JP2007180667A - 携帯情報端末装置およびスライド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体部に対して蓋部をスライドさせて開閉する携帯情報端末装置において、レール部とレールガイド部をガタなく精度良く組み立てる。
【解決手段】携帯情報端末装置1は、装置本体部2と、装置本体部2の第1の主面側を覆う第1の位置と該第1の主面を露出させる第2の位置の間で移動可能な蓋部3と、蓋部3を装置本体部2に対して前記第1の位置と第2の位置の間でスライド移動可能に取り付けているスライド機構4と、を備えている。スライド機構4は、装置本体部2又は蓋部3の一方に設けられているレール部51,52と、他方に設けられて前記レール部が係合するレールガイド部53,54と、で構成されている。前記レール部は、金属板製の第1のベースプレートの両側部に樹脂でアウトサート成形することにより形成され、前記レールガイド部は、金属板製の第2のベースプレートにリベットにより取付けることにより形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報の授受は勿論のことミュージックプレーヤ等としても使用することのできる携帯情報端末装置および該携帯情報端末装置において装置本体部に対して蓋部をスライド可能に取付けるスライド機構に関するものである。
蓋部を備えた携帯情報端末装置としては、装置本体部に対して蓋部を回動させて開閉する回動方式のものと、装置本体部に対して蓋部をスライドさせて開閉するスライド方式のものが知られている。
回動方式の携帯情報端末装置は、装置本体部に蓋部をヒンジにより回動可能に取付けている。(例えば特許文献1)。一方、スライド方式の携帯情報端末装置は、レール部とレールガイド部を使用して装置本体部に蓋部をスライド可能に取付けている。(例えば特許文献2)。
特開2004−287305号公報 特開2003−32335号公報
回動方式は、図39に示すように、装置本体部301に蓋部302をヒンジ303で回動可能に取付けるので、装置本体部301に対する蓋部302の取付け部のスペースを小さくすることができる。これに対して、スライド方式は、図40に示すように、装置本体部301に蓋部302をレール部304とレールガイド部305でスライド可能に取付けるものであって、レール部304とレールガイド部305の間には製造誤差や組付誤差等によって隙間δが発生する。この隙間δが大きすぎると所謂ガタツキの原因になる。特に、図41に示すように、装置本体部301の長手方向に蓋部302を引き出す場合は、前記レール部304とレールガイド部305のラップ量R(具体的にはレール部304の長さ)を大きくすることによって前記装置本体部301から引き出した蓋部302の先端部302aの振れを最小限に抑制することが可能であるが、図42に示すように、装置本体部301の短手方向に蓋部302を引き出す場合には、前記ラップ量Rを大きくすることが困難である。このため装置本体部301の短手方向に蓋部302を引き出す場合においては、レール部304とレールガイド部305の間の隙間δをより少なくすることが要求される。
本願発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、レール部とレールガイド部をガタなく精度良く組み立てて、携帯情報端末装置の装置本体部に対して蓋部を円滑にスライドさせることのできるスライド機構および該スライド機構を使用した携帯情報端末装置を提供することにある。
また、本願発明の他の目的は、携帯情報端末装置の薄肉化、軽量化を図るため、装置本体部に対して蓋部をスライド可能に取付けるスライド機構に薄い金属板を使用した場合でも十分な機械的強度を保つことのできるスライド機構および携帯情報端末装置を提供することにある。
本発明は、装置本体部と、該装置本体部の第1の主面を覆う第1の位置と該第1の主面を露出させる第2の位置の間で移動可能な蓋部と、該蓋部を前記装置本体部に対して前記第1の位置と第2の位置の間でスライド移動可能に取り付けているスライド機構と、を備え、前記スライド機構を、前記装置本体部と蓋部の一方に設けられているレール部と、他方に設けられて前記レール部が係合するレールガイド部と、で構成した携帯情報端末装置において、前記レール部を、金属板製の第1のベースプレートの両側部に樹脂でアウトサート成形することにより形成し、前記レールガイド部を、金属板製の第2のベースプレートにリベットにより取付けることにより形成した。特に、前記第1のベースプレート及び/又は第2のベースプレートに、エンボス加工による凹,凸部を形成して、前記ベースプレートの機械的強度を補強すると共に、前記凹,凸部内に部品の一部を収納可能にした。
前記レールガイド部を、前記第2のベースプレート上に取付けられる被固定部と、該被固定部の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されていて前記レール部のスライド方向を規制するガイド面と、該ガイド面の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されて前記レール部の上面を抑える浮上り防止面と、で構成した。
