JP2008092738A - 携帯端末用クレイドル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
接続端子の携帯端末の外部端子との接続をより確実に行うことができる携帯端末用クレイドル装置を提供する。
【解決手段】
筐体の載置部に載置される携帯端末に配置された外部端子部に当接される接続端子部、及び接続端子部と取付部との間に設けられるバネ部を有して構成されて、携帯端末の外部端子部に対向して載置部に形成された端子開口部から接続端子部が外部に突出可能な状態で筐体の内部に配置されるバネ端子部材と、バネ部のバネ力に抗してバネ端子部材を筐体の内部側に付勢することにより接続端子部の端子開口部からの突出を規制可能な規制部材と、を備えて構成される携帯端末用クレイドル装置において、バネ端子部材は、接続端子部に対してバネ部とは反対側に遊端部を有し、規制部材は、遊端部に当接してバネ端子部材を筐体内部側に付勢することを特徴とする。
【選択図】 図3
接続端子の携帯端末の外部端子との接続をより確実に行うことができる携帯端末用クレイドル装置を提供する。
【解決手段】
筐体の載置部に載置される携帯端末に配置された外部端子部に当接される接続端子部、及び接続端子部と取付部との間に設けられるバネ部を有して構成されて、携帯端末の外部端子部に対向して載置部に形成された端子開口部から接続端子部が外部に突出可能な状態で筐体の内部に配置されるバネ端子部材と、バネ部のバネ力に抗してバネ端子部材を筐体の内部側に付勢することにより接続端子部の端子開口部からの突出を規制可能な規制部材と、を備えて構成される携帯端末用クレイドル装置において、バネ端子部材は、接続端子部に対してバネ部とは反対側に遊端部を有し、規制部材は、遊端部に当接してバネ端子部材を筐体内部側に付勢することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、携帯端末を載置可能に構成され、該携帯端末の外部端子に当接される接続端子部を備える携帯端末用クレイドル装置に関する。
従来、携帯端末用のクレイドル装置として、例えば携帯電話機の充電台が知られており、この充電台は、携帯電話機が載置される載置部が設けられた筐体と、携帯電話機が載置部に載置された状態で携帯電話機の外面に配置された充電用の外部端子に当接して電気的に接続される接続端子部と、家庭用コンセントなどに接続されるACアダプタからの電源を供給する電源ケーブルと接続可能な電源コネクタとを有して構成される。
そして、電源ケーブルを介して供給される電源が、接続端子部を介して携帯端末の外部端子に入力されて、携帯端末の内部に収納されている充電可能な二次電池(バッテリー)に蓄電されることにより、携帯電話が充電される。
また、従来の充電台では、携帯電話機が載置された場合にのみ接続端子部を筐体外部に突出させるように、接続端子部をコイル状バネ部材の一部で構成して、携帯電話機が載置されていない場合にはコイル状バネ部材のコイル部と接続端子部との間の部位を筐体内部側に付勢して、接続端子部を筐体内部に退入させ、携帯電話機が載置されるとコイル状バネ部材に対する付勢を解除して接続端子部を筐体外部に突出させるように構成されている。この構成により、接続端子部は、携帯電話機が載置されていないときには、筐体外部に突出されないため、端子が短絡したり粉塵や埃などの塵が接続端子部に付着して携帯電話機の外部端子との接触不良が発生することを抑制できる構成となっている。(例えば特許文献1参照)
特開2003−134680号公報
しかしながら、上述した従来の充電台では、コイル状バネ部材におけるコイル部と接続端子部との間の部位を筐体内部側に付勢する構成であるため、接続端子部を筐体内部に退入させるためには大きな付勢力が必要となる。この大きな付勢力をコイル部と接続端子部との間の部位に作用させると、コイル部に大きな反力が作用してコイル部が塑性変形する虞があり、コイル部のバネ力の低下に伴って付勢力を解除しても接続端子部の筐体外部への突出が好適に行われずに、携帯電話機の外部端子と接続端子部との間での接触不良が発生する虞があった。
そこで、本発明は、接続端子部を携帯端末の外部端子に好適に当接できる携帯端末用クレイドル装置を提供することを目的とする。
この発明は、携帯端末を載置可能な載置部が形成された筐体と、前記載置部に載置される前記携帯端末に配置された外部端子部に当接される接続端子部、前記筐体に対して取り付けられる取付部、及び前記接続端子部と前記取付部との間に設けられるバネ部を有して構成されて、前記載置部に載置される前記携帯端末の前記外部端子部に対向して前記載置部に形成された端子開口部から前記接続端子部が外部に突出可能な状態で前記筐体の内部に配置されるバネ端子部材と、前記バネ部のバネ力に抗して前記バネ端子部材を前記筐体の内部側に付勢することにより前記接続端子部の前記端子開口部からの突出を規制可能な規制部材と、を備えて構成される携帯端末用クレイドル装置において、前記バネ端子部材は、前記接続端子部に対して前記バネ部とは反対側に遊端部を有し、前記規制部材は、前記遊端部に当接して前記バネ端子部材を前記筐体内部側に付勢することを特徴とする。
