JPH10248192A - バイブレータ保持構造 - Google Patents
バイブレータ保持構造Info
- Publication number
- JPH10248192A JPH10248192A JP9061812A JP6181297A JPH10248192A JP H10248192 A JPH10248192 A JP H10248192A JP 9061812 A JP9061812 A JP 9061812A JP 6181297 A JP6181297 A JP 6181297A JP H10248192 A JPH10248192 A JP H10248192A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- vibrator
- motor holder
- elastic tube
- holder
- Prior art date
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- Pending
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- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バイブレータ保持構造に於いて部品点数、作業
工数を削減する。 【解決手段】バイブレータ１２のモータ１３を収納可能
なモータホルダ１７が、電子機器の筐体ケース１８と一
体に形成され、弾性チューブ２５が嵌着された前記モー
タを前記モータホルダに嵌装する構成としたことで、モ
ータホルダを形成する為の部品、作業が不要となる。
工数を削減する。 【解決手段】バイブレータ１２のモータ１３を収納可能
なモータホルダ１７が、電子機器の筐体ケース１８と一
体に形成され、弾性チューブ２５が嵌着された前記モー
タを前記モータホルダに嵌装する構成としたことで、モ
ータホルダを形成する為の部品、作業が不要となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用通信機等小
型電子機器の内部に設けられるバイブレータ、特にバイ
ブレータ保持構造の改良に関するものである。
型電子機器の内部に設けられるバイブレータ、特にバイ
ブレータ保持構造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯用通信機、或は時計機能を具備した
携帯用電子機器では、信号の着信状態若しくは設定時刻
等を携帯者に認知させる為の告知手段を備えているもの
がある。該告知手段は電子音を発するアラームであった
り、振動を発するバイブレータであったりする。前記携
帯用電子機器を静かな場所で使用する場合等、音の発生
が不都合な場所での使用もあり、近年ではバイブレータ
を具備する小型電子機器の普及が進んでいる。
携帯用電子機器では、信号の着信状態若しくは設定時刻
等を携帯者に認知させる為の告知手段を備えているもの
がある。該告知手段は電子音を発するアラームであった
り、振動を発するバイブレータであったりする。前記携
帯用電子機器を静かな場所で使用する場合等、音の発生
が不都合な場所での使用もあり、近年ではバイブレータ
を具備する小型電子機器の普及が進んでいる。
【０００３】従来のバイブレータ保持構造を図３、図４
により説明する。
により説明する。
【０００４】図中１はバイブレータ、２はモータホルダ
を示している。前記バイブレータ１は、モータ３の回転
軸４にロータ５が軸着され、該ロータ５は前記回転軸４
に対して偏心した位置に重心を有している。又、前記バ
イブレータ１はリード線６により図示しない電源に接続
されている。
を示している。前記バイブレータ１は、モータ３の回転
軸４にロータ５が軸着され、該ロータ５は前記回転軸４
に対して偏心した位置に重心を有している。又、前記バ
イブレータ１はリード線６により図示しない電源に接続
されている。
【０００５】前記モータホルダ２は板金を逆Ω字状に屈
曲して成形され、上方に折曲げ形成した相対峙する挾持
腕７及び底部８を有する。該底部８の下面は半田付けに
より小型電子機器の筐体パネル９に接着されている。
曲して成形され、上方に折曲げ形成した相対峙する挾持
腕７及び底部８を有する。該底部８の下面は半田付けに
より小型電子機器の筐体パネル９に接着されている。
【０００６】前記モータ３は前記モータホルダ２に嵌装
され、前記挾持腕７は前記モータ３を弾性力により挾持
する。前記電源により前記モータ３が駆動され、前記ロ
ータ５が前記回転軸４を介して偏心回転することで振動
が発生する。該振動の発生で携帯者は小型電子機器への
着信を認知することができる。
され、前記挾持腕７は前記モータ３を弾性力により挾持
する。前記電源により前記モータ３が駆動され、前記ロ
ータ５が前記回転軸４を介して偏心回転することで振動
が発生する。該振動の発生で携帯者は小型電子機器への
着信を認知することができる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のバイブ
レータ保持構造に於いては、モータホルダ２が筐体パネ
ル９に半田付けされる構造であるので、部品点数、並び
に半田付けの為の作業工数が多くなり、製作コストが蒿
む。更にバイブレータ１の振動や落下時の衝撃は半田付
け部分にも伝わるので、半田付け部分に不必要な力が掛
かり、クラックが発生しやすい等、経年変化によりバイ
ブレータが破損する虞れがあるという問題があった。
レータ保持構造に於いては、モータホルダ２が筐体パネ
ル９に半田付けされる構造であるので、部品点数、並び
に半田付けの為の作業工数が多くなり、製作コストが蒿
む。更にバイブレータ１の振動や落下時の衝撃は半田付
け部分にも伝わるので、半田付け部分に不必要な力が掛
かり、クラックが発生しやすい等、経年変化によりバイ
ブレータが破損する虞れがあるという問題があった。
【０００８】本発明は斯かる実情に鑑み、部品点数、作
業工数を削減し、コストの低減、並びに作業性の向上を
図ると共に破損しにくいバイブレータ保持構造を提供し
ようとするものである。
業工数を削減し、コストの低減、並びに作業性の向上を
図ると共に破損しにくいバイブレータ保持構造を提供し
ようとするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、バイブレータ
のモータを収納可能なモータホルダが、電子機器の筐体
ケースと一体に形成され、弾性チューブが嵌着された前
記モータを前記モータホルダに嵌装したバイブレータ保
持構造に係るものである。
のモータを収納可能なモータホルダが、電子機器の筐体
ケースと一体に形成され、弾性チューブが嵌着された前
記モータを前記モータホルダに嵌装したバイブレータ保
