JPH0636556Y2 - 基 板 - Google Patents

基 板

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JPH0636556Y2
JPH0636556Y2 JP11631187U JP11631187U JPH0636556Y2 JP H0636556 Y2 JPH0636556 Y2 JP H0636556Y2 JP 11631187 U JP11631187 U JP 11631187U JP 11631187 U JP11631187 U JP 11631187U JP H0636556 Y2 JPH0636556 Y2 JP H0636556Y2
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JP
Japan
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adjusting
attached
motor
flexible
motor bracket
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JP11631187U
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English (en)
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JPS6423782U (ja
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拓也 磯田
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Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はディスク用スピンドルモータ等に使用する基板
に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来の基板は、コネクタ部及びセンサ部とが一枚の円板
に固定されていた。即ちセンサ部の位置のみを微調整す
ることが出来なかった。
一般に、小型化されるディスク用スピンドルモータに基
板を取付ける場合、上記コネクタ部の位置は、ディスク
駆動装置の制御基板に対して正確な位置に取付けなけれ
ばならないから、自らセンサ部の位置も決定されること
となる。
しかし、モータの構造によっては、モータの組立後、オ
シロ等で波形を観測しながらモータの回転特性が最良と
なるように、(タイミングを調整すべく、)センサ部の
位置を微調整したい場合があるが、従来の一枚の円板に
コネクタ部及びセンサ部が付設されたものでは、それは
不可能であった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の基板は、モータブラケットに取付けられる基板
であって;外部回路に接続されるコネクタ部を有すると
共に、上記モータブラケットに固定される円弧状固定部
と;ロータ位置センサが付設されると共に、上記モータ
ブラケットに取付位置が周方向に変更自在とされて取付
けられる円弧状調整部と;該円弧状調整部と上記円弧状
固定部とを、撓み余裕部を形成して接続する屈曲自在な
フレキシブルプリント基板部と;を備えている。
〔作用〕
上述の如く構成すれば、円弧状調整部と円弧状固定部と
が、撓み余裕部を形成する屈曲自在なフレキシブルプリ
ント基板部にて接続されているので、該調整部は、該プ
リント基板部を介して固定部に接続されたまま周方向に
移動可能となる。従って、この基板をブラケットに取付
ける場合、固定部を固定した後、モータ組立て時のバラ
ツキに応じて、モータの回転特性が最良となるセンサの
位置を決定するように、調整しながら、調整部をこのブ
ラケットに取付けることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
第1図は本考案に係る基板1が取付けられたディスク用
スピンドルモータを示し、このスピンドルモータは、円
筒ボス部2を有するモータブラケット3と、該円筒ボス
部2にベアリング4,4を介して回転自在に枢支される回
転軸5と、該回転軸5に固着されて該回転軸5と一体状
に回転するロータ6と、上記円筒ボス部2に外嵌される
ステータ7と、を備えている。また、ロータ6は、略倒
立碗型のロータ本体部15と、該本体部15の内周面にマグ
ネットヨーク39を介して取付けられるロータマグネット
8と、からなり、該ロータ本体部15の外周面に、磁気記
録用ディスク(図示せず)が取付けられる。
しかして、基板1は、モータブラケット3のフランジ9
に取付けられ、第2図に示す様に、外部配線に接続され
るコネクタ部10を有する円弧状固定部11と、ホール素
子、ホールIC等からなるロータ位置センサ12が付設され
る円弧状調整部13と、該調整部13と固定部11とを接続す
るフレキシブルプリント基板14と、を備えて、全体略円
環状とされている。
そして、円弧状固定部11は、表面19にプリント配線回路
部を有し、裏面20に上記コネクタ部10が突設されてい
る。また、このコネクタ部10は、第1図に示す様に、カ
バー16と、上記プリント配線回路部から連設されるコネ
クタ端子17…と、からなり、該カバー16がブラケット3
