JP2002046668A - 装軌車両用の方向性のある環状の弾性履帯 - Google Patents

装軌車両用の方向性のある環状の弾性履帯

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JP2002046668A
JP2002046668A JP2001176394A JP2001176394A JP2002046668A JP 2002046668 A JP2002046668 A JP 2002046668A JP 2001176394 A JP2001176394 A JP 2001176394A JP 2001176394 A JP2001176394 A JP 2001176394A JP 2002046668 A JP2002046668 A JP 2002046668A
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protrusion
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rubber
groove
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JP2001176394A
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Mark Leonard Bonko
レオナルド ボンコ マーク
Richard Alan Thomas
アラン トーマス リチャード
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Goodyear Tire and Rubber Co
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/24Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装軌車両用の履帯が駆動ホイールのまわりで
移動するときに履帯の曲げ特性に悪影響を及ぼすことな
く、方向性トレッドパターンの履帯を提供する。 【解決手段】 2つの側方端部と中間部とを有するトレ
ッド突出部が、履帯の幅一杯に延びている。中間部を側
方端部よりも、進行方向に向かって前方に張り出させる
ことにより、排土性を損なわずに接地性および運動性を
向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木工学、建設工
事、および農作業用の車両で使用する環状で弾性のある
履帯に関する。
【0002】
【従来の技術】成形により作られるゴム履帯は、多くの
場合、従来の金属履帯の代りに用いられている。ゴム履
帯は、スチール製の履帯と比較して、優れた操縦性、起
伏のある現場での優れた乗心地、湿潤エリアでの優れた
悪路踏破性、改良された山腹走行安定性、卓越した接地
性、低保守性、および融通性を提供する。
【0003】さらに、ゴム履帯は、ゴムタイヤよりも農
場に調和し、悪路踏破性に優れ、圧密作用が小さいの
で、結果として、より良い作物収量が得られるため、ト
ラクターや、コンバイン、溝掘機、除雪機、散布機、噴
霧機、4輪車、手押車などの他の農業用車両の従来のゴ
ムタイヤに代わりつつある。ゴムのトラクター用履帯を
使用すると、ゴムタイヤを装備した農業用車両と比較し
て、農業従事者は作付シーズンにより早く畑に行き来す
ることができ、より多くの作物を作付できる。
【0004】土木工学向け用途では、道路舗装機等など
の建設機械タイプの多くの車両に履帯が採用されてい
る。これらの履帯は、一般的には、スチール、またはウ
レタンパッドまたはゴムパッド付きのスチールから作ら
れている。これらの履帯は多大な保守を要し、スチール
製の履帯の場合、舗装面に対する損傷は重大な問題とな
る。また、これらの建設機械タイプの履帯は、スキッド
ステアリング機器の空気入りタイヤに履かせることもで
きる。この分野における新たな進歩は、すべてゴムのス
チールコード履帯である。ザ・グッドイヤー・タイヤ・
アンド・ラバー・カンパニー(The Goodyea
r Tire and Rubber Compan
y)は、そのような履帯をTRACKMAN(R)とい
う商標で販売しており、一方、ブリジストン/ファイヤ
ストーン社(Bridgestone/Firesto
