JP2004032527A - 携帯電話装置 - Google Patents

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Noriyoshi Sato
佐藤 則喜
Makoto Sugata
菅田 誠
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】大型化を回避しつつ、情報記録媒体を容易に着脱可能にし、装着された情報記録体が外部より見える形態電話装置を提供する。また、大型化を回避して2つの情報記録体を収納できる携帯電話装置を提供する。
【解決手段】携帯電話装置に、加入者識別情報が記録されたUIMカード12を着脱可能に収納するUIMカードコネクタ55b及びこれを収容する筐体1aと、電源を供給する電池61が着脱自在に装着される電池装着部2aと、UIMカードコネクタ55bに収納されたUIMカード12及び電池61を覆う電池カバー部61aとを具備した。そして、電池装着部2aは、UIMカード12がUIMカードコネクタ55bに着脱される着脱方向側に設けるとともに、電池カバー部61aにはUIMカード12との重畳位置に透明窓61dを備えた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加入者識別情報が記録された情報記録媒体が装着可能な携帯電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、第3世代携帯電話W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式に対応した装置の開発や商品化が始まっている。このW−CDMA方式に対応した携帯電話機やPCカード端末装置には、移動通信サービスの加入者に関する情報(加入者の電話番号、ID、及び料金情報等)が記録されたSIM(subscriber Identify Module)カードやUIM(User Identify Module)カード等の加入者識別用情報カード(ICカード)が装着できるようになっている。
【0003】
このICカードは、例えば音声送信やTV電話として使用する場合には、携帯電話装置に装着し、また、PCを使ってデータの無線通信を行う場合には、PCカード端末装置に装着して使用するなど、用途に応じて装着させる装置を適宜選択することができるようになっている。そして、このICカードに記録されている情報を用いることで、常に同一の電話番号で各種装置の利用が可能になっている。
【0004】
ところで、この加入者識別用情報カードが装着可能な従来の携帯電話機として、特開平10−336292号公報に開示されている携帯電話機がある。
図9は、従来の携帯電話機の背面図である。同図に示したように、携帯電話機100は、凹状のバッテリ装着部103を有し、このバッテリ装着部103は、底面104とこの底面104に対して垂直に隆起した垂直壁105とから構成される。
【0005】
垂直壁105の下端側には、底面104に対して凸となっている開口106が形成されており、この開口106には、図示外の加入者識別用情報カードが装着されるカードホルダが挿入される。
【0006】
また、開口106には、中央にあるカードホルダの前面パネル部107の両側に指先入れ凹部108a及び108bが形成されており、携帯電話機100の使用者が、指先入れ凹部108aに親指109aを入れ、指先入れ凹部108bに人差し指109Bを入れて、前面パネル部107を挟んで引出すことで、加入者識別用情報カードが引出せるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の携帯電話機は、バッテリ装着部103にバッテリを装着した状態では加入者識別用情報カードが装着されているか否か、外観から直接目で見て判断することができなかった。
【0008】
このため、加入者識別用情報カードを装着して使用する携帯電話機とPCカード端末装置の双方を所有する人にとっては、加入者識別用情報カードの差替えが頻繁であるため、電池を外して加入者識別用情報カードの有無を確認する動作は、非常に面倒であった。また、時には、加入者識別用情報カードが装着されているであろうと思って携帯電話機を携帯して出かけ、それが間違い(装着されていない)であると外出先で気付く場合もあり、使いたくても使えずに外出先で非常に困ったり、不便を感じる場合もある。
【0009】
また、近年では、音声情報、画像情報、及び文章情報などを記録可能なMMC(Multi Media Card:登録商標)やSD(Super Density:登録商標)カード等の情報記録用カードが装着できるデジタルビデオカメラやノートパソコン等が商品化されており、加入者識別用情報カードが装着される第三世代携帯電話機においては、今後、これらの情報記録用カードも装着できる構造のものの開発が要望されている。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、大型化を回避しつつ、情報記録媒体を容易に着脱可能にし、装着された情報記録体が外部から見える携帯電話装置を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、大型化を回避して2つの情報記録体を収納できる携帯電話装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯電話装置は、加入者識別情報が記録された情報記録体を着脱可能に収納する情報記録体収納部と、この情報記録体収納部を収容する筐体と、この筐体側に設けられ電力を供給する電池が着脱自在に装着される電池装着部と、前記情報記録体収納部に収納された前記情報記録体と前記電池とを覆うカバーとを具備した携帯電話装置であって、
