JP2008226929A - 電子部品ユニット - Google Patents

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【課題】意匠パネルに対する電子部品の位置精度を向上でき得る電子部品ユニットを提供する。
【解決手段】電子部品である回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16は、載置板18に固定配置され、電子基板12としてユニット化されている。また、電子部品ユニットの筐体を構成する意匠パネル24には、回転式スイッチ14の前端部およびヘッドホンジャック16に形成された端子孔を外部に露出させるための開口38,40が形成されている。開口38,40に対する電子部品14,16の位置精度を向上させるため、意匠パネル24には、載置板18に形成された第一溝32に挿し込まれる第一リブ50、および、載置板18の前端が挿し込まれる二つのリブ対52a,52bが形成されており、これら複数のリブにより、意匠パネル24に対する電子基板12の高さ方向および幅方向の位置決めが成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、1以上の電子部品を筐体に収容してユニット化した電子部品ユニットに関する。
現在、多数の電子部品、例えばスイッチや端子孔などを搭載した電子機器が知られている(例えば下記特許文献1など)。かかる電子機器では、各電子部品を互いに独立した別個の部品として組み付けるのではなく、予め、複数の電子部品を筐体に収容してユニット化した電子部品ユニットとして組み付けることがある。かかる電子部品ユニットでは、電子部品を筐体の内部に完全に収容するのではなく、電子部品の一部を外部に露出させなければならない場合もある。例えば、スイッチなどの電子部品は、ユーザからの操作を受け付ける操作受付部を、外部に露出させる必要がある。かかる場合、電子部品ユニットの筐体には、収容する電子部品の種類等に応じて、当該電子部品の一部を外部に露出させるための開口が形成されている。
特開平8−238992号公報
このとき、電子部品ユニットの見栄えを考えれば、電子部品の操作受付部と、筐体に形成された開口との間隙が均一となること、換言すれば、開口と操作受付部との相対位置関係が厳密に調整されることが望ましい。しかしながら、従来、電子部品が搭載された電子基板は、開口、あるいは、当該開口が形成された部材を基準として位置決めされていないため、開口に対する電子部品の位置がずれやすかった。
具体的に、従来の電子部品ユニットを例に挙げて、この問題について説明する。図6は従来の電子部品ユニット10の斜視図であり、図7は図6におけるB−B断面図である。また、図8は、当該電子部品ユニット10の分解斜視図である。
この電子部品ユニット10では、ボリュームスイッチである回転式スイッチ14とヘッドホンジャック16とを載置板18に固定配置することで構成された電子基板12を備えている。この電子基板12は、上カバー20、下カバー22、および、意匠パネル24で構成される筐体に収容される。ただし、電子部品である回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16は、筐体の内部に完全に収容されるのではなく、その一部は、外部に露出する。すなわち、回転式スイッチ14のうちユーザからの操作を受け付ける前端部およびヘッドホンジャック16の前端面に形成された端子孔は、外部に露出する必要がある。そのため、意匠パネル24には、回転式スイッチ14の前端部を外部に突出させるための開口38と、ヘッドホンジャック16の端子孔を外部に露出させるための開口40と、が形成されている。つまり、図8の図示例では、意匠パネル24が、電子部品の一部を外部に露出させる開口が形成された開口形成パネルとして機能する。なお、開口38から突出した回転式スイッチ14の先端には、スイッチノブ26が被せられ、その意匠性、操作性の向上が図られる。
ここで、従来、電子部品14,16が搭載された電子基板12の位置決めは、下カバー22を基準として行われていた。すなわち、下カバー22には、電子基板12が載置される位置決め用リブ74や、電子基板12に形成された位置決用孔70に挿入される位置決め用ピン72が形成されている。そして、一定の高さの位置決め用リブ74に載置されることで電子基板12の高さ方向の位置が、また、位置決用孔70に位置決め用ピン72が挿入されることで電子基板12の幅方向および奥行き方向の位置決めが行われていた。
この場合、意匠パネル24に対する電子基板12の位置誤差には、電子基板12と下カバー22との微細な位置誤差と、下カバー22と意匠パネル24との微細な位置誤差の両方が加わることになる。その結果、従来の構成では、意匠パネル24に対する電子基板12の位置誤差が大きくなりがちであった。そして、これにより、電子部品14,16の操作受付部と、意匠パネル24に形成された開口38,40と、の間隙が不均一になり、電子部品ユニット10の見栄えが低下するという問題を招いていた。また、位置誤差が大きい場合には、電子部品14,16の操作受付部やスイッチノブ26が、意匠パネル24に形成された開口38,40の周縁に干渉し、当該電子部品14,16の操作性を低下させる場合もあった。
そこで、本発明では、開口形成パネルに対する電子部品の位置精度をより向上でき得る電子部品ユニットを提供することを目的とする。
本発明の電子部品ユニットは、1以上の電子部品を筐体に収容してユニット化した電子部品ユニットであって、1以上の電子部品を載置板に固定配置して構成される電子基板と、電子部品ユニットの筐体を構成するパネルであって、前記電子部品の一部を外部に突出させる開口が形成された開口形成パネルと、を備え、前記開口形成パネルには、前記電子基板に係合することで開口形成パネルに対する電子基板の位置を規制する位置規制手段を有することを特徴とする。
好適な態様では、前記位置規制手段は、開口形成パネルに対する電子基板の高さ方向の位置および幅方向の位置の少なくとも一方を規制する。
他の好適な態様では、位置規制手段は、電子基板に形成された溝に挿し込まれるリブ、および、電子基板の一部が挿し込まれる溝の少なくとも一方を含む。
他の好適な態様では、位置規制手段は、電子基板に形成された第一溝に挿し込まれるリブであって、その幅方向の厚みが前記第一溝の幅方向距離とほぼ同じ第一リブを含む。
他の好適な態様では、位置規制手段は、電子基板の一部である挿入部が挿し込まれる溝であって、その高さ方向距離が前記挿入部の高さ方向の厚みとほぼ同じ第二溝を含む。この場合、前記第二溝は、高さ方向に対向して形成される一対のリブにより構成されることが望ましい。また、前記一対のリブのうち少なくとも一方には、他方に向かって突出するとともに、当該一対のリブ間に挿入される前記挿入部により先端面が圧潰される潰しリブが形成されることも望ましい。
本発明によれば、開口形成パネルが、前記電子基板に係合することで開口形成パネルに対する電子基板の位置を規制する位置規制手段を有し、電子基板は、開口形成パネルを基準として位置決めされる。その結果、電子基板と開口形成パネルとの間には、他の部材との組み付け誤差等が重畳されないため、開口形成パネルに対するスイッチの位置精度をより向上できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である電子部品ユニット10の分解斜視図である。また、図2は、意匠パネル24および電子基板12を他の方向から見た分解斜視図であり、図3は、意匠パネル24と電子基板12とを組み付けた際の斜視図である。
この電子部品ユニット10は、電子部品である回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16が筐体に収容されユニット化された装置である。回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16は、予め、所定の厚みを有する載置板18の上に固定配置され、電子基板12としてユニット化されている。そして、このユニット化された電子基板12を、上カバー20、下カバー22、および、意匠パネル24で構成される筐体に収容することで電子部品ユニット10が構成される。以下、この電子部品ユニット10について詳説する。
電子基板12は、既述したとおり、所定の厚みを有する載置板18の上に、回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16を固定配置したものである。回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16は、互いに所定の距離を開けて平行になるべく、厳密に位置決めされたうえで載置板18に固定配置される。したがって、電子基板12と意匠パネル24との相対位置関係が厳密に担保されれば、自動的に、回転式スイッチ14と意匠パネル24との相対位置関係も担保されるようになっている。なお、以下の説明では、回転式スイッチ14の長軸方向(図面L方向)を奥行き方向、回転式スイッチ14とヘッドホンジャック16との隣接方向(図面W方向)を幅方向、奥行き方向および幅方向に直交する方向(図面H方向)を高さ方向と呼ぶ。
回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16が載置される載置板18は、上面視で略L字状の板材である。この載置板18の前端面には、奥行き方向に延びる第一溝32が形成されている。この第一溝32は、電子基板12の幅方向の位置決めに利用される溝であり、後述する意匠パネル24から突出する第一リブ50が挿し込まれる溝である。また、載置板18のうち、回転式スイッチ14の近傍、および、ヘッドホンジャック16の近傍には、幅方向に長尺な長孔30がそれぞれ一つずつ、合計二つ形成されている。この二つの長孔30は、電子基板12の奥行き方向の位置決めに利用される長孔30で、後述する下カバー22から突出する位置決めピン36が挿入される孔である。
電子部品ユニット10の筐体は、上カバー20、下カバー22、および、意匠パネル24から構成される。上カバー20は、電子基板12の上側に配される部材で、その端部には下カバー22や意匠パネル24と嵌合される上側嵌合部20aが形成されている。
下カバー22は、電子基板12の下側に配される部材で、前面および上面が開口した略箱状の部材である。この下カバー22の左右側壁の端部には、上カバー20や意匠パネル24の嵌合部と嵌合される上側嵌合部22aが形成されている。また、背面には、大きな切り欠き34が形成されており、回転式スイッチ14の後端を外部に突出できるようになっている。さらに、この上カバー20の底面からは、載置板18に形成された二つの長孔30に挿入される、二つの位置決めピン36が突出形成されている。この位置決めピン36は、各長孔30の短軸方向の幅(奥行き方向の幅)とほぼ同じ径の円柱形部材である。換言すれば、各長孔30の奥行き方向の幅と、位置決めピン36の奥行き方向の幅とは、ほぼ同じとなっている。したがって、載置板18の長孔30に位置決めピン36を挿入した場合、載置板18は、下カバー22に対して奥行き方向へ移動できず、載置板18の下カバー22に対する奥行き方向の位置は完全に規制される。これにより、載置板18の奥行き方向における位置決めがなされる。
意匠パネル24は、電子基板12の前面に配置される部材であり、電子部品14,16の一部を外部に露出させる開口38,40が形成された開口形成パネルとして機能する。この意匠パネル24には、電子部品である回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16の一部を外部に露出させるための二つの開口38,40が形成されている。すなわち、意匠パネル24には、ユーザから操作を受け付ける回転式スイッチ14の前端部28を外部に突出させるスイッチ用開口38と、ヘッドホンジャック16に形成された端子孔29を外部に露出させる端子用開口40と、が形成されている。この二つの開口38,40は、いずれも、円形の貫通孔であり、その周辺は、他の部位に比べて奥側に凹んだ凹部42となっている。なお、スイッチ用開口38から突出した回転式スイッチ14の前端部28には、カバー体であるスイッチノブ26が被せられ、その意匠性および操作性の向上が図られる。
ここで、意匠パネル24に形成された二つの開口38,40は、いずれも、対応する電子部品(回転式スイッチ14またはヘッドホンジャック16)との間隙が均一となるように、換言すれば、対応する電子部品14,16が開口の中心に位置するように設計されている。しかしながら、各部材の組付け誤差等が原因で電子部品14,16と開口38,40との相対位置関係にズレが生じる場合がある。かかる場合、両者の間隙が不均一となり見栄えが低下するという問題がある。また、両者の位置ズレが大きい場合には、電子部品14,16や当該電子部品に装着されるスイッチノブ26の一部が開口38,40の周縁と干渉してしまい、当該電子部品14,16の操作性まで低下させる場合もある。そこで、組付け誤差を最低限に抑えるために、本実施形態では、意匠パネル24に、位置規制手段として機能する複数のリブを設け、当該複数のリブを利用して意匠パネル24に対する電子基板12の位置決めを図っている。
具体的には、本実施形態では、スイッチ用開口38と端子用開口40との間に、高さ方向に長尺で、奥側に向かって突出した第一リブ50を形成している。この第一リブ50は、電子基板12の幅方向の位置決めに利用されるリブであって、載置板18に形成された第一溝32に挿し込まれるリブである。第一リブ50の厚み(幅方向距離)は、載置板18に形成された第一溝32の幅(幅方向距離)とほぼ同じである。また、第一溝32への挿し込みを容易にするために、当該第一リブ50の先端には、テーパが形成されている。この第一リブ50が第一溝32に挿し込まれた場合、両者の幅方向距離がほぼ同じであるため、載置板18、ひいては、電子基板12は、意匠パネル24に対して幅方向に移動できなくなる。そして、これにより意匠パネル24を基準として、電子基板12の幅方向の位置決めがなされる。
また、意匠パネル24のうち、スイッチ用開口38の下側には、高さ方向に互いに対向する上側リブ54および下側リブ56から構成される第一リブ対52aが形成されている。また、端子用開口40の下側にも、高さ方向に対向する上側リブ54および下側リブ56から構成される第二リブ対52bが形成されている。第一リブ対52aおよび第二リブ対52bは、載置板18、ひいては、電子基板12の高さ方向の位置決めに利用されるリブである。この第一リブ対52aおよび第二リブ対52bは、ほぼ同じ高さに形成されており、その構成はほぼ同じである。
図4は、このリブ対52の正面図であり、図5は図4におけるA−A断面図である。リブ対52は、高さ方向に所定の間隔を開けて対向する上側リブ54および下側リブ56から構成される。上側リブ54および下側リブ56の対向幅(高さ方向距離)h1は、載置板18の厚みより僅かに大きい。ただし、後述する潰しリブ58の下端から下側リブ56の上面までの距離h2は、載置板18の厚みより僅かに小さくなるように設定されている。ここで、互いに対向する上側リブ54と下側リブ56との間には、載置板18の厚みより僅かに小さい溝60が形成されているといえる。本実施形態では、この上側リブ54および下側リブ56で構成される溝60に、載置板18の前端面を挿し込むことで、電子基板12の高さ方向の位置決めを図っている。上側リブ54および下側リブ56の先端には、この載置板18の挿し込みを容易にするために、溝60の内部に向かって傾斜するテーパ54a,56aが形成されている。
また、上側リブ54の底面、換言すれば、上側リブ54のうち下側リブ56に対向する面には、奥行き方向に延び、断面三角形の潰しリブ58が形成されている。この潰しリブ58は、上側リブ54および下側リブ56の間に挿し込まれた載置板18により潰されることで、載置板18と上側リブ54、および、載置板18と下側リブ56との間に生じるガタを防止する。すなわち、潰しリブ58の下端から下側リブ56の上面までの距離h2は、載置板18の厚みより僅かに小さいため、上側リブ54および下側リブ56の間に挿し込まれた載置板18は、この潰しリブ58に干渉することになる。潰しリブ58に干渉した状態のまま載置板18をさらに挿し込むと、当該載置板18により潰しリブ58の先端が押圧され、潰しリブ58の尖った先端が潰される。その場合、載置板18の底面は下側リブ56に、載置板18の上面は潰しリブ58に、隙間無く密着することになる。その結果、載置板18と上下リブ54,56との間のガタつきが防止される。そして、上側リブ54と下側リブ56との間に載置板18がガタつくことなく挿し込まれることで、載置板18、ひいては、電子基板12は意匠パネル24に対して高さ方向へ移動ができず、電子基板12の高さ方向の位置決めが図られる。
次に、この電子部品ユニット10の組み立ての流れについて簡単に説明する。電子部品ユニット10を組み立てる際には、予め、電子部品である回転式スイッチ14およびヘッドホンジャック16を載置板18に載置し、固定し、電子基板12を構成しておく。続いて、この電子基板12を、意匠パネル24に組み付ける。すなわち、載置板18に形成された第一溝32に、意匠パネル24に形成された第一リブ50を挿し込み、係合させる。また、同時に、載置板18の前端部を、意匠パネル24に形成された上側リブ54および下側リブ56の間に挿し込み、係合させる。この第一溝32と第一リブ50の係合により電子基板12の幅方向の位置決めが、また、載置板18とリブ対52a,52bとの係合により電子基板12の高さ方向の位置決めが、それぞれ意匠パネル24を基準として図られる。ただし、この時点では、電子基板12は、意匠パネル24に対して奥行き方向には移動可能となっている。
そこで、次には、下カバー22を意匠パネル24に組み付ける。このとき、下カバー22に形成された二つの位置決めピン36を、載置板18に形成された長孔30に挿入する。これにより、電子基板12の奥行き方向の移動が規制され、その奥行き方向の位置決めも図られる。つまり、この時点で、電子基板12は、高さ方向、幅方向、および、奥行き方向の位置決めが成されることになる。そして、最後に、上カバー20を下カバー22および意匠パネル24に嵌合すれば、電子部品ユニット10の組立作業は終了となる。
