JP2003129820A - エンジンのブリーザ装置 - Google Patents

エンジンのブリーザ装置

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JP2003129820A JP2001328652A JP2001328652A JP2003129820A JP 2003129820 A JP2003129820 A JP 2003129820A JP 2001328652 A JP2001328652 A JP 2001328652A JP 2001328652 A JP2001328652 A JP 2001328652A JP 2003129820 A JP2003129820 A JP 2003129820A
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    • F01M13/00Crankcase ventilating or breathing
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    • F01M2013/0044Layout of crankcase breathing systems with one or more valves

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クランクケース内に形成されるクランク室に連
通する第1ブリーザ室と、前記クランク室に通じるとと
もに吸気系に通じる第2ブリーザ室と、第1および第2
ブリーザ室間を結ぶ連絡通路と、第2ブリーザ室から第
1ブリーザ室側に向けてのブリーザガスの流通を阻止す
るようにして前記連絡通路の第2ブリーザ室側への開口
端に設けられる一方向弁とを備えるエンジンのブリーザ
装置において、エンジンが正規の姿勢とは異なる姿勢で
の運転継続に伴ってオイルが吸気系に漏出してしまうこ
とを防止する。 【解決手段】一方向弁80に圧力逃がし孔90が設けら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械や土木機
械等の作業機に搭載される汎用の4サイクルエンジンの
ブリーザ装置に関し、特に、クランクケース内に形成さ
れるクランク室に連通する第1ブリーザ室と、前記クラ
ンク室に通じるとともに吸気系に通じる第2ブリーザ室
と、第1および第2ブリーザ室間を結ぶ連絡通路と、第
2ブリーザ室から第1ブリーザ室側へのブリーザガスの
流通を阻止するようにして前記連絡通路の第2ブリーザ
室側への開口端に設けられる一方向弁とを備えるエンジ
ンのブリーザ装置の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】このようなブリーザ装置は、たとえば特
開昭62−240413号公報等で既に知られており、
一方向弁は、クランク室内の圧力上昇時だけ第1ブリー
ザ室から第2ブリーザ室を経て吸気系にブリーザガスが
流れるようにして、クランク室内の圧力を適切に維持す
る働きをしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ランマー等
の作業機は、その運転中に、操作ミスや、地盤の不安定
等に起因して、通常の正規姿勢とは異なる姿勢となるこ
とがあり、そのような不規則な姿勢のままでエンジンの
運転が続行されると、上記従来のものでは、クランクケ
ース内のオイルが吸気系に漏出してしまうことがある。
すなわち第1および第2ブリーザ室間を結ぶ連絡通路の
第1ブリーザ室への開口端以上に油面があるようにして
オイルが満たされている第1ブリーザ室が、第2ブリー
ザ室の下方にある状態を想定すると、クランク室が負圧
となったときには、第1および第2ブリーザ室に負圧が
作用するが一方向弁は閉じたままであり、またクランク
室が正圧となったときには、第1および第2ブリーザ室
への正圧の作用により連絡通路内のオイルは正圧の作用
によって一方向弁を開きつつ連絡通路内を上昇するの
で、エンジンの運転継続により連絡通路内をオイルが上
昇して第2ブリーザ室にオイルが供給されてしまい、第
2ブリーザ室のオイルが吸気系に漏出してしまう可能性
があるのである。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、エンジンが正規の姿勢とは異なる姿勢での運
転継続に伴ってオイルが吸気系に漏出してしまうことを
防止したエンジンのブリーザ装置を提供することを目的
とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、クランクケース内に形成されるクランク
室に連通する第1ブリーザ室と、前記クランク室に通じ
るとともに吸気系に通じる第2ブリーザ室と、第1およ
び第2ブリーザ室間を結ぶ連絡通路と、第2ブリーザ室
から第1ブリーザ室側へのブリーザガスの流通を阻止す
るようにして前記連絡通路の第2ブリーザ室側への開口
端に設けられる一方向弁とを備えるエンジンのブリーザ
装置において、前記一方向弁に、圧力逃がし孔が設けら
れることを特徴とする。 【0006】このような構成によれば、連絡通路の第1
ブリーザ室への開口端以上に油面があるようにしてオイ
ルが満たされている第1ブリーザ室が、第2ブリーザ室
の下方にある状態でエンジンの運転が継続されている場
合に、一方向弁に設けられた圧力逃がし孔により、クラ
ンク室が負圧になったときには、一方向弁が閉弁してい
るにもかかわらず、連絡通路内の油面の上方空間が第2
ブリーザ室に通じることになり、連絡通路内の油面が低
下するので、エンジンの運転継続によっても連絡通路内
の油面は上昇、下降を繰り返すだけであり、第2ブリー
ザ室側にオイルが押し上げられることはなく、したがっ
て吸気系へのオイルの漏出を防止することができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。 【0008】図1〜図7は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1はエンジンの縦断面図、図2は図1の2−
2線断面図、図3は図1の3矢視方向から見たエンジン
ブロックの底面図、図4は図1の4−4線拡大断面図、
図5は図2の5−5線拡大断面図、図6は図2の6−6
線拡大断面図、図7は横倒し状態にあるエンジン本体の
姿勢を90度ずつ変化させた状態を示す断面図である。 【0009】先ず図1および図2において、作業機であ
るランマー10を駆動するための4サイクルであるエン
ジンEのエンジン本体11は、オイル12を貯溜するク
ランク室13を形成するとともに前記ランマー10の使
用状態ではほぼ水平な軸線を有するクランクシャフト1
4を支承するクランクケース15と、前記ランマー10
の使用状態では軸線がほぼ鉛直となるシリンダボア16
を有するシリンダバレル17と、シリンダボア16に摺
動自在に嵌合されるピストン18の頂部との間に燃焼室
19を画成するシリンダヘッド20とを備える。 【0010】クランクケース15は、クランクシャフト
14の軸線と斜めに交差する分割面21で相互に分割可
能な第1および第2ケース半体22,23が、複数のボ
ルト24…で相互に締結されて成るものであり、第1ケ
ース半体22と、前記シリンダバレル17およびシリン
ダヘッド20とは、鋳造により一体に形成されてエンジ
ンブロック25を構成する。 【0011】ピストン18はコンロッド26を介してク
ランクシャフト14のクランクピン14aに連結されて
おり、このコンロッド26の大端部には、クランク室1
3内のオイル12を飛散させるオイルディッパ28が一
体に形成される。 【0012】クランクシャフト14の一端は、第1ケー
ス半体22との間にボールベアリング29および環状の
シール部材30を介在させてクランクケース15から外
部に突出されるものであり、クランクケース15外でク
ランクシャフト14の一端には、冷却ファン31を一体
に有するフライホイール32が固着される。 【0013】またクランクシャフト14の他端は、第2
ケース半体23との間にボールベアリング33および環
状のシール部材34を介在させてクランクケース15か
ら外部に突出されるものであり、クランクケース15外
でクランクシャフト14の他端にはランマー10が連結
される。 【0014】シリンダヘッド20には、燃焼室19に通
じ得る吸気ポート35および排気ポート36が設けられ
ており、エアクリーナ37および気化器38を含む吸気
系39が吸気ポート35に連なるようにしてシリンダヘ
ッド20に支持される。また排気ポート36に連なる排
気マフラー40がマフラーカバー41で覆われており、
該マフラーカバー41がエンジンブロック25に支持さ
れる。 【0015】ランマー10の使用状態でクランクシャフ
ト14の下方となる位置で第2ケース半体23には、調
速用遠心ガバナ42が取付けられる。この遠心ガバナ4
2は、第2ケース半体23の内面に固定された支持軸4
3で回転自在に支持される回転盤44と、支持軸43に
摺動自在に嵌合する筒状のスライダ45と、該スライダ
45を挟んで回転盤44に揺動自在に支持される複数の
振り子式遠心重錘46…とで構成され、各遠心重錘46
…には、それらの遠心重錘46…が遠心力により回転盤
