JPH11157471A - 弾性無限軌道 - Google Patents
弾性無限軌道Info
- Publication number
- JPH11157471A JPH11157471A JP10269424A JP26942498A JPH11157471A JP H11157471 A JPH11157471 A JP H11157471A JP 10269424 A JP10269424 A JP 10269424A JP 26942498 A JP26942498 A JP 26942498A JP H11157471 A JPH11157471 A JP H11157471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ply
- track
- main cord
- plies
- lateral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/24—Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Belt Conveyors (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 無限軌道の安定性を増す。
【解決手段】 2個の強化用プライが、主コードプライ
と無限軌道の外面との間に支持される。横方向プライが
主コードと無限軌道の内面との間で弾性ボデー内に支持
される。横方向プライは、1対の囲繞部分において横の
縁のまわりを包む。次いで、横方向プライは主コードの
幅員を完全には横切らない1対の延長部として内向きに
伸びる。延長部は主コードプライと第1の強化用プライ
との間に配置される。
と無限軌道の外面との間に支持される。横方向プライが
主コードと無限軌道の内面との間で弾性ボデー内に支持
される。横方向プライは、1対の囲繞部分において横の
縁のまわりを包む。次いで、横方向プライは主コードの
幅員を完全には横切らない1対の延長部として内向きに
伸びる。延長部は主コードプライと第1の強化用プライ
との間に配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にトラクター及び
無限軌道車両に使用される曲がり得る無限軌道の基本構
造に関する。より特別には、本発明はワイヤー補強体を
複数プライ有する弾性無限軌道における内側の横方向プ
ライの配列に関する。特に、本発明は、縦方向の主プラ
イを少なくも1プライ有し、内側の横方向プライがこの
主コードワイヤーを完全に横切って伸びて横向きに配置
されかつ主コードプライの横の縁のまわりに巻かれてい
る弾性無限軌道に関する。
無限軌道車両に使用される曲がり得る無限軌道の基本構
造に関する。より特別には、本発明はワイヤー補強体を
複数プライ有する弾性無限軌道における内側の横方向プ
ライの配列に関する。特に、本発明は、縦方向の主プラ
イを少なくも1プライ有し、内側の横方向プライがこの
主コードワイヤーを完全に横切って伸びて横向きに配置
されかつ主コードプライの横の縁のまわりに巻かれてい
る弾性無限軌道に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】多くの農業用及び建設用の車
両は、無限軌道の比較的長い実質的に平坦な区域が車両
の移動する地面と組み合うように複数の車輪上に張られ
た無限軌道上で動く。無限軌道は、典型的には、荒地又
は不整地の上で動かなければならない車両に使用され
る。そこで、無限軌道は、かかる環境で通常見られる堆
積物のため非常に酷使される。更に、繋ぎ具は無限軌道
及び車両の大きさのため相当な力を受ける。
両は、無限軌道の比較的長い実質的に平坦な区域が車両
の移動する地面と組み合うように複数の車輪上に張られ
た無限軌道上で動く。無限軌道は、典型的には、荒地又
は不整地の上で動かなければならない車両に使用され
る。そこで、無限軌道は、かかる環境で通常見られる堆
積物のため非常に酷使される。更に、繋ぎ具は無限軌道
及び車両の大きさのため相当な力を受ける。
【0003】無限軌道は、これを弾性材料より作ること
ができる。弾性材料は、従来の金属製の連結無限軌道に
勝る多くの利点を提供する。しかし、無限軌道に強度と
耐久性とを与えるために強化用ケーブルで弾性無限軌道
を補強することがしばしば必要である。製造業者が無限
軌道の形成中にケーブルの整列を保たねばならいことが
強化無限軌道の製造に伴う一つの問題である。
ができる。弾性材料は、従来の金属製の連結無限軌道に
勝る多くの利点を提供する。しかし、無限軌道に強度と
耐久性とを与えるために強化用ケーブルで弾性無限軌道
を補強することがしばしば必要である。製造業者が無限
軌道の形成中にケーブルの整列を保たねばならいことが
強化無限軌道の製造に伴う一つの問題である。
【0004】本技術において、無限軌道に安定性を与え
るために弾性無限軌道に強化用ケーブルのプライを設け
ることが知られている。米国特許4721498号は、
使用中の無限軌道を安定化するように配置された複数の
ワイヤーケーブルプライを有する強化無限軌道を明らか
にする。この開示された無限軌道は、縦方向に配置され
たワイヤーを有する第1のプライ、及びこれに隣接して
無限軌道の縦方向に関して正の角度で配置された第2の
プライを備える。第3のプライが第2のプライに隣接