持構造に係るものである。
【００１０】モータホルダを電子機器の筐体ケースと一
体に成形することで、モータホルダを形成する為の部
品、作業が不要となる。
体に成形することで、モータホルダを形成する為の部
品、作業が不要となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図１、図２を参照しつつ本
発明の実施の形態を説明する。
発明の実施の形態を説明する。
【００１２】バイブレータ１２はモータ１３とロータ１
４を具備している。該ロータ１４は前記モータ１３から
延出した回転軸１５に軸着され、該回転軸１５に対して
偏心した位置に重心を有している。又、前記バイブーレ
ータ１２はリード線１６により図示しない電源に接続さ
れている。
４を具備している。該ロータ１４は前記モータ１３から
延出した回転軸１５に軸着され、該回転軸１５に対して
偏心した位置に重心を有している。又、前記バイブーレ
ータ１２はリード線１６により図示しない電源に接続さ
れている。
【００１３】モータホルダ１７はプラスチック等合成樹
脂製であり、小型電子機器の筐体ケース１８と一体に成
形される。前記モータホルダ１７は前記モータ１３を収
納可能な凹状の箱体であり、前記回転軸１５側の側壁１
９に欠切部２０を、前記リード線１６側の側壁２１に欠
切部２２をそれぞれ形成する。又、前記モータホルダ１
７の、前記モータ１３の胴部分に当接する２つの側壁２
３，２３の外側に補強用リブ２４を所要数形成する。
脂製であり、小型電子機器の筐体ケース１８と一体に成
形される。前記モータホルダ１７は前記モータ１３を収
納可能な凹状の箱体であり、前記回転軸１５側の側壁１
９に欠切部２０を、前記リード線１６側の側壁２１に欠
切部２２をそれぞれ形成する。又、前記モータホルダ１
７の、前記モータ１３の胴部分に当接する２つの側壁２
３，２３の外側に補強用リブ２４を所要数形成する。
【００１４】而して、本実施の形態によるモータホルダ
１７は筐体ケース１８と一体に成形されるので、一工程
で形成することができる。
１７は筐体ケース１８と一体に成形されるので、一工程
で形成することができる。
【００１５】前記モータ１３の胴部分に天然ゴム、エラ
ストマ等の高弾性材から成る弾性チューブ２５を嵌着す
る。該弾性チューブ２５は、前記モータ１３の胴部分と
前記モータホルダ１７の側壁２３内側との間隙を充填し
得る所要の肉厚としてある。
ストマ等の高弾性材から成る弾性チューブ２５を嵌着す
る。該弾性チューブ２５は、前記モータ１３の胴部分と
前記モータホルダ１７の側壁２３内側との間隙を充填し
得る所要の肉厚としてある。
【００１６】前記モータ１３を、前記弾性チューブ２５
を嵌着させた状態で前記モータホルダ１７に嵌装する。
この時、前記回転軸１５は前記欠切部２０より突出し、
前記リード線１６は前記欠切部２２より引出され、前記
モータ１３の胴部分は前記弾性チューブ２５を介して前
記側壁２３，２３により挾持される。
を嵌着させた状態で前記モータホルダ１７に嵌装する。
この時、前記回転軸１５は前記欠切部２０より突出し、
前記リード線１６は前記欠切部２２より引出され、前記
モータ１３の胴部分は前記弾性チューブ２５を介して前
記側壁２３，２３により挾持される。
【００１７】前記電源により前記モータ１３が駆動さ
れ、前記ロータ１４が前記回転軸１５を介して偏心回転
することで振動が発生する。
れ、前記ロータ１４が前記回転軸１５を介して偏心回転
することで振動が発生する。
【００１８】前記モータ１３に前記弾性チューブ２５を
嵌着する構成としたことにより、該弾性チューブ２５が
前記モータホルダ１７と前記モータ１３との間隙を充填
する機能を果たし、機器が落下した時の衝撃により前記
モータホルダ１７から、前記バイブレータ１２が脱抜す
るのを防止し得、更に、前記弾性チューブ２５の肉厚を
調整することにより、前記モータホルダ１７への前記バ
イブレータ１２の嵌装を一層きつくしたり、緩めたりす
ることも可能である。又、機器の落下時には、前記弾性
チューブ２５は緩衝材として機能し、外部からの衝撃が
バイブレータ１２へ伝わりにくい。
嵌着する構成としたことにより、該弾性チューブ２５が
前記モータホルダ１７と前記モータ１３との間隙を充填
する機能を果たし、機器が落下した時の衝撃により前記
モータホルダ１７から、前記バイブレータ１２が脱抜す
るのを防止し得、更に、前記弾性チューブ２５の肉厚を
調整することにより、前記モータホルダ１７への前記バ
イブレータ１２の嵌装を一層きつくしたり、緩めたりす
ることも可能である。又、機器の落下時には、前記弾性
チューブ２５は緩衝材として機能し、外部からの衝撃が
バイブレータ１２へ伝わりにくい。
【００１９】尚、前記補強用リブ２４は省略することも
可能である。
可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、モータ
ホルダが筐体ケースと一体構造であるのでバイブレータ
保持構造に要する部品点数が減少し、半田付けが不要で
あるので、作業工数が削減でき、コストの低減、作業性
の向上が図れ、更に、モータに弾性チューブを嵌着さ
せ、落下等の外部からの衝撃に耐え得る様な構造とした
ので品質の安定化が図れる。
ホルダが筐体ケースと一体構造であるのでバイブレータ
保持構造に要する部品点数が減少し、半田付けが不要で
あるので、作業工数が削減でき、コストの低減、作業性
の向上が図れ、更に、モータに弾性チューブを嵌着さ
せ、落下等の外部からの衝撃に耐え得る様な構造とした
ので品質の安定化が図れる。
【図１】本発明の実施の形態を示す斜視説明図である。
【図２】同前分解斜視説明図である。
【図３】従来例の斜視説明図である。
【図４】従来例の分解斜視説明図である。
１２ バイブレータ １３ モータ １４ ロータ １５ 回転軸 １６ リード線 １７ モータホルダ １８ 筐体ケース １９ 側壁 ２０ 欠切部 ２１ 側壁 ２２ 欠切部 ２３ 側壁 ２４ 補強用リブ ２５ 弾性チューブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 7/14 Ｈ０４Ｍ 1/00 Ｋ // Ｈ０４Ｍ 1/00 Ｈ０４Ｂ 7/26 Ｗ (72)発明者 宮山 学 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 バイブレータのモータを収納可能なモー
タホルダが、電子機器の筐体ケースと一体に形成され、
弾性チューブが嵌着された前記モータを前記モータホル
