これらバル
ブを駆動するバルブ駆動部30は、図2に示すように、
バルブ駆動ギヤ36、カムギヤ37、ロッカーアーム3
8、39などの部品により構成されている。これらバル
ブ駆動部30の各構成部品のうち、バルブ駆動ギヤ3
6、カムギヤ37は、シリンダブロック12の頭部に形
成されている動弁室34とクランク室16とを連通させ
るようにシリンダブロック12とクランクケース14と
の側部に形成された連通路32内に配設されている。
【0020】クランク室16と油溜室18との間には、
図2に示すように、吸入部40、通路44および間欠送
油部46が第1送油手段として設けられている。図2に
おいて、吸入部40は、ゴムなどの弾性材により容易に
撓むことができる管体42とその先端に取り付けられた
錘43により構成されている。つまり、この錘43はそ
の重力により常に鉛直下方に移動することができるよう
になっており、これにより油溜室18が傾斜した状態に
されていてもそのオイルの油面下に先端部を没入させる
ことができるようになっている。吸入部40の他端は、
クランクケース14内に穿設された通路44に連通して
おり、この通路44は、クランク軸20の外周面に対向
してこの部分に円弧状の開口部を形成している。
【0021】図2において、クランク軸20側の間欠送
油手段46は、クランク室16側からクランク軸20の
中心近傍に所定の内径で外部に貫通することなく穿設さ
れている通路T1と、この通路T1に連続してクランク
軸20の半径方法に向けて穿設されている通路T2とで
構成されている。通路T2はピストン24の上昇により
クランク室16が負圧化されるのに応じてクランク軸2
0の回転角度内でクランクケース14の通路44と連通
することができるようになっており、いわゆる、クラン
ク軸20の全周回転の途中でクランクケース14の通路
44に連通するようになっている。このため、ピストン
24の上昇時には、クランク室16に発生する負圧を利
用して吸入部40、通路44および間欠送油部46が連
通すると、油溜室18からオイルが吸引されてクランク
室16側に送られる。
【0022】図2において、クランク室16には、第1
送油手段46によって供給されるオイルを攪拌してオイ
ルミスト化する攪拌部が設けられている。つまり、攪拌
部は、主にクランク軸20に固定されているクランクウ
エッブ64で構成されている。
【0023】図1および図2においてクランク室16と
連通路32との間には、一方向弁70が第2送油手段と
して設けられている。一方向弁70は、クランクケース
14の下部に穿設されたバルブ孔72と、ピストン24
の昇降動作に伴いクランク室16が正圧になったときに
バルブ孔72を開放し、クランク室16が負圧になった
ときにバルブ孔72を閉鎖するバルブプレート74で構
成されている。
【0024】図1においてシリンダブロック12の上部
にはブリーザ管80が設けられており、このブリーザ管
80は、一端が動弁室34内にて開口部82により連絡
され、他端がエアクリーナ2に連結されている。動弁室
34には、戻し油路84、84’が設けられており、こ
れら戻し油路84、84’は、一端が上記動弁室34に
開口し、他端がパイプ80Aを介して油溜室18にそれ
ぞれ区別して配置されている。
【0025】このような構成では、図2に示すように、
エンジン1の動弁室34を上方に位置させて、いわゆ
る、正立状態とした場合には、ピストン24が昇降動作
にない場合にクランク室16、油溜室18および動弁室
34において潤滑用のオイルが予め適量溜まっている。
【0026】エンジン1が始動されるとピストン24の
昇降動作によりクランク室16に圧力変化が生じ、ピス
トン24の上昇時にはクランク室16が減圧されて負圧
化傾向となり、下降時にはクランク室16が昇圧されて
正圧傾向となる。
【0027】クランク室16が負圧化傾向となると、ク
ランク室16と油溜室18との間に差圧が生じ、ピスト
ン24の上昇時に油溜室18と連通するように回動する
クランク軸20に設けられている間欠送油部46(図2
参照)の通路T1とT2および吸入部40を介して油溜
室18に貯溜されているオイルがクランク室16側に送
られる。
【0028】クランク室16側に送られたオイルは、ク
ランクウエッブ64に伝わり、その端部からクランク室
16の内壁に飛散し、その一部がオイルミスト化され
る。ミスト化されたオイルは、クランク軸20やピスト
ン24およびクランク室16内の各部品を潤滑する。
