JP2000060062A - 振動モータ - Google Patents
振動モータInfo
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- JP2000060062A JP2000060062A JP10231168A JP23116898A JP2000060062A JP 2000060062 A JP2000060062 A JP 2000060062A JP 10231168 A JP10231168 A JP 10231168A JP 23116898 A JP23116898 A JP 23116898A JP 2000060062 A JP2000060062 A JP 2000060062A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、外形寸法を著しく変えない
で、携帯電話、PHS、ポケットベル、及びマッサージ機
などの落下等により外部から強い衝撃を受けた場合でも
前記回転軸5の変形を起こり難くし、振動モータとして
の機能を損なわない振動モータを提供することにある。 【構成】 円筒形マイクロモータの外部に突出している
回動自在に軸支された回転軸に重心が回転軸と一致しな
いように分銅を取り付けた振動モータにおいて、前記回
転軸が曲がり塑性変形をする前に前記分銅の下端面が対
向する位置にある回転軸曲がり防止材とぶつかることを
特徴とする振動モータ。
で、携帯電話、PHS、ポケットベル、及びマッサージ機
などの落下等により外部から強い衝撃を受けた場合でも
前記回転軸5の変形を起こり難くし、振動モータとして
の機能を損なわない振動モータを提供することにある。 【構成】 円筒形マイクロモータの外部に突出している
回動自在に軸支された回転軸に重心が回転軸と一致しな
いように分銅を取り付けた振動モータにおいて、前記回
転軸が曲がり塑性変形をする前に前記分銅の下端面が対
向する位置にある回転軸曲がり防止材とぶつかることを
特徴とする振動モータ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話、PHS、ポ
ケットベル、及びマッサージ機などに内蔵される振動モ
ータに関する。
ケットベル、及びマッサージ機などに内蔵される振動モ
ータに関する。
【0002】
【従来技術】従来の振動モータ1Dには図8に示すよう
に、モータハウジング3の外部に突出している図示して
いない回転軸に、略半円状の偏心している分銅4が取り
付けられている構成で、図9に示すように筐体キャビネ
ット爪部7でモータ2を固定して携帯電話、PHS、ポケ
ットベル、及びマッサージ機の筐体内部に取り付けられ
使用されていた。
に、モータハウジング3の外部に突出している図示して
いない回転軸に、略半円状の偏心している分銅4が取り
付けられている構成で、図9に示すように筐体キャビネ
ット爪部7でモータ2を固定して携帯電話、PHS、ポケ
ットベル、及びマッサージ機の筐体内部に取り付けられ
使用されていた。
【0003】
【発明を解決しようとする課題】従来の振動モータ1D
は図8,図9にその詳細な構成を示すように、分銅4が
略半円状の形状をしているので、前記振動モータ1Dが
内蔵されている携帯電話、PHS、ポケットベル、及びマ
ッサージ機などの落下等により外部から強い衝撃を受け
た場合、図10の点線で示すように前記回転軸5は前記
モータ本体3の根本から折れ曲がり塑性変形してしま
い、前記分銅4が筐体キャビネット9又は筐体6に接触
し、前記分銅4が回転出来なくなり、前記振動モータ1
Dはその機能をなさないという問題点があった。
は図8,図9にその詳細な構成を示すように、分銅4が
略半円状の形状をしているので、前記振動モータ1Dが
内蔵されている携帯電話、PHS、ポケットベル、及びマ
ッサージ機などの落下等により外部から強い衝撃を受け
た場合、図10の点線で示すように前記回転軸5は前記
モータ本体3の根本から折れ曲がり塑性変形してしま
い、前記分銅4が筐体キャビネット9又は筐体6に接触
し、前記分銅4が回転出来なくなり、前記振動モータ1
Dはその機能をなさないという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、携帯電話などの落下等に
より外部から強い衝撃を受けた場合でも回転軸の変形を
起こり難くし、振動モータとしての機能を損なわない振
動モータを提供することにある。
より外部から強い衝撃を受けた場合でも回転軸の変形を
起こり難くし、振動モータとしての機能を損なわない振
動モータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的を達
成するために、請求項1に記載の発明は、モータ本体
と、モータの回転軸と、前記回転軸の先端部に設けられ
重心が前記回転軸とずれている分銅と、を備えた振動モ
ータにおいて、前記モータ本体は前記回転軸が曲がった
ときに前記分銅を支持する当接部を備えることを特徴と
する。
成するために、請求項1に記載の発明は、モータ本体
と、モータの回転軸と、前記回転軸の先端部に設けられ
重心が前記回転軸とずれている分銅と、を備えた振動モ
ータにおいて、前記モータ本体は前記回転軸が曲がった
ときに前記分銅を支持する当接部を備えることを特徴と
する。
【0006】携帯電話などの落下等により外部から強い
衝撃を受けた場合、内蔵されている振動モータの回転軸
に取り付けられた分銅は強い衝撃を受ける。分銅は回転
軸に対して偏心しているのでこの衝撃により回転軸をモ
ータ本体の根本から分銅の重心のある方に曲げようとす
る。前記回転軸が曲がりによって塑性変形する前に、つ
まり前記回転軸の弾性変形限界内で前記分銅の端面は前
記当接部にぶつかり支持される。これにより前記回転軸
は塑性変形を起こすまで曲がることなく元の状態に戻
る。前記当接部をモータ本体に設けることにより容易に
前記空隙を適切な距離に設定できる。
衝撃を受けた場合、内蔵されている振動モータの回転軸
に取り付けられた分銅は強い衝撃を受ける。分銅は回転
軸に対して偏心しているのでこの衝撃により回転軸をモ
ータ本体の根本から分銅の重心のある方に曲げようとす
る。前記回転軸が曲がりによって塑性変形する前に、つ
まり前記回転軸の弾性変形限界内で前記分銅の端面は前
記当接部にぶつかり支持される。これにより前記回転軸
は塑性変形を起こすまで曲がることなく元の状態に戻
る。前記当接部をモータ本体に設けることにより容易に
前記空隙を適切な距離に設定できる。
【0007】かかる本発明の目的を達成するために請求
項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において前
記当接部は弾性体であることを特徴とする。
項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において前
記当接部は弾性体であることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の発明において、前記当接部がゴム又はシリコンのよう
な弾性体であるので、前記分銅が前記当接部に当たると
きの衝撃を緩和する。
の発明において、前記当接部がゴム又はシリコンのよう
な弾性体であるので、前記分銅が前記当接部に当たると
きの衝撃を緩和する。
【0009】かかる本発明の目的を達成するために、請
求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明におい
て、前記モータ本体はこの本体を被う弾性体でできたグ
ロメットを備え、このグロメットは前記分銅側端面に前
記分銅と当接する当接部を形成していることを特徴とす
る。
求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明におい
て、前記モータ本体はこの本体を被う弾性体でできたグ
ロメットを備え、このグロメットは前記分銅側端面に前
記分銅と当接する当接部を形成していることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明において、前記モータ本体を前記弾性体であるグ
ロメットで包んでいるので、携帯電話などの筐体に前記
モータ本体を組み込むとき、人が指で扱いやすくなる。
更に、グロメットを利用しているで前記グロメットの端
面に当接部を設けることが出来る。
の発明において、前記モータ本体を前記弾性体であるグ
ロメットで包んでいるので、携帯電話などの筐体に前記
モータ本体を組み込むとき、人が指で扱いやすくなる。
更に、グロメットを利用しているで前記グロメットの端
面に当接部を設けることが出来る。
【0011】また、携帯電話なの筐体に外部から強い衝
撃が加わったとき、この衝撃が前記振動モータに伝えら
れる前に弾性体であるグロメットに吸収され、前記振動
モータに伝わる衝撃は緩和される。
撃が加わったとき、この衝撃が前記振動モータに伝えら
れる前に弾性体であるグロメットに吸収され、前記振動
モータに伝わる衝撃は緩和される。
【0012】かかる本発明の目的を達成するために、請
求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明におい
て、モータ本体をケースに取り付けるブラケットを備
え、このブラケットが前記分銅側端面に分銅と当接する
当接部を備えることを特徴とする。
求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明におい
て、モータ本体をケースに取り付けるブラケットを備
え、このブラケットが前記分銅側端面に分銅と当接する
当接部を備えることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、携帯電話
などの前記ケースに振動モータを内臓するときに用いる
前記振動モータ固定用のブラケットの一部を前記分銅の
当接部として使う。前記分銅の前記モータ本体側端面と
面対抗するように前記当接部が設けられている。前記分
銅と前記当接部との間の空隙は適切な距離に決められ
る。強い衝撃が前記分銅4に加わったとき、分銅が前記
回転軸を曲げるが、前記回転軸が弾性変形領域内にある
うちに前記分銅4の端面は前記振動モータ固定用のブラ
ケット10の一部の前記当接部11に当接するので、前
記回転軸5は塑性変形をすることなく回転しつづける。
などの前記ケースに振動モータを内臓するときに用いる
前記振動モータ固定用のブラケットの一部を前記分銅の
当接部として使う。前記分銅の前記モータ本体側端面と
面対抗するように前記当接部が設けられている。前記分
銅と前記当接部との間の空隙は適切な距離に決められ
る。強い衝撃が前記分銅4に加わったとき、分銅が前記
回転軸を曲げるが、前記回転軸が弾性変形領域内にある
うちに前記分銅4の端面は前記振動モータ固定用のブラ
ケット10の一部の前記当接部11に当接するので、前
記回転軸5は塑性変形をすることなく回転しつづける。
【0014】かかる本発明の目的を達成するために、請
求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れがに記載
の発明において、前記当接部は前記分銅の回転軌跡にそ
って配されていることを特徴とする。
求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れがに記載
の発明において、前記当接部は前記分銅の回転軌跡にそ
って配されていることを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4の何れかに記載の発明において、分銅が回転軌跡
上の何れの位置にあっても、衝撃が加わったときに回転
軸の塑性変形を防止できる
乃至4の何れかに記載の発明において、分銅が回転軌跡
上の何れの位置にあっても、衝撃が加わったときに回転
軸の塑性変形を防止できる
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図7
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本
発明の第1実施にかかる振動モータ1Aの構成を図1、
2、3を参照して説明する。第1実施の形態にかかる振
動モータ1Aは、概して、モータ2と前記モータ2の外
部に突出している回動自在に軸支されている回転軸5と
前記回転軸5に偏心するように取り付けられている略半
円の分銅4と前記振動モータ1Aを携帯電話などの筐体
内部に内蔵するときに使用される振動モータ取り付け用
のブラケット10と前記分銅4を回転させるために必要
な電力を前記モータ2に供給するためのリード線8とで
構成されている。
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。本
発明の第1実施にかかる振動モータ1Aの構成を図1、
2、3を参照して説明する。第1実施の形態にかかる振
動モータ1Aは、概して、モータ2と前記モータ2の外
部に突出している回動自在に軸支されている回転軸5と
前記回転軸5に偏心するように取り付けられている略半
円の分銅4と前記振動モータ1Aを携帯電話などの筐体
内部に内蔵するときに使用される振動モータ取り付け用
のブラケット10と前記分銅4を回転させるために必要
な電力を前記モータ2に供給するためのリード線8とで
構成されている。
【0018】前記振動モータ取り付け用のブラケット1
0は前記モータ2に溶接や接着などで固定されている。
前記モータ2の前記分銅4側一端面には前記振動モータ
取り付け用のブラケット10の一部が延設される。この
延設された部分が当接部11となる。前記分銅4の前記
当接部11と対抗する面と前記当接部11の空隙は0.
05〜1.0ミリの間隔が好ましく本文記載の実施例全
て0.5ミリの間隔を持っている。図3に示すように、
前記分銅4に強い衝撃が加わる時、前記分銅4は回転軸
5を曲げる。このため前記分銅4は前記当接部11に当
接し支持される。この当接によって前記回転軸5は弾性
領域内で変形を終え、従って回転軸の塑性変形が防止さ
れる。筐体キャビネット9は携帯電話などの筐体に一体
成形されている。前記筐体キャビネット9に前記振動モ
ータ取り付け用のブラケット10を嵌合させ、前記振動
モータ1Aを前記筐体に内蔵し固定する。前記当接部1
1が筐体キャビネット9に備えられている場合、筐体キ
ャビネット9は樹脂成形品やプレス成形品などであるの
で前記分銅4の端面と前記当接部11との間の空隙を適
切な距離に設定することは困難である。前記当接部11
をモータ本体2に設けることにより容易に前記空隙を適
切な距離に設定できる。
0は前記モータ2に溶接や接着などで固定されている。
前記モータ2の前記分銅4側一端面には前記振動モータ
取り付け用のブラケット10の一部が延設される。この
延設された部分が当接部11となる。前記分銅4の前記
当接部11と対抗する面と前記当接部11の空隙は0.
05〜1.0ミリの間隔が好ましく本文記載の実施例全
て0.5ミリの間隔を持っている。図3に示すように、
前記分銅4に強い衝撃が加わる時、前記分銅4は回転軸
5を曲げる。このため前記分銅4は前記当接部11に当
接し支持される。この当接によって前記回転軸5は弾性
領域内で変形を終え、従って回転軸の塑性変形が防止さ
れる。筐体キャビネット9は携帯電話などの筐体に一体
成形されている。前記筐体キャビネット9に前記振動モ
ータ取り付け用のブラケット10を嵌合させ、前記振動
モータ1Aを前記筐体に内蔵し固定する。前記当接部1
1が筐体キャビネット9に備えられている場合、筐体キ
ャビネット9は樹脂成形品やプレス成形品などであるの
で前記分銅4の端面と前記当接部11との間の空隙を適
切な距離に設定することは困難である。前記当接部11
をモータ本体2に設けることにより容易に前記空隙を適
切な距離に設定できる。
【0019】本発明の第2実施にかかる振動モータ1B
の構成を図4、5を参照して説明する。尚、以下に説明
する実施例では、第1実施例と共通する箇所の説明は省
略する。第2実施の形態にかかる振動モータ1Bは、モ
ータ本体2の分銅4側一端面に直径が前記モータ本体2
と略同径の弾性体11を備えている。前記弾性体11は
ゴムやシリコンで出来ている。前記弾性体11と前記分
銅4の間の空隙は0.1ミリに設定させている。前記分
銅4に強い衝撃が加わると、前記分銅4が回転軸5を曲
げる。前記回転軸5が弾性変形領域内にあるうちに前記
分銅4の端面が弾性体11に当接する。前記当接部11
が筐体キャビネット9に備えられている場合、筐体キャ
ビネット9は樹脂成形品やプレス成形品などであるので
前記分銅4の端面と前記当接部11との間の空隙を適切
な距離に設定することは困難である。前記当接部11を
モータ本体2に設けることにより容易に前記空隙を適切
な距離に設定できる。
の構成を図4、5を参照して説明する。尚、以下に説明
する実施例では、第1実施例と共通する箇所の説明は省
略する。第2実施の形態にかかる振動モータ1Bは、モ
ータ本体2の分銅4側一端面に直径が前記モータ本体2
と略同径の弾性体11を備えている。前記弾性体11は
ゴムやシリコンで出来ている。前記弾性体11と前記分
銅4の間の空隙は0.1ミリに設定させている。前記分
銅4に強い衝撃が加わると、前記分銅4が回転軸5を曲
げる。前記回転軸5が弾性変形領域内にあるうちに前記
分銅4の端面が弾性体11に当接する。前記当接部11
が筐体キャビネット9に備えられている場合、筐体キャ
ビネット9は樹脂成形品やプレス成形品などであるので
前記分銅4の端面と前記当接部11との間の空隙を適切
な距離に設定することは困難である。前記当接部11を
モータ本体2に設けることにより容易に前記空隙を適切
な距離に設定できる。
【0020】振動モータ1Bが携帯電話などの筐体6に
内臓されるときは、前記筐体と一体成形されている筐体
キャビネット9の筐体キャビネット爪部7が前記モータ
本体3を圧接し、前記モータ本体2を前記筐体内に固定
する。
内臓されるときは、前記筐体と一体成形されている筐体
キャビネット9の筐体キャビネット爪部7が前記モータ
本体3を圧接し、前記モータ本体2を前記筐体内に固定
する。
【0021】本発明の第3実施にかかる振動モータ1C
の構成を図6、7を参照して説明する。第3実施の形態
にかかる振動モータ1Cは、モータハウジング3全体を
ゴム、シリコンのような弾性材で出来たグロメット12
で包まれている。前記グロメット12の前記分銅4側端
面は前記分銅の当接部11となっている。前記グロメッ
ト12は前記振動モータ1−3の発生する振動は吸収し