前記リベットを、頭部と、該頭部の一端部に連続する小径部と、で構成し、前記頭部を、前記被固定部に設けられたリベット受け孔よりも大径に形成し、前記小径部を、前記被固定部に設けられたリベット受け孔と略同径で、かつ前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に対しては所定の遊び間隙をもって挿入される太さ(直径)に形成した。
前記リベットの下端部を前記被固定部および前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に挿入して、該リベットの下端部の先端をカシメて拡径させることにより前記被固定部を前記第2のベースプレート上に取付けた。
前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔の内周面に、前記リベットの先端のカシメて拡径させた部分が侵入する回り止め用の溝部を設けた。
前記装置本体部と蓋部を、略矩形状に形成し、前記蓋部を、前記装置本体部の長辺と略直交する方向にスライド可能に取付けた。
前記装置本体部の第1の主面にキーボードを設けた。
本発明の携帯情報端末装置およびスライド機構は、前記レール部を、金属板製の第1のベースプレートの両側部に樹脂でアウトサート成形することにより形成したので、レール部をベースプレートの両側部に組付けるものに較べて、組み付け誤差の発生を防止し、レール部とレールガイド部との間のガタの発生を抑制し、レール部をレールガイド部に対して円滑にスライドさせることができる。
以下、本発明の携帯情報端末装置を、(1)携帯情報端末装置全体の概略構成、(2)装置本体部の概略構成、(3)蓋部の概略構成、(4)スライド機構の構成、(5)電池収納部および電池誤挿入防止機構の構成、(6)付属機器としてのクレードルの構成、の順で説明する。
(1)携帯情報端末装置全体の概略構成、
図1は蓋部を閉じた状態の携帯情報端末装置の正面図、図2は蓋部を閉じた状態の携帯情報端末装置の背面図、図3は蓋部を開いた状態の携帯情報端末装置の正面図、図4は蓋部を開いた状態の携帯情報端末装置の背面図、図5は電池カバーを取り外した状態の背面図、図6Aは図1の右側面図、図6Bは図1の左側面図、図6Cは図1の下側面図、図6Dは図1の上側面図である。
携帯情報端末装置1は、スカイプ等のコミュミケーション手段として情報の授受やミュージックプレーヤとして音楽を聴く場合等に使用される。
携帯情報端末装置1は、装置本体部2と、該装置本体部2の第1の主面2a(図3参照)を覆う第1の位置と該第1の主面2aを露出させる第2の位置の間で移動可能な蓋部3と、該蓋部3を前記装置本体部2に対して前記第1の位置と第2の位置の間でスライド移動可能に取り付けているスライド機構4(図4参照)と、を備えている。
前記装置本体部2の第1の主面(上面)2aには図3に示すようにキーボード5が設けられている。また、前記装置本体部2の第2の主面(下面)2bには図5に示すように電池収容部6が開口し、該電池収容部6は取り外し可能な電池蓋7で開閉される。
前記装置本体部2の長手方向の一方の側部2cと他方の側部2dは、円弧状に形成されていて、前記一方の側部2cには、円弧面に沿ってスライドするラン(WLAN)・ON/OFF・スイッチ8と、電源ON/OFF・スイッチ9が設けられていると共に、これらラン(WLAN)・ON/OFF・スイッチ8と電源ON/OFF・スイッチ9の間には第1の導光管10が設けられている。前記第1の導光管10は、ランON時に緑色に点灯し、電源ON時にはオレンジ色に点灯する。
また、前記装置本体部2の上面側の中央部にはUSB端子12と、HP/MICジャック13が設けられ、前記装置本体部2の下面側の中央部には音楽の再生、FF、REW等に用いるMusicキー14が設けられている。USB端子12を装置本体部2の上面側に配置したのは、USB端子12にコネクタを接続した場合でも携帯情報端末装置1の使用に支障を来さないようにするためである。
前記蓋部3の第1の主面(上面)3aの中央部には液晶や有機EL等からなる矩形状の表示体(ディスプレー)15が設けられ、該表示体15の四隅部の外側には第1〜第4のボタン16〜19が設けられている。第1のボタン16はWLAN Adhoc/Infra切替ボタンとしてランモードの切替えを行ない、第2のボタン17はHOMEボタンとして画面をホームメニューに戻す。また、第3のボタン18はオプションボタンとしてコンテキストメニューの表示を行ない、第4のボタン19はBACKボタンとして表示体15に表示されている画面を一つ前に戻す。
前記第1のボタン16と第2のボタン17の間にはスピーカー20が設けられ、前記第3のボタン18と第4のボタン19の間には決定ボタン21と、該決定ボタン21を囲むようにしてリング状の4方向キー22が設けられている。前記決定ボタン21はフォーカスの当たっているGUI要素の決定を行ない、4方向キー22はGUIフォーカスの上下左右への移動を行なう。前記4方向キー22の外側にはMIC(マイク)23が配置されている。また、前記装置本体部2の他方の側部2dは、円弧状面に沿って第2の導光管24が設けられている。前記第2の導光管24は、ラン・インフラクチャモードにおいては青色に点灯し、ランアドホックモードにおいてはオレンジ色に点灯し、SKYPE CaII時においては青色等に点滅する。そして、前記キーボードおよび各種のボタンを使用して所望の操作、作業を行なう。なお、上記実施の形態においては、携帯情報端末装置として、コミュニケーション手段やミュージックプレーヤ等の機能を有するものを例にとって説明したが、携帯電話機等のものであっても良く、その機能や性能は問わない。
(2)装置本体部の概略構成、
図7に示すように、装置本体部2は、下側シェル(下側ケース)26と、上側シェル(上側ケース)27とで筐体が形成されている。前記下側シェル26の下面である装置本体部2の第2の主面2b側には前記電池収容部6が設けられていて、該電池収容部6に電池28が収容される。前記電池収容部6は、電池28を収納した後に電池蓋7で閉じられる。前記電池収容部6の底面は、シールド板31を取付けることにより形成されている。
前記下側シェル26の上面側にはDCジャック30等の部品や前記シールド板31、メインのプリント基板32が取付けられる。また、前記下側シェル26の一方の円弧状の周縁部には前記ラン(WLAN)・ON/OFF・スイッチ8と電源ON/OFF・スイッチ9および第1の導光管10が取付けられ、他方の円弧状の周縁部には第2の導光管24が取付けられる。
図8に示すように、前記第1,第2の導光管10,24は、透明PC(ポリカーボネート)によって前記上側シェル27の円弧状の周縁部の曲率に沿う緩やかな円弧状に形成されている。図9の断面図に示すように、前記第1,第2の導光管10,24の外面は、フラットな主面10a,24aと、該主面10a,24aの上下端に連続する傾斜面10b,24bになっていて、矢印Aで示す真横方向からだけでなく、矢印B、Cで示す斜め上方或いは斜め下方からでも導光管10,24が光っていることを視認し易いようになっている。前記第1,第2の導光管10,24の内側には、白色の反射部材25が配置されて反射効率を上げている。また、図8に示すように、前記第1,第2の導光管10,24の端部にはLED35が配置されていて、該LED35の発する光を効率よく前記第1,第2の導光管10,24に導入することが可能になっている。前記第1,第2の導光管10,24および反射部材25は、超音波溶着により前記上側シェル27の円弧状の周縁部27aに取付けられている。そして、前記上側シェル26および上側シェル27に所定の部品を組付けた後に前記下側シェル26に上側シェル27がネジ33等で取り付けられる。(図7参照)
前記上側シェル26の上面側、即ち装置本体部2の第1の主面2a側には前述したようにキーボード5が配置されている。前記キーボード5の上側部には後に説明するスライド機構4を構成するレールガイド部53,54の第2のベースプレート56を取付けるためのレールガイド取付け凹部34が設けられている。
(3)蓋部の概略構成、
図7に示すように、前記蓋部3は、伏皿状に形成されていて下面側が開口しているアッパケース(蓋本体部)41と、該アッパケース41の下面側開口の両側部を塞ぐ一対の略半円形状のボトムケース42,43と、を備えている。
前記アッパケース41は、上面側に前記表示体15の表示部15aが臨む表示窓41aや前記第1〜第4のボタン16〜19等が臨む複数の孔41bを備えている。そして、前記下面側開口から前記表示体15および前記第1〜第4のボタン16〜19等を搭載したプリント基板44等を挿入した後に前記一対のボトムケース42,43を前記プリント基板44と共にアッパケース41側に複数のネジ45で共締めして前記アッパケース41の下面側開口の両側部を塞ぐことにより前記蓋部3が形成される。
前記プリント基板44の上面側には前記表示体15に接続する第1のフレキシブルハーネス46が配置されていると共に、前記プリント基板44の下面側には前記装置本体部2のプリント基板32に接続する第2のフレキシブルハーネス47が配置されている。前記一対のボトムケース42,43の間には、次に説明するスライド機構4のレール部51,52の第1のベースプレート55が取付けられる。
(4)スライド機構の構成、
スライド機構4は、前述したように、前記装置本体部2に対して前記蓋部3を装置本体部2の第1の主面2aに設けたキーボード5を覆う第1の位置(図1参照)と、キーボード5を露出させる第2の位置(図3参照)の間で移動可能に取付けるものである。前記スライド機構4は、図7に示すように前記蓋部3側に取付けられる左右一対のレール部51,52と、前記装置本体部2側に取付けられる左右一対のレールガイド部53,54と、を備えている。
図10に拡大して示すように、前記レール部51,52は、第1のベースプレート55の一側部と他側部に樹脂によりアウトサート成形されている。また、前記レールガイド部53,54は、第2のベースプレート56にリベット57により取付けられている。
前記第1のベースプレート55は、SAS(ステンレススチール)等の金属製の薄板によって略四角形状に形成されていて、一対の側辺55a,55bに前記レール部51,52がアウトサート成形されている。前記レール部51,52は、略左右対称に形成されている。前記第1のベースプレート55は、折曲強度等の機械的強度を向上させるために、所謂エンボス加工(絞り加工)を施すことにより凹部59と凸部(膨出部)60が設けられている。前記凹部59には前記プリント基板44の下面に搭載した電子部品の一部が収容される。また、前記凸部(膨出部)60内にはトグルバネ58が配置される。
前記レールガイド部53,54は、前記第2のベースプレート56上に取付けられる被固定部61と、該被固定部61の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されていて前記レール部51,52のスライド方向を規定する第1のガイド面62と、該第1のガイド面62の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されて前記レール部51の上面を抑える浮上り防止面63と、該浮上り防止面63の一端部を略直角に折り曲げることにより形成された第2のガイド面64と、を備えていて、前記被固定部61が、リベット57により前記第2のベースプレート56上に取付けられている。前記レールガイド部53,54は、略左右対称に形成されている。また、前記第2のベースプレート56にもエンボス加工が施されていて、凹部59と凸部(膨出部)60が設けられている。
前記リベット57は、頭部(大径部)65と、該頭部65の一端部に連続する小径部66と、を備え、軸心部に貫通孔67を有する円筒状に形成されている。前記頭部65は、前記被固定部61に設けた第1のリベット受け孔68よりも大径に形成されている。前記小径部66は、前記第1のリベット受け孔68と略同径(やや大径)で、かつ前記第2のベースプレート56に設けた第2のリベット受け孔69に対して所定の遊び間隙をもって挿入される太さ(直径)に形成されている。前記第2のリベット受け孔69の内周面には軸方向に溝部70が形成されている。
図11,図12に示すように、前記リベット57の下端側の小径部66を前記被固定部61に設けた第1のリベット受け孔68および前記第2のベースプレート56に設けた第2のリベット受け孔69に挿入して、該小径部66の下端を前記第2のベースプレート56の下面から突出させた後に、前記貫通孔67にカシメ機構のカシメ部材(図示省略)を挿入し、該カシメ部材で前記小径部66の下端をカシメて拡径部71を形成することにより、前記第2のベースプレート56上に前記一対のレールガイド部53,54を取付ける。
前記リベット57の先端部をカシメる前に、前記小径部66と第2のリベット受け孔69の間に存在する所定の遊び間隙δ1を利用して前記レール部51,52とレールガイド部53,54の間の隙間δ2を微調整することにより、レール部51,52をレールガイド部53,54に対してガタツキをなくし円滑にスライドさせることができる。前記リベット57をカシメて拡径させると拡径部71の一部が前記第2のリベット受け孔69の内周面に設けた溝部70内に侵入してリベット57の回転を阻止する。
そして、図13に示すように、前記一対のレールガイド部53,54の長さ方向の一端部53a,54a側から前記一対のレール部51,52を挿入することにより、図14に示すように、前記第1のベースプレート55と第2のベースプレート56が重なり合って両者が相対移動可能に組み付けられる。なお、図15に示すように、前記レール部51,52の前記レールガイド部52内に挿入する挿入側の端部51a,52aと反対側の端部51b,52b側には、前記レール部51,52が前記レールガイド部53,54から突出する方向にスライドしたときに、これらレールガイド部53,54の一端部53b,54bが当接して前記レール部51,52の更なるスライドを阻止する第1のストッパ72が前記第1のベースプレート55の一部を折り曲げることにより形成されている。また、図15に2点鎖線で示すと共に、図4に実線で示すように、前記蓋部3の底面の前記一対の略半円形状のボトムケース42,43の内側には長溝76が設けられていて、該長溝76には前記リベット57の頭部65が挿入されている。前記長溝76の長さ方向の一端側の端部76aは、蓋部3を開いたときに前記リベット57の頭部65が当接して、蓋部3を開いた状態に維持するストッパとして機能する。
図14に示すように、前記第1のベースプレート55と第2のベースプレート56の間には蓋部3を閉じた状態或いは開いた状態に維持する一対のトグルバネ58が介在されている。前記トグルバネ58は、中央のコイル部58aと、該コイル部58aの一端側から延びる第1のアーム部58bと、前記コイル部58aの他端側から延びる第2のアーム部58cと、を備えた所謂捻りトーションバネ状に形成されている。前記トグルバネ58は、第1のアーム部58bの先端部が第1のベースプレート55に係止され、第2のアーム部58cの先端部が第2のベースプレート56に係止されている。
図4に示すように、前記レール部51,52は、前記第1のベースプレート55を介して前記蓋部3の一対のボトムケース42,43の間にネジ73等により取付けられる。このとき前記第1のベースプレート55に設けた凹部59内に前記プリント基板44に搭載されている電子部品の一部を挿入することにより装置の薄肉化を図っている。
一方、前記レールガイド部53,54は、図16に示すように、第2のベースプレート56を介して前記装置本体部2の第1の主面2aに設けたレールガイド取付け凹部34の上面にネジ74で取付けられる。上記ネジ74は、前記リベット57の貫通孔67の内周面に設けたネジ溝75に螺合される。
次に、前記スライド機構4の作用について説明する。図17に示すように、蓋部3を閉じた状態にすると、前記トグルバネ58の付勢力Fによって前記リベット57の外周面を前記蓋部3側に設けた前記長溝76の一端側の端部76aに押し付けて、蓋部3を閉じた状態に維持する。この状態から前記蓋部3を開方向にスライドさせると、前記トグルバネ58は変位して行く。そして、図18に示すトグルバネ58のバネ力Fが専ら蓋部3のスライド方向と略直交する方向に作用する中立点を超えると、前記トグルバネ58バネ力Fの付勢方向は逆転し、図19に示すように、前記レール部51,52の一端部に設けた前記第1のストッパ72をレールガイド部53,54の一端部に押し付けて蓋部3を開いた状態に維持するのである。
上記実施の形態のスライド機構は上述のような構成であって、前記第1のベースプレート及び/又は第1のベースプレートにエンボス加工を施すことにより凹,凸部を形成したので前記ベースプレートの機械的強度を高めることができるので、前記ベースプレートに使用する金属板を薄くして軽量化を図ることができる。また、前記凹,凸部内に部品の一部を収納することにより携帯情報端末装置全体の薄肉化を図ることができる。
前記レールガイド部を、前記第2のベースプレート上に取付けられる被固定部と、該被固定部の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されていて前記滑り部のスライド方向を規制するガイド面と、該ガイド面の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されて前記レール部の上面を抑える浮上り防止面と、で構成したので、前記ガイド面によって、レール部のスライド方向を規定し、前記浮上り防止面によって前記レール部が前記第2のベースプレート上から浮上るのを防止して、前記レール部を円滑にスライドさせることができる。
前記リベットを、頭部と、該頭部の一端部に連続する小径部と、で構成し、前記頭部を、前記被固定部に設けられたリベット受け孔よりも大径に形成し、前記小径部を、前記被固定部に設けられたリベット受け孔と略同径で、かつ前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に対して所定の遊び間隙をもって挿入される太さ(直径)に形成したので、上記遊び間隙を利用して、前記第2のベースプレートに対するレールガイド部の位置決め調整を行なうことが可能になる。
前記リベットの下端部を前記被固定部および前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に挿入して、該リベットの下端部の先端をカシメて拡径させるという簡単な手段で前記被固定部を前記第2のベースプレート上に容易に位置決め固定することができる。
前記リベットの下端部の先端をカシメて拡径させる際に、拡径させた部分の一部が前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔の内周面に設けた回り止め用の溝部内に侵入して、前記リベットの回転を阻止する。
前記装置本体部と蓋部を、略矩形状に形成し、前記蓋部を、前記装置本体部の長辺と略直交する方向にスライド可能に取付けたので、携帯情報端末装置を所謂横長状にして両手で持って、両手の親指でキーボードを操作することが容易になる。
前記装置本体部の第1の主面に設けたキーボードを蓋部で覆って保護する。そして、前記蓋部をスライドさせて、キーボードを露出させることによりその操作が可能になる。
(5)電池収納部および電池誤挿入防止機構の構成、
図20に示すように、装置本体部2の第2の主面2b側には前記電池収容部6が開口されている。前記電池収容部6は、電池28と略同形の扁平な四角形状に形成されていて、電池収容部6の底面は、シールド板31で形成されている。前記電池収容部6の一側部には複数の電池端子81a〜81cが配置されている。図21に示すように、前記電池端子81a〜81cは、端子ホルダ82に設けられていて、端子付勢バネ83によって付勢されて前記電池収容部6内に突出している。そして、前記電池端子81a〜81cは、その先端部を押圧すると、前記端子付勢バネ83のバネ力に抗して前記電池収納部6から抜け出る方向に移動して、前記電池収納部6内に電池28を収納可能にする。図20に示すように、前記電池28の先端面28dには前記電池端子81a〜81cに接触する端子接触部28a〜28cが設けられている。
前記電池端子81a〜81cの側方(図20の左横方向)には、前記電池収納部6への電池28の挿入方法を誤った場合、例えば図22,図23に示すように、前記電池28の端子接触部28a〜28cを設けた電池28の先端面28d側を斜め上にして電池28を電池収納部6へ収納しようとした場合などに前記電池端子81a〜81cを保護し、電池端子81a〜81cが折り曲げられてしまう等のダメージを受けるのを未然に防止する電池誤挿入防止機構91が設けられている。
図21に示すように、前記電池誤挿入防止機構91は、スライド突起92と、該スライド突起92をスライド可能に取付けている突起ホルダ93と、該突起ホルダ93に設けられていて前記スライド突起92の先端面92aを前記電池収納部6内に突出させている突起付勢バネ94と、を備えている。また、前記スライド突起92は、前記電池収納部6へ電池28が収納されたことを検出する電池ン検出スイッチ95を操作するスイッチ操作部96を備えている。
前記スライド突起92は、前記電池端子8cの側方(略真横)に配置されていて、前記電池端子81a〜81cと同様に電池収納部6内に突出していて、先端面92aを押圧すると前記電池収納部6から押し出される方向に移動して電池収納部6内への電池28の収納を可能にし、前記先端面92aに連続する周面、例えば上面92bが押圧された場合には前記電池収納部6内に突出した状態を維持して電池28の電池収納部6内への収納を阻止する。
図24に示すように、前記電池収納部6の開口端6a側に臨む前記スライド突起92の上面92bは、前記電池端子81a〜81cの前記電池収納部6の開口端6a側に臨む端部81dに対して高さ(段差)Hだけ前記電池収納部6の開口端6a側に位置している。
次に、前記電池誤挿入防止機構91の作用について説明する。図25,図26に示すように、電池28を斜めにし、端子接触部28a〜28bを設けた電池28の先端面28d側を斜め下にした状態で電池収納部6に挿入して、前記電池28の先端面28dを前記電池端子81a〜81cおよび前記スライド突起92の先端に当てた状態にすると共に、電池28の後端面28eの下端28fを前記電池収納部6の開口部の周縁部に設けた傾斜状の電池挿入ガイド面97に当てる。そして、前記電池28の後端面28e側の上面を押圧すれば、図27に示すように、前記電池28は、前記電池挿入ガイド面97によって前記電池端子81a〜81cおよび前記スライド突起92側に向けてスライドし、最終的に、図28に示すように、電池28は、電池収納部6内に収納されると共に、前記電池端子81a〜81cの端子付勢バネ83のバネ力(反力)および前記スライド突起92の突起付勢バネ94のバネ力(反力)によって、電池28の後端面28eが電池収納部6の一側面6bに押し付けられて電池収納部6内に保持された状態になるのである。そして、電池28が電池収納部6内に収納された状態になると、図21に示す前記スライド突起92に設けたスイッチ操作部96で電池検出スイッチ95が操作されて、電池28が電池収納部6へ収納されたことが検出される。なお、上記実施の形態においては、前記スライド突起92を電池端子81a〜81cの一方の側方(図24において左方)に配置した場合を示したが、図29に示すように、前記スライド突起92を電池端子81a〜81cの他方の側方(右方)に配置しても良い。また、図30に示すように、電池端子81a〜81cの両側部に、これら電池端子81a〜81cを挟むようにして一対のスライド突起92を配置してもよい。スライド突起92で電池端子を両側部から挟んだ状態にすることにより電池端子81a〜81cをより確実に保護することができる。また、図31に示すように、電池端子81a〜81cの間、例えば電池端子81bと電池端子81cの間にスライド突起92を配置してもよい。また、上記実施の形態においては、電池端子81a〜81cとスライド突起92を独立にスライドさせる構成にしたが、電池端子81a〜81cとスライド突起92を連結して、電池端子81a〜81cとスライド突起92を連動させる構成にしてもよい。また、図32に示すように、電池28の先端面28dで、かつ前記スライド突起92の先端部が当たる部分に溝98を設け、電池収納時において、前記溝98内に前記スライド突起92の先端部を嵌合させることにより、電池収納部6からの電池28の脱落を防止する構成にしても良い。この場合に、前記溝98が深いと電池収納部6から電池28を取り外すのが困難になることもあるから前記溝98は、電池収納部6から電池28を取り外すのが困難にならない程度の深さが良い。
(6)付属機器としてのクレードルの構成、
クレードルは、携帯情報端末装置に付属する拡張機器であり、携帯情報端末装置を載せることによりパーソナルコンピュータと接続したり、携帯情報端末装置を充電したするのに使用される。従来のクレードルは、一般に所謂スタンド式に形成されていて、携帯情報端末装置を立てた状態にして、携帯情報端末装置の下端をクレードルに挿入することにより携帯情報端末装置側のコネクタとクレードル側のコネクタを接続する構成になっている。このような方式のクレードルは、携帯情報端末装置を脱着する際にクレードルに対して携帯情報端末装置が傾くなどして、コネクタがダメージを受け易いという問題点があった。このような問題点を解決し、携帯情報端末装置の脱着を容易かつ安全にできるようにしたのが、以下に説明する第1〜第3実施例の3種類のクレードルである。
図33,図34に示す第1実施例のクレードル101は、ベースプレート102と、該ベースプレート102上に位置決めされた状態で設けられたコネクタ103と、該コネクタ103に対して接近、離間方向にスライド可能な携帯情報端末装置ホルダ104と、を備えている。前記携帯情報端末装置ホルダ104は、図示を省略したスライド機構によりスライド可能にベースプレート102に取付けられている。
前記携帯情報端末装置ホルダ104は、底面板105の周縁部に側面板106を立設することにより携帯情報端末装置1を略水平に寝かした状態で位置決めして収容する携帯情報端末装置収納部107を備えている。前記側面板106には、前記携帯情報端末装置収納部107への携帯情報端末装置1の挿抜を容易にするための第1の切欠部108と、前記コネクタ103を携帯情報端末装置収納部107内に導入するための第2の切欠部109が設けられている。
第1実施例のクレードル101は、上述のような構成であって、図34に示すように、前記携帯情報端末装置収納部107内に携帯情報端末装置1を収容して携帯情報端末装置ホルダ104を前記コネクタ103側に向けてスライドさせれば、該コネクタ103が前記第2の切欠部109から前記携帯情報端末装置収納部107内に侵入し、該携帯情報端末装置収納部107内に収納されている携帯情報端末装置1のHP/MICジャック13等のコネクタに接続されるのである。
図35,図36は第2実施例のクレードル111を示す。前記第1実施例のクレードル101がコネクタ103をベースプレート102上に固定し、携帯情報端末装置ホルダ104をスライド可能にしたのに対して、第2実施例のクレードル111は、第1実施例のクレードル101とは逆に、ベースプレート112上にコネクタ113をスライド可能に取付けた。また、ベースプレート112上に直接、側面板114を立設することにより携帯情報端末装置ホルダ115が形成されている。そして、図36に示すように、前記携帯情報端末装置ホルダ115内に携帯情報端末装置1を収容してコネクタ113を前記携帯情報端末装置ホルダ115側に向けてスライドさせれば、該コネクタ113が前記携帯情報端末装置ホルダ115に収納されている携帯情報端末装置1のHP/MICジャック13等のコネクタに接続されるのである。他の構成は第1実施例のクレードル101と略同じであるので重複する説明は省略する。
図37,図38は第3実施例のクレードル121を示す。前記第1,第2実施例のクレードル101,111が携帯情報端末装置1を略水平に寝かした状態で位置決めするのに対して、第3実施例のクレードル121は、携帯情報端末装置1を斜めにして支持する点が異なる。他の構成は、第2実施例のクレードル111と略同じであるので重複する説明は省略する。
蓋部を閉じた状態の携帯情報端末装置の正面図。 蓋部を閉じた状態の携帯情報端末装置の背面図。 蓋部を開いた状態の携帯情報端末装置の正面図。 蓋部を開いた状態の携帯情報端末装置の背面図。 電池カバーを取り外した状態の背面図。 Aは図1の右側面図、Bは図1の左側面図、Cは図1の下側面図、Dは携帯図1の上側面図。 携帯情報端末装置の分解斜視図。 ラン・ON/OFF・スイッチ、電源ON/OFF・スイッチおよび導光管の取付け状態を状態を示す斜視図。 図8の導光管部分の断面図。 スライド機構の分解斜視図。 リベットによるレールガイド部の組付け工程を示す断面図。 リベットによるレールガイド部の組付け工程を示す断面図。 レール部にレールガイド部を組付ける前の状態の斜視図。 レール部にレールガイド部を組付けた後の状態の斜視図。 第1のストッパがレールガイド部に接触する直前の状態を示す斜視図。 レールガイド部を装置本体部に組付けた状態の断面図。 スライド機構の作用を示す説明図。 スライド機構の作用を示す説明図。 スライド機構の作用を示す説明図。 電池蓋を取り外した電池収納部および電池の斜視図。 電池誤挿入防止機構の斜視図。 電池を誤挿入した場合を示す断面図。 電池を誤挿入した場合の効果を示す斜視図。 電池端子とスライド突起の位置関係を示す説明図。 電池収納部への電池の挿入工程を示す断面図。 電池収納部への電池の挿入工程を示す断面図。 電池収納部への電池の挿入工程を示す断面図。 電池収納部への電池の挿入工程を示す断面図。 電池誤挿入防止機構の取付け位置の変形例を示す説明図。 電池誤挿入防止機構の取付け位置の変形例を示す説明図。 電池誤挿入防止機構の取付け位置の変形例を示す説明図。 スライド突起の先端部を挿入する溝を設けた電池の斜視図。 クレードルの第1の実施例を示す斜視図。 携帯情報端末装置を接続した状態の斜視図。 クレードルの第2の実施例を示す斜視図。 携帯情報端末装置を接続した状態の斜視図。 クレードルの第3の実施例を示す斜視図。 携帯情報端末装置を接続した状態の斜視図。 従来例の側面図。 他の従来例の断面図。 他の従来例の問題点を示す平面図。 他の従来例の問題点を示す平面図。