【0029】ピストン24の下降時には、クランク室1
6が正圧になり、油溜室18との間に差圧が生じる。こ
の場合、一方向弁70(図1参照)のバルブプレート7
4がバルブ孔72を開放し、昇圧された空気と共にクラ
ンク室16およびシリンダ12Aに溜められたオイルミ
ストをクランク室16から連通路32に送る。連通路3
2に送られたオイルミストは、正圧により動弁室34に
向けて圧送されると共に途中のバルブ駆動部30の各部
品を潤滑する。バルブ駆動部30の各部品を潤滑したオ
イルミストは、動弁室34に至り、オイルと空気とに分
離される。分離されたオイルは、戻し通路84、84’
を通じて油溜室18に回収されることになる。また分離
された空気は開口部82よりブリーザ管80、パイプ8
0Aを介してエアクリーナ2内に開放される。なお、こ
の空気には、オイルミストが混入している。
【0030】次に、エンジン1を、いわゆる、倒立状態
で用いる場合には、油溜室18内の吸入部40がその先
端に位置する錘43の重力方向の移動により貯溜されて
いるオイル中に没入するので、ピストン24の昇降動作
による圧力変化を利用して各潤滑部へのオイルの供給が
行われる。このようなオイルの供給は、エンジン1が傾
斜状態にある時にも同様に行われる。
【0031】一方、上記した4サイクルエンジンの構成
を対象とした潤滑機構は以下の通りである。図2におい
て、動弁室34内に一端が配設されている略同様構成の
2本の戻し油路84、84’の一方についてその詳細構
造を説明すると、戻し油路84は、その他端が油溜室1
8の上部で開口しているが、その戻し油路84の途中が
バイパス構造とされている。なお、戻し油路84の他方
(84’)については説明を省くが、戻し油路84と同
様な構成とされている。つまり、バイパス構造をなす吸
油路90は、戻り油路84より分岐した分岐路84A
と、上死点位置にあるときのピストン24のスカート部
24A直下部に位置する開口24Bと連通可能な通路8
4Bと、これら分岐路84Aと通路84Bとを連通する
通路84Cとで構成されている。スカート部24A直下
部に位置する開口24Bは、スカート部24Aに穿設さ
れてシリンダ12A内と連通しているので、通路84B
と連通した際には通路84Bがシリンダ12A内と連通
するようになっている。
【0032】一方、戻り油路84における油溜室18の
上部に位置する開口部84Dには、図1に示すように、
ボルト95によりクランクケース14の下面との間に挟
持されている座板96により脱落を防止されている球体
からなる逆止弁100が設けられている。本実施例では
逆止弁100をなす球体がスチールボールで構成されて
いるが、耐油性の材質であれば、これに限らないこと勿
論である。例えば、前記球体は低反撥性であり、耐油・
耐熱性を有するフッ素ゴムよりなるゴムボールにて構成
してもよい。
【0033】また、図2においてクランク室16と動弁
室34とを連通する連通路32近傍には、クランクケー
ス14の下面壁14Aに油溜室18と連通する小孔11
0が形成されている。
【0034】このような潤滑機構においては、前述した
場合と同様に、エンジン1が正立しているときのピスト
ン24上昇時には、クランク室16と油溜室18とに差
圧が生じ、クランク室16が負圧化傾向となる。このた
めピストン24の上昇時に油溜室18と連通するように
回動するクランク軸20に設けられている間欠送油部4
6の通路T1とT2および吸入部40を介して油溜室1
8に貯溜されているオイルがクランク室16側に送られ
る。
【0035】一方、ピストン24が上死点位置に達する
と、動弁室34からの戻し油路84の一部に形成されて
いる吸油路90の通路84Bがピストン24のスカート
部24A直下部に位置する開口24Bと連通してシリン
ダ12A内と連通する。このため、クランク室16が負
圧化傾向となった際には、動弁室34内のオイルがピス
トン24の上死点位置において最も強くなる負圧によっ
て吸油路90内に取り込まれ、図2において矢印で示す
ように、開口24Bを介してシリンダ12A内に吸い込
まれる。従って、動弁室34内に送り込まれたオイルミ
ストは、クランク室16内の負圧によりオイルが戻し油
路84を介してシリンダ12A内に吸い込まれ、その他
のものが開口部82を介してブリーザ管80からエアク
リーナ2部に送られる。
【0036】次いで、ピストン24が下降する際には、