し、これは第2のプライの角度より大きい負の角度で配
置されたワイヤーを持つ。無限軌道は、更に、横方向に
配置されたワイヤーの第4のプライを持つ。この発明
は、別の実施例において、第3のプライを第2のプライ
と別に形成するが第2のプライと第3のプライとを等し
い角度であるが方向は反対の角度に形成することが有利
であることを示している。特に、この特許は、本数のよ
り少ない第3のプライの形成又は直径のより小さいケー
ブルの形成が有利であることを明らかにする。この特許
はプライの組合せが、ベルトの引張り荷重により生ずる
剪断応力を実質的に中和することを示す。
るために弾性無限軌道に強化用ケーブルのプライを設け
ることが知られている。米国特許4721498号は、
使用中の無限軌道を安定化するように配置された複数の
ワイヤーケーブルプライを有する強化無限軌道を明らか
にする。この開示された無限軌道は、縦方向に配置され
たワイヤーを有する第1のプライ、及びこれに隣接して
無限軌道の縦方向に関して正の角度で配置された第2の
プライを備える。第3のプライが第2のプライに隣接
し、これは第2のプライの角度より大きい負の角度で配
置されたワイヤーを持つ。無限軌道は、更に、横方向に
配置されたワイヤーの第4のプライを持つ。この発明
は、別の実施例において、第3のプライを第2のプライ
と別に形成するが第2のプライと第3のプライとを等し
い角度であるが方向は反対の角度に形成することが有利
であることを示している。特に、この特許は、本数のよ
り少ない第3のプライの形成又は直径のより小さいケー
ブルの形成が有利であることを明らかにする。この特許
はプライの組合せが、ベルトの引張り荷重により生ずる
剪断応力を実質的に中和することを示す。
【0005】米国特許5211609号は、反対の角度
に配置された複数のワイヤープライを有する別の強化弾
性駆動ベルトを明らかにする。このベルトは、第1の縦
方向プライ、及びこれに隣接して縦方向に関して正の角
度に配置された第2のプライを持つ。第3のプライが第
2のプライに隣接するが縦方向に関して負の角度に配置
される。この特許は、これら角度の双方が実質的に等し
いことが有利であることを示す。第4のプライが、第3
のプライの上に横方向に配置される。米国特許4721
498号に示されたと同様に、米国特許5211609
号は、これらプライの配列が駆動ベルトに平衡を与える
ように横方向の力を実質的に中和させることを示す。
に配置された複数のワイヤープライを有する別の強化弾
性駆動ベルトを明らかにする。このベルトは、第1の縦
方向プライ、及びこれに隣接して縦方向に関して正の角
度に配置された第2のプライを持つ。第3のプライが第
2のプライに隣接するが縦方向に関して負の角度に配置
される。この特許は、これら角度の双方が実質的に等し
いことが有利であることを示す。第4のプライが、第3
のプライの上に横方向に配置される。米国特許4721
498号に示されたと同様に、米国特許5211609
号は、これらプライの配列が駆動ベルトに平衡を与える
ように横方向の力を実質的に中和させることを示す。
【0006】米国特許5575729号は、異なった方
向に配置されたワイヤープライを有する強化弾性駆動ベ
ルトを明らかにする別の特許である。この特許は、2個
の横向きに配置されたプライを、層の各側に螺旋状に巻
かれた2個のケーブルを有する第3のプライにより分離
できることを示す。ケーブルの一方はS方向(右勝手螺
旋)に巻かれ、他方のワイヤーはZ方向(左勝手螺旋)
に巻かれる。この特許は、この配列が、ベルトの走行軌
跡に悪影響を与えるであろう総ての横向きの力を平衡さ
せることを示す。
向に配置されたワイヤープライを有する強化弾性駆動ベ
ルトを明らかにする別の特許である。この特許は、2個
の横向きに配置されたプライを、層の各側に螺旋状に巻
かれた2個のケーブルを有する第3のプライにより分離
できることを示す。ケーブルの一方はS方向(右勝手螺
旋)に巻かれ、他方のワイヤーはZ方向(左勝手螺旋)
に巻かれる。この特許は、この配列が、ベルトの走行軌
跡に悪影響を与えるであろう総ての横向きの力を平衡さ
せることを示す。
【0007】これらの特許は、横方向の力を中和するよ
うに配置された複数のプライを有する弾性駆動ベルト又
は無限軌道を作ることが望ましいことを明らかにする
が、いずれの特許も、無限軌道の安定を増すためのプラ
イの上を別のプライで包むことが望ましいことを開示し
又は示唆していない。更に、先行技術は、主コードプラ
イの保護を追加するために、主コードプライの横の縁の
まわりを包む内側の保護プライを設けることが望ましい
ことを認識していなかった。従って、本技術において、
無限軌道の安定性を改善のために、プライの少なくも1
個が少なくも別のプライのまわりに巻かれた複数の補強
用プライを有する弾性無限軌道を提供することが望まれ
る。
うに配置された複数のプライを有する弾性駆動ベルト又
は無限軌道を作ることが望ましいことを明らかにする
が、いずれの特許も、無限軌道の安定を増すためのプラ
イの上を別のプライで包むことが望ましいことを開示し
又は示唆していない。更に、先行技術は、主コードプラ
イの保護を追加するために、主コードプライの横の縁の
まわりを包む内側の保護プライを設けることが望ましい
ことを認識していなかった。従って、本技術において、
無限軌道の安定性を改善のために、プライの少なくも1