以上の説明から明らかなとおり、本実施形態では、意匠パネル24に電子基板12の幅方向および高さ方向の位置を規制する位置規制手段(リブ)を設け、意匠パネル24を基準として電子基板12の幅方向および高さ方向の位置決めを行っている。その結果、幅方向および高さ方向における意匠パネル24と載置板18との位置誤差に、意匠パネル24と下カバー22や上カバー20、あるいは、載置板18と下カバー22や上カバー20との間に生じる組み付け誤差が重畳されることがない。そして、これにより、従来に比べて、幅方向および高さ方向における意匠パネル24と載置板18との位置誤差が低減され、電子部品と意匠パネルに形成された開口との位置精度が向上され、電子部品ユニット10の見栄えや電子部品の操作性が向上される。
なお、上記説明は一例であり、載置板18の一部を意匠パネル24の一部に係合させることで、載置板18の意匠パネル24に対する位置決めが図られるのであれば、適宜、異なる構成としてもよい。例えば、本実施形態では、載置板18に形成された溝に意匠パネル24に形成されたリブを挿し込むことで、載置板の幅方向位置決めを行っているが、これは、逆であってもよい。すなわち、載置板18に何らかの突出部材を設け、意匠パネル24に当該突出部材が挿し込まれる溝を形成してもよい。
本発明の実施形態である電子部品ユニットの分解斜視図である。 意匠パネルと電子基板との分解斜視図である。 意匠パネルに電子基板を組み付けた際の斜視図である。 リブ対の概略正面図である。 図4におけるA−A断面図である。 従来の電子部品ユニットの斜視図である。 図6におけるB−B断面図である。 従来の電子部品ユニットの分解斜視図である。
符号の説明
10 電子部品ユニット、12 電子基板、14 回転式スイッチ、16 ヘッドホンジャック、18 載置板、20 上カバー、22 下カバー、24 意匠パネル、26 スイッチノブ、30 長孔、32 第一溝、36 位置決めピン、38 スイッチ用開口、40 端子用開口、50 第一リブ、52a,52b リブ対、54 上側リブ、56 下側リブ、58 潰しリブ。

Claims (7)

  1. 1以上の電子部品を筐体に収容してユニット化した電子部品ユニットであって、
    1以上の電子部品を載置板に固定配置して構成される電子基板と、
    電子部品ユニットの筐体を構成するパネルであって、前記電子部品の一部を外部に露出させる開口が形成された開口形成パネルと、
    を備え、
    前記開口形成パネルには、前記電子基板に係合することで開口形成パネルに対する電子基板の位置を規制する位置規制手段を有することを特徴とする電子部品ユニット。
  2. 請求項1に記載の電子部品ユニットであって、
    前記位置規制手段は、開口形成パネルに対する電子基板の高さ方向の位置および幅方向の位置の少なくとも一方を規制することを特徴とする電子部品ユニット。
  3. 請求項2に記載の電子部品ユニットであって、
    位置規制手段は、電子基板に形成された溝に挿し込まれるリブ、および、電子基板の一部が挿し込まれる溝の少なくとも一方を含むことを特徴とする電子部品ユニット。
  4. 請求項1または3に記載の電子部品ユニットであって、
    位置規制手段は、電子基板に形成された第一溝に挿し込まれるリブであって、その幅方向の厚みが前記第一溝の幅方向距離とほぼ同じ第一リブを含むことを特徴とする電子部品ユニット。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電子部品ユニットであって、
    位置規制手段は、電子基板の一部である挿入部が挿し込まれる溝であって、その高さ方向距離が前記挿入部の高さ方向の厚みとほぼ同じ第二溝を含むことを特徴とする電子部品ユニット。
  6. 請求項5に記載の電子部品ユニットであって、
    前記第二溝は、高さ方向に対向して形成される一対のリブにより構成されることを特徴とする電子部品ユニット。
  7. 請求項6に記載の電子部品ユニットであって、
    前記一対のリブのうち少なくとも一方には、他方に向かって突出するとともに、当該一対のリブ間に挿入される前記挿入部により先端面が圧潰される潰しリブが形成されることを特徴とする電子部品ユニット。
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