ダに嵌装したことを特徴とするバイブレータ保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061812A JPH10248192A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | バイブレータ保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061812A JPH10248192A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | バイブレータ保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10248192A true JPH10248192A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=13181882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9061812A Pending JPH10248192A (ja) | 1997-02-28 | 1997-02-28 | バイブレータ保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10248192A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002271879A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Citizen Electronics Co Ltd | 多機能型音響装置 |
| JP2005348516A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nidec Copal Corp | モータホルダ及び振動モータ組立体 |
| WO2006127374A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Solutions For Thought, Llc | Vibrating transducer with wobbling motor |
| US7268290B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-09-11 | Solutions For Thought, Llc | Tactile metronome |
| US7285101B2 (en) | 2005-05-26 | 2007-10-23 | Solutions For Thought, Llc | Vibrating transducer with provision for easily differentiated multiple tactile stimulations |
| JP2013108864A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Hitachi Aloka Medical Ltd | 個人線量計 |
| WO2016114383A1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-21 | 日本電産コパル株式会社 | リニア振動モータ |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP9061812A patent/JPH10248192A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002271879A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Citizen Electronics Co Ltd | 多機能型音響装置 |
| US7268290B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-09-11 | Solutions For Thought, Llc | Tactile metronome |
| US7304230B2 (en) | 2002-11-27 | 2007-12-04 | Solutions For Thought, Llc | Multiple channel metronome |
| US7390955B2 (en) | 2002-11-27 | 2008-06-24 | Solutions For Thought, Llc | Metronome with wireless transducer |
| US7422564B2 (en) | 2002-11-27 | 2008-09-09 | Solutions For Thought, Llc | Tactile rhythm generator |
| JP2005348516A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Nidec Copal Corp | モータホルダ及び振動モータ組立体 |
| JP4651973B2 (ja) * | 2004-06-02 | 2011-03-16 | 日本電産コパル株式会社 | モータホルダ及び振動モータ組立体 |
| WO2006127374A1 (en) * | 2005-05-26 | 2006-11-30 | Solutions For Thought, Llc | Vibrating transducer with wobbling motor |
| US7285101B2 (en) | 2005-05-26 | 2007-10-23 | Solutions For Thought, Llc | Vibrating transducer with provision for easily differentiated multiple tactile stimulations |
| JP2013108864A (ja) * | 2011-11-22 | 2013-06-06 | Hitachi Aloka Medical Ltd | 個人線量計 |
| WO2016114383A1 (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-21 | 日本電産コパル株式会社 | リニア振動モータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031216 |
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031216 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051125 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |