JP2016119806A - センサマグネット固定構造及びその固定構造を備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両 - Google Patents

センサマグネット固定構造及びその固定構造を備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両 Download PDF

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利昌 和田
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【課題】少ない部品で組込み性良く、センサマグネットをモータシャフト(回転軸)に堅固に固定し、回り方向の緩みや抜けの生じないセンサマグネット固定構造を提供し、それを備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両を提供する。【解決手段】回転軸101に取付けられたセンサマグネット200の回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造であり、回転軸101の一端部に固定用支柱130が形成されセンサマグネット200に設けられた装着孔が固定用支柱130に嵌合され、固定用支柱130及びセンサマグネット200に係合する押えプレート210が固定用支柱の先端部に取付けられた構造である。【選択図】図10

Description

本発明は、制御基板を有するコントロールユニットをモータ(ブラシレスモータ)のモータシャフト(回転軸若しくはロータ回転軸)の出力側と反対側に装着した構成であり、モータシャフトの一端部に着磁されたセンサマグネットを固定し、そのセンサマグネットの回転角度を制御基板に設置した磁気検出素子により磁気的に検出する回転角度センサを構成するセンサマグネット固定構造及びその固定構造を備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両に関する。
車両に搭載される電動パワーステアリング装置は、少なくとも操舵トルクに基づいて演算された電流指令値により、車両の操舵系にモータ(例えばブラシレス3相モータ)によるアシスト力を付与するものであり、ブリッジ回路で成るインバータによって駆動制御される。
モータを制御するモータ制御装置を搭載した装置として電動パワーステアリング装置(EPS)があり、電動パワーステアリング装置は、車両のステアリング機構にモータの回転力で操舵補助力(アシスト力)を付与するものであり、インバータから供給される電力で制御されるモータの駆動力を、ギア等の伝達機構により、ステアリングシャフト或いはラック軸に操舵補助力を付与する。
かかる従来の電動パワーステアリング装置は、操舵補助力のトルクを正確に発生させるため、モータ電流のフィードバック制御を行っている。フィードバック制御は、操舵補助指令値(電流指令値)とモータ電流検出値との差が小さくなるようにモータ印加電圧を調整するものであり、モータ印加電圧の調整は、一般的にPWM(パルス幅変調)制御のデューティの調整で行っており、モータとしては保守性などに優れたブラシレスモータが一般的に使用されている。
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を図1に示して説明すると、ハンドル1のコラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)2は減速ギア3、ユニバーサルジョイント4a及び4b、ピニオンラック機構5、タイロッド6a,6bを経て、更にハブユニット7a,7bを介して操向車輪8L,8Rに連結されている。また、コラム軸2には、ハンドル1の操舵トルクを検出するトルクセンサ10及び操舵角θを検出する舵角センサ14が設けられており、ハンドル1の操舵力を補助するモータ20が減速ギア3を介してコラム軸2に連結されている。電動パワーステアリング装置を制御するコントロールユニット(ECU)30には、バッテリ13から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。コントロールユニット30は、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTsと車速センサ12で検出された車速Vsとに基づいてアシスト(操舵補助)指令の電流指令値の演算を行い、電流指令値に補償等を施した電圧制御指令値Vrefによって、EPS用モータ20に供給する電流を制御する。
なお、舵角センサ14は必須のものではなく、配設されていなくても良く、また、モータ20に連結されたレゾルバ等の回転位置センサから操舵角を取得することも可能である。
コントロールユニット30には、車両の各種情報を授受するCAN(Controller Area Network)40が接続されており、車速VsはCAN40から受信することも可能である。また、コントロールユニット30には、CAN40以外の通信、アナログ/ディジタル信号、電波等を授受する非CAN41も接続可能であり、コントロールユニット30は電子部品等を装着された制御基板を有している。
コントロールユニット30は主としてCPU(MCU、MPU等も含む)で構成されるが、そのCPU内部においてプログラムで実行される一般的な機能を示すと図2のようになる。
図2を参照してコントロールユニット30の機能及び動作を説明すると、トルクセンサ10で検出された操舵トルクTs及び車速センサ12で検出された(若しくはCAN50からの)車速Vsは、電流指令値Iref1を演算する電流指令値演算部31に入力される。電流指令値演算部31は、入力された操舵トルクTs及び車速Vsに基づいてアシストマップ等を用いて、モータ20に供給する電流の制御目標値である電流指令値Iref1を演算する。電流指令値Iref1は加算部32Aを経て電流制限部33に入力され、最大電流を制限された電流指令値Irefmが減算部32Bに入力され、フィードバックされているモータ電流値Imとの偏差I(Irefm−Im)が演算され、その偏差Iが操舵動作の特性改善のためのPI制御部35に入力される。PI制御部35で特性改善された電圧制御指令値VrefがPWM制御部36に入力され、更に駆動部としてのインバータ37を介してモータ20がPWM駆動される。モータ20の電流値Imはモータ電流検出器38で検出され、減算部32Bにフィードバックされる。インバータ37は駆動素子としてFETが用いられ、FETのブリッジ回路で構成されている。
加算部32Aには補償信号生成部34からの補償信号CMが加算されており、補償信号CMの加算によって操舵システム系の特性補償を行い、収れん性や慣性特性等を改善するようになっている。補償信号生成部34は、セルフアライニングトルク(SAT)34−3と慣性34−2を加算部34−4で加算し、その加算結果に更に収れん性34−1を加算部34−5で加算し、加算部34−5の加算結果を補償信号CMとしている。
このような電動パワーステアリング装置で使用されるモータは、高出力化、小型化、低騒音化の要求より、通常ブラシレスモータが採用される。このブラシレスモータの駆動制御には、ロータの位置検出センサが必要になるが、そのロータの位置検出センサとしてレゾルバを用いる場合、レゾルバのロータに対するステータの回転方向の位置を高精度に調整する必要がある。
このため、組付け性も考慮して、出力側におけるモータケースの外側にレゾルバを配置して、外部からレゾルバステータの位置調整を可能としたもの(例えば特許第3881351号公報(特許文献1))や、モータケース内にレゾルバを収納し、モータケース内部のレゾルバステータを外部から回転させる構造のもの(例えば特開2006−320189号公報(特許文献2))などが提案されている。
しかしながら、モータシャフトが突出した出力側にレゾルバを設けた場合には、例えばモータケースの出力側にあるフランジが大型化し、形状も複雑化し、部品点数も増加してしまう。また、モータケース内部にレゾルバを収納する構造の場合には、モータケース内部のレゾルバステータを外部から回転させなければならないため、構造の複雑化及び部品点数の増加を招く。このため、いずれの場合も高コスト化、組付性及び搭載性の悪化が避けられない。しかも、内部にレゾルバを配置する後者の場合には、レゾルバがモータのコイルからの熱の影響を受け易くなるなどの不具合が生じる。
かかる問題を解決したブラシレスモータ(角度センサ)として、特開2009−177968号公報(特許文献3)に示されるものがある。即ち、特許文献3のブラシレスモータ(角度センサ)は、図3に示すようにロータのモータシャフト(ロータ回転軸)101がブラシレスモータ本体100に軸受を介して収容された構造であって、モータケース内にはステータも収容されている。モータケースの前方側は、ロータの回転力をモータシャフト101により出力する出力側であり、当該モータケースの背面側の壁部には、モータシャフト101が貫通し、当該モータシャフト101がモータケースの外側まで突出しており、モータシャフト101の突出部分には角度センサとしてレゾルバ110が同軸に連結されている。
また、ブラシレスモータの背面側(レゾルバ110の外側)にはコントロールユニット(ECU)120が配設され、レゾルバ110の駆動信号及び角度検出信号の授受をハーネス111及びコネクタ112を介して、内臓の制御基板121との間で行うようになっている。
特許第3881351号公報 特開2006−320189号公報 特開2009−177968号公報 特開2013−7731号公報 特開2010−35411号公報
このように従来の構成では、ブラシレスモータの回転角度センサとしてレゾルバが使用されている。そのため、レゾルバとコントロールユニットを電気的に接続するために、ハーネスやコネクタなどの接続部品が必要になっている。また、従来の構成では、機能継続のために多重系を構成する場合、レゾルバを2つ直列に並べる必要があるため、センサに必要なサイズが2倍になってしまい、大型化する問題がある。更に、多重系を構成するために複数のレゾルバを使用した場合、それぞれのレゾルバで交流磁場を発生させるため、レゾルバ間に磁気的な干渉が発生し、検出精度が悪化してしまうなどの問題が生じる。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本発明の目的は、センサとコントロールユニットを電気的に接続するための機構を別途配設する必要がなく、寸法及びコストを抑えることが可能であり、多重系を構成した場合でもセンサ間の磁気的な干渉などが発生せず、ロバスト性良く、回転角度を正確に検出することが可能な回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造及びそれを備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両を提供することにある。
特に本発明では、少ない部品で組込み性良く、センサマグネットをモータシャフト(回転軸)に堅固に固定し、回り方向の緩みや抜けの生じないセンサマグネット固定構造を提供することを目的とし、それを備えたモータ並びにそれを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両を提供することを目的とする。
本発明は回転軸に取付けられたセンサマグネットの回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造に関し、本発明の上記目的は、前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記固定用支柱に嵌合され、前記固定用支柱及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記固定用支柱の先端部に取付けられた構造により達成される。
本発明は回転軸に取付けられたセンサマグネットの回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造に関し、本発明の上記目的は、前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、基板及び円筒で成るマグネットホルダが前記固定用支柱に取付けられ、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記円筒に嵌合され、前記円筒及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記円筒の先端部に取付けられた構造により、或いは前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、前記回転軸及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記固定用支柱の底部に配設され、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記固定用支柱に嵌合され、前記マグネットホルダの円筒が前記装着孔に嵌合された構造により達成される。
また、本発明は、ステータ及びロータがモータケースに収容されており、モータシャフトの出力側とは反対側の一端部に固定されたセンサマグネットを備え、制御基板を有するコントロールユニットをモータ本体の背面側に装着できる構造であり、前記センサマグネットに対向するように配設された前記制御基板に磁気検出素子が設置されたモータに関し、本発明の上記目的は、前記モータシャフトと前記センサマグネットとの固定を上記構造とすることにより達成される。
本発明のセンサマグネット固定構造によれば、モータシャフト(回転軸)の一端部にセンサマグネット固定用の支柱を設け、固定用支柱に直接若しくはマグネットホルダを介してセンサマグネットを取り付けると共に、円環状の押えプレートを固定用支柱若しくはマグネットホルダの先端部に配設して固定している。そのため、センサマグネットが抜けることはなく、センサマグネットの回り及びモータシャフトに対する回り(緩み)を防止できる。また、固定用支柱若しくはマグネットホルダとセンサマグネットとは、凹形状の溝と凸状の突起部との凹凸係合で装着しているので、軸回りの緩みも生じない。
このようなセンサマグネット固定構造を有する回転角度センサを備えたモータによれば、センサマグネットとコントロールユニットの磁気検出素子を電気的に接続するための機構を別途構成する必要がなく、絶対角で回転角度を検出できると共に、寸法及びコストを抑えることができる。
電動パワーステアリング装置の概要を示す構成図である。 電動パワーステアリング装置のコントロールユニット(ECU)の構成例を示すブロック図である。 従来の角度センサ付きブラシレスモータの構造例を示す断面図である。 本発明のセンサマグネット固定構造を有するブラシレスモータの構造例を示す断面図である。 角度センサの原理を説明するための構造図である。 センサマグネットの一例を示す平面図である。 従来のセンサマグネットの固定構造例を示す分解斜視図である。 従来のセンサマグネットの固定構造例を示す斜視図である。 本発明に適用できるセンサマグネットの構造例を示す斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第1実施形態)を示す斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第1実施形態)を示す分解斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第1実施形態)を示す断面図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造(第1実施形態)に使用する取付けプレートの一例を示す斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第2実施形態)を示す斜視図である。 本発明に係るセンサマグネットの固定構造例(第2実施形態)を示す断面図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第3実施形態)を示す分解斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第4実施形態)を示す分解斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造(第6実施形態)を示す斜視図である。 センサマグネットの回り止め溝と磁界との関係を示す図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造例(第7実施形態)に使用するシャフト構造を示す斜視図である。 本発明に係るセンサマグネット固定構造(第8実施形態)に使用する取付けプレートの一例を示す斜視図である。 本発明のセンサマグネット固定構造を有するブラシレスモータの他の構造例(多重化)を示す断面図である。
本発明は、制御基板を有するコントロールユニットがモータシャフト(ロータ回転軸、回転軸)の一端部に配設され、モータシャフトの一端部に、モータシャフトと垂直に2極着磁(N極、S極)されたセンサマグネットが、少ない部品で組込み性良く堅固に固定されると共に、センサマグネットに対向する制御基板位置に、磁気抵抗効果素子(MR,AMR,GMR等)、磁気インピーダンス素子などの磁気検出素子が設置され、磁気検出素子によりセンサマグネットを介してモータシャフトの回転角度を絶対角で検出するようになっている回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造及びそれを備えたモータ(ブラシレスモータ)並びにそのモータを搭載した電動パワーステアリング装置及び車両である。
本発明のセンサマグネット固定構造は、モータシャフト(回転軸)の一端部にセンサマグネット固定用の支柱を設け、固定用支柱に直接若しくはマグネットホルダを介してセンサマグネットを取り付けると共に、軸方向押え片を具備する円環状の押えプレートを、固定用支柱若しくはマグネットホルダの先端部に配設して固定している。そのため、センサマグネットがモータシャフトから抜けることはなく、センサマグネットの回り(緩み)及びモータシャフトに対する回り(緩み)を防止できる。また、固定用支柱若しくはマグネットホルダとセンサマグネットとは、凹部形状の溝と突起部との凹凸係合で装着しているので、軸回りの緩みも生じない堅固な固定構造である。
コントロールユニットの制御基板に磁気検出素子を設置することにより、回転角度センサとコントロールユニットを電気的に接続するための機構が別に必要なくなるため、従来構造に比べ寸法及びコストを抑えることができ、特にブラシレスモータとして電動パワーステアリング装置への適用に適している。
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図4は本発明に係るブラシレスモータの構造を図3に対応させて示しており、ブラシレスモータ本体100のモータシャフト101の出力側とは反対側の一端部にセンサマグネット200が固定されている。ブラシレスモータ本体100の背面側には、制御基板121を有するコントロールユニット120が装着できるようになっていると共に、センサマグネット200に対向する制御基板121に、磁気抵抗効果素子(MR,AMR,GMR等)、磁気インピーダンス素子などの磁気検出素子122が設置されている。磁気検出素子122は非接触でセンサマグネット200の回転角度を検出できるので、磁気検出素子122とセンサマグネット200との間の配線は不要である。
センサマグネット200の回転角度を磁気検出素子202により検出できる原理は、図5に示すようにモータシャフト101に対して垂直にAD方向に着磁されることによって磁束線は発生するので、磁束線内に磁気検出素子202を配置することにより、磁束線量の変化に基づいてモータシャフト101ないしセンサマグネット200の回転角度を検出することができる。
センサマグネット200の平面図は例えば図6に示すようになっており、円盤部材の上半分がN極、下半分がS極の2極で構成されている。N極及びS極の磁石そのもので構成しても、円盤部材に磁石を配設(埋め込み等)して構成しても良い。センサマグネット200の平面形状は円形でなくても良く、矩形等であっても良い。
このような構造で、ブラシレスモータが駆動されるとモータシャフト101が回転し、モータシャフト101の一端部に固定されているセンサマグネット200も連動して回転する。センサマグネット200の回転は磁気的に磁気検出素子122で検出することができ、これにより回転角度を絶対値で検出することができる。
このように、回転するモータシャフトにセンサマグネット200を固定する構造では、従来ナール加工や位置決め用の環状溝などの特別な前加工を必要としていたが、前加工を必要とせず、しかも少ない部品で組込み性良く堅固に固定されることが要請されている。
モータ構造は異なるが、従来のセンサマグネット固定構造例として、例えば特開2013−7731号公報(特許文献4)に示されるモータ50では、図7に示すようにモータシャフト51の基端部分に固定されたホルダ52は非磁性金属で形成され、モータシャフト51が固定される装着部としての円筒部52−1と、円筒部52−1の基端端部から径方向外側に延出形成された円板部52−2と、円板部52−2の外周に形成された1対の固定部52−3とから構成されている。円筒部52−1及び円板部52−2の中央部には、軸方向に貫通する圧入孔52−4が形成されている。各固定部52−3の径方向内側には、円板状のセンサマグネット53が配置され、センサマグネット53の中心部には貫通孔53Aが形成されている。センサマグネット53は、固定部52−3の内周面にセンサマグネット53の外周面を内嵌させると共に、端面が円板部52−2と当接するように配置されて固定される。そして、ホルダ52及びセンサマグネット53は、ホルダ52の圧入孔52−4内にモータシャフト51が圧入されることにより、モータシャフト51に対して一体回転可能に固定される。その後、強磁性体で成るケース部材54及び55が外方より装着されて固定される。
しかしながら、このセンサマグネット固定構造では、部品点数が多く、ホルダ52の形状が複雑であり、ケース部材64,55にてセンサマグネット53を収納していると共に、接着剤を使用して固定する問題がある。
また、特開2010−35411号公報(特許文献5)で開示されているセンサマグネットホルダ60は、図8に示すような構造となっている。即ち、センサマグネットホルダ60は、円筒部と、その一端側を大径にしたフランジ部65、他端側のマグネット後端係止部62と、4個の板状のスナップフィット63とを一体に形成すし、フランジ部65を含む円筒部内径側にモータシャフト64の圧入部を形成する。板状のスナップフィット63は、その先端部外径側にマグネット前端係止部63Aを形成し、スナップフィット63のそれぞれを4辺の平坦内周面を有するセンサマグネット61の平坦面61Aに当接させ、マグネット後端係止部62とマグネット前端係止部63Aとの間にセンサマグネット61を係止するようにしている。
しかしながら、特許文献5の固定構造では、部品点数が多く、センサマグネット61自体に、スナップフィット63に係合する平坦面61Aを作成する必要があり、固定工程が煩雑でコストアップになる問題がある。
従って、本発明に係るセンサマグネット固定構造は、少ない部品で組込み性良く、しかも堅固にセンサマグネットをモータシャフト若しくは回転軸に固定する構造を提案する。
本発明に適用できるセンサマグネットは図6に示すような、軸に垂直な2極着磁構造に限られるものではなく、図9(A)〜(C)に示す構造でも良い。即ち、図9(A)のセンサマグネット200Aは軸方向に2段構造であり、軸方向に着磁されており、図9(B)のセンサマグネット200Bは水平方向(軸と垂直方向)に着磁された構造になっている。また、図9(C)は4極の構造例である。
図10〜図13は、本発明に係るセンサマグネット固定構造の第1実施形態を示しており、図10はセンサマグネット200がモータシャフト101の一端部に固定された外観を示す斜視図であり、図11はその分解斜視図である。また、図12はセンサマグネット固定構造の断面を示しており、図13は本発明に使用する取付けプレート210の一例を示す斜視図である。なお、本第1実施形態も含め、以下の実施形態でもセンサマグネット200の平面形状を円形としているが、形状は矩形や菱形等であっても良い。
図10に示すように、センサマグネット200はモータシャフト101の一端部に装着され、円環状の弾性部材で成る押えプレート210によって上方より押えられて固定されている。そして、図11に示すように、センサマグネット200を装着するモータシャフト101の一端部には、モータシャフト101の径よりも小さい径で、かつ頂部から離間した段差を持つ上面101Aから突出するように、円柱状の固定用支柱130が設けられている。固定用支柱130には、頂部から離れた周方向に沿って1条の凹部形状の押え溝131が設けられていると共に、表面の軸方向に沿って1条の凹部形状の回り止め溝132が設けられている。
また、センサマグネット200の軸方向中心部には、断面円形の貫通した装着孔201が設けられており、装着孔201の内径は固定用支柱130に嵌合する寸法となっている。装着孔201の表面には断面中心方向に向かって突起した、1条の係合用突起202が軸に沿って設けられており、係合用突起202は固定用支柱130の回り止め溝132と係合する寸法となっている。
更に押えプレート210は図11及び図13に示すように円環状の形状であり、弾性を有する材料で作製され、中心軸方向に向かってかつ少し下向きに4枚の矩形状の軸方向押え片213が設けられていると共に、上方に屈曲したシャフト回り止め片211及び下方に屈曲したマグネット回り止め片212が設けられている。弾性材で成っているため、シャフト回り止め片211、マグネット回り止め片212、軸方向押え片213はいずれもスプリング的な作用を有する。本例では軸方向押え片213を4枚、シャフト回り止め片211及びマグネット回り止め片212を各1枚としているが、これら枚数は任意である。
このような各部品の構造において、先ずセンサマグネット200をモータシャフト101に装着するが、センサマグネット200の装着孔201を固定用支柱130に挿入して嵌合させると共に、センサマグネット200の係合用突起202を固定用支柱130の押え溝131に係合させ、センサマグネット200の底面がモータシャフト101の上面101Aと接触する位置まで押し込む。その後、センサマグネット200の上面から突出している固定用支柱130に、押えプレート210を挿入して装着する。その際、図12に示すように、押えプレート210のマグネット回り止め片212が固定用支柱130の押え溝131に係合するように差し込むと共に、押えプレート210のシャフト回り止め片211を固定用支柱130の押え溝131に押し込むようにして装着する。
これにより、図10及び図12に示すように、センサマグネット200がモータシャフト101の一端部に堅固に固定される。
図14及び図15は、センサマグネット固定構造の第2実施形態を図10及び図12と対応させて示しており、センサマグネット200の軸部中央上面に断面円形状に窪んだ中央凹部203が設けられている。中央凹部203内の固定用支柱130に押えプレート210が押し込まれて装着されるので、中央凹部203の内径は押えプレート210の外径よりも大きくなっている。中央凹部203の窪みは、センサマグネット200の磁界を考慮した構造となっている。即ち、図15に示すように、制御基板121に設ける磁気検出素子122の配置により、センサマグネット200の磁界を最適位置にするため、マグネットを凹形状として磁気検出素子122との位置及び距離を設定する。
なお、中央凹部203の外周面(センサマグネット200の窪み内周面)には、テーパが付けられていても良い。テーパを付けることにより、組込み性を良くすることができると共に、テーパ角度及びプレートの軸方向押え力により隙間(ガタ)を抑えることができる。
図16に示す第3実施形態は、センサマグネット固定構造に、モータシャフト101とセンサマグネット200との間の介在部品となるマグネットホルダ140を用いる例である。即ち、モータシャフト101の一端部には丸棒円柱状の固定用支柱130Aが段差をもって設けられ、固定用支柱130Aは段差の上面101Aから突出した形状になっている。マグネットホルダ140は、底部の円盤状の基板141と、基板141から上方に突設された円筒142とで構成され、軸中央部には固定用支柱130Aに嵌合される貫通した取付け孔145が設けられている。また、円筒142の上部には凹状の押え溝143が周設されており、軸方向に沿って凹状形状の回り止め溝144が設けられている。センサマグネット200及び押えプレート210は、第1実施形態と同様な構造である。
このような部品構造において、先ずマグネットホルダ140の取付け孔145を固定用支柱130Aに嵌合させて押し込むと共に、セレーション加工又はスリット加工、ローレット加工等でマグネットホルダ140をモータシャフト101に固定して装着する。その後、モータシャフト101に固定されたマグネットホルダ140に、センサマグネット200の装着孔201を差し込んで押えると共に、センサマグネット200の係合用突起202をマグネットホルダ140の回り止め溝144に係合させる。更に前述と同様に、センサマグネット200から突出した円筒142の先端部に押えプレート210を挿入し、押えプレート210のマグネット回り止め片212がマグネットホルダ140の回り止め溝144に係合するように差し込むと共に、押えプレート210のシャフト回り止め片211をマグネットホルダ140の押え溝143に押し込むようにして装着する。
また、 図17に示すセンサマグネット固定構造の第4実施形態は、第3実施形態と同様にマグネットホルダ150を用いる例であり、図16に対応させて示している。本第4実施形態では、第3実施形態と同様にモータシャフト101の一端部に支柱130Aが設けられている。そして、マグネットホルダ150の円盤状の基板151が上部にあり、円筒152は下方に向いている。マグネットホルダ150の軸中央部には、固定用支柱130Aに嵌合される貫通した取付け孔155が設けられ、円筒152の下部には凹状の押え溝153が周設されており、軸方向に沿って凹状形状の回り止め溝154が設けられている。センサマグネット200及び押えプレート210の構造は前述の実施形態と同様である。
このような部品構造において、先ず押えプレート210を固定用支柱130Aに通して装着し、次いでセンサマグネット200の装着孔201を、突出した固定用支柱130Aに挿入して押し込む。次に、マグネットホルダ150の取付け孔155を固定用支柱130Aに嵌合させて押し込むと共に、セレーション加工又はスリット加工、ローレット加工等でマグネットホルダ150をモータシャフト101に固定して装着する。その際、マグネットホルダ150の回り止め溝154にセンサマグネット200の係合用突起202を係合させる。
第4実施形態の構造は、第3実施形態の構造の逆組込み構造となり、押えプレート210をシャフト(130A)及びセンサマグネット200の間に構成できるため、マグネットホルダ150とシャフト(130A)の圧入(嵌め合い)により、押えプレート210のはずれ防止となる。
また、センサマグネット200に対する磁界の影響をなくすため、押えプレート部品に非磁性体(樹脂等)を用いるようにしても良い(第5実施形態)。シャフトとセンサマグネットの間に非磁性体を構成することにより、シャフト(磁性体の場合)のマグネットの磁界をシャフトの構成に影響なく、センサ側に磁界を構成することができる。
更に、図18に示すように、センサマグネット200の着磁境界線205の内周面に回り止めの回り止め溝204A,204Bを設け、磁界の影響をなくすることもできる。この場合、センサマグネット200に係合する固定用支柱130若しくはマグネットホルダ140,150には、凸形状の回り止め突起が設けられる。図19(A)〜(C)はセンサマグネット200の磁界と回り止め溝204A,204Bの関係を示しており、センサマグネット200のN極、S極の境界線に回り止め溝204A,204Bを設けることにより、磁界の変化を少なくすることができる。
図20は、モータシャフト101の一端部の固定用支柱130(若しくは130A)にテーパを付けられている例を示しており、上方に向かって径が小さくなっている。組立時の部品挿入を容易にしている。また、図21は、押えプレート210のシャフト回り止め片211及びマグネット回り止め片212にそれぞれテーパを付けた例を示しており、各片の挿入が容易となる。
また、図22は多重化したモータ構造を図4に対応させて示しており、2個の磁気検出素子123A及び123Bが設置されている。かかる多重化のモータにも、同様にセンサマグネット固定構造の適用が可能である。モータシャフトに固定されたセンサマグネットの回転角度を複数の磁気検出素子により検出するため、多重系にしたことによるセンサ間の磁気的な干渉などは発生しないため、精度よく角度を検出することが可能である。
上述ではセンサマグネットの装着孔の軸中心に向かって突起した1条の係合用突起部を設け、モータシャフトの固定用支柱に、軸方向に沿った1条の回り止め溝を設けてセンサマグネットとモータシャフトを軸回転しないように係合させているが、逆にセンサマグネットの装着孔の外方に向かって1条の凹部溝を設け、モータシャフトの固定用支柱に1条の突起部を設けてセンサマグネットとモータシャフトが軸回転しないように係合させても良く、また、突起部及び凹部溝の条数は1条でなくても良く、任意の数で対応可能である。
1 ハンドル
2 コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)
10 トルクセンサ
12 車速センサ
14 舵角センサ
20、50 モータ
30、120 コントロールユニット(ECU)
51、64 モータシャフト
53、61 センサマグネット
60 センサマグネットホルダ
100 ブラシレスモ−タ本体
101 モータシャフト(回転軸、ロータ回転軸)
110 レゾルバ
111 ハーネス
112 コネクタ
121 制御基板
122,123A,123B 磁気検出素子
130、130A 固定用支柱
131 押え溝
132 回り止め溝
140、150 マグネットホルダ
145、155 取付け孔
200 センサマグネット
201 装着孔
202 係合用突起
203 中央凹部
205 着磁境界線
210 押えプレート
211 シャフト回り止め片
212 マグネット回り止め片
213 軸方向押え片

Claims (21)

  1. 回転軸に取付けられたセンサマグネットの回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造であり、
    前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記固定用支柱に嵌合され、前記固定用支柱及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記固定用支柱の先端部に取付けられた構造のセンサマグネット固定構造。
  2. 前記固定用支柱の軸方向に沿って突起部又は凹部溝が形成され、前記センサマグネットの内径方向に突起し、軸方向に沿って凹部溝又は突起部が形成され、前記センサマグネットの凹部溝又は突起部が前記固定用支柱の突起部又は凹部溝に係合するようになっている請求項1に記載のセンサマグネット固定構造。
  3. 前記固定用支柱の先端部に周方向に沿った押え溝が形成され、前記押えプレートにマグネット回り止め片及びシャフト回り止め片が形成され、前記マグネット回り止め片が前記センサマグネットの凹部溝又は突起部に係合すると共に、前記シャフト回り止め片が前記固定用支柱の押え溝に係合するようになっている請求項1又は2に記載のセンサマグネット固定構造。