ne Company)は、同様の履帯をFiretr
ax(R)という名称で販売している。これらの履帯
は、履帯の全幅にわたって延びるゴムの突出部を有して
いる。各突出部は、側面の拡張縁部の量を制限する、軸
方向に後傾させられた外側部分を有している。これらの
履帯は、舗装面上では優れているが、湿潤土壌、ゆるい
砂地、および砂利を有する応用分野においては不満足な
ものである。また、後傾させられた外側端部は、履帯が
ホイール上で曲がるときに下にあるベルト構造に曲げ応
力を生じさせる。
【0005】ゴムの履帯は、ゴムに接合させた連続する
可撓性のスチールケーブルで補強された継目無しゴムベ
ルトで形成されている。現時点において、完全なゴム履
帯は、多数の区分に扁平に成形され、その後、硬化工程
のあいだに一緒に接合される。あるいは、継目無しゴム
履帯は環状の形態に作ることができ、履帯は未硬化のベ
ルトと複数の駆動突出部とから作られ、駆動突出部が成
形プレスの内側セグメントに形成された空洞に押し込ま
れ、部分的に最終形状に形成されてベルトの内周に押し
付けられ、ベルトと駆動突出部は、ベルト外周にトレッ
ドが形成されるときに成形プレスに配置されて一緒に硬
化および成形される。最後に駆動突出部が成形され、完
成したベルトが冷却され、成形プレスから取り出され、
譲受人ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カ
ンパニー(The Goodyear Tire &
Rubber Company)に対して2000年4
月18日に発行された米国特許第6,051,178号
に記載されている環状の履帯となる。
【0006】各製造方法において、外周部は、間隔をあ
けて配置された複数のトレッド突出部を有する。一般
に、従来の農業用タイヤ技術においては、これらのトレ
ッド突出部は、履帯の各側方縁部から履帯の中心に向か
って延び、履帯の中心位置すなわち中間点で終端してい
る。これらの突出部は、全体に傾けられた、移動方向に
対して横方向にわずかに多く延びる傾斜を備えた農業用
タイヤの突出部の外観を一般に有する。このデザインの
突出部は、履帯の中心位置に本質的に高い磨耗を受ける
パターンを有する。また、これらの突出部は千鳥配列さ
れており、すなわち、履帯の片側から反対側へ周方向に
ずらされている。これは、使用時の履帯の移動に伴って
楕円形の履帯の各最前部で履帯が駆動ホイールと案内ホ
イールの上を移動するときに、履帯が十分な曲げモーメ
ントを有することを保証するのを助ける。トレッドの突
出部が履帯の片側の側方縁部から反対側に延びる場合、
履帯が駆動ホイールのまわりを回転するときに突出部が
柔軟性の点で適切な曲げモーメントを達成できるために
は、突出部が周囲のリンクの方向に対して垂直でなくて
はならないと思われる。このため、どちらかと言えば可
撓性の性質から履帯自体が曲がることができるように、
履帯の反対側の突出部セットに対して幾分か別個に作用
する2セットの突出部を備えた履帯に提供する必要があ
ると感じられる。この曲げが欠如していると、苛酷な荷
重により、ベルト補強構造に分離の可能性、または、前
述した従来技術のいくつかのゴム構造の履帯に見られる
履帯自体の他の欠陥を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、履帯
が駆動ホイールのまわりで移動するときに履帯の曲げ特
性に悪影響を及ぼすことなく、連続するトレッドの突出
部が履帯の一方の側面から履帯の反対側の側面まで延在
できる、方向性トレッドパターンを提供することであ
る。別の目的は、その独特のデザインに基づいた履帯の
突出部の摩耗性状を増大させながら、履帯の側方末端部
における排土を向上させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】方向性のある環状の弾性
履帯は、内周面上の案内突出部と、外周面上のゴムトレ
ッド突出部と、周方向に連続的に延在する薄いバンドと
を有する。薄いバンドは、実質的に伸びないコードまた
はバンドによって周方向に補強されている。該コードま
たはバンドは、スチールで補強された材料であることが
好ましい。
【0009】履帯は、間隔をあけて配置された複数のゴ
ムのトレッド突出部を有する。それぞれのゴムのトレッ
ド突出部は、第1の側方端部と、中間部と、第2の側方
端部とを有する。各部は周方向に対して垂直に方向付け
