JP2013098650A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体を小型化できる携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、ケース12およびカバー13を有する筐体11と、ケースの壁部に設けられた第1貫通孔34に収容される第1ボタン15と、ケースおよびカバーの境界線14に跨る第2貫通孔47および第3貫通孔48にそれぞれ収容される第2ボタン16および第3ボタン17と、第1ボタン、第2ボタンおよび第3ボタンを筐体の内部において連結する帯部材21とを備えている。そして、第1ボタンおよび第2ボタン間において帯部材の厚み方向に沿った屈曲線56を中心として、第1ボタン側に対して第2ボタンおよび第3ボタン側が境界線側に屈曲可能とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、筐体の側面に複数の貫通孔が形成され、各々の貫通孔に操作ボタンが筐体の厚み方向に対して直交する方向を向いて収容された携帯端末に関する。
例えば、携帯端末の外枠を構成する筐体のなかには、筐体の側面に複数のサイドキー(以下、第1ボタン、第2ボタンという)が設けられたものがある。
これらの第1ボタン、第2ボタンは、帯部材を介して筐体の側面に取り付けられている(例えば、特許文献1)。
特開2007−180682号公報(第2図)
ところで、図13(A)に示すように、筐体100のなかには、側面に第1ボタン102、第2ボタン103を組み付ける際に、第1ボタン102、第2ボタン103の組付方向が異なるものがある。
例えば、第1ボタン102は、筐体100の側面に対して筐体100の厚み方向に対して直交する方向(矢印方向)に沿って取り付けられる。
一方、第2ボタン103は、筐体100の側面に対して筐体100の厚み方向(矢印方向)に沿って取り付けられる。
第1ボタン102、第2ボタン103の組付方向が異なる場合、第1ボタン102、第2ボタン103を組み付ける工程が別工程となり、組付工程が煩雑になり、また誤組付の虞がある。
さらに、図13(B)に示すように、第1ボタン102、第2ボタン103に、専用の帯部材102A,103Aが個別に必要となり部品点数が多くなる。
加えて、筐体100において、第1ボタン102、第2ボタン103の配置箇所に専用の組付構造が必要となるため、筐体100を小型、薄型化しにくい。
この筐体100を携帯端末に用いる場合、携帯性や使い勝手等の観点から筐体100を小型、薄型化することが好ましい。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、筐体を小型化できる携帯端末を提供することにある。
本発明の携帯端末は、ケースおよびカバーを有する筐体と、前記筐体の側面となる前記ケースの壁部に設けられた第1貫通孔に収容される第1ボタンと、前記筐体の前記側面における前記ケースおよび前記カバーの境界線に跨る第2貫通孔に収容される第2ボタンと、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、前記第1ボタンおよび前記第2ボタン間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として、前記第1ボタン側に対して前記第2ボタン側が前記境界線側に屈曲可能である。
筐体をケースおよびカバーで形成し、筐体の側面となるケースの壁部に第1貫通孔を設け、ケースおよびカバーの境界線に跨るように第2貫通孔を設けた。
さらに、第1ボタンおよび第2ボタンを屈曲可能な帯部材で連結した。
よって、ケースからカバーを外した状態で、第1貫通孔に第1ボタンを収容し、第1ボタンの収容後に帯部材を屈曲させて第2貫通孔のケース側の部位に第2ボタンを収容できる。
これにより、第1ボタンおよび第2ボタンを同じ工程で組み付けることが可能になり、組付工程の簡素が図れる。
また、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、第1ボタンおよび第2ボタンの誤組付を防止できる。
さらに、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、部品点数を少なく抑えることができる。
加えて、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を従来の間隔の半分(すなわち、1/2)に詰めることができる。
このように、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を詰めることにより筐体を小型化できる。
また、本発明の携帯端末は、前記帯部材が、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間に設けられた突出部および切欠部を有し、前記突出部が前記溝部から離れる方向に突出しているとともに、前記切欠部が前記溝部側に設けられている。
突出部を溝部から離れる方向に突出させることにより、突出部を溝部から離して設けることができるので突出部を円滑に変形させることができる。
突出部を溝部から離して円滑に変形させることにより、第1ボタンおよび第2ボタンの組付作業を容易にできる。
さらに、本発明の携帯端末は、前記帯部材は、前記溝部における互いに向かい合う一対の内面のうちの一方に向かって設けられた突起部を有する。
帯部材に突起部を設けることにより、帯部材の厚み寸法を溝部の内面間寸法より大きくできる。
これにより、溝部に差し込まれた帯部材を溝部に仮固定できるので、第1ボタンおよび第2ボタンの組付作業を一層容易にできる。
また、本発明の携帯端末は、筐体と、前記筐体の側面に対して前記筐体の厚み方向に対して直交する方向に沿って取り付けられる第1ボタンと、前記筐体の前記側面に対して前記筐体の厚み方向に沿って取り付けられる第2ボタンと、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として屈曲可能である。
第1ボタンおよび第2ボタンを屈曲可能な帯部材で連結し、帯部材を第1ボタンおよび第2ボタンの間において屈曲可能とした。
よって、筐体の側面に第1ボタンを収容し、第1ボタンの収容後に帯部材を屈曲させて筐体の側面に第2ボタンを収容できる。
これにより、第1ボタンおよび第2ボタンを同じ工程で組み付けることが可能になり、組付工程の簡素が図れる。
また、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、第1ボタンおよび第2ボタンの誤組付を防止できる。
さらに、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、部品点数を少なく抑えることができる。
加えて、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を従来の間隔の半分(すなわち、1/2)に詰めることができる。
このように、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を詰めることにより筐体を小型化できる。
さらに、本発明の携帯端末は、ケースおよびカバーを有する筐体と、前記筐体の側面となる前記ケースの壁部に設けられた第1貫通孔に対して前記ケースの前記壁部の裏側から挿入される第1ボタンと、前記ケースの前記壁部に設けられた溝部に対して前記筐体の厚み方向に沿って挿入される第2ボタンと、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として、前記第1ボタン側に対して前記第2ボタン側が前記溝部から離れる方向に屈曲可能である。
ケースからカバーを外した状態で、第1貫通孔に第1ボタンを収容し、第1ボタンの収容後に帯部材を屈曲させて溝部に第2ボタンを収容できる。
これにより、第1ボタンおよび第2ボタンを同じ工程で組み付けることが可能になり、組付工程の簡素が図れる。
また、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、第1ボタンおよび第2ボタンの誤組付を防止できる。
さらに、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、部品点数を少なく抑えることができる。
加えて、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、従来技術のように、各ボタンに専用の帯部材をそれぞれ設ける必要がないので、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を従来の間隔の半分(すなわち、1/2)に詰めることができる。
このように、第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を詰めることにより筐体を小型化できる。
本発明の携帯端末によれば、第1ボタンおよび第2ボタンを帯部材で連結することにより、各ボタンに専用の帯部材を設ける場合と比べて第1ボタンおよび第2ボタン間の間隔を半分(すなわち、1/2)に詰めることができるので筐体を小型化できる。
本発明に係る携帯端末を表面側から見た状態を示す斜視図 図1の携帯端末を裏面側から見た状態を示す斜視図 図1のI部拡大図 本発明に係るケースからボタンを分解した状態を示す斜視図 図4の帯部材およびボタンを直線状に配置してケース内側から見た状態を示す斜視図 図2のII矢視図 (A)は本発明に係る帯部材およびボタンを直線状に配置した状態を示す正面図、(B)は本発明に係る帯部材およびボタンを略L字状に屈曲した状態を示す正面図 (A)は図7(A)の帯部材およびボタンを示す裏面図、(B)は図7(B)の帯部材およびボタンを示す裏面図 本発明に係るケースから各ボタンを分解した状態を示す斜視図 本発明に係るケースに各ボタンを組み付けた状態を示す斜視図 本発明に係るケースに第1ボタンを組み付けた状態を示す斜視図 (A)は本発明に係る変形例の携帯端末を示す斜視図、(B)は(A)のIII矢視図 (A)は従来の携帯端末を示す分解斜視図、(B)は従来のボタンを示す斜視図
以下、本発明の実施形態に係る携帯端末について図面を参照して説明する。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態である携帯端末10は、筐体11と、筐体11の側面11Aに設けられた第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を備えている。
さらに、携帯端末10は、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を筐体11の側面11Aに設けた状態において、それぞれ連結可能な帯部材21(図4参照)を備えている。
筐体11は、ケース12およびカバー13を有し、ケース12にカバー13が着脱自在に設けられることにより略矩形体状に形成されている。
筐体11の側面11Aは、ケース12の壁部12Aおよびカバー13の壁部13Aで形成されている。
ケース12にカバー13が取り付けられた状態において、ケース12の壁部12Aおよびカバー13の壁部13Aで境界線14が形成される。
この筐体11は、ケース12の表面12Bに設けられた表示部25と、表示部25の上方に設けられた受信部26と、表示部25の下方に設けられた操作キー27と、操作キー27に隣接して設けられた通話用の送信部28とを備えている。
さらに、筐体11は、カバー13の表面13Bのうち上部に設けられたカメラ部29を備えている。
図3に示すように、ケース12の表面12Bには、表示部25の下方において、表示部25に沿って筐体11の幅方向(矢印A方向)に向けて形成された凹部32を有する。
凹部32は、両端32Aから中央領域32Bに向かうに従って凹部深さが増すように形成されている。
凹部32の中央領域32Bに複数の操作キー27が設けられている。これにより、ケース12の表面12Bに対して操作キー27の頂部27Aがほぼ面一に配置でき、キーストロークを確保する等のためのキー凸量を凹部32の面から設定できキー高さ設定を表面12Bから設定する場合に比べキーを低く構成でき、外観性(すなわち、意匠性)を高めることができる。
さらに、凹部32の中央領域32Bに複数の操作キー27を設けることにより、複数の操作キー27の周囲に凹みを形成できる。
これにより、複数の操作キー27を良好に操作でき、キー操作性を高めることができる。
加えて、複数の操作キー27の左端部27Bに送信部28のマイク音孔28Aが形成されている。
凹部32にマイク音孔28Aを形成することにより、マイク音孔28Aの周囲を凹部32で凹ませることができる。よって、マイク音孔28Aを指や頬で塞がないようにできる。
これにより、マイク音孔28Aを指や頬で塞ぐことにより、送信部28で発生した音の音切れが発生することを防止できる。
このように、操作キー27の周囲に凹みを形成するための凹部32を、マイク音孔28Aを指や頬で塞ぐことを防止する凹部として兼用できる。
これにより、マイク音孔28Aを指や頬で塞ぐことを防止するための凹部を専用に形成する必要がないので、携帯端末10の外観を簡素にして意匠性を一層高めることができる。
さらに、図4に示すように、ケース12は、壁部12Aに設けられた第1貫通部33、第1ケース凹部35、第2ケース凹部36、第1ケース溝部(溝部)37、第2ケース溝部(溝部)38および第3ケース溝部(溝部)39とを有する。
第1貫通部33は、筐体11の厚み方向(矢印B方向)に対して直交する方向(矢印C方向)に沿って形成された第1貫通孔34を有する。
第1貫通孔34に、第1ボタン15がケース12の内部から外部に向けて、筐体11の厚み方向に対して直交する方向に沿って収容されている。
第1ボタン15は、例えば、カメラ部29(図2参照)のシャッターキーとして用いられる。
この第1貫通孔34は、筐体11の長手方向(矢印D方向)に沿って伸びるように長孔状に形成されている。
図5に示すように、第1貫通孔34の両側部近傍、すなわち第1貫通部33の両側部33A近傍からケース12の内側に向けて一対の固定ピン42が突出されている。
第1ケース凹部35は、第1貫通孔34の長手方向(矢印D方向)に沿った箇所に隣接して設けられている。また、第1ケース凹部35は、境界線14(図2、図4参照)に隣接して形成されている。
この第1ケース凹部35に第2ボタン16の一部16A(図6参照)が収容されている。第2ボタン16は、例えば、音量を調整するボリュームキーとして用いられる。
第2ケース凹部36は、第1ケース凹部35の長手方向に沿った箇所に隣接して設けられている。また、第2ケース凹部36は、境界線14(図2、図4参照)に隣接して形成されている。
この第2ケース凹部36に第3ボタン17の一部17A(図6参照)が収容されている。第3ボタン17は、例えば、電源の「入」、「切」を切り替えるパワーキーとして用いられる。
第1ケース溝部37は、第1貫通孔34および第1ケース凹部35間に配置され、かつ、第1ケース凹部35よりケース12内側に設けられている。
この第1ケース溝部37は、互いに向かい合う一対の第1内面37Aで形成されている。
第2ケース溝部38は、第1ケース凹部35および第2ケース凹部36間に配置され、かつ、第1ケース凹部35および第2ケース凹部36よりケース12内側に設けられている。
この第2ケース溝部38は、互いに向かい合う一対の第2内面38Aで形成されている。
第3ケース溝部39は、第2ケース凹部36の長手方向に隣接して配置され、かつ、第3ケースの凹部32よりケース12内側に設けられている。
この第3ケース溝部39は、互いに向かい合う一対の第3内面39Aで形成されている。
図6に示すように、カバー13は、ケース12の壁部12Aに突き合わされた壁部13Aを有する。
カバー13の壁部13Aは、第1貫通部33を収容する収容凹部43と、第1ケース凹部35に対向して設けられた第1カバー凹部45と、第2ケース凹部36に対向して設けられた第2カバー凹部46とを有する。
第1カバー凹部45および第1ケース凹部35で第2貫通孔47が形成される。
すなわち、第2貫通孔47は、筐体11の側面11Aにおけるケース12およびカバー13の境界線14に跨るように形成されている。
詳しくは、第2貫通孔47は、境界線14に対してカバー13側に寄せて形成されている。
この第2貫通孔47に、第2ボタン16がケース12の内側から外側に向けて、図5に示すように、筐体11の厚み方向(矢印B方向)に対して直交する方向(矢印C方向)に沿って収容されている。
図6に示すように、第2カバー凹部46および第2ケース凹部36で第3貫通孔48が形成される。
すなわち、第3貫通孔48は、筐体11の側面11Aにおけるケース12およびカバー13の境界線14に跨るように形成されている。
詳しくは、第3貫通孔48は、境界線14に対してカバー13側に寄せて形成されている。
この第3貫通孔48に、第3ボタン17がケース12の内側から外側に向けて、図5に示すように、筐体11の厚み方向(矢印B方向)に対して直交する方向(矢印C方向)に沿って収容されている。
図7、図8に示すように、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17は帯部材21で連結されている。
帯部材21は、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を筐体11(図5参照)の内部において連結するとともに、筐体11の側面11Aに対して面方向が平行に配置されている。
この帯部材21は、一例として、弾性変形可能なゴム材で形成されている。
さらに、帯部材21は幅寸法がWに形成されている。幅寸法Wは、第1ボタン15の幅寸法より小さく、第2ボタン16および第3ボタン17の各幅寸法と略同一に設定されている。
よって、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17が帯部材21に連結された状態において、帯部材21が各ボタン15,16,17の幅方向に張り出さない。
これにより、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を、幅方向の小さな筐体11の側面11A(図6参照)に設けることができる。
各ボタン15,16,17は、互いに連結されていても押子形状が構成されていれば所望の機能が得られる。従って、帯部材21は、その幅寸法を各ボタン15,16,17の幅寸法より小さくすることが可能となる。
以下、帯部材21を図7、図8に基づいて詳しく説明する。
すなわち、帯部材21は、第1ボタン取付部21A、第2ボタン取付部21Bおよび第3ボタン取付部21Cを有する。
第1ボタン取付部21Aに第1ボタン15の後部15Aが取り付けられている。第2ボタン取付部21Bに第2ボタン16の後部16Bが取り付けられている。
さらに、第3ボタン取付部21Cに第3ボタン17の後部17Bが取り付けられている。
さらに、帯部材21は、第1ボタン取付部21Aの両側に設けられた一対の係合孔51を有する。
一対の係合孔51が一対の固定ピン42(図5参照)に係合されることにより、第1ボタン15が第1ボタン取付部21Aを介して第1貫通孔34に収容された状態に保持される。
加えて、帯部材21は、第1ボタン取付部21Aおよび第2ボタン取付部21Bの間において、第1ボタン取付部21Aに設けられた屈曲部(突出部)53と、第2ボタン取付部21Bに設けられた第1係合部(切欠部)54を有する。
屈曲部53は、第1ケース溝部37(図5参照)から離れる方向に突出されている。
屈曲部53は、幅寸法が帯部材21の幅寸法Wに対して十分に小さく形成されている。
加えて、屈曲部53は第1ケース溝部37から離して設けられている。
これにより、屈曲部53を幅方向に円滑に変形させることができる。
このように、屈曲部53を円滑に変形させることにより、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17の組付作業を容易にできる。
第1係合部54は、第1ケース溝部37側に設けられている。
この第1係合部54には、第1リブ(突起部)54Aが、一対の第2内面37Aのうちの一方に向かって隆起するように設けられている。
第1係合部54に第1リブ54Aを設けることにより、第1係合部54の厚み寸法を第1ケース溝部37の内面間寸法より大きくできる。
よって、第1係合部54が第1ケース溝部37に差し込まれることにより、第1ケース溝部37に第1係合部54が仮固定される。
ここで、図9に示すように、屈曲部53は、帯部材21の厚み方向に沿った屈曲線56を中心として矢印E方向に折曲可能に形成されている。
よって、第1ボタン15および第2ボタン16間において屈曲線56を中心として、帯部材21の第1ボタン取付部21Aに対して、第2ボタン取付部21Bおよび第3ボタン取付部21Cを境界線14側に屈曲させることができる。
換言すれば、帯部材21は、屈曲部53を変形させることにより、第1ボタン15側に対して、第2ボタン16および第3ボタン17側を第1ケース溝部37から離れる方向や、第1ケース溝部37に近付く方向(矢印F方向)に屈曲させることができる。
さらに、帯部材21は、第2ボタン取付部21Bおよび第3ボタン取付部21Cの間に設けられた第2係合部(切欠部)57と、第3ボタン取付部21Cの長手方向の近傍に設けられた第3係合部(切欠部)58とを有する。
図10に示すように、第2係合部57は、第2リブ(突起部)57Aを設けることにより、第2係合部57の厚み寸法を第2ケース溝部38の内面間寸法より大きくできる。
よって、第2係合部57が第2ケース溝部38に差し込まれることにより、第2ケース溝部38に第2係合部57が仮固定される。
第3係合部58は、第3リブ(突起部)58Aを設けることにより、第3係合部58の厚み寸法を第3ケース溝部39の内面間寸法より大きくできる。
よって、第3係合部58が第3ケース溝部39に差し込まれることにより、第3ケース溝部39に第3係合部58が仮固定される。
このように、第1ケース溝部37に第1係合部54が仮固定され、第2ケース溝部38に第2係合部57が仮固定され、第3ケース溝部39に第3係合部58が仮固定されることにより、第2ボタン16および第3ボタン17が保持される。
具体的には、第2ボタン16が第2ボタン取付部21Bを介して第2貫通孔47(図6参照)に収容された状態に保持される。
また、第3ボタン17が第3ボタン取付部21Cを介して第3貫通孔48(図6参照)に収容された状態に保持される。
さらに、第1ケース溝部37に第1係合部54を仮固定し、第2ケース溝部38に第2係合部57を仮固定し、第3ケース溝部39に第3係合部58を仮固定することにより、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17の組付作業を容易にできる。
以上説明したように、携帯端末10によれば、筐体11をケース12およびカバー13で形成し、ケース12の壁部12Aに第1貫通孔34を設け、ケース12およびカバー13の境界線14に跨るように第2貫通孔47および第3貫通孔48を設けた。
さらに、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を屈曲可能な帯部材21で連結した。
よって、ケース12からカバー13を外した状態で、第1貫通孔34に第1ボタン15を収容し、第1ボタン15の収容後に帯部材21を切欠部54で屈曲させて第1ケース凹部35に第2ボタン16を収容し、第2ケース凹部36に第3ボタン17を収容できる。
具体的には、先ず、図9に示すように、筐体11の側面11Aに対して筐体11の厚み方向に対して直交する方向(矢印C方向)に沿って、第1ボタン15を筐体11の内部から外部に向けて移動する。
図11に示すように、第1貫通孔34に第1ボタン15が収容されるとともに、一対の固定ピン42に一対の係合孔51が係合される。
この状態において、帯部材21は、屈曲部53が帯部材21の厚み方向に沿った屈曲線56を中心として略L字状に屈曲されている。
帯部材21が略L字状に屈曲された状態から、屈曲部53を屈曲させることにより第2ボタン取付部21Bおよび第3ボタン取付部21Cを矢印G方向に移動する。
図10に示すように、第2ボタン取付部21Bおよび第3ボタン取付部21Cを矢印G方向に移動することにより、第2ボタン16および第3ボタン17を所定位置に配置する。
すなわち、筐体11の側面11Aに対して筐体11の厚み方向(矢印B方向)に沿って、第1ケース凹部35(図11参照)に第2ボタン16を収容し、第2ケース凹部36(図11参照)に第3ボタン17を収容する。
第1ケース凹部35に第2ボタン16を収容し、第2ケース凹部36に第3ボタン17を収容した後、ケース12にカバー13(図6参照)を取り付ける。
図6に示すように、第2ボタン16が第2貫通孔47に収容され、第3ボタン17が第3貫通孔48に収容される。
このように、帯部材21の屈曲部53を帯部材21の厚み方向に沿った屈曲線56を中心として屈曲可能とすることにより、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を同じ工程で組み付けることができる。
これにより、第1ボタン15と、第2ボタン16および第3ボタン17とを別工程で組み付ける場合と比較して組付工程の簡素が図れる。
また、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を帯部材21で連結した。このように、各ボタン15,16,17を帯部材21で連結することにより、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17の誤組付を防止できる。
さらに、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を帯部材21で連結することにより、従来技術のように、各ボタン15,16,17に専用の帯部材をそれぞれ個別に設ける必要がない。
すなわち、複数のボタン15,16,17に一つの帯部材21を用意するだけでよいので部品点数を少なく抑えることができる。
加えて、第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を帯部材21で連結することにより、各ボタン15,16,17に専用の帯部材を個別に設ける場合と比べて、各ボタン15,16,17間の間隔を半分(すなわち、1/2)に詰めることができる。
このように、第1ボタン15および第2ボタン16間の間隔や、第2ボタン16および第3ボタン17間の間隔を詰めることにより筐体11を小型化できる。
次に、携帯端末10の変形例について説明する。
なお、変形例の携帯端末70において実施形態の携帯端末10と同一類似部材について同じ符号を付して説明を省略する。
(変形例)
図12に示すように、変形例の携帯端末70は、第1貫通孔34、第2貫通孔47および第3貫通孔48の配置を実施形態の携帯端末10に対して変えたもので、その他の構成は実施形態の携帯端末10と同様である。
具体的には、第1貫通孔34はカバー13の壁部13Aに設けられている。
また、第2貫通孔47および第3貫通孔48は、ケース12の壁部12Aおよびカバー13の壁部13Aの境界線14が略中央に位置するように設けられている。
このように、第1貫通孔34、第2貫通孔47および第3貫通孔48の配置を変えることにより、筐体11の形状に対応させて第1貫通孔34,第2貫通孔47,第3貫通孔48の位置を選択できるので用途の拡大が図れる。
なお、本発明に係る携帯端末は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良等が可能である。
例えば、実施形態では、第1貫通孔34に隣接して第2貫通孔47および第3貫通孔48の二個の貫通孔を備えた例について説明したが、これに限らないで、一個の貫通孔または三個以上の複数の貫通孔を備えることも可能である。また、第1貫通孔34は、長孔状に形成された例について説明したが、真円形等、他の形状に形成してもよい。
また、実施形態では、筐体11の側面11Aに第1ボタン15、第2ボタン16および第3ボタン17を備えた例について説明したが、筐体11の他の部位に各ボタンを備えることも可能である。
さらに、実施形態で使用した携帯端末、筐体、ケース、カバー、第1ボタン、第2ボタン、第3ボタンおよび帯部材等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、筐体の側面に複数の貫通孔が形成され、各々の貫通孔に操作ボタンが収容された携帯端末への適用に好適である。
10,70 携帯端末
11 筐体
11A 筐体の側面
12 ケース
12A ケースの壁部
13 カバー
13A カバーの壁部
14 境界線
15 第1ボタン
16 第2ボタン
17 第3ボタン
21 帯部材
34 第1貫通孔
37 第1ケース溝部(溝部)
38 第2ケース溝部(溝部)
39 第3ケース溝部(溝部)
47 第2貫通孔
48 第3貫通孔
53 屈曲部(突出部)
54 第1係合部(切欠部)
54A 第1リブ(突起部)
56 屈曲線(帯部材の厚み方向に沿った線)
57 第2係合部(切欠部)
57A 第2リブ(突起部)
58 第3係合部(切欠部)
58A 第3リブ(突起部)

Claims (5)

  1. ケースおよびカバーを有する筐体と、
    前記筐体の側面となる前記ケースの壁部に設けられた第1貫通孔に収容される第1ボタンと、
    前記筐体の前記側面における前記ケースおよび前記カバーの境界線に跨る第2貫通孔に収容される第2ボタンと、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタン間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として、前記第1ボタン側に対して前記第2ボタン側が前記境界線側に屈曲可能である携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記帯部材が、前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間に設けられた突出部および切欠部を有し、
    前記突出部が前記溝部から離れる方向に突出しているとともに、前記切欠部が前記溝部側に設けられている携帯端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、
    前記帯部材は、
    前記溝部における互いに向かい合う一対の内面のうちの一方に向かって設けられた突起部を有する携帯端末。
  4. 筐体と、
    前記筐体の側面に対して前記筐体の厚み方向に対して直交する方向に沿って取り付けられる第1ボタンと、
    前記筐体の前記側面に対して前記筐体の厚み方向に沿って取り付けられる第2ボタンと、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として屈曲可能である携帯端末。
  5. ケースおよびカバーを有する筐体と、
    前記筐体の側面となる前記ケースの壁部に設けられた第1貫通孔に対して前記ケースの前記壁部の裏側から挿入される第1ボタンと、
    前記ケースの前記壁部に設けられた溝部に対して前記筐体の厚み方向に沿って挿入される第2ボタンと、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタンを前記筐体の内部において連結するとともに、前記側面に対して面方向が平行に配置される帯部材と、を備え、
    前記第1ボタンおよび前記第2ボタンの間において前記帯部材が当該帯部材の厚み方向に沿った線を中心として、前記第1ボタン側に対して前記第2ボタン側が前記溝部から離れる方向に屈曲可能である携帯端末。
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