44の半径方向外方に揺動するときに前記スライダ45
を一方向に摺動させる作動腕46aがそれぞれ設けられ
る。 【0016】回転盤44の外周には被動ギヤ47および
オイル飛散羽根48が一体に形成されており、被動ギヤ
47は、クランクシャフト14に固定される駆動ギヤ4
9に噛合される。しかも前記支持軸43は、前記回転盤
44の外周の前記オイル飛散羽根48をクランク室13
内のオイル12中に浸漬する位置で、第2ケース半体2
3に設けられる。 【0017】このような調速用遠心ガバナ42では、ク
ランクシャフト14の回転に伴って回転盤44が回転す
るのに応じて、スライダ45が支持軸43の軸方向一方
に摺動し、そのスライダ45の摺動作動が図示しないリ
ンクを介して気化器38のスロットル弁(図示せず)に
伝達され、それによりエンジン回転数が設定回転数に制
御される。 【0018】シリンダヘッド20には、吸気ポート35
の燃焼室19への連通・遮断を制御する吸気弁50と、
燃焼室19の排気ポート36への連通・遮断を制御する
排気弁51とが開閉作動可能に配設されるとともに、燃
焼室19に臨む点火プラグ52が取付けられる。 【0019】前記吸気弁50および排気弁51は動弁機
構53で開閉駆動されるものであり、該動弁機構53
は、前記駆動ギヤ49とともにクランクシャフト14に
固定される駆動タイミングプーリ54と、シリンダヘッ
ド20に支持された軸55に支持される被動タイミング
プーリ56と、駆動タイミングプーリ54および被動タ
イミングプーリ56に巻掛けられる無端状のタイミング
ベルト57と、前記被動タイミングプーリ56に連設さ
れるカム58と、吸、排気弁50,51およびカム58
間に設けられるロッカアーム59,60とを備えるもの
であり、各ロッカアーム59,60は、動弁機構53の
一部を覆うようにしてシリンダヘッド20に締結される
合成樹脂製のヘッドカバー61で揺動可能に支承され、
該ヘッドカバー61には燃料タンク62が一体に形成さ
れる。 【0020】図3および図4において、エンジン本体1
1におけるエンジンブロック25には、前記シリンダボ
ア16の周方向に沿って前記吸気系39に対応する位置
からほぼ180度の位置に配置される第1ブリーザ室6
4と、第1ブリーザ室64をクランク室13内に通じさ
せる第1連通路65と、シリンダボア16の軸線に関し
て第1ブリーザ室64とほぼ反対側で吸気系39の近傍
に配置される第2ブリーザ室66と、第2ブリーザ室6
6をクランク室13内に通じさせる第2連通路67と、
第1および第2ブリーザ室64,66間を結ぶ連絡通路
68とが設けられ、第2ブリーザ室66は、吸気系39
におけるエアクリーナ37にゴムホース等の導管69を
介して接続される。 【0021】図5を併せて参照して、吸気系39が配置
される側とは反対側でエンジンブロック25における第
1ケース半体22の外側面には凹部70が設けられてお
り、その凹部70を覆うカバー71が第1ケース半体2
2の外側面に締結される。これにより第1ケース半体2
2およびカバー71間に、ランマー10の使用状態では
クランク室13内の油面よりも上方に位置する第1ブリ
ーザ室64が形成され、前記ランマー10の使用状態で
第1ブリーザ室64の下部に通じる第1連通路65が、
クランク室13への開口端を2つに分けて第1ケース半
体22に穿設される。 【0022】連絡通路68は、シリンダボア16の軸線
に直交する平面内に配置されるようにして第1ケース半
体22に設けられるものであり、この連絡通路68の一
端は、第1ブリーザ室64に通じるようにして前記凹部
70内に開口する。 【0023】前記凹部70内のほぼ中央部で第1ケース
半体22の外側面にはボス72が突設されており、カバ
ー71は、前記ボス72に螺合するボルト73で第1ケ
ース半体22に締結される。また凹部70内で第1ケー
ス半体22の外側面には、カバー71に当接する複数の
迷路形成壁74…が突設されており、これらの迷路形成
壁74…により、第1連通路65および連絡通路68間
を結ぶ迷路が第1ブリーザ室64内に形成される。而し
てランマー10の使用状態でクランク室13から第1連
通路65を経て第1ブリーザ室64内に導入されたブリ
ーザガスは、第1ブリーザ室64内の前記迷路を流通し
て連絡通路68に至ることになり、前記迷路でのブリー
ザガスの流通方向変化によってブリーザガスから同伴オ
イルが分離される。しかも前記迷路の連絡通路68側の
部分で連絡通路68の開口端よりも下方に位置する迷路
形成壁74には、ブリーザガスの流通を極力抑制するよ
うに流通面積を絞った戻り孔75…が、分離したオイル
