JP2529527B2 - 複合成形基板装置 - Google Patents

複合成形基板装置

Info

Publication number
JP2529527B2
JP2529527B2 JP5307851A JP30785193A JP2529527B2 JP 2529527 B2 JP2529527 B2 JP 2529527B2 JP 5307851 A JP5307851 A JP 5307851A JP 30785193 A JP30785193 A JP 30785193A JP 2529527 B2 JP2529527 B2 JP 2529527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
hole
metal
composite molded
resin material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5307851A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0774483A (ja
Inventor
功 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP5307851A priority Critical patent/JP2529527B2/ja
Publication of JPH0774483A publication Critical patent/JPH0774483A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2529527B2 publication Critical patent/JP2529527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダ等の基
板装置に関するもので特に金属板に支柱等を樹脂材料で
一体成形して形成する複合成形基板装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、テープレコーダ等の機器は小型
化、薄型化の要望が著しいものがある。
【0003】このような小型化、薄型化の要望に対し、
従来、テープレコーダ等の基板装置(複合成形基板装
置)においては他の金属板を固定する場合にかしめ、及
びビス止め等で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の基板装置は、かしめ等で行うと基板の背面に
固定部分が突出することになり、薄型化のさまたげにな
る、また作業時間が多くなると言う欠点を有していた。
またビス止め等で行うとビス等のスペースを確保しなけ
ればならず、従って小型化のさまたげになる、また作業
時間が多くなりコストがかかる、更に機器の運送時の振
動等により上記ビス等がゆるんでしまうという問題点を
有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単
な構成で、安価に小型化、薄型化が可能な複合成形基板
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の複合成形基板装置は、金属板の貫通孔に樹脂
材料を充填した支柱等を一体成形して形成するテープレ
コーダ等の複合成形基板であって、樹脂材料を充填する
貫通孔を形成した第1の金属板と、その第1の金属板と
重なり合うように配置され、上記第1の金属板の貫通孔
と対応する位置に貫通孔を形成した第2の金属板と、上
記第1の金属板に形成した貫通孔及び第2の金属板に形
成した貫通孔とに共通に充填されて両金属基板を重ねて
一体的に構成するべく支柱等を一体的に形成した樹脂成
形部材とを構成したものである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、基板に他の金
属板を固定するとき、かしめ及びビス止め等が必要ない
ので簡単な構成で安価に小型化、薄型化ができる、また
樹脂材料の収縮で密着度が高くなり、固定が安定すると
共に振動等により固定がゆるむこともないこととなる。
【0008】
【実施例】以下本発明複合成形基板装置の実施例につい
て、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
【0009】図1〜図3は本発明の実施例における複合
成形基板装置をテープレコーダに応用した例を示すもの
で、特にモータ装置を固定したものである。
【0010】図において、58は導電性金属板で形成さ
れたテープメカニズムの上基板1に構成したモータ装置
であり、マグネット59が固着されたヨーク60,回転
軸61を圧入保持したボス62で構成されたマグネット
ロータ63と、複数のコイル(図示せず)を有したモー
タ基板64と、バックヨーク65とを備え、図示しない
電気的制御回路で上記マグネットロータ63を時計方向
及び反時計方向に回転駆動するように構成されている。
これらの構成は周知の方法であるので詳述はしない。上
記回転軸61は上記上基板1に樹脂材料で一体成形され
たメタル保持部66の圧入部66aに圧入保持されたメ
タル67に回転自在に支持され、球面状に形成された先
端部61aは上記メタル67と共に上記メタル保持部6
6の圧入部66aに挿入された導電性樹脂材料で形成さ
れたシート状のスラスト受け68に当接するように構成
され、上記マグネット59の磁気力による上記上基板1
方向へのスラスト力を受けるように構成されている。
【0011】上記メタル保持部66は、上記上基板1に
樹脂材料で一体成形された樹脂成形部材であり、その上
記上基板1への一体成形は、上記上基板1の上記スラス
ト受け68の周辺部に形成された複数の貫通孔1bに面
取り部1cを設け、これらの貫通孔1b及び面取り部1
cに樹脂材料を充填して上記上基板1に固着するように
構成されている。上記モータ基板64は上記上基板1
形成した貫通孔1d及び面取り部1eに樹脂材料で固
定的に一体成形された複数の支柱69に複数のビス70
で固定されている。71は金属板で形成された磁気シー
ルド板で、上記上基板1に重なり合うように配置され
て、上記メタル保持部66及び複数の支柱69の樹脂成
形部材の一体成形によって当該上基板1に固定されてい
る。すなわち、第2の金属板である磁気シールド板71
には、図1及び図2に示すように、第1の金属板である
上基板1の貫通孔1b,1dに対応する位置に当該孔1
b,1dより若干大径の貫通孔71b,71dを形成
し、メタル保持部66及び複数の支柱69を一体成形す
る際に、両貫通孔1b,71b及び1d,71dにそれ
ぞれ共通に樹脂材料を充填するようにしている。72は
中継プーリで上記上基板1の軸73にメタル74と共に
回転自在に設けられ、大径部72a及び上記モータ装置
58のマグネットロータ63のプーリ部63aに懸架さ
れたモータベルト75により上記マグネットロータ63
の回転が伝達されるように構成されている。
【0012】以上のように本実施例によれば、上記磁気
シールド板71は上記上基板1に上記メタル保持部6
6、複数の支柱69と共に一体成形され、上記メタル保
持部66、複数の支柱69の成形後の樹脂材料の収縮で
上記上基板1に密着して固定される。
【0013】本実施例は上基板1にモータ装置58の磁
気シールド板71を上記メタル保持部66、複数の支柱
69と共に一体成形され、上記メタル保持部66、複数
の支柱69により固定するようになっているが、他にも
応用できることは言うまでもないことである。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、金属板の貫通孔
樹脂材料を充填した支柱等を一体成形して形成するテ
ープレコーダ等の複合成形基板であって、樹脂材料を充
填する貫通孔を形成した第1の金属板と、その第1の金
属板と重なり合うように配置され、上記第1の金属板の
貫通孔と対応する位置に貫通孔を形成した第2の金属板
と、上記第1の金属板に形成した貫通孔及び第2の金属
板に形成した貫通孔とに共通に充填されて両金属基板を
重ねて一体的に構成するべく支柱等を一体的に形成した
樹脂成形部材とを構成したので、かしめ及びビス止め等
が必要なく、簡単な構成で安価に小型化、薄型化がで
き、また樹脂材料の収縮で密着度が高くなって、固定が
安定すると共に振動等により固定がゆるむこともない。
したがって、剛性が大きくなり、落下等の衝撃に対して
も強くなると共に、外力による変形も少なくなるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における複合成形基板装置の部
分断面図で特にモータ装置を固定した状態を示す図
【図2】同装置の要部背面図
【図3】同装置のモータ装置のメタル構造部分を示す部
分断面図
【符号の説明】
1 上基板 66 メタル保持部材 69 支柱 71 磁気シールド板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板の貫通孔に樹脂材料を充填した支
    柱等を一体成形して形成するテープレコーダ等の複合成
    形基板であって、樹脂材料を充填する貫通孔を形成した第1の金属板と、 その第1の金属板と重なり合うように配置され、上記第
    1の金属板の貫通孔と対応する位置に貫通孔を形成した
    第2の金属板と、 上記第1の金属板に形成した貫通孔及び第2の金属板に
    形成した貫通孔とに共通に充填されて両金属基板を重ね
    て一体的に構成するべく支柱等を一体的に形成した樹脂
    成形部材とを構成 したことを特徴とする複合成形基板装
    置。
JP5307851A 1993-12-08 1993-12-08 複合成形基板装置 Expired - Fee Related JP2529527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307851A JP2529527B2 (ja) 1993-12-08 1993-12-08 複合成形基板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5307851A JP2529527B2 (ja) 1993-12-08 1993-12-08 複合成形基板装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1071318A Division JPH0828953B2 (ja) 1989-03-22 1989-03-22 モータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0774483A JPH0774483A (ja) 1995-03-17
JP2529527B2 true JP2529527B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=17973945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5307851A Expired - Fee Related JP2529527B2 (ja) 1993-12-08 1993-12-08 複合成形基板装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2529527B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008185591A (ja) * 2008-02-22 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp 加速度検出装置
US10125456B2 (en) 2015-07-10 2018-11-13 Harsco Technologies LLC Workhead assembly for rail applications

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5520231U (ja) * 1978-07-24 1980-02-08
JPS5713832U (ja) * 1980-06-27 1982-01-23
JPS5742032U (ja) * 1980-08-22 1982-03-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0774483A (ja) 1995-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN2342532Y (zh) 多用途的振动和呼叫声发生装置
KR920010957B1 (ko) 브러시레스모우터
JP2013099094A (ja) ブラシレスモータ
JP2529527B2 (ja) 複合成形基板装置
JP2532489Y2 (ja) 刷子レスモータ
GB2272028A (en) Motor mounting bearing structure
JPH0744816B2 (ja) ブラシレスモ−タ
JPH05207685A (ja) 小型モータ
JP2003088805A (ja) ブラシレス振動モータ
JP3402063B2 (ja) ステッピングモータ
JP2961755B2 (ja) モータ装置
JP2003032987A (ja) モータ
JP2975156B2 (ja) 回転駆動装置
JP2005073409A (ja) ステッピングモータ
JPH0416627Y2 (ja)
JP3112197B2 (ja) モータ
JP2946549B2 (ja) モータ
JP2563739Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0545100Y2 (ja)
JPH0828953B2 (ja) モータ装置
JPH0730572U (ja) 小型モータ
JPH06231437A (ja) 回転ヘッドドラム装置
KR20010064916A (ko) 편평형 진동 모터
JPH0711871U (ja) 偏心ウエイト付き振動モータ
JPH10285872A (ja) シャフトの一端を回路基板に固定したファンモータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees