JPH0545100Y2 - - Google Patents

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JPH0545100Y2
JPH0545100Y2 JP15359487U JP15359487U JPH0545100Y2 JP H0545100 Y2 JPH0545100 Y2 JP H0545100Y2 JP 15359487 U JP15359487 U JP 15359487U JP 15359487 U JP15359487 U JP 15359487U JP H0545100 Y2 JPH0545100 Y2 JP H0545100Y2
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motor
circuit
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screw hole
motor bracket
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、モータ用回路基板に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のブラシレスモータに於ては、第5図に示
すように、回路膜体aを金属基板bに接着させた
モータ用回路基板cを、モータブラケツトdの内
側面eに取付けるには、ビスfを用いて行つてい
た。gはモータブラケツトdに付設したネジ孔で
ある。この場合金属基板bの表面iのうちビスf
……自体及びその近傍を含む一定の範囲hについ
ては、回路膜体aに導体部を設けることが出来
ず、ロスの部分が発生するため、有効パターン面
積が減少し、モータを少しでも小型化する場合の
障害となる、という問題を生じていた。
本考案は、上記問題点を解決し、回路膜体の実
質面積−有効パターン面積−を大きくしたモータ
用回路基板を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、金属基板の一部を逆ラツパ型に裏面
側へ塑性加工して、ボス部を形成し、該ボス部に
モータブラケツト取付用のネジ孔を設け、該ネジ
孔を密閉施蓋状に、回路膜体を該金属基板に接着
一体化した。
〔作用〕
ボス部を金属基板の裏面側に設けたので、該ボ
ス部に形成されたネジ孔に螺合する取付用ビスの
一部分が、金属基板の表面側へ突出することはな
い。従つて、回路膜体の導体部の一部に孔をあけ
たり、一部を切欠いたりすることは不要となる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図と第2図に於て、1は本考案に係るモー
タ用回路基板2を備えたブラシレスモータであつ
て、このブラシレスモータ1は、モータブラケツ
ト11と、該モータブラケツト11に固着された
枢支軸3と、該枢支軸3の外周面4に固着された
ステータ5と、軸受6,6を介して該枢支軸3に
回転可能に支持されると共に磁気記録用デイスク
7……を取付けるためのハブ8と、該ハブ8の内
周面9に設けられると共に上記ステータ5の外径
側に配置されるロータマグネツト10と、を備え
ている。上記回路基板2は、モータブラケツト1
1の内側面12に取付けられており、具体的に
は、該内側面12に形成された凹所13内の内平
面14に当接状として、ビス15……にて固着さ
れる。
なお、上記ハブ8の一端面16と回路基板2と
の間には、ホール素子、ホールIC等からなるロ
ータ位置検出器18……が1箇所乃至複数箇所に
設けられ、該検出器により、例えばハブ8の上記
一端面16に埋設したマグネツトの回転位置を検
出したうえ、これからの検出信号に基づいてステ
ータコイル17への通電が切換制御され、このモ
ータは回転する。
しかして、上記モータ用回路基板2は、第2図
に示すように、金属基板19の一部を逆ラツパ型
に裏面20側へ塑性加工して、ボス部21……を
形成し、該ボス部21……にモータブラケツト1
1取付用のネジ孔22を設け、該ネジ孔22……
を密閉施蓋状に、回路膜体23を該金属基板19
に接着一体化して構成したものである。該金属基
板19は、磁性鋼板等からなり、磁気又は静電シ
ールド板を兼用している。該金属基板19の平面
形は略円形環状であるが、図例のものは円周方向
の途中一部に切欠部25が形成されている。な
お、金属基板19は、アルミを材料とすることも
可能である。上記ボス部21……は、例えばバー
リング等のプレス加工によつて円周方向等ピツチ
の位置に設けられる。ボス部21……を裏面20
側へのみ突出状としたので金属基板19の表面2
4全体は、複数箇所に孔26……を有するが、平
坦面となる。上記回路膜体23は、所定の電気回
路を構成する膜状回路導体部と、弾性絶縁膜と、
からなり(図示省略する)、第3図に示すように、
ボス部21……及びネジ孔22……を形成した
後、金属基板19の表面24に矢印で示すように
接着剤にて接着される。
モータブラケツト11の凹所13内の内平面1
4には、さらに小凹所27……が付設され、該小
凹所27内にボス部21を突出状として、該内平
面14と金属基板19の裏面20とが当接してい
る。28は取付孔であり、29はモータブラケツ
ト11の外面30に付設した座ぐり部であつて、
これによりビス頭部がモータブラケツト11の外
面30から突出することはない。
なお、膜状回路導体部と接続するリード線31
は、モータブラケツト11の所定位置に形成され
た挿通孔32からモータ外部へ引き出される。
回路基板2をモータブラケツト11に取付ける
には既述のように凹所13内の内平面14に金属
基板19を当接状とした後、ビス15をボス部2
1のネジ孔22に螺合すればよい。
第4図に示すように、取付孔28及び小凹所2
7等を長孔とすることによつて、回路基板2を円
周方向にスライドさせることができ、ロータ位置
検出器18……のタイミング調整が容易に行え
る。
上記実施例の場合と異なり、枢支軸3をモータ
ブラケツト11に回転可能に枢支すると共に、該
枢支軸3にハブ8を固着し、ロータマグネツト1
0と共に回転する等の他の形式のブラシレスモー
タ(図示せず)に適用してもよい。
上記実施例によれば、従来のように、取付用ビ
スが回路膜体23の導体部を貫通するような不具
合もなく、ボス部21……の孔26……を含む金
属基板19の表面24全体に渡つて連続的に被覆
状とすることができる。従つて、電気回路である
膜状回路導体部の配線模様を形成するに際し、配
置的には何の支障もない。
なお、回路膜体23は可撓性のもの及び剛性の
大きいもののいずれであつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上述の構成により次のような顕著な
実用的効果を奏する。
回路基板2の一部をビス15……が貫通しな
いので、実質的な面積を拡大することができ
る。従つて、金属基板19の表面24を有効に
利用することが出来る。
一定外形の回路基板2における、実質的に活
用し得る面積を−有効パターン面積−大きくと
ることが出来て、ブラシレスモータの小型化の
要請に対応することが可能となる。
ネジ孔22を有するボス部21……を別途製
作して、溶接等により金属基板19に接合する
方法では、基板19に歪みが発生し、さらに有
効ネジ長を確保するのにどうしてもボス部21
……を長くしなければならないが、本考案によ
ればこのような欠点はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面正面図、
第2図は要部拡大断面図、第3図は作用説明図、
第4図は他の実施例を示す一部省略断面図であ
る。第5図は従来例を示す断面図である。 11……モータブラケツト、19……金属基
板、20……裏面、21……ボス部、22……ネ
ジ孔、23……回路膜体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属基板19の一部を逆ラツパ型に裏面20側
    へ塑性加工して、ボス部21を形成し、該ボス部
    21にモータブラケツト11取付用のネジ孔22
    を設け、該ネジ孔22を密閉施蓋状に、回路膜体
    23を該金属基板19に接着一体化したことを特
    徴とするモータ用回路基板。
JP15359487U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH0545100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15359487U JPH0545100Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

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JP15359487U JPH0545100Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0158285U JPH0158285U (ja) 1989-04-12
JPH0545100Y2 true JPH0545100Y2 (ja) 1993-11-17

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