この発明の携帯端末用クレイドル装置にあっては、規制部材が、バネ端子部材の接続端子部に対してバネ部とは反対側の遊端部に当接して接続端子部が筐体内部側に位置するようにバネ端子部材を付勢することにより、小さい付勢力でバネ端子部材を筐体内部側に位置させることができる。
以下、本発明に係る携帯端末用クレイドル装置の第1実施形態を図1乃至図7を参照しながら説明する。
本第1実施形態の携帯端末用クレイドル装置は、図1及び図2に示されるように、携帯電話機100が載置可能に構成されて、携帯電話機100に対して充電可能な充電台1である。
先ず、携帯電話機100は、図示されない液晶表示器などにより構成されるメイン表示部が設けられる表示側筐体である第1筐体101と、図示されないバッテリが内蔵されるとともに図示されないテンキーや選択キーなどを有して構成されるキー操作部が筐体表面上に配置されたキー側筐体としての第2筐体102とを有し、これら筐体101、102が長手方向における一端側101a、102aで連結部103を介して連結されて開閉可能に構成されている。
このように携帯電話機100は、いわゆる折り畳み式の携帯電話機とされ、第1筐体101の第2筐体102に対する重ね合せ面にメイン表示部が配置され、第2筐体102の第1筐体101に対する重ね合せ面にキー操作部が配置されている。そして、第1筐体101のメイン表示部と第2筐体102のキー操作部とは、両筐体101,102のそれぞれの重ね合せ面に配置されるため、図1に示されるように携帯電話機100が折り畳まれた状態(閉状態)では筐体外部に露出されない構成となっている。
第1筐体101は、メイン表示器が配置されるフロントケース101bと第2筐体102に対する重ね合せ面とは反対側の背面を形成するリヤケース101cとが両筐体101,102の重ね合わせ方向に組み合わされて構成される。そして、第1筐体101の内部には、メイン表示器、カメラモジュール、液晶表示器で構成されるサブ表示器、音声出力を行うスピーカー、メイン表示器やカメラモジュールやサブ表示器やスピーカーの動作を制御するための図示しないサブ回路基板などが配設されている。リヤケース101cには、第1筐体101の内部に収納されるカメラモジュールのためのカメラ窓101eとサブ表示器のための表示窓101fが設けられ、フロントケース101bには、幅方向側面部にスピーカーからの音声を出力するためのスピーカー孔101gが設けられている。
また、第2筐体102は、キー操作部が配置されるフロントケース102bと第1筐体101に対する重ね合せ面とは反対側の背面を形成するリヤケース102cとが両筐体101,102の重ね合わせ方向に組み合わされて構成される。そして、第2筐体101の内部には、キー操作部での操作に応じて動作されるデバイスや通信デバイスなどを制御するためのメイン回路基板が配置されている。また、リヤケース102cは、図示しないバッテリを収納する収納部104が形成されて、この収容部103にてバッテリを収容するとともに、この収納部104を閉塞するバッテリーリッド104aが結合されている。
また、第2筐体102に収納されているメイン回路基板には、各種制御を行うための電子部品が実装されているとともに、外部端子部105としての充電用の給電端子105a、グランド端子105b、音声出力端子105c、アンプ制御端子105dが実装されており、バッテリーリッド104aにはこれら端子105a〜105dに対向した位置にそれぞれ外部端子孔104a,104b,104c,104dが形成されている。フロントケース102bとリヤケース102cとの間にメイン回路基板を組み込んだ状態で両ケース102b,102cを結合させて、バッテリーリッド104aをリヤケース102cに結合させると、各端子105a〜105dの端子面がバッテリーリッド104aの各外部端子孔104a〜104dから露出されるように構成されている。
図1及び図2に示されるように、第1筐体101の一端部101aとは反対側の筐体長手方向における他端部101dは、リヤケース101c側の外面が曲面状に形成されている。また、第2筐体102の一端部102aとは反対側の筐体長手方向における他端部102dも、リヤケース102c側の外面が曲面状に形成されている。そして、バッテリーリッド104aは、第2筐体102の背面側平面部を形成する平面部と第2筐体102の他端部102dを湾曲状に形成する曲面部とを有して構成されており、この曲面部と平面部との境界部位に外部端子孔104a〜104dが形成されている。
充電台1は、図1及び図2に示されるように、略半球状に形成される充電筐体2を有し、この充電筐体2には、携帯電話機100の他端部(図1に示される下端部)が装着されて、携帯電話機100を支持するための支持凹部(載置部)3が形成されている。この支持凹部3は、図1に示すように、携帯電話機100が装着されて載置された状態において、携帯電話機100上端側が後方に傾斜して支持されるように、後方上側(図1における右側)に向かって開口するように形成されている。
また、充電筐体2には、支持凹部3の後面3aより筐体外部に突出可能な係合突起部4aを有して構成され、当該係合突起部4aが筐体外部に突出した位置と充電筐体2の内部に退入する位置との間で摺動可能に配置されるとともに係合突起部4が支持凹部3の後面3aから筐体外部に突出する方向に付勢される係合部材4が設けられている。そして、第2筐体102のバッテリーリッド104aには、係合突起部4aに対向する位置に筐体内部側に窪むように形成される係合凹部104bが形成されている。
よって、携帯電話機100は、傾斜した状態で他端部が支持凹部3に挿嵌されることによって、充電筐体2に装着されて充電台1に載置されることとなる。このように携帯電話機100が充電台1に載置された状態では、支持凹部3の後面3aから突出される係合突起部4aが第2筐体102の背面に形成された係合凹部104bに係合することにより、携帯電話機100は、第2筐体102と充電筐体2とが係合された状態で充電筐体2に保持されることとなる。なお、携帯電話機100を充電筐体2から取り外す場合には、携帯電話機100の他端部を支持凹部3から引き出すことによって、係合突起部4aが付勢力に抗して筐体内部側に退入されて係合突起部4と係合凹部104bとの係合が解除されることにより、第2筐体102と充電筐体2との係合が解除されることにより、携帯電話機100を充電台1から取り外すことができる。
次に、充電台1の充電筐体2における内部構造について、図3乃至図6を用いて説明する。
図3の分解斜視図に示されるように、充電台1は、半球状に形成されるアッパーケース2aと平面状に形成されるアンダーケース2bとが上下方向で結合されて構成される充電筐体2を備え、当該充電筐体2の両ケース2a,2bの間に形成される筐体内部には、音響出力部材5、各種電子部品が実装された回路基板6、回路基板6の後端部に実装されて外部電源ケーブルが接続可能な電源コネクタ7と、回路基板6に取り付けられて電源コネクタ7から入力された電力が回路基板6を介して導電される給電端子部材81、回路基板6に取り付けられて回路基板6の基準電位部に導通されるグランド端子部材82、回路基板6に取り付けられて携帯電話機100の音声出力端子105cを介して入力される音声信号を回路基板6に実装されている音声出力制御用の電子部品に接続される音声出力端子部材83、及び回路基板6に取り付けられて回路基板6に実装される音声増幅器(アンプ)を制御する信号を携帯電話機100から入力して音声増幅器に出力するアンプ制御端子部材84を備えた端子部材(バネ端子部材)8と、各端子部材81〜84を筐体内部側に付勢可能な揺動部材9と、支持凹部3の後面3aから突出可能な係合突起部4aを備えた係合部材4とが配設されている。
先ず、音響出力部材5は、内部に図示しないスピーカーを備えた音声筐体5aを有して、音声筐体5aの下面からスピーカーの音を出力するように構成されており、スピーカーの音声が充電筐体2のアンダーケース2bの前方に形成されている複数の音出力孔21から充電筐体2の外部に出力されるようにアンダーケース2bに取り付け固定される。
回路基板6は、四隅にネジが挿通される挿通孔6aが形成されており、充電筐体2のアッパーケース2aの内部に鉛直方向に形成された図示しないネジボス部に螺合結合されてアッパーケース2aに取り付けられる。
電源コネクタ7は、回路基板6の後端部の上面に実装されており、回路基板6がアッパーケース2aにネジ止め結合されたときに外部電源ケーブルとの接続口がアッパーケース2aの後端下部に形成されたコネクタ開口部から露出するように配設されている。
なお、回路基板6の上面には、電源コネクタ7だけでなく、電源コネクタ7を介して供給される電力の供給制御を行うための電子部品やスピーカーに出力される音声信号の出力を制御するための電子部品などの各種電子部品が実装されている。
各端子部材81〜84を有して構成される端子部材8は、金属線部材で構成され、それぞれ略同一の形状とされている。そして、端子部材8は、一端側に略コ字条に形成されて回路基板6に半田付けなどにより取り付けられる取付部8aを有し、他端側に充電筐体2の支持凹部3の後面3aに形成された端子開口孔(端子開口部)31〜34に挿通されて筐体外部に突出可能な接続端子部8bを有し、取付部8aと接続端子部8bとの間でコイル状に形成されたコイル部(バネ部)8cとを有して構成される。更に、端子部材8は、接続端子部8bの他端側に略直線状に延設される遊端部8dが形成されている。なお、端子部材8は、取付部8aが回路基板6に取り付けられた状態では、コイル部8cと接続端子部8bと遊端部8dとが、回路基板6の上面側に位置される。
揺動部材9は、図4に示されるように、幅方向(携帯電話機100が支持凹部3に載置されたときの携帯電話機100の筐体幅方向と同方向)に延びる回転軸部(揺動部)9aを幅方向両端に有して構成され、この両端の回転軸部9aが充電筐体2のアッパーケース2aの内部に形成された支持部材に揺動可能に支持された状態で充電筐体2に取り付けられている。そして、充電筐体2の後端側(図3に示される右側)である一端側には、端子部材8の接続端子部8bが挿通される挿通孔9bが形成され、その挿通孔9bの一端側には端子部材8の遊端部8dと当接される当接部9cが設けられている。当接部9cは、筐体幅方向である端子部材8のコイル部8cのコイル軸と平行な方向に延びるように形成されており、端子部材8の遊端部8dと確実に当接される形状とされている。このように、接続端子部8bが揺動部材9に形成された挿通孔9bに挿通された状態で当接部9cが遊端部8dに当接されるので、端子部材8と揺動部材9との配置関係を維持した状態で筐体内部に配設することができるとともに、当接部9cの遊端部9dへの当接をより確実に行うことができる。また、揺動部材9は、他端側の幅方向中央に支持凹部3の底面部3dに形成された突部開口部3eを挿通可能な突部9dが形成されている。
そして、この揺動部材9は、付勢バネ(付勢部材)9eによって、突部9dが突起孔部3eから突出する方向へ付勢されている。詳細には、付勢バネ9eの幅方向両端部に形成されたコイル状端部が回転軸部9aに挿通されて幅方向中央部が突部9dの下面近傍に当接されており、コイル状端部のバネ力によって突部9dが突部開口部3eから突出する方向へ付勢部材9が常時付勢されることとなる。よって、揺動部材9と付勢バネ9eとによって、端子部材8の接続端子部8bが筐体外部へ突出することを規制可能な規制部材が構成される。
また、充電筐体2のアッパーケース2aには、係合突起部4aが充電筐体2の内部に退入する位置と支持凹部3の後面3aより筐体外部に突出した位置との間で移動可能に係合部材4が回動可能に設けられている。なお、この係合部材4は、係合突起部4aが支持凹部3の後面3aから筐体外部に突出される方向に付勢バネ4bによって常時付勢されている。
このように充電筐体2は、アッパーケース2aとアンダーケース2bとで形成される筐体内部空間に、スピーカー5、回路基板6、接続端子8、揺動部材9、及び係合部材4が備えられて構成されている。
次に、充電筐体2の内部構成の動作について説明する。
図5は、充電台1に携帯電話機100が載置されていない状態を示しており、図5(a)はその状態での断面斜視図であり、図5(b)は断面平面図である。図5に示されるように、揺動部材9が付勢バネ9eによって突部9dが突部開口部3eから筐体外部突出する方向へ付勢されているため、この状態においては、突部9dが突部開口部3eから突出した状態とされる。
このとき、揺動部材9の一端側は付勢バネ9eの付勢力によって回路基板6に近づく方向へ回動された状態に付勢される。よって、揺動部材9は、一端側に形成された当接部9cが接続部材8の遊端部8dに当接した状態でコイル部8cのコイルバネ力に抗して接続部材8を下方向(回路基板6に近づく方向)へ付勢する。接続部材8は、遊端部8dが下方向へ付勢されることによってコイル部8cから他端側の部位がコイル部8cを中心として下方向へ回動されて、接続端子部8bも下方向へ変位される。接続端子部8bは、この下方向への回動変位によって支持凹部3の後面3aに形成された端子開口部31〜34から外部に突出されない状態とされる。
図6は、充電台1に携帯電話機100が載置された状態を示しており、図6(a)はその状態での断面斜視図であり、図6(b)は断面平面図である。支持凹部3に携帯電話機100が装着されて、携帯電話機100の他端部によって揺動部材9の突部9dが下方向に押圧されると、揺動部材9は、付勢バネ9eの付勢力に抗して突部9dが下方向へ向かう方向に回動されて、図5(b)に示される状態とされる。このとき、突部9dが下方向へ向かう方向に揺動部材9が回動されるため、他端部に形成された当接部9cは上方向へ回動変位され、接続部材8の遊端部8dの下方向への付勢が解除されることとなる。
接続部材8は、揺動部材9による遊端部8dでの下方向への付勢が解除されるため、コイル部8cのコイルバネ力によって、他端側がコイル部8cを中心として回路基板6から離れる方向(図6(b)に示す反時計回り方向)へ向かって回動される。このように、接続部材8がコイル部8cのコイルバネ力によって回動されると、図6(b)に示されるように、接続端子部8bが支持凹部3の後面3aに形成された端子開口部31〜34に挿通されて、接続端子部8bが支持凹部3の後面3aから筐体外部に突出して位置される。この状態では、図7に示されるように、支持凹部3に携帯電話機100が装着されている状態であり、筐体外部に突出された各端子部材81〜84の各接続端子部8bは携帯電話機100の第2筐体102の背面に配置されている外部端子105a〜105dに当接される。
このように、携帯電話機100が充電筐体2の支持凹部3に装着されて充電台1に載置されると、携帯電話機100の他端部が支持凹部3の底面3dの突部開口部3eから突出している突部9dを下方向に押圧することとなり、揺動部材9が図6(b)及び図7において反時計回り方向に回動されることとなり、揺動部材9による端子部材8の図6(a)における時計方向周りへの付勢が解除される。端子部材8は、揺動部材9による付勢が解除されると、コイル部8cのコイルバネ力によって図6(b)及び図7における反時計回り方向にコイル部8cを中心として回動することとなり、他端側に形成されている接続端子部8bが支持凹部3の後面3aの端子開口部31〜34に挿通して、筐体外部に突出する。突出した接続端子部8bは、携帯電話機100の外部端子105a〜105dに当接され、各外部端子105a〜105dに回路基板6からの電力や各種信号を携帯電話機100に伝達することができるとともに、携帯電話機100からの各種信号を回路基板6へ伝達することができる。
また、充電筐体2の内部に配置された係合部材4の係合突起部4aが、携帯電話機100の第2筐体102の背面に形成された係合凹部104dと係合されることにより携帯電話機100の装着状態が保持されている。
次に、携帯電話機100を充電台1から取り出す場合には、携帯電話機100を支持凹部3から引き出すことにより、係合突起部4aと係合凹部104dとの係合が解除されることにより、携帯電話機100の支持凹部3への装着を解除して取り出すことができる。
携帯電話機100が取り出されると、携帯電話機100の他端部による揺動部材9の突部9dの下方向への押圧が解除されることとなり、揺動部材9は、図5に示されるように、時計回り方向に回動して、突部9dが支持凹部3の底面3dの突部開口部3eから突出した状態となる。また、揺動部材9の時計回り方向への回動により、揺動部材9の他端側に形成されている当接部9cが、端子部材8の遊端部8dに当接した状態で、端子部材8を時計回り方向へ付勢する。端子部材8が揺動部材9の付勢力によってコイル部8cを中心として時計回り方向へ回動されると、充電筐体2の支持凹部3の後面3aに形成された端子開口部31〜34に挿通されて筐体外部に突出していた接続端子部8bが、充電筐体2の筐体内部に退入されて、筐体外部に突出されなくなる。
このように、携帯電話機100が充電筐体2に載置されていない状態では、携帯電話機100の外部端子105と接続可能な接続端子部8bが筐体外部に突出しないように構成されているため、接続端子8bへの他部材の接触などによる短絡を抑制したり、接続端子部8bへの埃や塵などが付着することを抑制して接続不良の発生を抑制している。
上述したように、本実施形態の携帯電話機の充電器1においては、携帯電話機100が載置されていない場合に、接続端子部8bが筐体内部に退入した位置に位置されるように端子部材8を付勢する揺動部材9が、当接部9cによって端子部材8の接続端子部8bに対してコイル部8cとは反対側の遊端部8dを付勢する構成を有している。よって、揺動部材をコイル部と接続端子部との間の中間部位に当接させて当該中間部位で付勢する従来技術に対して、接続端子部8bに対してコイル部8cから離れた部位である遊端部8dを付勢する構成によって、端子部材8を付勢した状態において端子部材8に作用する応力を軽減させることができ、揺動部材9の付勢力によって端子部材8が塑性変形することを抑制できる。
このように、端子部材8の塑性変形が抑制されることによって、コイル部8cのコイルバネ力を維持させることができ、揺動部材9による端子部材8への付勢力を解除した場合における接続端子部8bが筐体外部へ突出する方向への端子部材8の回動変位量を維持することができ、携帯電話機100を支持凹部3に装着したときの接続端子部8bの携帯電話機100の外部端子105への当接を強固とすることができ、携帯電話機100と充電台1との電気的接続をより各確実に行うことができる。
また、揺動部材9が、接続端子部8bに対してコイル部8cとは反対側の遊端部8dに当接して付勢する構成であるため、従来技術に対して付勢力を小さくすることができ、端子部材8を付勢する揺動部材9及び付勢バネ9eの構成を簡素化(小型化)することができ、充電台1全体の構成をコンパクトに構成することができる。
次に、図8〜図11を用いて、第2実施形態の充電台11について説明する。
図8(a)は、充電台11単体の外観斜視図を示し、図8(b)は携帯電話機200と充電台11との分解斜視図を示し、図8(c)は携帯電話機200が充電台11に載置された状態の外観斜視図を示している。
図8(a)に示されるように、充電台11は、矩形板状に形成された充電筐体12を有し、この充電筐体12には携帯電話機200を載置可能な載置部としての支持凹部13が形成されている。
充電筐体12の支持凹部13の長手方向一端面13aには、携帯電話機200が装着された際に、携帯電話機200の外面に形成された係合凹部と係合される係合突起部14aが突出して配設されている。また、充電筐体12の支持凹部13の底面13dには、筐体内部に配設される端子部材18の接続端子部18bが挿通される端子開口部131,132が形成されている。
携帯電話機200は、表示装置を備えた第1筐体201と操作部を備えた第2筐体202とがヒンジ部203によって連結されて構成されており、上述した実施形態と同様の構成を備えている。そして、第2筐体202のヒンジ部203側の端面には、携帯電話機200が充電台11に載置されたときに支持凹部13の一端面13aに配置された係合突起部14aと係合される図示しない係合凹部が形成されている。また、第2筐体202の背面(携帯電話機200が充電台11に載置されるときに支持凹部13に対向する面)には、支持凹部13の底面13dに形成されている端子開口部131,132と対向する位置に外部端子が配設されている。
充電筐体12に設けられた載置部としての支持凹部13は、携帯電話機200の第2筐体202を収納するような形状とされており、図8(c)に示されるような状態で携帯電話機200が支持凹部13に装着される。
次に、充電台11の充電筐体12の内部構成について、図9に示される分解斜視図を用いて説明する。先ず、充電筐体12は、アッパーケース12aとアンダーケース12bとの2つのケースの組み合わせによって構成され、両ケース12a,12bの間には、係合突起部14aを備えた係合部材14、回路基板16、端子部材18、揺動部材19が配設されている。
アンダーケース12bには、その内面(図9に示す上面)に回路基板16がネジ止めなどの螺合結合によって水平状態で取り付けられている。この回路基板16は、その上面に電源コネクタ17や各種の制御処理を行うための電子部品が実装されている。なお、アンダーケース12bの一端側端面には、電源コネクタ17の接続口を筐体外部に露出させるための切欠き部が形成されている。
また、回路基板16には、第1実施形態と同様に端子部材(バネ端子部材)18が固設されている。詳細には、端子部材18は、一端に取付部18aが形成され、他端側に接続端子部18bが形成され、取付部18aと接続端子部18bとの間の部位にコイル状に形成されたバネ部18cが形成されているとともに、接続端子部18bの他端側に遊端部18dが形成されており、取付部18aが回路基板16に取り付けられることで回路基板16に固設される。なお、図9に示される分解斜視図では、筐体幅方向の一端側にのみ端子部材18が配置される構成となっているが、実際には幅方向両端側に端子部材18が配設されており、支持凹部13の底面13dに形成された2つの端子開口部131,132の両方から各々の端子部材18の接続端子部18bが突出可能とされている。
アッパーケース12aの内面には、係合突部部14aが形成された係合部材14が揺動自在に取り付けられており、係合突部部14aが支持凹部13の一端面13aに形成された突起孔部13bから突出する位置と充電筐体12の内部に退入した位置との間で移動可能に構成されている。なお、この係合部材14は、係合突起部14aが突起孔部13bから突出する方向に図示しないバネ部材によって付勢されている。
また、揺動部材19は、充電筐体12の幅方向(支持凹部13に載置された状態での携帯電話機200の筐体幅方向)に延びる回動軸を有する回動軸部19aと、回動軸部19aに対して充電筐体12の長手方向一端側に形成されて端子部材18の遊端部18dに当接される当接部19cと、回転軸部19aに対して同長手方向他端側に形成される突部19dとを有して、回動軸部19aがアッパーケース12aの内面に形成された支持部材に回動可能に取り付けられることにより、アッパーケース12aに揺動可能に支持されている。
そして、端子部材18が取り付けられた回路基板16が充電筐体12の長手方向一端側(図9における右手方向)に配置されているのに対して、揺動部材19は、回路基板16に対して同長手方向他端側(図9における左手方向)に配置されている。そして、揺動部材19は、回路基板16に対して筐体長手方向他端側の位置で筐体の厚さ方向に揺動可能とされている。なお、揺動部材19は、一端に形成された突部19dが支持凹部3の後面13fに形成された突部開口部13eから突出する回動方向に図示しない付勢バネ(付勢部材)によって付勢されている。この揺動部材19と付勢バネとによって、端子部材18の接続端子部18bが筐体外部へ突出することを規制可能な規制部材が構成される。
そして、充電筐体12は、端子部材18及び電源コネクタ17が取り付けられた回路基板16が内面に取り付けられたアンダーケース12bに対して、内面に係合部材14と揺動部材19とがそれぞれ揺動可能に且つバネ部材によって付勢された状態で取り付けられたアッパーケース12aを充電筐体12の厚さ方向に組み合わされて取り付けられることで構成されている。アッパーケース12aがアンダーケース12bに取り付けられると、アッパーケース12aに揺動可能に取り付けられている揺動部材19の当接部19cが、アンダーケース12bに取り付けられている端子部材18の遊端部18dに当接される。なお、端子部材18の遊端部18dは、コイル部18cのコイル軸の軸腺と平行な方向に延設されるように屈曲されて形成されており、揺動部材19の当接部19cとの当接がより確実となるように構成されている。
揺動部材19は、突部19dが突部開口部19eから突出される方向にバネ部材によって付勢された状態でアッパーケース12aに取り付けられているため、アッパーケース12aがアンダーケース12bに取り付けられた状態でも、バネ部材の付勢力によって突部19dが突部開口部19eから突出した状態で保持される。この状態においては、突部19dが突部開口部13eから突出する方向(図11における時計回り方向)に揺動部材19が付勢されているため、揺動部材19の一端側(図9に示される右側)に形成されて端子部材18の遊端部18dに当接される当接部19cが、充電筐体12の下方向に変位されることとなる。
よって、図10(a)に示されるように、揺動部材19がバネ部材によって時計回り方向に揺動した状態に付勢されて、揺動部材19の当接部19cが端子部材18の遊端部18dに当接した状態で筐体下方向へ変位されるので、端子部材18は、遊端部18dに当接部19cが当接した揺動部材19より筐体下方向への付勢力を受け、接続端子部18bや遊端部18dが形成されるコイル部18cより他端側の部位がコイル部18cを中心として図10(a)に示す反時計回り方向へ回動されることとなる。よって、端子部材18の接続端子部18bは、揺動部材19からの付勢力によって筐体下方向へ変位された状態となり、支持凹部13の下面13dに形成された端子開口部131,132から筐体外部に突出されない状態で保持されることとなる。