られ、中間部は、側方端部に対して前方に突出させられ
ている。
【0010】それぞれのゴムのトレッド突出部は、溝に
よって分離させられている。溝は、履帯を完全に横切っ
て延び、隣接する突出部の中間部の間の溝幅(WM
と、隣接する突出部の第1および第2の側方端部の間の
溝幅(WL)とを有している。溝幅(WM)は、(WL
よりも小さい。溝幅(WM)は、側方溝幅(WL)の75
%以下であることが好ましい。
【0011】履帯の周囲長に対して直角な平面を、各溝
内に位置し、隣接する中間部間の溝の中央に置かれるよ
うに展開すると、 平面(PL)は、トレッド突出部の各
側方端部のせいぜい1つの溝壁と交差する。突出部は、
前縁部と後縁部の間に位置する、半径方向に外側のトレ
ッド表面を有する。前縁部と後縁部は、突出部長さの大
部分にわたって平行であり、中間部において、履帯の前
方移動方向に向かって突き出している。中間部に隣接し
ている前縁部は、側方端部に隣接している前縁部から距
離(AL) 張り出している。中間部に隣接している後縁
部は、側方端部に隣接している後縁部に対して距離(A
T)張り出している。(AL)は、側方端部の対応する縁
部に対して測定したときに(AT)の 125%以上であ
る。前述のように、各側方端部が、履帯の移動方向に対
して周方向に位置合わせされることが好ましい。
【0012】突出部が突出部全長(L)を有し、中間部
が(L)の少なくとも50%の長さを有することが好ま
しい。好適実施形態において、各突出部の側方端部は、
周方向に延びる外側が面取りされた突出部壁を有する。
【0013】本発明の前述および他の特徴と利点は、添
付図面と併せて考えると、本発明の原理を例として示す
以下の好適な実施形態の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
【0014】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、図1に、従来
技術により作られた完成したゴム履帯が示されている。
この履帯は、履帯の側方縁部の各側から履帯の中央に向
かって延びる複数の突出部30を有する。これらの突出
部30は、トラクターのタイヤに見られる突出部と多少
同様に設計されている。従来技術のそのような履帯は、
コードとワイヤケーブルを包むようにカレンダー加工さ
れたゴムから形成された継目なしバンドを有する。その
ような履帯は、農業地などの所望の表面に沿った動きか
ら車両を支持する履帯等といった自動車のホイールまた
はローラ(図示せず)に配置されるようになっているこ
とが分かるであろう。バンド20の外周面は、一体のト
レッド突出部30と組み合わせて成形される。バンド2
0の内面の中心部は、履帯によって支持される駆動車両
のホイールまたはローラ上の相補的なスプロケット(図
示せず)と係合可能な複数の従来の駆動または案内突出
部32と組み合わせて形成される。図2〜4を参照する
と、本発明の履帯が示されている。
【0015】図2に、履帯の突出部30が履帯の外周面
全体を横切って延在する履帯10の斜視図を示す。
【0016】図3に示されているように、バンド20
は、ゴム22に包まれている、図中59および58で示
される複数の補強用の金属またはスチールのケーブルを
有する。駆動突出部32は、その内周面31上の履帯1
0の中心部に示されている。履帯突出部30は、履帯バ
ンド20から外面33に外向きに延びている。各履帯突
出部30は、図面の図5に示されている前縁部40と後
縁部42とを有する。前縁部40と後縁部42との間の
距離が突出部30の幅を形成する。各突出部は、トレッ
ド突出部30B、30Cの側方端部のそれぞれにおい
て、側方縁部44に向かった外向きに延びる、面取りさ
れた横方向の側壁34を有する。各突出部30の中間部
は、30Mで示されている。各側方端部30Bおよび3
0Cは、好適なトレッドパターンで示されているように
周方向に位置合わせされており、側方端部は幅が等し
い。好適な実施形態で示されているように、中間部30
Mは、側方端部30B、30Cに対して前方に突き出て
いる。それぞれのゴムのトレッド突出部30は溝60で
分離されており、溝60は履帯10を完全に横切って延
び、隣接する突出部の中間部30Mの間の溝幅(WM
と、隣接する突出部30の第1および第2の側方端部の
間の溝幅(WL)とを有している。溝幅(WM)は、(W