個が少なくも別のプライのまわりに巻かれた複数の補強
用プライを有する弾性無限軌道を提供することが望まれ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、無限軌
道の安定性を増すために改良されたプライ配列を有する
弾性無限軌道を提供することを含む。
道の安定性を増すために改良されたプライ配列を有する
弾性無限軌道を提供することを含む。
【0009】本発明の別の目的は、縦方向の主コードの
保護を強化した弾性無限軌道を提供することを含む。
保護を強化した弾性無限軌道を提供することを含む。
【0010】本発明の更に別の目的は、無限軌道の強度
及び安定性の増加を提供しつつ主コードを保護する縦方
向コードの内側に配置された横方向ワイヤーのプライを
有する弾性無限軌道を提供することが含まれる。
及び安定性の増加を提供しつつ主コードを保護する縦方
向コードの内側に配置された横方向ワイヤーのプライを
有する弾性無限軌道を提供することが含まれる。
【0011】本発明のなお別の目的は、縦方向の主コー
ドの横の縁のまわりを包む内側の横方向プライを有する
弾性無限軌道の提供を含む。
ドの横の縁のまわりを包む内側の横方向プライを有する
弾性無限軌道の提供を含む。
【0012】本発明の更なる目的は、内側の横方向プラ
イを有し、これがプライの危険な縁を覆うように無限軌
道のその他の総ての強化用プライのまわりを包む弾性無
限軌道を提供することを含む。
イを有し、これがプライの危険な縁を覆うように無限軌
道のその他の総ての強化用プライのまわりを包む弾性無
限軌道を提供することを含む。
【0013】本発明のこれら及びその他の目的及び利点
は、一般的な特徴が、無限軌道であって、内面と外面と
を有しかつ縦方向の軸線を有するエンドレスボデー;エ
ンドレスボデーにより縦方向軸線と実質的に平行に支持
される主コードプライ;1対の横の縁、無限軌道の内面
に向いた底面、及び無限軌道の外面に向いた頂面を有す
る主コードプライ;主コードプライと無限軌道の内面と
の間に配置された強化用コードの横方向プライ;及び主
コードプライの底面を完全に横切って伸びていて更に主
コードプライの横の縁のまわりを包む1対の囲繞部分を
有している横方向のプライを備えるとして説明すること
ができる改良された無限軌道により得られる。
は、一般的な特徴が、無限軌道であって、内面と外面と
を有しかつ縦方向の軸線を有するエンドレスボデー;エ
ンドレスボデーにより縦方向軸線と実質的に平行に支持
される主コードプライ;1対の横の縁、無限軌道の内面
に向いた底面、及び無限軌道の外面に向いた頂面を有す
る主コードプライ;主コードプライと無限軌道の内面と
の間に配置された強化用コードの横方向プライ;及び主
コードプライの底面を完全に横切って伸びていて更に主
コードプライの横の縁のまわりを包む1対の囲繞部分を
有している横方向のプライを備えるとして説明すること
ができる改良された無限軌道により得られる。
【0014】
【好ましい実施例】出願人が原理の適用を意図した最良
の様式を示す本発明の好ましい実施例が以下説明され、
図面に示され、更に特に実施態様において明確に指摘さ
れる。
の様式を示す本発明の好ましい実施例が以下説明され、
図面に示され、更に特に実施態様において明確に指摘さ
れる。
【0015】本発明による弾性無限軌道が付属図面にお
いて一般に番号10で示される。使用時には、無限軌道
10は、無限軌道10の位置を維持する少なくも2個の
車輪12上に取り付られる。典型的には、車輪12の少
なくも1個が駆動車輪14であり、これが無限軌道10
の内面16と組み合い、エンドレス式に無限軌道10を
車輪12及び14のまわりで回転させる。車輪12、1
4と無限軌道10とを組み合わせて駆動できるように、
好ましくは、無限軌道10の内面16に沿って一連のラ
グ18が形成される。無限軌道10を使っている車両が
重機の使用者により望まれる牽引力を有するように、大
多数の無限軌道10は、無限軌道10の外面22に形成
された複数のラグ20を備える。
いて一般に番号10で示される。使用時には、無限軌道
10は、無限軌道10の位置を維持する少なくも2個の
車輪12上に取り付られる。典型的には、車輪12の少
なくも1個が駆動車輪14であり、これが無限軌道10
の内面16と組み合い、エンドレス式に無限軌道10を
車輪12及び14のまわりで回転させる。車輪12、1
4と無限軌道10とを組み合わせて駆動できるように、
好ましくは、無限軌道10の内面16に沿って一連のラ
グ18が形成される。無限軌道10を使っている車両が
重機の使用者により望まれる牽引力を有するように、大
多数の無限軌道10は、無限軌道10の外面22に形成
された複数のラグ20を備える。
【0016】無限軌道10は弾性ボデー部26を備え、
これに、主補強用コード28のカレンダー掛けされたプ
ライ及びワイヤー強化物のプライが支持される。主強化
用コード28のプライは、無限軌道10の縦方向軸線3
0と平行なエンドレス方向で無限軌道10のまわりを連
続して走る。図1−3に示された無限軌道10の実施例
においては、プライ28は、カレンダー掛けされた2個
の補強用プライ32及び34の内側に配置され、従って
主コードプライ28はプライ32、34と無限軌道10
の内面16との間に配置される。強化用プライ32と3
4とは、典型的には主コードプライ28のコードの直径
よりいくらか小さい直径を持った複数の個別ワイヤーよ