クランク室16が正圧とされるので、その正圧により第
2送油手段をなす一方向弁70のバルブプレート74が
開放されてクランクウエッブ64によりミスト化された
オイルが連通路32を介してバルブ駆動部30および動
弁室34に送られる。
【0037】ピストン下降時には、バルブ駆動部30お
よび動弁室34に対するオイルの過剰供給が防止され
る。つまり、一方向弁70におけるバルブプレート74
が開放されると、クランク室16内においてミスト化さ
れたオイルは連通路32に送られるが、連通路32に
は、クランクケース14の下面壁14Aに形成された小
孔110が連通しており、連通路32に送られたオイル
の一部が油溜室18内に戻されることになるので、バル
ブ駆動部30および動弁室34に送られるオイルミスト
が適量化される。
【0038】次に、エンジン1が倒立状態とされた場合
には、油溜室18が上位に位置することから、その油溜
室18の上部で開口する戻り油路84内に油溜室18内
のオイルが逆流する虞がある。しかし、本実施例では、
逆止弁100の球体が戻し油路84の開口部84Dを塞
ぐことになるので、オイルの逆流が阻止される。このよ
うな状態は、エンジンが傾斜状態の時にも同様に得られ
る。
【0039】上記構成の潤滑機構を備えた4サイクルエ
ンジンの構成を対象として本実施例の特徴となる構成を
説明すると以下の通りである。図1において、シリンダ
12Aの吸気ポート12A1と気化器4とには、接続部
材として、断熱性樹脂で構成されたインシュレータ12
0がその軸方向各端部を対向させて配置されている。な
お、インシュレータ120の軸方向各端部は、図3乃至
図5において符号131、132で示すように、パッキ
ンを用いて気密構造とされている。インシュレータ12
0は、図示しない複数のボルトにより気化器4と一体的
にシリンダブロック12に取り付けられるようになって
おり、軸方向一端部は、吸気ポート12A1の内周面形
状に合致する形状とされて嵌合させてある。つまり、吸
気ポート12A1は、シリンダの燃焼室側に行くほど開
口の断面積が小となる吸気通路を有しており、内周面
が、いわゆるテーパーコーン形状とされている。このた
め、インシュレータ120の軸方向一端部には吸気ポー
ト12A1の内周面形状に合わせたテーパーコーン状の
外周面形状を有した突出部120Bが一体成形されてお
り、内部には、軸方向全域に亘って開口断面積が均一の
吸気通路120B1が形成されている。インシュレータ
120の軸方向他端は気化器4の吸気通路に連通するよ
うに対向させてある。
【0040】図3に示すように、インシュレータ120
の突出部120Bには、吸気通路120B1と吸気ポー
ト12A1における少なくとも内周面下部と連通する通
孔121が形成されている。上記通孔121は、本実施
例の場合、インシュレータ120の周壁において下部で
軸方向に沿って形成されたスリット部によって構成され
ている。上記通孔121は、エンジン1が正立状態の時
の吸気ポート12A1の内周面下部に対向して形成され
るばかりでなく、中心をはさんで上下にそれぞれ形成さ
る場合もある。さらに、上記通孔121は、吸気ポート
12A1の内周面下部と共に前記内周面の複数箇所で対
向させるように形成してもよい。
【0041】一方、インシュレータ120の軸方向他端
が嵌合している気化器4側の吸気通路4Pには、図1に
示すように、エンジンが正立状態のときの吸気通路12
0B1の上部に相当する位置にシリンダ内での圧力変
動、すなわち、吸気通路120B1内の圧力変動をポン
プ機構をなすダイヤフラム室4Aに伝達するパルス孔1
22が形成されている。つまり、パルス孔122は、図
3に示すように、インシュレータ120の吸気通路12
0B1内に混合気が流れ込む上流側位置に形成されてい
る。
【0042】本実施例は以上のような構成であるから、
軸方向一端を吸気ポート12A内に挿嵌した状態で軸方
向他端を気化器4内に対向させ、この状態で気化器4と
インシュレータ120とをシリンダブロック12に締結
することによりインシュレータ120が気化器4とシリ
ンダ12Aに連通する吸気ポート12A1とに軸方向端
部をそれぞれ対向させた状態で配置される。吸気ポート
12A1側に嵌合される突出部120Bは、スリットで
構成された通孔121が吸気ポート12A1の内周面で
上下位置に対向している。
【0043】突出部120Bに形成されている通孔12
1は、吸気ポート12A1の内周面とインシュレータ1