L)よりも小さい。
【0017】溝幅(WM)は、好ましくは側方溝幅
(WL)の75%以下、さらに好ましくは側方溝幅
(WL)の約50%であることが好ましい。
【0018】溝60の底は、好適な実施形態では、完全
な曲率半径(R1)によって形成される。トレッド突出
部30の中間部30Mに隣接する領域において、その側
方端部30Bと30C近傍の中間部の側方末端部で、溝
60の溝底の曲率半径が(R 2)であり、ここで(R2
は半径(R1)の寸法の約2倍である。
【0019】図5に示されるように、履帯の周囲長に対
して垂直に広がる平面(PL)を描くと、該平面は各溝
内に位置し、トレッド突出部30の隣接する中間部の間
の箇所の溝内中央に置かれる。該平面をそのように方向
付けると、トレッド突出部30の各側方端部の多くて1
つの溝壁と接触させられることが観察されるであろう。
図示のように、接触させられるのは、トレッド縁部42
および各側方端部30Bおよび30Cに隣接する溝壁で
ある。平面(PL)を突き出している中間部30Mに向
かって、隣接する突出部まで移動させ、平面(PL)が
そのトレッド突出部の中間部で前縁部40と正接する場
合、平面(PL)は、図5の図から分かるように、突出
部30の後縁部の内側に延びる溝壁だけと接触する。こ
れにより、履帯が駆動ホイールのまわりで移動するとき
に溝が完全に開いた姿勢を有し、これにより周方向と交
差する関係の横方向の履帯の可撓性が増加し、また、曲
がり状態を歪めることなく駆動ホイールのまわりで自由
に履帯を曲げることが可能となる。
【0020】好適な実施形態では、少なくとも側方端部
の後縁部42に隣接する溝壁が垂直に近い傾斜を有する
ことが望ましいと思われる。図示の実施形態では、すべ
ての溝壁は、トレッドの底に向かって延長したときに約
20°の傾斜を有する。突出部30のこの均一な補強は
一般的なものと考えられ成形を容易化するものである
が、それでもなお、履帯が駆動ホイールを中心として回
転するときに履帯の曲がりを容易にするために、側方端
部30Bおよび30Cの後縁部を垂直にしたり、0°に
近いテーパを付けたりするいくつかの場合において有利
であると思われる。
【0021】突出部30は、前縁部40と後縁部42の
間に位置する、半径方向外側のトレッド表面33を有す
る。前縁部40と後縁部42は、突出部の長さの大部分
にわたって平行であり、中間部30Mでは、前縁部40
が前方移動方向に向かって突き出している。図5に示さ
れている好適な実施形態では、前縁部40と後縁部42
の両方が、履帯10の前方移動方向に向かって突き出し
ている。この前方への突出すなわち前方への出っ張りを
更に明確にするために、中間部30Mに隣接する前縁部
40は、側方端部30Bまたは30Cに隣接する前縁部
40から距離(AL)張り出していることに留意された
い。中間部30Mに隣接している後縁部42は、側方端
部30Bまたは30Cに隣接している後縁部42に対し
て距離(AT)張り出している。距離ATは、図示のよう
に、中間部30Mの溝幅の0〜1/2(1/2・WM
の範囲にある。側方端部30A、30Bの対応する縁部
40、42に対して測定したときに、距離ALが距離AT
の125%以上であることが好ましいと思われる。
【0022】また、突出部30が突出部全長(L)を有
し、中間部30Mが突出部の長さ(L)の少なくとも5
0%の長さであることが好ましいと思われる。また、各
突出部30の側方端部30B、30Cが、図5に示され
ているように、周方向に延びる、外側が面取りされた突
出部壁34を有することも好ましいと思われる。面取り
された突出部壁34は、履帯の下に横たわるベルト20
と結合しているほぼ垂直な外壁37まで延びている。
【0023】図5に示されている重要な特徴は、溝60
が、履帯の側方縁部を通して履帯10の中心から外方向
に延びる効果的な排土チャネルを形成していることであ
る。溝60は、トレッドが側方縁部に近づくにつれ、よ
り広い溝幅(WL)まで広がる。この領域における溝6
0の広がりにより、履帯10が駆動ホイールのまわりを
回転するときに土および泥が除去されやすくなる。ま
た、トレッドの突出部30の縁部34を面取りすること
により、側方縁部末端においてさらに容量が増加する。
これらすべての特徴が組み合わさって、履帯10が駆動
ホイールのまわりを回転するときに履帯10から排土す