を第1連通路65側に戻すために設けられる。 【0024】図6を併せて参照して、エンジンブロック
25における第1ケース半体22の外側面には、シリン
ダボア16の軸線に関して第1ブリーザ室64とほぼ反
対側の前記吸気系39の近傍に位置する凹部76が設け
られており、その凹部76を覆うカバー77が第1ケー
ス半体22の外側面に締結される。これにより第1ケー
ス半体22およびカバー77間に、ランマー10の使用
状態ではクランク室13内の油面よりも上方に位置する
第2ブリーザ室66が形成され、連絡通路68の他端
は、ランマー10の使用状態で第2ブリーザ室66の上
部に通じるようにして凹部76に開口する。 【0025】前記凹部76内のほぼ中央部で第1ケース
半体22の外側面にはボス78が突設されており、カバ
ー77は、前記ボス78に螺合するボルト79で第1ケ
ース半体22に締結される。また凹部76内で第1ケー
ス半体22には、第2ブリーザ室66から連絡通路68
側へのブリーザガスの流通を阻止する一方向弁としての
リード弁80が、その弁体80aで連絡通路68の他端
開口部すなわち第2ブリーザ室66への開口端を塞ぐよ
うにして取付けられている。しかもリード弁80の弁体
80aには、図4で明示するように圧力逃がし孔90が
設けられる。 【0026】ランマー10の使用状態での第2ブリーザ
室66の上部において前記連絡通路68の側方に位置す
る部分で第1ケース半体22の外側面には、カバー77
に設けられた透孔82に気密に嵌合される導管69の一
端を受ける突部81が、導管69の一端開口部全体を閉
じることがないようにして突設されており、導管69の
他端は、吸気系39におけるエアクリーナ37に接続さ
れる。 【0027】さらに前記凹部76内で第1ケース半体2
2の外側面には、カバー77に当接する迷路形成壁8
3,84が突設されており、一方の迷路形成壁83によ
り連絡通路68および導管69間を結ぶ迷路が第2ブリ
ーザ室66内に形成され、他方の迷路形成壁84により
第2連通路67および導管69間を結ぶ迷路が第2ブリ
ーザ室66内に形成される。 【0028】第2連通路67は、ランマー10の使用状
態では第2ブリーザ室66の下部に通じるものであり、
第2ブリーザ室66に通じて第1ケース半体22に直接
穿設される通路孔85と、該通路孔85に連通して第1
ケース半体22に締結されるパイプ86とで構成され
る。前記ランマー10の使用状態で第2ブリーザ室66
よりも下方に位置する部分で第1ケース半体22には、
クランク室13の臨む平坦な取付け座88が形成されて
おり、通路孔85は、第2ブリーザ室66および取付け
座88間を結んで第1ケース半体22に穿設される。ま
たパイプ86は、前記取付け座88に当接するフランジ
部86aを有して略L字状に形成されており、フランジ
部86aがボルト87で取付け座88に締結され、パイ
プ86の一端は前記通路孔85の取付け座88側の端部
に液密に嵌合される。 【0029】ところで、ランマー10の非使用状態で
は、図7で示すように、シリンダボア16の軸線をほぼ
水平とするようにしてエンジン本体11を横倒しの姿勢
とすることがあり、第2連通路67は、シリンダボア1
6の軸線がほぼ水平となるようにエンジン本体11を横
倒しした状態で、図7(a)〜(d)で示すようにエン
ジン本体11がどのような姿勢になろうとも、クランク
室13内の油面Lよりも上方に第2連通路67のクラン
ク室13内への開口端が位置するように形成される。 【0030】ところで、連絡通路68がシリンダボア1
6の軸線の下方に配置される姿勢にエンジン本体11を
横倒しした状態、すなわち図7(a)で示す状態では、
オイル12の油面Lは、第1連通路65の一部を介して
オイル12を第1ブリーザ室64内に導くことができる
位置にある。このため第1ブリーザ室64から連絡通路
68を経て第2ブリーザ室66側にオイル12が流れて
しまう可能性があるが、第1連通路65から第1ブリー
ザ室64を経て連絡通路68に至るまでの経路は、クラ
ンク室13内のオイル12が連絡通路68内に浸入する
ことを回避する形状に形成されている。すなわちこの実
施例にあっては、連絡通路68がシリンダボア16の軸
線の下方に配置される姿勢にエンジン本体11を横倒し
した状態では、図5で示す鎖線L′の位置に油面があ
り、第1ブリーザ室64内で迷路を形成するために第1
ケース半体22に設けられた迷路形成壁74…は、第1
連通路65から第1ブリーザ室64に流入したオイル1
2が連絡通路68に流れるのを阻止する形状に形成され
ている。 【0031】次にこの実施例の作用について説明する
と、エンジン本体11の第1ケース半体22には、第1