ないで、電気的なノイズによって発生する高周波の振動
を吸収出きるものである。前記当接部11が筐体キャビ
ネット9に備えられている場合、筐体キャビネット9は
樹脂成形品やプレス成形品などであるので前記分銅4の
端面と前記当接部11との間の空隙を適切な距離に設定
することは困難である。前記当接部11をモータ本体2
に設けることにより容易に前記空隙を適切な距離に設定
できる。
の構成を図6、7を参照して説明する。第3実施の形態
にかかる振動モータ1Cは、モータハウジング3全体を
ゴム、シリコンのような弾性材で出来たグロメット12
で包まれている。前記グロメット12の前記分銅4側端
面は前記分銅の当接部11となっている。前記グロメッ
ト12は前記振動モータ1−3の発生する振動は吸収し
ないで、電気的なノイズによって発生する高周波の振動
を吸収出きるものである。前記当接部11が筐体キャビ
ネット9に備えられている場合、筐体キャビネット9は
樹脂成形品やプレス成形品などであるので前記分銅4の
端面と前記当接部11との間の空隙を適切な距離に設定
することは困難である。前記当接部11をモータ本体2
に設けることにより容易に前記空隙を適切な距離に設定
できる。
【0022】携帯電話などの筐体に内臓されるときは、
前記筐体と一体成形されている筐体キャビネット9の筐
体キャビネット爪部7が前記グロメット12を圧接し、
前記モータ本体2を前記筐体内に固定する。
前記筐体と一体成形されている筐体キャビネット9の筐
体キャビネット爪部7が前記グロメット12を圧接し、
前記モータ本体2を前記筐体内に固定する。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、携帯電
話などの落下等により外部から強い衝撃を受けた場合、
前記回転軸が塑性変形する前に、つまり前記回転軸の弾
性変形限界内で前記分銅の端面は前記当接部にぶつかる
ので前記回転軸は塑性変形を防止できる。
話などの落下等により外部から強い衝撃を受けた場合、
前記回転軸が塑性変形する前に、つまり前記回転軸の弾
性変形限界内で前記分銅の端面は前記当接部にぶつかる
ので前記回転軸は塑性変形を防止できる。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、前記当接部が弾性体であるの
で、前記分銅が前記当接部に当たるときの衝撃を緩和す
る。
に記載の発明において、前記当接部が弾性体であるの
で、前記分銅が前記当接部に当たるときの衝撃を緩和す
る。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
の発明において、前記モータ本体を前記弾性体であるグ
ロメットで包んでいるので、携帯電話などの筐体に前記
モータを組み込むとき、人が指で扱いやすくなる。更
に、前記振動モータに電気的なノイズが入力されたとき
に前記振動モータが発生する小刻みな高周波の振動を前
記弾性体であるグロメットで吸収し、必要な低周波の振
動を携帯電話などの筐体に伝えることが出きる。また、
携帯電話なの筐体に外部から強い衝撃が加わったとき、
この衝撃が前記振動モータに伝えられる前に弾性体であ
るグロメットに吸収され、前記振動モータに伝わる衝撃
は緩和される。
の発明において、前記モータ本体を前記弾性体であるグ
ロメットで包んでいるので、携帯電話などの筐体に前記
モータを組み込むとき、人が指で扱いやすくなる。更
に、前記振動モータに電気的なノイズが入力されたとき
に前記振動モータが発生する小刻みな高周波の振動を前
記弾性体であるグロメットで吸収し、必要な低周波の振
動を携帯電話などの筐体に伝えることが出きる。また、
携帯電話なの筐体に外部から強い衝撃が加わったとき、
この衝撃が前記振動モータに伝えられる前に弾性体であ
るグロメットに吸収され、前記振動モータに伝わる衝撃
は緩和される。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、携帯電話
などの筐体内に振動モータを内臓するときに用いる前記
振動モータ固定用のブラケットの一部を前記分銅の当接
部として用いているので、前記分銅と当接部との間の空
隙は適切な距離に決められる。また、ブラケットの一部
を利用して当接部を形成しているので構成が簡単であ
る。
などの筐体内に振動モータを内臓するときに用いる前記
振動モータ固定用のブラケットの一部を前記分銅の当接
部として用いているので、前記分銅と当接部との間の空
隙は適切な距離に決められる。また、ブラケットの一部
を利用して当接部を形成しているので構成が簡単であ
る。
【0027】請求項5に記載の発明により、前記当接部
は前記分銅の回転軌跡と略同面積に設ければよいので、
分銅の位置にかかわらず、回転軸の塑性変形を確実に防
止できる。
は前記分銅の回転軌跡と略同面積に設ければよいので、
分銅の位置にかかわらず、回転軸の塑性変形を確実に防
止できる。
【図1】 本発明の第1実施例を示す振動モータの斜視
図。
図。
【図2】 同振動モータが携帯電話などの筐体に内蔵さ
れている様子を示す図。
れている様子を示す図。
【図3】 同振動モータの回転軸が曲がった様子を示す
図。
図。
【図4】 本発明の第2実施例を示す振動モータの斜視
図。
図。
【図5】 同振動モータが携帯電話などの筐体に内蔵さ
れている様子を示す図。
れている様子を示す図。
【図6】 本発明の第3実施例を示す振動モータの斜視
図。
図。
【図7】 同振動モータが携帯電話などの筐体に内蔵さ
れている様子を示す図。
れている様子を示す図。
【図8】 従来の振動モータの斜視図。
【図9】 同振動モータが携帯電話などの筐体に内蔵さ
れている様子を示す図。
れている様子を示す図。
【図10】 従来の振動モータの回転軸が曲がった様子
を示す図。
を示す図。
1A、1B、〓C、1D 振動モータ。 2 モータ本体 3 モータハウジング 4 分銅 5 回転軸 9 筐体キャビネット 10 ブラケット 11 当接部
Claims (5)
- 【請求項1】 モータ本体と、モータの回転軸と、前記
回転軸の先端部に設けられ重心が前記回転軸とずれてい
る分銅と、を備えた振動モータにおいて、前記モータ本
体は前記回転軸が曲がったときに前記分銅を支持する当
接部を備えることを特徴とする振動モータ。 - 【請求項2】 前記当接部は弾性体であることを特徴と
する請求項1に記載の振動モータ。 - 【請求項3】 前記モータ本体はこの本体を被う弾性体
でできたグロメットを備え、このグロメットは前記分銅
側端面に前記分銅と当接する当接部を形成していること
を特徴とする請求項2に記載の振動モータ。 - 【請求項4】 モータ本体をケースに取り付けるブラケ
ットを備え、このブラケットが前記分銅側端面に分銅と
当接する当接部を備えることを特徴とする請求項1に記
載の振動モータ。 - 【請求項5】 前記当接部は前記分銅の回転軌跡にそっ
て配されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れ
かに記載の振動モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10231168A JP2000060062A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 振動モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10231168A JP2000060062A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 振動モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000060062A true JP2000060062A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16919386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10231168A Pending JP2000060062A (ja) | 1998-08-03 | 1998-08-03 | 振動モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000060062A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224068A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Nidec Copal Corp | 振動モータ |
JP2008252981A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Nidec Copal Corp | モータ組立体 |
-
1998
- 1998-08-03 JP JP10231168A patent/JP2000060062A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006224068A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Nidec Copal Corp | 振動モータ |
JP2008252981A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Nidec Copal Corp | モータ組立体 |
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