る極めて有効な仕組を形成するように作用する。
【0024】この種の履帯10の機構を理解する上で重
要な特徴は、駆動ホイールと案内突出部とが係合する中
央部は、履帯10が概して高い磨耗を受ける領域であ
る、ということである。トレッド突出部30の独特の形
状は、中間部30Mのどこもが、側方端部よりも円周方
向に125%〜150%長い、拡大された表面部を有す
ることを保証するものである。これにより、この重要領
域におけるトレッド磨耗特性が増加する。図示のよう
に、前縁部40および後縁部42は、図5に示されてい
るように、半径R4およびR5でそれぞれ輪郭がつけられ
ている。
【0025】見て分かるように、前縁部40が履帯10
上で前方向に突出すると、履帯10の横方向の操縦性を
増加させる領域が形成され、車両移動時の滑りに対して
多少の横方向抵抗を生じる。これは、車両がわずかに傾
斜する傾斜のある地形または起伏のある地形で装軌車両
が作業する場合に特に重要である。これらの条件下で、
装軌車両が履帯の滑りを防止する何らかの縁部を有する
ことは極めて重要である。滑り防止は、壁34および3
5に沿った側方末端部で最も良く遂行されるが、さら
に、この履帯10の前縁部40が中間部30Mにおいて
外方向に突出し、横方向の滑りに抵抗する付加的な表面
を形成する。これが、履帯10のほぼ全長にわたって滑
り防止物となり、横方向の滑りに対するより高い抵抗を
履帯の接地面に与える。この特徴は、横方向の滑りに抵
抗する能力を増大させるだけでなく、方向転換を容易に
する付加的な縁部にもなるので、迅速な方向転換動作で
の操縦性をさらに向上させる。前縁部40の半径R4
位置に実際に、この位置および各トレッド突出部でピボ
ット回転する際の優れた磨耗面を形成するのを助けるピ
ボット点が形成される。本件出願人は、これが装軌車両
の方向転換操作に極めて有益であることを発見した。
【0026】従来技術の履帯の特徴を上回る本発明の履
帯の第2の有益な特徴は、履帯の幅全体を横切って延び
る単一の突出部を利用することにより、装軌車両の前方
推進により多くの突出縁部を利用できることを意味する
ことである。図1の従来技術に記載されているように、
履帯の中程までしか配置されていない周方向にずれてい
る突出部は、十分な間隔を保証するために、より少ない
突出部しか履帯に配置できないことを意味するので、こ
れは真実である。本発明の図2を見ると、完全に延びて
いるこれらの突出部30は、中間部に増磨耗面を有する
が、十分な排土チャネルを形成しつつ、突出部をより接
近させて配置することができるので、装軌車両を前方お
よび後方推進するための横方向に延びる縁部と溝壁とが
増えている。これは、より大きな履帯表面積をトレッド
の突出部が占めていることを意味する。これは、履帯が
通常の従来技術の履帯よりもはるかに優れた割合で磨耗
し、さらに、さらに大きな前方および後方接地性を有す
ることを意味する。表面積の測定値だけに基づいて、本
発明の履帯は、図1の従来技術に示された履帯よりも、
少なくとも50%表面積が多いと予想される。これは、
突出部の独自の構造と組み合わせることにより、本発明
の履帯は従来技術の履帯よりも、トレッド磨耗の耐久力
が少なくとも50%、おそらくほぼ100%多いことを
意味する。農業従事者にとって、このことは、同様の比
較材料を使用したときに、本発明の履帯が従来技術の履
帯の2倍の耐用寿命を持っていることを意味する。建設
応用分野において、本発明の履帯は、履帯と組み合わせ
て使用する場合にパンク損傷に対して空気入りタイヤを
保護する、優れた濡れ面積接地性能を同様に備えた、優
れた磨耗率を示す。
【0027】本発明の極めて有利な第3の特徴は、多く
の履帯を、長さが変化し、履帯幅が約12〜15インチ
から36インチまでの範囲で変化させられることであ
る。履帯の長さは、数フィートの黄道の端部間の間隔か
ら、より大きな履帯サイズの場合の20フィート以上ま
で変化させることができる。真に注目すべきことは、本
発明の突出部のパターンは、側方縁部が同じままであり
ながら、突出部の中間部を外方向30Mに広げることが
できる中央インサート付きの型を作れるような点であ
る。言い換えると、図5のトレッドを見るときに、履帯
のこの部分を形成するプラテンにインサートをはめるこ
とによって中央部だけを広くするインサートを配置する
ことを考える。この特徴を図6に更に詳しく示す。図
中、履帯は広くした状態で示されており、破線は、履帯