ブリーザ室64と、第1ブリーザ室64をクランク室1
3内に通じさせる第1連通路65と、シリンダボア16
の軸線に関して第1ブリーザ室64とほぼ反対側で吸気
系39の近傍に配置される第2ブリーザ室66と、第2
ブリーザ室66をクランク室13内に通じさせる第2連
通路67と、第1および第2ブリーザ室64,66間を
結ぶ連絡通路68とが、ランマー10の使用状態ではク
ランク室13内の油面よりも上方に位置する第1および
第2ブリーザ室64,66の下部に第1および第2連通
路65,67が通じるとともに第2ブリーザ室66の上
部に連絡通路68が開口する配置で設けられ、ランマー
10の使用状態で第2ブリーザ室66の上部に通じる導
管69が吸気系39のエアクリーナ37に接続されてい
る。 【0032】したがってランマー10の使用状態では、
クランク室13内で生じたブリーザガスが、第1連通路
65から第1ブリーザ室64、連絡通路68、第2ブリ
ーザ室66および導管69を経て吸気系39に導かれる
とともに、第2連通路67から第2ブリーザ室66およ
び導管69を経て吸気系39に導かれる。 【0033】しかも第1および第2ブリーザ室64,6
6内にそれぞれ迷路が形成されており、それらの迷路を
流通することでブリーザガスから分離したオイルは、第
1および第2連通路65,67からクランク室13に戻
され、気液分離性能を向上することができる。 【0034】またシリンダボア16の軸線がほぼ水平と
なるようにエンジン本体11を横倒しした状態で該エン
ジン本体11がどのような姿勢になろうとも、クランク
室13内の油面Lよりも上方に第2連通路67のクラン
ク室13内への開口端が位置するように第2連通路67
が形成されるので、ランマー10の非使用状態でエンジ
ン本体11が、シリンダボア16の軸線をほぼ水平とす
るように横倒しされたときに、エンジン本体11がどの
ような姿勢になろうともクランク室13内のオイル12
が第2連通路67を経て第2ブリーザ室66に浸入する
ことは回避される。 【0035】また第1連通路65から第1ブリーザ室6
4を経て連絡通路68に至るまでの経路は、連絡通路6
8がシリンダボア16の軸線の下方に配置される姿勢に
エンジン本体11を横倒しした状態でクランク室13内
のオイル12が連絡通路68内に浸入することを回避す
る形状に形成されているので、クランク室13内のオイ
ル12が第1連通路65から第1ブリーザ室64および
連絡通路68を経て第2ブリーザ室66に浸入すること
はない。 【0036】したがってシリンダボア16の軸線をほぼ
水平とした横倒し状態でエンジン本体11がどのような
姿勢になろうとも、第2ブリーザ室66にクランク室1
3内のオイル12が浸入することはなく、吸気系39へ
のオイル12の浸入を確実に防止することができ、エン
ジンEの始動時に排気マフラー40から白煙が排出され
ることはなく、排気性状の向上に寄与することができ
る。 【0037】しかも吸気系39へのオイル12の浸入を
防止するための構造において、第1および第2ブリーザ
室64,66はエンジン本体11に設けられるものであ
り、エンジンE全体が大型化することはない。 【0038】さらに第2連通路67は、第2ブリーザ室
66に通じてエンジン本体11の第1ケース半体22に
直接穿設される通路孔85と、該通路孔85に連通して
第1ケース半体22に締結されるパイプ86とで構成さ
れるものであり、シリンダボア16の軸線がほぼ水平と
なるようにエンジン本体11を横倒しした状態でのエン
ジン本体11の姿勢にかかわらずクランク室13内の油
面よりも上方に開口端を配置するようにした複雑な形状
の第2連通路67を、簡単に構成することができる。 【0039】ところで、ランマー10は、その運転中
に、操作ミスや、地盤の不安定等に起因して正規姿勢と
は異なる姿勢となることがあり、たとえば図7(b)で
示すように、第1および第2ブリーザ室64,65間を
結ぶ連絡通路68の第1ブリーザ室64への開口端以上
に油面があるようにしてオイル12が満たされている第
1ブリーザ室64が、第2ブリーザ室66の下方にある
状態で、エンジンEの運転が続行される場合を想定す
る。 【0040】この場合、エンジンEの圧縮行程では、ク
ランク室13が負圧になるのに応じて第2ブリーザ室6
6のガスはクランク室13側に吸引される。またエンジ
ンEの膨張行程ではクランク室13が正圧になるので、
クランク室13のガスが第2ブリーザ室66から吸気系
39に押し出されるとともに、第1ブリーザ室64内の
オイルが、正圧の作用により一方向弁80を開弁しつつ
連絡通路68内を上昇する。 【0041】次にエンジンEが排気行程となると、クラ
