JPH11135966A - 部品の固定構造 - Google Patents

部品の固定構造

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JPH11135966A
JPH11135966A JP9315989A JP31598997A JPH11135966A JP H11135966 A JPH11135966 A JP H11135966A JP 9315989 A JP9315989 A JP 9315989A JP 31598997 A JP31598997 A JP 31598997A JP H11135966 A JPH11135966 A JP H11135966A
Authority
JP
Japan
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component
groove
fitting
protrusion
holding member
Prior art date
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Pending
Application number
JP9315989A
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English (en)
Inventor
Harufumi Yokoyama
治文 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品寸法のバラツキによる嵌合の不具合をなく
し、別途部品を必要とすることなく安定した嵌合を可能
にすることにより、生産効率の向上を図る。 【解決手段】部品保持部材10に部品11の嵌合寸法よ
り大きな幅の溝12を成形し、該溝の内壁13に変形可
能な突起14を成形し、該突起の先端と対峙する溝壁面
との寸法を部品の嵌合寸法より小さくし、前記部品を前
記部品保持部材に嵌合することにより前記突起が押潰さ
れ、別途部品を必要とすることなく、安定した嵌合が可
能となり、生産効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品保持部材と該
部品保持部材に部品を嵌合させて固定する部品の固定構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器内部には、種々の電子回路が形
成されたプリント基板、或は各種部品が部品保持部材を
介して筐体に取付けられている。
【0003】図7〜図9に於いて、従来の部品の固定構
造、特に部品保持部材にプリント基板を固定する固定構
造について説明する。
【0004】図8で示す様に、プラスチックから成る部
品保持部材1にプリント基板2の板厚tよりも僅かに幅
広の溝幅Hを有する溝3を成形し、該溝3に前記プリン
ト基板2の端部を嵌合する。該プリント基板2の板厚t
と前記溝幅Hは略同じ大きさではあるが、どうしても溝
幅Hと板厚tとの差だけ隙間4が生じてしまうので、前
記部品保持部材1と前記プリント基板2とのガタツキを
なくす為、或は嵌合力を高める為、図9に示す様に該隙
間4にスペーサ5を押込んで前記プリント基板2を前記
部品保持部材1に固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した様な従来の部
品の固定構造では、プリント基板の板厚tと部品保持部
材の溝幅Hを極力一致させる為に各部品の寸法管理に高
い精度が要求されると共に、それでも尚生じてしまう隙
間を埋める為に別途スペーサを必要としていた。この為
部品点数と作業工程が多くなり生産効率が悪いという問
題があった。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み、部品の寸法の
バラツキによる嵌合の不具合をなくし、別途部品を必要
とすることなく安定した嵌合を可能とすることにより、
生産効率の向上を図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、部品保持部材
に部品の嵌合寸法より大きな幅の溝を成形し、該溝の内
壁に変形可能な突起を成形し、該突起の先端と対峙する
溝壁面との寸法を部品の嵌合寸法より小さくした部品の
固定構造に係るものである。
【0008】部品保持部材の溝の内壁に成形された変形
可能な突起を押潰しながら部品を溝に嵌合することによ
り、別途部品を必要とすることなく安定した嵌合を可能
とし、生産効率を向上させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0010】図1〜図5に示す様に、プラスチックから
成る部品保持部材10にプリント基板11の板厚tより
若干大きな溝幅Hを有する溝12を成形し、該溝12の
一方の内壁13の所要箇所(本実施の形態では3箇所)
に所要のピッチで突起14を成形する。該突起14は略
半円柱状であり、該突起14の頂点と前記溝12の他方
の壁面との間隙が前記プリント基板11の板厚tよりも
小さくなる様に前記突起14の大きさを選択する。
【0011】前記部品保持部材10に前記プリント基板
11を嵌合すると、該プリント基板11は前記突起14
に当たるが、該突起14は前述した様にプラスチックか
ら成る部品保持部材10に一体成形されているので塑性
変形、弾性変形をして容易に押潰される。前記突起14
を押潰しながら前記プリント基板11を前記溝12に嵌
合することにより、該溝12内で前記突起14の反撥力
により前記プリント基板11が強固に挾持され、前記部
品保持部材10から外れにくくなる。
【0012】図6に於いて本発明の他の実施の形態につ
いて説明する。
【0013】バイブレータ15は偏心回転体16と該偏
心回転体16を回転軸17を介して回転させるモータ1
8から構成されている。プラスチックから成り、該モー
タ18を収納する為のモータケース19の中央には前記
モータ18のみより若干大きな溝幅を有するモータ収納
溝20を成形し、該モータ収納溝20のモータ18の反
出力軸側端面に対峙する一方の内壁21の所要箇所(本
実施の形態では2箇所)に突起22を成形する。該突起
22の頂点と前記モータ収納溝20の他方の内壁23と
の間の寸法が前記モータ18の軸心方向の寸法よりも小
さくなる様に前記突起22を決定する。又、前記モータ
ケース19の他方の内壁23には前記回転軸17に対応
する様にスリット24が成形されている。
【0014】該スリット24に前記回転軸17を、又前
記モータ収納溝20に前記モータ18をそれぞれ嵌合す
る。該モータ18は前記突起22に当るが、該突起22
は前述した様にプラスチックから成るモータケース19
に一体成形されているので塑性変形、弾性変形をして容
易に押潰される。前記突起22を押潰しながら前記モー
タ18を前記モータ収納溝20に嵌合することにより、
該モータ収納溝20内で前記突起22の反撥力により前
記モータ18が強固に挾持され、該モータ18を駆動し
て前記バイブレータ15を振動させても前記モータケー
ス19から外れることはない。
【0015】尚、本発明はプラスチック成形品同士、プ
ラスチック成形品と板金部品、プラスチック成形品と電
気部品等、プラスチック成形品と嵌合する部品に対して
実施可能であることは勿論である。又、前記突起の先端
は変形が容易である様に曲面或は尖端としてもよく、更
に部品を押込むにつれ徐々に突起の変形量が大きくなる
様テーパ状としてもよく、更に又嵌合する部品の大きさ
や求められる嵌合力により、突起の数、形状、高さ、成
形する箇所等を自由に設定できることは言う迄もない。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、プラス
チック等塑性変形が可能な弾性部材から成る部品保持部
材に突起を一体成形したことにより、別途部品を必要と
することなく、安定した嵌合が可能となり、作業性が向
上すると共に生産効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に於ける要部説明図であ
る。
【図2】同前本発明の実施の形態に於けるプリント基板
を部品保持部材に嵌合した状態を示す側面図である。
【図3】同前本発明の実施の形態に於けるプリント基板
を部品保持部材に嵌合した状態を示す正面図である。
【図4】図3のA−A矢視断面図である。
【図5】図3のB部拡大図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例に於いてプリント基板を溝に嵌合した状
態を示す側断面図である。
【図9】従来例に於いて隙間にスペーサを嵌合した状態
を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 部品保持部材 11 プリント基板 12 溝 13 内壁 14 突起 18 モータ 19 モータケース 20 モータ収納溝 21 内壁 22 突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品保持部材に部品の嵌合寸法より大き
    な幅の溝を成形し、該溝の内壁に変形可能な突起を成形
    し、該突起の先端と対峙する溝壁面との寸法を部品の嵌
    合寸法より小さくしたことを特徴とする部品の固定構
    造。
JP9315989A 1997-10-31 1997-10-31 部品の固定構造 Pending JPH11135966A (ja)

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