符号の説明
1…携帯情報端末装置、2…装置本体部、2a…第1の主面、2b…第2の主面、3…蓋部、4…スライド機構、5…キーボード、6…電池収納部、7…電池蓋、10…第1の導光管、12…USB端子、15…液晶等の表示体、24…第2の導光管、26…下側シェル、27…上側シェル、28…電池、32…メインのプリント基板、34…レールガイド取付け凹部、35…LED、44…プリント基板、51,52…レール部、53,54…レールガイド部、55…第1のベースプレート、56…第2のベースプレート、57…リベット、58…トグルバネ、61…被固定部、62…第1のガイド面、63…浮上り防止面、64…第2のガイド面、65…頭部、66…小径部、67…貫通孔、68…第1のリベット受孔、69…第2のリベット受孔、70…リベット回転阻止用の溝、71…拡径部(カシメ部)、72…第1のストッパ。

Claims (9)

  1. 装置本体部と、該装置本体部の第1の主面を覆う第1の位置と該第1の主面を露出させる第2の位置の間で移動可能な蓋部と、該蓋部を前記装置本体部に対して前記第1の位置と第2の位置の間でスライド移動可能に取り付けているスライド機構と、を備え、
    前記スライド機構は、前記装置本体部と蓋部の一方に設けられているレール部と、他方に設けられて前記レール部が係合するレールガイド部と、を備え、
    前記レール部は、金属板製の第1のベースプレートの両側部に樹脂によりアウトサート成形され、
    前記レールガイド部は、金属板製の第2のベースプレートにリベットにより取付けられていることを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 前記第1のベースプレート及び/又は第2のベースプレートは、エンボス加工による凹部を備えていて、該凹部内に搭載部品の一部が収納されていることを特徴とする携帯情報端末装置。
  3. 前記レールガイド部は、前記第2のベースプレート上に取付けられる被固定部と、該被固定部の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されていて前記レール部のスライド方向を規制するガイド面と、該ガイド面の一端部を略直角に折り曲げることにより形成されて前記レール部の上面を抑える浮上り防止面と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  4. 前記リベットは、頭部と、該頭部の一端部に連続する小径部と、を備え、
    前記頭部は、前記被固定部に設けられたリベット受け孔よりも大径に形成され、前記小径部は、前記被固定部に設けられたリベット受け孔と略同径で、かつ前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に対して所定の遊び間隙をもって挿入される太さに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末装置。
  5. 前記リベットは、下端部を前記被固定部および前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔に挿入して、該リベットの下端部の先端をカシメて拡径させることにより前記被固定部を前記第2のベースプレート上に取付けていることを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末装置。
  6. 前記第2のベースプレートに設けたリベット受け孔は、前記リベットの先端のカシメて拡径させた部分が侵入する回り止め用の溝部を内周面に備えていることを特徴とする請求項4に記載の携帯情報端末装置。
  7. 前記装置本体部と蓋部は、略矩形状に形成されていて、前記蓋部は、前記装置本体部の長辺と略直交する方向にスライド可能に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  8. 前記装置本体部は、前記蓋部で覆われる第1の主面にキーボードを備えていることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末装置。
  9. 携帯情報端末装置の装置本体部に対して蓋部を前記装置本体部の第1の主面を覆う第1の位置と該第1の主面を露出させる第2の位置の間でスライド移動可能に取り付けるスライド機構であって、
    前記スライド機構は、前記装置本体部と蓋部の一方に設けられているレール部と、他方に設けられて前記レール部が係合するレールガイド部と、を備え、
    前記レール部は、金属板製の第1のベースプレートの両側部に樹脂によりアウトサート成形され、
    前記レールガイド部は、金属板製の第2のベースプレートにリベットにより取付けられていることを特徴とする携帯情報端末装置のスライド機構。



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