  4. 前記センサマグネットの軸部中央上面に中央凹部が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造。
  5. 前記固定用支柱にテーパが付けられている請求項1乃至4のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造。
  6. 前記マグネット回り止め片及びシャフト回り止め片にテーパが付けられている請求項3乃至5のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造。
  7. 回転軸に取付けられたセンサマグネットの回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造であり、
    前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、基板及び円筒で成るマグネットホルダが前記固定用支柱に取付けられ、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記円筒に嵌合され、前記円筒及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記円筒の先端部に取付けられた構造のセンサマグネット固定構造。
  8. セレーション加工又はスリット加工又はローレット加工により、前記マグネットホルダを前記固定用支柱に取付けている請求項7に記載のセンサマグネット固定構造。
  9. 前記円筒の軸方向に沿って突起部又は凹部溝が形成され、前記センサマグネットの内径方向に突起し、軸方向に沿って凹部溝又は突起部が形成され、前記センサマグネットの凹部溝又は突起部が前記円筒の突起部又は凹部溝に係合するようになっている請求項7又は8に記載のセンサマグネット固定構造。
  10. 前記円筒の先端部に周方向に沿った押え溝が形成され、前記押えプレートにマグネット回り止め片及びシャフト回り止め片が形成され、前記マグネット回り止め片が前記センサマグネットの凹部溝又は突起部に係合すると共に、前記シャフト回り止め片が前記円筒の押え溝に係合するようになっている請求項7乃至9のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造。
  11. 前記円筒にテーパが付けられている請求項7乃至10のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造。
  12. 前記マグネット回り止め片及びシャフト回り止め片にテーパが付けられている請求項10又は11に記載のセンサマグネット固定構造。
  13. 回転軸に取付けられたセンサマグネットの回転角度を、対向位置に配設された磁気検出素子により検出する回転角度センサにおけるセンサマグネット固定構造であり、
    前記回転軸の一端部に固定用支柱が形成され、前記回転軸及び前記センサマグネットに係合する押えプレートが前記固定用支柱の底部に配設され、前記センサマグネットに設けられた装着孔が前記固定用支柱に嵌合され、前記マグネットホルダの円筒が前記装着孔に嵌合された構造のセンサマグネット固定構造。
  14. セレーション加工又はスリット加工又はローレット加工により、前記マグネットホルダを前記固定用支柱に取付けている請求項13に記載のセンサマグネット固定構造。
  15. 前記円筒の軸方向に沿って突起部又は凹部溝が形成され、前記センサマグネットの内径方向に突起し、軸方向に沿って凹部溝又は突起部が形成され、前記センサマグネットの凹部溝又は突起部が前記円筒の突起部又は凹部溝に係合するようになっている請求項13又は14に記載のセンサマグネット固定構造。
  16. 前記円筒の先端部に周方向に沿って押え溝が形成され、前記押えプレートにマグネット回り止め片及びシャフト回り止め片が形成され、前記マグネット回り止め片が前記センサマグネットの凹部溝又は突起部に係合すると共に、前記シャフト回り止め片が前記円筒の押え溝に係合するようになっている請求項15に記載のセンサマグネット固定構造。
  17. ステータ及びロータがモータケースに収容されており、モータシャフトの出力側とは反対側の一端部に固定されたセンサマグネットを備え、制御基板を有するコントロールユニットをモータ本体の背面側に装着できる構造であり、前記センサマグネットに対向するように配設された前記制御基板に磁気検出素子が設置されたモータであり、
    前記モータシャフトと前記センサマグネットとの固定を請求項1乃至16のいずれかに記載のセンサマグネット固定構造としているモータ。
  18. 前記磁気検出素子が2個若しくは3個以上の複数個設置されている請求項17に記載のモータ。
  19. 前記モータがブラシレスモータである請求項17又は18に記載のモータ。
  20. 請求項17乃至19のいずれかに記載のモータを搭載し、少なくとも操舵トルクに基づいて演算された電流指令値により、車両の操舵系にアシスト力を付与する電動パワーステアリング装置。
  21. 請求項20に記載の電動パワーステアリング装置を搭載している車両。
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