このように、携帯電話機200が支持凹部13に装着されずに、揺動部材19の突部19dが筐体外部に突出した状態において、携帯電話機200が支持凹部13に装着されて充電器11に載置されると、携帯電話機200のヒンジ部203とは反対側の他端部における第2筐体202の端面が突部19dを筐体内部側に押圧することとなる。突部19dが筐体内部側に押圧されると、揺動部材19は、図11(b)に示されるように、バネ部材の付勢力に抗して反時計回り方向へ回動されることとなる。揺動部材19が反時計回り方向へ回動すると、揺動部材19の長手方向一端側(図10における右側)に設けられている当接部19cが筐体上方向(反時計回り方向)へ変位される。
当接部19cが筐体上方向へ移動されると、この当接部19cに当接している端子部材18の遊端部18dに対する筐体下方向への押圧が抑制されて、揺動部材19による端子部材18に対する筐体下方向へ付勢力が解除されることとなる。端子部材18は、揺動部材19による筐体下方向への付勢力が解除されると、コイル部18cのコイルバネ力によって、コイル部18cから他端側(図10における左側)の部位が図10に示される時計回り方向へコイル部18cを中心として回動され、接続端子部18bが、図11(b)に示されるように、筐体上方向へ変位されて支持凹部13の底面13aに形成された端子開口部131,132を挿通し、筐体外部に突出されることとなる。
このように、充電筐体12の支持凹部13に携帯電話機200が装着されて、揺動部材19の突部19dが筐体内部側に押圧されることにより、揺動部材19による端子部材18の筐体下方向への付勢が解除されて接続端子部18bが筐体外部に突出されることとなり、接続端子部18bは、図10(c)に示されるように、支持凹部13に装着されている携帯電話機200の外部端子にそれぞれ当接される。
この第2実施形態での充電台11においても、第1実施形態での充電台1と同様に、充電筐体12に携帯電話機200が載置される載置部としての支持凹部13が設けられ、この支持凹部13に携帯電話機200が装着(載置)されていない状態においては、端子部材18が揺動部材19によって筐体内部側へ付勢された状態とされることにより、接続端子部18bが筐体外部に突出しない状態とすることができる。よって、接続端子部18bの他の部材との接触などによる短絡を抑制したり、接続端子部18bへの埃や塵などが付着することを抑制して接続不良の発生を抑制している。
充電筐体12に携帯電話機200が載置されて支持凹部13に装着されると、揺動部材19による端子部材18の付勢が解除されて、接続端子部18bが支持凹部13の底面13dに形成された端子開口部131,132を挿通して筐体外部に突出されることとなり、携帯電話機200の外部端子と充電台11の接続端子部18bとの当接を強固に行うことができ、携帯電話機200と充電台11とを電気的に接続させることができる。
そして、携帯電話機200が充電台11に載置されていない場合に、揺動部材19は、コイル部18cと接続端子部18bとの間の部位ではなく、接続端子部18bよりも他端側の部位である遊端部18dを当接部19cによって押圧することで端子部材18を充電筐体12の下方向(筐体内部側)へ付勢する構成としたことにより、比較的小さい付勢力で接続端子部18bを筐体内部に退入させることができる。よって、揺動部材19によって端子部材18を付勢する際に端子部材18に作用する応力(負荷)を軽減させて端子部材18の塑性変形を抑制することができ、揺動部材19による付勢力が解除されたときの端子部材18のコイルバネ力による回動量を維持して接続端子部18bの筐体外部への突出量を維持することができ、携帯電話機200の外部端子と充電台11の接続端子部18bとの接続状態を良好に維持することができる。
更には、第2実施形態における充電台11は、揺動部材19が接続端子部18bよりも他端側の部位である遊端部18dに当接して端子部材18を付勢する構成とされるとともに、この揺動部材19が、端子部材18に対して充電筐体12の長手方向他端側に配置されている。即ち、本第2実施形態では、揺動部材19が、接続端子部18bに対して他端側の遊端部18dに当接するとともに、接続端子部18bに対して充電筐体12の長手方向他端側に配置される構成とされているので、端子部材18と揺動部材19とが充電筐体12の厚さ方向に重なるように配置されることを抑制でき、充電筐体12の厚さ方向への小型化を図ることが可能となる。なお、揺動部材19を筐体内の回路基板16と厚さ方向(上下方向)で重ならない位置に配設することができるので、より小型化を図ることができる。
更には、揺動部材19を接続端子部18bに対してコイル部18cとは反対側に配置した構成としたことにより、各部材が集約されて配置されることが抑制されて各部材の配置レイアウトの自由度が増大するとともに、各部材の形状の自由度も増大するので、各部材の組付け工数を低減でき、各部材の簡素化が図れて各構成の小型化が図れるとともに安価に構成することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、携帯端末装置として、いわゆる折り畳み式の携帯電話機100、200を示したが、これに代えて、スライダ式又はスライド回転式の携帯電話機や、2軸ヒンジを有する携帯電話機や、1つ若しくは3つ以上の筐体を有する構造の携帯電話機であってもよく、クレイドル装置に装着可能に構成されているものであればよい。
また、携帯電話機が、支持凹部に装着されて保持される構成としたが、保持構造を有さなくとも、携帯電話機が載置されたときに携帯電話機の外部端子に接続部材の接続端子部が当接されて、携帯電話機と充電台とが電気的に接続される構成であればよい。
また、揺動部材9,19は、携帯電話機100,200が突部9d,19dを押圧することにより、端子部材8,18に対する付勢を解除する構成としているが、これに限定されることなく、携帯電話機が充電台に載置されたときに端子部材に対する付勢を解除する構成、例えば、携帯電話機の載置を検知して、揺動部材をモーターなどで電気的に動作させるような構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、端子部材8,18がコイル状のバネ部を有する金属線部材で形成される構成について説明したが、当該構成に限定されることなく、充電筐体に対して取り付けられる取付部と、携帯端末の外部端子と接触される接続端子部と、取付部と接続端子部との間に設けられてバネ力を発生可能なバネ部と、接続端子部に対してバネ部とは反対側に設けられる遊端部とを有するバネ部材で構成されればよい。
また、上述した実施形態では、携帯電話機が充電台に載置されていない場合に端子部材の接続端子部が筐体外部へ突出することを規制するための規制部材を、充電筐体に揺動可能に配設される揺動部材と当該揺動部材を付勢する付勢バネ(付勢部材)とによって構成したが、当該構成に限定されることなく、端子部材のバネ部のバネ力に抗して端子部材を筐体内部側に付勢して接続端子部が筐体外部に突出することを規制可能に構成されていればよい。
さらに、上述した実施形態では、携帯端末として携帯電話機を示したが、これに代えて、例えばコードレス電話機や携帯テレビや携帯情報端末や音楽再生端末にも適用可能である。
また、携帯電話機の充電器について説明したが、充電器に限定されることなく、スピーカー装置や通信接続装置などの、携帯端末が載置されたときに携帯端末の外部端子と接続される接続端子を備えた携帯端末用クレイドル装置であればよい。
1,11 充電台、2,12 充電筐体(筐体)、3,13 支持凹部(載置部)、4,14 係合部材、6,16 回路基板、8,18 端子部材、9,19 揺動部材、100,200 携帯電話機(携帯端末)
Claims (4)
- 携帯端末を載置可能な載置部が形成された筐体と、
前記載置部に載置される前記携帯端末に配置された外部端子部に当接される接続端子部、前記筐体に対して取り付けられる取付部、及び前記接続端子部と前記取付部との間に設けられるバネ部を有して構成されて、前記載置部に載置される前記携帯端末の前記外部端子部に対向して前記載置部に形成された端子開口部から前記接続端子部が外部に突出可能な状態で前記筐体の内部に配置されるバネ端子部材と、
前記バネ部のバネ力に抗して前記バネ端子部材を前記筐体の内部側に付勢することにより前記接続端子部の前記端子開口部からの突出を規制可能な規制部材と、
を備えて構成される携帯端末用クレイドル装置において、
前記バネ端子部材は、前記接続端子部に対して前記バネ部とは反対側に遊端部を有し、
前記規制部材は、前記遊端部に当接して前記バネ端子部材を前記筐体内部側に付勢する
ことを特徴とする携帯端末用クレイドル装置。 - 前記規制部材は、前記携帯端末が前記載置部に載置されていないときに前記バネ端子部材を前記筐体内部側に付勢して前記接続端子部の前記端子開口部からの突出を規制する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用クレイドル装置。 - 前記規制部材は、一端側に配置されて前記遊端部に当接する当接部、他端側に配置されて前記載置部に形成された突部開口部から突出可能な突部、及び前記当接部と前記突部との間に配置されて前記筐体に対して揺動支持される揺動部を備えて構成される揺動部材と、前記突部が前記突部開口部から突出する方向へ前記揺動部材を付勢する付勢部材とを、有し、前記付勢部材によって前記突部が前記突部開口部から突出した状態で前記揺動部材が付勢される場合に、前記接続端子部が前記筐体内部に位置される状態で前記当接部が前記遊端部に当接して前記バネ端子部材を付勢する
ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末用クレイドル装置。 - 前記揺動部材は、前記筐体内で、前記接続端子部に対して前記バネ部とは反対側に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末用クレイドル装置。
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