電池装着部を、前記情報記録体が前記情報記録体収納部に着脱される着脱方向側に設けるとともに、
前記カバーには、前記情報記録体と重畳する位置に透明部を備えたことを特徴としている。
【0012】
本発明によれば、情報記録体の片面が露出する状態で情報記録体収納部を配設することで、情報記録体の片面を指で触って抜き差しできる。このため、情報記録体を容易に着脱することができる。しかも、このような情報記録体収納部をカバー部材で覆ったとき、透明部から情報記録体の有無が確認できる。
【0013】
また、本発明の携帯電話装置は、加入者識別情報が記録された情報記録体を着脱可能に収納する情報記録体収納部と、音声情報や非音声情報を記録する第2情報記録体を収納する第2情報記録体収納部と、前記情報記録体収納部と前記第2情報記録体収納部とを収納する筐体と、この筐体に設けられ電力を供給する電池が着脱可能に装着される電池装着部と、前記情報記録体収納部に収納された前記情報記録体と前記電池とを覆うカバーとを具備した携帯電話装置であって、
前記電池装着部を、前記情報記録体収納部と前記第2情報記録体収納部の間であって、前記情報記録体が前記情報記録体収納部に着脱される着脱方向側に設けるとともに、
前記カバーには、前記情報記録体と重畳する位置に透明部を備えたことを特徴としている。
【0014】
本発明によれば、筺体の長手方向に、情報記録体収納部と第2情報記録体収納部とバッテリとを並べて配置することで、筺体に2種類の情報記録体が収納可能となる。このため、2種類の情報記録体を収納可能な携帯電話装置の大型化を回避できる。しかも、このとき、情報記録体収納部をカバー部材で覆っても、透明部から情報記録体の有無が確認できる。
【0015】
さらに、本発明の携帯電話装置は、前記筐体が、第1の筐体及び第2の筐体と、前記第1の筐体及び前記第2の筐体を折り畳み可能に連結するヒンジ部とを具備したことを特徴としている。
【0016】
本発明によれば、2つの筺体を折り畳み可能な携帯電話装置において、一方の筺体にバッテリ収容部と第2情報記録体収容部を設けることができるため、2種類の情報記録体を1つの筺体に収納可能となる。
【0017】
さらに、本発明の携帯電話装置は、前記筐体が、略直方体状に形成されているとともに、
前記情報記録体収納部は、前記情報記録体の長手方向が前記筐体の長手方向に直交する方向と一致するように配設され、
前記第2情報記録体収納部は、前記第2情報記録体の長手方向が前記筐体の長手方向と一致するように配設されたことを特徴としている。
【0018】
本発明によれば、情報記録体の長手方向が筺体の長手方向に直行する方向に一致するように情報記録体収納部を配設したので、筺体の長手方向を長くする必要がない。また、第2情報記録体の長手方向が筺体の長手方向に一致するように第2情報記録体収納部を配設したので、筺体の長手方向に直交する方向を長くする必要がない。したがって、情報記録体及び第2情報記録体を収納可能な筺体の大型化を回避することができる。
【0019】
さらに、本発明の携帯電話装置は、前記筐体が、前記第2情報記録体を前記第2情報記録体収納部に収納するための開口部及びこの開口部を開閉可能に開閉する開閉蓋とを有し、
前記開閉蓋が前記第2情報記録体の収納方向と直交する方向に移動した後に、前記開閉蓋が前記筐体に対して回動することによって前記開口部が開放されるように構成したことを特徴としている。
【0020】
本発明によれば、開閉蓋が、第2情報記録体の収納方向と直交する方向に移動した後に、筺体に対して開閉可能に回動する構成にしたことで、筺体に衝撃が加わり、第2情報記録体が開閉蓋に衝突した場合でも、開閉蓋が開くことがない。したがって、第2情報記録体が外部に放出されることを防ぐことができる。
【0021】
さらに、本発明の携帯電話装置は、前記情報記録体が露出される面とは逆方向に、前記情報記録体収納部と、情報の入出力を行うための入出力部とを重複して配設したことを特徴としている。
【0022】
本発明によれば、情報記録収納部と入出力部とを重畳することで、情報記録収納部と入出力部を設けるためのスペースを減らすことができ、携帯電話装置の大型化を回避できる。また、情報記録体収納部に力が加わった場合でも、入出力部に対する影響を少なくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施の形態では、携帯情報端末やGSM(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W−CDMA(Wideband CDMA)方式の携帯電話装置として、携帯電話機を例にあげて説明する。
【0024】
図1(a)は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。図1(b)は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機を開いた状態を示す斜視図である。図1(c)は、図1(b)の平面側から見た斜視図である。図2は、本発明の実施形態に係る携帯電話機の平面図である。図3は、図2の横断面図である。図4は、本発明の実施形態に係る携帯電話機に収容される収容部材の斜視図である。図5(a)は、本発明の実施形態に係る開閉部に用いる開閉カバーの裏面側斜視図、同図(b)は開閉部の要部における組付け状態を示す要部斜視図である。図6は、本発明の実施形態に係る携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。図7は、本発明の実施形態に係る携帯電話機の下筐体の分解斜視図である。