20の吸気通路12B1とを連通しているので、図3に
おいて符号Fで示すように混合気の流れる方向に応じて
吸気通路120B1に生起される負圧が通孔121を介
して吸気ポート12A1の内周面にも作用する。このた
め、吸気ポート12A1の内周面に液化燃料が溜まろう
とするのが上記負圧による吸引力によって防止できると
共に、仮に吸気ポート12A1の内周面に液化燃料が溜
まった場合には、吸気通路120B1に作用している負
圧によって吸い上げられて吸気通路120B1内に流れ
込み(図3中、矢印で示す状態)、負圧によってシリン
ダ12Aの燃焼室内に導入される。このため、吸気ポー
ト12A1の内周面とインシュレータ120の突出部1
21の外周面との間の隙間に液化燃料が残置されること
がないので、エンジンの動作姿勢によって上記隙間に溜
まっている液化燃料が吸気ポート12A1内に流れ出す
ようなことが殆どなくされる。
【0044】一方、気化器4側に形成されているパルス
孔122は、気化器4からの混合気がインシュレータ1
20の吸気通路120B1に流れ込む位置で上部に形成
されているので、利用頻度の多い正立姿勢のエンジンに
おいて主に吸気通路120B1の下側に溜まりやすい液
化した燃料が入りにくくされる。
【0045】上記実施例によれば、突出部121に通孔
122を設けるだけでエンジンの動作姿勢に関係なく吸
気ポート12A1の内周面に溜まろうとする液化燃料を
吸い上げることができる。また、パルス孔122は気化
器4側に形成できるので、従来の吸気ポート側に形成し
た場合に比べてダイヤフラム室と4Aパルス孔122と
の連結構造が不要となる。
【0046】上記実施例では、通孔として、スリット部
を採用した例を示したが、本発明はこれに限らない。図
4は上記通孔(便宜上、符号121Aとする)をインシ
ュレータ120の吸気通路120B1の軸方向と直交す
る方向でインシュレータ120の周壁を貫通する貫通孔
で構成した例を示しており、また、図5は上記通孔(便
宜上符号121Bとする)を吸気通路120B1の軸方
向に対して内方に向け、換言すれば、混合気の流動方向
に沿ってインシュレータ120の突出部120Bの外周
面から内周面に向け傾斜する傾斜貫通孔で構成した例を
示している。上記通孔121A、121Bは、吸気ポー
ト12A1の周方向および軸方向での複数箇所にて吸気
ポート12A1の内周面に対向するように形成してもよ
い。このような構成によれば、通孔の形成が容易となっ
たり、吸気ポート12A1の内周面に溜まった液化燃料
を混合気の流動方向に沿って吸い上げやすくなる。
【0047】
【発明の効果】請求項1乃至3および6、7記載の発明
によれば、吸気ポートに嵌合しているインシュレータの
端部にインシュレータ内部と吸気ポートの内周面とを連
通させる通孔が形成されているので、吸気ポートの内周
面を負圧化傾向とすることができる。これにより、イン
シュレータと吸気ポートの内周面との間に液化燃料が溜
まろうとするのを防止できると共に、溜まった場合には
吸い上げて混合気としてシリンダ内に供給することがで
きるので、液化燃料がそのまま一度にシリンダ内に供給
されてしまうのを防止することができ、燃焼不良や未燃
ガスの発生を抑制することが可能になる。特に、このよ
うな作用が得られることにより、4サイクルエンジンに
対しても同様に液化燃料をそのままシリンダ内に供給す
ることがないので、4サイクルエンジンを用いてあらゆ
る方向での安定した継続運転を可能にすることができ
る。
【0048】請求項4および5記載の発明によれば、燃
料ポンプに用いられる気化器のダイヤフラム室に対して
吸気通路内の圧力変動を伝達するパルス孔を気化器の吸
気通路側でしかも上部に設けているので、吸気ポートと
インシュレータの嵌合部との間に溜まる液化燃料が燃料
ポンプ側に入り込むことがなく、圧力感知を良好にして
圧力変動を良好に燃料ポンプ側に伝達することで気化器
からの混合気の供給状態を良好に制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による吸気装置が適用される4
サイクルエンジンをクランクシャフトの軸端側から見た
断面図である。
【図2】本発明の実施例による吸気装置が適用される4
サイクルエンジンをクランクシャフトの軸方向から見た
断面図である。
【図3】図1に示した吸気装置における突出部での液化
燃料の流れを説明するための模式図である。
【図4】本発明実施例による吸気装置の要部構造の変形
例を説明するために部分的に拡大した模式図である。
【図5】本発明実施例による吸気装置の要部構造のさら
に別の変形例を説明するために部分的に拡大した模式図
である。
【符号の説明】
1 エンジン 4 気化器 4A ダイヤフラム室 12A シリンダ 12A1 吸気ポート 120 インシュレータ 120B 突出部 120B1 吸気通路 121 通孔 121A 通孔の一つである突出部の軸方向と直交す
る方向の貫通孔 121B 通孔の他の一つである突出部の軸方向で内
方に向け傾斜する傾斜貫通孔 122 パルス孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−288019(JP,A) 特開 昭61−135975(JP,A) 特開 平9−209863(JP,A) 実開 平5−19555(JP,U) 実開 平2−149856(JP,U) 実開 昭55−41542(JP,U) 実開 昭60−36570(JP,U) 実公 平3−2698(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10 F02M 17/34 F02M 17/04 F02M 19/00 F02M 15/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ(12A)の燃焼室側に行くほ
    ど開口の断面積が小となる吸気通路を有する吸気ポート
    (12A1)と該吸気ポート(12A1)に向け混合気
    を供給する気化器(4)とに軸方向各端部が対向させて
    あるインシュレータ(120)を備えたエンジン(1)
    において、 上記インシュレータ(120)には上記吸気ポート(1
    2A1)側に嵌合する突出部(120B)が形成され、 上記突出部(120B)には上記吸気ポート(12A
    1)における少なくとも内周面下部と連通する通孔(1
    21)が形成されていることを特徴とするエンジンの吸
    気装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの吸気装置にお
    いて、 上記突出部(120B)に形成されている通孔(12
    1)として、スリット部が、少なくとも下部に1カ所形
    成されていることを特徴とするエンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエンジンの吸気装置にお
    いて、 上記突出部(120B)に形成されている通孔(121
    A)として、該突出部(120B)の軸方向と直交する
    方向若しくは内方に向けて傾斜する貫通孔が、少なくと
    も下部に1カ所形成されていることを特徴とするエンジ
    ンの吸気装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のうちの一つに記載のエ
    ンジンの吸気装置において、 上記気化器(4)内の吸気通路(4P)には、該吸気通
    路(4P)内の圧力変動をダイヤフラム室(4A)に伝
    達するパルス孔(122)が設けられていることを特徴
    とするエンジンの吸気装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のエンジンの吸気装置にお
    いて、 上記パルス孔(122)は、上記気化器(4)内の吸気
    通路(4P)における上部に設けられていることを特徴
    とするエンジンの吸気装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のうちの一つに記載のエ
    ンジンの吸気装置において、 上記エンジン(1)は、あらゆる方向に向けても継続運
    転可能な4サイクルエンジンであることを特徴とするエ
    ンジンの吸気装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2または3記載のエンジンの
    吸気装置において、 上記スリット(121)若しくは貫通孔(121A、1
    21B)は少なくとも突出部(120B)の上下2カ所
    に設けられていることを特徴とするエンジンの吸気装
    置。
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