JP2000134864A - 振動モータ - Google Patents

振動モータ

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JP2000134864A
JP2000134864A JP10319786A JP31978698A JP2000134864A JP 2000134864 A JP2000134864 A JP 2000134864A JP 10319786 A JP10319786 A JP 10319786A JP 31978698 A JP31978698 A JP 31978698A JP 2000134864 A JP2000134864 A JP 2000134864A
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JP
Japan
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shaft
weight
rotating shaft
vibration motor
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP10319786A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
白木  学
Yasunobu Hiratsuka
靖宣 平塚
Akiyuki Ito
昭行 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shicoh Engineering Co Ltd
Original Assignee
Shicoh Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転軸24が分銅23を貫通していることに
より、回転軸24の一部と回転軸24を被う分銅23の
一部とが、回転中心線31を基準に分銅23の重心の反
対側にある。このため、分銅23が発生する振動量が効
率良く得ることができないという課題がある。 【解決手段】 振動モータ1において、前記分銅3は、
その端面の回転中心の位置に突起部8を有し、前記モー
タ本体2が任意の筐体5に保持される際に、この筐体5
と一体に形成された部材7がシャフト曲がり防止部9を
備え、前記回転軸4が曲がったとき、前記突起部8が前
記シャフト曲がり防止部9にぶつかることを特徴とする
振動モータ1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は携帯電話、PHS、ペイジャー、及
びマッサージ機などに内蔵される振動モータに関する。
【0002】
【従来技術】例えば、図5に示すように、振動モータ2
1の回転軸24が1mm以下の場合、落下等により振動
モータ21の外部より強い衝撃が加わると、その衝撃に
より回転軸24が曲がることがある。回転軸24がそれ
自身の弾性限界を超える変形をし塑性変形をした場合、
モータ本体22が起動しなくなり回転軸24が回転しな
くなるという問題点があった。その問題を解決する目的
で以下のような技術が生み出された。
【0003】回転軸24が分銅23を貫通し、分銅23
の端面から突出した回転軸先端部28を形成する。モー
タ本体22が任意の筐体25に保持され、この筐体25
は、これと一体成形されている板部27を備える。この
板部27はシャフト曲がり防止部29を備える。回転軸
24が曲がり、この回転軸24の変形が弾性限界に達す
る前に回転軸先端部28がシャフト曲がり防止部29に
ぶつかる。回転軸先端部28とシャフト曲がり防止部2
9との間には空隙部30が設けられており、空隙部30
の距離は、回転軸24の変形が弾性限界に達する前に回
転軸先端部28がシャフト曲がり防止部29にぶつかる
ように設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の技術では、効率
良く振動量を得ることができないという課題がある。す
なわち、図6に示すように、回転軸24が分銅23を貫
通していることにより、回転軸24の一部と回転軸24
を被う分銅23の一部とが、回転中心線31を基準に分
銅23の重心の反対側にある。このため、分銅23が回
転すると、回転中心線31を基準に分銅23の重心とは
反対の部分により偏心量が相殺されてしまい、分銅23
が発生する振動量が効率良く得ることができないという
課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、モータ本体から直線的に
突出する直径1mm以下の回転軸に、この回転軸に対し
て偏心している分銅を取りつけ、この分銅の重心を前記
回転軸の周りに周回させて振動を発生させる振動モータ
において、前記分銅は、その端面の回転中心の位置に突
起部を有し、前記モータ本体が任意の筐体に保持される
際に、この筐体と一体に形成された部材がシャフト曲が
り防止部を備え、前記回転軸が曲がったとき、前記突起
部が前記シャフト曲がり防止部にぶつかることを特徴と
する。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、前記回転
軸が曲がったとき、前記突起部が前記シャフト曲がり防
止部にぶつかることで、前記回転軸が塑性変形域まで曲
げ変形を起こすのを防止する。前記分銅は前記回転軸に
固定されているだけで良い。つまり、前記回転軸は前記
分銅を貫通させる必要はなく、前記回転軸と前記分銅と
の固定部分は小さくなり、前記分銅の前記回転軸を被う
部分も小さくなる。
【0007】前記回転軸と前記分銅とにおいて、前記回
転軸の回転中心線を基準に前記分銅の重心と反対側にあ
る部分を小さくできるので、前記分銅と前記回転軸との
回転時において、相殺される偏心量が小さくでき、前記
振動モータを回転させることにより効率良く振動を得る
ことができる。
【0008】この課題を解決するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の振動モータにおいて、前
記筐体は、プラスチック樹脂、マグネシウム合金又はゴ
ムでできていることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、前記筐体
と前記部材を容易に一体成形でき、寸法を高い精度で設
計できる。
【0010】この課題を解決するために、請求項3に記
載の発明は、請求項1又は2に記載の振動モータにおい
て、前記シャフト曲がり防止部と前記突起部との間の空
隙は、前記回転軸の曲がり変形が塑性変形に達する前に
前記シャフト曲がり防止部と前記突起部とがぶつかる距
離に設定されていることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、前記回転
軸が弾性変形域を越える変形をする前に、前記シャフト
曲がり防止部と突起部とがぶつかれば良いので、シャフ
ト曲がり防止部の穴の直径は高い精度を要求されず成形
することができる。
【0012】この課題を解決するために、請求項4に記
載の発明は、請求項1乃至3に記載の振動モータにおい
て、前記分銅と前記突起部とは、同じ材質で、一体成形
されていることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、前記分銅
と前記突起部とを同じ材質で一体成形にすることで、部
品点数を減らすことができ、組立工程の工数を減らすこ
とができる。
【0014】この課題を解決するために、請求項5に記
載の発明は、請求項1乃至4に記載の振動モータおい
て、前記シャフト曲がり防止部は、弾性体であることを
特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、前記突起
部と前記シャフト曲がり防止部とがぶつかる衝撃を緩和
することができ、この衝撃による前記モータ本体への影
響を押さえることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至3
を用いて説明する。図1は本発明に係る振動モータの斜
視図である。図2は本発明に係る振動モータが任意の筐
体に保持されている状態を示す斜視図である。図3は図
2の断面図である。
【0017】モータ本体2は円筒型であり、その一端面
より回転軸4が突出している。分銅3は、略半円形状で
あり、比重の高いタングステン合金を金型燒結により成
形されている。回転軸4のモータ本体2の端面より突出
している部分に分銅3が固定されている。固定方法は加
締め、圧入、接着、溶接などである。
【0018】分銅3は、分銅3の端面上の回転中心の位
置に突起部8を有する。この突起部8は分銅3と一体成
形であり、図では円柱状であるが、円錐形、四角柱、三
角柱などの形状でも良い。
【0019】次に図2を用いて説明する。筐体5は、振
動モータ1を内部に内臓する筐体5であり、携帯電話、
PHS、ページャなどの携帯無線通信機及び振動付きア
ラーム機能を有する腕時計及びマッサージ器などの筐体
である。筐体5と部材7とはプラスチック樹脂成形で作
られ、一体成形である。部材7は、分銅3の回転中心を
中心とする穴を備え、この穴がシャフト曲がり防止部9
となる。
【0020】シャフト曲がり防止部9は、その内径に突
起部8を配する。シャフト曲がり防止部9と突起部8と
の間に空隙部10を有する。回転軸4が曲げ変形をし弾
性変形域を越え塑性変形域に到達する前に、シャフト曲
がり防止部9と突起部8とがぶつかるように空隙部10
の距離を設定する。
【0021】次に図3を用いて説明する。回転中心31
は分銅3の回転中心である。回転中心31を基準にし
て、振動モータ1の回転部の中で、分銅3の重心と反対
側にあるのは、突起部8の一部と、回転軸4の一部と、
分銅4の回転軸4を被う部分である。これらの部分が、
分銅3の偏心量を減少させ、振動モータ1が発生する振
動を小さくさせる。突起部8と回転軸4とが、分銅3と
つながる部分を小さくすることにより、より効率良く振
動モータ1から振動を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる振動モータの斜視
図。
【図2】図1に示す振動モータの任意の筐体に保持され
た様子を示す図。
【図3】図2の断面図。
【図4】従来の振動モータの斜視図。
【図5】図4に示す振動モータの任意の筐体に保持され
た様子を示す図。
【図6】図5の断面図。
【符号の説明】
1、21 振動モータ 2、22 モータ本体 3、23 分銅 4、24 回転軸 5、25 筐体 7、27 部材 8 突起部 9、29 シャフト曲がり防止部 10、30 空隙部 28 回転軸先端部 31 回転中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H607 BB01 BB14 CC01 CC03 DD01 DD03 EE57 JJ08 KK07 KK08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ本体から直線的に突出する直径1
    mm以下の回転軸に、この回転軸に対して偏心している
    分銅を取りつけ、この分銅の重心を前記回転軸の周りに
    周回させて振動を発生させる振動モータにおいて、 前記分銅は、その端面の回転中心の位置に突起部を有
    し、前記モータ本体が任意の筐体に保持される際に、こ
    の筐体と一体に形成された部材がシャフト曲がり防止部
    を備え、前記回転軸が曲がったとき、前記突起部が前記
    シャフト曲がり防止部にぶつかることを特徴とする振動
    モータ。
  2. 【請求項2】 前記筐体は、プラスチック樹脂、マグネ
    シウム合金又はゴムでできていることを特徴とする請求
    項1に記載の振動モータ。
  3. 【請求項3】 前記シャフト曲がり防止部と前記突起部
    との間の空隙は、前記回転軸の曲がり変形が塑性変形に
    達する前に前記シャフト曲がり防止部と前記突起部とが
    ぶつかる距離に設定されていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の振動モータ。
  4. 【請求項4】 前記分銅と前記突起部とは、同じ材質
    で、一体成形されていることを特徴とする請求項1乃至
    3に記載の振動モータ。
  5. 【請求項5】 前記シャフト曲がり防止部は、弾性体で
    あることを特徴とする請求項1乃至4に記載の振動モー
    タ。
JP10319786A 1998-10-22 1998-10-22 振動モータ Pending JP2000134864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013039443A1 (en) * 2011-09-13 2013-03-21 Rolls-Royce Ab A method of and a device for protecting a motor in a pod against shaft bending shocks

Cited By (3)

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RU2596201C2 (ru) * 2011-09-13 2016-08-27 Роллс-Ройс Аб Способ и устройство для защиты расположенного в обтекателе двигателя от изгиба вала при ударах
US10361605B2 (en) 2011-09-13 2019-07-23 Rolls-Royce Akteibolag Method of and a device for protecting a motor in a pod against shaft bending shocks

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