ンク室13が負圧となるのに応じて第2ブリーザ室66
のガスはクランク室13側に吸引される。この際、第1
ブリーザ室64にも第2ブリーザ室66と同圧が作用す
るので一方向弁80は閉弁したままであるが、一方向弁
80の弁体80aに設けられた圧力逃がし孔90によ
り、第2ブリーザ室66と、連絡通路68内の油面の上
方空間とは同圧となる。したがって連絡通路68内を上
昇していたオイルは、その自重によって連絡通路68内
を降下する。 【0042】さらにエンジンEが吸気行程となると、ク
ランク室13が正圧となり、上述の膨張行程と同様に、
クランク室13のガスが第2ブリーザ室66から吸気系
39に押し出されるとともに、第1ブリーザ室64内の
オイルが、正圧の作用により一方向弁80を開弁しつつ
連絡通路68内を上昇する。 【0043】このようにして、一方向弁80の弁体80
aに設けられた圧力逃がし孔90により、クランク室1
3が負圧になったときには連絡通路68内の油面は低下
するので、エンジンEの運転継続によっても連絡通路6
8内の油面は上昇、下降を繰り返すだけである。したが
って第2ブリーザ室66側にオイルが押し上げられるこ
とはなく、第2ブリーザ室66から吸気系39へのオイ
ルの漏出を防止することができる。 【0044】これに対し、一方向弁80に圧力逃がし孔
90が設けられていないときには、クランク室13が正
圧のときにはオイルが連絡通路68内を上昇するのに対
し、クランク室13が負圧のときには、連絡通路68内
で油面の上方空間が密閉空間となることにより、連絡通
路68内の油面が低下することはなく、エンジンEの運
転継続によっても連絡通路68内の油面が上昇して第2
ブリーザ室66に至り、終には吸気系39にオイルが漏
出してしまう可能性があるのである。 【0045】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。 【0046】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、連絡通路
の第1ブリーザ室への開口端以上に油面があるようにし
てオイルが満たされている第1ブリーザ室が、第2ブリ
ーザ室の下方にある状態でエンジンの運転が継続されて
いても、一方向弁に設けられた圧力逃がし孔により、ク
ランク室が負圧になったときには第1ブリーザ室への負
圧の作用によって連絡通路内の油面は低下するように
し、第2ブリーザ室側にオイルが押し上げられることは
なく、吸気系へのオイルの漏出を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】エンジンの縦断面図である。 【図2】図1の2−2線断面図である。 【図3】図1の3矢視方向から見たエンジンブロックの
底面図である。 【図4】図1の4−4線拡大断面図である。 【図5】図2の5−5線拡大断面図である。 【図6】図2の6−6線拡大断面図である。 【図7】横倒し状態にあるエンジン本体の姿勢を90度
ずつ変化させた状態を示す断面図である。 【符号の説明】 13・・・クランク室 15・・・クランクケース 39・・・吸気系 64・・・第1ブリーザ室 66・・・第2ブリーザ室 68・・・連絡通路 80・・・一方向弁としてのリード弁 90・・・圧力逃がし孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐竹 浩二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G015 AB03 BA15 BD11 BD24 BE05 BE13 BE15 BF08 CA06 DA04 EA14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 クランクケース(15)内に形成される
    クランク室(13)に連通する第1ブリーザ室(64)
    と、前記クランク室(13)に通じるとともに吸気系
    (39)に通じる第2ブリーザ室(66)と、第1およ
    び第2ブリーザ室(64,66)間を結ぶ連絡通路(6
    8)と、第2ブリーザ室(66)から第1ブリーザ室
    (64)側へのブリーザガスの流通を阻止するようにし
    て前記連絡通路(68)の第2ブリーザ室(66)側へ
    の開口端に設けられる一方向弁(80)とを備えるエン
    ジンのブリーザ装置において、前記一方向弁(80)
    に、圧力逃がし孔(90)が設けられることを特徴とす
    るエンジンのブリーザ装置。
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