のトレッドを形成する金型プラテンの分割線の間に配置
されたインサートによって、図5の元の履帯が図示のよ
うに広げられた状態を示している。この技術の利点は、
側方末端部における土排チャネルが、履帯の幅とは無関
係に、履帯設計で最適と考えられる一定条件で存続する
ことである。
【0028】あるいは、側方領域にインサートを配置す
ることによって側方部の幅を広げることにより、各側方
端部30B、30Cを拡張させることもできる。第4
に、各部30B、30C、および30Mを挿入し、突起
30を縦方向に比例的に拡張しながら、履帯幅を広くす
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】完成した従来技術のゴム履帯の斜視図である。
【図2】本発明により作られた完成したゴム履帯を示す
斜視図である。
【図3】図2の線3−3に沿って切った履帯の断面図で
ある。
【図4】図3の線4−4に沿って切った履帯の断面図で
ある。
【図5】履帯のトレッドの突出部の部分の部分平面図で
ある。
【図6】図5の部分平面図で取られる拡張幅履帯の図で
ある。
【符号の説明】
10 履帯 20 バンド 22 ゴム 30 トレッド突出部 31 内周面 32 案内突出部 33 外面 34側壁 37 外壁 40 前縁部 42 後縁部 44 側方縁部 60 溝
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月15日(2001.10.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】溝60の底は、好適な実施形態では、トレ
ッド突出部30の中間部30Mに隣接する領域におい
て、完全な曲率半径(R1)によって形成される。その
側方端部30Bと30C近傍の中間部の側方末端部で、
溝60の溝底の曲率半径が(R 2)であり、ここで
(R2)は半径(R1)の寸法の約2倍である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、突出部30が突出部全長(L)を有
し、中間部30Mが突出部の長さ(L)の少なくとも5
0%の長さであることが好ましいと思われる。また、各
突出部30の側方端部30B、30Cが、図5に示され
ているように、周方向に延びる、外側が面取りされた突
出部壁34を有することも好ましいと思われる。面取り
された突出部壁34は、履帯の下に横たわるバンド20
と結合しているほぼ垂直な外壁まで延びている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 マーク レオナルド ボンコ アメリカ合衆国 44685 オハイオ州 ユ ニオンタウン ウィリアムズバーグ アヴ ェニュー エヌダブリュ 13236 (72)発明者 リチャード アラン トーマス アメリカ合衆国 44632 オハイオ州 ハ ートヴィル メリマック アヴェニュー 11236

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周の案内突出部と、外周のゴム履帯突
    出部と、周方向に連続的に延びる薄いバンドとを有し、
    前記薄いバンドが、実質的に伸びないコードまたはバン
    ドによって周方向の補強されており、 間隔をあけて配置された複数のゴムのトレッド突出部の
    それぞれが、第1の側方端部と中間部と第2の側方端部
    とを有する、方向性のある弾性の履帯において、 前記各部が、周方向に直角に方向付けられており、前記
    中間部が前記両側方端部に対して前方に突き出している
    ことを特徴とする、方向性のある環状の弾性履帯。
  2. 【請求項2】 前記各ゴムトレッドが溝によって分離さ
    れており、前記溝が、前記履帯を完全に横切って延び、
    隣接する突出部の両中間部間の溝幅 (WM)と、隣接す
    る突出部の第1および第2の両側方端部間の溝幅
    (WL)とを有し、前記溝幅(WM)が(WL)より小さ
    い、請求項1に記載の方向性のある環状の弾性履帯。
  3. 【請求項3】 溝幅(WM)が側方溝幅(WL)の75%
    以下である、請求項2に記載の方向性のある環状の弾性
    履帯。
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