【0025】
以下、本発明の実施の形態では、加入者識別用情報カードとして略直方体のUIM(User Identification Module)カード12を用い、情報記録用カードとして略直方体のSD(Secure Digital)カード13を用いた構成として説明する。
この実施の形態に係る携帯電話機1は、図1及び図2に示すように、筐体1Aが、大略、下筐体2と上筐体3とで構成されており、この下筐体2と上筐体3とはヒンジ部4によって回動可能に連結されている。そして、通常、この携帯電話機1は、携帯時には、下筐体2が上筐体3と隣接して対向するように閉じられた状態(折り畳まれた状態)で用いられる。
【0026】
(I)筐体1aについて:
この筐体1aには、図2に示すように、外部よりI/Oプラグ11、情報記録体であるUIMカード12(図3参照)、第2情報記録体であるSDカード13を装着させることができるように構成されている。
【0027】
I/Oプラグ(無線信号や音声又は画像信号系の接点プラグ)11は、図2に示すように、外部装置からデータを入出力させるためのプラグであり、筐体1a外部より、後述するI/Oコネクタ(インターフェイス用コネクタ)55aに対して着脱自在に装着させるようになっている。
【0028】
UIMカード12は、筐体1a外部より、後述するUIMコネクタ55bに装着させるようになっているとともに、SDカード13は、筐体1a外部より、後述するSDカードコネクタ55cに装着させるようになっている。
【0029】
(II)下筐体2について:
下筐体2には、図3及び図6に示すように、操作部21及び送話部(マイクロフォン)22の他に、送受信部51、データ交換部52、音声処理部53、情報記録部54、入出力部であるI/Oコネクタ55a、情報記録体収納部であるUIMカードコネクタ55b、第2情報記録体収納部であるSDカードコネクタ55c、プリント基板56a及び56b、制御部57、着脱可能な電池61、ホール素子63などを備えている。
【0030】
操作部21は、文字、記号、数字、及び操作信号等を入力したりするほか、後述するカメラ部62を操作できるようになっている。
【0031】
送受信部51は、図6に示すように、アンテナ31に接続されている。また、この送受信部51は、アンテナ31を使用して受信した通信データを処理してデータ変換部52に伝達するようになっており、このデータ変換部52が受信した通信データは、音声データに変換し、音声処理部53に伝達させるようになっている。データ変換部52には、音声処理部53が接続されているとともに、この音声処理部53は受話部32と送話部22とに接続されている。
【0032】
この音声処理部53では、音声データを復元化し送話信号を生成後、受話部32に伝達させる。この受話部32は、音声処理部53からの受信信号に応答して音声を出力する。また、音声処理部53は、送話部22が受けた音声を符号化し、音声データを生成してデータ変換部52へ出力する。データ変換部52が受信した音声データは、通信データへ変換された後、送受信部51へ出力される。送受信部51は、通信データを処理し、アンテナ31を使用して、無線信号として送信する。
【0033】
情報記録部54には、電話番号情報、音声情報、非音声情報、及び画像情報等が記録できるようになっている。
【0034】
I/Oコネクタ55aは、略箱状を有しているとともに、UMIカードコネクタ55bと重畳するように配置されており、プリント基板56aの端面近傍に表面実装されている。このI/Oコネクタ55aの信号端子23aは、接続ランド23b近傍で、かつ、プリント基板56aの端面側に形成された接続ランド23bに半田接続されている。
【0035】
一方、UMIカードコネクタ55bは、図7に示すように、下筐体2に電池61が装着されたとき、電池カバー部61aによって覆われるようになっており、透明窓(透明部)61dを通して外部から透視できるようになっている。
【0036】
このUMIカードコネクタ55bは、図7において、電池装着部2aの底面に対して電池61の装着方向に隆起した段部2dの角部にまたがった外観面近傍に、装着されるUMIカード12の長手方向が下筐体2の長手方向と直交する方向と一致するように配設されている。
【0037】
また、このUMIカードコネクタ55bには、図4に示すように、UMIカード12(図7参照)を収容するホルダ12a及び接点端子12bを備えている。このUMIカード12に内蔵されたICには、電話番号、ユーザID、及び通話料金等の情報が記録されている。このUMIカード12のサイズは、横12mm、縦25mm、厚さ0.76mmとなっている。
【0038】
なお、ホルダ12aは、図4に示すように、逆L字の形状を呈しており、UMIカード12が収容される収容部12cと、挿入されたUMIカード12が収容部12cから離接されるのを防止するカバー部12dとを備えている。なお、このUMIカード12は、電池装着部2a側から収容部12cとカバー部12dとの間に差込まれて装着されている。
【0039】
また、この図4に示すUMIカードコネクタ55bの接点端子12bは、Vcc、Vdd、GND、RST、CLK、及びI/O用に6個のものを備えている。これらの接点端子12bの一端は、装着されたUMIカード12(図7参照)の接点部(図示せず)に当接し、他端は下筐体2内部に内蔵されたプリント基板56a上の接続ランド56eに当接して、UMIカード12とプリント基板56aとを電気的に接続するようになっている。
【0040】
SDカードコネクタ55cの後述する開口部13c(図4参照)は、図3及び図4に示す開閉部2fで覆われるようになっており、この開閉部2fは下筐体2に対して開閉可能になっている。
【0041】
プリント基板56aには、図3に示すように、送受信部51、データ変換部52(図6参照)、音声処理部53(図6参照)、操作部21、及び情報記録部54が実装されているとともに、I/Oコネクタ55aが実装されている。一方、プリント基板56bには、SDカードコネクタ55cが実装されている。
【0042】
制御部57は、送受信部51、データ変換部52、バイブレータ部58、操作部21、情報記録部54、受話部32、送話部22、カメラ部62、ホール素子63、表示部33及び34、I/Oコネクタ55a、UIMカードコネクタ55b、及びSDカードコネクタ55cと接続されており、これらを適宜制御するようになっている。また、この制御部57は、電池61に接続されており、この電池61から給電されるようになっている。
【0043】
電池61は、図3及び図7に示すように、電池カバー部61aと、この電池カバー部61aの内部に収容された2次電池部61bと、正極、負極の電極端子と充電専用にサーミスタ端子の合計3種類の電池側端子部61cとからなり、下筐体2の電池装着部2a(図7参照)に着脱可能に設けられた電池パック方式で構成されている。なお、電池61が筐体1aに着脱可能に装着される構成については、本発明の要旨から逸脱するので省略する。
【0044】
また、この電池61では、充電する場合、ACアダプタ(図示せず)を介して図2に示すI/Oプラグ11をI/Oコネクタ55aに装着すると、充電が開始されるように構成されている。また、この電池61では、下筐体2から電池61を外し、専用の充電台(図示せず)に装着して、その電池61のみを充電することもできるようになっている。なお、この電池61は、下筐体2に2次電池部61bを装着した後に、電池カバー部61aを装着する内蔵電池方式としてもよい。前述の電池パック方式及び内蔵電池方式は、携帯電話機1の通話時間、待受け時間や配置位置、装着質量等の商品仕様によって適宜選択される。
【0045】
電池カバー部61aの端部には、ポリカーボネイトやアクリルなどの透明樹脂材料で形成された透明窓61dを有している。なお、その他の部位は、デザイン性を向上させるため、筐体と同色の塗装が施されている。この透明窓61dは、電池カバー部61aと一体に成形してもよいし、専用の部品として形成してもよい。本実施の形態では、専用部品として成形し、電池カバー部61aに貫通孔を設け、この貫通孔に粘着テープで粘着・固定してある。
【0046】
なお、前述した電池装着部2aは、図7に示すように、電池61を装着させるために、下筐体2に対して凹状に形成されている。この電池装着部2aには、電池の正極、負極、サーミスタ端子と当接する本体側端子2b(図4参照)が突出している。また、この本体側端子部2bの構造は、本願出願に係る発明者が出願した特開2002−75309号公報に記載のものと同じ構成のものであり、詳細については、これを参照されたい。
【0047】
また、この電池装着部2aには、図7に示すように、その底面に対して電池61の装着方向に隆起した部分、即ち段部2d及び2eが形成されている。なお、電池61が下筐体2に装着されたときに、電池装着部2aと段部2d及び段部2eとが電池カバー部61aで同時に覆われるようになっている。
【0048】
この電池装着部2aに電池61が装着されると、電池側端子部61cと本体側端子部2bとが当接し、電池61から電池側端子部61cと本体側端子部2bとを介して制御部57に電力が供給される。
【0049】
ホール素子63は、下筐体2と上筐体3が閉じられた時に上筐体3の内面と対向する下筐体2の内面位置に設けられている。このホール素子63は、上筐体の存在を検出すると所定の検出信号を出力するようになっており、これと接続された制御部57では、その検出信号の有無により、下筐体2及び上筐体3の開閉状態を検出・認識することができるように構成されている。
【0050】
(III)上筐体3について:
一方、上筐体3には、図6において、アンテナ31、受話部(レシーバ)32、(第1の)表示部33、及び(第2の)表示部34の他に、バイブレータ部58、カメラ部62、永久磁石64が設けられている。
【0051】
表示部33及び表示部34は、液晶表示部で構成されており、文字、記号、数字、及び画像等を表示する。このうち、表示部33は、上筐体3を開いた場合に露呈する上筐体3の内面に設けられている。一方、表示部34は、上筐体3において表示部33が設けられる面とは反対面側である外面に設けられている。
【0052】
バイブレータ部58は、起振して振動で着信を報知するためのものである。
【0053】
カメラ部62は、上筐体3の表示部33が設けられている方の(内)面に設けられており、表示部33の前方側を撮影するように配置されている。
【0054】
永久磁石64は、上筐体3の表示部33が設けられている方の(内)面に設けられている。下筐体2及び上筐体3が閉じられた時には、この永久磁石64がホール素子63に近接するので、ホール素子63が永久磁石64の発生する磁界を検出して検出信号を制御部57に出力するようになっている。
【0055】
一方、下筐体2と上筐体3が開かれたとき(図2及び図3参照)には、永久磁石64がホール素子63から離隔されるため、ホール素子63は、永久磁石64を検出することができず、検出信号は生成されない。
【0056】
ここで、組立工場における検査方法について説明する。
一般に、プリント基板に表面実装された電子部品が正常に半田付けされたかどうかは、専用ロボットによってフィレットの有無を検査することで判断している。この検査を容易に行う行為と、検査結果が不合格の場合に半田こてによる修理を容易(半田こてが入るスペースの確保)にする為、接続ランド23bと接続ランド23bとの間には、所定以上の部品間隔が求められる。
【0057】
本実施形態では、半田接続される端子数が多く、かつ、高背な部品を近接配置(接続ランド23bと接続ランド23bとの間を狭くする)して携帯電話機の小型化を図る為に、一方の部品の端子(I/Oコネクタ55aの信号端子23a)は自動実装し、他方の部品の端子(UMIコネクタ55bの接点端子12b)をばね接点としている。
【0058】
これにより、一方の部品はロボットによる自動検査を行い、検査結果が不合格のときには、修理する為の半田こてが入るスペースを十分に確保している。検査結果が合格であれば、他方の部品をプリント基板に載置するだけで、両者を電気的に接続できるようにしてある。なお、他方の部品は、下筐体2に予め組付け、下筐体2にプリント基板56aを収容することで、接点端子12bと接続ランド23bとを電気的に接続しても構わない。
【0059】
次に、SDカードコネクタ55c及び開閉部2fについて、図4及び図7を参照しながら詳述する。
SDカードコネクタ55cには、ハウジング13a及び端子13bを備えている。SDカード13に内蔵されたICには、画像や音声情報が記録できるようになっている。なお、このSDカード13のサイズは、横24mm、縦32mm、厚さ2.1mmとなっている。
【0060】
ハウジング13aは、SDカード13が挿入される開口部13cと、この開口部13cを通過して挿入されるSDカード13を収容する収納部13dとを備えている。
【0061】
端子13bは、カード検出、コマンド、グランド、電源、及びデータI/O用に9個のものを備えている。また、この端子13bの一端は、装着されたSDカード13の接点部(図2の13a)に当接し、他端は下筐体2内に内蔵されたプリント基板56bに半田接続されるようになっている。なお、SDカードコネクタ55cは、装着されるSDカード13の長手方向が下筐体2の長手方向と一致するように配設されている。
【0062】
SDカードコネクタ55cは、図7において、電池装着部2aの底面に対して電池61の装着方向に隆起した段部2e内に収容されており、開口部13cは開閉部2fによって覆われている。
【0063】
開閉部2fは、図4において、ホルダ71、支軸72a及び72b、連結板73、74及び連結板78、開閉カバー75、第1のねじりコイルばね76a及び第2のねじりコイルばね76bを備えている。
【0064】
このうち、一対の連結板73、74は、一対の支軸72a、72bの端部を連結するようになっている。一方、連結板78は、支軸72aに回動可能に支承されている。開閉カバー75は、連結板78に取付けられており、下筐体2とともに外観を形成している。
【0065】
第1のねじりコイルばね76aには、支軸72bが挿通されており、ホルダ71に対して連結板73、74へ支軸72bの軸心を回転中心としたトルクを付与するように構成されている。即ち、第1のねじりコイルばね76aの一端は、連結板73、74に引掛けられているとともに、他端はホルダ71の後述するばね溝71d(図4参照)に挿入されるように設けられている。
一方、第2のねじりコイルばね76bの一端は、図5(b)に示すように、連結板74の後述する係止孔74bに挿入・係止されているとともに、他端は連結板78の外縁部に係止されており、連結板73、74に対して連結板78及び開閉カバー75へ支軸72aの軸心を回転中心としたトルクを付与するようになっている。
【0066】
ホルダ71は、両端に支軸72bが連通される長孔71aが形成されており、さらにその外側にはねじ(図示せず)により下筐体2に共締めされるねじ挿通部77が設けられている。また、ホルダ71の上部両端には、図5(a)に示す開閉カバー75の引掛部75aと係合する係合部71bが立設されている。
【0067】
さらに、ホルダ71の中央部には、支軸72bが長孔71aの長手方向に移動するときに、支軸72bの中間部を幾分撓ませる頂部を有する突出部71cと、この突出部71cの横に位置し、第1ねじりコイルばね76aの一端が挿入されて一端の回動を阻止するばね溝71dとが形成されている。
【0068】
この第1ねじりコイルばね76a及び第2ねじりコイルばね76bのねじれ角度は、連結板73、74、連結板78及び開閉カバー75がいかなる位置でも零以上になるように、巻き数が増える方向へねじれ角が与えられて取付けられている。
【0069】
連結板73、74の端部には、支軸72a、72bがカシメにて固定される固定用孔73a,74aが穿設されているとともに、連結板74には、図5(b)に示すように、第2ねじりコイルばね76bの一端が挿入されて引掛けられる係止孔74bが穿設されている。また、連結板74(又は連結板78)の内面側には、第1ねじりコイルばね76aの他端が引掛けられるばね溝などが形成されている。
【0070】
連結板78は、図4において、その中央部に角孔78aが形成されているとともに、この角孔78aは、開閉カバー75の突起75b(図5(a)に図示)と係合し、開閉カバー75が矢印A方向より差込まれることで、この連結板78に取付けられるようになっている。開閉カバー75を外す時には、角穴78aと突起75bの係合状態を解除し、この開閉カバー75を矢印Aとは反対方向に引っ張ると、両者は分離することができるようになっている。
【0071】
組み立て工場においては、
(1)ホルダ71、支軸72a及び72b、連結板73及び74、ねじりコイルばね76a及び76bが予め組立てられたユニット(以下、回動ユニットと呼ぶ)が供給され、下筐体2に組付けられる。
【0072】
(2)そして、無線特性、受話特性、及び送話特性等の諸特性を検査後、この検査をクリアした良品のみに開閉カバー75が組付けられる。
【0073】
(3)回動ユニットの回動動作の確認と開閉カバー75の外観検査とが異なる工程で検査できるので、並行生産によってリードタイムの短縮などが図られ、携帯電話機1の生産性を向上させることができる。
【0074】
次に、本発明の実施の形態に係る携帯電話機の動作について、図1〜図8を参照しながら説明する。
なお、ここで、図8は、本発明の実施の形態に係る携帯電話機における開閉蓋を示す断面図であり、同図(a)はその開閉蓋が第1の位置にある状態、同図(b)は開閉蓋が第2の位置にある状態、同図(c)は開閉蓋が第3の位置にある状態、同図(d)は開閉蓋が第4の位置にある状態を示すものである。
【0075】
先ず、開閉部2fの動作について説明する。
(1)初めに、同図(a)では、開閉部2fの開閉カバー75が開口部13c(図4参照)を覆っている状態であり、この開閉カバー75の引掛部75a(図5(a)参照)がホルダ71の係合突起71bと係合している。ここで、支軸72bは長孔71aの一端側(図8(a)では上側、図4では下側)に位置し、下筐体2と開閉カバー75の外観面が一致している。この状態を開閉部2fの第1の位置(閉じた状態)とする。
【0076】
(2)ここで、開閉カバー75を第1の位置より矢印B方向へ指で力を加えると、支軸72bはクリック感を得ながら、突起部71cを通過し、長孔71aの反対側端部へ移動する。また、引掛部75a(図5(a)参照)と係合突起71bの係合状態が解除されて図8(b)のようになる。この状態を開閉部2fの第2の位置とする。
【0077】
(3)引掛部75aと係合突起71bとの係合状態が解除されると、ねじりコイルばね76aのねじりモーメントがホルダ71と連結板74及び73に偶力を与えるので、支軸72bを中心としたトルクが発生して、開閉カバー75とともに連結板73、74は反時計方向に回動を開始する。
【0078】
(4)また、ねじりコイルばね76bのねじりモーメントが連結板74及び73と開閉カバー75に偶力を与えるので、開閉カバー75は支軸72aの軸心を中心にトルクが発生し、反時計方向に回動を開始する。この状態を開閉部2fの第3の位置とし、図8(c)に示す。
【0079】
(5)その後、連結板74及び73は反時計方向に略90度まで回動し、開閉カバー75は反時計方向に略180度まで回動される。この回動動作の終了した状態を図8(d)に示し、この状態を開閉部2fの第4の位置とする。
【0080】
(6)そして、図8(d)に示すように、開閉カバー75外観面が、下筐体2の外観面と対向するように、半自動的に開かれて、SDカードコネクタ55cの開口部13cが露呈されるので、SDカード13がSDカードコネクタ55cから着脱できるようになる。
【0081】
(7)そこで、図7において、UIMカード12を矢印C方向よりUIMカードコネクタ55bに装着させることができる。
【0082】
(8)その後、図7において、電池61を矢印D方向より組付けると、電池61の電池カバー61aがUIMカード12を覆うが、この透明窓61dは、UIMカード12と重畳し、透明窓61dを通してUIMカード12が見える(透視できる)ようになっている。一方、SDカード13は、開閉カバー75を開けた後、矢印E方向よりSDカードコネクタ55cに装着し、開閉カバー75を閉めると、装着動作が完了する。
【0083】
以上、説明してきたように、本実施の形態では、開閉部2fに回転軸を2箇所設け、それぞれの回転軸を中心にして開閉カバー75を同方向に回動させるねじりコイルばね76a、76bを設けた為、使用者がSDカード13の着脱を行うときは、開閉カバー75を移動させるだけで開閉カバー75に傷を付けずに開口部13cを開放させることができる。
【0084】
また、開口部13cは、下筐体2の外観面近傍なので、開閉部2fが開かれた状態では、装着されたSDカード13も下筐体2の外観面近傍に位置しており、SDカード13の押し込みや引き抜き動作による着脱動作を容易に行うことができる。
【0085】
また、開閉カバー75は、SDカード13の着脱方向と直交する方向に移動させてから回動する構成としてあるので、例えば、携帯電話機1が落下することで収納されているSDカード13が開閉カバー75に追突して開閉部2fが開いてしまい、SDカード13が外部に出てしまうといったトラブルを防止することができる。
【0086】
なお、開閉部2fが開かれた第4の位置から、その開閉部2fを第1の位置へ戻す(閉じる)ときには、開閉カバー75に使用者が力を加えると、開閉カバー75及び連結板73は時計方向に回動し始める。その後、その開閉部2fは、第3の位置を経て第2の位置となり、引き続き矢印Bとは反対方向に力を加えると、クリック感を得ながら、第1の位置となる。
【0087】
このように、開閉蓋125を閉じるときの操作も非常に簡単であり、更に、開閉蓋が閉まるときにクリック感が得られるため、その動作が完了したことを認識しやすいという効果が得られる。
【0088】
また、かりに、開閉部2fがヒンジ部4近傍へ開かれた状態(開閉部2fの第4の位置)で、携帯電話機1を地面へ落下させてしまった場合において、従来のように、開閉カバーだけが地面に衝突する構成であると、開閉カバーの損壊を招いてしまうため、例えば、高剛性の金属材料などで開閉蓋を形成する必要がある。
【0089】
しかしながら、本実施形態では、開閉部2fを開いた状態で携帯電話機1が落下したとしても、ヒンジ部4と開閉カバー75、或いはヒンジ部4だけが地面に衝突する構成となっているので、地面との衝突による衝撃が分散し、開閉カバー75を高剛性及び高強度な材料で形成する必要がなくなる。この結果、携帯電話機1の製造コストの増大を回避できるようになる。
【0090】
なお、不測の事態により、開閉カバー75を破損してしまった場合や、傷をつけてしまって使用者が交換を望む場合などのようケースであって、開閉カバー75の交換を行わなければならない場合には、開閉カバー75と連結板78との係合状態を解除し、矢印Aとは反対方向に開閉カバー75を引き抜くことで、両者が分離できるようになる。そして、新品の開閉カバー75を矢印方向から組付けることで、開閉部2fの再組立が完了する。
【0091】
従って、携帯電話機1を組立工場に返却させなくても、サービス拠点で即座に対応して修理することができるので、メンテナンス性も向上する。
【0092】
また、本実施の形態によれば、連結板73が略90度の回動動作をするので、ねじりコイルばね76aのねじれ角度も略90度変化するように構成されている。一方、ねじりコイルばね76bは、そのコイル中心を支軸72aと不一致になるように配置しており、そのねじれ角度は開閉カバー75の回動角度よりも小さい(図8(a)及び(d)を比較)。
【0093】
例えば、ねじりコイルばね76bのコイル中心を支軸72aと一致(同軸)させた場合のねじり角度は、開閉カバー75の回動角度と略等しくなり、バネの平均径や巻き数によっては、そこに生じる応力が許容応力を超えてしまう虞がある。そこで、本実施形態のような配置とすることで、発生する応力を小さくするとができるものである。その結果、許容応力が大きい高価な材料を使用しなくてもすみ、携帯電話機1の製造コストの増大を回避することができるようになる。
【0094】
以上のような理由から、ねじりコイルばね76aも、そのコイル中心を支軸72bのコイル中心と不一致にしてねじれ角度を小さくすることで、同様な効果を得ることができ、その構造に応じて好適な方法を採用すればよい。
【0095】
また、本実施の形態によれば、UIMカードコネクタ55bの収容部12cは、UIMカードコネクタ55bの上面(下筐体2の外観面近傍)に形成されている。即ち、UIMカードコネクタ55bに装着されたUIMカード12の片面が、電池61を外した際に表面に露出するため、手が大きい人や爪が長い人等でも、UIMカード12の片面に指を触れて抜き差しすることで、容易にUIMカード12を着脱することができるようになる。
【0096】
UIMカードコネクタ55bに装着されたUIMカード12は、電池装着部2aに電池61を装着した状態で透明窓61dを通して目で確認することができるので、UIMカード12が装着されているか否かを即座に判断・確認することができる。即ち、本実施の形態では、UIMカードコネクタ55bを下筐体2の外観面近傍に設けたので、電池カバー部61aの一部に透明窓61dを設けるだけで、装着されたUIMカード12を透視することができるようになっている。
【0097】
さらに、本実施の形態によれば、下筐体2の長手方向に直交する方向とUIMカード12の長手方向とを揃えたため、下筐体2の長手方向の長さを長くする必要がなく、しかも、下筐体2の長手方向とSDカード13の長手方向とを揃えたため、下筐体2の長手方向に直交する方向の長さを長くする必要ない。従って、携帯電話機1のサイズを大きくすることなく、UIMカード12の取り外しが容易なUIMカードコネクタ55bと、SDカードコネクタ55cとを備えた携帯電話機1を提供することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、本発明によれば、情報記録体の片面が露出する状態で情報記録体収納部を配設することで、情報記録体の片面を指で触って抜き差しすることができるため、情報記録体を容易に着脱させることができる。
【0099】
しかも、バッテリ収容部に情報記録体収納部を設けたことで、既存のスペースを利用して情報記録体収納部を配設することができ、情報記録体収納部を配設するための新たなスペースをバッテリ収納部以外の部分に確保する必要がないので、携帯電話装置の大型化を避けることができる。
【0100】
さらに、本発明によれば、情報情報記録体収納部に収納された情報記録体と電池とを覆うカバー部材に透明部を設けたので、この透明部を通して情報記録体が収容されているか否かが直ちに確認することができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る携帯電話機の筐体が閉じた状態を示す斜視図、(b)は同携帯電話機の筐体を開いた状態を示す斜視図、(c)は同携帯電話機の筐体を開いたときに背面からみた状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る携帯電話機の筐体を開いた状態を示す平面図である。
【図3】図2に示す本発明の実施の形態に係る携帯電話機の側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る携帯電話機に収容された収容部材を示す斜視図である。
【図5】(a)は、本発明の実施形態に係る開閉部に用いる開閉カバーの裏面側斜視図、(b)は同開閉部の要部における組付け状態を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る携帯電話機の下筐体の分解斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る携帯電話機の開閉蓋の開閉動作を示すものであり、(a)はその開閉蓋が第1の位置にある状態、図(b)は開閉蓋が第2の位置にある状態、図(c)は開閉蓋が第3の位置にある状態、図(d)は開閉蓋が第4の位置にある状態を示す説明図である。
【図9】従来の携帯電話機の背面側の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1   携帯電話機
1a  筐体
11  I/Oプラグ
12  UIMカード(情報記録体)
12a ホルダ
12b 接点端子
13  SDカード(第2情報記録体)
13c 開口部
2   下筐体
2a  電池装着部
2f  開閉部
2d、2e段部
21  操作部
22  送話部(マイクロフォン)
3   上筐体
31  アンテナ
32  受話部(レシーバ)
33  表示部
34  表示部
4   ヒンジ部
51  送受信部
52  データ交換部
53  音声処理部
54  情報記録部
55a I/Oコネクタ(入出力部)
55b UIMカードコネクタ(情報記録体収納部)
55c SDカードコネクタ(第2情報記録体収納部)
56a、56bプリント基板
57  制御部
58  バイブレータ部
61  電池
61a 電池カバー部(カバー)
61d 透明窓(透明部)
62  カメラ部
63  ホール素子
64  永久磁石
71  ホルダ
71b 係合突起
72a、72b支軸
73、74、78連結板
75  開閉カバー(開閉蓋)
75a 引掛部
76a、76bねじりコイルばね

Claims (6)

  1. 加入者識別情報が記録された情報記録体を着脱可能に収納する情報記録体収納部と、この情報記録体収納部を収容する筐体と、この筐体側に設けられ電力を供給する電池が着脱自在に装着される電池装着部と、前記情報記録体収納部に収納された前記情報記録体と前記電池とを覆うカバーとを具備した携帯電話装置であって、
    電池装着部を、前記情報記録体が前記情報記録体収納部に着脱される着脱方向側に設けるとともに、
    前記カバーには、前記情報記録体と重畳する位置に透明部を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 加入者識別情報が記録された情報記録体を着脱可能に収納する情報記録体収納部と、音声情報や非音声情報を記録する第2情報記録体を収納する第2情報記録体収納部と、前記情報記録体収納部と前記第2情報記録体収納部とを収納する筐体と、この筐体に設けられ電力を供給する電池が着脱可能に装着される電池装着部と、前記情報記録体収納部に収納された前記情報記録体と前記電池とを覆うカバーとを具備した携帯電話装置であって、
    前記電池装着部を、前記情報記録体収納部と前記第2情報記録体収納部の間であって、前記情報記録体が前記情報記録体収納部に着脱される着脱方向側に設けるとともに、
    前記カバーには、前記情報記録体と重畳する位置に透明部を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  3. 前記筐体は、
    第1の筐体及び第2の筐体と、
    前記第1の筐体及び前記第2の筐体を折り畳み可能に連結するヒンジ部と
    を具備したことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話装置。
  4. 前記筐体は、略直方体状に形成されているとともに、
    前記情報記録体収納部は、前記情報記録体の長手方向が前記筐体の長手方向に直交する方向と一致するように配設され、
    前記第2情報記録体収納部は、前記第2情報記録体の長手方向が前記筐体の長手方向と一致するように配設された
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯電話装置。
  5. 前記筐体は、前記第2情報記録体を前記第2情報記録体収納部に収納するための開口部及びこの開口部を開閉可能に開閉する開閉蓋とを有し、
    前記開閉蓋が前記第2情報記録体の収納方向と直交する方向に移動した後に、前記開閉蓋が前記筐体に対して回動することによって前記開口部が開放されるように構成したことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の携帯電話装置。
  6. 前記情報記録体が露出される面とは逆方向に、前記情報記録体収納部と、情報の入出力を行うための入出力部とを重複して配設したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯電話装置。
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