のフランジ9に貫設された取付孔18に嵌合されて、この
固定部11が。モータブラケット3(つまり、フランジ
9)の定位置に取付けられる。そして、このコネクタ端
子17…が外部回路に接続される。
また、調整部13は、上記固定部11と同様、表面21にプリ
ント配線回路部を有し、該回路部に上記位置センサ12が
接続され、取付位置が周方向に変更自在とされてブラケ
ット3(つまり、フランジ9)に取付けられる。即ち、
第2図に示す様に、該フランジ9に周方向の長円形状ス
リット22,22を貫設すると共に、調整部13に円形状の貫
孔23,23を貫設し、該スリット22と貫孔23に第4図の仮
想線で示す様にボルト・ナットからなる固着具24のボル
ト36のねじ部を挿通し、該ねじ部にナット37を螺着し
て、該調整部13をフランジ9に取付ける。従って、第4
図に示す矢印の如く固着具24がスリット22内を移動する
ことができ、その移動に対応して、この調整部13は周方
向に移動可能とされる。
次に、フレキシブルプリント基板部14は、膜状回路導体
部を2枚の弾性絶縁膜にてサンドウィッチ状に重ね合わ
せたもので、具体的には、フレキシブルプリント基板部
14は、合成樹脂製の上記弾性絶縁膜の表面に銅板を貼付
けエッチング処理等を行うことによって、所定の配線模
様が形成されてなる上記膜状回路導体部を形成すると共
に、該膜状回路導体部の表面に、さらに別の弾性絶縁膜
を被覆して形成し、屈曲可能としている。
そして、このフレキシブルプリント基板部14は、両端部
26,27の幅寸法が固定部11及び調整部13の幅寸法と略同
一とされ、一端部26が調整部の一端部28に取付けられ、
他端部27が該調整部13の一端部28に対応する固定部11の
一端部29に取付けられる。このとき、第3図に示す様
に、この基板部14には撓み余裕部30が形成される。25…
は該基板部14の配線を固定部11及び調整部13の対応する
各配線に接続するためのハンダ付け部である。
また、このフレキシブルプリント基板部14に対応するフ
ランジ部9には、第3図に示す様に、該基板部14にて形
成され撓み余裕部30が介在される逃げ孔31が貫設されて
いる。
なお、図示省略するが、切欠部や凹所をフランジ部9に
設けて撓み余裕部30との干渉を逃げるも好ましい。
従って、第2図に示す状態(つまり、貫孔23,23がスリ
ット24,24の一端32に対応する状態)から、調整部13を
周方向に沿って、第2図に示す矢印A方向に摺動させれ
ば、該調整部13は、第5図及び第4図に示す様に、貫孔
23,23が夫々スリット24,24の他端33に対応する位置とな
るまで、この調整部13を移動させることができる。この
とき基板部14の撓み余裕部30は、第3図の仮想線で示す
ように、より一層撓み、相対面する固定部11と調整部13
の端面34,35間が接近する。また、第5図に示す状態か
ら調整部13を矢印Bの如く揺動させれば、第2図に示す
状態に戻すことができる。
すなわち、固着具24のボルト36をスリット22,及び貫孔2
3に挿通して、第2図に示す状態のときに、該ボルト36
にナット37を螺着すれば、この状態にて、調整部13をブ
ラケット3(つまり、フランジ9)に取付けることがで
き、また、第2図に示す状態から調整部13を矢印A方向
に摺動させてゆけば、第5図に示す状態までの任意の位
置にこの調整部13をフランジ9に取付けることができ
る。
しかして、この基板1を第1図に示す様なディスク用ス
ピンドルモータに取付けるには、まず、固定部11のコネ
クタ部10のカバー16をフランジ9の取付孔18に嵌合させ
た状態にて、該固定部11を該フランジ9に取付ける。な
お、この場合、図示省略したが、該固定部11はフランジ
部9にボルト・ナット等の固着具等にて取付けられる。
そして、調整部13を、スリット22及び貫孔23を介して、
固着具24にてフランジ部9に任意位置に取付け、(いわ
ゆるかり止め状態として、)その後、固着具24を緩め
て、調整部13を周方向に移動させながら位置センサ12の
位置を変化させながら、位置センサ12からの検出信号に
基づいてステータ7への通電の切換制御のタイミングを
調整し、このモータに最適となる位置センサ12の位置、
つまり、調整部13の位置を見つけ出し、その位置にて、
該調整部13を、固着具24を締め付け、確実にフランジ部
9に取付ける。
従って、外部に対して位置の変更できないコネクタ部10
を移動させることなく、調整部13の位置を調整してモー
タブラケット3に取付けることができ、モータ組み立て
時のバラツキを補正することができる。
次に、第6図は他の実施例を示し、この場合の固定部11
及び調整部13は、夫々、磁性鋼等からなる本体部11a,13
aと、該本体部11a,13aの各々の表面を被覆する上記フレ
キシブルプリント基板14と一体状のプリント基板からな
る可撓回路膜体38と、からなる。即ち、この場合、該可
撓回路膜体38がフレキシブルプリント基板部14を形成す
るものであって、また、固定部11には、該固定部11の可
撓回路膜体38の回路部に接続されるコネクタ部10(図示
省略)が設けられ、さらには、調整部13には、該調整部
13の可撓回路膜体38の回路部に位置センサ12(図示省
略)が接続される。
しかして、この場合の基板1も、調整部13には貫孔23が
設けられ、かつ、可撓回路膜体38にて、撓み余裕部30を
有するフレキシブルプリント基板部14を形成しているの
で、該調整部13は、その取付位置が周方向に変更自在と
されてモータブラケット3に取付けられる。従って、第
2図に示す基板1と同様、該調整部13の位置を、調整し
て、最良の位置に取付けることができる。なお、可撓回
路膜体38と、両本体部11a,13aとは、接着剤にて接着さ
れている。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば、こ
の基板1が使用されるモータとしては、図例のようなア
ウターロータタイプに限らず、インナーロータタイプ
や、インハブタイプ等の種々のモータに使用するも好ま
しく、また、調整部13を調整自在にブラケット3に取付
けるためのスリット22の数は勿論自由である。なお、ス
リット22の数が増減すれば、勿論その数に応じて貫孔23
の数も増減する。
〔考案の効果〕
本考案の基板1は、調整部13が、フレキシブルプリント
基板部14を介して、固定部11に接続されているので、外
部に対して位置の変更できないコネクタ部10を移動させ
ることなく、調整部13の位置を調整してモータブラケッ
ト3に取付けることができる。つまり、位置センサ12の
位置を調整して、該位置センサ12からの検出信号に基づ
いて行なうステータ7への通電を切換制御のタイミング
調整を、コネクタ部10を固定したままで行うことができ
るので、該位置センサ12を、モータの組み立て時の夫々
のバラツキに対応して、夫々のモータの最良の位置に付
設することができ、さらに、その取付作業は簡単かつ迅
速にしかも正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すと共にその取付状態を
示す断面図、第2図は第1図におけるX−X線断面矢視
図、第3図と第4図は夫々要部拡大断面図、第5図は調
整部の取付位置が第2図に示す状態と相違する場合の第
1図のX−X線断面図に対応する断面矢視図、第6図は
他の実施例の要部拡大断面図である。 3……モータブラケット、10……コネクタ部、11……円
弧状固定部、12……位置センサ、13……円弧状調整部、
14……フレキシブルプリント基板部、30……撓み余裕
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータブラケット3に取付けられる基板で
    あって、 外部回路に接続されるコネクタ部10を有すると共に、上
    記モータブラケット3に固定される円弧状固定部11と、 ロータ位置センサ12が付設されると共に、上記モータブ
    ラケット3に取付位置が周方向に変更自在とされて取付
    けられる円弧状調整部13と、 該円弧状調整部13と上記円弧状固定部11とを、撓み余裕
    部30を形成して接続する屈曲自在なフレキシブルプリン
    ト基板部14と、 を備えることを特徴とする基板。
JP11631187U 1987-07-29 1987-07-29 基 板 Expired - Lifetime JPH0636556Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11631187U JPH0636556Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 基 板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11631187U JPH0636556Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 基 板

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Publication Number Publication Date
JPS6423782U JPS6423782U (ja) 1989-02-08
JPH0636556Y2 true JPH0636556Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31358733

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JP11631187U Expired - Lifetime JPH0636556Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29 基 板

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JP (1) JPH0636556Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7663274B2 (en) 2004-09-21 2010-02-16 Nidec Corporation Motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7663274B2 (en) 2004-09-21 2010-02-16 Nidec Corporation Motor

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JPS6423782U (ja) 1989-02-08

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