り形成される。強化用プライ32及び34のワイヤー
は、主コードプライ28の縦方向軸線30に関して、大
きさは同じだが方向は反対の角度で配置される。好まし
くは、この角度は各プライ32及び34について35゜
である。プライ32と34との設置が無限軌道10の内
力を均等化させ、無限軌道10が余分な摩擦力なしで車
輪12及び14のまわりで回転することを許す。
これに、主補強用コード28のカレンダー掛けされたプ
ライ及びワイヤー強化物のプライが支持される。主強化
用コード28のプライは、無限軌道10の縦方向軸線3
0と平行なエンドレス方向で無限軌道10のまわりを連
続して走る。図1−3に示された無限軌道10の実施例
においては、プライ28は、カレンダー掛けされた2個
の補強用プライ32及び34の内側に配置され、従って
主コードプライ28はプライ32、34と無限軌道10
の内面16との間に配置される。強化用プライ32と3
4とは、典型的には主コードプライ28のコードの直径
よりいくらか小さい直径を持った複数の個別ワイヤーよ
り形成される。強化用プライ32及び34のワイヤー
は、主コードプライ28の縦方向軸線30に関して、大
きさは同じだが方向は反対の角度で配置される。好まし
くは、この角度は各プライ32及び34について35゜
である。プライ32と34との設置が無限軌道10の内
力を均等化させ、無限軌道10が余分な摩擦力なしで車
輪12及び14のまわりで回転することを許す。
【0017】無限軌道10はカレンダー掛けされた内側
の横方向プライ36も持つ。内側の横方向プライ36は
主コードプライ28と無限軌道10の内面16との間に
配置される。プライ36は、主コードプライ28を、無
限軌道10の内面16からの貫通による破損から保護す
るように作用する。かかる貫通は、典型的には、無限軌
道10を車輪12及び14上に取り付ける際に発生する
可能性がある。
の横方向プライ36も持つ。内側の横方向プライ36は
主コードプライ28と無限軌道10の内面16との間に
配置される。プライ36は、主コードプライ28を、無
限軌道10の内面16からの貫通による破損から保護す
るように作用する。かかる貫通は、典型的には、無限軌
道10を車輪12及び14上に取り付ける際に発生する
可能性がある。
【0018】内側の横方向プライ36は、無限軌道10
の縦方向軸線30と実質的に直角に配置された複数のコ
ードから形成される。本発明の主な特徴の一つにより、
内側プライ36は主コードプライ28の底面37全体を
横方向に横切って伸び、主コードプライ28の横の縁3
8及び40のまわりを包み、1対の囲繞部分42及び4
4を形成する。このとき、内側プライ36は部分的な延
長部46及び48により主コードプライ28の頂面45
を部分的に逆方向に横切って伸びる。延長部46及び4
8は主コードプライ28の頂面45と強化プライ32、
34との間に配置される。
の縦方向軸線30と実質的に直角に配置された複数のコ
ードから形成される。本発明の主な特徴の一つにより、
内側プライ36は主コードプライ28の底面37全体を
横方向に横切って伸び、主コードプライ28の横の縁3
8及び40のまわりを包み、1対の囲繞部分42及び4
4を形成する。このとき、内側プライ36は部分的な延
長部46及び48により主コードプライ28の頂面45
を部分的に逆方向に横切って伸びる。延長部46及び4
8は主コードプライ28の頂面45と強化プライ32、
34との間に配置される。
【0019】横方向プライ36及び囲繞部分42、44
は、弾性体ボデー26の材料によって主コードプライ2
8から間隔を空けられる。延長部46と48とは、主コ
ードプライ28の頂部の幅を部分的に横切るだけであ
り、主コードプライ28の頂面45の中央部分50は横
方向のプライ36により覆われずに残る。本発明の好ま
しい実施例においては、延長部46及び48の各は、横
の縁38、40から内側にほぼ101.6から152.4
mm(4から6インチ)伸びる。希望するならば、延長部
38及び40はプライ28を完全に横切って伸びること
ができる。囲繞部分42、44及び延長部46、48
は、横の縁38及び40の破損を防止する。囲繞部分4
2、44及び延長部46、48も、無限軌道10に強度
と剛性とを与える。囲繞部分42と44とを設けること
により、主コードプライ28は、製造工程中の蛇行が防
止される。
は、弾性体ボデー26の材料によって主コードプライ2
8から間隔を空けられる。延長部46と48とは、主コ
ードプライ28の頂部の幅を部分的に横切るだけであ
り、主コードプライ28の頂面45の中央部分50は横
方向のプライ36により覆われずに残る。本発明の好ま
しい実施例においては、延長部46及び48の各は、横
の縁38、40から内側にほぼ101.6から152.4
mm(4から6インチ)伸びる。希望するならば、延長部
38及び40はプライ28を完全に横切って伸びること
ができる。囲繞部分42、44及び延長部46、48
は、横の縁38及び40の破損を防止する。囲繞部分4
2、44及び延長部46、48も、無限軌道10に強度
と剛性とを与える。囲繞部分42と44とを設けること
により、主コードプライ28は、製造工程中の蛇行が防
止される。
【0020】図4及び5に示された無限軌道の別の実施
例は、一般に番号100で示される。使用時には、無限
軌道10は、複数の車輪(図示せず)上に取り付られ、
これら車輪は無限軌道100の内面116と組み合い、
そして無限軌道100を車輪のまわりでエンドレス式に
回転させる。無限軌道100を使用している車両が重機
の使用者により望まれる牽引力を有するように、無限軌
道100の外面122には複数のラグ120が形成され
る。
例は、一般に番号100で示される。使用時には、無限
軌道10は、複数の車輪(図示せず)上に取り付られ、
これら車輪は無限軌道100の内面116と組み合い、
そして無限軌道100を車輪のまわりでエンドレス式に
回転させる。無限軌道100を使用している車両が重機
の使用者により望まれる牽引力を有するように、無限軌
道100の外面122には複数のラグ120が形成され
る。
【0021】無限軌道100は弾性ボデー部126を備
え、これに、主補強用コード128のカレンダー掛けさ
れたプライ及びワイヤー強化物のプライが支持される。
主強化用コード128のプライは、無限軌道100の縦
方向軸線130と平行なエンドレス方向で無限軌道10
0のまわりを連続して走る。図面に示された無限軌道1
00の実施例においては、プライ128は、カレンダー
掛けされた2個の補強用プライ132及び134の内側
に配置され、従って主コードプライ128は、プライ1
32、134と無限軌道100の内面116との間に配
置される。強化用プライ132及び134は、典型的に
は、主コードプライ128のコードの直径よりいくらか
小さい直径を持った複数の個別ワイヤーより形成され
る。強化用プライ132及び134のワイヤーは、主コ
ードプライ128の縦方向軸線130に関して等しいが
反対向きの角度で配置される。プライ132と134と
の設置が無限軌道100の内力を均等化させ、無限軌道
100を許す。プライ132及び134の小さい個々の
ワイヤーが弾性体被覆から突き出て鋭い縁を作るので、
プライ132及び134の横の縁152は製造中に多少
危険である。
え、これに、主補強用コード128のカレンダー掛けさ
れたプライ及びワイヤー強化物のプライが支持される。
主強化用コード128のプライは、無限軌道100の縦
方向軸線130と平行なエンドレス方向で無限軌道10
0のまわりを連続して走る。図面に示された無限軌道1
00の実施例においては、プライ128は、カレンダー
掛けされた2個の補強用プライ132及び134の内側
に配置され、従って主コードプライ128は、プライ1
32、134と無限軌道100の内面116との間に配
置される。強化用プライ132及び134は、典型的に
は、主コードプライ128のコードの直径よりいくらか
小さい直径を持った複数の個別ワイヤーより形成され
る。強化用プライ132及び134のワイヤーは、主コ
ードプライ128の縦方向軸線130に関して等しいが
反対向きの角度で配置される。プライ132と134と
の設置が無限軌道100の内力を均等化させ、無限軌道
100を許す。プライ132及び134の小さい個々の
ワイヤーが弾性体被覆から突き出て鋭い縁を作るので、
プライ132及び134の横の縁152は製造中に多少
危険である。
【0022】無限軌道100もカレンダー掛けされた内
側の横方向プライ136を持つ。内側の横方向プライ1
36は、主コードプライ128と無限軌道100の内面
116との間に配置される。プライ136は、無限軌道
100の内面116からの貫通による破損から主コード
プライ128を保護するように作用する。かかる貫通
は、典型的には、無限軌道100を車両に取り付るとき
に発生する可能性がある。
側の横方向プライ136を持つ。内側の横方向プライ1
36は、主コードプライ128と無限軌道100の内面
116との間に配置される。プライ136は、無限軌道
100の内面116からの貫通による破損から主コード
プライ128を保護するように作用する。かかる貫通
は、典型的には、無限軌道100を車両に取り付るとき
に発生する可能性がある。
【0023】内側の横方向プライ136は、無限軌道1
00の縦方向軸線130に実質的に直角に配された複数
のコードから形成される。本発明の主な特徴の一つによ
り、内側プライ136は主コードプライ128の底面1
37全体を横方向に横切って伸び、主コードプライ12
8の横の縁138、140及び強化用プライ132、1
34の横の縁152の各のまわりを包み、1対の囲繞部
分142及び144を形成する。次いで、内側プライ1
36は部分的な延長部146と148とにより頂部強化
用プライ134の頂面154を逆方向に部分的に横切っ
て伸びる。延長部146及び148は、頂面145と無
限軌道100の外面122との間に配置される。好まし
い実施例においては、延長部146及び148の各は横
の縁152から内向きにほぼ101.6から152.4mm
(4から6インチ)伸びる。
00の縦方向軸線130に実質的に直角に配された複数
のコードから形成される。本発明の主な特徴の一つによ
り、内側プライ136は主コードプライ128の底面1
37全体を横方向に横切って伸び、主コードプライ12
8の横の縁138、140及び強化用プライ132、1
34の横の縁152の各のまわりを包み、1対の囲繞部
分142及び144を形成する。次いで、内側プライ1
36は部分的な延長部146と148とにより頂部強化
用プライ134の頂面154を逆方向に部分的に横切っ
て伸びる。延長部146及び148は、頂面145と無
限軌道100の外面122との間に配置される。好まし
い実施例においては、延長部146及び148の各は横
の縁152から内向きにほぼ101.6から152.4mm
(4から6インチ)伸びる。
【0024】横方向プライ136及び囲繞部分142と
144は、弾性体ボデー126の材料によって主コード
プライ128及び強化用プライ132、134から間隔
を空けられる。延長部146と148とは、主コードプ
ライ128の頂部の幅を部分的に横切るだけであり、主
コードプライ128の頂面145の中央部分150は横
方向プライ136により覆われずに残る。囲繞部分14
2、144及び延長部146、148は、横の縁13
8、140及び152の破損を防止する。囲繞部分14
2、144及び延長部146、148は、無限軌道10
0に強度と剛性とを与える。囲繞部分142及び144
は、製造工程中、無限軌道100の扱者を露出した縁1
52から保護する。
144は、弾性体ボデー126の材料によって主コード
プライ128及び強化用プライ132、134から間隔
を空けられる。延長部146と148とは、主コードプ
ライ128の頂部の幅を部分的に横切るだけであり、主
コードプライ128の頂面145の中央部分150は横
方向プライ136により覆われずに残る。囲繞部分14
2、144及び延長部146、148は、横の縁13
8、140及び152の破損を防止する。囲繞部分14
2、144及び延長部146、148は、無限軌道10
0に強度と剛性とを与える。囲繞部分142及び144
は、製造工程中、無限軌道100の扱者を露出した縁1
52から保護する。
【0025】以上の説明において、幾つかの用語が簡
単、明瞭及び理解のために使用されたが、かかる用語は
説明のために使用され広義に解釈すべきものであり、従
来技術の要求を越えた不必要な限定を意味するものでは
ない。
単、明瞭及び理解のために使用されたが、かかる用語は
説明のために使用され広義に解釈すべきものであり、従
来技術の要求を越えた不必要な限定を意味するものでは
ない。
【0026】更に、本発明の説明及び図面は例示のため
のものであり、本発明の範囲は図示され説明された詳細
そのものには限定されない。
のものであり、本発明の範囲は図示され説明された詳細
そのものには限定されない。
【0027】本発明の特徴、利点及び原理、弾性無限軌
道の改良された内側の横方向プライを構成し使用する方
法、構造の特徴、及び利点、得られた新規かつ有用な結
果が説明されたが、新規かつ有用な構造、装置、部材、
配列、部品及び組合せは、次の実施態様において説明さ
れる。
道の改良された内側の横方向プライを構成し使用する方
法、構造の特徴、及び利点、得られた新規かつ有用な結
果が説明されたが、新規かつ有用な構造、装置、部材、
配列、部品及び組合せは、次の実施態様において説明さ
れる。
【0028】1.内面と外面とを有し、かつ縦方向の軸
線を有するエンドレスボデー、前記エンドレスボデーに
より前記縦方向軸線と実質的に平行に支持される主コー
ドプライであって、1対の横の縁、前記無限軌道の前記
内面に向いた底面、及び前記無限軌道の前記外面に向い
た頂面を有するプライ、及び前記主コードプライと前記
無限軌道の前記内面との間に配置された強化用コードの
横方向プライであって、前記主コードプライの前記底面
を完全に横切って伸びていて更に前記主コードプライの
前記横の縁のまわりを包む1対の囲繞部分を有している
横方向のプライを具備した弾性無限軌道。
線を有するエンドレスボデー、前記エンドレスボデーに
より前記縦方向軸線と実質的に平行に支持される主コー
ドプライであって、1対の横の縁、前記無限軌道の前記
内面に向いた底面、及び前記無限軌道の前記外面に向い
た頂面を有するプライ、及び前記主コードプライと前記
無限軌道の前記内面との間に配置された強化用コードの
横方向プライであって、前記主コードプライの前記底面
を完全に横切って伸びていて更に前記主コードプライの
前記横の縁のまわりを包む1対の囲繞部分を有している
横方向のプライを具備した弾性無限軌道。
【0029】2.前記横方向プライが前記ボデーにより
前記主コードプライから間隔を空けられる実施態様1に
よる弾性無限軌道。
前記主コードプライから間隔を空けられる実施態様1に
よる弾性無限軌道。
【0030】3.前記囲繞部分が前記ボデーにより前記
主コードプライから間隔を空けられる実施態様1による
弾性無限軌道。
主コードプライから間隔を空けられる実施態様1による
弾性無限軌道。
【0031】4.前記ボデーの前記外面と前記主コード
プライとの間で前記ボデーにより支持される1対の強化
用プライを更に備える実施態様1による弾性無限軌道。
プライとの間で前記ボデーにより支持される1対の強化
用プライを更に備える実施態様1による弾性無限軌道。
【0032】5.前記強化用プライの対の一方が前記縦
方向軸線に関して第1の角度で配置された複数の強化用
ワイヤーを有し、前記強化用プライの対の他方が前記縦
方向軸線に関して第2の角度で配置された複数の強化用
ワイヤーを有し、前記第1の角度が前記第2の角度と等
しくかつ方向が反対である実施態様4による弾性無限軌
道。
方向軸線に関して第1の角度で配置された複数の強化用
ワイヤーを有し、前記強化用プライの対の他方が前記縦
方向軸線に関して第2の角度で配置された複数の強化用
ワイヤーを有し、前記第1の角度が前記第2の角度と等
しくかつ方向が反対である実施態様4による弾性無限軌
道。
【0033】6.前記横方向プライが前記主コードプラ
イの前記頂面を横切って戻る方向に伸びる1対の延長部
を有する実施態様1により弾性無限軌道。
イの前記頂面を横切って戻る方向に伸びる1対の延長部
を有する実施態様1により弾性無限軌道。
【0034】7.前記延長部が前記主コードプライの前
記頂面と前記ボデーの前記外面との間に配置される実施
態様6による弾性無限軌道。
記頂面と前記ボデーの前記外面との間に配置される実施
態様6による弾性無限軌道。
【0035】8.前記延長部が前記主コードプライの前
記頂面を部分的にのみ横切って伸びる実施態様6による
弾性無限軌道。
記頂面を部分的にのみ横切って伸びる実施態様6による
弾性無限軌道。
【0036】9.前記延長部が前記エンドレスボデーに
より前記主コードプライから間隔を空けられる実施態様
6による弾性無限軌道。
より前記主コードプライから間隔を空けられる実施態様
6による弾性無限軌道。
【0037】10.内面と外面とを有し、かつ縦方向の
軸線を有するエンドレスボデー、前記ボデーにより支持
されかつ前記縦方向軸線と実質的に平行に連続して伸び
ている複数の強化用部材のプライであって、各々が横の
縁を有する前記複数の強化用部材のプライ、前記複数の
強化用部材のプライの少なくも1個が、前記複数の強化
用部材のプライの他のもののまわりを包んでいる弾性無
限軌道。
軸線を有するエンドレスボデー、前記ボデーにより支持
されかつ前記縦方向軸線と実質的に平行に連続して伸び
ている複数の強化用部材のプライであって、各々が横の
縁を有する前記複数の強化用部材のプライ、前記複数の
強化用部材のプライの少なくも1個が、前記複数の強化
用部材のプライの他のもののまわりを包んでいる弾性無
限軌道。
【図1】複数の車輪のまわりに配置された本発明による
弾性無限軌道の図式的な側面図である。
弾性無限軌道の図式的な側面図である。
【図2】ワイヤープライの配列を示している図1の弾性
無限軌道の一部分の断面斜視図である。
無限軌道の一部分の断面斜視図である。
【図3】ワイヤープライの端部の配列を示している図2
の線3−3に沿って得られた拡大断面図である。
の線3−3に沿って得られた拡大断面図である。
【図4】ワイヤープライの配列を示している本発明の弾
性無限軌道の別の実施例の一部分の第2の斜視図であ
る。
性無限軌道の別の実施例の一部分の第2の斜視図であ
る。
【図5】ワイヤープライの配列を示している図4の線5
−5に沿って得られた拡大断面図である。
−5に沿って得られた拡大断面図である。
10 無限軌道 16 内面 22 外面 28 主コードプライ 32 強化用プライ 34 強化用プライ
Claims (2)
- 【請求項1】 内面と外面とを有し、かつ縦方向の軸線
を有するエンドレスボデー、 前記エンドレスボデーにより前記縦方向軸線と実質的に
平行に支持される主コードプライであって、 1対の横の縁、前記無限軌道の前記内面に向いた底面、
及び前記無限軌道の前記外面に向いた頂面を有するプラ
イ、及び前記主コードプライと前記無限軌道の前記内面
との間に配置された強化用コードの横方向プライであっ
て、 前記主コードプライの前記底面を完全に横切って伸びて
いて更に前記主コードプライの前記横の縁のまわりを包
む1対の囲繞部分を有している横方向のプライを具備し
た弾性無限軌道。 - 【請求項2】 内面と外面とを有し、かつ縦方向の軸線
を有するエンドレスボデー、 前記ボデーにより支持されかつ前記縦方向軸線と実質的
に平行に連続して伸びている複数の強化用部材のプライ
であって、 各々が横の縁を有する前記複数の強化用部材のプライ、 前記複数の強化用部材のプライの少なくも1個が、前記
複数の強化用部材のプライの他のもののまわりを包んで
いる弾性無限軌道。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US6048397P | 1997-09-30 | 1997-09-30 | |
US8708498A | 1998-05-25 | 1998-05-25 | |
US09/087084 | 1998-05-29 | ||
US60/060483 | 1998-05-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11157471A true JPH11157471A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=26739979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10269424A Pending JPH11157471A (ja) | 1997-09-30 | 1998-09-24 | 弾性無限軌道 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11157471A (ja) |
KR (1) | KR19990030174A (ja) |
CA (1) | CA2248783A1 (ja) |
DE (1) | DE19844309A1 (ja) |
FR (1) | FR2768986B1 (ja) |
GB (1) | GB2330810A (ja) |
IT (1) | IT1312365B1 (ja) |
TW (1) | TW414769B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046668A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-02-12 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 装軌車両用の方向性のある環状の弾性履帯 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002012054A1 (fr) | 2000-08-08 | 2002-02-14 | Bridgestone Corporation | Chenille elastique sans fin |
WO2018190996A1 (en) * | 2017-04-12 | 2018-10-18 | Contitech Usa, Inc. | Fabric reinforced rubber track carcass for improved load/speed durability |
RU2664115C1 (ru) * | 2017-09-20 | 2018-08-15 | Сергей Александрович Дегтярев | Гусеница транспортного средства |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB544711A (en) * | 1940-11-21 | 1942-04-24 | Goodrich Co B F | Improvements in or relating to self-laying tracks for tractors or the like |
US4721489A (en) | 1983-12-14 | 1988-01-26 | David Galoob | Illuminable figurine |
US4906054A (en) * | 1987-05-14 | 1990-03-06 | Edwards, Harper, Mcnew & Company | Endless track drive system |
JPH0648333A (ja) * | 1991-05-31 | 1994-02-22 | Fukuyama Rubber Kogyo Kk | 高弾性ゴムクローラ |
US5211609A (en) | 1992-02-06 | 1993-05-18 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Elastomeric drive belt |
-
1998
- 1998-09-08 GB GB9819582A patent/GB2330810A/en not_active Withdrawn
- 1998-09-17 DE DE19844309A patent/DE19844309A1/de not_active Withdrawn
- 1998-09-22 KR KR1019980040093A patent/KR19990030174A/ko not_active Application Discontinuation
- 1998-09-24 JP JP10269424A patent/JPH11157471A/ja active Pending
- 1998-09-28 IT IT1998TO000815A patent/IT1312365B1/it active
- 1998-09-28 CA CA002248783A patent/CA2248783A1/en not_active Abandoned
- 1998-09-29 FR FR9812151A patent/FR2768986B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-13 TW TW087116286A patent/TW414769B/zh not_active IP Right Cessation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046668A (ja) * | 2000-06-19 | 2002-02-12 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | 装軌車両用の方向性のある環状の弾性履帯 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19990030174A (ko) | 1999-04-26 |
DE19844309A1 (de) | 1999-04-01 |
GB9819582D0 (en) | 1998-11-04 |
FR2768986A1 (fr) | 1999-04-02 |
TW414769B (en) | 2000-12-11 |
FR2768986B1 (fr) | 2000-10-06 |
CA2248783A1 (en) | 1999-03-30 |
IT1312365B1 (it) | 2002-04-15 |
GB2330810A (en) | 1999-05-05 |
ITTO980815A1 (it) | 2000-03-28 |
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